JPH0486838A - 画像形成装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［発明の目的］ （産業上の利用分野） 本発明は、画像形成装置に関する。

（従来の技術） 一般にレーザビームプリンタ等の画像形成装置には、紙
サイズや文字ピッチなど印刷時の書式を規定するいくつ
かのパラメータが用意されており、これらを変更するこ
とで様々な書式で印刷が可能とされている。

ところで、従来の画像形成装置では、ホストコンピュー
タ等との接続をオフライン状態とした後、画像形成装置
に設けられた入カキ−の操作によりデフォルト値の変更
を行う。

しかしながら、画像形成装置の入カキ−を直に操作しな
ければならないため、利用者はデフォルト値の変更のつ
ど、画像形成装置が設置されている場所まで行かなけれ
ばならなかった。

また、デフォルト値の変更の際に、画像形成装置をオフ
ライン状態とするため、特に画像形成装置がＬ　Ａ　Ｎ
　（Ｌｏｃａｌ　Ａｒｅａ　Ｎｅｔｗｏｒｋ）システム
などのネットワークに接続して使用されている場合、画
像形成装置の動作効率の低下を招いていた。

（発明が解決しようとする課！ｉ） 上述したように、従来の画像形成装置では、デフォルト
値の変更のつど、画像形成装置が設置されている場所ま
で行って操作を行わなければならないため、大変煩わし
く、しかも、その際に画像形成装置をオフライン状態と
するため、画像形成装置の動作効率の低下を招くという
課題があった。

そこで、本発明は、かかる従来の問題点を解決すべくな
されたもので、ホストコンピュータ等の外部装置からオ
ンラインでデフォルト値の変更を行うことのできる画像
形成装置を提供するものである。

［発明の構成］ （課題を解決するための手段） 本発明は、印刷時の書式を規定するパラメータのデフォ
ルト値を記憶する不揮発性の記憶手段と、この記憶手段
に記憶されているデフォルト値を変更するためのデータ
の入力を行う入力手段とを備え、この入力手段から所定
のデータが入力されたとき、このデータに基づき前記記
憶手段に記憶されているデフォルト値の変更を行うもの
である。

（作　用） 本発明では、デフォルト値を変更するためのデータの入
力を行う入力手段を備え、例えば外部装置からデフォル
ト値変更コマンド及び変更値といったようなデータか入
力されたとき、このデータに基づき記憶手段に記憶され
ているデフォルト値の変更を行うようにしている。

従って、デフォルト値の変更を、外部からのデータの入
力で行うことができる。

（実施例） 以下、本発明の実施例を図面を用いて説明する。

第１図は、本発明の一実施例のプリンタ装置の制御部の
構成を示すブロック図である。

同図において、１１は外部装置例えばホストコンピュー
タ２０から送出されてきた画像データを印刷の書式を規
定するパラメータなどに基づきビットイメージのデータ
に展開するコントローラ制御部、１３はコントローラ制
御部１１で生成されたビットイメージのデータを受けて
用紙に印刷するプリンタエンジン制御部、１５は印刷の
書式を規定するパラメータを入力するための操作パネル
である。

また、コントローラ制御部１１には、パラメータのデフ
ォルト値が格納されるデフォルト値記憶部１１１、パラ
メータの現在の値が格納されるカレント値記憶部１１３
、ホストコンピュータ２０とのインタフェースを取り、
ホストコンピュータ２０から送られてくるコマンドなど
の解釈を行うインタプリタ部１１５が設けられている。

なお、デフォルト値記憶部１１３は、プリンタ装置１０
の電源が供給されていない場合も、その内容が保持され
る不揮発性のメモリで構成されている。

さらに、第２図（Ｊｌ）、（ｂ）にデフォルト値記憶部
１１１、カレント値記憶部１１３の構成を示す。

第２図（ａ）に示すようにデフォルト値記憶部１１１は
、紙サイズ、文字ピッチ、ライン間隔、トップマージン
、レフトマージン、フォントセットといった印刷の書式
を規定するパラメータのデフォルト値がＩＤコードにに
対応づけて記憶されている。ＩＤコードは例えば利用者
ごとにあらかじめ定められた固有の番号であり、このよ
うによりコードに対応づけてパラメータを記憶させるこ
とで、複数の利用者がそれぞれ自分用のデフォルト値を
使用可能とされている。

また、第２図（ｂ）に示すようにカレント値記憶部１１
３は、デフォルト値記憶部１１１と同じパラメータの値
が記憶されるが、この値は現在のジョブに使用されてい
る値で、ジョブ中でパラメータの変更がある場合、この
値が書替えられる。

また、リセットコマンドにより、現在選択されているＩ
Ｄのデフォルト値が、デフォルト値記憶部１１１からカ
レント値記憶部１１３にロードされる。

デフォルト値記憶部１１１に記憶されるパラメータのデ
フォルト値は、操作パネル１５を操作することでその値
を変更することが可能とされている。

操作パネル１５は、第３図に示すようにプリンタ装置１
０の動作状態を示す表示ランプ１５ａ。

操作に応じてメツセージを表示する表示部１５ｂ、入力
を行う操作キー１５ｃを備えている。

この操作パネル１５によりパラメータのデフォルト値の
変更を行うには、まずオンライン切替えキー１５１を押
下してプリンタ装置１０とホストコンピュータ２０との
接続をオフライン状態とする。その後、メニューキー１
５３ａ、１５３ｂを操作して表示部１５ｂに表示される
メニューから変更しようとするパラメータを選択し、次
いで、バリューキー１５５ａ、１５５ｂを操作して変更
しようとする値を選択する。最後に、セットキー１５７
を押下して選択した値をデフォルト値記憶部１１１に記
憶させる。

また、ホストコンピュータ２０からオンラインで、パラ
メータのデフォルト値の変更を行うことも可能である。

以下、この場合の動作について説明する。

第４図は、ホストコンピュータ２０がプリンタ装置１０
に対し行うジョブの流れの一例を示す図である。

同図に示すように、各ジョブの間でリセットコマンドの
送出や設定値変更の処理が行われる。これにより、以前
のジョブの設定がクリアされ、次のジョブのためのパラ
メータの値に変更される。

次に、第１ジヨブの前後で、例えばＩＤコード“１２３
”のパラメータの値に対して変更を行う場合について、
詳細に説明する。ここでＩＤコード“１２３”は現在選
択されているＩＤコードである。

第５図は第１ジヨブの前後にホストコンピュータ２０か
らプリンタ装置１０に対し送出されるコマンドやデータ
の詳細な流れを示す図、第６図はこれらのコマンドに対
応するデフォルト値記憶部１１１、カレント値記憶部１
１３の内容の変化を示す図である。

まず、デフォルト値変更コマンドに続いて、ＩＤコード
“１２３°と変更するパラメータの値が送出される（ス
テップｌ）。これによりデフォルト値記憶部１１１のＩ
Ｄコード“１２３°の内容の書替えが行われる。

続いて送出されたリセットコマンドにより、変更された
デフォルト値記憶部１１１の内容がカレント値記憶部１
１３にロードされる（ステップ２）次に、トップマージ
ンとレフトマージンの変更コマンドが送出されて、これ
らの値が変更された後、第１ジヨブデータが送出され、
さらに、フォントセットの変更コマンドによりフォント
セットが変更された後、残りの第１ジヨブデータが送出
される（ステップ３）。これらのコマンドは通常のプリ
ンタ用コマンドであるため、パラメータの変更はカレン
ト値記憶部１１３に対してのみ行われる。

第１ジヨブデータの送出が終了した後、再びリセットコ
マンドが送出され、カレント値記憶部１１３にデフォル
ト値記憶部１１１に記憶されているデフォルト値がロー
ドされる（ステップ４）。

さらに、コントローラ制御部１１におけるデフォルト値
変更コマンドの処理の動作について第７図のフローチャ
ートを参照しつつ説明する。

まず、データの人力が行われ（ステップ７０１）、入力
データがデフォルト値変更コマンド、例えばＥＳＣ，Ａ
’であるか否かが調べられる（ステップ７０２）。ここ
で、　　ＥＳＣ”はエスケープコードを示す。そして、
入力データがデフォルト値変更コマンドであった場合、
さらに、データの入力が行われる（ステップ７０３）。

一方、デフォルト値変更コマンドでない場合、データ編
集など他の処理が行われる。なお、データの入力は図示
を省略した入力バッファ内からデータストリング（一連
のデータ列）を読出すことで行われる。

次いで、入力データがＩＤコードを指定するコマンド、
例えば”ＥＳＣ，ｉ、ｄ、１２３．Ｅ　　“といった書
式であるか否かが調べられる（ステップ７ｏ４）。ここ
で、１２３”はＩＤコードを、　　Ｅ”はコマンドの終
りを示すターミネータである。そして調べた結果、入力
データがＩＤコードを指定するコマンドであった場合、
さらに、データの入力が行われる（ステップ７０５）。

一方、ＩＤコードを指定するコマンドでない場合、デフ
ォルト値変更コマンドの処理は放棄され、再びデータ入
力（ステッブ７０１）に戻る。

さらに、人力データがデフォルト値の変更データである
か否かが調べられる（ステップ７０６）。

デフォルト値の変更データは、例えば”ＥＳＣ，ｓｌ、
ｐ１２．０．ｉｐ８．０．ｔｏｌ、＋０５．＋０２．Ｅ
”とイッた文字列で表される。ここで、　ｓｌ−は紙サ
イズを、　　ｐ１２．０’は文字ピッチを、　　＋９８
．０°はライン間隔を、“ｔｏｌ”はトップマージンを
、“＋０５”はレフトマージンを、“＋０２”はフォン
トセットを示す。

そして文字列の書式を調べた結果、入力データがデフォ
ルト値の変更データである場合、デフォルト値記憶部１
１１を調べ、デフォルト値の変更が可能か否かが確認さ
れる（ステップ７０７）。これは、入力されたＩＤコー
ドが既に登録されていたならば変更は可能であると判断
する。また、入力されたＩＤコードが未登録であっても
、新たに登録する余地があるならば、変更は可能である
と判断する。そして、デフォルト値の変更が可能である
と判断した場合、さらに、入力されたＩＤコードと現在
のＩＤコードとが一致するか否かが調べられる（ステッ
プ７０９）。一方、デフォルト値の変更かできないと判
断された場合、入力されたデフォルト値か廃棄され（ス
テップ７０８）た後、データ入力（ステップ７０１）に
戻る。

入力されたＩＤコードと現在のＩＤコードとの一致を調
べた結果、両者のＩＤコードが異なる場合、デフォルト
値記憶部１１１の入力されたＩＤコードのデフォルト値
のみが、入力されたデフォルト値に書替えられる（ステ
ップ７１０）。一方、両者のＩＤコードが一致した場合
、カレント値記憶部１１３の内容が入力されたデフォル
ト値に書替えられ（ステップ７１１）た後、デフォルト
値記憶部１１１の入力されたＩＤコードのデフォルト値
か、入力されたデフォルト値に書替えられる（ステップ
７１０）。なお、カレント値記憶部１１３の内容の書替
えは、プリンタ装置１０の仕様による。

この後、データの入力が行われ（ステップ７１２）、続
いて、入力データがリセットコマンドであるか否かが調
べられる（ステップ７１３）。そして、調べた結果、入
力データがリセットコマンドである場合、デフォルト値
記憶部１１１の入力されたＩＤコードのデフォルト値が
カレント値記憶部１１３にロードされる（ステップ７１
４）。一方、リセットコマンドでない場合、入力データ
がデフォルト値変更コマンドであるか否かが調べられる
（ステップ７０２）。

このようにして、ホストコンピュータ２０からオンライ
ンで入力されるデータによりデフォルト値記憶部１１１
に記憶されているデフォルト値の変更を行うことができ
る。

なお、上述した実施例は、ひとつの提示例であって、こ
れに限定されるものではない。

［発明の効果］ 本発明によれば、デフォルト値を変更するためのデータ
が入力されたとき、このデータに基づき記憶手段に記憶
されているデフォルト値の変更を行うようにしているの
で、デフォルト値の変更を、画像形成装置の外部からの
データ入力により行うことができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例のプリンタ装置の制御部の構成
を示すブロック図、第２図（ａ）はデフォルト値記憶部
の構成を示す図、第２図（ｂ）にカレント値記憶部の構
成を示す図、第３図はこのプリンタ装置の操作パネルを
示す図、第４図はホストコンピュータがプリンタ装置に
対し行うジョブの流れを示す図、第５図はジョブの前後
にホストコンピュータからプリンタ装置に対し送出され
るコマンドやデータの詳細な流れを示す図、第６図はホ
ストコンピュータからプリンタ装置に対し送出されるコ
マンドに対応するデフォルト値記憶部、カレント値記憶
部の内容の変化を示す図、第７図はコントローラ制御部
におけるデフォルト値変更コマンドの処理の動作を示す
フローチャートである。 １０・・・プリンタ装置、１１・・・コントローラ制御
部、１３・・・プリンタエンジン制御部、１５・・・操
作パネル、１１１・・・デフォルト値記憶部、１１５・
・・インタプリタ部。 第３図 デフォルト憎記補１都 （ｂ） 第２図 憎Ω処理へ

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）印刷時の書式を規定するパラメータのデフォルト
   値を記憶する不揮発性の記憶手段と、この記憶手段に記
   憶されているデフォルト値を変更するためのデータの入
   力を行う入力手段とを備え、この入力手段から所定のデ
   ータが入力されたとき、このデータに基づき前記記憶手
   段に記憶されているデフォルト値の変更を行うことを特
   徴とする画像形成装置。