JPH0488331A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH0488331A
JPH0488331A JP20443590A JP20443590A JPH0488331A JP H0488331 A JPH0488331 A JP H0488331A JP 20443590 A JP20443590 A JP 20443590A JP 20443590 A JP20443590 A JP 20443590A JP H0488331 A JPH0488331 A JP H0488331A
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JP20443590A
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Makoto Suzuki
誠 鈴木
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Brother Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、画像情報から得られたマスク原版と、感光記
録媒体とを利用して画像を出力するための画像形成装置
の構造に関するものである。
〔従来の技術〕
カラ一対応型の感光記録媒体を介してカラープリント画
像を出力する方法として、本出願人は先に特開平1−9
7958号公報等に開示したごとく、カラー画像情報か
ら例えばレッド、グリーン、ブルーの3原色に色分解さ
れて得られた3枚−組のマスク原版を、カラー画像形成
装置における位置合わせ手段に一枚ずつ搬送し、当該位
置合わせ手段箇所で前記3原色に対応するマスク原版を
介して感光記録媒体の同一画面上に、レッド、グリーン
、ブルーの各単色光で多重透過露光して、当該感光記録
媒体にカラー用の潜像画像を得、この感光記録媒体に顕
色シートを密着させて潜像画像を顕色シートに転写した
のち、当該顕色シートを加熱定着してカラープリント画
像を得ることを提案した。
この場合、前記先行技術では、−組のマスク原版に予め
、位置合わせ用マークを付しておき、位置合わせ手段箇
所に設けた位置合わせ検出センサーで、前記搬送されて
きたマスク原版の位置乃至姿勢を検出し、3枚のマスク
原版が感光記録媒体に対して同じ位置で密着できるよう
に位置合わせ手段を移動調節するように構成している。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところで、一般に位置合わせ検出用の検出センサーは光
反射式のものを使用して、マスク原版の表面に向かって
光を照射し、その反射光量の大小を検出し、その検出信
号の大きさ(検出値)によって位置を判断するものであ
る。
他方、前記先行技術によれば、各マスク原版に付された
位置合わせ用マークは、平面視矩形状等のマーク領域全
体を黒く塗り潰した、いわゆるべた黒であった。
このべた黒のマークの位置を検出する場合、例えば、検
出センサーによる検査領域を大きくし、平面視矩形状の
べた黒マークの周辺において、マスク原版の地色の部分
とマークのべた黒の部分とが略半々であるとき所定の位
置であると、判断するように、検出信号の大きさ(検出
値)の判別に際してしきい値を設定したとする。
この場合、前記検出センサーを一つだけ設置したときに
は、その検出値が前記しきい値以上であるか、しきい値
以下であるかの判別と、そのしきい値と検出値との差し
かわからないので、マスク原版を移動させつつ、前記検
出センサーでの検出値を時間間隔をあけて複数回検出し
、その複数回の検出値の各々を記憶させ、当該検出値が
順次増大しているときには、マークが検出センサーによ
る検査領域に近づきつつあると判断し、その上で、例え
ば最後の検出値がしきい値以上であると判断するときに
は、前記のマスク原版の移動方向と反対方向に移動させ
るというように位置合わせ手段の移動方向を調節しなけ
ればならない。同様に、複数回の検出値が順次減少して
いるとの判断のもとで、最後の検出値がしきい値以下で
あると判断するときには、前記のマスク原版の移動方向
を反対にすべく調節しなければならない。
しかも、検出センサーによる検査領域が地色の部分とべ
た黒の部分とに跨いだ状態で、しきい値を設定しなけれ
ばならないから、この検査領域中でのべた具部分(また
は地色の部分)の大小の変動、ひいてはマスク原版の移
動量に比べて前記しきい値に対する検出値の変動量が少
ないので、マスク原版の微小な移動変化に対して、前記
しきい値と検出値との差を事実上判別することができな
いという欠点があり、また、前述のように複数回の検出
結果をも参照しなければ、正確にマスク原版の移動方向
の修正もできないから、マスク原版を正確に位置合わせ
するには長い時間が掛かり、画像形成速度が遅くなる欠
点があった。
前記と反対に検出センサーによる検査領域を小さくする
と、当該検査領域がマスク原版の地色の部分またはマー
クのべた黒の部分のうち一方から他方に移動した瞬間に
検出値が大きく変化するので、設定したしきい値を越え
た時点で所定の位置合わせができるのであるが、この場
合、検査領域が小さいため、例えば当該検査領域がマー
ク内にあって、マスク原版が停止していると、いずれの
方向に移動させればマスク原版の地色の部分の箇所に検
査領域が到達するか判断できないことになり、しかもマ
ークの外周にマスク原版の地色の部分が存在するのだか
ら、当該マスク原版をいずれの方向に移動させれば正常
な位置合わせになるかの判断ができないことになる。
この欠点を解消するには、べた黒のマークの位置から離
れた箇所から検出センサーを作動させつつマスク原版を
移動させなければならないというように、やはり位置合
わせの検査のための時間が長く掛かるのであった。
この問題は、二枚のマスク原版を順次位置合わせ手段箇
所で位置合わせする場合や、単一のマスク原版を位置合
わせ手段箇所の所定位置に設置する場合でも同様に起こ
るのであった。
本発明は、この問題を解決して、所定の画像を正確且つ
迅速に出力できるようにすることを目的とするものであ
る。
〔課題を解決するための手段〕
前記目的を達成するため、本発明は、画像情報に基づい
て作成されたマスク原版を位置合わせ手段箇所に搬送し
、該位置合わせ手段箇所にて感光記録媒体に露光して画
像を出力するように構成して成る画像形成装置において
、前記位置合わせ手段には、前記マスク原版に付された
濃度階調による位置合わせ用マークを検出する検出セン
サーを設け、該検出センサーの検出信号に基づいて位置
合わせ手段における位置合わせ駆動手段を駆動制御する
ものである。
〔実施例〕
以下、本発明を具体化した実施例を図面を参照して説明
する。
第1図は、モノクロレーザプリンタ1とカラー画像記録
装置20とを結合配置した画像形成装置の断面図であり
、モノクロレーザプリンタ1はカラー画像記録装置20
上部に着脱自在に積載されている。
モノクロレーザプリンタl内では、帯電された感光体3
上にポリゴンスキャナ2でレーザ光が照射されることに
より静電潜像が描かれる。静電潜像が形成された感光体
3は現像器4で現像され、給紙カセット5から供給され
る普通紙もしくはOHPシート上にトナー像が転写され
、定着器6で定着される。通常モノクロレーザプリンタ
lは図示しないホストコンピュータから伝送されるデー
タをハードコピーとして出力して記録するのに使用され
る。
モノクロレーザプリンタ1から出た用紙(前記普通紙も
しくはOHPシート)は、白黒画像か必要な場合は、用
紙パス切り替え部10において、モノクロ排紙トレイ1
1又は自動原稿給送装置(以下ADFと称す)12へ給
送され、カラー現像が必要な場合は、自動原稿給送装置
12へ送出された後、カラー画像記録装置20内へ取り
込まれる。
前記ADF 12へ送出された用紙は、ADF給紙ロー
ラ対13により一枚ずつカラー画像記録装置20内へ取
り込まれ、モノクロレーザプリンタlから出力されるモ
ノクロプリントされた用紙が3枚が1組となってカラー
画像記録装置20のマスク原版15 (15R,15G
、15B)として利用される。このADF12のトレイ
12aには以前に作成された一組のマスク原版15を手
作業にて載置することにより、いわゆる手差し作業にて
以下のカラープリント画像を得ることができる。
次にマスク原版15について説明する。
ホストコンピュータ等で出力枚数を予め入力することで
、モノクロレーザプリンタ1でプリントされるときに、
−組のマスク原版15には、それぞれその縁部等の非画
像領域15aに出力枚数のデータ等を記録したバーコー
ド等の組別マークM1及び一対の位置合わせ用マークM
2.M3が付される(第2図参照)。
この一対の位置合わせ用マークM2.M3は、第2図に
示すように、べた黒部針100%から白までの濃度階調
を有するいねゆるグレイスケールで構成されており、非
画像領域15aの左右両側に配置され、一方のマークM
2は平面視矩形状で、他方のマークM3は前記マークM
2に対して平行な部分maと、マスク原版15の搬送方
向に対して平行な部分mbとから成る平面視り字状に形
成されてあり、この二つのマークM2.M3は、後述す
る位置合わせ手段31においてマスク原版15の各々を
所定の姿勢で固定して多重透過露光するために用いられ
る。
次にカラー画像記録装置20の構成について説明する。
カラー画像記録装置20の本体下部には、位置合わせ手
段31が位置し、ADFトレイ12から位置合わせ手段
31の間は、マスク原版搬送路21でつながっている。
位置合わせ手段31の左右両側(マスク原版の搬送上流
側と搬送下流側)には、回転方向が制御できるローラ一
対22,23゜24.25,26,27、ゲート28.
29及びマスク原版収納部91が配置されている。
前記組別マークMlは、前記モノクロレーザプリンタ1
でマスク原版15を作成するとき、用紙の進行方向前端
部に付すことにより、そのマークM1位置から適宜寸法
隔てて画像領域が始まるようにセットすることができる
。そして、各マスク原版15を搬送するとき、この組別
マークM1をADF 12から位置合わせ手段31への
マスク原版搬送路21中に設けた光学式読み取りセンサ
ーSlで読み取って、マイクロコンピュータ等の制御装
置93における記憶部122に入力すれば、後述する動
作に従って所定の枚数のカラー画像を出力することがで
きる。なお、手差し作業によりカラー画像を得るときに
も、前記組別マークM1を読み取りセンサーSlにて判
別することができ、カラー画像記録装置20の本体部に
設けたキー人力部にて前記の出力枚数を入力することが
できる。
前記読み取りセンサーS1は、組別マークM1がバーコ
ードマークであるときには、LED光源による反射レー
ザ光読み取り式を使用することが好ましく、このセンサ
ーによれば非接触式であることから、マスク原版の搬送
姿勢を乱すことがない。また、バーコードマークでは、
識別の分解能が高く、誤検出するおそれが少なくなる。
マスク原版搬送路21の途中には、モノクロレーザプリ
ンタ1から排出されるマスク原版15のカールを取り除
くため、リカーラローラ対90が配置されている。ロー
ラ対26.27の外側には、使用済みマスク原版15を
排出するマスク原版排紙トレイ30がある。
位置合わせ手段31は、第3図〜第6図に示すように、
左右長手の前後一対の固定フレーム101上に略水平に
ベアリング108を介して載置された位置合わせフレー
ム100と、該位置合わせフレーム100の左右両端部
近くに配設されたローラ対32.33と、位置合わせフ
レーム100内に固定された透明硝子板等の透光板34
等から構成され、駆動モータ(正逆回転可能なステップ
モータ)102と傘歯車対103,104と伝動軸10
5,106,107にて一体的に回転駆動するローラ対
32.33に挟持されたマスク原版15は、矢印S方向
に沿って搬送され、透光板34上に載置されたり、反対
に位置合わせ手段31から離れ移動させられる。
また、扇型ギヤ付リンク機構109,110の各中途部
が一方の固定フレーム101にピン111.111によ
り枢支され、各リンク片112の他端が位置合わせフレ
ーム100の側部に枢着され、扇型ギヤ113,113
がそれぞれステップモータから成る横移動用モータ11
4,115のウオームに噛み合い、また、固定フレーム
101間の連結フレーム116と位置合わせフレーム1
00とを回動自在に連結するリンク117とにより連結
規制され、位置合わせフレーム100はその取り付は平
面内で回動自在となる。
さらに、前記左右一対の固定フレーム101゜101に
跨がって取付くセンサーフレーム118は、前記位置合
わせフレーム100の左側(ローラ対32の近傍上方)
に配置され、該センサーフレーム11Bには、3つの検
出センサー32.S3、S4をその検出方向が下向き、
且つ前記位置合わせ用マークM2.M3の情報を読み取
り検出することができるように概ねマークM2.M3の
位置に対応して装着しである。
前記各検出センサーS2.S3.S4はLEDとフォト
ダイオードとの組合せによる光反射型の光センサーで構
成され、検出センサーS2はマークM2箇所を検出し、
検出センサーS3は、マークM3における前記マークM
2に対して平行な部分maを検出し、検出センサーS4
は、マスク原版15の搬送方向に対して平行な部分mb
を検出するものである。
マスク原版15の位置合わせ制御に関連する電気的な制
御装置93の構成を第7図に従って説明すると、符号1
20は各種制御のための演算処理を実行する中央処理装
置(CPU)、符号121は前記中央処理装置120で
演算処理するのに必要な制御プログラムや初期データを
予め記憶した読み取り専用メモリ(ROM) 、符号1
22は中央処理装置120で演算処理を実行するのに用
いられる各種データを一時的に記憶するための読み書き
可能メモリ(RAM)であり、前記各検出センサー82
,83.S4からの検出信号はA/D変換器123a、
123b、123cを介してデジタル信号として入力回
路124に入力する。また、出力回路125から駆動モ
ータ102及び横移動用モータ114,115に制御信
号を出力して、露光台52に対して位置固定された感光
記録媒体50と、位置合わせフレーム100に固定され
たマスク原版15との位置関係が所定の状態となるよう
に、当該位置合わせフレーム100ひいてはマスク原版
15を所定の位置に移動するように制御するのである。
前記位置合わせ手段31の下方には、露光装置41が配
置されており、この露光装置41は、位置合わせ手段3
1に沿って図の左右方向(マスク原版の搬送方向Sと並
行状)に移動可能である。
前記露光装置41は、線状の白色光源(以下ランプと称
す)42、ランプ42から光を反射する反射板43及び
レッドフィルタ44Rとグリーンフィルタ44Gとブル
ーフィルタ44Bとからなるフィルタユニット44から
構成されている。
符号52は前記位置合わせ手段31を挟んで露光装置4
1と反対側(実施例では上側)に上下動可能に配設され
た露光台で、該露光台52は、カム53により下降させ
られ、透光板34上に搬送されてきたマスク原版15と
感光記録媒体50とを密着させるように構成する。
即ち、カートリッジ51内に感光しないように収納され
ている感光記録媒体50は、カートリッジ51内から露
光台52における押圧板の下面側で、透光板34上に載
置されたマスク原版15の上方を通り、バッファ55、
分離ローラ64、圧力現像装置70及び駆動ローラ57
を経て、巻取りローラ54まで引き回されている。
また、固定ローラ56は、露光台52が所定の位置まで
下降したきたとき、露光台52の左端部に押し付けられ
、感光記録媒体50をマスク原版15の露光中、露光台
52に固定するように配置されている。
なお、感光記録媒体50は、例えば、特開昭62−14
3044号公報で公知の光重合開始剤を用いた光硬化性
樹脂を主材としたもので、レッド、グリーン、ブルーの
各波長の光に対して硬化する光硬化性樹脂と、シアン、
マゼンタ、イエローの各染料前駆体とを内包したマイク
ロカプセルが基材となるシートの上に塗布されたもので
ある。また、顕色シート60は、特開昭58−8873
9号公報に開示された顕色剤をベースとなる紙(シート
)に塗布して構成されているが、ここではこれらの詳細
な説明を省略する。
前記顕色シート60はカセット61内に顕色剤塗布面が
下向きになるようにしてセットされ、カセット61の上
部には、顕色シート60を一枚づつ送給するための吸盤
62が配置されている。
圧力現像装置70は、前記の露光により潜像が形成され
た感光記録媒体50と、顕色剤を塗布した顕色シート6
0とを、重ね合わせ加圧現像する一対の加圧ローラ71
等から構成される。
熱定着装置80は、ケーシング83内に設けたヒータ8
1とケーシング83内の空気を循環させるための羽根車
82と、下部の顕色シート60の搬送用ゴムローラ84
.85.86と、ローラ87とローラ88との間に架設
されたエンドレスベルト89から構成されており、熱定
着装置80の外側には、排紙トレイ63が取付けられて
いる。
以上のように構成されたものにおいて、1組のマスク原
版から複数のカラー画像を得る場合の動作を次に説明す
る。
まず、モノクロレーザプリンタlによりレッド用のマス
ク原版15Rを作成する。
このマスク原版15Rは、感光記録媒体50に塗布され
たマイクロカプセルの中で、シアンの染料前駆物質を持
つマイクロカプセルを硬化させるべく、これ以外の部分
に遮光像であるトナーをのせたマスク原版である。
モノクロレーザプリンタ1より送出されるマスク原版1
5Rは、ADF l 2のトレイへ送出され、ADF給
紙ローラ対13によりカラー画像記録装置20内に給送
される。
給送されたマスク原版15Rは、マスク原版搬送路21
を通り、ローラ対24.22によって位置合わせ手段3
1へ送り込まれる。その途中、リカーラローラ対90に
よりマスク原版15Rのカールが修正される。このとき
、ゲート28は実線の位置にある。
次に、位置合わせ手段31は、マスク原版15Rをロー
ラ対32よりしかるべき露光位置まで搬送した後、マス
ク原版15Rに付された位置合わせ用マークM2.M3
を検出センサーS2.S3゜S4で検出し、その検出信
号をA/D変換器123a、123b、123cを介し
てデジタル信号として入力回路124に入力し、中央処
理装置120で所定の演算処理を実行し、その結果、出
力回路125から出た出力信号で、位置合わせ手段31
の位置合わせ駆動手段である駆動モータ102及び横移
動用モータ105,106を作動して位置合わせフレー
ム100と共にマスク原版15Rを所定の位置に移動さ
せ、検出センサーS2゜S3.S4による検出値が所定
の値(予め設定したしきい値)になったとき、位置合わ
せ制御が終了する。
このとき、前記各マークM2.M3は濃度階調を有する
と共にマークM3における部分maとマークM2とは予
め平行状に付されている一方、検出センサーS2と83
とが互い平行状に設けられているので、前記部分maを
検出センサーS3で検出し、検出センサーS2はマーク
M2箇所を検出することで、両マークの平行度が雨検出
センサー82と83との平行度と略一致するように位置
姿勢制御でき、また、検出センサーS4は、マスク原版
15の搬送方向Sに対して平行な部分mbを検出するも
のであるので、この部分mbの濃度の変化方向(第2図
のV方向)、ひいてはマスク原版15の幅方向の偏位を
検出して所定の位置姿勢制御を行うことができる。
また、前記各マークM2.M3は濃度階調を有するので
、検出センサー82.S3,84による検出値は前記濃
度の階調による光反射率に対応して大小連続的且つ線形
的に変化することとなり、その検出値を段階的(デジタ
ル的)に出力することで、マスク原版をいずれの方向に
どれだけ移動させることが適切であるかを、中央処理装
置120で演算処理することが容易となり、位置合わせ
調節を迅速且つ正確に実行することができるのである。
前記位置合わせを行う直前に、露光台52か所定の位置
までカム53により下降し、露光台52の左端部に固定
ローラ56が押し付けられ、感光記録媒体50を露光台
52に固定する。
位置合わせ終了後、露光台52はカム53によりさらに
下降させられ、露光台52と透光板34とでマスク原版
15Rと感光記録媒体5oとを挾んだ状態で密着させる
ことができる そして、露光台52が位置合わせ手段31に密着すると
ランプ42が点灯し、レッドフィルタ44Rを介して、
レッド光がマスク原版15Rを介して感光記録媒体5o
に露光するために、露光装置41が矢印Aの方向に走査
露光を行う。
露光が終了すると、ランプ42が消灯し、露光装置41
は矢印Bの方向に復動する。この時、露光装置41のフ
ィルタユニット44が図示しない駆動源により移動し、
ランプ42の上方にはグリーンフィルタユニット44G
が位置する。
露光装置41が復動する間、露光台52はカム53の回
転により上昇させられ、感光記録媒体50は位置合わせ
手段31及びマスク原版15Rから離間させられる。こ
のとき、感光記録媒体5゜は、カートリッジ51の中で
ロール回転中心でバックテンションがかけられており、
露光台52が下降するときには、露光台52の下降量に
相当する長さがカートリッジ51の中がら引き出され、
また、露光が終わり露光台52が上昇したときには、感
光記録媒体50の弛みを取る方向に巻き戻されるように
なっている。
レッド用のマスク原版15Rの露光が終了した後も、露
光台52は所定の位置までしか上昇せず、感光記録媒体
50は、露光台52の左端部に押し付けられた固定ロー
ラ56によって露光台52に固定されたままの状態を保
っている。
次に、モノクロレーザプリンタlにより作成されたグリ
ーン用のマスク原版15Gが、ADFI2、ADF給紙
ローラ対13、リヵーラローラ対90、マスク原版搬送
路21を通ってローラ対24の直前まできたとき、ロー
ラ対22,24.25.27、位置合わせ手段31のロ
ーラ対32゜33の回転駆動により、マスク原版15R
を位置合わせ手段31から右方向へ送り出すと同時に、
マスク原版15Gを露光位置に搬送して停止させる。こ
の時、ゲート28.29は実線の位置に位置し、露光済
みのマスク原版15Rはローラ対27に挟まれ、且つ、
マスク原版15Rの後端かゲート29を通り過ぎた状態
で、ローラ対27の回転を停止させることにより保持さ
れる。
位置合わせ手段31に案内されたマスク原版15Gは、
マスク原版15Rの場合と同様に、感光記録媒体50に
対して位置合わせが行われた後、露光台52を下降させ
ることにより、感光記録媒体50と密着させられる。そ
の後、ランプ42を点灯させ、グリーンフィルタ44G
を介してグリーン光・による露光が行われる。露光終了
後、露光台52は所定位置まで上昇させられる。露光装
置41は原点位置に復動させられると共に、ランプ42
の上方にブルーフィルタ44Bが位置するようにフィル
タユニット44を移動させる。
次に、モノクロレーザプリンタ1によって作成されたブ
ルー用のマスク原版15Bも、前記と同様に位置合わせ
手段31に向かって案内される。
この場合、マスク原版15Bがカラー画像記録装置20
に給送され、ローラ対24の直前に搬送された状態では
、既に露光済のマスク原版15Gは、位置合わせ手段3
1におけるローラ対32゜33で右方向に搬送されて、
位置合わせ手段31から排出されてローラ対26に挟ま
れ、且つ、マスク原版15Gの後端か点線状態のゲート
29箇所を通過した状態でローラ対26の回転が停止す
ることによりその位置で保持される。他方、マスク原版
15Bが位置合わせ手段31箇所で感光記録媒体50に
密着させられ、そこで、前記と同様に感光記録媒体50
は、マスク原版15Bを介してブルー光で露光される。
以上の動作により感光記録媒体50には、所望のカラー
画像の潜像か記録されたことになる。
次に、露光台52を初期位置まで上昇させ、固定ローラ
56と露光台52の左端部を離間させると共に、バッフ
ァ55を矢印Eの方向に移動させることにより、感光記
録媒体50の未露光の箇所が露光台52の下方にカート
リッジ51内から引き出されてくる。
駆動ローラ57にて感光記録媒体50を搬送し、潜像の
先端部分が圧力現像装置70の加圧ローラ71の部分に
来たとき停止させる。
前記感光記録媒体50の動きと同期して、顕色シート6
0は吸盤62によりカセット61から送り出され、前記
感光記録媒体50の潜像の先端に顕色シート60の先端
が対応する位置まで搬送された後、停止する。
次に、図示しない駆動装置により、圧力現像装置70の
加圧ローラ71が矢印の方向に回転させられながら圧接
される。
圧力現像装置70の加圧ローラ71が矢印の方向に回転
させられることにより、バッファ55は矢印Fの方向に
移動させられる。顕色シート60は分離ローラ64によ
り、感光記録媒体50から剥離されると共に、熱定着装
置80の方向に案内される。
熱定着装置80において、顕色シート60の表面はヒー
タ81で加熱され、また、羽根車82でケーシング83
内を循環している加熱空気が顕色シート60の表面に接
触することにより、当該顕色シート60を間接的に加熱
して当該顕色シート60表面のカラー画像の発色が促進
される。
これと共に、顕色媒体を顕色シート60のベース紙に固
定するためのバインダポリマー(結着樹脂)か熱溶融さ
れ、表面が平滑になり、顕色シート60の表面に適度な
光沢が得られる。発色と光沢処理の終了した顕色シート
60は、排紙トレイ63方向に排出される。
上述した一連の現像及び発色光沢処理の間、感光記録媒
体50は露光台52と固定ローラ56によって挟持固定
されているので、一画面分の現像処理を行っている間に
、露光箇所では、上述した作業順序で次のカラー画像の
潜像の露光処理を行うことができる。
2枚目のカラー画像の露光を行う場合、まず最初に露光
位置にあるマスク原版15Bを位置合わせ手段31の左
側に送り出しローラ対24に挟まれ、且つ当該マスク原
版15Bの後端がゲート28箇所を通過した位置でロー
ラ対24の回転を停止してそのローラ対で位置保持する
一方、−枚目の露光後ローラ対27の位置で挟持保持さ
れたレッドのマスク原版15Rを位置合わせ手段31に
送り込むべくローラ対27を逆回転し、位置合わせ手段
31に送り込まれたマスク原版15Rは位置合わせが行
われ、感光記録媒体50と密着させた後露光する。
この露光後のマスク原版15Rは、位置合わせ手段31
から左方向に排出され、(この場合ゲート28.29は
点線状態となっている)当該排出されたマスク原版15
Rの後端がローラ対23にて挟持されて位置保持される
か、またはローラ対27方向に元に戻す一方、ローラ対
26にて挟持されていたマスク原版15Gが位置合わせ
手段31に向かって左方向に搬送され、当該位置合わせ
手段31箇所で露光した後、もとのローラ対26箇所に
帰され、次いで、ローラ対24箇所で待機していたマス
ク原版15Bを位置合わせ手段31に向かって右向き搬
送し、露光するというようにして前記と同様の動作を繰
り返すことにより、1組のマスク原版15より所定の枚
数のカラー画像を出力できる。
一組のマスク原版15からのカラー画像を必要枚数得た
後は、ローラ対27又はローラ対26から各マスク原版
15を排紙トレイ30へ排出する。
また、一連のカラー画像を露光処理している間に次のマ
スク原版15がモノクロレーザプリンタ1から出力され
た場合は、ADF12のトレイ12aへ一旦溜めておい
て、前の組の露光が終了してからADF給紙ローラ13
より一枚ずつカラー画像記録装置20内へ給送される。
他のモノクロレーザプリンタ1から出力されたマスク原
版や、以前使用したマスク原版を再度使用する場合は、
いわゆる手差し作業で、ADFI2のトレイ12a上に
セットすることによりマスク原版の入力が行えるのであ
る。
前記−組のマスク原版は3原色のものにかぎらず、これ
にスミ版を加えて4枚−組としても良いのであり、また
、色の分解や枚数は種々の組合せのものを適用できる。
これらの画像形成装置の作動を制御する制御装置はマイ
クロコンピュータを応用したものに限らず、電子回路の
ハードウェアによって構成しても良い。
〔発明の作用および効果〕
以上に述べたごとく、本発明では、マスク原版に付され
た位置合わせ用マークは濃度階調を有するので、検出セ
ンサーによる検出値は前記濃度の階調による光反射率に
対応して大小線形的に変化することとなる。
従って、前記検出値そのものの大小や検出値変化の度合
いを知ることができ、マスク原版をいずれの方向にどれ
だけ移動させることが適切であるかを、極めて容易に判
断することができるので、マスク原版の位置合わせ調節
作業を迅速且つ正確に実行することができる。
この結果、本発明に従えば、位置合わせ不良の画像を出
力するという事故を防止することができ、感光記録媒体
の無駄使いや時間の浪費を無くし、適正な出力画像を至
極簡単に得ることができるという顕著な効果を奏するの
である。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例を示し、第1図は画像形成装置の
概略側断面図、第2図はマスク原版の位置合わせ用マー
クを示す要部平面図、第3図は位置合わせ手段の概略斜
視図、第4図は位置合わせ手段の平面図、第5図は第4
図のv−V視断面図、第6図は第4図のVI−VI視断
面図、第7図は制御装置のブロック図である。 ■・・・モノクロレーザプリンタ、20・・・カラー画
像記録装置、31・・・位置合せ手段、41・・・露光
装置、50・・・感光記録媒体、60・・・顕色シート
、70・・・圧力現像装置、80・・・熱定着装置、3
4・・・透光板、52・・・露光台、93・・・制御装
置、M2.M3・・・位置合わせ用マーク、82.S3
.S4・・・検出センサー 100・・・位置合わせフ
レーム、101・・・固定フレーム、109,110・
・・扇型ギヤ付リンク機構、117・・・リンク、11
8・・・センサーフレーム、102・・・駆動モータ、
114,115・・・横移動用モータ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)、画像情報に基づいて作成されたマスク原版を位
    置合わせ手段箇所に搬送し、該位置合わせ手段箇所にて
    感光記録媒体に露光して画像を出力するように構成して
    成る画像形成装置において、前記位置合わせ手段には、
    前記マスク原版に付された濃度階調による位置合わせ用
    マークを検出する検出センサーを設け、該検出センサー
    の検出信号に基づいて位置合わせ手段における位置合わ
    せ駆動手段を駆動制御することを特徴とする画像形成装
    置。
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