JPH049089A - 定着ヒータの断線険知装置 - Google Patents

定着ヒータの断線険知装置

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JPH049089A
JPH049089A JP11122390A JP11122390A JPH049089A JP H049089 A JPH049089 A JP H049089A JP 11122390 A JP11122390 A JP 11122390A JP 11122390 A JP11122390 A JP 11122390A JP H049089 A JPH049089 A JP H049089A
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temperature
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disconnection
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fixing heater
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JP11122390A
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Hidefumi Nishitsuji
西辻 秀文
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、定着ヒータの断線検知装置に係り、詳しくは
複写機の定着用の熱ローラを加熱する定着ヒータの断線
検知装置に関する。
〔従来の技術〕
一般に、複写機にはトナー像を転写紙に定着させるため
の定着ユニットが設けられており、定着ユニットは熱ロ
ーラ、熱ローラを加熱する定着ヒータおよび熱ローラの
温度を検出するサーミスタ等を有している。定着ヒータ
のON、OFFはマイクロコンピュータからなるCPU
により制御され、CPUによる制御により熱ローラの温
度が所定の設定温度、例えば185℃に保持されるよう
になっている。すなわち、CPUはサーミスタの検出温
度が185℃より小さくなると定着ヒータをONし、1
85℃以上になると定着ヒータをOFFするようにして
いる。上記の設定温度は複写機の操作入力部の操作によ
り設定変更できるようになっており、例えば定着性を向
上させるとき、設定温度を高くし、転写紙のしわを伸ば
すとき、設定温度を低くする。ただし、設定温度は全く
任意に設定することができるのではなく、例えば165
〜193℃の範囲内で任意に設定することができるよう
になっている。
ここで、上述の定着ヒータが断線すると、定着性が悪化
する等の不具合が生じるため、定着ヒータの断線は早急
に検知する必要があり、定着ヒータの断線検知装置が設
けられている。
従来の定着ヒータの断線検知装置としては、例えば、特
開昭52−69636号公報および特開昭53−149
206号公報に記載のものが知られている。前者のもの
は、熱ローラの温度を温度検知素子により検知し、検知
温度が電tJ、ON時から所定時間経過後、所定温度以
下の状態になった場合、この状態を検知して定着ヒータ
の断線を検知するようにしている。また、後者のものは
、電源ON後、熱ローラが所定の設定温度に到達するま
での温度上昇率の変化から定着ヒータの断線を検知する
ようにしている。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、前者の従来の定着ヒータの断線検知装置
にあっては、定着ヒータの断線を判別するための所定温
度が前述の熱ローラの設定温度範囲の下限の165℃以
下、例えば160℃に設定されていて、設定温度が19
0℃に設定変更された場合、定着ヒータの検知までに相
当長時間を要し、大量のコピー不良が発生するといった
問題点があった。
また、後者の従来の定着ヒータの断線検知装置にあって
は、電源ON後の熱ローラの温度上昇率の変化により定
着ローラの断線を検知していたため、電源ON後、熱ロ
ーラの温度が設定温度近傍に上昇した以後に定着ローラ
が断線した場合にはこの断線を検知することができない
といった問題点があった。
〔発明の目的〕
そこで本発明は、温度検出手段の温度が、温度設定手段
の設定温度より低くて設定温度の変化に応じて変化する
定着下限温度より低くなったとき、定着ヒータの断線が
検知されるようにして、定着ヒータ断線を早期にしかも
正確に検知し、定着不良のコピーの発生を防止すること
を目的としている。
〔発明の構成〕
本発明による定着ヒータの断線検知装置は、上記目的を
達成するため、複写機に用いられ、トナー像を転写紙に
定着させる熱ローラを加熱する定着ヒータの断線検知装
置であって、前記熱ローラの温度を検出する温度検出手
段と、熱ローラの温度を所定温度範囲内で任意に設定す
ることができる温度設定手段と、温度検出手段の検出温
度が温度設定手段の設定温度より低いとき、定着ヒータ
が通電され、温度検出手段の検出温度が温度設定手段の
設定温度と同じまたは該設定温度より高い゛ 5 とき、定着ヒータの通電が遮断されるように、定着ヒー
タの通電および通電遮断の切り替えを制御する制御手段
と、を備え、前記制御手段が、温度設定手段の設定温度
より低く゛ζζ膜設定温度変化に応じて変化する定着F
限温度を記憶し、温度検出手段の検出温度が定着下限温
度より低くなったとき、定着ヒータの断線を検知するこ
とを特徴とするものであり、 また、前記設定温度が温度設定手段により設定変更され
たとき、設定変更されたときから一定時間が経過するま
で、制御手段が、断線の検知動作を中11−するように
してもよく、 さらに、前記設定温度が温度設定手段により設定変更さ
れたとき、制御手段が、変更後の設定温度が温度検出手
段の検出温度と同じまたは該検出温度より低い場合、断
線の検知動作を続行し、設定変更後の温度が温度検出手
段の検出温度より高い場合、設定変更されたときから一
定時間が経過するまで断線の検知動作を中止するように
してもよく、 またさらに、前記設定温度が温度設定手段により設定変
更されたとき、制1ffl1手段が、変更後の設定温度
が温度検出手段の検出温度と同じまたは該検出温度より
低い場合、断線の検知動作を続行し、設定変更後の温度
が温度検出手段の検出温度より高い場合、設定変更され
たときから、設定変更後の温度と検出温度との温度差の
変化に応じて変化する所定時間が経過するまで、断線の
検知動作を中止するようにしてもよい。
以下、本発明を実施例に基づいて具体的に説明する。
第1〜10図は本発明に係る定着ヒータの断線検知装置
の一実施例を示す図である。
まず、構成を説明する。
第1〜5図において、1は複写機に用いられ、トナー像
を転写紙に定着させる熱ローラ2を加熱する定着ヒータ
3の断線検知装置であり、断線検知装置1は後述の第1
サーミスタ4、操作表示部5および制御部6を備えてい
る。熱ローラ2の温度は第1サーミスタ4乙こより検出
され、第1サーミスタ4は温度検出手段を構成する。熱
ローラ2の温度は所定温度範囲内、例えば175〜19
2 ’C内で操作表示部5により任意に設定され、操作
表示部5は温度設定手段を構成する。6はマイクロコン
ビ1−夕等からなる制御部であり、制御部6ば後述の第
6図のフローチャー1・に従うプログラムを実行して、
第1ザーミスタ4の検出温度が操作表示部5の設定温度
より低いとき、定着ヒータ3が通電され、第1ザーミス
タ4の検出温度が操作表示部5の設定温度以上であると
き、定着ヒータ3の通電が遮断されるように、定着ヒー
タ3の通電および通電遮断の切り替えを制御する。した
がって、制御部6は制御手段を構成する。
また、制御部6は第7図のフローチャートに従うブし1
グラムを実行して、第1サーミスタ4の設定温度より例
えば5℃低くて設定温度の変化に応じて変化、すなわち
この5℃の温度差が常に保持されるように変化する定着
下限温度を記憶し、第1ザーミスタ4の検出温度が定着
下限温度より低くなったとき、定着ヒータ3の断線を検
知し、複写機のコピーを不可とする。上述の設定温度お
よび定着下限温度は後述の制御部6のRA M2O3あ
るいは307に記憶され、適宜読み出され書き換えられ
ようになっている。
次ぎに、−]二述の熱ローラ2、定着ヒータ3、第1ザ
ーミスタ4、操作表示部5および制御部6を含めて定着
ユニットの構成および複写機全体の制御構成を詳説する
第1図は定着ヒータの断線検知装置の要部断面を示して
おり、第1図において、200はシリコンゴムからなる
加圧ローラ、201 は転写紙、202は熱ローラ2の
芯金、203は芯金202の表面上のテフロン処理部、
204は加圧ローラ200の芯金である。転写紙201
は第1図の矢印E、F方向に回転している熱ローラ2お
よび加圧ローラ200間に挿入され、加圧、加熱されて
、トナーが転写紙201に定着されるようになっている
。第1ザーミスタ4は熱ローラ2の表面に接触しており
、熱ローラ2から少し離隔して後述する温度ヒユーズ1
14が設けられている。
第2図は複写機全体の回路構成を示しており、第2図に
おいて、101はAC入カラインの渦電流を遮断する2
連のサーキットブレーカ、102はし、Cの複合回路か
らなるノイズフィルターであり、103はヒータ回路に
対する通電を開閉する電磁リレーである。104はトラ
ンス105、電磁リレー106、DC電源部108から
なる回路の異常時に作動する小型のサーキットブレーカ
である(サーキットブレーカ101は大容量のため多少
の異常に対しては作動しない)。トランス105は入力
電圧を24Vに降圧させ、電磁リレー103を動作させ
る電源である。トランス105の2次側にはリレー接点
106C、ドアスィッチ116C1温度ヒユーズ114
、電磁リレー103のコイル103aが接続されている
。EXT、CNT信号により電磁リレーが動作して、接
点106b、106Cが閉じてDC電源部108に通電
されるとともに、ドアスイッチ116が閉じており、温
度ヒユーズ114が接続されていれば、電磁リレー10
3は動作して、接点103b、103Cが閉じられ、定
着ヒータ3に対する通電が可能となる。ここで、トラン
ス105で降圧させているのは、入力電源の200 V
ラインを温度ヒユーズ104、ドアスインチエ16等の
安全回路として機内引き廻しに使用するのは危険が多い
ためである。リレー接点106bが閉しられると、DC
電源部108にはACが供給され、機械各部、制御部6
、操作表示部5に電源を供給する。さらにDC電源部1
08は後述するように入力電圧を検出してVimを制御
部6に出力する。109は定着ヒータ3に対する電力を
スイッチングするSSR(ソリッド・ステート・リレー
)である。114は熱ローラ2の異常な温度上昇を防止
するための温度ヒユーズ、115は室温または機械の温
度を検出する第2サーミスタ、116はインターロック
用のドアスイッチであり、2つの回路116c、116
bを有している。回路116 cは定着ヒータ3の通電
を遮断する電磁リレー103を動作させるもので、回路
116bはドアが開いたことを示す信号を制御部6に出
力するものであり、この信号出力により操作表示部5に
複写機のドアの開放が表示されるようになっている。
第3図はDC電源部108の内部回路を示しており、第
3図において、電源部108に入力されたAC入力は整
流回路401で整流された後、ヒユーズ402.403
を通して24V回路あるいは5V回路用のスイッチング
回路406.407に供給される。408.409はト
ランスであり、スイッチング回路406.407に供給
された電圧はトランス408.409により低圧に降下
された後、整流された電圧が整流電圧検出回路410.
411により検出されスイッチング回路406.407
に信号が出力されるようになっている。404はヒユー
ズ、412はトランスである。
トランス412の一次側は整流回路401の上流に接続
され、トランス412の二次側はブリッジ構成の全波整
流で整流され、平滑回路414.415により平滑化さ
れ、さらに半固定抵抗416および固定抵抗417によ
り分圧され、Vim信号として制御部6のADコンバー
タに出力され、入力電圧がモニターされるようになって
いる。
第4図は制御部6の構成を示しており、第4図において
、301はリセットクロック素子であり、リセットクロ
ツタ素子301はCP U302に対してリセット信号
とクロック信号を供給する。クロック信号はCP 03
02を動作させるための5MH2のパルス状の信号であ
り、リセット信号は電源ON時にCP 0302に対し
て数十msの間、リセットをかける信号である。また、
リセットクロック素子301 はタイマー素子310に
対しても2.5MH2のクロック信号を供給する。CP
 U302は制御部6全体をコントロールするものであ
り、ROM308.309により制御プログラム、例え
ば後述の第6.7図のフローチャートに従うプログラム
を読み込み、RA M2O3,307に対して制御に必
要な情報、例えば操作表示部5により設定された設定温
度およびこの設定温度より常に5℃低い定着下限温度を
読み書きし、入出力(Ilo)素子312を通して外部
を制御する。303.304はラッチ素子であり、ラン
チ素子303.304は、アドレス出力とデータ出力が
時分割されているため、デコード素子305のALE 
(アドレスランチイネーブル)信号によってアドレス出
力をラッチし、CP U302から出力されているAD
O〜AD7、A08〜AI)15をROM2O3,30
9、RAM306.307等に供給する。デコード素子
305ばCPU302より出力される5O−32の信号
をデコードし、A L E、RI)(リート)、WR(
ライI−)INTA(インタラブトアクノリッジ)信号
等を作る。RAM306.307はCP U302より
書き込まれる情報を記憶し、また、CP 0302より
RD倍信号到達したらAO−A14で指定された番地の
内容をCPU302に出力する。ROM2O3,309
は内部にCPU302が実行する各種の制御プログラム
を記憶しており、CP IJ302からのRD倍信号よ
り制御プログラム(機械語)をCPU302に出力する
。タイマー素子310はリセットクロック素子301よ
り供給されるP CL K信号(2,5MH2>を基本
クロックとして、CP U302より指示されたモード
とデータによってOU ′rOより種々の周波数とパタ
ーンのパルスを発生ずる。入出力素子312は外部の入
力素子(セン゛す゛、キー)や出力素子(表示L E 
I)、ヒータ等)に対してアクセスし、A、B、Cの3
ポート(各々8ビ/1・)より構成される。、A、■3
ボートは出力ボート、Cボートは入力ボートである。、
Aボートの下位4ビツトはAD変換素子313に接続さ
れ、Y3、Cボートは外部の定着ヒータ3、定着駆動モ
ーフ、操作表示部5の表示LED(待ち時間表示用)に
接続されている。
Cボート−は後述の操作表示部5010キー501a、
温度表示キー502、定着温度設定キー503の信号を
入力し、またCボートの最下位1ビツトはAD変換素子
313のD A T A信号を入力する。A I)変換
素子313は第1ザーミスタ4および第2サーミスタ1
15の入力電圧のアナDグ値(電圧値)をデジタル(8
ビット)に変換しcPU302に伝達し、CP U30
2から入出力素子312を通してAD変換素子313に
4つの信号を出力する。CSはA D変換時、常時アク
ティブ(LOW)にし、A D CI−にはAD変換素
子313からD A T Aを出力させるための信号で
ある。AD変換素子313はデータ端子が一木のみのた
め、シリアルでデータを出す。
AD変換素子313のA D CL Kに1パルスが入
る度に最−1−位のデータから8回出力する。CI) 
U302はA D変換素子313のADCLKにパルス
を出力し、その度にCボートの0ビツト目を読み、この
動作を8回繰返し8ピントのデータを得る。C01C1
は、入出力素子312がAD変換回路を4個内臓してい
るため、どの回路を選択するかを決定する信号である。
本実施例では第1サーミスタ4と第2サーミスタ115
の2個のサーミスタの入力電圧をA D変換するため、
Go、CIによって回路が切り換えられるようになって
いる。
第5図は操作表示部5を示しており、第5図において、
操作表示部5は前述したように熱ローラ2の温度を設定
し、第1ザーミスタ4および第2ザーミスタ115の検
出温度を表示し、コピー可になるまでの待ち時間を表示
する機能がある。熱ローラ2の設定温度は、10キー5
01  aおよびクリアーキー501bを操作者が操作
することにより、操作表示部5に入力され、入力可能な
温度範囲は前述したように175〜192℃である。操
作表示部5に入力された設定温度は設定値表示部506
に表示され、この設定温度が定着温度設定キー503の
操作により熱ローラ2の温度として設定される。また、
定着温度設定キー503の自照ランプが点灯し、IO主
キー01a、クリアーキー501bからの入力は無視さ
れる。設定温度を変更する場合、定着温度設定キー50
3を操作して、自照ランプを点灯させることにより、1
0キー50〕a、クリアーキー501bにより新たな設
定温度の入力設定が可能になる。
なお、504は定着温度表示部、505は室温表示部、
507はコピー待ち時間の表示部である。
次ぎに、」二連の温度設定の動作を第6図のフローチャ
ー1・に従って説明する。なお、本フローチャートに従
うプログラムはROM308あるいは309に格納され
ており、CP U302により適宜実行される。
まず、Plで定着温度設定キー503が操作されたか否
かを判別し、操作されていればP2に進み、いなければ
P9に進む。次いてP2で設定モート中を判別ずれば非
設定モートのP3に進み、P2で設定モート中てなけれ
ばP6に進む。次いで、P3で非設定モードの自照ラン
プを消灯し、P4で10キー501a、クリアーキー5
01bの操作を判別し、操作されていればP5に進み、
操作されていなければルーチンを終了する。一方、P6
で設定値表示部506の値が175°C以上で192°
C以下であるかを判別し、この温度範囲内であれば設定
モードにP7に進み、なければP3に進む。次いで、P
7で自称ランプを点灯し、10キー501a、クリアー
キー501bからの入力を認め、P8で入力表示された
値を設定温度として設定する。また、P9で設定モード
中か否かを判別し、設定モード中であればP7に進み、
なければP3に進む。次ぎに、定着ヒータ3の断線検知
の手順を第7図のフローチャートに従って説明する。な
お、本フローチャートに従うプログラムはROM2O3
あるいは309に格納されており、CP U302によ
り適宜実行される。
まず、複写機の電源ON時またはドア閉じ後、pHで第
1サーミスタ4の検出温度が操作表示部5により設定さ
れた温度に一旦到達したか否を判別し、到達していれば
PI3に進み、いなければルーチンを終了する。次いで
、P]、2で第1サーミスク4により現在の熱ローラ2
の温度を検出し、PI3で第1サーミスタ4の検出温度
が制御部6に記憶された定着下限温度より低いか否かを
判別し、低ければPI3に進み、低くなければルーチン
を終了する。次いで、PI3で定着ヒータ3を断線と判
断して複写機をコピー不可状態にする。
上述のように本実施例では、第1サーミスタ4の検出温
度が、操作表示部5の設定温度より5°C低くて設定温
度の変化に応じて変化する定着下限温度より低くなった
とき、定着ヒータ3の断線を検知しているので、熱ロー
ラ2の設定温度を設定可能範囲の高温側に設定変更した
場合であっても、また、熱ローラ2の温度が設定温度に
達した後であっても、定着ヒータ3の断線を早期にしか
も正確に検知することができる。したがって、断線の検
知により速やかにコピー不可とすることができ、定着不
良のコピーの発生を防止することができる。
また、制御部6が、第7図のフローチャートの代わりに
第8図のフローチャートに従うプログラムを実行するよ
うにしてもよい。このプログラムの実行により、第1サ
ーミスタ4の検出温度が一旦設定温度に到達した後、設
定温度が操作表示部5により設定変更されたとき、設定
変更されたときから一定時間が経過するまで、制御部6
が断線の検知動作を中止する。
次ぎに、定着ヒータ3の断線検知の手順を第8図のフロ
ーチャートに従って説明する。なお、本フローチャート
に従うプログラムはROM2O3あるいは309に格納
されており、CP U302により適宜実行される。
まず、複写機の電源ON時またはドア閉し後、P21で
第1サーミスタ4の検出温度が繰作表示部により設定さ
れた温度に一旦到達したか否を判別し、到達していれば
P22に進み、いなければルーチンを終了する。次いで
、P22で操作表示部5により設定温度を変更したか否
かを判別し、変更していればP23に進み、変更してい
なければP24に進む。次いで、P23で停止中フラグ
をセントし、停止タイマーをリセットして、P24で停
止中フラグ−1か否かを判別する。フラグ−1であれば
P28に進み、なければP25に進む。P25で第1サ
ーミスタ4により熱ローラ2の温度を検出し、P26で
検出温度が設定温度より5℃以上低いか否かを判別する
。5°C以上低ければP27に進め、そうでなければル
ーチンを終了する。次いで、P27で定着ヒータ3を断
線と判断して複写機をコピー不可状態にする。一方、P
28で停止タイマーが一定値以上であるか否かを判別し
、一定値以上であれば、P29に進み、そうでなければ
ルーチンを終了する。
次いで、P29で停止中フラグをリセットして、P25
に進む。
上述の2番目の実施例では、操作表示部5による設定変
更後、一定時間断線の検知動作を中止しているので、最
初の実施例の効果に加え、断線検知の誤動作を防止する
ことができる。
さらに、制御部6が、第7図のフローチャートの代わり
に第9図のフローチャートに従うプログラムを実行する
ようにしてもよい。このプロゲラムの実行により、設定
温度が操作表示部5により設定変更されたとき、変更後
の設定温度が第1サーミスタ4の検出温度と同じまたは
検出温度より低い場合、制御部6が、断線の検知動作を
続行し、設定変更後の温度が第1ザーミスタ4の検出温
度より高い場合、設定変更されたときから一定時間が経
過するまで断線の検知動作を中止する。
次ぎに、定着ヒータ3の断線検知の手順を第9図のフロ
ーチャートに従って説明する。なお、本フローチャート
に従うプログラムはROM308あるいは309に格納
されζおり、CP U302により適宜実行される。
まず、複写機の電源ON時またはドア閉し後、P31で
第1ザーミスタ4の検出温度が操作表示部5により設定
された温度に一旦到達したか否を判別し、到達していれ
ばP32に進み、いなければルチンを終了する。次いで
、P32で第1ザーミスク4により現在の熱「1−ラ2
の温度を検出し、P33て操作表示部5により設定温度
が変更されたが台かを判別する。変更されていればP3
4に進み、変更されていなければP36δこ進む。P3
4で停止中フラグをセソトシ、停止タイマーをリセット
する。
次いで、P、36で停止ト中フラグ−1か否かを判別し
、フラグ−】であればP39に進み、そうでなければP
37に進む、、P37で第1ザーミスタ4の検出温度が
設定温度より5℃以上低いか否かを判別し、低ければP
38に進み、低くなければルーチンを終了する。次いで
、P38で定着ヒータ3を断線と判断して複写機をコピ
ー不可状態にする。一方、P39で停止タイマーが一定
値以上か否かを判別し、定価以上であればP2Oに進み
、そうでなげればルーチンを絨了する。次いで、P2O
で停止中フラグをリセットして、P37に進む。
上述の3番目の実施例では、操作表示部5による設定変
更後、変更後の設定温度が第1サーミスク4の検出温度
と同じまたは検出温度より低い場合、断線の検知動作を
続行し、設定変更後の温度が第1サーミスタ4の検出温
度より高い場合、設定変更されたときから一定時間が経
過するまで断線の検知動作を中止しているので、前述の
2番目の実施例の効果に加え、より!?期に正確に定着
ヒータの断線を検知することができる。
またさらに、制御部6が、第7図のフローチャ〜1〜の
代わりに第10図のフ[1−チャー1・に従うプlコグ
ラムを実行するようにしζもよい。このプログラムの実
行により、設定温度が操作表示部5により設定変更され
たとき、変更後の設定温度が第14J−ミスタ4の検出
温度と同じまたは検出温度より低い場合、制御部6が断
線の検知動作を続行し、設定変更後の温度が第1サーミ
スタ4の検出温度より高い場合、設定変更されたときか
ら、設定変更後の温度と検出温度との温度差の変化に応
じて変化する所定時間が経過するまで、断線検知手段に
よる断線の検知を中止する。例えば温度差が30℃以−
I−130℃より低く20℃以上、20℃より低く10
℃以上、10℃未満のとき、それぞれの温度差領域に対
応する所定時間を150秒、120秒、90秒、60秒
とする。
次ぎに、定着ヒータ3の断線検知の手順を第10図のフ
ローチャートに従って説明する。なお、本フローチャー
1・に従うプログラムはROM2O3あるいは309に
格納されており、CP U302により適宜実行される
まず、複写機の電源ON時またはドア閉じ後、P4]で
第1す〜ミスタ4の検出温度が操作表示部により設定さ
れた温度に一1到達したが否を判別し、到達していれば
Pd2に進み、いなければルーチンを終了する。次いで
、Pd2で第1ザーミスタ4により現在の熱ローラ2の
温度を検出し、Pd2で操作表示部5により設定変更さ
れたか否かを判別する。設定変更されていればPd2に
進み、そうでなければP2Oに進む。次いで、Pd2で
変更後の設定温度が第1サーミスタ4の検出温度より高
いか否を判別し、高ければPd2に進み、高くなければ
P2Oに進む。次いで、Pd2で検出温度と設定温度の
温度差が30°C以上あるか否かを判別し、30°C以
上あればP53に進み、なければP46に進む。P46
で一ト述の温度差が20”C以上あるか否かを判別し、
20°C以上あればP54に進み、なければP47に進
む。
次いで、■)47で上述の温度差が]0゛c以1−ある
か否かを判別し、10℃以上あればP55に進み、なけ
ればPd2に進む。次いで、Pd2でバッファAに60
秒をセントし、Pd2で停止中フラグをセットし、停止
タイマーをリセットする。次いで、P2Oで停止中フラ
グ=1か否かを判別し、フラグ−1であればP56に進
み、そうでなければP51に進む。次いで、P51で第
1サーミスタ4による熱ローラ2の検出温度が設定温度
より5℃以上低いか否かを判別し、低ければP52に進
み、低くなければルーチンを終了する。次いで、P52
で定着ヒータ3を断線と判断して複写機をコピー不可状
態にする。−方、P53ではバッファAに150秒をセ
ットし、P54ではバッファAに120秒をセットし、
P55ではバッファAに90秒をセントし、それぞれP
d2に進む。また、P56では停止タイマー−Aか否か
を判別し、停止タイマー−AであればP57に進み、そ
うでなければルーチンを終了する。次いで、P57で停
止中フラグをリセットして、P51に進む。
上述の4番目の実施例では、設定変更後の温度が第1サ
ーミスタ4の検出温度より高い場合、設定変更されたと
きから、設定変更後の温度と検出温度との温度差の変化
に応じて変化する時間が経過するまで、断線検知手段に
よる断線の検知動作を中止しているので、上述の3番目
の実施例の効果に加え、さらに定着ヒータ3の断線検知
を正確にすることができる。
〔効果〕
本発明によれば、温度検出手段の温度が、温度設定手段
の設定温度より低くて設定温度の変化に応じて変化する
定着下限温度より低くなったとき、定着ヒータの断線が
検知されるようにしているので、設定可能範囲内の高温
側に設定温度があるとき、また、熱ローラの温度が設定
温度に達した後、であっても、定着ヒータの断線を早期
にしかも正確に検知することができ、定着不良のコピー
の発生を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1〜10図は本発明に係る定着ヒータの断線検知装置
の一実施例を示す図であり、第1図はその要部断面図、
第2図はその装置を適用した複写機全体の回路構成を示
す図、第3図はそのDC電源部の回路構成を示す図、第
4図はその制御部のブロック図、第5図はその操作表示
部の表示部カバネルの平面図、第6図はその熱ローラの
温度を設定するプログラムのフローチャート、第7〜1
0図はその定着ヒータの断線を検知するプログラムのフ
ローチャートである。 2・・・・・・熱ローラ、 3・・・・・・定着ヒータ、 4・・・・・・第1サーミスタ(温度検出手段)、5・
・・・・・操作表示部(温度設定手段)、6・・・・・
・制御部(制御手段)。 第1図

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)複写機に用いられ、トナー像を転写紙に定着させ
    る熱ローラを加熱する定着ヒータの断線検知装置であっ
    て、前記熱ローラの温度を検出する温度検出手段と、熱
    ローラの温度を所定温度範囲内で任意に設定することが
    できる温度設定手段と、温度検出手段の検出温度が温度
    設定手段の設定温度より低いとき、定着ヒータが通電さ
    れ、温度検出手段の検出温度が温度設定手段の設定温度
    と同じまたは該設定温度より高いとき、定着ヒータの通
    電が遮断されるように、定着ヒータの通電および通電遮
    断の切り替えを制御する制御手段と、を備え、前記制御
    手段が、温度設定手段の設定温度より低くて該設定温度
    の変化に応じて変化する定着下限温度を記憶し、温度検
    出手段の検出温度が定着下限温度より低くなったとき、
    定着ヒータの断線を検知することを特徴とする定着ヒー
    タの断線検知装置。
  2. (2)前記設定温度が温度設定手段により設定変更され
    たとき、設定変更されたときから一定時間が経過するま
    で、制御手段が、断線の検知動作を中止することを特徴
    とする請求項1記載の定着ヒータの断線検知装置。
  3. (3)前記設定温度が温度設定手段により設定変更され
    たとき、制御手段が、変更後の設定温度が温度検出手段
    の検出温度と同じまたは該検出温度より低い場合、断線
    の検知動作を続行し、設定変更後の温度が温度検出手段
    の検出温度より高い場合、設定変更されたときから一定
    時間が経過するまで断線の検知動作を中止することを特
    徴とする請求項1記載の定着ヒータの断線検知装置。
  4. (4)前記設定温度が温度設定手段により設定変更され
    たとき、制御手段が、変更後の設定温度が温度検出手段
    の検出温度と同じまたは該検出温度より低い場合、断線
    の検知動作を続行し、設定変更後の温度が温度検出手段
    の検出温度より高い場合、設定変更されたときから、設
    定変更後の温度と検出温度との温度差の変化に応じて変
    化する所定時間が経過するまで、断線の検知動作を中止
    することを特徴とする請求項1記載の定着ヒータの断線
    検知装置。
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