JPH05237997A - 印刷機 - Google Patents
印刷機Info
- Publication number
- JPH05237997A JPH05237997A JP4039446A JP3944692A JPH05237997A JP H05237997 A JPH05237997 A JP H05237997A JP 4039446 A JP4039446 A JP 4039446A JP 3944692 A JP3944692 A JP 3944692A JP H05237997 A JPH05237997 A JP H05237997A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lubricating oil
- viscosity
- lubricant
- printing machine
- temperature
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Rotary Presses (AREA)
- Inking, Control Or Cleaning Of Printing Machines (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 潤滑油の粘度を管理して常時最適な運転状態
にする。 【構成】 潤滑油タンク10と軸受６ａ、７ａ等との間で
潤滑油Ｏを循環させている印刷機において、潤滑油タン
ク10に潤滑油Ｏの温度調節手段15を設けることで、潤滑
油タンク10内の潤滑油Ｏは、温度調節手段15により、設
定温度より温度が低くて粘度が大であるときは、加温さ
れて粘度が下げられ、反対に、温度が高くて粘度が小で
あるときは、冷却されて粘度が上げられるから、最適粘
度の潤滑油Ｏを軸受６ａ、７ａ等に循環することができ
る。
にする。 【構成】 潤滑油タンク10と軸受６ａ、７ａ等との間で
潤滑油Ｏを循環させている印刷機において、潤滑油タン
ク10に潤滑油Ｏの温度調節手段15を設けることで、潤滑
油タンク10内の潤滑油Ｏは、温度調節手段15により、設
定温度より温度が低くて粘度が大であるときは、加温さ
れて粘度が下げられ、反対に、温度が高くて粘度が小で
あるときは、冷却されて粘度が上げられるから、最適粘
度の潤滑油Ｏを軸受６ａ、７ａ等に循環することができ
る。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、潤滑油をタンクと機械
各部との間で循環させている枚葉印刷機・輪転印刷機等
の印刷機に関する。
各部との間で循環させている枚葉印刷機・輪転印刷機等
の印刷機に関する。
【０００２】
【従来の技術】上記のこの種の印刷機は、例えば枚葉機
で毎時10,000枚以上、輪転機で毎時30,000枚以上という
ように高速運転されるのが一般である。そして、この高
速運転を円滑に行なうために、印刷機の回転軸受部、駆
動歯車部等の機械各部に潤滑油を循環させるものであ
る。この潤滑油の粘度が上記の印刷機を高速運転させる
のに大きな影響を及ぼすというこは、従来より広く知ら
れているところである。
で毎時10,000枚以上、輪転機で毎時30,000枚以上という
ように高速運転されるのが一般である。そして、この高
速運転を円滑に行なうために、印刷機の回転軸受部、駆
動歯車部等の機械各部に潤滑油を循環させるものであ
る。この潤滑油の粘度が上記の印刷機を高速運転させる
のに大きな影響を及ぼすというこは、従来より広く知ら
れているところである。
【０００３】ところが、従来、印刷機において潤滑油の
粘度を管理する技術が全く考えられていなかった。
粘度を管理する技術が全く考えられていなかった。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】従って、冬季の起動時
等においては、潤滑油の温度が低くてその粘度が大であ
るから、印刷機を起動後直ちに高速運転することができ
ない。これは、特に所謂寒冷地において顕著である。
等においては、潤滑油の温度が低くてその粘度が大であ
るから、印刷機を起動後直ちに高速運転することができ
ない。これは、特に所謂寒冷地において顕著である。
【０００５】また、印刷機を長時間運転すると、機械各
部の熱を吸収して潤滑油の温度が上昇して粘度が低下
し、印刷機の各部、例えば回転軸受部等に不具合を惹起
する虞れがある。
部の熱を吸収して潤滑油の温度が上昇して粘度が低下
し、印刷機の各部、例えば回転軸受部等に不具合を惹起
する虞れがある。
【０００６】本発明は、上記の不都合に鑑みて潤滑油の
温度、即ち粘度を管理して常時最適の運転状態になるよ
うに工夫した印刷機を提供することを目的とする。
温度、即ち粘度を管理して常時最適の運転状態になるよ
うに工夫した印刷機を提供することを目的とする。
【０００７】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の印刷機は、潤滑油タンクに潤滑油の温度調
節手段を設けたことを特徴とするものである。
め、本発明の印刷機は、潤滑油タンクに潤滑油の温度調
節手段を設けたことを特徴とするものである。
【０００８】
【作用】印刷機の潤滑油タンク内の潤滑油は、温度調節
手段により、設定温度より温度が低くて粘度が大である
ときは、加温されて粘度が下げられ、反対に、温度が高
くて粘度が小であるときは、冷却されて粘度が上げられ
るから、最適粘度の潤滑油を機械各部に循環することが
できる。
手段により、設定温度より温度が低くて粘度が大である
ときは、加温されて粘度が下げられ、反対に、温度が高
くて粘度が小であるときは、冷却されて粘度が上げられ
るから、最適粘度の潤滑油を機械各部に循環することが
できる。
【０００９】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて詳
細に説明する。図１は本発明を適用した枚葉オフセット
印刷機の概略側面図、図２は同上概略平面図であり、両
図中１は給紙部、２は印刷機本体部、３は排紙部であ
る。印刷機本体部２は、版胴４、ブランケット胴５、圧
胴６、中間胴７および版胴４にインキを供給するインキ
供給部８等より成る。
細に説明する。図１は本発明を適用した枚葉オフセット
印刷機の概略側面図、図２は同上概略平面図であり、両
図中１は給紙部、２は印刷機本体部、３は排紙部であ
る。印刷機本体部２は、版胴４、ブランケット胴５、圧
胴６、中間胴７および版胴４にインキを供給するインキ
供給部８等より成る。
【００１０】10は印刷機左右の本体フレーム11の両外側
に設けた潤滑油Ｏを貯める潤滑油タンクで、潤滑油Ｏ
は、ポンプ12により圧胴６の軸受６ａ、中間胴７の軸受
７ａおよびインキ供給部８の駆動歯車部８ａ等に供給さ
れた後、潤滑油タンク10で回収されて循環する。13は左
右の潤滑油タンク10、10の連絡管である。なお、版胴
４、ブランケット胴５等の軸受は図では省略した。
に設けた潤滑油Ｏを貯める潤滑油タンクで、潤滑油Ｏ
は、ポンプ12により圧胴６の軸受６ａ、中間胴７の軸受
７ａおよびインキ供給部８の駆動歯車部８ａ等に供給さ
れた後、潤滑油タンク10で回収されて循環する。13は左
右の潤滑油タンク10、10の連絡管である。なお、版胴
４、ブランケット胴５等の軸受は図では省略した。
【００１１】本発明は、上記のように潤滑油タンク10を
備え、潤滑油Ｏを機械各部との間で循環させている印刷
機に有効に適用されるもので、潤滑油タンク10に潤滑油
Ｏの温度調整手段15を設けたものである。
備え、潤滑油Ｏを機械各部との間で循環させている印刷
機に有効に適用されるもので、潤滑油タンク10に潤滑油
Ｏの温度調整手段15を設けたものである。
【００１２】図示例の温度調節手段15は、循環ポンプ1
6、感温部17、温度調節器18、冷却部19、加温部20等よ
り構成され、潤滑油タンク10のポンプ12の近傍部10ａと
その最遠部10ｂとの間に設けられたものである。この場
合、起動タイマをその回路中に設けることもある。
6、感温部17、温度調節器18、冷却部19、加温部20等よ
り構成され、潤滑油タンク10のポンプ12の近傍部10ａと
その最遠部10ｂとの間に設けられたものである。この場
合、起動タイマをその回路中に設けることもある。
【００１３】上記の温度調整手段15は、温度調節器18で
潤滑油温度を設定して作動させるもので、例えば、印刷
機の起動１時間前にタイマ又は手動で作動させておく
と、起動時に潤滑油Ｏは冷却部19または加温部20の作用
により適正温度、即ち適正粘度に調整されているから、
印刷機は印刷開始時より高速運転が可能となる。
潤滑油温度を設定して作動させるもので、例えば、印刷
機の起動１時間前にタイマ又は手動で作動させておく
と、起動時に潤滑油Ｏは冷却部19または加温部20の作用
により適正温度、即ち適正粘度に調整されているから、
印刷機は印刷開始時より高速運転が可能となる。
【００１４】また、印刷機を長時間運転すると、潤滑油
Ｏは前記の軸受６ａ、７ａ等の機械各部の熱を吸収し、
温度が上昇して粘度は低下するが、温度調整手段15の冷
却部19により潤滑油Ｏが冷却されるから、適正粘度に調
整されて軸受６ａ、７ａ等に循環される。従って、機械
各部に発生する虞れのある不具合を未然に防止できる。
Ｏは前記の軸受６ａ、７ａ等の機械各部の熱を吸収し、
温度が上昇して粘度は低下するが、温度調整手段15の冷
却部19により潤滑油Ｏが冷却されるから、適正粘度に調
整されて軸受６ａ、７ａ等に循環される。従って、機械
各部に発生する虞れのある不具合を未然に防止できる。
【００１５】
【発明の効果】本発明の印刷機は、上記のように潤滑油
タンクに潤滑油の温度調整手段を設けて、その温度を適
正に調節するから、潤滑油の粘度が常に適正に保持され
て印刷機各部にその潤滑油を循環させることができる。
タンクに潤滑油の温度調整手段を設けて、その温度を適
正に調節するから、潤滑油の粘度が常に適正に保持され
て印刷機各部にその潤滑油を循環させることができる。
【００１６】従って、印刷機起動前に温度調整手段を作
動させておくと、前記冬季時における不都合な点を解決
することができる。また、印刷機運転中における印刷機
自体の昇温が防止できるから、前記の目的を良く達成す
ることができる。
動させておくと、前記冬季時における不都合な点を解決
することができる。また、印刷機運転中における印刷機
自体の昇温が防止できるから、前記の目的を良く達成す
ることができる。
【図１】本発明を適用した印刷機の概略側面図
【図２】同上の概略平面図
６ａ、７ａ 軸受（機械各部） ８ａ 駆動歯車部（機械各部） 10 潤滑油タンク 15 温度調整手段 Ｏ 潤滑油
Claims (1)
- 【請求項１】 潤滑油タンクと機械各部との間で潤滑油
を循環させている印刷機において、上記の潤滑油タンク
に潤滑油の温度調節手段を設けたことを特徴とする印刷
機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4039446A JPH05237997A (ja) | 1992-02-26 | 1992-02-26 | 印刷機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4039446A JPH05237997A (ja) | 1992-02-26 | 1992-02-26 | 印刷機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05237997A true JPH05237997A (ja) | 1993-09-17 |
Family
ID=12553252
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4039446A Pending JPH05237997A (ja) | 1992-02-26 | 1992-02-26 | 印刷機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05237997A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH07186360A (ja) * | 1993-11-05 | 1995-07-25 | Man Roland Druckmas Ag | 無水オフセット印刷のための印刷機械 |
| WO1998042508A1 (fr) * | 1997-03-24 | 1998-10-01 | Toray Industries, Inc. | Dispositifs de couchage, d'impression et d'imagerie, systeme d'impression et procede d'impression |
| EP1854629A1 (de) * | 2006-05-12 | 2007-11-14 | MAN Roland Druckmaschinen AG | Druckmaschinenschmiersystem und Schmierstoffbereitstellungsverfahren hierfür |
-
1992
- 1992-02-26 JP JP4039446A patent/JPH05237997A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH07186360A (ja) * | 1993-11-05 | 1995-07-25 | Man Roland Druckmas Ag | 無水オフセット印刷のための印刷機械 |
| WO1998042508A1 (fr) * | 1997-03-24 | 1998-10-01 | Toray Industries, Inc. | Dispositifs de couchage, d'impression et d'imagerie, systeme d'impression et procede d'impression |
| US6227109B1 (en) | 1997-03-24 | 2001-05-08 | Toray Industries, Inc. | Multicolor printing apparatus with horizontally rotatable discharge station |
| US6382098B2 (en) * | 1997-03-24 | 2002-05-07 | Toray Industries, Inc. | Coating apparatus, printing apparatus, imaging apparatus, printing system and printing method |
| US6886464B2 (en) | 1997-03-24 | 2005-05-03 | Toray Industries, Inc. | Coating apparatus, printing apparatus, imaging apparatus, printing system and printing method |
| EP1854629A1 (de) * | 2006-05-12 | 2007-11-14 | MAN Roland Druckmaschinen AG | Druckmaschinenschmiersystem und Schmierstoffbereitstellungsverfahren hierfür |
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