JPH0491805A - 圧延機および圧延方法 - Google Patents

圧延機および圧延方法

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Publication number
JPH0491805A
JPH0491805A JP2207687A JP20768790A JPH0491805A JP H0491805 A JPH0491805 A JP H0491805A JP 2207687 A JP2207687 A JP 2207687A JP 20768790 A JP20768790 A JP 20768790A JP H0491805 A JPH0491805 A JP H0491805A
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JP
Japan
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roll
work roll
backup
support
lower work
Prior art date
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Application number
JP2207687A
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English (en)
Inventor
Katsuhide Kimura
木村 勝秀
Tetsuo Okita
沖田 哲雄
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ube Corp
Original Assignee
Ube Industries Ltd
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Publication date
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Publication of JPH0491805A publication Critical patent/JPH0491805A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21BROLLING OF METAL
    • B21B13/00Metal-rolling stands, i.e. an assembly composed of a stand frame, rolls, and accessories
    • B21B13/14Metal-rolling stands, i.e. an assembly composed of a stand frame, rolls, and accessories having counter-pressure devices acting on rolls to inhibit deflection of same under load; Back-up rolls
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21BROLLING OF METAL
    • B21B29/00Counter-pressure devices acting on rolls to inhibit deflection of same under load, e.g. backing rolls ; Roll bending devices, e.g. hydraulic actuators acting on roll shaft ends
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21BROLLING OF METAL
    • B21B31/00Rolling stand structures; Mounting, adjusting, or interchanging rolls, roll mountings, or stand frames
    • B21B31/16Adjusting or positioning rolls
    • B21B31/18Adjusting or positioning rolls by moving rolls axially

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Control Of Metal Rolling (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、製鉄、非鉄の分野で用いられるもので、鋼板
等の板材の形状修正およびクラウン修正装置を有する圧
延機および圧延方法に関するものである。
[従来の技術] 従来の4段式圧延機を第8図ないし第11図に示す。図
において、一定厚みの板材を通して所望する板厚のスト
リップ材の圧延に直接供される上下1対のワークロール
1,2が、その両端をそれぞれワークロール軸受35.
36で回転自在に軸承されている。この上部ワークロー
ルlと下部ワークロール2の径はともに、ワークロール
1゜2の細心方向に通常は不変となっている。
この1対の上下部ワークロール1.2をサンドイッチす
る形でクラウン形状(バックアップロール33,30の
中央部径が大きく、両端で径が小さくなる)を有した1
対の上下部バックアップロール33,30の両端が、そ
れぞれ、バックアップロール軸受27.28で回転自在
に軸承されている。また、前記した上下のバックアップ
ロール33,30の径は、上下のワークロール1.2の
径より太き(構成されており、さらに、対をなしたバッ
クアップロール33,30またはワークロール1.2は
、ともに同一径を有している。
この圧延時には、ハウジング10に内設された圧下シリ
ンダ8に、図示しない圧油供給装置から圧油が導入され
ると、第10図に示すように下部バックアップロール3
0の両端部の下部バックアップロール軸受38部を上方
に押圧される。この下部バックアップロール30からの
押圧力Pが、当接して反対方向に回転する小径の下部ワ
ークロール2に伝達され、上下ワークロール1.2間に
挿入された板材5の圧延力となる。
また、上下ワークロール1.2間に挿入される板材5の
圧延時の反力Rによって、上部ワークロール1は凸状に
、逆に、下部ワークロール2は凹状を呈した形に曲げら
れる。これらの反力Rは、上下1対のワークロール1.
2を上下両側から挾み、かつ、当接しつつ反対方向に回
転するバックアップロール33.30へ伝達されるもの
の、バックアップロール33.30はワークロール1.
2より大径で剛性を有しており、ワークロール1,2か
ら伝達された反力Rは、ここで緩和されるようになって
いる。この圧延時は、第12図に示すように、板材5の
端部厚さhと、中央部厚さHとの間に、厚みの差(H−
h)が生じており、板材5の送り方向と直交する方向に
切断した横断面図では、上下ワークロール1.2間から
圧延されてでてきたストリップ材5aの上下の形状が平
坦でな(、ストリップ材5aの中央部の厚みは厚くなり
、両端部で薄くなるといった、いわゆる耳波状のストリ
ップ材5aに圧延されることになる。
従来より、ストリップ材5aがこうした耳波形状になる
ことを防止しつつ、かつ、上下面が平坦な圧延がなされ
るように各種の提案がなされている。
その一つは、ロールネックにベンディングシリンダを取
付けたロールベンディング法と呼ばれている方法である
。この方法は、主として4重圧延機に適用され、外力に
より強制的にワークロールを曲げてロールクラウンを変
える方法である。この方法には、ワークロールベンディ
ング法とバックアップロールベンディング法とがある。
また、VCロール法と呼ばれるもので、圧延ロール内に
油室を設け、ここに作用される油圧を調節してワークロ
ールのクラウンを変える方法もある。
この他に、ワークロールを部分的に加勢膨張させクラウ
ンを変えるヒートクラウン法や、ロールクランドをかけ
る量を部分的に調節して膨張量を調節するツノ法等があ
る。
[発明が解決しようとする課題1 前記したように、℃l−ルペンディング法は、即応性お
よびある程度の柔軟性に富んだ方法であるが、第13図
(a)および第13図(b)に示すようにワークロール
がバックアップロール全面に拘束されでいるため、ワー
クロールに充分なたわみを与えることが困難であり、絶
対能力に欠けるばかりか板材の幅1強度、形状等により
バックアップロールを組替えてバックアップロールのク
ラウンを変更する必要がある。また、■C法はワークロ
ールが極めて高価となり、保守も面倒である。
また、ヒートクラウン法やロールクラウンをかける量を
部分的に調整する方法は、極めて柔軟性があるが応答性
が悪いという大問題がある。
以上各種の従来方法について説明したが、これらの従来
技術の検討からも明らかなように、クラウン制御で重要
な点は高速圧延で刻々変化する条件に対応できる即答性
があることと、広範囲に可変な能力を有することである
[課題を解決するための手段] 本発明は、以上のような従来の欠点を除去するためにな
されたもので、即答性があり、広範囲な条件の変化に対
応することができるように構成しまた圧延機における形
状制御法およびクラウン制御法を提供することを目的と
している。
すなわち、上方より下方に向かってサポートロール、上
部ワークロール、下部ワークローニルおよびバックアッ
プロールの順に配し、上部ワークロール、下部ワークロ
ールは各ロールの軸心方向に不変となし、上部ワークロ
ールの上部外周面に断面が円形形状を有したサポートロ
ーニルは、軸受を収納するハウジング間に掛架したバッ
クアップシャフトに挿通され、かつ、回転自在に当接し
て配し、前記サポートロールな上部ワークロールの軸心
方向に前進・後退自在な移動手段を配し、さらに、板材
の幅より外側に位置するバックアップロールの両端部に
バックアップロールより大径を有した断面が円形形状の
バックアップロール支持部を配した構成にするとともに
、製品板形状ならびに板幅に応じたバックアップロール
と交換するとともに、サポートロール位置を変更し、一
方、ロールベンディング用ロッドと係合したロールベン
ディング用シリンダへの作動流体の導入量の制御を行な
い、前記下部ワークロールとバックアップロール支持部
の当接面ならびに、前記上部ワクロールとサポートロー
ルの当接面をそれぞれ支点として、上部ワークロールを
上方へ押し曲げるとともに、前記下部ワークロールを下
方へ押し曲げるようにした。
〔作用] 圧延される製品板形状ならびに板幅に応じて、サポート
ロール位置は上部ワークロール軸心方向へ移動手段によ
って前後進するとともに、バックアップロールを交換す
る。さらに、ロールベンディング用シリンダへ導入され
る作動流体導入量を調整することにより、上部ワークロ
ールのプロフィールをロールペンディング力で適宜調整
する。
こうして、圧延された製品板形状の修正が容易に、かつ
、迅速に行なわれ、所望する圧延製品板が得られる。
[実施例] つぎに、図面に示した実施例によって、本発明をさらに
詳細に説明する。
第1図ないし第7図は本発明の1実施例を示し、第1図
は圧延機の正面図、第2図は第1図のII−■からみた
側面図、第3図は第2図の■−mからみた縦断面図、第
4図は第1図のIV−IVからみた圧延機の要部拡大断
面図、第5図はロールベンディング用装置の要部拡大断
面図、第6図および第7図は本発明を適用した圧延機の
圧延ロールの制御に係るプロフィールを示す。第1図な
いし第7図を用いて本発明の圧延機の構成を説明する。
本発明における圧延機20は、ワークロール1.2、バ
ックアップロール4、ワークロール軸受35,36、バ
ックアップロール軸受28、圧下シリンダ8、ロールベ
ンディング用装f!F9、ハウジング10およびサポー
トロール調整装置14から構成されている。なお、5は
板材を示す。
符号1.2は、板材5の圧延に直接供されるワークロー
ルであり、上部ワークロール1と下部ワークロール2の
径は細心方向に通常不変となしたフラット形状を有して
いる。上部ワークロールlと下部ワークロール2は所望
する板材5の厚みに圧延するため圧下シリンダ8にて調
整される。
符号35.36は前記上下ワークロール1.2を回転自
在に軸承するためのワークロール軸受であり、上部ワー
クロール1の両端は、圧延機20の両側に立設されたハ
ウジング10内に内設された1対の上部ワークロール軸
受35によって回転自在に軸承されている。また、下部
ワークロール20両端も上部ワークロール1と同様に下
部ワークロール軸受36によって回転自在に軸承されて
いる。
符号4はバックアップロールであり、圧延時に下部ワー
クロール2からの圧延力が伝達されやすいように前記し
た下部ワークロール2に当接しつつ、反対方向に回転し
ている。また、バックアップロール4の両端部には、バ
ックアップロール4より大径を有した断面が円形形状の
バックアップロール支持部4aが配されており、ワーク
ロール1.2の外周面とたえず当接しながら回動してい
る。また、バックアップロール支持部4aは、板幅より
たえず外側に位置するものが必要となり、このため、板
幅に応じてバックアップロール4を自由に交換できるよ
うになっている。
符号48は前記バックアップロール4を回転自在に軸承
するためのバックアップロール軸受であり、バックアッ
プロール4の両端は、ワークロール1,2と同様に、圧
延機20の両側に立設されたハウジング10内に内設さ
れたバックアップロール軸受48によって回転自在に軸
承されている。
符号3はバックアップシャフトであり、両端は圧延機2
0の両側に立設されたハウジング10内に内設されたバ
ックアップシャフト軸受47によって軸承されている。
つぎに1、本発明のサポートロール調整装置14につい
て説明する。サポートロール調整装置14は、バックア
ップシャフト3、サポートロール12、サポートロール
用ベアリング21.スラストベアリング22.23、ス
ラストベアリングサポート24,25、ケーシング26
、ガイドロッド27、移動スクリュー28および電動モ
ータ29から構成されている。
円形形状を有したサポートロール12は、両端をハウジ
ング10に内設されるバックアップシャフト軸受47に
て軸承されるバックアップシャフト3に挿通された後、
サポートロール用ベアリング21によって回転自在に軸
承されてあり、圧延時は、サポートロール12と上部ワ
ークロール1の1外周面とは当接しつつ反対方向に回転
している。スラストベアリング22.23は、圧延時に
サポートロール12に生ずるスラスト力を受ける。
また、板材5の幅寸法ならびに板形状に応じてサポート
ロール12の位置を、上部ワークロール1の外周面に沿
って軸方向に接近したり離反したり移動可能なように配
されている。第3図(b)に示すように、サポートロー
ル12が保持されているケーシング26の中心部域に、
サポートロール12の移動方向に挿通されてスクリュ溝
が刻設されており、このケーシング26内孔のスクリュ
溝と噛合されて挿通された移動スクリュ28の両端部が
、ハウジング10内に内設されたバックアップシャフト
軸受47に回転自在に軸承されている。ケーシング26
を挿通した移動スクリュ28の両側には、ガイドロッド
27が併設され、立設された1対のハウジング10間に
掛架され保持されている。
また、前記移動スクリュ28は、軸心方向の中心部から
左右に、右スクリユと左スクリュに分けて刻設されてい
る。この移動スクリュ28の一端には電動モータ29が
直結されており、電動モータ29の正逆の回転方向によ
って、1対のサポートロール12を接離可能なようにな
っており、板材5の幅寸法に応じて電動モータ29を回
転し、サポートロール12の離間位置を適宜法めること
が可能である。
符号9はロールベンディング用装置であって、土部\ト
ルベンディング用Ulllツド9aど下部ロールペンテ
、インク用ロッドqbおよびロールベンディング用シリ
ンダブロック9Cおよびロールベンディング用ヘッド9
dから構成される。
上部ロー・ルペンディング用ロッド9aの1・端部は、
ビス!・ン9dに(i!i1@され、上端部が」二部ワ
ークロール軸受35と接離自在に配されている。また、
下部ロールベンディング用ロッド91)は、前記上部ロ
ールベンディング用ロッド9aと逆に、上端部にピスト
ン9dが固着され、下端部が下部ワークロール軸受36
と接離自在に配されでいる。
ロールベンディング用シリンダ9Cの中央部には、小径
の連通孔9Cが設けられ、ここに、図示しない圧油供給
装置から圧油を導入すると、ロールベンディング用シリ
ンダ9cに係合した上下ロールベンディング用v1ッド
9a、9bはお互いに離反し、ロールベンデイ:/グ用
ロッド9a。
9bのそれぞれの先端部はF下ワークロール軸受35.
36を押圧することになる。
押圧時には、ロールベンディング用シリンダブロック9
cの外周壁の上下ワークロール軸受35゜36側にライ
ナ9fを装着してあり、さらに、手下ワークロール軸受
35.36のロールベンディング用シリンダブロック9
C側外周面にライブ9gがそれぞれ装着しであるため、
この両ライナ9f、9gの当接面9)1に沿って上部ワ
ークロール軸受25は上方へ押上げられる形となり、サ
ポートロール12と土部ワークロール1との当接面を支
点として曲げモーメントが作用しやすいようになってお
り、フラット形状を有した小径の上部ワークロール1の
プロフィールは、圧延時には矯正され、凸状から平坦状
になるように構成されでいる。一方、下部ワークロール
2はバックアップロール支持部4aの表面に押付けられ
ながら、反対方向に回転するように構成されている。
符号8は圧下シリンダであって、圧下シリンダ8内には
、この圧下シリンダ8と係合し7て上下移動6丁能に圧
下シリンダ用ヘッド8aが配されており、圧延時には、
図示しない圧油供給装置から圧下シリンダに圧油を導入
すると、圧下シリンダ用ヘッド8aの上昇に伴って、圧
下シリンダ用ヘッド8aの先端部は下部バックアップロ
ール軸受28の下部に当接して押圧し、バックアップロ
ール4を上方へ押上げるようになっており、当接し一つ
つ反対方向に回転する下部ワークロール2を介してスト
リップ材5aの修正用圧延力として供される。
以上のように構成された圧延機の動作について説明する
板材5の圧延前に、板材5の幅に合わせてづボートロー
ル12の位置を予め決めておくとともに、板材5の幅よ
り外側にバックアップロール支持部4aを有したバック
アップロール4を取付けておく。
圧延機20の一連の準備が完了すると、上部ワークロー
ル1と下部ワークロール2間に板材5が挿入される。上
下1対のワークロール1.2間を通過時に、板材5は所
望する上下平坦な面を有したストリップ材5aに圧延さ
れる。この時、ストリップ材5aの形状判定は、従来よ
りの目視の方法で行なわれるが、個人差を無くし、検査
精度を上げるため、センサロールによる接触方式や、光
あるいは磁気などを利用した非接触方式によって行なう
こともできる。
このストリップ板材5aの形状が所望する形状になるよ
うに、サポートロール12を上部ワークロール1の軸心
方向へ前後摺動させたり、さらに、バックアップロール
4を交換する。この後ロールベンディング用ロッド9a
、9bの圧力を制御することで、耳波(ストリップ材5
aの中央部が厚く、両端部が薄い)や中伸び(ストリッ
プ材5aの中央部が薄く、両端部が厚い)を防止できる
以上述べた本発明の圧延機20を用いて板材5を圧延し
た場合、上部ワークロール1のプロフィールが、ペンデ
ィング力の大きさによってどのように推移するかをまと
めたテスト結果を第6図および第7図に示す。
第6図に、ロール径600mm、圧延力600TON 
、サポートロール12,12間距離を1400mmに設
定し、ロールペンディング力をOTONから1257O
Nまで調整した場合の上部ワークロール1のプロフィー
ルの変化を示す。
第7図に、ロール径600mm、圧延力600TON 
、サポートロール12,12間距離を1600mmに設
定し、ロールペンディング力をOTONから125TO
Nまで調整した場合の上部ワークロール1のプロフィー
ルの変化を示す。
第6図および第7図より明らかなように、本発明の圧延
機20によれば、上部ワークロール1はペンディング力
、およびサポートロール12の位置により、凸形から凹
形まで自由に調整可能であり、きわめて広範囲の形状制
御能力およびクラウン制御能力を有することがわかる。
上2は上部ワークロールエについて述べたが、下部ワー
クロール2についても同様な結果が得られた。
本発明においては、圧延機20の上方から下方に向かっ
て、サポートロール12、上部ワークロール1、下部ワ
ークロール2およびバックアップロール4の順に配した
構成にしたが、これとは逆に、圧延機20の上方から下
方に向かって、バックアップロール4、下部ワークロー
ル2、上部ワークロール1およびサポートロール12の
順に配した構成にしてもよい。
また、前記ロールベンディング用ロッド9a。
9bの前後進を行なう際には、作動流体として圧油を用
いた場合について述べたが、空気、窒素ガスなどの圧縮
ガスを用いてもよい。
さらに、サポートロール12を上部ワークロール1の細
心方向に移動させる際には、サポートロール移動用電動
モータを駆動源として用いたが、油圧シリンダなどの他
の移動手段を用いてもよい。
さらに、上部と下部のワークロール1,2の径が細心方
向に不変の場合について述べたが、若干の中高を有した
クラウン形状のロールを用いても同様な結果が得られる
【発明の効果J 以上の説明から明らかなように、本発明によれば、上方
より下方に向かってサポートロール、上部ワークロール
、下部ワークロールおよびバックアップロールの順に配
し、上部ワークロール、下部ワークロールは各ロールの
軸心方向に不変となし、上部ワークロールの上部外周面
に断面が円形形状を有したサポートロールは、軸受を収
納するハウジング間に掛架したバックアップシャフトに
挿通され、かつ、回転自在に当接して配し、前記サポー
トロールを上部ワークロールの細心方向に前進・後退自
在な移動手段を配し、さらに、板材の幅より外側に位置
するバックアップロールの両端部にバックアップロール
より大径を有した断面が円形形状のバックアップロール
支持部を記した構成にしたことにより、上部ワークロー
ルおよび下部ワークロールのプロフィールを広範囲にわ
たって確実で容易、かつ、迅速に制御できるため、板材
の圧延ならびに修正も容易に行なえる。
さらに、従来、板幅に合わせて異なるイニシャルクラウ
ン形状のワークロールならびにバックアップロールを多
数用意していたが、その必要もなく、わずかな数のワー
クロールならびにバックアップロールでよ(、製品サイ
クルが大幅に向上する。製品板形状ならびに板幅に応じ
たバックアップロールと交換するとともに、サポートロ
ール位置を変更し、一方、ロールベンディング用ロッド
と係合したロールベンディング用シリングへの作動流体
の導入量の制御を行ない、前記下部ワークロールとバッ
クアップロール支持部の当接面ならびに、前記上部ワー
クロールとサポートロールの当接面をそれぞれ支点とし
て、上部ワークロールを上方へ押し曲げるとともに、前
記下部ワークロールを下方へ押し曲げるようにしたこと
により、上部ワークロールや下部ワークロールのプロフ
ィールが容易に変更でき、これに伴って板材の圧延と修
正が容易、かつ迅速にできる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第7図は本発明の1実施例を示し、第1図
は圧延機の正面図、第2図は第1図の■−IIからみた
側面図、第3図は第2図のIII−IIIからみた縦断
面図、第4図は第1図の■−■からみた圧延機の要部拡
大断面図、第5図は第4図のV−■からみたロールベン
ディング用シリンダの拡大断面図、第6図および第7図
は本発明を適用した4段式圧延機の上部ワークロールの
制御に係るプロフィールを示す。 また、第8図ないし第13図は本発明に類似した従来例
を示し、第8図は4段式圧延機の正面図、第9図は第8
図のIX−IXからみた縦断面図、第10図は第8図の
x−xからみた圧延機の要部拡大断面図、第11図は第
10図のXl−Xlからみたロールベンディング用シリ
ンダの拡大断面図、第12図は誇張して図示された圧下
シリンダからの押圧力によるロールたわみ、第13図は
クラウンの増加ならびに減少状態を示す模式図を示す。 1・・・・・・上部ワークロール、 2・・・・・・下部ワークロール、 3・・・・・・上部バックアップロール、4・・・・・
・バックアップロール、 5・・・・・・板材、       5a・・・ストリ
ップ板、8・・・・・・圧下シリンダ、 9・・・・・・ロールベンディング用装置、10・・・
・・・ハウジング、   12・・・サポートロール、
14・・・・・・サポートロール調整装置、20・・・
・・・圧延機、     27・・・・・・ガイドロッ
ド、28・・・・・・移動スクリュ、  29・・・・
・・電動モータ、33・・・・・・上部バックアップロ
ール、30・・・・・・下部バックアップロール、35
・・・・・・上部ワークロール軸受、36・・・・・・
下部ワークロール軸受、37・・・・・・上部バックア
ップロール軸受、38・・・・・・下部バックアップロ
ール軸受、47・・・・・・バックアップシャフト軸受
、48・・・・・・バックアップロール軸受。 特許出願人  宇部興産株式会社 第1図 第2図 第3図 (a) (b) 第5図 第4図 第6図 第7図 ストリップ材の輻(mrn) 「−■ L、lX 第8図 第10図 第9図 第11図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)上下に対抗して上方より下方に向かって、上部バ
    ックアップロール、上部ワークロール、下部ワークロー
    ルおよび下部バックアップロールの順に配し、前記上部
    ワークロールを軸承する上部ワークロール軸受と、下部
    ワークロールを軸承する下部ワークロール軸受の両端部
    にそれぞれ配し、さらに、前記上部ワークロール軸受と
    下部ワークロール軸受間にロールベンディング用シリン
    ダを配すとともに、前記ロールベンディング用シリンダ
    と係合して上部ワークロールを上方に押圧する上部ロー
    ルベンディング用ロッドと、下部ワークロールを下方に
    押圧する下部ロールベンディング用ロッドをそれぞれ配
    し、前記上部ワークロールと下部ワークロール間に板材
    を通して圧延されたストリップ材を得る圧延機において
    、上方より下方に向かってサポートロール、上部ワーク
    ロール、下部ワークロールおよびバックアップロールの
    順に配し、上部ワークロール、下部ワークロールは各ロ
    ールの軸心方向に不変となし、上部ワークロールの上部
    外周面に断面が円形形状を有したサポートロールは、軸
    受を収納するハウジング間に掛架したバックアップシャ
    フトに挿通され、かつ、回転自在に当接して配し、前記
    サポートロールを上部ワークロールの軸心方向に前進・
    後退自在な移動手段を配し、さらに、板材の幅より外側
    に位置するバックアップロールの両端部にバックアップ
    ロールより大径を有した断面が円形形状のバックアップ
    ロール支持部を配したことを特徴とする圧延機。
  2. (2)請求項第1項の圧延機を用いた圧延方法において
    、製品板形状ならびに板幅に応じたバックアップロール
    と交換するとともに、サポートロール位置を変更し、一
    方、ロールベンディング用ロッドと係合したロールベン
    ディング用シリンダへの作動流体の導入量の制御を行な
    い、前記下部ワークロールとバックアップロール支持部
    の当接面ならびに、前記上部ワークロールとサポートロ
    ールの当接面をそれぞれ支点として、上部ワークロール
    を上方へ押し曲げるとともに、前記下部ワークロールを
    下方へ押し曲げるようにしたことを特徴とする圧延方法
JP2207687A 1990-08-07 1990-08-07 圧延機および圧延方法 Pending JPH0491805A (ja)

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