JPH03217543A - 野地パネル - Google Patents
野地パネルInfo
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- JPH03217543A JPH03217543A JP2010895A JP1089590A JPH03217543A JP H03217543 A JPH03217543 A JP H03217543A JP 2010895 A JP2010895 A JP 2010895A JP 1089590 A JP1089590 A JP 1089590A JP H03217543 A JPH03217543 A JP H03217543A
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Landscapes
- Load-Bearing And Curtain Walls (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
1).発明の目的
〔産業上の利用分野〕
本発明は、家屋の建築に使用する野地パネルに関する。
更に詳しくは、家屋の断熱効果を高め、建築作業性及び
安全性を大幅に向上させた野地パネルに関する。
安全性を大幅に向上させた野地パネルに関する。
従来、家屋の建築は、棟上げ後、垂木を打ち、次いで、
野地板を打設し、ルーフィング施工後、瓦の引掛桟を打
設するという手数のかかるものであった。また、その間
、雨や雪が降ると、建屋内部の床材や壁、柱等が雨曝し
になり、濡れてしまうという被害が避けられなかった。
野地板を打設し、ルーフィング施工後、瓦の引掛桟を打
設するという手数のかかるものであった。また、その間
、雨や雪が降ると、建屋内部の床材や壁、柱等が雨曝し
になり、濡れてしまうという被害が避けられなかった。
その上、野地板を張っても、隙間か多く、雨漏りにより
、構造材等の木材が濡れるという弊害があった。更に、
近年は、家屋の屋内の冷暖効率を上げるために、天井板
の上に、■50〜100IIImlのグラスウールを張
設したり、数10mmの厚さに発泡ポリスチレン球を敷
いたり、又、■屋根の野地板を張った後、垂木間と野地
板でできる凹所に一々、職人が適当大の発泡ボードを埋
設し、次いで垂木に該ボートの落下防止の板を打ちつけ
たりして行っていた。しかし、いずれの方法も作業に手
数を要するとともに、上記■のものは空隙が生じ、結局
天井板の隙間から、小屋裏の熱気や冷気が室内に入り込
み断熱効果の悪いものであった。これに対し、■の方法
は小屋裏と、居住区内に温度差が少ないため、■に比べ
、断熱効果は上がるが、しかし、現場施工という性質上
垂木と発泡ボード間の隙間が多くでき、そこから、屋根
からの冷気や、熱気が洩れてくるという欠点があった。
、構造材等の木材が濡れるという弊害があった。更に、
近年は、家屋の屋内の冷暖効率を上げるために、天井板
の上に、■50〜100IIImlのグラスウールを張
設したり、数10mmの厚さに発泡ポリスチレン球を敷
いたり、又、■屋根の野地板を張った後、垂木間と野地
板でできる凹所に一々、職人が適当大の発泡ボードを埋
設し、次いで垂木に該ボートの落下防止の板を打ちつけ
たりして行っていた。しかし、いずれの方法も作業に手
数を要するとともに、上記■のものは空隙が生じ、結局
天井板の隙間から、小屋裏の熱気や冷気が室内に入り込
み断熱効果の悪いものであった。これに対し、■の方法
は小屋裏と、居住区内に温度差が少ないため、■に比べ
、断熱効果は上がるが、しかし、現場施工という性質上
垂木と発泡ボード間の隙間が多くでき、そこから、屋根
からの冷気や、熱気が洩れてくるという欠点があった。
本発明は叙上の見地からなされたもので、垂木及び野地
板の打設を省き、建築の作業性や安全性を著しく高める
と共に、棟上げと同時に、建屋内の柱や、床材、壁等が
雨曝しになるのを防止すると共に、更に、雨漏りによる
被害を防ぎ、かつ、屋内の断熱効果を著しく向上させる
野地パネルを提供することを目的とする。
板の打設を省き、建築の作業性や安全性を著しく高める
と共に、棟上げと同時に、建屋内の柱や、床材、壁等が
雨曝しになるのを防止すると共に、更に、雨漏りによる
被害を防ぎ、かつ、屋内の断熱効果を著しく向上させる
野地パネルを提供することを目的とする。
2).発明の構成
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、叙上の目的を達成するため、次の構成からな
る。すなわち、長手方向の側面の一面又は両面に段部を
有する2以上の縦桟と横桟を直角に交差させてできた段
部を有する枠内に、平板を、各上面が、面−になるよう
に組合せ、一体化した野地パネルである。ここで、平板
は、厚手の面強度の高い樹脂板、ラワン合板等の木板か
、平板間に、ハニカムを、サントイッチ状に挟んだ積層
体、あるいは、発泡板又は/%ニカム補強した発泡板の
上下面の両面又は片面に平板を積層したものである。尚
、面一の上面に、シートを張設したもの、又は、面−の
上面に、引掛桟を縦桟と直角に、張設したものでもよい
。
る。すなわち、長手方向の側面の一面又は両面に段部を
有する2以上の縦桟と横桟を直角に交差させてできた段
部を有する枠内に、平板を、各上面が、面−になるよう
に組合せ、一体化した野地パネルである。ここで、平板
は、厚手の面強度の高い樹脂板、ラワン合板等の木板か
、平板間に、ハニカムを、サントイッチ状に挟んだ積層
体、あるいは、発泡板又は/%ニカム補強した発泡板の
上下面の両面又は片面に平板を積層したものである。尚
、面一の上面に、シートを張設したもの、又は、面−の
上面に、引掛桟を縦桟と直角に、張設したものでもよい
。
本発明は、叙上の構成から次の作用を有する。
すなわち、長手方向に段部を有する縦桟と横桟でできた
枠内に、平板が載置固定された野地パネルを母屋桁等に
打設する一工程で、従来手数を要した垂木の固設及びそ
れに続く野地板の打設が不要になり、建築の作業性及び
安全性が著しく向上するばかりでなく、棟上げと同時に
屋内が雨や雪で濡れるのを防ぐことができる。また、縦
桟と横桟の段部上に平板が緊密に載置固定されているの
で、隙間がなく、断熱効率が飛躍的に向上する。
枠内に、平板が載置固定された野地パネルを母屋桁等に
打設する一工程で、従来手数を要した垂木の固設及びそ
れに続く野地板の打設が不要になり、建築の作業性及び
安全性が著しく向上するばかりでなく、棟上げと同時に
屋内が雨や雪で濡れるのを防ぐことができる。また、縦
桟と横桟の段部上に平板が緊密に載置固定されているの
で、隙間がなく、断熱効率が飛躍的に向上する。
本発明の一実施例を図面により詳細に説明する。第1図
に本発明の野地パネルの斜視図を、第2図に第1図A−
A線の断面図を示す。
に本発明の野地パネルの斜視図を、第2図に第1図A−
A線の断面図を示す。
(1)は縦桟で、垂木を構成する。縦桟(1)の長手方
向の両側面に上下比略l:lの部分に、平板(3)を載
置し固定する段部(4)が、左右対象に設けられている
。(2)は横桟で、長手方向の両側壁に縦桟(1)と同
様の段部(4)が設けられ、縦桟(1)と直角に交差し
て相欠け継ぎで適宜間隔をあけて接着剤や釘等で固定さ
れている。段部(4)の幅は、平板の種類やその固定方
法により適宜選択されるが、本実施例では、接着剤で固
定したので、接着代分として、10am程度となってい
る。縦桟(1)と横桟(2)の段部(4)上に、面一を
形成するように硬質ウレタンフォーム板からなる平板(
3)が載置固定されている。平板(3)は、縦桟(1)
と横桟(2)でできた枠内に緊密に接着剤等で固定され
ている。尚、平板(3)が多少弾性を有する場合は、該
枠内に嵌合させてもよい。側面の段部(4)は、家屋の
立地条件や平板の種類により縦桟(1)の側面の上下比
が、l ’/ 9〜9/1のところで適宜選択するとよ
い。すなわち、北海道や沖縄等では断熱効果が厳しく要
求されることから、6/4〜9/1で厚手の発泡板等の
平板(3)か載置されることか好ましく、九州北部乃至
関東では6/4〜4/6で薄手の発泡板等の平板(3)
が載置されることが好ましい。野地パネルが屋根の最端
部用として使用される場合は、該パネルの端部を形成す
る縦桟(1)と横桟(2)の段部(4)は、枠形成面に
のみ設けるとよい。横桟(2)は、強度の関係から縦桟
(1)と同一の角材を用いたが、上面が面一を形成する
ものであれば高さは、段部(4)以上を有するものであ
ればよい。材質としては、縦桟(1)、横桟(2)は、
木製に限らず、ステンレス等でもよい。尚、小屋根や谷
の施工時には野地パネルをその形状にノコギリ等で切断
加工する必要があるので、木材の方が現場の施工の面で
好ましい。
向の両側面に上下比略l:lの部分に、平板(3)を載
置し固定する段部(4)が、左右対象に設けられている
。(2)は横桟で、長手方向の両側壁に縦桟(1)と同
様の段部(4)が設けられ、縦桟(1)と直角に交差し
て相欠け継ぎで適宜間隔をあけて接着剤や釘等で固定さ
れている。段部(4)の幅は、平板の種類やその固定方
法により適宜選択されるが、本実施例では、接着剤で固
定したので、接着代分として、10am程度となってい
る。縦桟(1)と横桟(2)の段部(4)上に、面一を
形成するように硬質ウレタンフォーム板からなる平板(
3)が載置固定されている。平板(3)は、縦桟(1)
と横桟(2)でできた枠内に緊密に接着剤等で固定され
ている。尚、平板(3)が多少弾性を有する場合は、該
枠内に嵌合させてもよい。側面の段部(4)は、家屋の
立地条件や平板の種類により縦桟(1)の側面の上下比
が、l ’/ 9〜9/1のところで適宜選択するとよ
い。すなわち、北海道や沖縄等では断熱効果が厳しく要
求されることから、6/4〜9/1で厚手の発泡板等の
平板(3)か載置されることか好ましく、九州北部乃至
関東では6/4〜4/6で薄手の発泡板等の平板(3)
が載置されることが好ましい。野地パネルが屋根の最端
部用として使用される場合は、該パネルの端部を形成す
る縦桟(1)と横桟(2)の段部(4)は、枠形成面に
のみ設けるとよい。横桟(2)は、強度の関係から縦桟
(1)と同一の角材を用いたが、上面が面一を形成する
ものであれば高さは、段部(4)以上を有するものであ
ればよい。材質としては、縦桟(1)、横桟(2)は、
木製に限らず、ステンレス等でもよい。尚、小屋根や谷
の施工時には野地パネルをその形状にノコギリ等で切断
加工する必要があるので、木材の方が現場の施工の面で
好ましい。
縦桟(1)の一端は、平板(3)を載置しない連結部(
5)であって、野地パネルと野地パネルを縦方向に連結
するためのものである。野地パネルの連結は、第3図の
野地パネル施工時の部分斜視図に示すように連結部(5
)(5’)を交互に重ね、縦桟(1)の下部の根太部同
士をボルトとナット等の通常の連結手段で行われる(図
示せず)。野地パネルは第3図からも解るように野地パ
ネルの使用位置を考慮し、連結部(5)を一端に有する
ものだけでなく、両端部に設けられたもの、及び両端に
全然設けられていないものの3種類を準備するのが適当
である。すなわち、連結部(5)を一端に有するものは
、棟部及び軒げた構成用として、両端に連結部(5)を
有するものは、棟部及び軒げた間の連結用として、連結
部(5)を有しないものは、差し掛け用として使用され
る。連結部(5)(5a)で形成される枠内には、別途
所定寸法に調整した平板(3)が、縦桟(1)等と面−
になるように緊密にはめ込まれ、必要により接着剤等で
固定される。段部(4)と(4a)の間には、平板(3
)と同一素材からなるスペーサー又は発泡材等でできた
スペーサー又は、市販の目地材(6)が緊密にはめ込ま
れたり、面一に当てられる。野地パネルと野地パネルの
横方向の連接部でできる空間には、同一形状の縦桟(1
)が配設され、その下部の根太部を通常の固定手段例え
ば、かすがい、又はボルト・ナット等で固定された後、
段部(4)(4a)に先と同様に、スペーサーや目地材
(6)が当てられ、防水、断熱加工がなされる。
5)であって、野地パネルと野地パネルを縦方向に連結
するためのものである。野地パネルの連結は、第3図の
野地パネル施工時の部分斜視図に示すように連結部(5
)(5’)を交互に重ね、縦桟(1)の下部の根太部同
士をボルトとナット等の通常の連結手段で行われる(図
示せず)。野地パネルは第3図からも解るように野地パ
ネルの使用位置を考慮し、連結部(5)を一端に有する
ものだけでなく、両端部に設けられたもの、及び両端に
全然設けられていないものの3種類を準備するのが適当
である。すなわち、連結部(5)を一端に有するものは
、棟部及び軒げた構成用として、両端に連結部(5)を
有するものは、棟部及び軒げた間の連結用として、連結
部(5)を有しないものは、差し掛け用として使用され
る。連結部(5)(5a)で形成される枠内には、別途
所定寸法に調整した平板(3)が、縦桟(1)等と面−
になるように緊密にはめ込まれ、必要により接着剤等で
固定される。段部(4)と(4a)の間には、平板(3
)と同一素材からなるスペーサー又は発泡材等でできた
スペーサー又は、市販の目地材(6)が緊密にはめ込ま
れたり、面一に当てられる。野地パネルと野地パネルの
横方向の連接部でできる空間には、同一形状の縦桟(1
)が配設され、その下部の根太部を通常の固定手段例え
ば、かすがい、又はボルト・ナット等で固定された後、
段部(4)(4a)に先と同様に、スペーサーや目地材
(6)が当てられ、防水、断熱加工がなされる。
平板(3)Gよ、前記のもの以外に、■厚手の木板もし
くは、ラワン合板、石膏ボード、ケイ酸カルシューム板
等剛性を有する平板を単板で用いるか、■硬質ポリウレ
タンフォームや、無焦有機フィラ一人りポリオレフィン
発泡体等からなる各種樹脂発泡板、■前記発泡板の上下
両面又は、一面に前記■の単板の薄手のものや、FRP
板、FRTP板を積層したもの、■薄手のラワン材等の
平板間に、紙や樹脂、木製金属製の多角形のハニカムコ
アをサントイッチ状に積層したもの、■該ハニカムで補
強した発泡板又はその発泡板の両面もしくは片面に平板
を積層したもの等が建築場所や家屋の大きさ、家屋の用
途等により、適宜選択される。尚、樹脂製のものを使用
するときは難燃性のものを使用すると、防火性を向上さ
せることができ好ましい。
くは、ラワン合板、石膏ボード、ケイ酸カルシューム板
等剛性を有する平板を単板で用いるか、■硬質ポリウレ
タンフォームや、無焦有機フィラ一人りポリオレフィン
発泡体等からなる各種樹脂発泡板、■前記発泡板の上下
両面又は、一面に前記■の単板の薄手のものや、FRP
板、FRTP板を積層したもの、■薄手のラワン材等の
平板間に、紙や樹脂、木製金属製の多角形のハニカムコ
アをサントイッチ状に積層したもの、■該ハニカムで補
強した発泡板又はその発泡板の両面もしくは片面に平板
を積層したもの等が建築場所や家屋の大きさ、家屋の用
途等により、適宜選択される。尚、樹脂製のものを使用
するときは難燃性のものを使用すると、防火性を向上さ
せることができ好ましい。
又、発泡板は、独立発泡のものを使用すると、防水性、
断熱性の見地から望ましい。野地パネルの上面には、シ
ート(7)が、張設されている。シート(7)としては
、撥水性クラフト紙等の防水性を持ったものであれば、
ターボリン紙、ヤスリ紙等の紙類や薄手の塩化ビニール
等樹脂シートやフィルム等又は、これらに、エンボス加
工やサンディング処理したもの等が積層されると、多雨
地や梅雨時又は降雪時の防水性及び断熱性及び、施工時
の足の滑り防止の見地から好ましい。尚、シート(7)
の横方向の少な《とも1方向に、シート(7)が所定幅
延設され、その裏面に、接着剤が展着されていると好ま
しい。該シート(7)の延設部が隣の野地パネルを一部
覆い、スベーサーや目地材(6)等からの漏水を完全に
防止できるからである。
断熱性の見地から望ましい。野地パネルの上面には、シ
ート(7)が、張設されている。シート(7)としては
、撥水性クラフト紙等の防水性を持ったものであれば、
ターボリン紙、ヤスリ紙等の紙類や薄手の塩化ビニール
等樹脂シートやフィルム等又は、これらに、エンボス加
工やサンディング処理したもの等が積層されると、多雨
地や梅雨時又は降雪時の防水性及び断熱性及び、施工時
の足の滑り防止の見地から好ましい。尚、シート(7)
の横方向の少な《とも1方向に、シート(7)が所定幅
延設され、その裏面に、接着剤が展着されていると好ま
しい。該シート(7)の延設部が隣の野地パネルを一部
覆い、スベーサーや目地材(6)等からの漏水を完全に
防止できるからである。
3
更に、野地パネルの上面には、縦桟(1)+:i交して
、適宜幅で厚手の平板からなる瓦引掛桟が設けられると
好ましい(図示せず)。屋根施工時に高所での引掛桟の
打設作業が省け、作業性、安全性が優れると共に瓦を敷
く際に、引掛桟(6)を足場にすればよいので、野地パ
ネルを踏み破るような事故も防げ、安全性や作業性を大
幅に向上させる。本発明の野地パネルは、棟上げ後、棟
木、母家桁、鼻母家に、野地パネルを直接固定し、次い
で、ルーフィングを張り、所定の引掛桟を打設し、所定
の瓦を敷くが、又は、瓦引掛桟を張設したシートを有す
る又は有しない野地パネル上に瓦を敷くだけでよく、従
来のように、一々垂木を掛け、次いで、野地板を1枚1
枚運んで打設していくという作業が不要となる。屋根に
野地パネルを架設固定後、軒ざしには、鼻隠し、両側端
には、破風を打設すればよい。
、適宜幅で厚手の平板からなる瓦引掛桟が設けられると
好ましい(図示せず)。屋根施工時に高所での引掛桟の
打設作業が省け、作業性、安全性が優れると共に瓦を敷
く際に、引掛桟(6)を足場にすればよいので、野地パ
ネルを踏み破るような事故も防げ、安全性や作業性を大
幅に向上させる。本発明の野地パネルは、棟上げ後、棟
木、母家桁、鼻母家に、野地パネルを直接固定し、次い
で、ルーフィングを張り、所定の引掛桟を打設し、所定
の瓦を敷くが、又は、瓦引掛桟を張設したシートを有す
る又は有しない野地パネル上に瓦を敷くだけでよく、従
来のように、一々垂木を掛け、次いで、野地板を1枚1
枚運んで打設していくという作業が不要となる。屋根に
野地パネルを架設固定後、軒ざしには、鼻隠し、両側端
には、破風を打設すればよい。
).発明の効果
本発明は叙上の構成から次の効果を有する。
4
すなわち、本発明の野地パネルは、棟上げと同時に、■
あらかじめ必要部数を工場で生産ストックしておくこと
が出来、■棟上げと同時に、屋根形成部に固定するだけ
で、垂木、野地板の架設固定作業が省け、大幅に作業工
数を減らし、建設効率、安全性を大幅に向上させる。■
垂木野地板の打設の作業が不要なので、床材、壁、柱等
を雨曝しにすることがなく、カビやシミ等の発生を防ぎ
施工主に見栄えの良い家屋を提供することができる。■
野地パネルの密閉性、気密性、断熱性が優れているので
、断熱効果が飛躍的に向上し、その結果、屋内の冷暖効
率を一段と高めることができる。
あらかじめ必要部数を工場で生産ストックしておくこと
が出来、■棟上げと同時に、屋根形成部に固定するだけ
で、垂木、野地板の架設固定作業が省け、大幅に作業工
数を減らし、建設効率、安全性を大幅に向上させる。■
垂木野地板の打設の作業が不要なので、床材、壁、柱等
を雨曝しにすることがなく、カビやシミ等の発生を防ぎ
施工主に見栄えの良い家屋を提供することができる。■
野地パネルの密閉性、気密性、断熱性が優れているので
、断熱効果が飛躍的に向上し、その結果、屋内の冷暖効
率を一段と高めることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の野地パネルの斜視図、第2図は第l
図A−A線の断面図、第3図は施工時の部分斜視図を示
す。ここで、(1)は、垂木を構成する縦桟、(2)は
横桟、(3)は平板、(4)は段部、(5)は連結部、
(6)はスペーサーや目地材、(7)はシートを示す。 第 1 図 第 2 図 2 2 1 第 3 図
図A−A線の断面図、第3図は施工時の部分斜視図を示
す。ここで、(1)は、垂木を構成する縦桟、(2)は
横桟、(3)は平板、(4)は段部、(5)は連結部、
(6)はスペーサーや目地材、(7)はシートを示す。 第 1 図 第 2 図 2 2 1 第 3 図
Claims (6)
- (1)長手方向の側面の一面又は両面に段部(4)を有
する2以上の縦桟(1)と横桟(2)を、方形の枠を形
成するように直角に交差させ、その枠内の段部(4)に
、発泡板等からなる平板(3)が載置され、各上面が面
一になるように組み合わせたことを特徴とする野地パネ
ル。 - (2)縦桟(1)の端部が延設され、連結部(5)を形
成していることを特徴とする第1項記載の野地パネル。 - (3)平板(3)がハニカムで補強された発泡板である
ことを特徴とする第1項又は第2項記載の野地パネル。 - (4)平板(3)が発泡板の上下面の両面又は一面に硬
質板を設けたことを特徴とする第1項乃至第3項のいず
れかに記載の野地パネル。 - (5)パネルの上下面全面又は、上面にシートを張設し
たことを特徴とする第1項乃至第4項のいずれかに記載
の野地パネル。 - (6)パネルの上面に瓦引掛桟が縦桟(1)に直交して
、所定幅あけて設けられていることを特徴とする第1項
乃至第5項のいずれかに記載の野地パネル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010895A JPH03217543A (ja) | 1990-01-21 | 1990-01-21 | 野地パネル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010895A JPH03217543A (ja) | 1990-01-21 | 1990-01-21 | 野地パネル |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03217543A true JPH03217543A (ja) | 1991-09-25 |
Family
ID=11763044
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2010895A Pending JPH03217543A (ja) | 1990-01-21 | 1990-01-21 | 野地パネル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH03217543A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006336353A (ja) * | 2005-06-03 | 2006-12-14 | Sekisui House Ltd | 勾配屋根構面の補剛構造 |
JP2020094451A (ja) * | 2018-12-14 | 2020-06-18 | 積水ハウス株式会社 | 建築物の施工方法 |
-
1990
- 1990-01-21 JP JP2010895A patent/JPH03217543A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006336353A (ja) * | 2005-06-03 | 2006-12-14 | Sekisui House Ltd | 勾配屋根構面の補剛構造 |
JP4507987B2 (ja) * | 2005-06-03 | 2010-07-21 | 積水ハウス株式会社 | 勾配屋根構面の補剛構造 |
JP2020094451A (ja) * | 2018-12-14 | 2020-06-18 | 積水ハウス株式会社 | 建築物の施工方法 |
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