JPH0493435A - 屋根の通気断熱構造 - Google Patents

屋根の通気断熱構造

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JPH0493435A
JPH0493435A JP21330990A JP21330990A JPH0493435A JP H0493435 A JPH0493435 A JP H0493435A JP 21330990 A JP21330990 A JP 21330990A JP 21330990 A JP21330990 A JP 21330990A JP H0493435 A JPH0493435 A JP H0493435A
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JP
Japan
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roof
insulation
ventilation
eaves
hot air
Prior art date
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Application number
JP21330990A
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English (en)
Inventor
Hatsuo Fujita
藤田 初雄
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NISHI NIPPON DAIWA HOUSE HANBAI KK
Original Assignee
NISHI NIPPON DAIWA HOUSE HANBAI KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、家屋の屋根の通気断熱構造に関する。
〔従来の技術〕
近年、小屋裏の存効利用を図るため、屋根裏の通気構造
か種々提案されている。例えば、実開平1−14842
3、実公平1−38181かある。実開平1−1484
23号は、垂木間に樋状体を嵌合し、該樋状体の下に断
熱材を介挿すると共に垂木上に野地板を敷設した構成か
らなり、樋状体と野地板間を通気部としたものである。
また実公平1−38181は、縦桟の上に屋根板を張っ
た屋根パネルを縦桟と母屋桁の間に通気路を形成し、前
記母屋桁の上に所定の勾配で敷設した構成からなる。
〔発明か解決しようとする課題〕
しかしながら上記従来の構成では、例えば、実開平1−
148423号では、建築の際に、まず、垂木間に断熱
材を介挿し、次いでこれを固定し、その上に、樋状体を
垂木にまたがらせて施工する等、非常に作業工数を要す
るものてあり、作業性か著しく悪いという欠点かある。
又、通常垂木の表面は粗面なので樋状体の嵌合部や断熱
材の配設部に間隙ができ、この間隙から暖気や冷気が出
入し、断熱効率を著しく下げるという欠点かある。
実公平1−38181は、グラスウール等の断熱材を天
井に直接敷設するので、敷設に手間を要し作業効率が悪
く、かつ、敷設斑か生じ、その結果断熱効果に斑を生じ
ることになり、全体として断熱効果を下げる欠点がある
。また、グラスウールや類似の断熱材は時間か経つにつ
れ、下方へ重積していくので時か経つにつれ、断熱効率
かおちるという欠点かあった。また、いずれも軒先部や
軒桁と垂木や断熱材との間の間隙の断熱効果か不十分な
ため、満足のいく屋根の通気断熱効果か得られなかった
更に、夏期、瓦は太陽光線で加熱され、瓦表面は80°
C以上になることもあるか、この熱か前記間隙や、敷設
斑から小屋裏へ伝わるのを有効に防止することかできず
、小屋裏の暑苦しさを解消することか不可能であった。
また結露による建材の被害を防ぐこともてき難かった。
更に、軒桁と垂木間の空隙部から軒先の高温の空気や湿
気の流入を阻止することかできず、家屋の冷暖房効率を
妨げていた。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、 (1)母屋に並設された、垂木と断熱材とか一体化され
上部表面に通気部か形成された断熱野地パネルと、垂木
間に所定間隔を開けて横架された横桟と、横桟の上部に
瓦等の屋根材か敷設されており、かつ、前記通気部は軒
先部に配設される断熱野地パネルに設けられた通気孔と
棟部の換気孔か連通した構造からなる屋根の通気断熱構
造であり、(2)少なくとも軒先部に配設される断熱野
地パネルの軒桁当接部に断熱材の底面か垂木の底面と画
一か膨出状に形成されている前記(1)に記載の屋根の
通気断熱構造からなる。
〔作用〕
本発明は上述の構成から次の作用を有する。
(1)  断熱材と垂木か一体に形成された断熱野地パ
ネルを使用するので、垂木と断熱材の間に空隙かなく、
高い断熱効果を発揮てきる。また、通気部の存在により
瓦等の屋根材の温度上昇による熱を、小屋裏へ伝熱せず
、従って、高い断熱効果を維持てきる。
(2)軒桁と断熱野地パネル間か密着しているので、照
り返し等により高温となった軒先の空気が小屋裏へ侵入
するのを防ぐことができ、更に、この空気を通気部を経
て換気口から外へ放出するので、小屋裏や軒先の断熱効
果を著しく高めることかできる。
(3)施工に当たっては、母屋の上に断熱野地パネルを
配設し、次いで、該断熱野地パネルの垂木間に横桟を横
架固定し、横桟の上の瓦を敷設するだけで、通気断熱構
造を育する強固な屋根を簡単に形成することかでき、極
めて作業性か高くかつ作業性か高い分安全性に優れたも
のである。
〔実施例〕
第1図は本発明の一実施例における屋根の通気断熱構造
の要部側面断面図であり、第2図はその施工時の要部斜
視図であり、第3図は屋根の要部断面図であり、第4図
は断熱野地パネルの斜視図である。
1は垂木、2は断熱材、3は垂木1と断熱材2か一体に
形成された断熱野地パネル、4は横桟、5は横桟に、載
設固定された瓦等の屋根材、6は軒桁、7は通気部、8
は軒先、9は換気孔、21は軒桁に当接し、軒桁と小屋
裏との通気を速断する断熱材の膨出部、22は軒先へ配
設された断熱野地パネル3の所定部に設けられた軒先8
と通気部7とを連通ずる通気口である。断熱材2はポリ
ウレタン等の有機系発泡材、又は軽量発泡コンク)−ト
等の無機系発泡材からなる。有機系発泡材の場合、発泡
材間に各種の充填剤、例えば長短のガラス繊維、ウィス
カー、マイカ等を混入したものや、発泡材の上下表面に
各種シートを張設したものでもよい。無機系発泡材の場
合、前記軽量発泡コンクリートの他育機系発泡体の破砕
物をコンクリートに混入したもの等でもよい。また、軒
先に配設される断熱野地パネルの断熱材2の表面、特に
通気孔22面には、透湿性のシート、例えばタイベック
シート(デュポン社製)等を全面に張設してもよい。屋
根からの漏水があった場合等に便利である。第4図(イ
)において、断熱野地パネル3の発泡材からなる断熱材
2の上面は、垂木の上面よりもhlが5〜50u1好ま
しくは15〜35−低く形成されている。5mm未満だ
と通気効率が乏しく、50叩以上だと垂木の高さか高す
ぎ不経済である。断熱材2の下面は、垂木の下面と面一
か、若干内側に設けられる。但し、軒桁6に配設される
断熱野地パネル3の下面は、第4図(ロ)の第4図(イ
)A−A線断面図に示すように、軒桁6との当接部を膨
出部21とし、h、を1−15mm好ましくは3〜10
mmの厚みとしてもよい。軒先と小屋裏との空気の流通
阻止を図るためである。尚、軒桁6が平滑な場合は、膨
出部21を設ける代わりに、断熱野地パネル3の下面の
垂木1と断熱材2を面−面としてもよい。この場合、断
熱野地パネル3と軒桁6の間にスペーサーを介装すると
、より小屋裏の断熱効果を図ることかできる。垂木1と
断熱材2は、一体に形成されている。一体化は、垂木1
間に、シート又は平板を上下に置き、そこに形成された
枠体内にポリウレタン等の自己接着性のある発泡材を注
入発泡させて一体化するか、あるいは、垂木1とあらか
じめ形成された断熱材2を接着剤で強固に接着する等の
作業で行われる。この場合、第4図(イ)に示すように
垂木1の形状を凸とし、段部で断熱材2を支持させ固着
するようにすると機械的強度の向上を著しく図ることか
でき好ましい。尚、この場合、垂木1を先に母家に配設
し、次いて垂木1間に断熱材2を落し込み固着してもよ
い。
通気孔22は、軒先部8の軒桁6の近傍の位置に設ける
のか好ましい。軒先に滞留する照り返し等で加熱された
空気を通気部7に円滑に逃がし、かつ、屋根部の空気を
換気孔9へ押し上げるドラフト効果を付与するためであ
る。尚、建築場所等により通気部7の高さか不足すると
きは、垂木1上面に更に板又は角材を継ぎ足してもよい
。また、寄せ棟や入母屋等に使用する場合、断熱野地パ
ネル3の上面を面一に形成し、その上にアスファルトル
ーフィング等の防水材を張設し、次いで、垂木1の上面
に板材等を打設固定し、その垂木部の上面と断熱材2の
高さり、を5〜50肛としてもよい。
以上のように構成された屋根の通気断熱構造について、
以下、その通気断熱機構について説明する。夏期等、太
陽熱により加熱された屋根材5の下の空気は、ドラフト
作用により、断熱野地パネル3と横桟4とで構成される
通気部7の傾斜にそって上昇し、棟部の換気瓦等の換気
孔9や屋根壁付部分に設けられた換気孔(図示せず)か
ら大気へ放出される。また、照り返しや、太陽で加熱さ
れた壁により加熱上昇し、軒先に滞留した暑い空気や、
壁断熱工法により壁部に設けられた通気部71からの湿
気を含んだ暑い空気は、軒先に配設された断熱野地パネ
ル3の断熱材2の膨出部21により、小屋裏への侵入を
阻害され、軒先部8に設けられた断熱材2の通気孔22
よりトラフト現象で通気部7を経て、前記換気孔9より
速やかに大気へ排出される。また、通気機構と断熱構造
を併用したので、小屋裏等の結露を有効に防止できる。
次に本発明の屋根の通気断熱構造の組み立てについて説
明する。
工法は、従来の軸組工法による組立てと同しものである
か、基本となる断熱野地パネル3は、屋根垂木1と断熱
材2、必要により設けられたアスファルトルーフィング
なとの防水シートや縦桟か一体化され一枚のパネルとな
っているので、棟を上げた後、該パネル3を、軒桁6、
母屋の上に隙間の生じないよう配置し、軒桁又は母屋、
棟木に固定するだけで野地、防水シート工事が完了する
この後、垂木に直角に横桟を所定の間隔て配置し、瓦を
葺き上げる。
C発明の効果〕 本発明は、以上の構成により、 ■屋根桟か加熱されると、横桟と断熱野地パネルの間に
設けられた通気部を通して、換気孔から加熱された空気
か排出されるので、小屋裏の断熱効果をより促進するこ
とができ、家屋の冷暖房効率を著しく高めることか出来
た。
■断熱材と瓦等が直接接しないので、断熱材の耐久性を
向上させ、また、瓦等の屋根材の熱か小屋裏へ伝導し難
く、小屋裏の温度の上昇を防止する。
■断熱野地パネルの軒桁との当接部に膨出部か設けられ
ているので、従来、軒先部から侵入してきた加熱空気の
小屋裏への流入を防ぎ、より一層小屋裏の断熱効果を維
持できるようになった。
■軒先部の加熱空気を換気孔より速やかに大気へ排出す
るので、軒先を従来に比し、著しく低温化することか可
能となり、その結果、軒先の暑い空気か小屋裏や、室内
へ入るのを防ぐことかてき、快適な居住空間を提供でき
るようになった。
■断熱野地パネルのブロックを敷設後、横桟を垂木に横
架固定するたけて、通気断熱構造か形成されるので、極
めて建築作業性に富み、かつ、安全性に優れる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例における屋根の通気断熱構造
の要部側面断面図、第2図はその施工時の要部斜視図、
第3図は屋根の要部断面図、第4図は断熱野地パネルの
要部斜視図である。 lは垂木、2は断熱材、3は垂木と断熱材か一体に形成
された断熱野地パネル、4は横桟、5は瓦等の屋根材、
6は軒桁、7は通気部、8は軒先部、9は換気孔、21
は膨出部、22は通気口である。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)母屋に並設された、垂木と断熱材とが一体化され
    上部表面に通気部が形成された断熱野地パネルと、垂木
    間に所定間隔を開けて横架された横桟と、横桟の上部に
    瓦等の屋根材が敷設されており、かつ、前記通気部は軒
    先部に配設される断熱野地パネルに設けられた通気孔と
    棟部等の換気孔が連通した構造からなることを特徴とす
    る屋根の通気断熱構造。
  2. (2)少なくとも軒先部に配設される断熱野地パネルの
    軒桁当接部に断熱材の底面が垂木の底面と面一か膨出状
    に形成されていることを特徴とする第1項記載の屋根の
    通気断熱構造。
JP21330990A 1990-08-09 1990-08-09 屋根の通気断熱構造 Pending JPH0493435A (ja)

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