JPH0490352A - 印刷機の温度制御方法および温度制御装置 - Google Patents

印刷機の温度制御方法および温度制御装置

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JPH0490352A
JPH0490352A JP2206795A JP20679590A JPH0490352A JP H0490352 A JPH0490352 A JP H0490352A JP 2206795 A JP2206795 A JP 2206795A JP 20679590 A JP20679590 A JP 20679590A JP H0490352 A JPH0490352 A JP H0490352A
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Masakazu Kurosawa
黒沢 政和
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は良好な印刷を可能とするための印刷機の温度制
御方法とそねに用いられる温度制御装置に関づる。
〈従来の技術〉 近年、オフセット平版印刷機では版材およびインキの改
良により、湿し水装置を廃止した水無し平版印刷法が普
及している。
ところが、この印刷法では湿し水による冷却効果が失わ
れる結果、運転中にインキ温度や版面温度が上昇し、非
画線部にもインキが付着するいわゆる地汚れが発生ずる
問題があった。そのため、インカー内の数本のインキロ
ーラ内に冷却水を循環させ、インカーおよびインキ、版
面の温度の過昇を防止する手法が広く採用されている。
一方、始動時には機械が冷えているためにインキの流動
性が悪くなり、版面におけるインキ濃度が低下して印刷
不良を起こす問題があった。そのため、インキローラ内
に冷却水(温水)を循環させることによりインカーの温
度を上昇させ、しかる後に印刷を開始するいわゆる暖機
が行われている。
〈発明が解決しようとする課題〉 上述した温度制御では、インカー温度や版面温度の」1
昇具合が雰囲気温度や機械の稼働状態により異なるため
、通常はオペレータが印刷物の刷り上がり状態や版面温
度を確認することによって冷却水温の調整が行われてい
る。
ところが、この作業は熟練を要すると共に繁雑であるた
め、版面の温度を温度センサを用いることにより検出し
、フィードバック制御を行うことが考えられた。ところ
が、この方法には、暖機の際に版面の温度が低い場合、
インカーすなわちインキが温まっているにも拘わらずイ
ンキローラの温度を必要量」二に上げてしまい、インキ
の粘度が下がり過ぎて印刷障害を起こし2てしまうとい
う別種の不具合があった。
本発明は上記状況に鑑みなされたもので、版面温度の過
昇を防止すると共にインカーおよびインキを所定の温度
域内に保つ技術を提供することを目的とする。
〈課題を解決するだめの手段〉 そこで、本発明ではこの課題を解決するために、インキ
ローラに冷却水を循環させることにより版面やインキロ
ーラの温度制御を行う印刷機の温度制御方法において、
当該冷却水に上限温度および下限温度を設定すると共に
、当該版面あるいはインキローラの温度を検出してフィ
ードバック制御を行うようにしたことを特徴とする印刷
機の温度制御方法とその方法を実現するl=めの温度制
御装置とを提案するものである。
く実 施 例〉 本発明の一実施例を図面に基つき具体的に説明する。
第1図には本発明に係る印刷機の温度制御装置の一実施
例を概略的に示し、第2図には制御チャートを示し、第
3図には冷却水温とローラ温度のクランを示しである。
第1図中、1は版胴であり、その板面2 (、−Hはイ
ンキ壺3から、3木の振りローラ4を含むイン七ローラ
群5を介し、インキが供給きねる。各振りローラ4には
フィー1〜バイブロとリターンパイプ7が接続しており
、ハ)用水槽8内の冷却水9か循環ポンプ1oにより供
給される。冷却水槽8内には冷却機1]−とピータ12
が設置されており、循環ポンプ1oと共に温度制御手段
たるコントロ・−ラ13により制御されるようになって
いる。図中、]4は版胴1に対向して設けられたゴム胴
である。
冷却水槽8内には、冷却水9の温度を検圧する水温セン
サ15が設置される一方、版胴1の近傍には版面2の温
度を検出する版面温度センサ16が設けられており、こ
れらの検出信号はコントローラ13に入力する。また、
胴入れ信号(ゴム胴14の版胴1への圧着状態を検出す
る信号〉もコントローラ13に入力する。
以下、第2図を参照して本実施例の作用を述べる。
本実施例では、印刷を開始する前(非印刷時)に−まず
オペレータが暖機ボタンを押す。
すると、循環ポンプ10とヒータ12とか作動を開始し
、冷却水槽8内の冷却水9が加熱されて振りローラ4内
に循環する。これにより、振りローラ4の温度は上昇す
るが、その際の冷却水温TWは一定の暖機水温(本実施
例では35°C→に制御される。その結果、インキの粘
度が低下し、印刷に適した流動性が確保される。尚、こ
の際には胴入れ信号は当然にOFF状態である。
暖機が終了して印刷を開始すると、胴入れ信号が○N状
態となり、暖機ボタンは自動的にリセットされる。そし
て、ヒータ12の作動が停止する一方、コントローラ1
3が水温センサ15と版面温度センサ16との検出信号
に基づいて冷却機11と循環ポンプ10とを駆動制御す
る。この際、冷却水温TWは、上限温度(本実施例では
30℃)と下限温度(本実施例では20°C)との間に
調整される。
版面2は印刷開始時には冷えているため、冷却水温T、
は上限温度でしばらく推移して版面2を加熱する。その
後、版面温度T、が設定値まで上昇した時点で、冷却水
温T8は下限温度以下とならない範囲で徐々に低下する
その結果、インキが必要以上に熱せられることがなくな
る一方、版面温度も所定の範囲内に収まり、印刷不良が
なくなるのである。
次に、−時的に印刷を中断した場合、胴入れ信号と暖気
ボタンとが共にOFF状態であるため、コントローラ1
3ではすべての制御を停止する。その結果、冷却水温T
、は次第に下がるが、この時点では工場内の温度(室温
)が比較的高いため、インキの温度や版面温度TBの降
下は最小限に留められる。
印刷を再開した場合には、胴入れ信号がON状態となり
、コントローラ13は再び水温センサ15と版面温度セ
ンサ16との検出信号に基づいて冷却機11と循環ポン
プ10とを駆動制御する。
上記実施例では、このように暖機時にはヒータ12を用
い振りローラ4の加熱を行う一方、印刷時には冷却水温
TWと版面温度T8とに基づいて冷却機11によりその
冷却を行うようにしたため、常に理想的な温度制御を行
うことが可能となった。
第3図(ωには、上記実施例における冷却水温TW (
実線で示す)とインクローラの温度(ローラ温度T8−
・・破線で示す)との相関を示しであるが、第3図(匂
に示した、冷却水に上・下限温度を設定していない、す
なわち版面温度制御のみ行っていた従来装置のものに較
べ、ローラ温度W8を狭い範囲に制御できた。
以上で具体的実施例の説明を終えるが、本発明の態様は
この実施例に限るものではない。
例えば、上記実施例は版面温度制御に冷却水温の上・下
限制御を組み合せたものであるが、版面温度センサに代
えてローラ表面温度センサ等を用いてローラ温度制御を
行い、これに冷却水温の上・下限制御を組み合せてもよ
い。
また、印刷機の運転信号として、フィーダON信号、フ
ィーダポンプON信号、インキ付はローラON信号等、
胴入れ信号以外の運転信号を用いるようにしてもよい。
〈発明の効果〉 本発明によれば、インキローラに冷却水を循環させるこ
とにより版面やインキローラの温度制御を粁う印刷機の
温度制御方法において、当該冷却水に上限温度および下
限温度を設定すると共に、当該版面あるいはインキロー
ラの温度を検出してフィ・−ドパツク制御を行うように
したため、インキローラやインキの温度の過契による地
汚tしの発生が防止されるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る印刷機の温度制御装置の一実施例
を示す概略構成図であり、第2図は制御チャー1へであ
り、第3図は冷却水温と口・−ラ温度のグラフである。 図面中、 1−は版胴、 2は版面、 3はインキ壺、 4は振りローラー 5はインキローラ群、 6はフィードパイプ、 7はリター ンパイプ、 8は冷却水槽、 9は冷却水、 10は循環ポンプ、 1は冷却器、 2はヒータ、 3はコントローラ、 4はコム胴、 5は水温センサ、 6は版面温度センサである。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)インキローラに冷却水を循環させることにより版
    面の温度制御を行う印刷機の温度制御方法において、当
    該冷却水に上限温度および下限温度を設定すると共に、
    当該版面の温度を検出してフィードバック制御を行うよ
    うにしたことを特徴とする印刷機の温度制御方法。
  2. (2)インキローラに冷却水を循環させることによりイ
    ンキローラの温度制御を行う印刷機の温度制御方法にお
    いて、当該冷却水に上限温度および下限温度を設定する
    と共に、当該インキローラの表面温度を検出してフィー
    ドバック制御を行うようにしたことを特徴とする印刷機
    の温度制御方法。
  3. (3)冷却水が循環するインキローラと、 当該冷却水の温度を調整する冷却水温調整手段と、 当該冷却水の温度を検出する冷却水温検出手段と、 版面温度を検出する版面温度検出手段と、 当該冷却水温検出手段の検出結果と当該版面温度検出手
    段の検出結果とに基づき、当該冷却水の温度が上限温度
    と下限温度との間にあり、且つ当該版面温度が所定の値
    となるように冷却水温調整手段を制御する制御手段とを
    具えたことを特徴とする印刷機の温度制御装置。
  4. (4)冷却水が循環するインキローラと、 当該冷却水の温度を調整する冷却水温調整手段と、 当該冷却水の温度を検出する冷却水温検出手段と、 当該インキローラの表面温度を検出するローラ温度検出
    手段と、 当該冷却水温検出手段の検出結果と当該ローラ温度検出
    手段の検出結果とに基づき、当該冷却水の温度が上限温
    度と下限温度との間にあり、且つ当該インキローラの表
    面温度が所定の値となるように冷却水温調整手段を制御
    する制御手段とを具えたことを特徴とする印刷機の温度
    制御装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6202556B1 (en) 1998-12-10 2001-03-20 Baldwin Grafotec Gmbh Temperature-control apparatus for a printing machine
US6289984B1 (en) 1998-12-10 2001-09-18 Baldwin Grafotec Gmbh Temperature-control apparatus for a printing machine
JP2012096533A (ja) * 2010-10-29 2012-05-24 Palo Alto Research Center Inc 可変データ平版印刷システム用の被加熱インク塗布ローラ
CN108608733A (zh) * 2018-04-13 2018-10-02 如皋市中罗印刷机械有限公司 一种印刷用油墨温度闭环控制系统

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