JPH0491406A - 樹脂成形型磁石 - Google Patents

樹脂成形型磁石

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JPH0491406A
JPH0491406A JP2205717A JP20571790A JPH0491406A JP H0491406 A JPH0491406 A JP H0491406A JP 2205717 A JP2205717 A JP 2205717A JP 20571790 A JP20571790 A JP 20571790A JP H0491406 A JPH0491406 A JP H0491406A
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magnets
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北川 晃朗
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寛 渡辺
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、リング状や円板状のゴム磁石あるいはプラ
スチック磁石と称される樹脂成形型磁石、特に種々形状
からなるR−Fe−B系樹脂成形型磁石の改良に係り、
樹脂成形型磁石表面に特定のめっき浴によるNiめつき
層を強固に被着させて、耐食性に加え、圧壊強度、耐衝
撃性等の機械的強度を著しく向上させた樹脂成形型磁石
に関する。
従来の技術 一般にゴム磁石あるいはプラスチック磁石とよばれる樹
脂成形型磁石(以下ボンド磁石という)には、長らくフ
ェライト系磁性材が使用され、磁性材粉とゴム、各種樹
脂などの有機物バインダー等を混練して機械的に成形す
るため、焼結フェライト磁石と比較して、焼結エネルギ
ーが不要で寸法精度がよく二次加工も不要なことから、
小型化、軽量化、薄肉製品、複雑形状製品に最適である
とされていた。
今日では、磁石を使用した各種用途の製品には、小型化
、軽量化とともに高性能化が求められており、等方性ボ
ンド磁石から異方性ボンド磁石へ、前記フェライト系ボ
ンド磁石からより高磁力の希土類系ボンド磁石へと高性
能化が図られている。
=2− 希土類系ボンド磁石には、Sm−Co系磁性材とルFe
−B系磁性材を用いるものが知られ、特に、焼結磁石で
は最大エネルギー積が50MGOe以上の高磁気特性を
発揮するLFe−B基磁性材を用いるR−Fe−B系ボ
ンド磁石が注目されている。
このR−Fe−B系磁性材粉は、所要のR−Fe−B系
合金を溶解し鋳造後に粉砕する溶解・粉砕法(特開昭6
0−63304号、特開昭60−1190701号)、
Ca還元にて直接粉末を得る直接還元拡散法(特開昭5
9−219404号、特開昭60−77943号)、所
要のR−Fe−B系合金を溶解しジェットキャスターで
リボン箔を得てこれを粉砕・焼鈍する急冷合金法等の各
種製法で得ることができる。
いずれの製法で得られた磁性材粉を用いても、R−Fe
−B系ボンド磁石は、その組成に極めて酸化しやすい成
分相及びFeを多量にを含むため錆びやすい問題があり
、表面に種々組成からなる樹脂層を電着塗装、スプレー
法、浸漬法、含浸法等で被着していた(例えば、特開平
1−166519号、特開平1−245504号)。ま
た、樹脂成形前の磁性材粉に予め有機金属化合物による
表面処理を行い耐酸化性を図ったR−Fe−B系ポンド
磁石(特開平1−105504号)も提案されている。
発明が解決しようとする課題 R−Fe−B系ボンド磁石は、フェライト系ボンド磁石
と比較して著しく高性能であるため、適用機器の小型化
、軽量化に最適であり、例えば情報機器のディスク位置
センサ、スピンドルモーターVTRカメラ用のシリンダ
モーター、キャプスタンモーター等の各種精密小型機器
用のモーターに適用すれば、より薄肉のリング状磁石、
あるいは複雑形状の極小磁石とすることができる。
すなわち、ブラシレスモータ、ステッピングモータ等の
モータmmすング状R−Fe−B系ボンド磁石の場合、
厚みが0.5〜3mm程度の薄肉にでき、適用機器の小
型化、軽量化に寄与する。
しかし、これまでのR−Fe−B系ボンド磁石は機械的
強度が小さいため、着磁、モーターの組立時のハンドリ
ングの際に割れや欠けが発生しゃすい問題があった。
また、シャフトの圧入時や着磁の際に受けた応力や、高
速回転による遠心力などで破損し易く、さらに樹脂塗装
では塗膜厚さが厚くなるため磁気回路内での磁気ギャッ
プが大きくなる問題があった。
この発明は、R−Fe−B系ボンド磁石のかがる現状に
鑑み、耐食性の向上とともに、圧壊強度、耐衝撃性等の
機械的強度を向上さぜたR−Fe−B系ボンド磁石の提
供を目的としている。
課題を解決するための手段 この発明は−R−Fe−B系ボンド磁石、特に強度の低
い薄肉リング状あるいは薄板状ボンド磁石の耐食性と機
械的強度の向上を目的に表面処理について種々検討した
結果、従来は溶損もしくは発錆により金属めっきが不可
能であったボンド磁石に、特定のNiめっき浴を用いる
ことにより、溶損、発錆させることなく金属Niめっき
を強固にがっ所要厚みに被着でき、この金属Niめっき
層が強固なシェルとなり、圧壊強度、耐衝撃性等の機械
的強度が従来の樹脂被膜を設けたものに比較し数倍以上
と著しく向上することを知見し、この発明を完成したも
のである。
すなわち、この発明は、 R−Fe−B系ボンド磁石の表面にNiめっきを施し高
耐食性、高強度材となしたことを特徴とするボンド磁石
である。
また、この発明は、 R−Fe−B系ボンド磁石の表面に施したNiめっき層
の組成中に、S 0.02〜0.5wt%、Co 0.
05〜5wt%、Fe0102〜2wt%のうち少なく
とも1種を含有することを特徴とするボンド磁石である
また、この発明は、上記各構成において、圧壊強度が3
kg/mm2以上であることを特徴とするボンド磁石で
ある。
なお、この発明のボンド磁石は、圧壊強度が3kg/m
m2以上であることを特徴とするが、この圧壊強度は成
形後の密度や形状などによって大きく変動するため、こ
こでは以下の測定方法による。
バインダーにエポキシ樹脂を2wt%添加し、プレス成
形圧力5tOn/Cm2で成形し、150℃でキユアリ
ングする製造方法で、リング状ボンド磁石では、未表面
処理の場合、0.5〜2kg/mm2、Niめつき処理
の場合、実施例に示す如く、3〜30kg/mm2、N
iめっき厚みが5〜30pmの場合、5〜20kg/m
m2である。
リング状ボンド磁石の圧壊強度測定は、JI8に691
1の内径100mm以下の積層管の曲げ試験方法による
作用 R−Fe−B系ボンド磁石に施されていた耐食性樹脂被
膜は、いずれの組成からなるものも被着強度が比較的低
く、苛酷な使用環境での発錆を防止するためには膜厚み
を厚くしたり、多層膜とする必要があった。
樹脂被膜を有するR−Fe−B系ボンド磁石の機械的強
度は僅かに向上するが、輸送や磁気回路の組立てなどの
ハンドリング時の割れや欠けを防止するには十分ではな
かった。
従来、R−Fe−B系焼結磁石はその耐食性を向上させ
るため表面にNiめっきされており、このNiめっきは
苛酷な使用環境でも発錆がみられず、すぐれた耐食性を
示していた。この焼結磁石へのNiめっき方法は電解め
っき法あるいは無電解めっき法が用いられていた。
かかるR−Fe−B系焼結磁石のNiめっきをボンド磁
石へ適用することが考えられるが、例えば代表的なワッ
ト浴では浴温か30℃以上でかつ浴pHが低いため、杢
糸ボンド磁石が溶解してめっきが不可能であり、薄肉リ
ング状製品などは直ちに破壊されてしまい、たとえ角ブ
ロック状の製品に辛うじてめっきできたとしても浴組成
に塩化物を多量に含むために、直ちに内部から発錆して
破壊される。
この発明は、LFe−B系焼結磁石ですぐれた耐食性を
示すNiめっきを杢糸ボンド磁石に施すべく、Niめっ
き浴組成を検討した結果、めっき前に表面活性化処理し
、新規な浴組成とNiめっき方法にて電気めっきするこ
とにより、容易にかつ極めて高い被着強度でNiめっき
層を形成でき、LFe−B系ボ7一 ンド磁石の表面にNiめっきを強固に被着したことによ
り、実施例に示す如く、耐食性の向上は勿論のこと、圧
壊強度、抗折力、耐衝撃性等の機械的強度が2倍以上、
数倍も向上し、高耐食性、高強度ボンド磁石が得られる
ことを知見したものである。
この発明によるR−Fe−B系ボンド磁石は、所要組成
、性状のR−Fe−B系磁性材粉を有機高分子を主体と
するバインダーと、カップリング材等の助剤とを加熱混
練し、所要形状に射出成形、あるいは圧延、圧縮成形し
て所要形状となし、これに表面活性化処理し水洗したの
ち、後述する組成からなる特定のNiめっき浴を用い、
陽極にニスランドニッケルを用いた電気Niめっきを施
し、水洗、防錆封孔処理、洗浄する工程をへて、所要厚
みのNiめっきを強固に被膜することにより得られる。
以下に、ボンド磁石の原料、製造方法、並びにNiめっ
き方法などを詳述する。
&D日M到釦J史批 この発明によるR−Fe−B系ボンド磁石にもちいるR
−Fe−B系磁性材粉は、所要のR−F’e−B系合金
を溶解し鋳造後に粉砕する溶解・粉砕法、Ca還元にて
直接粉末を得る直接還元拡散法、所要のR−F’e−B
系合金を溶解しジェットキャスターでリボン箔を得てこ
れを粉砕・焼鈍する急冷合金法、所要のR,Fe−B系
合金を溶解し、これをガスアトマイズで粉末化して熱処
理するガスアトマイズ法、所要原料金属を粉末化したの
ち、メカニカルアロイングにて微粉末化して熱処理する
メカニカルアロイ法等の各種製法で得ることができる。
溶解・粉砕法 原料を溶解して鋳造後に機械的粉砕する工程により製造
でき、例えば出発原料として、電解鉄、Bを含有し残部
はFe及びAl5Si、 C等の不純物からなるフェロ
ボロン合金、希土類金属、あるいはさらに、電解coを
配合した原料粉を高周波溶解し、その抜水冷鋼鋳型に鋳
造し、水素吸蔵粉砕するか、スタンプミルアトライター
等の通常の機械的な粉砕により粗粉砕し、次にボールミ
ル、ジェットミル等の乾式粉砕並びに種々の溶媒を用い
る湿式粉砕により微粉砕するプロセス等が採用できる。
直接還元拡散法 フェロボロン粉、フェロニッケル粉、コバルト粉、鉄粉
、希土類酸化物粉等からなる少なくとも1種の金属粉及
びlまたは酸化物粉からなる原料粉を所望する原料合金
粉末の組成に応じて選定し、上記原料粉に、金属Caあ
るいはCaH2を上記希土類酸化物粉の還元に要する化
学量論的必要量の1.1〜4.0倍(重量比)混合し、
不活性ガス雰囲気中で900℃〜1200℃に加熱し、
得られた反応生成物を水中に投入して反応副生成物を除
去することにより、粗粉砕が不要な10〜200pmの
平均粒度を有する粉末が得られる。
さらに、ボールミル、ジェットミル等の乾式粉砕を行い
微粉砕するのもよい。
例えば、溶解・粉砕法、直接還元拡散法で得られる組成
として、 R(但しRはYを含む希土類元素の少なくとも1種、好
ましくはNd、 Pr等の軽希土類を主体として、ある
いはNd、 Pr等との混合物を用いる)8原子%〜3
0原子%、B22原子〜28原子%、re 65原子%
〜84原子%(Feの一部をFeの50%以下のC01
Feの8.0%以下のNiのうち少なくとも1種で置換
したものを含む)を主成分とし、主相が正方晶で、実質
的に単結晶ないし数個の結晶粒からなる平均粒度0.3
〜80pmの微粉末が好ましい。
また、保磁力を向上させるために、所要組成の3pm以
下のR−Fe−B系微粉砕粉を、磁界中配向成形したの
ち解砕し、さらに800〜1100℃で熱処理したのち
解砕することにより、高保磁力を有したボンド磁石用R
−Fe−B系磁性材粉を得ることができる。
急冷合金法 所要のR,Fe−B系合金を溶解し、ジェットキャスタ
ーでメルトスピンさせて20pm厚み程度のリボン箔を
得てこれを微粉砕したのち、焼鈍熱処理し0.5pm以
下の微細結晶粒を有する粉末となす。
好ましい組成は、R8〜30原子%、Fe42〜90原
子%、B2〜28原子%、Co 15原子%以下である
また、上記のリボン箔から得た微細結晶粒を有する粉末
をホットプレスして、異方性を付与したバルク磁石を得
てこれを微粉砕し、ボンド磁石用磁性材粉とするのもよ
い。
アトマイズ法 所要のR−Fe−B系合金を溶解し、細いノズルより溶
湯を落下させ、高速の不活性ガスまたは液体でアトマイ
ズして、これを櫛分けまたは粉砕後乾燥または焼鈍熱処
理してボンド磁石用R−Fe−B系磁性材粉を得る。
メカニカルアロイング 所要の原料粉末を、ボールミルや乾式アトライターによ
り、不活性ガス中で粉砕することにより非晶質化し、そ
の後焼鈍熱処理してボンド磁石用R−Fe−B系磁性材
粉を得る。
さらに、得られるボンド磁石の高保磁力化、耐食性向上
のために、上記製法で得られ配合したR−Fe−B系ボ
ンド磁石用原料粉末に、 Cu 3.5原子%以下、   82.5原子%以下、
Ti 4.5原子%以下、  Si 15原子%以下、
■9.5原子%以下、  Nb 12.5原子%以下、
Ta 10.5原子%以下、  Cr 8.5原子%以
下、Mo 9.5原子%以下、   W9.5原子%以
下、Mn 3.5原子%以下、  AI 9.5原子%
以下、Sb 2.5原子%以下、   Ge7原子%以
下、8n 3.5原子%以下、   Zr 5.5原子
%以下、Hf 5.5原子%以下、   Ca 8.5
原子%以下、Mg 8.5原子%以下、   Sr 7
.0原子%以下、Ba 7.0原子%以下、   Be
 7.0原子%以下、のうち少なくとも1種を添加含有
させることができる。
ボンド磁石の好ましい 施態未 バインダー・成形方法 バインダーには公知の各種成形方法に応じて種々のもの
が採用でき、流動性が大きく加工の容易なもの、熱硬化
性、熱可塑性等の諸機能を有した有機高分子化合物が利
用でき、1〜15wt%の割合で混練する。
例えば、射出成形には、6PA、12PA、 6PA。
PPS、 PBT、 EVA等、押出成形、カレンダー
ロール、圧延成形には、PVCSNBR,CPE、 N
R,ハイパロン等、圧縮成形には、エポキシ樹脂、DA
P、フェノール樹脂等が利用できる。
また、必要に応じて、はんだなどの公知の金属バインダ
ーを用いることができる。
助材 助材には成形を容易にする滑剤や樹脂と無機フィラーの
結合剤、シラン系、チタン系等のカップリング剤などを
用いることができる。
形状 用途に応じて種々形状に成形されるが、例えば第2図a
の如きリング状、同図すの如き薄板状、同図Cの如き円
板状が代表的なものであり、リング状のものとしては例
えば、外径5〜100mm、内径1〜100mm、厚さ
0.5〜10mm1高さ1〜100mmのものが成形で
きる。
主な用途には、情報機器のディスク位置センサ、スピン
ドルモーター、VTRカメラ用のシリンダモーター、キ
ャプスタンモーター、腕時計の駆動用モーター、自動車
のデイストリビューターワイパーモーター、ミラーモー
ター、各種精密メーター、小型機器用のブラシレスモー
ター、ステップモーター、偏向ヨーク、音響機器等があ
る。
Niめっき浴とめっき 去 R−Fe−B系ボンド磁石の表面にNiめっきを設ける
には、洗浄→表面活性化処理→電気Niめっき→洗浄→
封孔処理→洗浄の工程で行う。
表面活性化処理 表面活性化処理は、当該Niめっき工程でめっき浴とと
もに最も重要であり、この活性化処理されないボンド磁
石にはNiめっきが成膜され難い状態になり、たとえ成
膜しても膜の密着度は著しく低い。
水洗などの洗浄後、酸性フッ化アンモン0.5〜2wt
%、あるいあはフッ酸、フッ素化合物0.05〜5wt
%、さらに界面活性剤を適量、例えばインヒビター剤0
.01〜0.1wt%を含む水溶液に、1〜2分浸漬し
て、表面活性化処理する。
Niめっき浴 発明者らは、R−Fe−B系ボンド磁石が塩化物を含む
水溶液によって腐食が進行するため、Niめっき浴液に
塩素イオンを含まない浴が必要であり、また、水素イオ
ンの影響を受けやすいため、浴pHを5.4〜6.8の
領域でNiめっき処理を行なう必要があることを知見し
、下記の6成分を含むNiめっき浴を見出した。
硫酸ニッケル(以下組成記号A) 硫酸ナトリウム(以下組成記号B) 硫酸マグネシウム(以下組成記号C) クエン酸アンモニウムまたはクエン酸ナトリウム(以下
組成記号D) 硫酸コバルト(以下組成記号E) ホウ酸(以下組成記号F) この発明のNiめっき浴は、R−Fe−B系ボンド磁石
の組成に応じて、上記成分の組成比を適宜選定するが、
A成分(硫酸ニッケル)を100ge1〜150gel
として、B成分(硫酸ナトリウム)、C成分(硫酸マグ
ネシウム)との間に、A=B+Cという関係があり、B
+Cの比率を可変することによって、R−Fe−B系ボ
ンド磁石へのNiめっきに、後述する新規な機能を与え
ることができる。
A=B+Cという関係において、B成分がC成分より少
ない場合には、めっき膜質が微細化して軟質なピンホー
ルの少ないNiめっき膜を設けることができ、また、C
成分が増すことによって、めっきの生成速度が一定電流
値では遅くなりめっき処理時間が長くなる。
逆にB成分がC成分より多い場合には、めっき膜粒が粗
大化しピンホールの発生確率が高くなるが、めっきの付
き廻り性、すなわちが密着性が向上する。従って、Ni
膜厚を厚くしてピンホールを消すことができる。
特にA=B+Cという関係において、B、 Cの組成比
はB:C=3〜7:7〜3が好ましい。
D成分は、A成分の20〜25%が最適な組成範囲であ
り、このD成分の1/3〜1/2量のF成分が建浴時の
添加量として適当である。E成分はA成分の1〜5%量
が密着性を向上さぜる効果を示すため好ましい。
pH調整はアンモニア水にて行いpH5,4〜6.8範
囲で使用し、常温状態の浴温か好ましい。
例えば、めっき層に光沢を与えるためにサッカリンを添
加するなど、磁石用途に応じて、めっき浴に公知の各種
添加剤を適宜加えることができる。
めっき方法 この発明において、Niめっきは上述しためっき浴を用
い、陽極板にSあるいはさらにCo成分を含有するニッ
ケルチップを使用して所要電流を流し、電気Niめっき
するが、上記Niめっき浴のNi成分の溶は出しを安定
させるためは、電極にSを含有するニスランドニッケル
チップを使用することが望ましい。
従って、この発明によるNiめっき層には、電極からの
S成分が0.02〜0.5wt%含有され、あるいはさ
らにNiめっき浴成分及びl又はボンド磁石組成からの
Co成分が0.05〜5wt%含有されることを特徴と
する。
SはNiめっき浴の陽極Ni成分の溶は出しを安定させ
るため、Niめつき層に0.02wt%以上含有される
必要があるが、0.5wt%を越える含有は耐食性が低
下するため好ましくない。
coの含有はNiめつき層の下地との密着性の向上に有
効であり、この効果を得るには0.05wt%以上必要
であり、5wt%を越える含有はめつき膜質が脆化する
とともに価格が上昇し好ましくない。
Feの含有はNiめつき層の下地との密着性の向上に有
効であり、この効果を得るには0.05wt%以上必要
であり、2wt%を越える含有はめつき膜質が脆化する
ため好ましくない。
また、Niめっき層には、上記S、 Co、Feの他に
、Cu、 Ti、 Si、 V、Nb、 Ta、 Cr
、 Mo、 W。
Mn、 AI、Sb、 Ge、 Sn、 Zr、 Hf
1Ca、 Mg、 Li。
Na5Ca、 Sr、 Ba、 Be5Zn、 Au5
Pt、Ag、 P、B、0、N、 C,Hなどが不純物
として含有されてもよい。
めっき浴槽には、ボンド磁石形状に応じて種々浴槽を使
用することができ、特にリング状ボンド磁石の場合、バ
レルめっき処理が望ましい。
また、リング状ボンド磁石の場合、内外周面に被着する
Niめっき層厚みに大きな差が生じると、各周面の被膜
による応力にてひび、割れを招来するため、Niめっき
層を所要厚みに制御する必要があり、後述する回転めっ
き処理が望ましい。
回転めっき処理は、第3図に示す如く、外周に電極(1
)を所要間隔で配置したシャフト(2)をリング状ボン
ド磁石(3)内に挿通させて回転させるとともに、電極
シュー(4)にて常にシャフト(2)の下側に回ってき
た電極(1)が陽極となるように通電することにより、
リング状ボンド磁石(3)内の陽極側の電極(1)が溶
出して磁石内周面に積極的にNiめっきを設けることが
できる。
封孔処理 Niめっき処理後に水洗し、有機系防錆剤処理や珪酸塩
などの無機系防錆剤処理にて封孔処理する。例えば、実
施例に示す如く、アミン系防錆液と界面活性剤を含む水
溶液に2〜3分間浸漬して、ピンホールを封着するとよ
い。
この封孔処理後に水洗、超音波洗浄などの適宜洗浄方法
を施して工程を完了する。
好ましいNiめつき状態 ボンド磁石表面は粗面であるため、Niめつき厚みは2
pm以上必要であり、望ましくは5pm以上である。ま
た、Niめつき厚みが厚くなるほど耐食性や機械的強度
は向上するが、あまり厚すぎると磁気回路でのギャップ
を大きくする必要があり好ましくなく、また価格を上昇
させるため、1100p以下が好ましく、望ましくは3
011m以下である。
例えば、リング状ボンド磁石で肉厚み1〜2mmの場合
、Niめっきを内周面に5〜701Im厚み、外周面に
10〜10011m厚みとすることができる。
この発明は耐食性や機械的強度の向上のため、Niめっ
き層を設けたことを特徴とするが、さらに、耐食性を向
上させたり、装飾性を向上させる目的で、Niめっき層
の上に、光沢Ni、 Au、 Ag、CuSSn、 Z
n、 Crなどのめつき層を、1層以上設けた多層めっ
き構成とすることができ、上記封孔処理を省略すること
もできる。
実施例 実施例1 実施例1−1 Nd 12原子%、Fe77原子%、B66原子、Co
5原子%の組成となるように配合したR−Fe−B−C
o系合金を溶解し、35m1秒の周速度でメルトスピン
させて20pm厚み程度のリボン箔を得てこれを微粉砕
しさらに焼鈍熱処理(600℃×1時間)し、0.5p
m以下の微細結晶粒を有するボンド磁石用磁性材粉末を
製造した。
得られた磁性材粉末に、バインダーとしてエポキシ樹脂
、2wt%、助材としてシランカップリング剤、0.5
wt%を混合、混線、乾燥し、圧縮成形方法にて、φ8
×φ6X4mm、Φ12.5xφ10X3.5mm。
中22×Φ20X5mmのリング状ボンド磁石を作成し
た。
下記の従来ワット浴を用いて、各寸法のリング状ボンド
磁石を100個ずつNiめっきを行ったところ、従来ワ
ット浴を用いたものは全数に形状くずれ、割れなどが発
生して損壊し、めっき不能であった。
ワット浴    硫酸ニッケル300g1L塩化ニツケ
ル60g/l。
ポウ酸30g/l めっき条件   浴温50℃、浴pH4,8、バレルめ
っき時間2時間、 陰極電流密度 IA/dm2 実施例1−2 次に下記表面活性化処理液並びにNiめつき浴を用いて
、水洗→表面活性化処理→電気Niめっき→水洗→封孔
処理→水洗→温風乾燥のこの発明による工程でNiめっ
きを行った。
表面活性化処理液 酸性フッ化アンモン0.5wt%+
インヒビター剤0.2v%水溶 液、浸漬1〜2分 Niめっき浴 組成 硫酸ニッケル100g/l、硫酸
ナトリウム50g/l 硫酸マグネシウム50g/l、 クエン酸アンモニウム25g/l 硫酸コバルト2g/l。
ホウ酸12g/l 浴温20℃、pH6,6 めっキ条件     バレルめつき処理、極電流密度 
IA/dm2、 めっき時間、3.5時間 封孔処理     アミン系水溶液防錆液、浸漬2〜3
分 成膜されたNiめっき層の成分分析を行った、その結果
を第4図のスペクトルアナライザーのグラフに示すよう
に8. Co、 Feの含有が認められる。
得られたNiめっき付リング状ボンド磁石のうち、Φ2
2×Φ20x5mm寸法のもの100個に下記耐食性試
験を施し、Niめつき層の耐食性と密着性を調べた。な
お、Niめっき層厚みは、内周面:15〜25pm、外
周面:440−50pであった。試験結果を第1表に示
す。
比較のため、Niめっきを設ける以外は同様に製造し、
表面に30±5μmのエポキシ樹脂を電着塗装にて成膜
した従来のリング状ボンド磁石にも同一試験を行った。
以下余白 9.1′1 =26− −29一 実施例1−3 さらに得られたNiめっき付リング状ボンド磁石のうち
、Φ8×φ6x4mm、Φ12.5xΦ10x3.5m
m寸法のもの各100個に、圧壊試験と落下試験を行っ
た。
圧壊試験は第2図aに示す如く、平坦面に載置したリン
グ状ボンド磁石の上端面に均等に荷重を掛は破損する試
験(JIS K6911)を行い、その結果をkg/m
m2(100個の平均値)で示す。落下試験は1m高さ
から磁石を落下させて損傷状態で評価した。
比較のため、Niめっきを設ける以外は同様に製造し、
表面処理をしないもの、ならびに表面に30±511m
のエポキシ樹脂を電着塗装にて成膜した従来のリング状
ボンド磁石にも同一試験を行った。試験結果を第2表に
示す。
以下余白 28一 実施例2 出発原料として、純度99.9%の電解鉄、B19.4
%を含有し残部はFe及びA1.8i、 C等の不純物
からなるフェロボロン合金、純度99.7%以上のNd
及びDyを使用し、これらをAr雰囲気で高周波溶解し
、その後水冷銅鋳型に鋳造し、14Nd−1,5Dy−
7,5B−77Fe(at%)なる組成で正方晶を主相
とするデンドライト組織の鋳塊を得た。
その後、水素吸蔵粉砕法により35メツシユ以下に粗粉
砕し、次にボールミルにより微粉砕し、平均粒度2.7
pmの微粉末を得た。
この微粉末を金型に装入し、10kOeの磁界中で配向
しながら1.5t/cm2の圧力で加圧し、その後で水
素吸蔵粉砕法で解砕し粒度1001]m〜50011m
にした。
得られた粉末を、10Torr、 Ar気流中、106
0℃、1時間の条件で加熱し、その後Ar中で600℃
、1時間の時効処理を施し、水素吸蔵粉砕法で粉末を劣
化させることなく再度粒度10011m〜500μmの
集合粉末に解砕した。
その後、集合粉末を金型に装入し10 koeの磁界中
で配向し、2.Ot/cm2の圧力で成形し、その後静
水圧プレスにて、80xlOx4mm寸法の第2図すに
示す如き薄板場の成型体を作製した。該成型体をジメタ
アグリエートエステルを主成分とする合成樹脂を含浸さ
せ、100℃、1時間の加熱硬化して板状ボンド磁石を
得た。
次に下記表面活性化処理液並びにNiめっき浴を用いて
、水洗→表面活性化処理→電気Niめっき→水洗→封孔
処理→水洗→温風乾燥のこの発明による工程でNiめっ
きを行った。
表面活性化処理液 酸性フッ化アンモン0.5wt%十
インヒビ−ター剤0.2v%水 溶液、浸漬1〜2分 Niめっき浴 組成 硫酸ニッケル120g/l、硫酸
ナトリウム55g/l 硫酸マグネシウム65g1l。
クエン酸アンモニウム30g/l 硫酸コバルト2g/l、 ホウ酸15g/l 浴温20℃、pH6,6 めっき条件    バレルめつき処理、極電流密度 I
A/dm2、 めっき時間、3.5時間 封孔処理     アミン系水溶液防錆液、浸漬2〜3
分 得られたNiめっき付板状ボンド磁石の磁気特性を測定
したところ、(BH)max = 19.2MGOe、
1Hc=13.8koe、 Br=8.9kGであった
比較のため、Niめっきを設ける以外は同様に製造し、
表面に40±5pmのエポキシ樹脂を成膜して磁気特性
を測定したところ、5%程度の低下がみられた。
また、JIS K6911に準拠した薄板の曲げ試験を
行ったところ、 表面処理なしのとき、0.5〜2kg/mm2、上記樹
脂塗装製品のとき、1〜2.3kg/mm2、Niめっ
き製品のとき、3〜7kg1mm2の結果を得た。
31一 実施例3 実施例1−1で得られた中22×Φ20x5mmのリン
グ状ボンド磁石に、実施例1−2と同様の工程でNiめ
っきを行い、めっき時間を0.5〜6時間と変化させた
場合のNiめっき時間と膜厚、圧壊強度との関係を測定
し、その結果を第1図に示す。
第1図に示すNiめっき膜厚は、O印はリング状ボンド
磁石の外周面、Δ印はリング状ボンド磁石の内周面を示
す。
実施例4 平均粒度1.5pmのNd2O3粉末、Pr2O3粉末
、D3’203粉末、平均粒度15.8pmを有しB5
6.4%のフェロボロン粉末、平均粒度9.8pmの鉄
粉、平均粒度11.211mのコバルト粉、平均粒度1
0meshの金属Ca粒を還元に要する化学論必要量の
2.7倍量の粉体を、■型混合器を使用しArガス雰囲
気中で混合した。
ついで、上記の混合粉末をArガス流気雰囲気中で昇温
し、還元拡散反応を促進させたのち、室温まで炉冷した
得られた還元反応生成物を水に投入し、反応副生成物の
CaOをH2Oと反応させてCa(OH)2となし、水
酸化カルシウム懸濁液にリーチングした。
得られたスラリー状合金粉末をメタノールで数回洗浄し
、さらに真空乾燥して、19Nd−3’PrPr−5D
y−IB−15Co−57Pe(%)なる組成のボンド
磁石用合金粉末を得た。
得られた磁性材粉末に、バインダーとしてナイロン12
.10wt%、助材としてシランカップリング剤、1w
t%を混合、混練し、射出成形方法にて、中22×Φ2
0X5mmのリング状ボンド磁石を作成した。
次に下記表面活性化処理液並びにNiめっき浴を用いて
、水洗→表面活性化処理→電気Niめっき→水洗→封孔
処理→水洗→温風乾燥のこの発明による工程でNiめっ
きを行った。
表面活性化処理液 酸性フッ化アンモン0.5wt%+
インヒビ−ター剤0.2v%水 溶液、浸漬1〜2分 Niめっき浴 組成 硫酸ニッケル130g/l。
硫酸ナトリウム45g/l 硫酸マグネシウム85g/L クエン酸アンモニウム30g/l 硫酸コバルト3.8g1l、 ホウ酸15g1l 浴温20℃、pH6,4 めっき条件     バレルめっき処理、極電流密度 
IA/dm2、 めっき時間、 1.5時間、3.5時間 封孔処理     アミン系水溶液防錆液、浸漬2〜3
分 得られたNiめっき付リング状ボンド磁石のNiめっき
時間(1,5時間、3.5時間)と、膜厚、圧壊強度と
の関係を測定し、その結果を実施例3の結果とともに、
目印にて第1図に示す。
発明の効果 この発明は、めっき前に表面活性化処理し、新規な浴組
成とNiめっき方法にて電気めっきすることにより、容
易にかつ極めて高い被着強度でNiめっき層を形成でき
、R−Fe−B系ボンド磁石の表面にNiめっきを強固
に被着したことにより、実施例に示す如く、耐食性の向
上は勿論のこと、圧壊強度、抗折力、耐衝撃性等の機械
的強度が2倍以上、士数倍も向上し、高耐食性、高強度
ボンド磁石が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図はNiめっき時間とBr、膜厚、圧壊強度との関
係を示すグラフである。 第2図a、b、cはこの発明によるボンド磁石の一例を
示す斜視説明図である。 第3図はこの発明におけるめっき方法を示すボンド磁石
の斜視説明図である。 第4図はこの発明によるボンド磁石のNiめっき層の成
分分析を行った結果を示すスペクトルアナライザーのグ
ラフである。 1・・・電極、2・・・シャフト、 3・・・リング状ボンド磁石、4・・・電極シュー第2
図 (b)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 R−Fe−B系樹脂成形型磁石の表面にNiめっきを有
    することを特徴とする樹脂成形型磁石。 2 Niめっき層の組成中に、S0.02〜0.5wt%、
    Co0.05〜5wt%、Fe0.02〜2wt%のう
    ち少なくとも1種を含有することを特徴とする請求項1
    記載の樹脂成形型磁石。 3 圧壊強度が3kg/mm^2以上であることを特徴とす
    る請求項1または2記載の樹脂成形型磁石。
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