JPH0490782A - 分離式弾発遊技機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［発明の目的］ （産業上の利用分野） 本発明は、遊技盤を機枠に対して着脱自在に取り付ける
ようにした分離式弾発遊技機に関し、詳しくは景品球放
出作動機構環一連の裏部品が集約して組み付けられた機
構板に関する。

一般に、分離式弾発遊技機においては、上記機構板を弾
発遊技機としてのパチンコ機等の遊技盤に対して開閉自
在に枢着すると共に、取付装置により機構板を取り外す
ことなく自在に遊技盤を交換できるように構成されてい
る。これによりパチンコホール店等においては、所謂新
装開店時等に新しいゲーム内容の機種に交換するような
場合には遊技盤とゲーム内容を記憶し制御を司る電子制
御基板とだけを交換すれば良いという優れた効果を奏す
る。

該従来技術を示すものとしては、例えば実公昭５６−２
２９４６号公報等が知られている。

（発明が解決しようとする課題） しかしながら、これらの従来技術をもってしてもタイプ
が異なる弾発遊技機間では上述した効果は奏しない。

即ち、弾発遊技機のうち通常のパチンコ機（以下単にパ
チンコ機という。）とパチンコ式組合せゲーム機（所謂
アレバチ機、以下単にアレバチ機という。）とに相互に
交換する場合には、遊技盤や電子制御基板を交換するだ
けでなく、景品球放出作動機構等を具備した機構板をも
交換しなくてはならない。これは以下の理由による。

パチンコ機においては、入賞球を検出しこれに対応する
数の景品法を客側に放出する構成とする。

例えば、所謂１５発機のパチンコ機であれば入賞球１発
に対して景品法を１５発客側に放出する。

一方、アレバチ機においては、定められた数の遊技球（
通常１６発）で行う一回のゲームで所定の図柄の組合せ
が成立するか否かを検出する必要があり、組合せが成立
した場合には得点に対応した景品法を放出する。即ち、
パチンコ機とアレバチ機とでは入賞球の検出の構成が異
なる。−換言すれば、パチンコ機とアレバチ機とでは機
構板の構成が異なるのである。

本発明の分離式弾発遊技機は、上述した課題を解決し、
パチンコ機とアレバチ機との相互変換を−ＩＩ簡易にす
ることを目的とし、更に機構板の再利用を図って資源の
有効利用を図るためにも為されたものである。

［発明の構成］ （課題を解決するための手段） 本発明の分離式弾発遊技機は、 側枠の前面に一側方向へ開閉自在に＠＠され窓孔を有す
る額縁状の機枠を有し、該機枠の内面には遊技盤を着脱
自在とし、該遊技盤に対して開閉自在に枢着する機構板
を備えた分離式弾発遊技機において、 上記機構板の下部を、 遊技機の種類に応じた入球ケースに交換可能としたこと
を特徴とする。

（作用） 上記構成により本発明の分離式弾発遊技機は、弾発遊技
機の種類に応じた入球ケースを選択し、該選択された入
球ケースを機構板の下部に装着するだけで弾発遊技機の
種類に従って入賞球を検出するよう働く。

これにより本発明の分離式弾発遊技機は、弾発遊技機と
してのパチンコ機とアレバチ機とを相互に変換する場合
でも機構板本体と交換しなくてもよいように働く。

（実施例） 次に本発明の構成を一層明確にするなめに好適な実施例
を図面と共に説明する。

第１図に示すように、本体枠１の開口部の上部にはゲー
ム用の図示しない各種部品が装着された遊技盤２が組み
付けられると共に、本体枠１の前面の一端部にはガラス
が嵌込まれた金枠３と、前板４とが上下にｌｉ！＃接し
て各々前方へ回動可能に軸着されている。

前板４の前面にはゲームに際して遊技球及び払出された
景品法を受容する上球受は皿５が取着され、また、本体
枠ｌの下端付近前面には上球受は皿５の上方からオーバ
ーフローした景品法を受容する下球受は皿６が取着され
、上下球受は皿５及び６には景品法を取り出すための球
抜きレバー５ａ及び６ａが各々付設されている。尚、遊
技球はハンドル７を操作することにより遊技盤２上に打
ち出される。

一方、第２図に示すように、遊技盤２の裏側に対し取り
外し可能に組み付けられたプラスッチクケースの機構板
（所謂層パック、以下単に機構板と呼ぶ）９に着脱自在
に組み付けられる基板ホックス１０内には、マイクロコ
ンピュータ−を内蔵した電子制御装置が収納されている
。この電子制御装置は、有効発射球数の計算、入賞の表
示、入賞得点の計算、景品法の払い出し等のゲーム全般
にわたる諸動作を制御する。

遊技盤２の下方には、第３図に示すように、水平方向の
長孔２ａが開設されている。この遊技盤２の長孔２ａに
は、入球ケース１１の入球口１２を遊技盤２の前面に突
出するよう嵌合させている。次に、この入球ケース１１
を第３図及至第５図を用いて詳述する。

入球ケース１１は、上述した機構板９に取り付けられる
本体部１３と、該本体部１３に垂直な上記入球口１２と
、遊技盤２の裏面に取り付けられた図示しない複数の各
種から流れ落ちる遊技球を受は入れる裏側入球口１４と
、入球口１２及び裏側入球口１４から流れる落ちる遊技
球を下方のアウト口に落下させる通過孔１５とから構成
されている。

入球口１２は、遊技盤２上を落下する遊技球を受は入れ
通過孔１５に導く１６個の区画形成された法案内樋１２
ａ及至１２ｐから構成されている。

通過口１５は、法案内樋１２ａ及至１２ｐの各々に対応
する１６個の区画形成された落下口１５ａ及至１５ｐか
らなり、各落下口１５ａ及至１５ｐには遊技球が通過す
ることを検出するスイッチの舌片を途中に突出させてい
る。この各スイッチにより検出される信号は上述した基
板ボックス１０内の電子制御装置に送られる。

裏側入球口１４は、入球口１２と同様、１６個の区画形
成された法案内樋１４ａ及至１４ｐから構成され、各々
に対応する上記１６個の落下口１５ａ及至１５ｐに遊技
球を導く。尚、この裏側入球口１４は、遊技盤２上の図
示しない入賞球受口力）ら遊技盤２裏面の樋を介して流
れ落ちる遊技球を受は入れるためのものである。

裏側入球口１４の左右には、落下口１５ａ及至１５ρと
同様の構成の落下口１６ａ及び１６ｂが設けられている
。この落下口１６ａ及び１６ｂは、遊技盤２上の図示し
ない開閉片を備えた変動入賞球受口から遊技盤２裏面の
樋と介して流れ落ちる落下球を通過させ検出するもので
ある。落下口１６ａ又は１６ｂより落下する遊技球は、
第６図に示すように、入球ケース本体部１３内に設けら
れた通路ＡＲＩ又はＡＲ２を介し周知の球切り装置１７
により通路ＡＲ３を介してアウト口に放出される。

詳述した入球ケース１１は、ビス穴１８ａ及至１８ｅに
より機構板９に固定される。第７図はこの状態を示す。

入球ケース１１の入球口１２の前面には、第３図及至第
５図に示すように、図柄を表示する幕板２０がその両足
２０ａ及び２０ｂを遊技盤２の孔に挿入され固定される
。　幕板２０の前面中央部には、上記入球口１２０球案
内樋１２ａ及至１２ρの各々に対応する位置にアラビア
数字の１及至１６の数字が記載されたセルロイド２１が
貼着され、このセルロイド２１の上方にはゲームの組合
せを示す図柄を記載したセルロイド２２が貼着されてい
る。

幕板２０の裏面には、１６個のＬＥＤ２３ａ及至２３ｐ
を有するプリント基板２４が固定されている。

この１６個のＬＥＤ２３ａ及至２３ｐは、入球ケース１
１の各法案内樋１２ａ及至１２ρに遊技球が入球口な場
合に点灯される。これにより遊技者は、入球口１２の法
案内ｖｉ１２ａ及至１２ｐのいずれかに遊技球が入球し
た場合にはセルロイド２１上の各々に対応する数字が点
灯するので、どの法案内樋に遊技球が入球したのかが判
別できる。尚、裏側入球口１４の法案内樋１４ａ及至１
４ｐのいずれかに遊技球が入球しな場合にも各々に対応
する数字が点灯し、また、両サイドの落下口１６ａ又は
１６ｂに遊技球が落下した場合には予め定められた複数
の数字が点灯するよう構成されている。

セルロイド２１の上方のセルロイド２２には、４個の連
続した☆マークの図柄の組合せが２個、Ｊ　Ａ、　ＣＫ
　Ｐ　ＯＴの文字列の図柄の組合せの２個とが記載され
ている。本実施例では、ＪＡＣＫＰＯＴの文字列に対応
する数字５及至８又は数字９及至１２が全部点灯した場
合には得点３が、それ以外の組合せで連続した４個の数
字が全部点灯した場合には得点１が得られるよう構成さ
れている。

以上詳述した構成は、所謂アレバチ機についての場合の
ものである。

次に、このアレバチ機をパチンコ機に取り替える場合に
ついて説明する。

このアレバチ機をパチンコ機にするには、第８図に示す
ように、アレバチ機用の入球ケース１１及び幕板２０を
パチンコ機用の入球ケース３０及び幕板３１に各々交換
すればよい。入球ケース３０は、第９図に示すように、
上述した入球ケース１１と同様に機構板９にビス穴４０
ａ及至４０ｅにより固定される。幕板３１は、幕板２０
と同様に遊技盤２にその足を挿入されて固定される。

入球ケース３０は、第１０図［Ａコ及びｒＢ３に示すよ
うに、アレバチ用の入球ケース１１の裏側入球口１４を
構成する基板をパチンコ用の基板４１に収り替え、遮へ
い板４６を落下口４５に固定したものである。基板４１
はビス穴４１ａ及至４１ｅにビスをねじ込むことにより
入球ケース本体に固定される。入球ケース３０の入球口
４２及び落下口４５はアレバチ用の入球口１２及び落下
口１５とその構成を略同様とするが、落下口４５の基板
４１側には遮へい板４６がビスによりに固定される９こ
れは、入球口４２に受は入れられた遊技球を周知のアウ
ト口に落下させるためである。

落下口４５には、アレバチ機の場合には遊技球を検出す
るためのスイッチの舌片が挿入されているが、パチンコ
の場合には図柄に対応する遊技球を検出する必要がない
のでスイ・ソチの舌片は挿入されない。ここに、第１１
図は、基板４１及び遮へい板４６を組み込んだ入球ケー
スの上面図を示すものである。

また、裏側入球口１４有しない構成としているので、第
９図に示すように、遊技盤２の入賞口に入球した遊技球
は遊技盤２の裏側から入球ケース本体の中を矢印Ａ　Ｒ
３に従って移動し、球切り装置４７を介して入賞球検圧
スイッチ４８により検出される。尚、入賞球検圧スイッ
チ４８により検出される遊技球の数の所定倍数の景品法
が客側に放出される構成とされていることは言うまでも
ないことである。

遊技盤２の裏側には、第１２図［Ａ３及び［ＢＥに示す
ように、長孔２ａの下方に逆三角形状の渭２ｂが刻設さ
れている。これは、入球口４２と遊技台下部のアウト口
とを連絡するためのものであり、上述したアレバチ機の
場合も同様である。

以上詳細に説明した本実施例によると、アレバチ機とパ
チンコ機とを相互に変換する場合でも機構板９を取り替
えることなく、入球ケース１１と入球ケース３０とを取
り替えるな°けで済むという優れた効果を有する。これ
により、パチンコホール店での作業を簡易にすると共に
、弾発遊技機のメーカー等においては機構板９の再利用
を区ることかできるという優れた効果を奏する。

また、本実施例では、入球ケース１１と入球ケース３０
との本体をも共用することができる。即ち、アレバチ機
の裏側入球口１４を構成する基板を取り外しパチンコ機
の基板４１及び遮へい板４６を組み込むだけで入球ケー
スを共用することができ、再利用の効果を一層促進する
ことができる。

更に、本実施例では入球ケース３０に入球口４２を備え
る構成としているので、遊技盤２をもパチンコ機とアレ
バチ機とで遊技盤２の構成を同様とし、あるいは共有す
ることができ、遊技盤２を構成するベニヤ板を再利用し
、また流用することができるという効果も奏する。

次に本発明の第２実施例を第１３図に従って説明する。

第２実施例は、遊技盤５２を通常のパチンコ機に用いら
れている遊技盤と同様の形状とするなめに構成されたも
のである。

本実施例の入球ケース６０は、上述した入球ケース３０
の入球口４２及び落下口４５を形成することなく構成し
たものである。

本実施例では、遊技盤５２上の入賞口に入球しない遊技
球は、通常のパチンコ機と同様に遊技盤５２下部のアウ
ト口５２ａから刻設された溝５２ｂを介して遊技台下部
のアウト口に流れ落ちる。

一方、入賞口に入球した遊技球は、遊技盤５２の裏面か
ら入球ケース６０本体の中を流れ落ちる。

第２実施例では、入球ケース１１と入球ケース６０とを
交換するだけで機構板９をパチンコ機とアレバチ機とで
共用することができるという第１実施例と同様の効果を
奏する他、通常のパチンコ機と同じ遊技盤５２を用いる
ことができるという効果も有する。

（発明の効果） 本発明の分離式弾発遊技機によると、パチンコ機とアレ
バチ機とを相互に変換する場合でも機構板を交換す゛る
ことなく機構板下部の入球ケースを交換するだけで済む
という優れた効果を有する。

これにより、パチンコホール店での交換作業を簡易にす
ると共に、弾発遊技機の製造メーカー等においては機構
板を再利用し資源の有効利用を図ることができるという
優れた効果を奏する。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の第１実施例の分離式弾発遊技機の概略
を示す正面図、 第２図はその裏面図、 第３図はその入球ケース１１と遊技盤２と幕板２０との
関係を示す区、 第４図は入球ケース１１の構成を示す上面図、第５図は
その断面図、 第６図はその正面図、 第７図は入球ケース１１と機構板９との関係を示す区、 第８図は遊技盤２と入球ケース１１及び入球ケース３０
等との開脩を示す模式図、 第９図は機構板９と入球ケース３０との関係を示す図、 第１０図は入球ケース３０本体と基板４１及び遮平板４
６との間ｆ系を示す図、 第１１図は入球ケース３０の上面図、 第１２図［Ａ］及びＩＢ］は遊技盤２の溝２ｂを示す裏
面図及び正面図、 第１３図［１は本発明第２実施例の分離式弾発遊技機の
遊技盤５２を示す図、 第１３図［Ｂ３はその入球ケース６０を示す正面図、 第１３図［Ｃコはその遊技盤５２と入球ケース６０との
関係を示す上面図、 である。 ２．５２ １１．３０． ２０．３１ １７．４７ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・遊技盤・・・・
・・・・・・・・・・・・・・機構板６０・・・・・・
・・・・・・入球ケース・・・・・・・・・・・・・・
・・・・幕板・・・・・・・・・・・・・・・・・球切
り装置・・・・・・・・・・・・・・・・・基板４６　
　　　・・・・・・・・・・・川・・・・遮へい板２ｂ
、５２ｂ　　・・・・・・・・・・・・・・・・・・　
溝第５図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １　側枠の前面に一側方向へ開閉自在に蝶着され窓孔を
   有する額縁状の機枠を有し、該機枠の内面には遊技盤を
   着脱自在とし、該遊技盤に対して開閉自在に枢着する機
   構板を備えた分離式弾発遊技機において、 上記機構板の下部を、 遊技機の種類に応じた入球ケースに交換可能としたこと
   を特徴とする分離式弾発遊技機。