JPH0486688A - 湿式画像形成装置及びその現像液処理装置ユニット - Google Patents

湿式画像形成装置及びその現像液処理装置ユニット

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JPH0486688A
JPH0486688A JP19987690A JP19987690A JPH0486688A JP H0486688 A JPH0486688 A JP H0486688A JP 19987690 A JP19987690 A JP 19987690A JP 19987690 A JP19987690 A JP 19987690A JP H0486688 A JPH0486688 A JP H0486688A
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JP
Japan
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developer
tank
processing device
pump
image forming
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Application number
JP19987690A
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English (en)
Inventor
Ichiro Tsuruoka
鶴岡 一郎
Akizo Shimomura
下村 彰三
Kazuo Ogawa
和夫 小川
Yoshito Ikeda
芳人 池田
Tadahiro Suzuki
鈴木 忠浩
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、湿式現像を用いた、電子写真方式や静電記録
方式等の複写機、ファクシミリ、プリンタ等の湿式画像
形成装置及びその現像液処理装置(現像装置やクリーニ
ング装置)ユニットに関するものである。
[従来の技術] 従来、この種の湿式画像形成装置として、第4図に示す
ように、内部に現像ローラ等を備え、像担持体である感
光体ドラム5表面に現像液を供給して感光体ドラム5表
面の静電潜像を現像する現像装置1と、感光体ドラム5
表面上に現像液を供給して感光体ドラム5表面上の残留
トナーを除去するクリーニング装置3と、これらの現像
液処理装置へ供給する現像液を蓄える現像液タンク2と
、現像液タンク2から現像装置1、クリーニング装置3
への現像液供給路を形成する手段である現像液供給パイ
プ10.18と、現像装置1、クリーニング装置3から
現像液タンクへの現像液回収路を形成する手段である回
収パイプ33とを有するものが知られている。
この現像液タンク2の上蓋には、高トナー濃度現像液を
収容するコンクトナー液容器19aとアイソパー(商品
名)等の現像剤を収容する母液容器19bが、これらの
出口が下になるように倒立して装着され、周知の高濃度
トナー補給制御方法や、現像タンク内液面制御方法に基
づいて、高トナー濃度現像液や現像剤が現像液タンク2
内に補給され、現像液タンク2内に設けられたポンプ(
図示せず)による撹拌流により混合撹拌されて、現像液
として現像液タンク2内に蓄えられている。
この現像液は、上記ポンプにより、現像、液供給パイプ
10.18を介して現像装置1、クリーニング装置3そ
れぞれに供給されて、現像、クリーニングに使用された
後に、現像装置1、クリーニング装置3の現像液排出部
であるそれぞれの最下部から、ここにその上端が接続さ
れ、且つ、下端が現像液タンク2に接続されて、現像装
置1等と現像液タンク2とを連通状態にしている現像液
回収パイプ33を介して、現像液タンク2に回収される
ことにより循環され、繰返し再使用される。
そして、上記現像液タンク2は、以下の点を考慮して、
現像装置1の直下近傍の、開閉可能な扉が設けられてい
る湿式電子写真複写機手前側に配置されている。第一に
、現像装置1、クリーニング装置3から現像液タンク2
への現像液の回収が、現像液の自重により行われる(重
力落下方式)ように、現像液タンク2は、現像部1、ク
リーニング装置3よりも下方に配置する。第二に、現像
タンク2を必要以上に下方の離れたところに配置すると
それだけ湿式電子写真複写機本体が大型化するので、出
来るだけ現像装置1等の近くに配置する。第三に、コン
クトナー液容器19aや母液容器19bが空になったら
交換しなければならず、又、現像液タンク2の保守も必
要なので、これらの交換時の操作性やサービス性が良好
な位置に現像液タンクを配置する。
尚、現像液処理装置である現像ヘッドの記録媒体搬送路
に面する現像ヘッド面に、記録媒体幅方向に延在する現
像液供給溝を設け、この現像液供給溝を静電記録紙等の
記録媒体により塞いだ状態で、現像液供給溝から現像液
タンクへの現像液回収路に設けたポンプモーター等の負
圧発生手段を駆動して、現像液供給溝内に負圧を発生さ
せ、この負圧によって、記録媒体を現像ヘッド面に吸引
すると共に、現像液タンク内の現像液を供給パイプ等の
現像液供給路形成手段を介して現像液供給溝に吸引・供
給し、現像液供給溝内の現像液を回収パイプ等の現像液
回収路形成手段を介して現像液タンク内へ回収しながら
現像液を現像液タンクと現像液供給溝とで循環させるこ
とにより、現像液供給溝を現像液で濶だして記録媒体上
の静電潜像等の被現像像を現像する湿式画像形成装置は
知られている(例えば、特開昭61−179476号公
報等)。しかし、この現像液回収路に設けられたポンプ
モーターは、現像液供給溝内を負圧にして、記録媒体の
現像ヘッド面への吸着や現像液タンクから現像液供給溝
内への現像液の汲み上げをも行うことを目的とするもの
であり、大気圧の状態で像担持体上に現像液を供する現
像装置等の現像液処理装置から現像液タンクへの現像液
回収路に、現像液を現像液処理装置から現像液タンクへ
回収する回収ポンプを設けたものは、知られていなかっ
た。
〔発明が解決しようとする課題〕 ところが、上記の第4図に示す湿式電子写真複写機にお
いては、現像装置1等と現像液タンク2とを現像液回収
パイプ33で連通状態にし、現像装置1等内の現像液を
現像液回収パイプ33を介してその自重で現像液タンク
2内へ回収するようにしているので、現像液タンク2内
の現像液面を現像装置1等の現像液排出口よりも低くす
る必要が有る。このため、現像液タンク2の配置位置を
現像装置1等よりも低くする必要が有り、又、その形状
は、現像液の寿命の長期化のために出来るだけ大きな容
量を保ちながら現像液面を低くするために、水平断面積
が大きくなるようなものにする必要が有るなどの制約が
生じ、湿式電子写真複写機内のレイアウトや現像液タン
ク2の形状ついての設計の自由度を小さくし、湿式画像
形成装置内にデッドスペースが生じる等の問題点が有っ
た。
又、現像装置1等の直下近傍には、転写紙等を感光体ド
ラム5に搬送する搬送路等が形成されており、この湿式
電子写真複写機手前側に現像液タンク2が配置されてい
るので、搬送路でジャムした転写紙等を取り出すときに
現像液タンク2等が邪魔になるという問題点が有った。
本発明は、従来技術の有するこのような問題点に鑑みな
されたものであり、その第一の目的は、現像液タンクの
配置や形状についての制約が少ない湿式画像形成装置を
提供することであり、第二の目的は、ジャムした転写媒
体の除去の作業性を向上させることが出来る湿式画像形
成装置の現像液処理ユニットを提供することである。
〔課題を解決するための手段〕
上記第一の目的を達成するために、本発明に係る湿式画
像形成装置は、大気圧の状態で像担持体上に現像液を供
給する現像装置等の現像液処理装置と、該現像液処理装
置に供給する現像液を蓄える現像液タンクと、該現像液
タンクから該現像液処理装置への現像液供給路を形成す
る手段と、該現像液処理装置から該現像液タンクへの現
像液回収路を形成する手段とを有する湿式画像形成装置
において、上記現像液回収路に、現像液を上記現像液処
理装置から上記現像液タンクへ回収する回収ポンプを設
けたことを特徴とするものであり、上記第二の目的を達
成するために、本発明に係る湿式画像形成装置の現像液
処理装置ユニットは、上記の特徴に加え、更に、トナー
等を収容した補給容器が装着された現像液タンクが、現
像装置とクリーニング装置の少なくとも一方と一体化さ
れ、湿式画像形成装置内における記録媒体搬送路より高
い位置に配置されることを特徴とするものである。
〔作用〕
現像液タンク内には、現像液処理装置に供給される現像
液が蓄えられる。この現像液タンク内の現像液は、現像
液処理装置の動作を開始すると、現像液タンクから現像
処理装置に供給され、現像液処理装置で使用された後、
ポンプ手段によって現像液タンクに回収され、これによ
り、現像液タンクと現像液処理装置との間で循環される
トナー等を収容した補給容器が装着された現像液タンク
を、現像装置とクリーニング装置の少な(とも一方と一
体化して、湿式画像形成装置内における記録媒体搬送路
より高い位置に配置すれば、現像液タンク等が記録媒体
搬送路を覆うことが無い。
〔実施例〕
本発明を湿式電子写真複写機(以下、複写機という)に
適用した一実施例を、第1図乃至第3図に基づいて説明
する。
第1図は、本実施例にががる複写機の現像液処理装置の
概略構成図を示したものである。
本実施例においては、現像装置1、現像液タンク2及び
クリーニング装置3を共通のケーシング内に設けて、一
体の現像液処理装置ユニット4にしたものであり、この
現像液処理装置ユニット4の下方には、図示しない転写
紙搬送路が形成されている。
矢印時計方向に回動される感光体ドラム5の右側方に、
現像液処理装置である現像装置1、左側方に、もう一つ
の現像液処理装置であるクリーニング装置3が設けられ
ている。周知の電子写真プロセスを実行するために、感
光体ドラム5回転方向におけるクリーニング装置3がら
現像装置lにかけての領域には帯電手段及び露光手段が
、感光体ドラム5回転方向における現像装置1がらクリ
ーニング装置3にかけての領域には転写装置及び分離装
置等(何れも図示せず)が設けられている。
現像装置1は、感光体に対向する開口部に2本の現像ロ
ーラ6、及び余剰現像液除去ローラ7を有し、これらは
、それらの表面と感光体ドラム5表面とに間隙が生じる
ように配置され、それぞれ矢印方向に回転駆動されてい
る。各ローラ6.7の表面には、表面をクリーニングす
るため、それらの軸方向に長い板状のスクレーパ8,9
が設けられている。両現像ローラ6の表面にそれぞれ設
けられているスクレーパ8は、現像ローラ6表面との間
で楔状の現像液溜りを形成している。上方の現像ローラ
6の現像液溜りの上方には、現像液タンク2から現像装
置1への現像液供給路を形成する手段を構成する給液チ
ューブ10の一端に接続された現像液供給ノズル10a
が、現像液溜りに向けて現像液を吐出するように配置さ
れている。
現像装置1の底壁を構成するケーシング部分は、感光体
ドラム5から遠ざかるほど低くなるように傾斜しており
、最も低い位置には、現像液排出口11が形成されてい
る。尚、現像装置1内部は、ケーシングと感光体ドラム
5表面との間隙を介して大気と連通して、大気圧になっ
ている。
現像装置1の感光体ドラム5と反対側には、現像液タン
ク2が設けられている。現像液タンク2の内部には、現
像液タンク2の上蓋である基板上に配置されたポンプモ
ータ12によりシャフト13゛を介して駆動され、現像
液タンク2内の現像液を汲み上げるための第一ポンプ羽
14、及び現像液濃度センサーが設けられている。第一
ポンプ羽14は、第一隔壁15によって側方及び上方が
囲まれて、下方が現像液の取り入れ口に成っており、上
方の第一隔壁15部分には2つの吐出口が形成されてい
る。その一方の吐出口には上記の現像装置1及びクリー
ニング装置3へ現像液を供給するための給液チューブ1
0が接続され、他方の吐出口には現像液濃度センサ16
近傍に一端が位置せしめられ、現像液タンク2内の現像
液撹拌流を発生させる給液チューブ17が接続されてい
る。上記給液チューブ10は、基板より上方で、上記現
像液供給ノズル10aが接続される枝管部分と、クリー
ニング装置3への現像液供給路を構成する給液パイプ1
8が接続される枝管部分とに分かれている。基盤上には
、上記ポンプモータ12の他に、補給用のトナー、補給
用の現像剤それぞれを収容した補給用ボトル19a、1
9bを保持するボトルホルダー20a、20b、及び、
補給用ボトル19 a、  19 bからのトナー、現
像剤それぞれの補給を制御する補給機構が設けられてい
る。
この補給用ボトル19a、19bは、圧力臼になってお
り、頭部に設けられたノズル21を内部に向けて押し込
むことにより、収容しているトナー又は、現像剤を内部
圧力で吐出するものである。
この内部圧力は、炭酸ガスの圧力、圧縮空気圧、液圧等
を用いることにより得られる。ボトルホルダー20a、
20bは、その頭部が横になるように補給用ボトル19
 a、  19 bを寝かせた状態で保持出来き、かつ
、補給用ボトル19 a、  19 bが脱着可能なよ
うに、補給用ボトル19a、19bの形状にあわせて形
成されている。補給機構は、ノズル21軸方向に平行移
動自在に支持され、補給用ボトル19 a、  19 
bがセットされた状態で、後端部に上記ノズル21が挿
入されると共にその内壁にノズル21先端に係合し得る
突出部が形成されている管状のノズルアクチエータ22
と、このノズルアクチエータ22を駆動する補給ソレノ
イド23a、23b及び加圧リンク24と、一端がノズ
ルアクチエータ22の先端に接続され、他端が基盤に設
けられた穴部を通って現像液タンク2内に位置せしめら
れた補給チューブ25とからなる。加圧リンク24は、
中央で回動自在に軸支され、下端でノズルアクチエータ
22、上端で補給ソレノイド23a、23bに、それぞ
れ回動自在に係合しており、図示しない付勢手段より時
計方向の回動力が与えられている。これにより、補給ソ
レノイド23a、23bの非作動状態で、ノズルアクチ
エータ22をその突出部がノズル21先端に係合しない
位置に移動させる一方、補給ソレノイド23a、23b
の作動状態で、ノズルアクチエータ22をその突出部が
ノズル21先端に係合してノズル21が補給ボトル19
 a、  19 b内部に押し込まれる位置に移動させ
る。トナーが収容された補給用ボトル19aについての
補給ソレノイド23aは、現像液タンク2内の現像液濃
度センサ16の出力によって吸引駆動され、現像剤が収
容された補給用ボトル19bについての補給ソレノイド
23bは、図示しない現像液タンク2内の液面検出手段
の出力によって吸引駆動される。尚、ボトルホルダー2
0a、20b、補給ソレノイド23a、23b、加圧リ
ンク24、及びノズルアクチエータ22は、基盤に揺動
自在に軸支されているブラケット26に取り付けられい
るので、現像液タンク2の側壁の上端から水平に延在さ
せて形成されている受は部27で下方から支持されて、
水平に横たわっているボトルホルダー20a、20b又
は、補給ボトル19 a、  19 bを、上方に持ち
上げることにより、軸を中心に揺動させることが出来る
現像液タンク2の下方には、第二隔壁28を隔て、内部
に第二ポンプ羽29を有し、全体として現像装置1等か
らの現像液を回収して、現像液タンク2に現像液を汲み
上げるポンプとして機能する現像液回収室30が設けら
れている。この第二ポンプ羽29は、現像液タンク2内
の第一ポンプ羽14が固定されているシャフト13の下
方への延長部に固定され、これにより、第一ポンプ羽1
4と同一のポンプモータ12で駆動される。又、第二ポ
ンプ羽29の側方及び上方は第二隔壁28によって囲ま
れて、下方が現像液の取り入れ口に成っており、上方の
第二隔壁28部分には現像液タンク2への回収流路であ
る2つの吐出口が形成されている。この吐出口には、逆
流防止弁として、第二ポンプ羽29の回転による液流で
押し上げられて吐出口を開き、第二ポンプ羽29の非回
転中には現像液タンク2内の現像液圧によって押し下げ
られて吐出口を閉じる弁31.31が設けられている。
第二隔壁28には、現像装置1の底壁の最も低い位置に
形成されている現像液排出口11につながる現像液回収
口32が形成され、現像液回収室30の側壁には、クリ
ーニング装置3からの現像液回収路を形成する手段であ
る現像液回収パイプ33の一端が接続されている。この
現像液回収パイプ33の他端は、クリーニング装置3の
底壁の最も低い部分に形成された現像液排出口34に接
続されている。現像液回収室30の底壁は、現像装置1
、クリーニング装置3それぞれの現像液排出口11より
も低くなるように形成されている。
クリーニング装!13には、クリーニングローラ35及
びクリーニングブレード36が設けられ、クリーニング
装置3の土壁に現像液タンク2からの現像液供給路を形
成する給液バイブ18の一端が接続され、この給液パイ
プ18から、クリーニングローラ35上に現像液を流下
させる流下板37上に現像液が供給される。尚、クリー
ニング装置3内部は、ケーシングと感光体ドラム5表面
との間隙を介して天気と連通して、大気圧になっている
以上の現像装置11、現像液タンク2、現像液回収室3
0及びクリーニング装置3は、ケーシングを共用するこ
とにより、現像液処理装置ユニット4として一体になっ
ており、第2図及び第3図に示すように、現像液処理装
置ユニット4全体が、複写機本体に対し感光体ドラム5
の軸方向で脱着可能である。第2図は現像液処理装置ユ
ニット4が複写機本体にセットされた状態を示す斜視図
であり、第3図は、現像液処理装置ユニット4を複写機
本体から取り出した状態を示す斜視図である。
このように、現像液処理装置ユニット4を複写機本体に
脱着可能にするためには、周知の、肌着ユニットのガイ
ド及び支持機構を用いることが出来る。複写機の前面は
、図示しない開閉可能な扉によって覆われており、この
扉を開くことにより、現像液処理装置ユニット4や転写
紙搬送路等を前面から見えるようにすることが出来、扉
を開いた状態で、現像液処理装置ユニット4の脱着や、
転写紙搬送路でジャムした転写紙の除去作業を行うこと
が出来る。複写機本体の給紙側板38には図示しない給
紙ローラ、レジストローラ等の給紙機構が取り付けられ
、排紙側板39には図示しない排紙ローラ等の排紙機構
が取り付けられ、又、現像液処理装置ユニット4のセッ
ト位置の下方には図示しない転写手段、分離手段を含む
転写紙搬送路形成手段が設けられている。尚、現像液処
理装置ユニット4の前面ケーシング壁には、取り出し用
の取っ手40が設けられている。
以上の構成において、現像液タンク2内には、現像液濃
度センサ16が現像液中に没する量の現像液が蓄えられ
ており、現像液タンク2内の現像液面は、現像装置1や
クリーニング装置3の現像液排出口11.34よりも高
くなっている。現像液回収室30内の第二ポンプ羽29
を駆動していない状態では、逆流防止を行う弁31.3
1を備えた現像液回収室30が介在して、現像液タンク
2と現像装置1等の現像液排出口11.34とは遮断状
・態になっているので、現像液タンク2内の現像液が現
像液回収路を通って現像装置1等に逆流することはない
。又、現像液回収室30の低壁が現像装置1などの現像
液排出口11よりも低くなるように形成されているので
、現像液回収室30内の現像液も現像液回収路を通って
現像装置1等に逆流することはない。従って、現像装置
1等に大量の現像液が逆流して、これが現像装置1等か
ら潜れ出て複写機内を汚すことも無い。現像液処理装置
ユニット4の動作を開始してポンプモータ12を回転さ
せると、シャフト13を介して第一ポンプ羽14及び第
二ポンプ羽29が同期して回転駆動され、これにより、
第一ポンプ羽14の回転により現像液タンク2内の現像
液を給液チューブ10及び供給ノズル10aを介して現
像装置1に、給液チューブlO及び給液バイブ18を介
してクリーニング装置3に、それぞれ供給し、又、第二
ポンプ羽29の回転により、現像液回収室30内の現像
液を弁31.31を介して現像液タンク2内に汲み上げ
る。現像装置1、クリーニング装置3で使用された現像
液は、回収口32、現像液回収パイプ33それぞれを介
して、現像液回収室30に流れ込んで回収され、更に、
第二ポンプ羽29の回転により現像液タンク2に汲み上
げられて循環される。ポンプモータ12の回転を停止し
て、現像液処理装置ユニット4の動作を停止すると、現
像装置1やクリーニング装置3内の現像液は、上記の現
像液回収路を介して現像液回収室30内に流れ込んで回
収される。尚、現像液タンク2内の現像液の濃度が所望
の濃度より薄くなると、現像液濃度センサ17の出力に
より、補給ソレノイド23aを吸引駆動して、補給ボト
ル19a内のトナーを補給チューブ25を介して現像液
タンク2内に補給する。又、現像液タンク2内の現像液
面が所望の高さより低くなると、液面検出センサの出力
により、補給ソレノイド23bを吸引駆動して、補給ボ
トル19b内の現像剤を補給チューブ25を介して現像
液タンク2内に補給する。
上記の実施例では、現像液タンク2への現像液の汲み上
げポンプとして、内部に回転駆動される第二ポンプ羽2
9を備えた現像回収室30を設けたが、これに代え、現
像装置1から現像液タンク2への現像液回収路中に真空
ポンプ等を設けても良い。
又、現像装置1、現像液タンク2、現像液回収室30及
びクリーニング装置3を、ケーシングを共用することに
より、現像液処理装置ユニット4として一体にしている
ので、現像液処理装置ユニット4としてのサービス性や
現像液流路を形成するパイプ等のはい廻しを簡素化する
ことが出来るが、これに代え、このうちの一部、例えば
、クリニング装置3を別体にしても良く、全てを互いに
別体にしても良い。
更に、現像液タンク2に装着する補給ボトル19として
圧力臼を用い、これを横に寝せて使用しているが、正立
させて用いても良く、又、これに代え、従来の倒立させ
て用いるチキンフィード補給方式の補給ボトルを用いて
も良い。
又、上記実施例は、本発明を現像装置1の他にクリーニ
ング装置3を備えた複写機に適用したものであるが、単
一の現像液処理装置である現像装置1をクリーニング装
置3として兼用するものにも適用できる。
〔発明の効果〕
以上のように、この発明によれば、現像液処理装置で使
用された現像液は、ポンプ手段によって現像液タンクに
回収するので、必ずしも現像液タンク内の現像液面が現
像液処理装置の現像液排出部よりも低くしなくてもよく
、従来の重力落下方式の現像液の回収に伴う、現像液タ
ンクの配置や形状についての制約を取り除くことが出来
るという優れた効果がある。
又、トナー等を収容した補給容器が装着された現像液タ
ンクを、現像装置とクリーニング装置の少なくとも一方
と一体化して、湿式画像形成装置内における記録媒体搬
送路より高い位置に配置すれば、現像液タンク等が記録
媒体搬送路を覆うことが無く、ジャムした転写媒体の除
去の作業性を向上させることが出来るという優れた効果
がある。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第3図は、本発明の一実施例に係る複写機を
説明するための図面であり、第1図はその現像液処理装
置の概略構成図、第2図は現像液処理装置ユニットが複
写機本体にセットされた状態を示す斜視図、第3図は、
現像液処理装置ユニットを複写機本体から取り出した状
態を示す斜視図である。 第4図は、従来の複写機の概略構成図である。 1・・・現像装置、2・・・現像液タンク、3・・・ク
リーニング装置、4・・・現像液処理装置ユニット、1
0・・・給液チューブ、18・・・給液バイブ、19a
、19b・・・補給用ボトル、11.34・・・現像液
排出口、33・・・回収パイプ、29・・・第二ポンプ
羽、3o・・・現像液回収室

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)大気圧の状態で像担持体上に現像液を供給する現
    像装置等の現像液処理装置と、該現像液処理装置に供給
    する現像液を蓄える現像液タンクと、該現像液タンクか
    ら該現像液処理装置への現像液供給路を形成する手段と
    、該現像液処理装置から該現像液タンクへの現像液回収
    路を形成する手段とを有する湿式画像形成装置において
    、 上記現像液回収路に、現像液を上記現像液処理装置から
    上記現像液タンクへ回収する回収ポンプを設けたことを
    特徴とする湿式画像形成装置。
  2. (2)上記回収ポンプとして、上記現像液供給タンクの
    下方に、内部に回転駆動されるポンプ羽を有し、その内
    面底部が現像液処理装置の現像液排出部よりも低位置に
    なるように形成された現像液回収室を設け、該ポンプ羽
    による液流によって現像液タンクに回収される現像液の
    流路に、現像液の逆流防止弁を設けたことを特徴とする
    請求項1記載の湿式画像形成装置。
  3. (3)トナー等を収容した補給容器が装着された現像液
    タンクが、現像装置とクリーニング装置の少なくとも一
    方と一体化され、湿式画像形成装置内における記録媒体
    搬送路より高い位置に配置されることを特徴とする請求
    項1又は2記載の湿式画像形成装置の現像液処理装置ユ
    ニット。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5983046A (en) * 1997-12-12 1999-11-09 Samsung Electronics Co., Ltd. Developer supplying apparatus of wet electrographic printer
KR100370195B1 (ko) * 1999-06-03 2003-01-29 삼성전자 주식회사 습식 인쇄기 및 그 잉크누출 검출방법
KR100370194B1 (ko) * 1999-06-03 2003-01-29 삼성전자 주식회사 습식 전자사진방식 프린터의 현상액 공급장치

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