JPH0495093A - ベンゾピラノ〔2,3―b〕ピリジン誘導体の製造方法 - Google Patents

ベンゾピラノ〔2,3―b〕ピリジン誘導体の製造方法

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JPH0495093A
JPH0495093A JP20801390A JP20801390A JPH0495093A JP H0495093 A JPH0495093 A JP H0495093A JP 20801390 A JP20801390 A JP 20801390A JP 20801390 A JP20801390 A JP 20801390A JP H0495093 A JPH0495093 A JP H0495093A
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JP
Japan
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formula
compound
benzopyrano
reaction
aluminum isopropoxide
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JP20801390A
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Yoshihide Niimoto
新本 善英
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YODOGAWA SEIYAKU KK
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YODOGAWA SEIYAKU KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 で表わされる5−オキソ型化合物から式■で表わされる
化合物を製造するために用いられる反応としては、従来
、この種のすキソ型化合物を還元する還元反応として、 (1) Bouveault−Blanc還元(2) 
l1lolff−Kishner還元(3) CIam
mensen遺元 (4)接触水素化還元 が考えられ、試みられ工いるが、これらの還元による方
法では、副反応物が生成するために、目的の化合物は極
く黴か得られるか、全く得られないかであった(中西美
智夫他、薬学雑誌9699(1976)参照)。また、
式■の化合物をアルミニウムイソプロポキシドの存在下
、イソプロピルアルコールと加熱するか、又は水素化ホ
ウ素ナトリウムで還元して、弐■で表わされる化合物と
し、 (式中Rは、水素又はイソプロピル基を示す)次いで弐
■の化合物を酸の存在下、イソプロピルアルコール等と
加熱するか、接触水素化還元する方法も知られているが
、この方法も2工程を経なければならない方法である(
特公昭57−58353号公報参照)。
〔発明の開示〕
本発明者らは、式■で表わされる化合物から、式■で表
わされる化合物を効率良く得る方法につき、鋭意、研究
を重ねた結果、式Hで表わされる化合物を4倍モル以上
のアルミニウムイソプロポキシドとともに、145〜2
00℃の温度で処理することにより、高収率で式■の化
合物が得られることを見出した。
本発明は、かかる知見に基づいてなされたものである。
すなわち、本発明は、式■ (R1およびR1は、それぞれ、同−又は異なって水素
原子又は低級アルキル基を意味する)で表わされる化合
物を4倍モル以上のアルミニウムイソプロポキシドとと
もに、145〜200℃にて処理することを特徴とする
式I (R1およびR”lt、前記の意味を有する)で表わさ
れる化合物の製造方法を提供するものである。
本発明方法において、上記のアルミニウムイソプロポキ
シドは、弐■の化合物に対して、計算量を超える量であ
る4倍モル以上の量で用いられるが、このことは、本発
明方法における重要な特徴の一つである。アルミニウム
イソプロポキシドは、この量以下の使用量において使用
すると反応が充分に進行しない。
また、本発明方法においては上記の反応温度は、145
〜200℃、好ましくは150〜155℃の温度範囲に
あることが重要な特徴の一つである。反応温度がこの温
度範囲の外にあると、反応が充分に進行しないか、また
は、副反応が起り、高い収率は望めない。反応時間は、
反応温度が150〜155℃程度の場合では、通常約8
時間であり、これより反応温度を高くした場合は、8時
間より短くてよい。
反応混合物力゛1ら目的化合物を抽出する場合に使用す
る溶媒の例としては、トルエン、クロロホルムおよび塩
化エチレンなどがあげられる。
好ましい抽出用溶媒はトルエンである。
抽出操作は、使用した抽出用溶媒の沸点に応じて、適当
な温度まで冷却して行なう。この場合、反応混合物を5
0℃以下まで冷却すると反応混合物が固化し、抽出操作
を困難にする。
抽出液から目的化合物を採取するには、抽出液をアルカ
リ水溶液に加えて、抽出液中に在るアルミニウムイソプ
ロポキシドを分解させ、この分解により生成したアルミ
ニウムの無機塩を炉別した後、炉液を水洗し、濃縮し、
得られた濃縮物を四塩化炭素等の溶媒で精製する。
本発明方法の出発物質である式■の化合物は、2−クロ
ロニコチン酸とフェノールとから、J、 Chew、、
 Soc、、 1952.2057−2062に記載さ
れた方法によって得られる。
次に、実施例を掲げ、本発明を具体的に説明する。
実施例 5H,CI)ベンゾピラノ(2,3−b)ピリ
ジンの製造 反応容器に、5−オキソ−5H−C1〕ベンツヒラ/ 
[2,3−b)ピリジン39.4g (0,200mo
l ドア ルミニウムイソプロポキシド163.4g(
0,800moff)とイソプロピルアルコール10Q
+12とを入れ、充分に、混合し、150℃まで昇温さ
せた後、150〜155℃にて8時間反応させる。反応
混合物を90℃附近まで冷却した後、トルエン2旧iQ
を用いて、反応液を希釈する。95%苛性ソーダ33.
79(0,800麗o(2)を水200++12に溶か
した液の中に、上記の希釈した反応液を、1時間かけて
室温にて滴下し、1時間、同温度にて撹拌する。次いで
、副生じたアルミニウムの無機塩を炉別し、水層を分離
後、トルエン層を水200m11で洗浄した後、濃縮し
、四塩化炭素にて精製する。融点87〜87℃の5H−
(1)ベンゾピラノ(2,3−b)ピリジン21.2g
(収率57.8%)を得た。
特許出願人 、淀川製薬株式会社

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 式II ▲数式、化学式、表等があります▼II (R^1およびR^2は、それぞれ、同一又は異なって
    水素原子又は低級アルキル基を意味する) で表わされる化合物を4倍モル以上のアルミニウムイソ
    プロポキシドとともに、145〜200℃にて処理する
    ことを特徴とする式 I ▲数式、化学式、表等があります▼ I (R^1およびR^2は、前記の意味を有する)で表わ
    される化合物の製造方法。
JP20801390A 1990-08-08 1990-08-08 ベンゾピラノ〔2,3―b〕ピリジン誘導体の製造方法 Pending JPH0495093A (ja)

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