JPH0491075A - 有機過酸塩の製造方法 - Google Patents

有機過酸塩の製造方法

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JPH0491075A
JPH0491075A JP20968190A JP20968190A JPH0491075A JP H0491075 A JPH0491075 A JP H0491075A JP 20968190 A JP20968190 A JP 20968190A JP 20968190 A JP20968190 A JP 20968190A JP H0491075 A JPH0491075 A JP H0491075A
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辰仙 田村
Hiroyuki Yamada
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は第4級アンモニウム塩を有する有機過酸塩及び
その製造方法に関する。
〔従来の技術及びその課題〕
第4級アンモニウム塩を有する有機過酸(塩)は繊維上
に吸着ないし繊維近傍に濃縮された形で繊維に作用する
ので漂白効果が非常に優れていることが知られている。
特開昭64−56797号公報にはこのような有機過酸
の塩酸塩が、特開平1−153674号公報には硫酸塩
、メタンスルホン酸塩が記載されている。
これらの塩は水系で結晶化させることが困難なので、有
機溶剤中に投入し、結晶化されているが、多量の有機溶
剤の使用は安全上好ましくない。
〔課題を解決するための手段〕
本発明者らは鋭意研究の結果、特定の有機過酸のスルホ
ン酸塩が水系で結晶化させ得ることを見出し本発明を完
成するに至った。
すなわち本発明は、下記一般式(I) Z R1−(X)い(Y)、、N4−R,−C−00H−R
s(0)pSO3−(I)R30 〔式中、R1は置換されていてもよい直鎖又は分岐の炭
素数1〜20のアルキル基あるいはアルケニル基、又は
無置換あるいは炭素数1〜20のアルキルで置換された
アリール基であり、 Xは−0−−NHC−1−CNI(−−C−−0C−1
CH。
Yは−R6−140CH2CH2i6 、、イ0CHC
)Iz) 1−(!は1〜10の整数を表す)であり、
R2は炭素数1〜10の置換されていてもよいアルキル
基、R3は炭素数1〜3の置換されていてもよいアルキ
ル基、R4,Rhは置換されていてもよいアルキレン基
、 !は上記と同じ。)を表し、R5は炭素数2〜20のア
ルキル基、アルケニル基又はアルキル基で置換されてい
てもよいアリール基を表し、m、 n及びpはO又は1
を表す。]で表される有機過酸塩、及び上記一般式(I
)で表される有機過酸塩を製造するにあたり、該有機過
酸塩に対応するベタインを濃)+23O4或いはC)1
.50.H中でH,O□と反応させ、反応物を水で希釈
し、次いでRs (0) pSO3M (旧まアルカリ
金属又はアルカリ土類金属)で表される化合物を添加す
ることにより反応混合物から分離することを特徴とする
有機過酸塩の製造方法を提供するものである。
本発明の製造方法における出発物質である下記の式 %式% 〔式中、R+ 〜Ra、X及びY、 m及びnは前記と
同じ〕 で表されるヘタイン(又はその塩)の製造方法は、特開
昭63−315666号公報等で公知であり、例えば対
応する3級アミンにp−(クロルメチル)安息香酸、6
−ブロモカプロン酸りロリド、4−クロロ酪酸エチル等
のハロゲン化されたカルボン酸又はその誘導体を反応さ
せて誘導する方法、特開平1−153674号公報等に
記載されているアミノカルボン酸又はその誘導体を4級
化する方法等によって容易に得ることができる。
特に好ましいベタインを以下に示す。
CH。
(a)    R+  N” Rn−COO−CH。
1h (b)     RI−C−NH(CHz) q  −
N二R4−COO0CH:+ CH3 (C)     R1−0−(CH2)q−NLR4−
Co。
CH。
L CH3 C式中、R8は炭素数6〜12の直鎮又は分岐のアルキ
ル基、R4は炭素数3〜6の直鎖又は分1〜3の数を表
す。] 前記ベタイン又はその塩を濃硫酸又はメタンスルホン酸
中で過酸化水素と反応させることにより有機過酸の硫酸
塩又はメタンスルホン酸塩が得られる。硫酸又はメタン
スルホン酸はベタイン1モル当り2〜30モル、好まし
くは7〜10モル使用される。また、過酸化水素として
は50〜90%濃度の過酸化水素をヘタイン1モル当り
過酸化水素1〜6モル、好ましくは1.5〜3モルにな
るように使用する。反応温度、反応時間はベタインの反
応性によるが、通常反応温度は5〜50°C1反応時間
は0,5〜4時間の範囲である。
この反応物を3〜10倍量、好ましくは6〜8倍量の水
で希釈し、硫酸塩或いはメタンスルホン酸塩1モルに対
して1〜5モル、好ましくは1.2〜3モルのR5(0
)9503M (旧よアルカリ金属又はアルカリ土類金
属)で表される化合物を添加し混合(温度O〜20°C
10,5〜1時間程度の条件下)することにより本発明
の有機過酸塩がスルホン酸塩として結晶化してくるので
、濾過等の手段により分離する。
本発明の製造方法において、塩交換に使用されるスルホ
ン酸塩は一般式Rs (0) pso3M(Mはアルカ
リ金属又はアルカリ土類金属)で表されるが、中でも のアルキル基を表す。) で表されるヘンゼンスルホン酸塩又はアルキルベンゼン
スルホン酸塩を用いた時に結晶性の良い有機過酸塩が得
られる。
本発明の有機過酸塩は衣類の漂白剤として有用である。
〔実 施 例〕
以下実施例にて本発明を説明するが、本発明はこれらの
実施例に限定されるものではない。
実 施 例 1     (I−a )の合成(I−a
) p−(クロルメチル)安息香酸25g、水酸化ナトリウ
ム25gを水/エタノール(I/1)混合溶媒1kgに
?容解し、50〜60°Cでオクチルジメチルアミン2
3gをエタノール150gに溶解して滴下し、そのまま
2.5時間反応させた。
溶媒を留去し20%硫酸200gを添加し生じた白色結
晶を濾別後乾燥することにより下記式で表される化合物
(I−a−1)を34g得た。
次に(I−a−1)10gを濃硫酸40gに溶解し、氷
冷しながら60%過酸化水素を6.5g滴下し、13〜
15°Cで2時間反応させ、水200gで希釈した後、
p−トルエンスルホン酸ナトリウム5gを加え生じた白
色結晶を濾別後乾燥することにより1.3gの(r−a
)を得た。
1709cm−’、1225cm−’、1189cm−
’、1167C1n−のJR特性吸収により(I−a)
の化合物であることが確認された。
実 施 例 2     (I−b)の合成Hz N−b) 冷却管をつけた11二口フラスコを用いてジメチルオフ
ニルアミン62.8gを3001d、のエタノールに溶
解し、フロモ酪酸エチル78.0gを滴下した。滴下終
了後、オイルバス(温度90°C)を用いて昇温し、エ
タノール還流下、TLCで調べながら原料アミンがな(
なるまで反応した。その後、エタノールを留去して下式
(I−b−1)の四級塩140.5gが得られた。収率
99,8%。
CH3 次に(I−b−1)40.8gをエタノール/水(I/
3)混合溶媒4!に溶解し、KOHでpH=12〜12
.5に保ちながら3〜4日室温で加水分解反応を行なっ
た。TLCで原料の4級塩がなくなったことを確認後、
20%硫酸で中和し、塩が生成したら濾過操作を行いな
がら、溶媒を留去した。残った油状物質をジクロロメタ
ンを用いて脱塩することにより下式(I−b−2)の両
性界面活性剤が28.0 g得られた。収率99.4%
CH3 CaLt  NL(CHz)iCOO−(I   b 
  2 )CH3 次に(I−b−2)10gを濃硫酸40gに溶解し、氷
冷しながら60%過酸化水素を4.1g滴下し、13〜
15°Cで2時間反応させ、水200gで希釈した後、
ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム9.2gを加え
、生じた白色結晶を濾別後、乾燥することにより10.
8 gの(I−b)を得た。
実 施 例 3     (I−c)の合成(I−c) N、N−ジメチルプロピレンジアミン50 g (0,
49mol)をn−カプリル酸64.1 g (0,4
4mol)と混合し、窒素を流して発生した水を除きな
がら100・Cから160°Cまで11時間かけて昇温
させて反応する。0.45mmHg、120〜140°
Cで蒸留することにより下記の式で表される透明液体の
アミン化合物(I−c−1)95.8g (純度95%
)が得られる。収率92.2%。
次に実施例2の方法に準じてオクチルジメチルアミンを
(I−c−1)に代え、同様にして(I−c−2)を得
た。
CH3 C7HISCONH(CH2):l  N”  (CH
z)icOOCH3(I   c   2) N−c−2)10gを濃硫酸40gに熔解し、氷冷しな
がら60%過酸化水素を5.1 g滴下し、13〜15
°Cで2時間反応させ、水200gで希釈した後、P−
トルエンスルホン酸ナトリウム3.9gを加え、生じた
白色結晶を濾別後、乾燥することにより 4.4gの(I−c) を得た。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 下記一般式( I )で表される有機過酸塩。 ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) 〔式中、R_1は置換されていてもよい直鎖又は分岐の
    炭素数1〜20のアルキル基あるいはアルケニル基、又
    は無置換あるいは炭素 数1〜20のアルキルで置換されたアリール基であり、 Xは−O−、▲数式、化学式、表等があります▼、▲数
    式、化学式、表等があります▼、▲数式、化学式、表等
    があります▼、▲数式、化学式、表等があります▼、▲
    数式、化学式、表等があります▼、▲数式、化学式、表
    等があります▼であり、 Yは−R_6−、▲数式、化学式、表等があります▼、
    ▲数式、化学式、表等があります▼、 (lは1〜10の整数を表す)であり、R_2は炭素数
    1〜10の置換されていてもよいアルキル基、R_3は
    炭素数1〜3の置換されていてもよいアルキル基、R_
    4、R_6は置換されていてもよいアルキレン基、 ▲数式、化学式、表等があります▼、▲数式、化学式、
    表等があります▼ 又は▲数式、化学式、表等があります▼(k、hは0〜
    3の整数、 lは上記と同じ。)を表し、R_5は炭素数2〜20の
    アルキル基、アルケニル基又はアルキル基で置換されて
    いてもよいアリール基 を表し、m、n及びpは0又は1を表す。〕2 一般式
    ( I )中の陰イオンが ▲数式、化学式、表等があります▼(Rは水素又は炭素
    数1〜20 のアルキル基を表す。) である請求項1記載の有機過酸塩。 3 請求項1記載の一般式( I )で表される有機過酸
    塩を製造するにあたり、該有機過酸塩に対応するベタイ
    ンを濃H_2SO_4或いはCH_3SO_3H中でH
    _2O_2と反応させ、反応物を水で希釈し、次いでR
    _5(O)_pSO_3M(Mはアルカリ金属又はアル
    カリ土類金属)で表される化合物を添加することにより
    反応混合物から分離することを特徴とする有機過酸塩の
    製造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5908820A (en) * 1995-10-30 1999-06-01 Lever Brothers Company Peroxyacids
CN108707098A (zh) * 2018-07-04 2018-10-26 史清元 结构中含有季铵盐离子和过氧羧酸基团的化合物及其制备方法和应用

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US5908820A (en) * 1995-10-30 1999-06-01 Lever Brothers Company Peroxyacids
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