JPH0495322A - ガス遮断器 - Google Patents

ガス遮断器

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JPH0495322A
JPH0495322A JP2205003A JP20500390A JPH0495322A JP H0495322 A JPH0495322 A JP H0495322A JP 2205003 A JP2205003 A JP 2205003A JP 20500390 A JP20500390 A JP 20500390A JP H0495322 A JPH0495322 A JP H0495322A
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arc
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gas
gas circuit
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JP2205003A
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Masanori Tsukushi
正範 筑紫
Takeshi Hashimoto
橋本 斌
Minoru Sato
稔 佐藤
Yukio Kurosawa
黒沢 幸夫
Kunio Hirasawa
平沢 邦夫
Fumimasa Endo
奎将 遠藤
Tokio Yamagiwa
山極 時生
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Hitachi Ltd
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    • H01H33/70Switches with separate means for directing, obtaining, or increasing flow of arc-extinguishing fluid
    • H01H33/7015Switches with separate means for directing, obtaining, or increasing flow of arc-extinguishing fluid characterised by flow directing elements associated with contacts
    • H01H33/7023Switches with separate means for directing, obtaining, or increasing flow of arc-extinguishing fluid characterised by flow directing elements associated with contacts characterised by an insulating tubular gas flow enhancing nozzle
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    • HELECTRICITY
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    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H33/00High-tension or heavy-current switches with arc-extinguishing or arc-preventing means
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ガス遮断器に係り、特に大電流遮断時に可動
電極及び固定電極間に発生するアークにSFsガス等の
消弧性ガスを吹き付は消弧させるためのアーク発生部近
傍に配置された高耐電圧特性の絶縁ノズルを備えたガス
遮断器に関する。
〔従来の技術〕
近年、電力需要の増大と共に、電力機器の高電圧、大電
流化が要求されている。一方、電力系統の最終保護機器
であるガス遮断器においては、その遮断性能を決定する
絶縁ノズルの高耐電圧特性が強く要求されている。
この要求に対して、近年の気流解析等の解析技術の進展
により、従来と異なる新しいノズルの構造が提案されて
いる。
この種のノズル構造としては、例えば特開昭60−21
8722号公報に示されているように、ノズルのスロー
ト部下流側に、消弧性ガスの流れ方向に沿う類テーバ部
とこれに交差する逆テーパ部とにより高圧ガス領域空間
を形成し、この空間位置を固定電極が抜けるまでは、固
定電極の先端部が高圧ガス領域となることにより、耐電
圧性能を高めることを可能としたものである。
一方、ノズルの内部耐アーク性を強化する対策として、
例えば特開昭57−210507号公報に示されるよう
に、ノズル材の弗素樹脂中に窒化ほう素(B N)を充
填材として20容量%含有するものがある。
〔発明が解決しようとする課題〕
前述した特開昭60−218722号公報に記載されて
いるノズルにおいては、その明細書中に記述されている
ように、逆テーパ部の形状、スロート部の径寸法の設定
が、絶縁的遮断性能に大きく影響することが、実験的に
も、解析的にも明らかにされている。
一方、この種のノズルにおいて、内部耐アーク性を強化
するために、特開昭57−210507号公報の如く、
ノズル材に窒化ほう素を充填することが必要になるが、
この場合、ノズルの内部にアークのエネルギー線がどの
程度侵入するか否かについて配慮されておらず、ノズル
の表面でのアークのエネルギーの吸収が大きくなる部分
が存在する。その結果、アークの表面消耗が大きくなる
欠点があり、前記したノズル構造においては、逆テーパ
部の形状9寸法が消耗により変化し、本来の性能が大電
流多数回遮断後、発揮できなくなる問題があった。
本発明の目的は、高耐電圧を有し、且つ大電流遮断後も
消耗変形による性能の低下しないノズル構造を持つガス
遮断器を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記、目的を達成するために、固定電極と可動電極との
間に発生するアークに、消弧性ガスを吹き付けるための
絶縁物からなるノズルを備え、前記ノズルは、一方の電
極が出入りするスロート部とその下流側に設けた末広部
とを有するガス遮断器において、前記ノズルの末広部に
、アークのエネルギー強度反射率を高めるテーパ部を設
け、前記ノズルは弗素樹脂絶縁物に窒化ほう素粉束を充
填材として15容量%以下充填したものである。
〔作用〕
固定電極と可動電極との開離によって、これらの電極間
に発生するアークからその径方向に放射されるエネルギ
ー線は、ノズルのスロート部下流に設けたテーパ部によ
り、エネルギー線のノズル内部への侵入量を減少させる
ことができる。その結果、窒化ほう素の充填量を減少さ
せることができ、このようにしても、従来と同程度の内
部耐アーク性を維持することができる。また、窒化ほう
素の充填量の減少により、ノズルの消耗による表面変形
を抑制し得るので、ノズルの新品時における性能を大電
流多数回遮断後も発揮することができる。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図面により説明する。
第1図は本発明のガス遮断器の一実施例を示すもので、
この図において、1は固定電極、2は可動電極で、固定
電極lと対向して接離可能に配置されている。3は可動
電極2に連結した駆動軸、4は駆動軸3を摺動可能に支
持する固定ピストン、5は固定ピストン4を覆うように
駆動軸3に設けた可動シリンダ、6は固定ピストン4と
可動シリンダ5とによって画成されたシリンダ室、7は
可動シリンダ5の可動電極側端部に形成された開口、8
は可動シリンダ5に設けられたノズルで、このノズル8
はシリンダ室6から開ロアを通して排出される消弧性ガ
スを、電極1,2間で発生しているアーク9に吹き付け
る働きをなす。このノズル8は可動電極2の移動に伴っ
て固定電極1に微少すき間を介して挿嵌されるスロート
部10と、このスロート部10の下流側においてアーク
のエネルギー強度反射率を高めるために、消弧性ガスの
流れ方向に沿う第1のテーパ部11と、この第1のテー
パ部11と交差する第2のテーパ部12と、これにつら
なる末広部13とを備えている。このノズル8は絶縁体
とするために、弗素樹脂によって構成されていると共に
、後述するように窒化ほう素(B N)が添加されてい
る。
次に、前述した第1のテーパ部11と第2のテーパ部1
2とによるアーク9のエネルギー線14の反射状態を第
2図を用いて説明する。第2図において、第1のテーパ
部11とノズル中心線とのなす角度をθとすると、アー
ク9からのエネルギー線14は、第1のテーパ部11に
より、ノズル8内部へのエネルギー線14Aと第1のテ
ーパ部11で反射されるエネルギー線14Bとになる。
このときのエネルギー線の強度反射率Ioは一般的に次
の(1)式および(2)式で表わされる。
但し、K:定数 但し、El :ガスの誘電率 ε2:ノズルの誘電率 そして、前記(1)式および(2)式にもとづいて、ア
ークエネルギー線の強度反射率Ioの相対値I(P、U
、)とテーパ部の角度θとの関係を第3図に示す。この
第3図に示すアークエネルギー線の強度反射率の特性は
、窒化ほう素の充填量が0%の場合であり、テーパ部の
角度θが零のときのアークエネルギー線の強度反射率を
1とすると、例えば、角度θが40’のときには、角度
θが零の場合に比べて2倍のアークエネルギー線の強度
反射率を得ることができ、同一のアークエネルギー線に
対して、ノズルの内部に入射するエネルギー線強度を半
分にすることができる。そして、第3図に示す特性曲線
に基づき、テーパ部の角度θは25゜〜45°に設定す
ることが望ましい。その設定理由を説明すると、テーパ
部の角度θが25゜のとき、そのエネルギー線強度反射
率は第3図より1.4 倍になるが、このようにエネル
ギー線強度反射率を1.4倍にすることにより、ノズル
8に入射するエネルギー線を定格遮断電流に対して、1
段階下げたものと同等以上の効果(例えば、50KA定
格を40KA定格へ下げた場合、50/4o弁x、3倍
)となるので、ノズル8の内部耐アーク性に対して性能
上の余裕を持たせることができる。一方、アークエネル
ギー線の反射強度の観点からは、テーパ部の角度θが大
きければ、大きい程良いが、角度θが大きすぎると、第
1のテーパ部11と第2のテーパ部12とで形成される
空間部でガスの渦流が発生し、この空間でのガス密度が
低下し、絶縁耐圧が低下する。このため、テーパ部の最
大角度は、気流解析の結果によると、45°以下である
以上の点より、テーパ部の角度θは25°から45°の
範囲内に設定することが望ましい。
次に、アークエネルギー線の反射強度と窒化ほう素充填
量との関係について述べる。
いま、ノズルへの窒化ほう素の充填量を増大させると、
ノズルの誘電率が増大する。一方、物質の誘電率の平方
根は、前述した(1)式および(2)式から明らかなよ
うに、物質の光屈折率に比例する。このことは、アーク
エネルギー線が同−入射角度で入射した場合に、物質の
誘電率が大きい程。
所謂窒化ほう素の充填量が多い程、大きく屈折して物質
の内部に入射することを意味している。そこで、ノズル
のテーパ部の角度θに対する窒化ほう素(B N)充填
量とアークエネルギー線の強度反射率との関係を、第4
図に示す。この第4図における縦軸の強度反射率は第3
図の角度0度の反射率を1としたときの相対値として示
しである。
この第4図から明らかなように、窒化ほう素の充填量が
10容量%程度までは、テーパ部11の角度θが25°
から45°の場合においても、第3図に示すように各角
度での強度反射率を維持するが、充填量が15容量%で
は強度反射率が若干下るが、前述した定格遮断電流の1
段階低減と同等の効果を維持することができる。しかし
ながら、充填量が20容量%になると、テーパ部の各角
度による強度反射率が低下しており、定格遮断電流に対
して、1段階低減と同等の効果を維持することができな
いことが分かる。すなわち、窒化ほう素の充填量を15
%容量以下にすることにより、テーパ部の各角度におけ
る強度反射率を維持することができる。
さらに、ノズルの表面消耗量について速入ると、円筒状
のテストピースを製作し、内部で10kApのアークを
0.5 サイクル(60Hz)点弧し、電極ギャップ長
10mnのときのノズル消耗量W(P、U、/kA −
S)を第5図に示す。この図から明らかなように、窒化
ほう素の充填量が15容量%以下では、消耗量に大差を
生じないが、特に、15容量%と20容量%とでは、消
耗量に大きな差を生じている。なお、窒化ほう素がO容
量%においても、消耗量が増大しているが、これはノズ
ルの内部耐アーク性が無くなるため、ノズルの内部での
ボイドの発生9表面の部分的剥離によるものである。
上記の消耗量の点を考慮すると、窒化ほう素の充填量は
5容量%から15容量%の範囲に設定することが望まし
い。
上述のように構成したことにより、ノズルのスロート部
10の下流側に設けた第1のテーパ部11と第2のテー
パ部とによって、固定電極の電界の大きい部分の表面に
絶えず、消弧性ガスを流すことができ、電流遮断後の過
渡絶縁耐力を維持することができると共に、第1のテー
パ部および第2のテーパ部の角度と窒化ほう素の充填量
との設定により、ノズルの内部耐アーク性を向上させ、
さらに消耗量を抑えることができる。その結果、進み小
電流遮断および大電流多数回遮断が可能な遮断器を提供
することができる。
上述した本発明の実施例においては、第6図に示すよう
に第1のテーパ部11および第2のテーパ部12の両端
の角度θ1.θ2について、特に区別せず述べたが、ど
ちらか、一方の角度θl、θ2のみを本発明の角度範囲
内に設定することでも効果は期待できる。すなわち第1
のテーパ部11又は第2のテーパ部12での内部耐アー
ク性が増大すれば、絶縁的遮断性能はその面において向
上する。又、このような設定により、テーパ部の角度θ
1.θ2の設定自由度が増大し、固定電極へのガス流制
御の観点からの角度設定が容易となる。
また、本発明においては、第6図に示したように、第1
および第2のテーパ部を複数組以上設けることも可能で
あり、この場合においても、前述した角度の設定は、全
く同様である。
更に、本発明においては、ノズル8のスロート部10で
は、テーパ部に比べてアークエネルギー線の入射量が多
いので、この部分はBN充填量を20%とし、この部分
の内部耐アーク性を増大させ、消耗による表面変形を抑
制することも可能である。
〔発明の効果〕
本発明によれば、ノズルのスロート部下流側に設けるテ
ーパ部の角度と、窒化ほう素充填量を規定することによ
り、内部耐アーク性に優れ、且つ、従来より、大電流多
数回遮断後の消耗によるノズル表面形状の変形の無い高
耐電圧のノズルを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明のガス遮断器の一実施例を示す縦断面
図、第2図は第1図に示される本発明の一実施例におけ
るノズルのテーパ部を拡大して示す断面図、第3図は本
発明におけるガス遮断器のノズルのテーパ部の角度とア
ークエネルギー線の強度反射率との関係を示す特性図、
第4図は本発明における窒化ほう素充填量とアークエネ
ルギー線の強度反射率との関係を示す特性図、第5図は
本発明における窒化ほう素充填量とノズルの消耗量との
関係を示す特性図、第6図は本発明のガス遮断器におけ
るテーパ部の他の例を示す断面図である。 1・・固定電極、2・・・可動電極、3・・・駆動軸、
4・・・固定ピストン、5・・・可動シリンダ、6・・
・シリンダ室、7・・・開口、8・・・ノズル、9・・
・アーク、10・・・スロート部、11・・・第1のテ
ーパ部、]2・・・第2第 図 テ一バ部角度θld+4) 第 図 8NN制帽1容II)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、固定電極と可動電極との間に発生するアークに、消
    弧性ガスを吹き付けるための絶縁物からなるノズルを備
    え、前記ノズルは、一方の電極が出入りするスロート部
    とその下流側に設けた末広部とを有するガス遮断器にお
    いて、前記ノズルの末広部に、アークのエネルギー強度
    反射率を高めるテーパ部を設け、前記ノズルは弗素樹脂
    絶縁物に窒化ほう素粉末を充填材として15容量%以下
    充填したことを特徴とするガス遮断器。 2、請求項1記載のガス遮断器において、前記テーパ部
    はスロート部の下流側に複数個設けたことを特徴とする
    ガス遮断器。 3、請求項1または2記載のガス遮断器において、前記
    テーパ部は、消弧性ガスの流れ方向に沿う第1のテーパ
    部と、この第一のテーパ部と交差する第2のテーパ部と
    で構成したことを特徴とするガス遮断器。 4、請求項3記載のガス遮断器において、前記第1のテ
    ーパ部とノズル中心軸とのなす角度または第2のテーパ
    部とノズル中心軸とのなす角度のいずれか一方を25゜
    〜45゜の間に設定したことを特徴とするガス遮断器。 5、固定電極と可動電極との間に発生するアークに、消
    弧性ガスを吹き付けるための絶縁物からなるノズルを備
    え、前記ノズルは、一方の電極が出入りするスロート部
    とその下流側に設けた末広部とを有するガス遮断器にお
    いて、前記ノズルの末広部に、その内側から内部に侵入
    するアークエネルギーを抑止するテーパ部を設け、前記
    ノズルの誘電率を消弧性ガスのそれよりも大きくしたこ
    とを特徴とするガス遮断器。
JP2205003A 1990-08-03 1990-08-03 ガス遮断器 Pending JPH0495322A (ja)

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