JPS6191169A - ジヒドロピリジン誘導体およびその製造法 - Google Patents
ジヒドロピリジン誘導体およびその製造法Info
- Publication number
- JPS6191169A JPS6191169A JP21163384A JP21163384A JPS6191169A JP S6191169 A JPS6191169 A JP S6191169A JP 21163384 A JP21163384 A JP 21163384A JP 21163384 A JP21163384 A JP 21163384A JP S6191169 A JPS6191169 A JP S6191169A
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- Japan
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- pyridine
- preparation
- dicarboxylate
- nitrophenyl
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
A、産業上の利用分野
本発明は、一般式
(式中 R1およびR2はそれぞれ同一、または異なっ
て低級アルキル基を意味する。)で表わされる新規な1
.4−ジヒドロピリジン誘導体に関する。
て低級アルキル基を意味する。)で表わされる新規な1
.4−ジヒドロピリジン誘導体に関する。
本発明化合物(りは、血管拡張、抗高血圧作用などを有
し医薬品として上布されている塩酸ニカルジピン[A’
rzneim、−Forsch、 126+2172(
1976)などを参照。コなとを製造するための中間体
として極めて有用である。
し医薬品として上布されている塩酸ニカルジピン[A’
rzneim、−Forsch、 126+2172(
1976)などを参照。コなとを製造するための中間体
として極めて有用である。
B、従来の技術と問題点
塩酸ニカルジピンは主に次の様な工程で合成されること
が知られている[特開50−84576.50−845
77.55−85563;Chem、Pharm、8u
11..27.1426(1979)などを参照。コ。
が知られている[特開50−84576.50−845
77.55−85563;Chem、Pharm、8u
11..27.1426(1979)などを参照。コ。
(以下余白)
V へ
しかしながらこれらの工程は、ジヒドロピリジン環を作
る工程が低収率、原料化合物の製造が容易ではない等、
改良の余地を有する。
る工程が低収率、原料化合物の製造が容易ではない等、
改良の余地を有する。
また次の工程も知られている[特開49−127979
。
。
50−101365;Chem、Pharm、Bull
、、27.1426(1979)など々Hz 門 この工程においても閉環工程は20%と極めて収率が悪
く9次のアミノ化の工程も61%の収率に過ぎない。閉
環からの2工程での収率はわずか12%である。
、、27.1426(1979)など々Hz 門 この工程においても閉環工程は20%と極めて収率が悪
く9次のアミノ化の工程も61%の収率に過ぎない。閉
環からの2工程での収率はわずか12%である。
C8発明が解決しようとする問題点
前記の如く、塩酸ニカルジピンの製造工程には収率が低
い、原料化合物の製造が容易ではない等の問題点がある
。本発明は、これらの1問題点を解決するために極めて
有用な新規1.4−ジヒドロピリジン誘導体(1)およ
びその製造法を提供することにある。
い、原料化合物の製造が容易ではない等の問題点がある
。本発明は、これらの1問題点を解決するために極めて
有用な新規1.4−ジヒドロピリジン誘導体(1)およ
びその製造法を提供することにある。
D9問題点を解決するための手段
容易にしかも好収率て製造することができる−(式中、
Rは前記と同じ意味。)で表わされる化合物(本発明者
らによる特開58−201764などを参照。)に、ト
リエチルアミンなとの塩基存在下。
Rは前記と同じ意味。)で表わされる化合物(本発明者
らによる特開58−201764などを参照。)に、ト
リエチルアミンなとの塩基存在下。
テトラヒドロフランなどの反応に不活性な溶媒中。
あるいは無溶媒で、一般式
%式%
(表中 R2は前記と同し意味。)、あるいは一般式
゛ (R25(h )20 ”
(式中 R2は前記と同し意味。)で表わされるスルホ
ン酸誘導体を作用させることにより9本発明化合物(T
)は容易にしかも高収率て製造することができる。
゛ (R25(h )20 ”
(式中 R2は前記と同し意味。)で表わされるスルホ
ン酸誘導体を作用させることにより9本発明化合物(T
)は容易にしかも高収率て製造することができる。
88作用
トリエチルアミン、ピリジン、DABCO,DBUなと
の塩基存在下、テトラヒドロフラン、酢酸エチルなとの
反応に不活性な溶媒中、あるいは無溶媒で、化合物(n
)にスルホン酸誘導体(m)あるいは■を作用させるこ
とにより本発明化合物(iは容易に高収率で製造するこ
とができる。
の塩基存在下、テトラヒドロフラン、酢酸エチルなとの
反応に不活性な溶媒中、あるいは無溶媒で、化合物(n
)にスルホン酸誘導体(m)あるいは■を作用させるこ
とにより本発明化合物(iは容易に高収率で製造するこ
とができる。
本発明化合物(I)は反応性に富み、N−メチルヘンシ
ルアミンと容易に反応し、好収率で塩酸ニカルジピンを
与えた。
ルアミンと容易に反応し、好収率で塩酸ニカルジピンを
与えた。
なを、■と■からのlの製造において2反応条件が不適
当であるとIの他に一般式 (式中、Rは前記と同じ意味、)で表わされる化合物が
副生ずる。
当であるとIの他に一般式 (式中、Rは前記と同じ意味、)で表わされる化合物が
副生ずる。
F、実施例
1.2−ヒドロキシエチル メチル 1,4−ジヒドロ
−2,6−シメチルー4−(3−ニトロフェニル)ピリ
ジン−3,5−ジカルボキシレー)(5g)、)リエチ
ルアミン(5ml)、テトラヒドロフラン(50ml)
の混合物に、氷塩浴冷却攪拌下、メタンスルホニル ク
ロリド(3g)。
−2,6−シメチルー4−(3−ニトロフェニル)ピリ
ジン−3,5−ジカルボキシレー)(5g)、)リエチ
ルアミン(5ml)、テトラヒドロフラン(50ml)
の混合物に、氷塩浴冷却攪拌下、メタンスルホニル ク
ロリド(3g)。
テトラヒドロフラン(10ml)の溶液を徐々に滴下。
さらにlh攪拌。ついで水(5ml)を滴下し。
0.5h攪拌。氷を入れた希塩酸水にあけジクロルメタ
ンで抽出、有W!層を水洗し、MgSO4で乾燥。溶媒
を減圧留去して、2−メタンスルホニルオキシエチル
メチル 1,4−ジヒドロ−2゜6−シメチルー4−(
3−ニトロフェニル)ピリジン−3,5−ジカルボキシ
レートの淡黄色油状物(6,0g、100%)を得。
ンで抽出、有W!層を水洗し、MgSO4で乾燥。溶媒
を減圧留去して、2−メタンスルホニルオキシエチル
メチル 1,4−ジヒドロ−2゜6−シメチルー4−(
3−ニトロフェニル)ピリジン−3,5−ジカルボキシ
レートの淡黄色油状物(6,0g、100%)を得。
NMR(CDCI)δ:2.30(6H,s)、2゜9
2(3H,s)、3.57(3H,s)、4.26(4
H。
2(3H,s)、3.57(3H,s)、4.26(4
H。
mc) 、 5.03(I H+ S) + 5.88
(I H,b r s)、 7.32(I H,t、
J=7.7 Hz) 、 7.56(I H。
(I H,b r s)、 7.32(I H,t、
J=7.7 Hz) 、 7.56(I H。
d t 、 J =7.7,1.6 Hz) 、 7.
82−8.04 (2H,m)2、実施例1のトリエ
チルアミン発51)をDABCO(5g)に換え、同様
に行ない、2−°メタンスルホニルオキシエチル メチ
ル 1,4−ジヒトロ−2,6−シメチルー4−(3−
ニトロフェニル)ピリジン−3,5−ジカルボキシレー
トの淡黄色油状物(6,0g、100%)を得た。
82−8.04 (2H,m)2、実施例1のトリエ
チルアミン発51)をDABCO(5g)に換え、同様
に行ない、2−°メタンスルホニルオキシエチル メチ
ル 1,4−ジヒトロ−2,6−シメチルー4−(3−
ニトロフェニル)ピリジン−3,5−ジカルボキシレー
トの淡黄色油状物(6,0g、100%)を得た。
G、参考例
1.2−ヒドロキシエチル メチル 1,4−ジヒドl
ff−2,6−シメチルー4−(3−ニトロフェニル)
ピリジン−3,5−ジカルボキシレー)(Ig)、ピリ
ジン(10n++)の溶液に撹拌下。
ff−2,6−シメチルー4−(3−ニトロフェニル)
ピリジン−3,5−ジカルボキシレー)(Ig)、ピリ
ジン(10n++)の溶液に撹拌下。
メタンスルホニル クロリド(0,6g)を滴下。
さらに1h攪拌。ついで水1mlを加え、0.5h攪拌
、水にあけジクロルメタンで抽出、有閾層を希塩酸にて
洗浄し、さらに水洗、MgSO4で乾燥。
、水にあけジクロルメタンで抽出、有閾層を希塩酸にて
洗浄し、さらに水洗、MgSO4で乾燥。
溶媒減圧留去して2−クロロエチル メチル 1゜4−
ジヒドロ−2,6−シメチルー4−(3−ニトロフェニ
ル)ピリジン−3,5−ジカルボキシレートおよび2−
メタンスルホニルオキシエチルメチル 1.4−ジヒド
ロ−2,6−シメチルー4−(3−ニトロフェニル)ピ
リジン−3,5−ジカルボキシレートの混合物を得た。
ジヒドロ−2,6−シメチルー4−(3−ニトロフェニ
ル)ピリジン−3,5−ジカルボキシレートおよび2−
メタンスルホニルオキシエチルメチル 1.4−ジヒド
ロ−2,6−シメチルー4−(3−ニトロフェニル)ピ
リジン−3,5−ジカルボキシレートの混合物を得た。
これらはカラムクロマトグラフィー(シリカゲル、酢酸
エチル:ヘキサン=2:1)にて分離精製し構造を確認
した。
エチル:ヘキサン=2:1)にて分離精製し構造を確認
した。
2−クロロエチル メチル 1,4−ジヒドロ−2,6
−シメチルー4−(3−ニトロフェニル)ピリジン−3
,5−ジカルボキシレート:淡黄色針状晶(メタノール
−イソプロピルエーテル)。
−シメチルー4−(3−ニトロフェニル)ピリジン−3
,5−ジカルボキシレート:淡黄色針状晶(メタノール
−イソプロピルエーテル)。
mp133−135° (Chem、Pharm、[1
u11..27.1426(1979)などを参照。)
。
u11..27.1426(1979)などを参照。)
。
2−メタンスルホニルオキシエチル メチル1.4−ジ
ヒドロ−2,6−シメチルー4−り3−ニトロフェニル
)ピリジン−3,5−ジカルボキシレート:淡黄色油状
物、実施例1および2で得たものと一致した。
ヒドロ−2,6−シメチルー4−り3−ニトロフェニル
)ピリジン−3,5−ジカルボキシレート:淡黄色油状
物、実施例1および2で得たものと一致した。
2.2−メタンスルホニルオキシエチル メチル 1.
4−ジヒドロ−2,6−シメチルー4−(3−ニトロフ
ェニル)ピリジン−3,5−ジカルボキシレート(6g
)およびN−メチメベンジルアミン(20ml)の混合
物を水浴上8h加熱。
4−ジヒドロ−2,6−シメチルー4−(3−ニトロフ
ェニル)ピリジン−3,5−ジカルボキシレート(6g
)およびN−メチメベンジルアミン(20ml)の混合
物を水浴上8h加熱。
4後ジクロルメタンに溶解し、希塩酸で洗浄、さらに水
洗し、MgSO4で乾燥。溶媒を減圧留去し得た油状物
をアセトンに溶解し、約5°に一夜放置。析出結晶ろ取
し、メチル 2− (N−メチルヘンシルアミノ)エチ
ル 1,4−ジヒドロ−2゜6−シメチルー4−(3−
ニトロフェニル)ピリジン−3,5−ジカルボキシレー
ト塩酸塩(塩酸ニカルジピン)、慣p16B−170°
、4.5g(66%)を得。
洗し、MgSO4で乾燥。溶媒を減圧留去し得た油状物
をアセトンに溶解し、約5°に一夜放置。析出結晶ろ取
し、メチル 2− (N−メチルヘンシルアミノ)エチ
ル 1,4−ジヒドロ−2゜6−シメチルー4−(3−
ニトロフェニル)ピリジン−3,5−ジカルボキシレー
ト塩酸塩(塩酸ニカルジピン)、慣p16B−170°
、4.5g(66%)を得。
H3発明の効果
実施例、参考例より明らかな如く9本発明化合物(1)
は塩酸ニカルジピン製造のための中間体として極めて有
用である。
は塩酸ニカルジピン製造のための中間体として極めて有
用である。
手続補正書く自発)
昭和59年12且6日
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、R^1およびR^2はそれぞれ同一、または異
なって低級アルキル基を意味する。)で表わされる1,
4−ジヒドロピリジン誘導体 2、一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、R^1は前記と同じ意味。)で表わされる化合
物に、塩基性条件下、一般式 R^2SO_2Cl (式中、R^2は前記と同じ意味。)、あるいは(R^
2SO_2)O (式中、R^2は前記と同じ意味。)で表わされる化合
物を作用させることを特徴とする一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、R^1およびR^2は前記と同じ意味。)で表
わされる1,4−ジヒドロピリジン誘導体の製造法
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21163384A JPS6191169A (ja) | 1984-10-09 | 1984-10-09 | ジヒドロピリジン誘導体およびその製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21163384A JPS6191169A (ja) | 1984-10-09 | 1984-10-09 | ジヒドロピリジン誘導体およびその製造法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6191169A true JPS6191169A (ja) | 1986-05-09 |
Family
ID=16609006
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21163384A Pending JPS6191169A (ja) | 1984-10-09 | 1984-10-09 | ジヒドロピリジン誘導体およびその製造法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6191169A (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57175165A (en) * | 1981-04-21 | 1982-10-28 | Tokyo Tanabe Co Ltd | Novel 1,4-dihydropyridine-3,5-dicarboxylic diester derivative and its salt |
JPS5826882A (ja) * | 1981-08-12 | 1983-02-17 | Tokyo Tanabe Co Ltd | 新規な1・4−ジヒドロピリジン誘導体 |
-
1984
- 1984-10-09 JP JP21163384A patent/JPS6191169A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57175165A (en) * | 1981-04-21 | 1982-10-28 | Tokyo Tanabe Co Ltd | Novel 1,4-dihydropyridine-3,5-dicarboxylic diester derivative and its salt |
JPS5826882A (ja) * | 1981-08-12 | 1983-02-17 | Tokyo Tanabe Co Ltd | 新規な1・4−ジヒドロピリジン誘導体 |
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