JPH049489Y2 - - Google Patents

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JPH049489Y2
JPH049489Y2 JP13825787U JP13825787U JPH049489Y2 JP H049489 Y2 JPH049489 Y2 JP H049489Y2 JP 13825787 U JP13825787 U JP 13825787U JP 13825787 U JP13825787 U JP 13825787U JP H049489 Y2 JPH049489 Y2 JP H049489Y2
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gas
hole
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vent hole
plug
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は、空気抜きあるいは漏洩検査を容易
に行うことができるガスコツクに関する。
[従来の技術] 最近、ガスの使用器具が1つだけ、例えば給湯
器だけであるワンルームマンシヨンが増えつつあ
る。このようなワンルームマンシヨンにおいて
は、ガスメータを給湯器とをねじ結合されるガス
コツクを介して接続している。ところがそのよう
にした場合には、ゴムホースを接続するためのホ
ースコツクが設置されないため、従来ホースコツ
クを介して行つていた空気抜き(エアパージ)、
ガス圧検査あるいは漏洩検査ができなくなつてし
まうという問題があつた。
そこで、本件の出願人の一方は、エアパージお
よびガス圧検査を容易に行うことができるガスコ
ツクを先に出願(実願昭62−106067号)した。こ
の先の出願に係るガスコツクは、第3図および第
4図に示すように、内部に中心線を一致させた流
入路11および流出路12とが形成されるととも
に、これら流入路11と流出路12との間にそれ
らと直交する栓挿入孔(栓挿入部)13が形成さ
れたコツク本体1と、内部に外周面の一側から他
側まで延びるガス通路21を有し、栓挿入孔13
に回動可能に挿入された栓体2とを備え、ハンド
ル3によつて栓体2を回動させることにより、流
入路11と流出路12とがガス通路21を介して
連通した開状態とし、それらが栓体2によつて遮
断された閉状態とに切り換えられるものである。
また、このガスコツクにおいては、コツク本体
1の一側部の外面に、その外面に対して直交する
方向に突出する突出部14が形成されるととも
に、突出部14の先端面から栓挿入孔13の内面
に至る空気抜き孔15が形成される一方、栓体2
には、その外周面からガス通路21の内面へ至る
流出孔22が形成されている。この流出孔22
は、栓体2が閉位置に位置しているときには流出
路12側を向いているが、開位置に位置している
ときには空気抜き孔15と連通するようになつて
いる。したがつて、第5図に示すように、栓体2
を開位置に位置させることにより、ガス通路21
および流出孔22を介して空気抜き孔15から配
管内の空気をぬくことができる。また、開状態に
おいて、突出部14に嵌め込まれたゴムホース等
のガス管Gを介して空気抜き孔15に圧力計(図
示せず)を接続することにより、ガス圧の検査を
行うことができ、さらにその状態でガスメータ側
の元栓を閉じ、所定時間経過後、ガス圧の低下が
あるか否かを検出することにより、ガスが漏れの
有無を検査することができる。
なお、空気抜き完了後は、空気抜き孔15にパ
ツキン4およびOリング5を介して止め栓6をね
じ込んで固定することにより、空気抜き孔15か
らガスが漏れるのを防止される。
[考案が解決しようとする問題点] ガスコツクは、通常、第5図に示すように、流
入路11および流出路12の中心線を壁面Wと平
行に、かつ壁面Wに近接して配置される。しか
も、流入路11は配管の上流側に接続され、流出
路12は配管の下流側に接続されるものであり、
それぞれの接続方向が決められている。このた
め、上記のガスコツクにおいては、空気抜き孔1
5が壁面W側を向いた状態で配置せざるを得ない
場合がある。このような場合には、止め栓6の着
脱および突出部14に対するガス管Gの接続が困
難になり、ひいてはエアパージまたはガス圧検出
および漏洩検査を行うことが非常に困難になると
いう問題があつた。
[考案の目的] この考案は、上記問題を解決するためになされ
たもので、空気抜き孔が壁面側を向くようにして
配置されたとしてもエアパージまたはガス圧検査
および漏洩検査を容易に行うことができるガスコ
ツクを提供することを目的とする。
[考案の構成] この考案は、上記の目的を達成するために、単
にエアパージ用の空気抜き孔を形成するのみなら
ず、コツク本体の一側部の外面に、その外面に対
して一方の端部がほぼ直交し、かつ内部が空気抜
き孔に連通された略L字状をなす管体を、その一
方の端部の中心線を中心にして回動可能に設けた
点を構成上の主特徴とするものである。
[実施例] 以下、この考案の一実施例について第1図およ
び第2図を参照して説明する。
これらの図に示す実施例においては、空気抜き
孔15の栓挿入孔13側端部に空気抜き孔15よ
り大径の座ぐり孔部16が形成されている。この
座ぐり孔部16を形成することにより、栓挿入孔
13の内周面における空気抜き孔15から流入路
11または流出路12までの周方向の距離が狭く
なされ、いずれもW1とされている。一方、栓体
2のガス通路21の各開口部の幅はいずれもW2
とされている。そして、これらW1とW2とは、
W1<W2に設定されている。したがつて、第1図
に示すように、全開状態および全閉状態において
は、空気抜き孔15が栓体2により流入路11お
よび流出路12に対して遮断されるが、第2図に
示すように、半開状態においては、ガス通路21
の一方の開口部の周方向における一端部が流入路
11と対向し、他端部が座ぐり孔部16と対向す
る。この半開状態において、ガス通路21と他方
の開口部の周方向の一端部が流出路12と対向す
る。したがつて、空気抜き孔15は、ガス通路2
1を介して流入路11および流出路12と連通す
ることになる。
なお、空気抜き孔15をガス通路21と直接連
通させたことにより、この実施例のガスコツクに
おいては、前述した先の出願のガスコツクにおけ
る栓体の流出孔が形成されていない。
また、突出部14には、管体7が回動自在に設
けられている。この管体7は、略L字状をなすも
ので、基部71とこの基部71に対して略直交す
る方向に延びる取付部72とから構成されてい
る。また、管体7の内部には、基部71の端面か
ら基部71に沿つて延びる横孔73と、取付部7
2の端面から取付部71に沿つて延び、横孔73
と交叉する縦孔74が形成されている。そして、
横孔73に突出部14が回動可能に嵌め込まれる
ことによつて、管体7が突出部14に回動可能に
取り付けられている。
なお、図中符号8は横孔73と突出部14との
間の気密性を保持するためのOリング、符号9は
管体7が突出部14から抜け出るのを防止するた
めの止め輪、符号10は管体7を突出部14に固
定するための止めねじである。
また、縦孔74には、その開口部側から順に、
小径孔部74aと、小径孔部74aより大径の弁
孔部74bと、弁孔部74aより大径の大径孔部
74bとが形成されている。小径孔部74aに
は、弁体75が摺動自在に設けられている。この
弁体75の一端部は小径孔部74aを貫通し、弁
孔部74bに達している。この弁孔部74bと対
向する一端部外周には、Oリング76が装着され
ている。このOリング76は、弁孔部74bの内
周に密接するとともに、弁体75がコイルばね7
7によつて縦孔74の内部側から開口部側へ向か
つて押圧されることにより、弁孔部74bと小径
孔部74aとの間の段差部74dに密接し、これ
によつて弁孔部74bと弁体75との間の気密性
を保持するものである。また、弁体75には、一
端が管体7から突出した端面に開口し、他端が小
径孔部74aと対向する弁体75の外周面に開口
するパージ孔75aが形成されている。このパー
ジ孔75aが開口する弁体75の外周面には、パ
ージ孔75aより幅の広い環状溝75bが形成さ
れている。この環状溝75bは、弁体75がコイ
ルばね77に抗して移動し、Oリング76が弁孔
部74bから離間して縦孔74と弁体75との間
が開放された際に、弁孔部74bと対向するよう
にその位置が設定されている。
なお、管体7から突出した弁体75の端部には
取付部72と同径の頭部75cが形成されてお
り、この頭部75cが管体7に突き当たるまで弁
体75をコイルばね77に抗して移動させると、
Oリング76が弁孔部74bから離間するように
なつている。また、不慮の事故による弁体75の
移動を阻止するために、頭部75cと管体7との
間には、略C字状をなす安全リング78が装着さ
れている。
上記構成のガスコツクにおいて、エアパージを
行う場合には、栓体2を第2図に示す半開状態に
位置させ、空気抜き孔15を流入路11および流
出路12と連通させる。次に、安全リング78を
外し、弁体75の頭部75cを押圧することによ
り弁体75を移動させる。このとき、管体7を適
宜回動させることにより、頭部75cを操作し易
い方向に向けることができ、しかも、頭部75c
を、壁面Wと直交する方向に押圧することなく、
壁面Wに沿つて押圧するものであるから、頭部7
5cを容易に押圧することができる。そして、頭
部75cが管体7に突き当たるまで押圧すると、
Oリング76が弁孔部74bから離間するととも
に、パージ孔75aが環状溝75b、縦孔74お
よび横孔73を介して空気抜き孔15と連通し、
パージ孔75aから配管内の空気を抜くことがで
きる。
また、ガス圧検査を行う場合には、まず安全リ
ング78を取り外す。次に、圧力計に接続された
ゴムホース等のガス管Gを取付部72の外周に頭
部75c側から嵌め込む。このとき、エアパージ
の場合と同様に、ガス管Gを嵌め込み易い方向に
取付部72を回動させ、しかもガス管Gを壁面に
沿つて嵌め込むものであるから、ガス管Gを容易
に嵌め込むことができる。ガス管Gを取付部72
に嵌め込むと、頭部75cの外径が取付部72の
外径とほぼ同径であるから、頭部75cはガス管
G内に入り込むとともに、ガス管Gとの摩擦抵抗
によつて押圧され、管体7に突き当たる。この状
態で、栓体2を半開位置に位置させ、パージ孔7
5aを流入路11および流出路12と連通させ
る。これによつてガス圧の検査を行うことができ
る。さらにこの状態で、上流側の元栓を閉じ、一
定時間経過後に、ガス圧低下の有無を検出すれ
ば、ガス漏れの検査を行うとができる。
なお、上記の実施例においては、栓体2として
テーパ状をなすものを用いているが、円柱状また
は球状のものを用いてもよい。その場合、栓挿入
孔13をストレート孔状または球状にすべきこと
は勿論である。また、縦孔74の開口部に弁体7
5を設けているが、この弁体75に代えて先の出
願のガスコツクにおける止め栓と同様の止め栓を
ねじ込むようにしてもよい。さらに、上記の実施
例においては、空気抜き孔15をガス通路21に
直接連通させているが、先の出願のガスコツクに
おけるように流出孔を介して連通させてもよい。
また、空気抜き孔15を少なくとも流入路11と
連通させればエアパージ、ガス圧検査および漏洩
検査を行うことができる。
[考案の効果] 以上説明したように、この考案のガスコツクに
よれば、単にエアパージ用の空気抜き孔を形成す
るのみならず、コツク本体の一側部の外面に、そ
の外面に対して一方の端部がほぼ直交し、かつ内
部が空気抜き孔に連通された略L字状をなす管体
を、その一方の端部の中心線を中心にして回動可
能に設けたものであるから、空気抜き孔が壁面側
を向くようにして配置されたとしてもエアパー
ジ、ガス圧検査および漏洩検査を容易に行うこと
ができるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図はこの考案の一実施例を示
すもので、第1図はその閉状態を示す平断面図、
第2図はその半開状態を示す平断面図、第3図な
いし第5図は先の出願に係るガスコツクを示すも
ので、第3図はその縦断面図、第4図は閉状態を
示す第3図の−線矢視断面図、第5図は開状
態を示す第4図と同様の図である。 1……コツク本体、2……栓体、7……管体、
11……流入路、12……流出路、13……栓挿
入孔(栓挿入部)、15……空気抜き孔、21…
…ガス通路、73……横孔、74……縦孔、75
……弁体。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 内部に、ガスの流入路および流出路が形成され
    るとともに、これら流入路と流出路との間に栓挿
    入部が形成されたコツク本体と、内部を貫通する
    ガス通路を有し、前記コツク本体の栓挿入部に回
    動可能に挿入された栓体とを備え、前記栓体が回
    動されることにより、前記流入路と流出路とが前
    記ガス通路を介して連通された開状態と、前記流
    入路と流出路とが栓体によつて遮断された閉状態
    とに切り換えられるガスコツクにおいて、前記コ
    ツク本体の一側部にその外面から前記栓挿入部の
    内面に至り、前記ガス通路を介して少なくとも前
    記流入路と連通される空気抜き孔を形成するとと
    もに、前記コツク本体の一側部の外面に、その外
    面に対して一方の端部がほぼ直交し、かつ内部が
    前記空気抜き孔に連通された略L字状をなす管体
    を、その一方の端部の中心線を中心にして回動可
    能に設けたことを特徴とするガスコツク。
JP13825787U 1987-09-11 1987-09-11 Expired JPH049489Y2 (ja)

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