JPH0489789A - エレベータの制御装置 - Google Patents

エレベータの制御装置

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Publication number
JPH0489789A
JPH0489789A JP2201676A JP20167690A JPH0489789A JP H0489789 A JPH0489789 A JP H0489789A JP 2201676 A JP2201676 A JP 2201676A JP 20167690 A JP20167690 A JP 20167690A JP H0489789 A JPH0489789 A JP H0489789A
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JP
Japan
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elevator
door
data
control means
door control
Prior art date
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Pending
Application number
JP2201676A
Other languages
English (en)
Inventor
Kimimoto Mizuno
公元 水野
Masanori Tawada
多和田 正典
Terumi Hirabayashi
平林 輝美
Toshiyuki Kodera
利幸 小寺
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Filing date
Publication date
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Priority to CN91105011A priority patent/CN1023389C/zh
Priority to KR1019910012888A priority patent/KR950007566B1/ko
Priority to US07/737,253 priority patent/US5290975A/en
Publication of JPH0489789A publication Critical patent/JPH0489789A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B66HOISTING; LIFTING; HAULING
    • B66BELEVATORS; ESCALATORS OR MOVING WALKWAYS
    • B66B13/00Doors, gates, or other apparatus controlling access to, or exit from, cages or lift well landings
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B66HOISTING; LIFTING; HAULING
    • B66BELEVATORS; ESCALATORS OR MOVING WALKWAYS
    • B66B13/00Doors, gates, or other apparatus controlling access to, or exit from, cages or lift well landings
    • B66B13/02Door or gate operation
    • B66B13/14Control systems or devices
    • B66B13/143Control systems or devices electrical

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野] 本発明はエレベータの制御装置に関するもので、特に、
エレベータドアの開閉を制御するドア制御部の異常等を
巻上機の制御部で確認ができるエレベータの制御装置に
関するものである。 [従来の技術] 第6図は従来のエレベータの制御装置が適用されるエレ
ベータの全体構成を示すシステム図で、ある。 図において、(1)はエレベータが据付けられている建
屋の機械室、(2)はエレベータかご、(3)はエレベ
ータかご(2)との重量的な釣合いをとるカウンタウェ
イト、(4)はエレベータドア、(5)はエレベータド
ア(4)の開閉を制御するドア制御部であり、このドア
制御部(5)はエレベータかご(2)の」二部に配設さ
れている。 (6)は各種の情報を伝送するためのデータテーブル、
(7)はインバータ等により構成された巻上機制御部、
(8)は巻−に機駆動用の電動機、(9)は電動機(8
)の回転速度を検出するエンロープであり、このエンコ
ーダ(9)によりエレベータかご(2)の位置も検出す
る。(10)は調速機、(11)はエレベータかご(2
)を昇降させる巻」を機であり、この巻上機(11)は
調速機(10)を介して電動機(8)と連結されている
。(12)はエレベータかご(2)とカウンタウェイ1
−(3)とを巻上機(11)を介して繋いでいるロープ
、(13)はカウンタウェイ1−<3>の昇降位置をエ
レベータかご(2)の昇降位置から逸す逸せ車である。 このエレベータでは、」1記巻上機制御部(7)から巻
上機(11)、及び逸せ車(13)の各構成要素が機械
室(1)内に配設されている。そして、機械室(1)内
の巻上機制御部(7)が、電動機(8)及び調速機(1
0)を適宜フィードバック制御し、巻上機(11)の駆
動を制御することにより、エレベータかご(2)の昇降
動作を制御し、ている。 次に、−11記のエレベータドア(4)の開閉機構につ
いて説明する。 第7図は従来のエレベータの制御装置が適用されるエレ
ベータドアの構成を示すシステム図である。 図において、(14)はエレベータドア(4)開閉用の
電動機、(15)は電動機(14)の回転速度を検出す
るエンコーダ、(16)は電動機(14)により回転す
るプーリ、(17)はプーリ(16)の回転力を伝達す
るベルト、(18a)及び(18b)はエレベータドア
(4)の」二部に平行に配設されたプーリ、(19)は
上記2つのプーリ(18a)、(18b)間を移動する
ベルト、(20)はエレベータドア(4)を吊すハンガ
ーローラである。また、このドア制御部(5)はデータ
ケーブル(6)を介して巻上機制御部(7)に接続され
ている。 この構成のエレベータドアでは、ドア制御部(5)が、
電動機(14)を適宜フィードバック制御することによ
り、ベルト(19)が移動し、エレベータドア(4)は
所定の速度で開閉動作を行なう。 なお、従来のドア制御部(5)は、例えば、第8図に示
すようなアナログ回路で構成されていた。 第8図は従来のエレベータの制御装置のアナログ回路で
構成したドア制御部(5)と巻上機制御部(7)との接
続状態を示すブロック図である。 図において、(5a)はアナログ回路からなるモータ制
御部、(21)はモータ制御部(5a)の出力を調整す
るボリュームであり、このボリューム(21)を操作す
ることにより、速度パターン等を調整し、エレベータド
ア(4)の開閉速度の調整等を行なう。(24)は巻上
機制御部(7)の中央演算装置であるCPU、(25)
は電動機(8)の駆動を制御するインバータ、(26)
はエレベータかご(2)の速度制御用の所定のプログラ
ム等が格納されているROM、(27)はデータ等が格
納されているRAMである。(28)は入出力インター
フェイスであり、この入出力インターフェイス(28)
及びデータケーブル(6)を介して、巻上機制御部(7
)とドア制御部(5)との情報交換が行なわれる。(2
9)はインターフェイス、(30)はインターフェイス
(29)を介して接続されているキーボード入力及び表
示機能を持つキーボード表示器である。 この構成のエレベータの制御装置では、ドア制御部(5
)のボリューム(21)を操作することにより、ドア速
度の調整や、種々のドアへの対応や、その他図示しない
リンク機構等を持つドア等への対応を行なっている。 また、近年、マイクロコンピュータの普及により、マイ
クロコンピュータで制御されるインバータによってドア
制御部(5)が構成されてい・る。 第9図は従来のエレベータの制御装置のマイクロコンピ
ュータで構成したドア制御部(5b)と巻上機制御部(
7)との接続状態を示すブロック図である。なお、図中
、第8図と同−符号及び記号は第8図の構成部分と同一
または相当する構成部分を示す。 図において、(23)は巻上機制御部(7)の直列伝送
インターフェイス、(31)はドア制御部(5b)の中
央演算装置であるCPU、(32)はエレベータかご(
2)の速度制御用の所定のプログラム等が格納されてい
るROM、(33)はデータ等が格納されているRAM
、(34)は巻」―機制御部(7)とデータを直列伝送
で送受できる直列伝送インターフェイス、(35)は電
動機(14)の駆動を制御するインバータ、(36)は
インターフェイス、(37)はインターフェイス(36
)を介して接続されているキーボード人力及び表示機能
を持つメンテナンス用のキーボード表示器である。 このエレベータの制御装置では、メンテナンス用のキー
ボード表示器(37)を操作することにより、ドア制御
部(5b)のメモリの内容を変更して、ドア速度の調整
等を行なっている。また、この種のエレベータの制御装
置では、メンテナンス用のキーボード表示器(37)に
より、ドア制御部(5b)のメモリの内容が表示され、
各データの設定状態を確認することができる。 なお、この他の従来のエレベータの制御装置として、特
開平1−92191号公報に掲載された技術や、特願平
1−306715に掲載された技術もあるが、前者はエ
レベータドアの駆動負荷の増大に応じて、ドアモータの
駆動トルクを大きくし、エレベータドアの開閉動作を確
実に行なうものであり、後者はエレベータドアの固有定
数を機械室側から設定するものであり、これらの技術は
」1記技術とは直接関係がないので、ここでは説明を省
略する。 [発明が解決しようとする課題] アナログ回路で構成したドア制御部(5)を有する」1
記のような従来のエレベータの制御装置では、ドア速度
の調整等を行なうには、その都度、ドア制御部(5)の
ボリューム(21)を操作する必要があった。また、マ
イクロコンピュータで構成したドア制御部(5b)を有
するエレベータの制御装置においても、ドア制御部(5
b)のキーボード表示器(37)を操作することにより
、ドア制御部(5b)のメモリの内容の変更や、確認を
行なっていた。しかも、この種のエレベータの制御装置
では、エレベータかご(2)の−に部にドア制御部(5
)、(5b)が配設されているため、これらを操作する
には、エレベータかご(2)のに部に作業者が直接乗っ
て行なう必要があった。 このため、斯かる危険な作業を伴なわないエレベータの
制御装置とすることが望まれていた。 そこで、この発明はエレベータドアの開閉動作を制御す
るドア制御部のメモリの内容の変更や、確認作業がエレ
ベータかごの」一部に乗ることなく行なえるエレベータ
の制御装置の提供を課題とするものである。 [課題を解決するための手段] 本発明にかかるエレベータの制御装置は、機械室(1)
に配設されて、巻上機(11)を制御する巻−1−機制
御手段と、エレベータかご(2)に配設されて、エレベ
ータドア(4)の開閉を制御するドア制御手段との間で
相互に情報の交換を行なう情報交換手段と、前記巻上機
制御手段を用いて前記ドア制御手段に所定のデータを設
定するデータ設定手段と、前記設定データの内容が表示
されるデータ表示手段とを具備するものである。 [作用] 本発明においては、機械室(1)に配設された巻−1−
機制御手段により巻−1−機(11)の駆動を制御し、
エレベータかご(2)を昇降させ、エレベータかご(2
)に配設されたドア制御手段によりエレベータドア(4
)の開閉を制御するとともに、前記巻上機制御手段によ
り情報交換手段を介して前記ドア制御手段に、エレベー
タドア(4)の開閉制御用の所定のデータを設定し、そ
の設定データの内容がデータ表示手段に表示されるもの
であるから、ドア制御手段のメモリの内容の変更や、確
認を、エレベータかご(2)の」二部に乗ることなく、
機械室(1)内の巻上機制御部(7)を用いて行なえる
。 [実施例コ 以下、本発明の実施例について説明する。 第1図はこの発明の一実施例であるエレベータの制御装
置の要部を示すブロック図であり、マイクロコンピュー
タにより制御されるドア制御部(5)と巻上機制御部(
7)との接続状態を示す。 また、第6図及び第7図はこの発明の実施例においても
共通である。図中、上記従来例と同−符号及び記号は」
1記従来例の構成部分と同一または相当する構成部分を
示す。なお、この実施例のエレベータかご(2)の昇降
動作及びエレベータドア(4)の開閉動作は」1記従来
例で述べたので、ここでは、その説明を省略する。 第1図において、(5c)は第9図のエレベータの制御
装置のマイクロコンピュータで構成したドア制御部(5
b)からインターフェイス(36)及びキーボード表示
器(37)を除去したドア制御部である。このドア制御
部(5c)を除いて他は第9図と同一の構成となってい
る。そして、この実施例においても、巻上機制御部(7
)の直列伝送インターフェイス(23)とドア制御部(
5)の直列伝送インターフェイス(34)とは、データ
ケーブル(6)を介して接続されている。 また、第2図はこの発明の一実施例であるエレベータの
制御装置のドア制御部を示すブロック図であり、複数の
マイクロコンピュータでドア制御部を構成しており、マ
イクロコンピュータによってインバータ(35)を構成
したものである。なお、図中、−に記第1図と同−符号
及び記号は」−記第1図の構成部分と同一または相当す
る構成部分を示す。 図において、(40)は直列伝送用の中央演算装置であ
るCPUI、(41)はインバータ(35)用の中央演
算装置であるCPU2、(42)は直列伝送用のCPU
I (40)とインバータ制御用のCPU2 (41)
とのデータ転送を行なう2ポート−RAM、(43)は
インバータ制御用の所定のプログラム等が格納されてい
るROM、(44)はインバータ制御用のデータ等が格
納されているRAM、(45)は電動機(14)を駆動
する信号を出力する出力インターフェイス、(46)は
エンコーダ(15)からのフィードパツクパルス列によ
り電動機(14)の速度を検出するための可逆カウンタ
である。 このような構成のエレベータの制御装置では、第1図の
巻上機制御部(7)のキーボード表示器(30)を操作
して各種のデータを入力し、CPU (24)で演算す
ることにより、第3図に示すような内容の伝送コードを
発生する。これらの伝送コードは、巻上機制御部(7)
からデータケーブル(6)を介してドア制御部(5)に
伝送される。 ここで、この伝送コードについて説明する。 第3図は巻上機制御部からドア制御部に伝送される伝送
コードを示すデータフォーマットの図である。 図において、Dlには転送命令である命令コード、ドア
制御部(5)のCPU番号であるCPUNo、及びD2
.D3で示す先頭番地からの続出バイト数である転送バ
イト数が組込まれている。 また、D2には転送データ先頭番地の下位バイトである
AD−Lが、そして、D3には転送データ先頭番地の」
1位バイトであるAD−Hが組込まれている。なお、命
令コードの命令内容は、前記CPU−Noで示したドア
制御部(5)のCPUの、前記D2及びD3で示した先
頭番地から、同じく前記転送バイト数で指定された数の
メモリ内容を読出して転送せよというものである。 このような内容の伝送コードは、巻上機制御部(7)の
直列伝送インターフェイス(23)からデータケーブル
(6)を介してドア制御部(5)に伝送される。そして
、このようなデータを受信したドア制御部(5)のCP
UI (40)では、その指令の内容に従って、CPU
−NoがCPU1(40)であれば、RAM (33)
から所定のデータを読出し、返送データとして第4図に
示すようなフォーマットに従って、直列伝送インターフ
ェイス(34)を介して巻上機制御部(7)に返送デー
タが転送される。また、CPU−NoがCPU2 (4
1)であれば、2ポート−RAM(42)を経由して、
インバータ(35)用のマイクロコンピュータのRAM
 (44)から所定のデータを読出し、2ポート−RA
M (42) 、CPUI (40) 、直列伝送イン
ターフェイス(34)を介して返送データが巻上機制御
部(7)に転送される。 ここで、この返送コードについて説明する。 第4図はドア制御部から巻上機制御部に返送される返送
コードを示すデータフォーマットの図である。 図において、DIOにはドア制御部(5)のメモリ読出
データである情報コード、読出データのCPU番号であ
るCPU−No、及び読出データのバイト数である転送
バイト数が組込まれている。 Dllには転送データ先頭番地の下位バイトであるAI
)−Lが、そして、D12には転送データ先頭番地の−
に1位バイトであるAD−Hが組込まれている。また、
D13にはDll及びD12で指定された番地のデータ
が、そして、D14にはDll及びD12で指定された
次の番地のデータが組込まれている。 したがって、」−記のように巻上機制御部(7)とドア
制御部(5)とを直列伝送装置によって接続したことに
より、ドア制御部(5)に異常が発生した場合に、建屋
側の機械室(1)内の巻上機制御部(7)のキーボード
表示器(30)に異常内容等が表示される。即ち、ドア
制御部(5)側で異常を判断した瞬間の電動機速度、ド
ア位置、電流指令、実電流等を所定のメモリ番地に保持
させることにより、後で、建屋側の機械室(1)内の巻
−L機制御部(7)でドア制御部(5)の種々なメモリ
番地を読出すことにより、異常内容、異常が発生したと
きの状況等を把握することができる。しかも、この実施
例では、巻上機制御部(7)とドア制御部(5)との信
号の伝達に直列伝送方式を採用しているから、伝送回路
の構成が簡単である。 このように、この実施例のエレベータの制御装置では、
機械室(1)に配設されて、巻上機(11)の駆動を制
御する電動機(8)及び巻」−機制御部(7)からなる
巻上機制御手段と、エレベータかご(2)に配設されて
、エレベータドア(4)] 5 の開閉を制御する電動機(14)及びドア制御部(5)
からなるドア制御手段と、前記巻1−機制御手段とドア
制御手段との間で相互に情報の交換を行なう直列伝送イ
ンターフェイス(23)、  (34)及びデータケー
ブル(6)からなる情報交換手段と、前記巻上機制御手
段を用いて前記ドア制御手段に所定のデータを設定する
キーボード表示器(30)からなるデータ設定手段と、
前記設定データの内容が表示されるキーボード表示器(
30)からなるデータ表示手段とを備えている。 そして、機械室(1)に配設された巻上機制御手段によ
り巻上機(11)の駆動を制御し、エレベータかご(2
)を昇降させ、エレベータかご(2)に配設されたドア
制御手段によりエレベータドア(4)の開閉を制御する
とともに、前記巻上機制御手段により前記ドア制御手段
に、情報交換手段を介してエレベータドア(4)の開閉
制御用の所定のデータを設定し、その設定データの内容
がデータ表示手段に表示される。 したがって、ドア制御手段のメモリの内容の変更や、確
認をするために、従来のようにエレベータかご(2)の
」二部に直接乗って、ドア制御部(5)のキーボード表
示器(37)等を操作する必要はなく、建屋側の機械室
(1)内の巻−に機制御部(7)を用いて行なえる。こ
の結果、保守点検時の作業性及び安全性が極めて向上す
る。 つぎに、この他の実施例について説明する。 第5図は電話回線を利用したエレベータの制御装置を示
すシステム図である。 図において、(47)は伝送信号の変調及び返送信号の
復調を行なうモデム、(48)は通常の電話回線、(4
9)は伝送信号の変調及び返送信号の復調を行なうモデ
ム、(50)はエレベータの運行管理等を行なうコンピ
ュータである。 この構成のエレベータの制御装置は、建屋側の巻」−機
制御部(7)にモデム(47)を接続し、電話回線(4
8)を経由して他場所にあるモデム(49)を有するコ
ンピュータ(50)に接続したものである。なお、巻上
機制御部(7)とドア制御部(5)とはデータケーブル
(6)を介して接続されており、直列伝送方式により情
報の伝達が行なわれる。 このように、この実施例のエレベータの制御装置は、−
]−記実施例と同様の構成の巻上機制御手段と、ドア制
御手段と、情報交換手段とを備えるとともに、コンピュ
ータ(50)がデータ設定手段及びデータ表示手段とし
て機能するから、他場所にあるコンピュータ(50)を
利用してドア制御部(5)の異常状態の確認等ができる
。 したがって、−に記実施例と同様に、ドア制御手段のメ
モリの内容の変更や、確認を、エレベータかご(2)の
」二部に乗って行なう必要はなく、保守点検時の作業性
及び安全性が向」二する。 ところで、上記実施例では、巻上機制御手段とドア制御
手段との間で相互に情報の交換を行なう情報交換手段と
して、直列伝送方式を採用したが、並列伝送方式を用い
ても構わない。並列伝送方式を用いた場合には、直列伝
送方式に比べ経済効率が悪いが、伝送効率が高い。また
、」1記実施例では、ドア制御部(5)がインターフェ
イス(36)及びキーボード表示器(37)を有しない
エレベータの制御装置について説明をしたが、これらを
ドア制御部(5)に予備的に配設しても構わない。 この場合には、従来のようにキーボード表示器(37)
を操作することにより、直接ドア制御部(5)のメモリ
の内容の変更や、確認ができるから、伝送異常等の万一
の場合に備えることができる。 [発明の効果] 以−トのように、本発明のエレベータの制御装置は、巻
」−機制御手段と、ドア制御手段と、情報交換手段と、
データ設定手段と、データ表示手段とを備え、機械室に
配設された巻上機制御手段により巻上機の駆動を制御し
、エレベータかごを昇降させ、エレベータかごに配設さ
れたドア制御手段によりエレベータドアの開閉を制御す
るとともに、前記巻上機制御手段により前記ドア制御手
段に、情報交換手段を介してエレベータドアの開閉制御
用の所定のデータを設定し、その設定データの内容がデ
ータ表示手段に表示されることにより、ドア制御手段の
メモリの内容の変更、確認を、エレベータかごの」二部
に直接乗ることなく、建屋側の機械室内の巻上機制御部
を用いて行なえるので、異常発生時等の異常状況をエレ
ベータかごから離れた場所で確認でき、保守点検等の作
業性がよく、安全性が極めて向」ニする。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例であるエレベータの制御装
置の要部を示すブロック図、第2図はこの発明の一実施
例であるエレベータの制御装置のドア制御部を示すブロ
ック図、第3図は巻上機制御部からドア制御部に伝送さ
れる伝送コードを示すデータフォーマットの図、第4図
はドア制御部から巻上機制御部に返送される返送コード
を示すデータフォーマットの図、第5図は電話回線を利
用したエレベータの制御装置を示すシステム図、第6図
はこの発明の一実施例及び従来のエレベータの制御装置
が適用されるエレベータの全体構成を示すシステム図、
第7図はこの発明の一実施例及び従来のエレベータの制
御装置が適用されるエレベータドアの構成を示すシステ
ム図、第8図は従来のエレベータの制御装置のアナログ
回路で構成したドア制御部と巻上機制御部との接続状態
を示すブロック図、第9図は従来のエレベータの制御装
置のマイクロコンピュータで構成したドア制御部と巻上
機制御部との接続状態を示すブロック図である。 図において、 1:機械室     2:エレベータかご4:エレベー
タドア 5:ドア制御部 6:データケーブル 7:巻上機制御部8.14:電動
機 11:巻上機 23:直列伝送インターフェイス 24:CPU     25:インバータ30:キーボ
ード表示器 31 : CPU 34:直列伝送インターフェイス 35:インバータ  40 : CPUI4 l : 
CPU2 42:2ポ一1=RAM 48:電話回線   50:コンピュータである。 なお、図中、同−符号及び同一記号は同一または相当部
分を示すものである。 代理人 弁理士 入着 増雄 外2名 「 一一一≠− ] 手続補正書(自発) 平成 2年12月28  日 1、事件の表示 特願平2−201676号 2、発明の名称 エレベータの制御装置 3、補正をする者 6、補正の対象 (1) 明細書全文 7、補正の内容 (1) 明細書全文を別紙のとおり補正する。 4、代理人 代表者志岐守哉 5、補正により増加する請求項の数 2明細書 必要なメモリのバイト数をデータとして設定する1、発
明の名称 エレベータの制御装置 2、特許請求の範囲 (1) 機械室に配設されて、巻上機を制御する巻l−
機制御手段と、 エレベータかごに配設されて、エレベータドアの開閉を
制御するドア制御手段と、 前記巻上機制御手段とドア制御手段との間で相互に情報
の交換を行なう情報交換手段と、前記巻上機制御手段を
用いて前記ドア制御手段に所定のデータを設定するデー
タ設定手段と、前記設定データの内容が表示されるデー
タ表示手段と を具備することを特徴とするエレベータの制御装置。 3、発明の詳細な説明 「産業上の利用分野] 本発明はエレベータの制御装置に関するもので、特に、
エレベータドアの開閉を制御するドア制御部の異常等を
巻上機の制御部で確認ができるエレベータの制御装置に
関するものである。 [従来の技術] 第6図は従来のエレベータの$制御装置が適用されるエ
レベータの全体構成を示すシステム図である。 図において、(1)はエレベータが据付けられている建
屋の機械室、(2)はエレベータかご、(3)はエレベ
ータかご(2)との重量的な釣合いをとるカウンタウェ
イト、(4)はエレベータドア、(5)はエレベータド
ア(4)の開閉を制御するドア制御部であり、このドア
制御部(5)はエレベータかご(2)の上部に配設され
ている。 (6)は各種の情報を伝送するためのデータテーブル、
(7)はインバータ等により構成された巻−1−機制御
部、(8)は巻−1−機駆動用の電動機、(9)は電動
機(8)の回転速度を検出するエンコーダであり、この
エンコーダ(9)によりエレベータかご(2)の位置も
検出する。(10)はブレーキ、(11)はエレベータ
かご(2)を昇降させる巻F機であり、この巻上機(1
1)はブレーキ(10)を介して電動機(8)と連結さ
れている。(12)はエレベータかご(2)とカウンタ
ウェイ1−(3)とを巻上機(11)を介して繋いでい
るロープ、(13)はカウンタウェイト(3)の昇降位
置をエレベータかご(2)の昇降位置から逸す逸せ車で
ある。 このエレベータでは、上記巻」二様制御部(7)から巻
上機(11)、及び逸せ車(13)の各構成要素が機械
室(1)内に配設されている。そして、機械室(1)内
の巻上機制御部(7)が、電動機(8)及びブレーキ(
10)を適宜フィードバック制御し、巻−L機(11)
の駆動を制御することにより、エレベータかご(2)の
昇降動作を制御している。 次に、−]二記のエレベータドア(4)の開閉機構につ
いて説明する。 第7図は従来のエレベータの制御装置が適用されるエレ
ベータドアの構成を示すシステム図である。 図において、(14)はエレベータドア(4)開閉用の
電動機、(15)は電動機(14)の回転速度を検出す
るエンコーダ、(16)は電動機(14)により回転す
るプーリ、(17)はプーリ(16)の回転力を伝達す
るベルト、(18a)及び(18b)はエレベータドア
(4)の」二部に平行に配設されたプーリ、(19)は
」ユ記2つのプーリ(18a)、(18b)間を移動す
るベルト、(20)はエレベータドア(4)を吊すハン
ガーローラである。また、このドア制御部(5)はデー
タケーブル(6)を介して巻」二様制御部(7)に接続
されている。 この構成のエレベータドアでは、ドア制御部(5)が、
電動機(14)を適宜フィードバック制御することによ
り、ベルト(19)が移動し、エレベータドア(4)は
所定の速度で開閉動作を行なう。 なお、従来のドア制御部(5)は、例えば、第8図に示
すようなアナログ回路で構成されていた。 第8図は従来のエレベータの制御装置のアナログ回路で
構成したドア制御部(5)と巻」二様制御部(7)との
接続状態を示すブロック図である。 図において、(5a)はアナログ回路からなるモータ制
御部、(21)はモータ制御部(5a)の出力を調整す
るボリュームであり、このボリューム(21)を操作す
ることにより、速度パターン等を調整し、エレベータド
ア(4)の開閉速度の調整等を行なう。(24)は巻上
機制御部(7)の中央演算装置であるCPU、(25)
は電動機(8)の駆動を制御するインバータ、(26)
はエレベータかご(2)の速度制御用の所定のプログラ
ム等が格納されているROM、(27)はデータ等が格
納されているRAMである。(28)は入出力インター
フェイスであり、この入出力インターフェイス(28)
及びデータケーブル(6)を介して、巻」二様制御部(
7)とドア制御部(5)との情報交換が行なわれる。(
29)はインターフェイス、(30)はインターフェイ
ス(29)を介して接続されているキーボード人力及び
表示機能を持つキーボード表示器である。 この構成のエレベータの制御装置では、ドア制御部(5
)のボリューム(21)を操作することにより、ドア速
度の調整や、種々のドアへの対応や、その他図示しない
リンク機構等を持つドア等への対応を行なっている。 また、近年、マイクロコンピュータの普及により、マイ
クロコンピュータで制御されるインバータによってドア
制御部(5)が構成されている。 第9図は従来のエレベータの制御装置のマイクロコンピ
ュータで構成したドア制御部(5b)と巻上機制御部(
7)との接続状態を示すブロック図である。なお、図中
、第8図と同−符号及び記号は第8図の構成部分と同一
または相当する構成部分を示す。 図において、(23)は巻上機制御部(7)の直列伝送
インターフェイス、(3″1)はドア制御部(5b)の
中央演算装置であるCPU、(32)はエレベータかご
(2)の速度制御用の所定のプログラム等が格納されて
いるROM、(33)はデータ等が格納されているRA
M、(34)は巻上機制御部(7)とデータを直列伝送
で送受できる直列伝送インターフェイス、(35)は電
動機(14)の駆動を制御するインバータ、(36)は
インターフェイス、(37)はインターフェイス(36
)を介して接続されているキーボード人力及び表示機能
を持つメンテナンス用のキーボード表示器である。 このエレベータの制御装置では、メンテナンス用のキー
ボード表示器(37)を操作することにより、ドア制御
部(5b)のメモリの内容を変更して、ドア速度の調整
等を行なっている。また、この種のエレベータの制御装
置では、メンテナンス用のキーボード表示器(37)に
より、ドア制御部(5b)のメモリの内容が表示され、
各データの設定状態を確認することができる。 なお、この他の従来のエレベータの制御装置として、特
開平1−92191号公報に掲載された技術や、特願平
1−306715に掲載された技術もあるが、前者はエ
レベータドアの駆動負荷の増大に応じて、ドアモータの
駆動トルクを大きくし、エレベータドアの開閉動作を確
実に行なうものであり、後者はエレベータドアの固有定
数を機械室側から設定するものであり、これらの技術は
上記技術とは直接関係がないので、ここでは説明を省略
する。 [発明が解決しようとする課題] アナログ回路で構成したドア制御部(5)を有する上記
のような従来のエレベータの制御装置では、ドア速度の
調整等を行なうには、その都度、ドア制御部(5)のボ
リューム(21)を操作する必要があった。また、マイ
クロコンピュータで構成したドア制御部(5b)を有す
るエレベータの制御装置においても、ドア制御部(5b
)のキーボード表示器(37)を操作することにより、
ドア制御部(5b)のメモリの内容の変更や、確認を行
なっていた。しかも、この種のエレベータの制御装置で
は、エレベータかご(2)の」二部にドア制御部(5)
、(5b)が配設されているため、これらを操作するに
は、エレベータかご(2)の−に部に作業者が直接乗っ
て行なう必要があった。 このため、斯かる危険な作業を伴なわないエレベータの
制御装置とすることが望まれていた。 そこで、この発明はエレベータドアの開閉動作を制御す
るドア制御部のメモリの内容の変更や、確認作業がエレ
ベータかごの上部に乗ることなく行なえるエレベータの
制御装置の提供を課題とするものである。 [課題を解決するための手段] 請求項1の発明にかかるエレベータの制御装置は、機械
室(1)に配設されて、巻」二様(11)を制御する巻
」−機制御手段と、エレベータかご(2)に配設されて
、エレベータドア(4)の開閉を制御するドア制御手段
との間で相互に情報の交換を行なう情報交換手段と、前
記巻上機制御手段を用いて前記ドア制御手段に所定のデ
ータを設定するデータ設定手段と、前記設定データの内
容が表示されるデータ表示手段とを具備するものである
。 請求項2の発明にかかるエレベータの制御装置は、請求
項1の発明と同様の巻上機制御手段と、ドア制御手段と
、情報交換手段と、データ設定手段と、データ表示手段
とを有し、前記データ設定手段が、複数の中央演算処理
装置で構成されたド子制御手段に中央演算処理装置番号
、読出しメモリの先頭番地、読出しに必要なメモリのバ
イト数をデータとして設定するとともに、前記データ表
示手段が、前記メモリの番地の内容を表示するものであ
る。 請求項3の発明にかかるエレベータの制御装置は、請求
項1及び2の発明と同様の巻上機制御手段と、ドア制御
手段と、情報交換手段と、データ設定手段と、データ表
示手段とを有し、前記データ設定手段及びデータ表示手
段が、前記巻−1−機制御手段に電話回線を介して接続
されたエレベータ運行管理手段に組込まれているもので
ある。 [作用] 請求項1の発明においては、機械室(1)に配設された
巻上機制御手段により巻」−機(11)の駆動を制御し
、エレベータかご(2)を昇降させ、エレベータかご(
2)に配設されたドア制御手段によりエレベータドア(
4)の開閉を制御するとともに、前記巻上機制御手段に
より情報交換手段を介して前記ドア制御手段に、エレベ
ータドア(4)の開閉制御用の所定のデータを設定し、
その設定データの内容がデータ表示手段に表示されるも
のであるから、ドア制御手段のメモリの内容の変更や、
確認を、エレベータかご(2)の上部に乗ることなく、
機械室(1)内の巻上機制御手段を用いて行なえる。 請求項2の発明においては、複数の中央演算処理装置で
構成されたドア制御手段に中央演算処理装置番号、読出
しメモリの先頭番地、読出しに必要なメモリのバイト数
をデータ設定手段がデータとして設定し、前記メモリの
番地の内容をデータ表示手段が表示するものであるから
、請求項1の発明と同様にドア制御手段のメモリの内容
の変更や、確認を、エレベータかご(2)の」二部に乗
ることなく、機械室(1)内の巻上機制御手段を用いて
行なえるとともに、ドア制御手段に異常が発生した場合
に、ドア制御手段側で異常を判断した瞬間の各種のデー
タが所定のメモリ番地に保持され、巻」−機制御手段で
ドア制御手段の特定のメモす番地を読出すことができる
。 請求項3の発明においては、巻」−機制御手段に電話回
線を介して接続されたエレベータ運行管理手段にデータ
設定手段及びデータ表示手段が組込まれているものであ
るから、エレベータ運行管理手段がデータ設定手段及び
データ表示手段として機能し、他場所にあるエレベータ
運行管理手段を利用してドア制御手段の異常状態の確認
等ができるので、請求項1及び2の発明と同様にドア制
御手段のメモリの内容の変更や、確認を、エレベータか
ご(2)の−1一部に乗ることなく行なえる。 [実施例] 以下、本発明の各実施例について説明する。 第1図はこの発明の一実施例であるエレベータの制御装
置の要部を示すブロック図であり、マイクロコンピュー
タにより制御されるドア制御部(5)と巻」−機制御部
(7)との接続状態を示す。 また、第6図及び第7図はこの発明の実施例においても
共通である。図中、」―記従来例と同−符号及び記号は
上記従来例の構成部分と同一または相当する構成部分を
示す。なお、この実施例のエレベータかご(2)の昇降
動作及びエレベータドア(4)の開閉動作は−に記従来
例で述べたので、ここでは、その説明を省略する。 第1図において、(5C)は第9図のエレベータの制御
装置のマイクロコンピュータで構成したドア制御部(5
b)からインターフェイス(36)及びキーボード表示
器(37)を除去したドア制御部である。このドア制御
部(5C)を除いて他は第9図と同一の構成となってい
る。そして、この実施例においても、巻」二様制御部(
7)の直列伝送インターフェイス(23)とドア制御部
(5)の直列伝送インターフェイス(34)とは、デー
タケーブル(6)を介して接続されている。 また、第2図はこの発明の一実施例であるエレベータの
制御装置のドア制御部を示すブロック図であり、複数の
マイクロコンピュータでドア制御部を構成しており、マ
イクロコンピュータによってインバータ(35)を構成
したものである。なお、図中、」二記第1図と同−符号
及び記号は−1−記第1図の構成部分と同一または相当
する構成部分を示す。 図において、(40)は直列伝送用の中央演算装置であ
るCPUI、(41)はインバータ(35)用の中央演
算装置であるCPU2、(42)は直列伝送用のCPU
I (40)とインバータ制御用のCPU2 (41)
とのデータ転送を行なう2ポート−RAM、(43)は
インバータ制御用の所定のプログラム等が格納されてい
るROM、(44)はインバータ制御用のデータ等が格
納されているRAM、(45)は電動機(14)を駆動
する信号を出力する出力インターフェイス、(46)は
エンコーダ(15)からのフィードバックパルス列によ
り電動機(14)の速度を検出するための可逆カウンタ
である。 このような構成のエレベータの制御装置では、第1図の
巻上機制御部(7)のキーボード表示器(30)を操作
して各種のデータを人力し、CPU (24)で演算す
ることにより、第3図に示すような内容の伝送コードを
発生する。これらの伝送コードは、巻−に機制御部(7
)からデータケーブル(6)を介してドア制御部(5)
に伝送される。 ここで、この伝送コードについて説明する。 第3図は巻上機制御部からドア制御部に伝送される伝送
コードを示すデータフォーマットの図である。 図において、Dlには転送命令である命令コード、ドア
制御部(5)のCPU番号であるCPUNo、及びD2
.DBで示す先頭番地からの続出バイト数である転送バ
イト数が組込まれている。 また、D2には転送データ先頭番地の下位バイトである
AD−Lが、そして、DBには転送データ先頭番地の上
位バイトであるAD−Hが組込まれている。なお、命令
コードの命令内容は、前記CPU−Noで示したドア制
御部(5)のCPUの、前記D2及びDBで示した先頭
番地から、同じく前記転送バイト数で指定された数のメ
モリ内容を読出して転送せよというものである。 1に のような内容の伝送コードは、巻上機制御部(7)の直
列伝送インターフェイス(23)からデータケーブル(
6)を介してドア制御部(5)に伝送される。そして、
このようなデータを受信したドア制御部(5)のCPU
I (40)では、その指令の内容に従って、CPU−
NoがCPU1(40)であれば、RAM (33)か
ら所定のデータを読出し、返送データとして第4図に示
すようなフォーマットに従って、直列伝送インターフェ
イス(34)を介して巻上機制御部(7)に返送データ
が転送される。また、CPU−NoがCPU2 (41
)であれば、2ポート−RAM(42)を経由して、イ
ンバータ(35)用のマイクロコンピュータのRAM 
(44)から所定のデータを読出し、2ポート−RAM
 (42) 、CPUI (40) 、直列伝送インタ
ーフェイス(34)を介して返送データが巻上機制御部
(7)に転送される。 ここで、この返送コードについて説明する。 第4図はドア制御部から巻上機制御部に返送される返送
コードを示すデータフォーマツ十の図である。 図において、Dloにはドア制御部(5)のメモリ読出
データである情報コード、読出データのCPU番号であ
るCPU−No、及び読出データのバイト数である転送
バイト数が組込まれている。 Dllには転送データ先頭番地の下位バイトであるAD
−Lが、そして、Dl2には転送データ先頭番地の上位
バイトであるAD−Hが組込まれている。また、DlB
にはDll及びDl2で指定された番地のデータが、そ
して、Dl4にはDll及びDl2で指定された次の番
地のデータが組込まれている。 したがって、上記のように巻上機制御部(7)とドア制
御部(5)とを直列伝送装置によって接続したことによ
り、ドア制御部(5)に異常が発生した場合に、建屋側
の機械室(1)内の巻上機制御部(7)のキーボード表
示器(30)に異常内容等が表示される。即ち、ドア制
御部(5)側で異常を判断した瞬間の電動機速度、ドア
位置、電流指令、実電流等を所定のメモリ番地に保持さ
せることにより、後で、建屋側の機械室(1)内の巻上
機制御部(7)でドア制御部(5)の種々なメモリ番地
を読出すことにより、異常内容、異常が発生したときの
状況等を把握することができる。しかも、この実施例で
は、巻−に機制御部(7)とドア制御部(5)との信号
の伝達に直列伝送方式を採用しているから、伝送回路の
構成が簡単である。 このように、この実施例のエレベータの制御装置では、
機械室(1)に配設されて、巻上機(11)の駆動を制
御する電動機(8)及び巻」−機制御部(7)からなる
巻上機制御手段と、エレベータかご(2)に配設されて
、エレベータドア(4)の開閉を制御する電動機(14
)及びドア制御部(5)からなるドア制御手段と、前記
巻上機制御手段とドア制御手段との間で相互に情報の交
換を行なう直列伝送インターフェイス(23)、  (
34)及びデータケーブル(6)からなる情報交換手段
と、前記巻」二様制御手段を用いて前記ドア制御手段に
所定のデータを設定するキーボード表示器(30)から
なるデータ設定手段と、前記設定データの内容が表示さ
れるキーボード表示器(30)からなるデータ表示手段
とを備えている。 そして、機械室(1)に配設された巻」二様制御手段に
より巻上機(11)の駆動を制御し、エレベータかご(
2)を昇降させ、エレベータかご(2)に配設されたド
ア制御手段によりエレベータドア(4)の開閉を制御す
るとともに、前記巻」二様制御手段により前記ドア制御
手段に、情報交換手段を介してエレベータドア(4)の
開閉制御用の所定のデータを設定し、その設定データの
内容がデータ表示手段に表示される。 したがって、ドア制御手段のメモリの内容の変更や、確
認をするために、従来のようにエレベータかご(2)の
」一部に直接乗って、ドア制御部(5)のキーボード表
示器(37)等を操作する必要はなく、建屋側の機械室
(1)内の巻上機制御部(7)を用いて行なえる。この
結果、保守点検時の作業性及び安全性が極めて向上する
。 1つ また、上記の実施例のように、電動機(8)及び巻上機
制御部(7)からなる巻」二様制御手段を用いて、電動
機(14)及びドア制御部(5)からなる複数のCPU
 (CPUI、CPU2)で構成されたドア制御手段に
設定される所定のデータは、第3図に示すようにCPU
番号(CPU−NO)、読出しメモリの先頭番地(D2
及びD3で示した先頭番地)、読出しに必要なメモリの
バイト数(転送バイト数)である。また、キーボード表
示器(30)からなるデータ表示手段で示される設定デ
ータの内容は、前記メモリの番地の内容(即ち、第4図
のD13及びD14のデータ内容)である。 したがって、ドア制御部(5)に異常が発生した場合に
、そのときの電動機速度、ドア位置、電流指令、実電流
等が上記のようなメモリ番地に保持される。そして、後
で、建屋側の機械室(1)内の巻上機制御部(7)でド
ア制御部(5)の特定のメモリ番地を読出すことにより
、異常内容、異常が発生したときの状況等を把握するこ
とができる。この結果、保守点検時の作業性及び安全性
が極めて向」ニする。 つぎに、この他の実施例について説明する。 第5図は電話回線を利用したエレベータの制御装置を示
すシステム図である。 図において、(47)は伝送信号の変調及び返送信けの
復調を行なうモデム、(48)は通常の電話回線、(4
9)は伝送信号の変調及び返送信号の復調を行なうモデ
ム、(50)はエレベータの運行管理等を行なうコンピ
ュータである。 この構成のエレベータの制御装置は、建屋側の巻上機制
御部(7)にモデム(47)を接続し、電話回線(48
)を経由して他場所にあるモデム(49)を有するコン
ピュータ(50)に接続したものである。なお、巻上機
制御部(7)とドア制御部(5)とはデータケーブル(
6)を介して接続されており、直列伝送方式により情報
の伝達が行なわれる。 このように、この実施例のエレベータの制御装置は、」
−記実施例と同様の構成の巻上機制御手段と、ドア制御
手段と、情報交換手段とを備えるとともに、コンピュー
タ(50)がデータ設定手段及びデータ表示手段として
機能するから、他場所にあるコンピュータ(50)を利
用してドア制御部(5)の異常状態の確認等ができる。 即ち、この実施例のエレベータの制御装置は、データ設
定手段及びデータ表示手段は、建屋側の巻上機制御部(
7)に電話回線(48)を経由して接続された他場所に
あるエレベータの運行管理等を行なうコンピュータ(5
0)(エレベータ運行管理手段)に組込まれている。 したがって、」1記実施例と同様に、ドア制御手段のメ
モリの内容の変更や、確認を、エレベータかご(2)の
上部に乗って行なう必要はなく、7保守点検時の作業性
及び安全性が向上する。 ところで、」1記実施例では、巻」二様制御手段とドア
制御手段との間で相互に情報の交換を行なう情報交換手
段として、直列伝送方式を採用したが、並列伝送方式を
用いても構わない。並列伝送方式を用いた場合には、直
列伝送方式に比べ経済効率が悪いが、伝送効率が高い。 また、上記実施例では、ドア制御部(5)がインターフ
ェイス(36)及びキーボード表示器(37)を有しな
いエレベータの制御装置について説明をしたが、これら
をドア制御部(5)に予備的に配設しても構わない。 この場合には、従来のようにキーボード表示器(37)
を操作することにより、直接ドア制御部(5)のメモリ
の内容の変更や、確認ができるがら、伝送異常等の万一
の場合に備えることができる。 [発明の効果] 以上のように、請求項1の発明のエレベータの制御装置
は、巻」二様制御手段と、ドア制御手段と、情報交換手
段と、データ設定手段と、データ表示手段とを備え、機
械室に配設された巻」二様制御手段により巻−1−機の
駆動を制御し、エレベータかごを昇降させ、エレベータ
かごに配設されたドア制御手段によりエレベータドアの
開閉を制御するとともに、前記巻上機制御手段により前
記ドア制御手段に、情報交換手段を介してエレベータド
アの開閉制御用の所定のデータを設定し、その設定デー
タの内容がデータ表示手段に表示されることにより、ド
ア制御手段のメモリの内容の変更、確認を、エレベータ
かごの上部に直接乗ることなく、建屋側の機械室内の巻
上機制御部を用いて行なえるので、異常発生時等の異常
状況をエレベータかごから離れた場所で確認でき、保守
点検等の作業性がよく、安全性が極めて向」二する。 請求項2の発明のエレベータの制御装置は、請求項1と
同様の巻上機制御手段と、ドア制御手段と、情報交換手
段と、データ設定手段と、データ表示手段とを備え、複
数の中央演算処理装置で構成されたドア制御手段に中央
演算処理装置番号、読出しメモリの先頭番地、読出しに
必要なメモリのバイト数をデータ設定手段がデータとし
て設定し、前記メモリの番地の内容をデータ表示手段が
表示することにより、請求項1の発明と同様にドア制御
手段のメモリの内容の変更や、確認を、エレベータかご
(2)の」二部に乗ることなく、機械室(1)内の巻上
機制御手段を用いて行なえるとともに、ドア制御手段に
異常が発生した場合に、ドア制御手段側で異常を判断し
た瞬間の各種のデータが所定のメモリ番地に保持され、
巻上機制御手段でドア制御手段の当該特定のメモリ番地
の内容を読出すことができるので、異常発生時等の異常
状況をエレベータかごから離れた場所で確認でき、保守
点検等の作業性がよく、安全性が極めて向」ニする。 請求項3の発明のエレベータの制御装置は、請求項1及
び2と同様の巻」二様制御手段と、ドア制御手段と、情
報交換手段と、データ設定手段と、データ表示手段とを
備え、巻上機制御手段に電話回線を介して接続されたエ
レベータ運行管理手段にデータ設定手段及びデータ表示
手段が組込まれていることにより、エレベータ運行管理
手段がデータ設定手段及びデータ表示手段として機能し
、他場所にあるエレベータ運行管理手段を利用してドア
制御手段の異常状態の確認等ができるので、請求項1及
び2の発明と同様にドア制御手段のメモリの内容の変更
や、確認を、エレベータかご(2)の上部に乗ることな
く行なえ、異常発生時等の異常状況をエレベータかごか
ら離れた場所で確認でき、保守点検等の作業性がよく、
安全性が向」二する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例であるエレベータの制御装
置の要部を示すブロック図、第2図はこの発明の一実施
例であるエレベータの制御装置のドア制御部を示すブロ
ック図、第3図は巻−1−を機制御部からドア制御部に
伝送される伝送コードを示すデータフォーマットの図、
第4図はドア制御部から巻上機制御部に返送される返送
コードを示すデータフォーマットの図、第5図は電話回
線を利用したエレベータの制御装置を示すシステム図、
第6図はこの発明の一実施例及び従来のエレベータの制
御装置が適用されるエレベータの全体構成を示すシステ
ム図、第7図はこの発明の一実施例及び従来のエレベー
タの制御装置が適用されるエレベータドアの構成を示す
システム図、第8図は従来のエレベータの制御装置のア
ナログ回路で構成したドア制御部と巻−に機制御部との
接続状態を示すブロック図、第9図は従来のエレベータ
の制御装置のマイクロコンピュータで構成したドア制御
部と巻上機制御部との接続状態を示すブロック図である
。 図において、 1:機械室     2:エレベータかご4:エレベー
タドア 5:ドア制御部 6:データケーブル 7:巻上機制御部8.14:電動
機 11:巻上機 23:直列伝送インターフェイス 24:CPU     25:インバータ30:キーボ
ード表示器 31:CPU 34:直列伝送インターフェイス 35:インバータ  40 : CPUI41:CPU
2 42:2ポート−RAM 48:電話回線   50:コンピュータである。 なお、図中、同−符号及び同一記号は同一または相当部
分を示すものである。 代理人 弁理士 入着 増雄 外2名

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 機械室に配設されて、巻上機を制御する巻上機制御手段
    と、 エレベータかごに配設されて、エレベータドアの開閉を
    制御するドア制御手段と、 前記巻上機制御手段とドア制御手段との間で相互に情報
    の交換を行なう情報交換手段と、 前記巻上機制御手段を用いて前記ドア制御手段に所定の
    データを設定するデータ設定手段と、前記設定データの
    内容が表示されるデータ表示手段と を具備することを特徴とするエレベータの制御装置。
JP2201676A 1990-07-30 1990-07-30 エレベータの制御装置 Pending JPH0489789A (ja)

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US07/737,253 US5290975A (en) 1990-07-30 1991-07-29 Door control and data display system

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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