JPH0488329A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH0488329A
JPH0488329A JP2204434A JP20443490A JPH0488329A JP H0488329 A JPH0488329 A JP H0488329A JP 2204434 A JP2204434 A JP 2204434A JP 20443490 A JP20443490 A JP 20443490A JP H0488329 A JPH0488329 A JP H0488329A
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JP2204434A
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Inventor
Katsuyoshi Sonobe
園部 克義
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Brother Industries Ltd
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Brother Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、画像情報から得られた複数枚一組のマスク原
版と、感光記録媒体とを利用して画像を出力するための
一画像形成装置の構造に関するものである。
〔従来の技術〕
カラ一対応型の感光記録媒体を介してカラープリント画
像を出力する装置として、本出願人は先に特開平2−6
7574号公報等にて開示したごとく、モノクロレーザ
プリンタで、カラー画像情報から例えばレッド、グリー
ン、ブルーの3原色に色分解されて得られた3枚一組の
マスク原版を、画像形成装置における位置合わせ手段に
一枚ずつ搬送し、当該位置合わせ手段箇所で前記3原色
に対応するマスク原版を介して感光記録媒体の同一画面
上に、レッド(R)、グリーン(G)、ブルー(B)の
各単色光で多重透過露光して、当該感光記録媒体にカラ
ー用の潜像画像を得、この感光記録媒体に顕色シートを
密着させて潜像画像を顕色シートに転写したのち、当該
顕色シートを加熱定着してカラープリント画像を得るこ
とを提案した。
ところで、前記先行技術では、複数枚一組のマスク原版
のうち一枚でも露光後の搬送途中でマスク原版の搬送不
良(紙詰まり不良)があれば、その露光済のマスク原版
を含めて未露光のマスク原版も画像形成装置から取り除
かなければ、画像形成装置が再作動しない制御を実行し
ていた。換言すると、露光工程後において、マスク原版
の搬送不良が生じると、その一組のマスク原版を不良品
扱いとするため、再度マスク原版の作成からやり直すこ
とにしていた。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、前記先行技術のように、再度マスク原版
の作成からやり直すとすれば、マスク原版及び感光記録
媒体の無駄が生じる。
即ち、複数枚一組のマスク原版から画像を出力する工程
のうち、感光記録媒体に対して露光済みのマスク原版が
搬送途中に紙詰まりして、そのマスク原版が不良となっ
ても、露光済みの感光記録媒体自体に傷が付くわけでは
なく、この感光記録媒体は有効に利用できる筈のもので
ある一方、露光前のマスク原版自体も不良ではないとき
には、それを有効利用できるはずのものであるにも拘ら
ず、これらを破棄するとすれば、マスク原版と感光記録
媒体の無駄使いになると共に、画像形成作業も遅れるの
であった。
このような問題は、カラー画像形成の場合ばかりでなく
、複数枚一組のマスク原版を利用して複合(重合)画像
形成する場合にも、同様に起こりうるのであった。
本発明は、この問題を解決することを目的とするもので
ある。
〔課題を解決するための手段〕
前記目的を達成するため、本発明は、画像情報から得ら
れた複数枚一組のマスク原版を順次位置合わせ手段箇所
に搬送し、該位置合わせ手段箇所にて感光記録媒体に露
光し、該感光記録媒体を介して画像を出力し、露光後の
マスク原版を装置外に放出するように構成して成る画像
形成装置において、前記位置合わせ手段に対するマスク
原版の導入搬送路及び放出搬送路に沿って適宜箇所に、
当該マスク原版の搬送を検出する検出センサーを設け、
搬送制御手段で前記検出センサーによる信号に基づいて
マスク原版の搬送を制御する一方、露光後のマスク原版
の搬送不良を検知し、その搬送不良マスク原版を除去し
た後には、後続するマスク原版を位置合わせ手段箇所に
搬送し、露光する作業を実行するように制御したもので
ある。
〔実施例〕
以下、本発明を具体化した実施例を、図面を参照して説
明する。
第1図は、モノクロレーザプリンタlとカラー画像記録
装置20とを結合配置した画像形成装置の断面図であり
、モノクロレーザプリンタlはカラー画像記録装置20
上部に着脱自在に積載されている。
モノクロレーザプリンタ1内では、帯電された感光体3
上にポリゴンスキャナ2でレーザ光が照射されることに
より静電潜像が描かれる。静電潜像が形成された感光体
3は現像器4で現像され、給紙カセット5から供給され
る普通紙もしくはOHPシート上にトナー像が転写され
、定着器6で定着される。通常モノクロレーザプリンタ
1は図示しないホストコンピュータから伝送されるデー
タをハードコピーとして出力して記録するのに使用され
る。
モノクロレーザプリンタ1から出た用紙(前記普通紙も
しくはOHPシート)は、白黒画像が必要な場合は、用
紙パス切り替え部10において、モノクロ排紙トレイ1
1又は−時保管部である自動給送装置(以下ADFと称
す)12のトレイ12a上へ給送される。
このとき、ADF12の吸入部にはマスク原−版15の
搬送不良を検出する吸入部センサー100を設け、吸入
部センサー100でマスク原版15を検出すると吸入部
ローラ対lotを作動させてマスク原版15をトレイ1
2a箇所に給送し、カラー現像が必要な場合は、トレイ
12aにストックされた一組のマスク原版15は、AD
F給紙口−ラ対13により、−枚ずつカラー画像記録装
置20内へ取り込まれ、モノクロレーザプリンタ1から
出力されるモノクロプリントされた用紙が3枚が1組と
なってカラー画像記録装置20のマスク原版15 (1
5R,15G、15B)として利用される。
前記ADF 12のトレイ12aの上面を覆うカバー1
02は、その基端箇所で枢軸103を中心にして開閉回
動可能に装着する。このカバー102を開いて、以前に
作成された一組のマスク原版15を手作業にて載置する
ことにより、いわゆる手差し作業にてカラープリント画
像を得ることができる。なお、このカバー102は必ず
しも必須のものではない。
次にマスク原版15について説明する。
ホストコンピュータ等で出力枚数を予め入力することで
、モノクロレーザプリンタlでプリントされるときに、
一組のマスク原版15には、それぞれその縁部等の非画
像領域に、マスク原版一組ごとの識別をする組別マーク
、色分解ごとのマスク原版の色版別マークや出力枚数の
データの記録マークをバーコード等にて構成して付す一
方、対の位置合わせ用マークが付される。
この記録マークを、ADF12から後述の位置合わせ手
段31へのマスク原版搬送路21中に設けた光学式の読
み取りセンサー104で読み取って、マイクロコンピュ
ータ等の制御装置105における枚数記憶部に入力すれ
ば、後述する動作に従って所定の色版の組合せにより所
定の枚数のカラー画像を出力することができる。また、
手差し作業によりカラー画像を得るときにも、前記組別
マークや色版別マーク(出力枚数ではない)を読み取り
センサー104にて判別することができる。
前記一対の位置合わせ用マークは、後述する位置合わせ
手段31においてマスク原版15の各々を所定の姿勢で
固定して多重透過露光するために用いられる。
符号106は、マスク原版搬送路21の途中に設けた搬
送不良検出センサーであり、符号120は後述する位置
合わせ手段31の左側近傍に設けた搬送不良検出センサ
ー、符号121は位置合わせ手段31の右側近傍に設け
た搬送不良検出センサーであり、符号122,123は
ゲート29から排出側のローラ対26.27への搬送路
にそれぞれ設けた搬送不良検出センサーである。
これらの搬送不良検出センサー100,106゜120
.121,122,123は、搬送(給送)されてきた
マスク原版の先端(または後端)を検出し、その搬送(
給送)箇所でマスク原版が通常通過するのに必要な時間
を越えて一定以上の時間、センサーでマスク原版の接触
したままであるとき(マスク原版を検知し続けるとき)
、またはマスク原版の搬送上流側での搬送ローラ対が駆
動し始めてマスク原版を搬送しているものと推定できる
状態で、搬送下流側に設けたセンサーで、通常マスク原
版がセンサー箇所に到達するべき時間経過してもマスク
原版を検出できないとき、紙詰まり等の搬送不良が生じ
ているものと検知できるような構成である。
制御装置105は、カラー画像記録装置20とADF1
2との作動を制御するもので、前記吸入部センサー10
0、搬送不良検出センサー106゜120.121,1
22,123等からの信号を入力する入力回路107と
、入力回路107からの信号に基づいて各種制御のため
の演算処理を実行する中央処理装置108と、中央処理
装置108で演算処理するのに必要な制御プログラムや
初期データを予め記憶する読み取り専用メモリ(ROM
)109と、演算処理を実行するのに用いられる各種デ
ータを一時的に記憶するための読み書き可能メモIJ 
(RAM) 11 [)と、演算結果から後述する搬送
通路21の駆動モータ等各部の作動を行う作動部111
への出力信号を出す出力回路112とから成る。
カラー画像記録装置20が動作中に当該装置またはAD
F 12箇所で紙詰まり等の事故が生じると、当該カラ
ー画像記録装置20の操作パネル部116に設けた液晶
表示部117に示すマスク原版の搬送経路の縮図に設け
るか、カラー画像記録装置20の機構部を覆う中カバー
の表面側乃至センサー100,106,120,121
,122゜123設置箇所近傍の箇所に設けた発光ダイ
オードの点滅等により、紙詰まり箇所がいずれの箇所で
あるかの表示をし、音声警報器113の作動にて紙詰ま
り箇所での用紙取り除き等の作業を行うよう催促する。
そして、前記制御装置105では、後述するように、位
置合わせ手段31箇所で露光済みのマスク原版が搬送不
良になったときには、当該搬送不良のマスク原版を取り
除けば、残りの露光前のマスク原版を位置合わせ手段3
1箇所に搬送し、露光作業を続行するように制御するも
のである。
次にカラー画像記録装置20の構成について説明する。
カラー画像記録装置20の本体下部には、位置合わせ手
段31が位置し、ADFトレイ12から位置合わせ手段
31の間は、マスク原版搬送路21でつながっている。
位置合わせ手段31の左右両側(マスク原版の搬送上流
側と搬送下流側)には、回転方向が制御できるローラ一
対22,23゜24.25,26,27、ゲート28.
29及びマスク原版収納部91が配置されている。
マスク原版搬送路21の途中には、モノクロレーザプリ
ンタ1から排出されるマスク原版15の連続画像形成作
業時に用いる記録マークを読み取るための読み取りセン
サー104を設けてあり、またマスク原版15のカール
を取り除くため、リカーラローラ対90が配置されてい
る。ローラ対26.27の外側には、使用済みマスク原
版15を排出するマスク原版排紙トレイ30がある。
位置合わせ手段31は、位置合わせフレームと、該位置
合わせフレームの左右両端部近くに配設されたローラ対
32.33と、位置合わせフレーム内に固定された透明
硝子板等の透光板34と、前記一対の位置合わせ用マー
クを読み取るセンサー等から構成されている。
なお、符号13a、24a、22a、23a。
32a、25a、33a、26a、27aは、それぞれ
ローラ対13.24,22,23,32゜25.33,
26.27を駆動するための正逆回転可能なステップモ
ータ等の駆動モータである。
前記位置合わせ手段31の下方には、露光装置41が配
置されており、この露光装置41は、位置合わせ手段3
1に沿って図の左右方向(マスク原版の搬送方向と並行
状)に移動可能である。前記露光装置41は、線状の白
色光源(以下ランプと称す)42、ランプ42から光を
反射する反射板43及びレッドフィルタ44Rとグリー
ンフィルタ44Gとブルーフィルタ44Bとからなるフ
ィルタユニット44から構成されている。
符号52は前記位置合わせ手段31を挟んで露光装置4
1と反対側(実施例では上側)に上下動可能に配設され
た露光台で、該露光台52は、カム53により下降させ
られ、透光板3−4上に搬送されてきたマスク原版15
と感光記録媒体50とを密着させるように構成する。
即ち、カートリッジ51内に感光しないように収納され
ている感光記録媒体50は、カートリッジ51内から露
光台52における押圧板の下面側で、透光板34上に載
置されたマスク原版15の上方を通り、バッファ55、
分離ローラ64、圧力現像装置70及び駆動ローラ57
を経て、巻取りローラ54まで引き回されている。
また、固定ローラ56は、露光台52か所定の位置まで
下降したきたとき、露光台52の左端部に押し付けられ
、感光記録媒体50をマスク原版15の露光中、露光台
52に固定するように配置されている。
なお、感光記録媒体50は、例えば、特開昭62−14
3044号公報で公知の光重合開始剤を用いた光硬化性
樹脂を主材としたもので、レッド、グリーン、ブルーの
各波長の光に対して硬化する光硬化性樹脂と、シアン、
マゼンタ、イエローの各染料前駆体とを内包したマイク
ロカプセルが基材となるシートの上に塗布されたもので
ある。また、顕色シート60は、特開昭58−8873
9号公報に開示された顕色剤をベースとなる紙(シート
)に塗布して構成されているが、ここではこれらの詳細
な説明を省略する。
前記顕色シート60はカセット61内に顕色剤塗布面が
下向きになるようにしてセットされ、カセット61の上
部には、顕色シート60を一枚づつ送給するための吸盤
62が配置されている。
圧力現像装置70は、前記の露光により潜像が形成され
た感光記録媒体50と、顕色剤を塗布した顕色シート6
0とを、重ね合わせ加圧現像する一対の加圧ローラ71
等から構成される。
熱定着装置80は、ケーシング83内に設けたヒータ8
1とケーシング83内の空気を循環させるための羽根車
82と、下部の顕色シート60の搬送用ゴムローラ84
,85.86と、ローラ87とローラ88との間に架設
されたエンドレスベルト89から構成されており、熱定
着装置80の外側には、排紙トレイ63が取付けられて
いる。
以上のように構成されたものにおいて、1組のマスク原
版から複数のカラー画像を得る場合の動作を次に説明す
る。
まず、モノクロレーザプリンタlによりレッド用のマス
ク原版15Rを作成する。
このマスク原版15Rは、感光記録媒体50に塗布され
たマイクロカプセルの中で、シアンの染料前駆物質を持
つマイクロカプセルを硬化させるべく、これ以外の部分
に遮光像であるトナーをのせたマスク原版である。
モノクロレーザプリンタ1より送出されるマスク原版1
5Rは、ADF12のトレイ12aへ送出され、ここで
、3枚一組となるまで一旦溜め(保管され) 、ADF
給紙ローラ対13によりカラー画像記録装置20内に給
送される。
ADF 12から給送されたマスク原版15Rは、マス
ク原版搬送路21を通り、ローラ対24,22によって
位置合わせ手段31へ送り込まれる。
その途中、リカーラローラ対90によりマスク原版15
Rのカールが修正される。このとき、ゲート28は実線
の位置にある。
次に、位置合わせ手段31は、マスク原版15Rをロー
ラ対32よりしかるべき露光位置まで搬送した後、マス
ク原版15Rに付された位置合わせ用マークを図示しな
い検出センサーで検出し、図示しない駆動手段でマスク
原版15Rを所定の位置に移動させる。
前記位置合わせを行う直前に、露光台52が所定の位置
までカム53により下降し、露光台52の左端部に固定
ローラ56が押し付けられ、感光記録媒体50を露光台
52に固定する。
位置合わせ終了後、露光台52はカム53によりさらに
下降させられ、露光台52と透光板34とでマスク原版
15Rと感光記録媒体50とを挟んだ状態で密着させる
ことができる そして、露光台52が位置合わせ手段31に密着すると
ランプ42が点灯し、レッドフィルタ44Rを介して、
レッド光がマスク原版15Rを介して感光記録媒体50
に露光するために、露光装置41が矢印Aの方向に走査
露光を行う。
露光が終了すると、ランプ42が消灯し、露光装置41
は矢印Bの方向に復動する。この時、露光装置41のフ
ィルタユニット44が図示しない駆動源により移動し、
ランプ42の上方にはグリーンフィルタユニット44G
が位置する。
露光装置41が復動する間、露光台52はカム53の回
転により上昇させられ、感光記録媒体50は位置合わせ
手段31及びマスク原版15Rから離間させられる。こ
のとき、感光記録媒体50は、カートリッジ51の中で
ロール回転中心でパックテンションがかけられており、
露光台52が下降するときには、露光台52の下降量に
相当する長さがカートリッジ51の中から引き出され、
また、露光が終わり露光台52が上昇したときには、感
光記録媒体50の弛みを取る方向に巻き戻されるように
なっている。
レッド用のマスク原版15Rの露光が終了した後も、露
光台52は所定の位置までしか上昇せず、感光記録媒体
50は、露光台52の左端部に押し付けられた固定ロー
ラ56によって露光台52に固定されたままの状態を保
っている。
次に、モノクロレーザプリンタ1により作成されたグリ
ーン用のマスク原版15Gが、ADF 12、ADF給
紙ローラ対13、リカーラローラ対90、マスク原版搬
送路21を通ってローラ対24の直前まできたとき、ロ
ーラ対22,24.25.27、位置合わせ手段31の
ローラ対32゜33の回転駆動により、マスク原版1−
5 Rを位置合わせ手段31から右方向へ送り出すと同
時に、マスク原版15Gを露光位置に搬送して停止させ
る。この時、ゲート28.29は実線の位置に位置し、
露光済みのマスク原版15Rはローラ対27に挟まれ、
且つ、マスク原版15Rの後端がゲート29を通り過ぎ
た状態で、ローラ対27の回転を停止させることにより
保持される。
位置合わせ手段31に案内されたマスク原版15Gは、
マスク原版15Rの場合と同様に、感光記録媒体50に
対して位置合わせが行われた後、露光台52を下降させ
ることにより、感光記録媒体50と密着させられる。そ
の後、ランプ42を点灯させ、グリーンフィルタ44G
を介してグリーン光による露光が行われる。露光終了後
、露光台52は所定位置まで上昇させられる。露光装置
41は原点位置に復動させられると共に、ランプ42の
上方にブルーフィルタ44Bが位置するようにフィルタ
ユニット44を移動させる。
次に、モノクロレーザプリンタlによって作成されたブ
ルー用のマスク原版15Bも、前記と同様に位置合わせ
手段31に向かって案内される。
この場合、マスク原版15Bがカラー画像記録装置20
に給送され、ローラ対24の直前に搬送された状態では
、既に露光済のマスク原版15Gは、位置合わせ手段3
1におけるローラ対32゜33で右方向に搬送されて、
位置合わせ手段31から排出されてローラ対26に挟ま
れ、且つ、マスク原版15Gの後端が点線状態のゲート
29箇所を通過した状態でローラ対26の回転が停止す
ることによりその位置で保持される。他方、マスク原版
15Bが位置合わせ手段31箇所で感光記録媒体50に
密着させられ、そこで、前記と同様に感光記録媒体50
は、マスク原版15Bを介してブルー光で露光される。
以上の動作により感光記録媒体50には、所望のカラー
画像の潜像が記録されたことになる。
次に、露光台52を初期位置まで上昇させ、固定ローラ
56と露光台52の左端部を離間させると共に、バッフ
ァ55を矢印Eの方向に移動させることにより、感光記
録媒体50の未露光の箇所が露光台52の下方にカート
リッジ51内から弓き出されてくる。
駆動ローラ57にて感光記録媒体50を搬送し、潜像の
先端部分が圧力現像装置70の加圧ローラ71の部分に
来たとき停止させる。
前記感光記録媒体50の動きと同期して、顕色シート6
0は吸盤62によりカセット61から送り出され、前記
感光記録媒体50の潜像の先端に顕色シート60の先端
が対応する位置まで搬送された後、停止する。
次に、図示しない駆動装置により、圧力現像装置70の
加圧ローラ71が矢印の方向に回転させられながら圧接
される。
圧力現像装置70の加圧ローラ71が矢印の方向に回転
させられることにより、バッファ55は矢印Fの方向に
移動させられる。顕色シート60は分離ローラ64によ
り、感光記録媒体50から剥離されると共に、熱定着装
置80の方向に案内される。
熱定着装置80において、顕色シート60の表面はヒー
タ81で加熱され、また、羽根車82でケーシング83
内を循環している加熱空気が顕色シート60の表面に接
触することにより、当該顕色シート60を間接的に加熱
して当該顕色シート60表面のカラー画像の発色が促進
される。これと共に、顕色媒体を顕色シート60のベー
ス紙に固定するためのバインダポリマー(結着樹脂)が
熱溶融され、表面が平滑になり、顕色シート600表面
に適度な光沢が得られる。発色と光沢処理の終了した顕
色シート60は、排紙トレイ63方向に排出される。
上述した一連の現像及び発色光沢処理の間、感光記録媒
体50は露光台52と固定ローラ56によって挟持固定
されているので、一画面分の現像処理を行っている間に
、露光箇所では、上述した作業順序で次のカラー画像の
潜像の露光処理を行うことができる。
2枚目のカラー画像の露光を行う場合、まず最初に露光
位置にあるマスク原版15Bを位置合わせ手段31の左
側に送り出しローラ対24に挟まれ、且つ当該マスク原
版15Bの後端がゲート28箇所を通過した位置でロー
ラ対24の回転を停止してそのローラ対で位置保持する
一方、−枚目の露光後ローラ対27の位置で挟持保持さ
れたレッドのマスク原版15Rを位置合わせ手段31に
送り込むべ(ローラ対27を逆回転し、位置合わせ手段
31に送り込まれたマスク原版15Rは位置合わせが行
われ、感光記録媒体50と密着させた後露光する。
この露光後のマスク原版15Rは、位置合わせ手段31
から左方向に排出され、(この場合ゲート28,29は
点線状態となっている)当該排出されたマスク原版15
Rの後端がローラ対23にて挟持されて位置保持される
か、またはローラ対27方向に元に戻す一方、ローラ対
26にて挟持されていたマスク原版15Gが位置合わせ
手段31に向かって左方向に搬送され、当該位置合わせ
手段31箇所で露光した後、もとのローラ対26箇所に
帰され、次いで、ローラ対24箇所で待機していたマス
ク原版15Bを位置合わせ手段31に向かって右向き搬
送し、露光するというようにして前記と同様の動作を繰
り返すことにより、1組のマスク原版15より所定の枚
数のカラー画像を出力できる。
一組のマスク原版15からのカラー画像を必要枚数得た
後は、ローラ対27又はローラ対26から各マスク原版
15を排紙トレイ30へ排出する。
次に前述の露光工程において複数枚一組のマスク原版1
5R,15G、15Bのうち露光済みのマスク原版が搬
送途中で搬送不良になった場合の制御を、第4図に示す
フローチャート(サブルーチンフローチャート)に従っ
て説明する。
スタートに続きステップ401でマスク原版の紙詰まり
を検出すると、カラー画像記録装置20でのマスク原版
の搬送・露光等の作動を一旦停止しくステップ402)
、表示部117等で紙詰まり箇所を表示する(ステップ
403)。
次いで、紙詰まり不良状態のマスク原版がレッド版(R
版)であるか否かを判別する(ステップ404)。この
場合、露光順序は、レッド版(R版)、グリーン版(G
版)、ブルー版(B版)であるものとする。
ステップ404で、R版である(yes )と判断した
とき、次いでステップ405で、この搬送不良のマスク
原版15Rが露光済みか否かを判別する。
ステップ405で露光済みでない(no)と判断すると
、ステップ406で処理■のサブルーチンを実行する。
第5図は処理■のサブルーチンを示し、処理■のスター
トに続き、ステップ501で搬送不良(紙詰まり)のマ
スク原版を除去したか否かの判別を実行する。
作業者が紙詰まりのマスク原版15Rを除去しないと、
ステップ403の前に戻し、紙詰まりのマスク原版15
Rを除去すると、ステップ501でyesと判断し、次
いでステップ502.でカラー画像記録装置20の前面
(前記マスク原版搬送路21や位置合わせ手段31や露
光装置41、カートリッジ51、圧力現像装置70、熱
定着装置80等の箇所の前面)を一体的に覆う開閉自在
なカバー扉125(このカバー扉125の内側に開閉自
在な中カバー扉をさらに設けていても良い)を閉じたか
否かを判別する。
カバー扉125が開いていると(noのとき)、表示部
117でカバー扉開の表示を出しくステップ503)、
閉じるまでステップ502とステップ503とのループ
処理を繰り返す。
カバー扉125が閉じていれば(yesのとき)、露光
前の他のマスク原版を露光せずに直ちに排出すべく、ロ
ーラ対13.24,22,32,25゜33.26等に
対する駆動モータ13a、24a。
22 a )  32 a s  25 a 、33 
a e  26 a等を駆動するのである・(ステップ
504)。
前記ステップ405でマスク原版15R(レッド版)が
露光済みである(yes)と判別すると、ステップ40
7で処理■を実行した後、ステップ408で未1光のマ
スク原版15G(グリーン版)を位置合わせ手段31箇
所に搬送し、この箇所で感光記録媒体50とマスク原版
とを密着させ、露光工程を終えた後、ローラ対26また
は27箇所に排出しくステップ409.410) 、次
いで未露光のマスク原版15B(ブルー版)を位置合わ
せ手段−31箇所に搬送し、この箇所で感光記録媒体5
0とマスク原版とを密着させ、露光工程を終えた後、ロ
ーラ対26または27箇所に排出して終了する(ステッ
プ411.412.413)。
処理■は第6図に示すように、処理■のスタートに続き
、ステップ601で、紙詰まりのマスク原版を除去した
か否かを判別し、除去していない(no)ときには、表
示部117にその旨表示する。
紙詰まりマスク原版を除去する(yes)と、次いでス
テップ602でカバー扉125が閉じられたか否かを判
別し、noのときには表示部117箇所にカバー扉開の
表示を出しくステップ603)、閉じるまでステップ6
02とステップ603とのループ処理を繰り返し、カバ
ー扉125が閉じていれば(yesのとき)、前記ステ
ップ408に移行するのである。
前記ステップ404で、紙詰まりを起こしたマスク原版
がレッド版でないと判別する( no)ときには、ステ
ップ414でグリーン版であるか否かを判別し、yes
であるときには、このグリーン版が露光済みであるか否
かをステップ415で判別し、露光前である(noの)
ときには、前述の処理■を実行する一方、露光済み(y
es )のときには処理■を実行した後前記ステップ4
11から後フローを実行するのである(ステップ416
)。
前記ステップ414で、紙詰まりのマスク原版がグリー
ン版でないと判別するとき(noのとき)には、ステッ
プ417でさらに紙詰まりのマスク原版がブルー版であ
るか否かを判別し、yesのときにはステップ418で
そのグリーン版が露光済みであるか否かを判別し、露光
前である(noの)ときには、ステップ419でその紙
詰まりのマスク原版を除去したか否かを判別し、マスク
原版除去していないとき(noのとき)には、表示部1
17にその旨表示する。紙詰まりマスク原版を除去する
(yes)と、次いでステップ420でカバー扉125
が閉じられたか否かを判別し、noのときには表示部1
17箇所にカバー扉開の表示を出しくステップ421)
、閉じるまでステップ420とステップ421とのルー
プ処理を繰り返し、カバー扉125が閉じていれば(y
esのとき)、紙詰まりの処理を終了するのである。
このようにして、露光済のマスク原版が紙詰まり等の搬
送不良を起こしたときには、そのマスク原版を除去した
後、未露光のマスク原版について露光作業を実行すれば
、不完全なままの感光記録媒体を無駄にしたり、一組の
未露光のマスク原版を除去(排紙)することによる無駄
をなくすることができる。
なお、一連のカラー画像を露光処理している間に次のマ
スク原版15がモノクロレーザプリンタ1から出力され
た場合は、ADF12のトレイ12aへ一旦溜めておい
て、前の組の露光が終了してからADF給紙ローラ13
より一枚ずつカラー画像記録装置20内へ給送される。
前記一組のマスク原版は3原色のものにかぎらず、これ
にスミ版を加えて4枚一組としたり、スミ版に一色乃至
二色のカラーを付けるものでも良いのであり、また、色
の分解や枚数は種々の組合せのものを適用できる。
ADFや画像形成装置の作動を制御する制御装置はマイ
クロコンピュータを応用したものに限らず、電子回路の
ハードウェアによって構成しても良い。
〔発明の効果〕
以上に述べたごとく、本発明では、画像情報により作成
された複数枚一組のマスク原版のうち、露光済のマスク
原版が紙詰まり等にて搬送不良となっても、その搬送不
良のマスク原版を除去したのち、未露光のマスク原版に
て露光作業を続行することにより、感光記録媒体を無駄
にすることがなく、また未露光のマスク原版を有効利用
でき、画像形成作業も効率良く実行できるという効果を
奏するのである。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例を示し、第1図は画像形成装置の
概略側断面図、第2図は斜視図、第3図は制御装置のブ
ロック図、第4図と第5図と第6図はそれぞれフローチ
ャートである。 ■・・・モノクロレーザプリンタ、12・・・自動給送
装置、12a・・・トレイ、20・・・カラー画像記録
装置、13・・・給紙ローラ対、115・・・駆動モー
タ、31・・・位置合せ手段、41・・・露光装置、5
0・・・感光記録媒体、60・・・顕色シート、70・
・・圧力現像装置、80・・・熱定着装置、34・・・
透光板、52・・・露光台、105・・・制御装置、1
08・・・中央処理装置。 特許出願人  ブラザー工業株式会社

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)、画像情報から得られた複数枚一組のマスク原版
    を順次位置合わせ手段箇所に搬送し、該位置合わせ手段
    箇所にて感光記録媒体に露光し、該感光記録媒体を介し
    て画像を出力し、露光後のマスク原版を装置外に放出す
    るように構成して成る画像形成装置において、前記位置
    合わせ手段に対するマスク原版の導入搬送路及び放出搬
    送路に沿って適宜箇所に、当該マスク原版の搬送を検出
    する検出センサーを設け、搬送制御手段で前記検出セン
    サーによる信号に基づいてマスク原版の搬送を制御する
    一方、露光後のマスク原版の搬送不良を検知し、その搬
    送不良マスク原版を除去した後には、後続するマスク原
    版を位置合わせ手段箇所に搬送し、露光する作業を実行
    するように制御したことを特徴とする画像形成装置。
JP2204434A 1990-07-31 1990-07-31 画像形成装置 Pending JPH0488329A (ja)

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