JP2017215415A - 現像剤補給装置、及び、画像形成装置 - Google Patents

現像剤補給装置、及び、画像形成装置 Download PDF

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Abstract

【課題】チューブの内部の清掃を、現像剤容器を取り外すことなく、比較的短時間に充分かつ効率的におこなうことができる、現像剤補給装置、及び、画像形成装置を提供する。【解決手段】第1チューブ95Sに搬送ポンプ60Sが着脱可能に接続され、第1チューブ95Sの搬送路中に開閉バルブ97が設置され、開閉バルブ97の下流側で第1チューブ95Sに対して分岐するように第2チューブ96Sが接続されている。補給モード時には、開閉バルブ97が開放され、開閉部材141によって第2チューブ96Sの先端開口96aが閉鎖された状態で、搬送ポンプ60Sが稼働される。清掃モード時には、開閉バルブ97が閉鎖され、閉部材141によって第2チューブ96Sの先端開口96aが開放された状態で、搬送ポンプ60Sが稼働される。【選択図】図5

Description

この発明は、現像容器に収容された現像剤をサブホッパや現像装置などの被補給体に向けて補給する現像剤補給装置と、それを備えた画像形成装置と、に関するものである。
従来から、複写機、プリンタ、ファクシミリ、又は、それらの複合機等の画像形成装置において、現像剤容器に収容された現像剤をサブホッパや現像装置などの被補給体に向けて補給する現像剤補給装置が設置されたものが広く知られている(例えば、特許文献1参照。)。
詳しくは、特許文献1において、ボトル状の現像剤容器(トナー容器)から排出された現像剤(トナー)は、一旦、貯留部(連結部)に貯留される。貯留部と、サブホッパに設置された搬送ポンプと、の間はフレキシブルなチューブ(トナー搬送チューブ)によって接続されている。そして、搬送ポンプが稼働することで、貯留部に貯留された現像剤がチューブを介してサブホッパに向けて搬送される。サブホッパに搬送されて貯留された現像剤は、サブホッパに設置された搬送スクリュが回転駆動されることによって、サブホッパの排出口から排出されて、現像装置に向けて適宜に供給されることになる。そして、適宜に現像剤が供給されて適量の現像剤が収容された現像装置によって、像担持体(感光体ドラム)の表面に形成された潜像が現像されることになる。
一方、特許文献1には、通常のカラー画像を形成するための4色用(YMCB用)の作像部や現像剤補給装置に加えて、クリア色や白色などの特殊色用の作像部や現像剤補給装置が設置された画像形成装置が開示されている。
また、特許文献1には、特殊色用の現像剤補給装置において、現像剤容器やサブホッパなどを種類の異なる特殊色用のものに変更する場合などに、着脱交換が難しいチューブの清掃をおこなうことを目的として、現像剤容器を取り外した状態で作像プロセスと現像剤補給動作(搬送ポンプの稼働)とをおこないながらチューブの内部を清掃する技術が開示されている。
特許文献1の現像剤補給装置は、チューブ(搬送路)の清掃をおこなうときに、チューブの内部を短時間に充分に清掃することができなかった。特に、チューブが貯留部に接続されている場合には、貯留部に残留する現像剤もチューブを介して清掃しなければならないため、その清掃に要する時間がさらに長くなってしまうことになる。
また、特許文献1の現像剤補給装置は、チューブの清掃をおこなうときに必ず現像剤容器を取り外さなければならず、清掃作業に手間と時間がかかっていた。特に、現像剤容器や貯留部を交換することなく、チューブのみの清掃をおこないたい場合には、現像剤容器を取り外す作業がまったく余分な作業になってしまうことになる。
この発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、現像剤補給装置に設置された搬送路の内部の清掃を、現像剤容器を取り外すことなく、比較的短時間に充分かつ効率的におこなうことができる、現像剤補給装置、及び、画像形成装置を提供することにある。
この発明における現像剤補給装置は、現像剤容器に収容された現像剤を被補給部に向けて補給する現像剤補給装置であって、現像剤が搬送される第1搬送路と、前記第1搬送路の下流側開口に着脱可能に接続された搬送ポンプと、前記第1搬送路の搬送路中に設置されて、その搬送路を開閉する開閉バルブと、前記開閉バルブに対して下流側の位置で前記第1搬送路に対して分岐するように接続された第2搬送路と、前記第2搬送路の先端開口を開閉する開閉部材と、を備え、前記被補給部に向けて現像剤を補給する補給モードが実行されるときには、前記開閉バルブによって前記第1搬送路が開放されるとともに、前記開閉部材によって前記第2搬送路の前記先端開口が閉鎖された状態で、前記搬送ポンプが稼働され、前記第1搬送路の内部を清掃する清掃モードが実行されるときには、前記開閉バルブによって前記第1搬送路が閉鎖されるとともに、前記開閉部材によって前記第2搬送路の前記先端開口が開放された状態で、前記搬送ポンプが稼働されるものである。
本発明によれば、現像剤補給装置に設置された搬送路の内部の清掃を、現像剤容器を取り外すことなく、比較的短時間に充分かつ効率的におこなうことができる、現像剤補給装置、及び、画像形成装置を提供することができる。
この発明の実施の形態における画像形成装置を示す全体構成図である。 プロセスカートリッジの近傍を示す断面図である。 カラー色用の現像剤補給装置を示す全体構成図である。 搬送ポンプとサブホッパとを示す断面図である。 特殊色用及び黒色用の現像剤補給装置を示す全体構成図である。 (A)カラー色用及び黒色用の現像剤容器が現像剤補給装置に対して着脱される状態を示す概略図と、(A)特殊色用の現像剤容器が貯留部とともに現像剤補給装置に対して着脱される状態を示す概略図と、である。 搬送ポンプ及びサブホッパと、現像装置と、がそれぞれ現像剤補給装置に対して着脱される状態を示す概略図である。 (A)中間転写ベルトに対して走行方向上流側から特殊色、カラー色、黒色の順番でトナー像を1次転写するときの各部材の配置を示す概略図と、(B)中間転写ベルトに対して走行方向上流側から黒色、カラー色、特殊色の順番でトナー像を1次転写するときの各部材の配置を示す概略図と、である。 (A)補給モード時における第1チューブと第2チューブとを示す概略図と、(B)清掃モード時における第1チューブと第2チューブとを示す概略図と、(C)第2補給モード時における第1チューブと第2チューブとを示す概略図と、(D)第2清掃モード時における第1チューブと第2チューブとを示す概略図と、である。
以下、この発明を実施するための形態について、図面を参照して詳細に説明する。なお、各図中、同一又は相当する部分には同一の符号を付しており、その重複説明は適宜に簡略化ないし省略する。
まず、図1及び図2にて、画像形成装置100における全体の構成・動作について説明する。
図1は画像形成装置としてのプリンタを示す構成図であり、図2はそのプロセスカートリッジ6Yの近傍を示す拡大図である。
図1に示すように、画像形成装置本体100の上方の一端側には、種類が異なる5つの略筒状の現像剤容器としてのトナー容器32Y、32M、32C、32K、32Sがそれぞれ着脱可能に設置された現像剤補給装置90Y、90M、90C、90K、90S(トナー補給装置)が並設されている。詳しくは、図1に示すように、左方にはカラー用の3色(イエロー、マゼンタ、シアン)に対応したトナー容器32Y、32M、32C(現像剤補給装置90Y、90M、90C)が、最左方からイエロー、マゼンタ、シアンの順に設置されている。そして、その右方には黒色(ブラック)に対応したトナー容器32K(現像剤補給装置90K)が設置され、最右方には特殊色に対応したトナー容器32S(現像剤補給装置90S)が設置されている。
特に、特殊色に対応したトナー容器32Sは、その内部に収容されたトナーがすべて消費される前に、ユーザーの用途に応じて、他の種類の特殊色用のトナー容器32Sに交換される場合が多く、その交換頻度が他のトナー容器32Y、32M、32C、32Kに比べて多くなるため、その交換作業がしやすい最右方の位置に配置されている。
そして、本実施の形態において、このようなトナー容器32Y、32M、32C、32K、32Sと、現像剤補給装置90Y、90M、90C、90K、90Sと、のそれぞれの並び順は、可変されないように設定している。
図5、図8等をも参照して、黒色用の現像剤補給装置90Kは、黒色用のトナー容器32K(現像剤容器)に収容された黒色のトナー(現像剤)を、黒色用の現像装置5Yに補給するためのものである。
また図3、図8等をも参照して、カラー用の3つの現像剤補給装置90Y、90M、90Cは、それぞれ、カラー用のトナー容器32Y、32M、32C(現像剤容器)に収容されたカラー(イエロー、マゼンタ、シアン)のトナー(現像剤)を、カラー用の現像装置5Y、5M、5Cにそれぞれ補給するためのものである。
図5、図8等をも参照して、特殊色用の現像剤補給装置90Sは、特殊色用のトナー容器32S(現像剤容器)に収容された特殊色のトナー(現像剤)を、特殊色用の現像装置5Sに補給するためのものである。
黒色トナーや、カラートナー(イエロートナー、マゼンタトナー、シアントナー)や、特殊トナーとしては、公知のものを用いることができる。
特に、特殊トナーは、黒色トナーやカラートナーとは異なるもので、ユーザーの用途に合わせて公知のクリアトナー(透明トナー、無色トナー、無彩色トナー、ノーピグメントトナーなどである。)や白色トナーなどを用いることができる。
図1を参照して、画像形成装置本体1の上部には、それぞれ、5つの露光部7Y、7M、7C、7K、7Sが設置され、その下方に各色(イエロー、マゼンタ、シアン、黒色、特殊色)に対応したプロセスカートリッジ6Y、6M、6C、6K、6S(現像装置5Y、5M、5C、5K、5S)が、中間転写ベルトユニット15(中間転写ベルト8)に対向するように並設されている。
図1に示すように、5つのプロセスカートリッジ6Y、6M、6C、6K、6S(現像装置5Y、5M、5C、5K、5S)の基本的な並び順は、中間転写ベルト8の走行方向上流側から、特殊色用のプロセスカートリッジ6S(現像装置5S)、イエロー用のプロセスカートリッジ6Y(現像装置5Y)、マゼンタ用のプロセスカートリッジ6M(現像装置5M)、シアン用のプロセスカートリッジ6C(現像装置5C)、黒色用のプロセスカートリッジ6K(現像装置5K)、となっている。そして、この並び順は、ユーザーの用途に応じて適宜に変更できるように構成されている。
特に、本実施の形態では、図8(A)及び図8(B)をも参照して、黒色用のプロセスカートリッジ6K(現像装置5K)と、特殊色用のプロセスカートリッジ6S(現像装置5S)と、の設置位置を入れ替えることができるように構成されている。
特殊色のトナーは1つの種類のものに限定されることなく、ユーザーの用途に応じて、種類の異なる特殊色用のトナー容器32Sが適宜に交換される場合が多い。例えば、クリアトナー用のトナー容器32Sから白色トナー用のトナー容器32Sに交換されるような場合である。
そして、そのような場合に、特殊色トナーの種類に応じて、特殊色用のプロセスカートリッジ6S(現像装置5S)の並び順を、中間転写ベルト8の走行方向最上流側から走行方向最下流側に変更した方が良い場合がある。例えば、特殊色トナーとしてクリアトナーが用いられる場合には、画像の光沢性を向上させる目的で用いられることが多く、中間転写ベルト8上に最初に1次転写されることが望ましいとされ、図1、図8(A)に示すように、特殊色用のプロセスカートリッジ6S(現像装置5S)が中間転写ベルト8の走行方向最上流に配置される。これに対して、特殊色トナーとして白色トナーが用いられる場合には、白色ではない有色の記録媒体P上に画像を形成する目的で用いられることが多く、記録媒体P上の最下層に2次転写されることが望ましいとされ、図8(B)に示すように、特殊色用のプロセスカートリッジ6S(現像装置5S)が中間転写ベルト8の走行方向最下流に配置される。そして、そのような特殊色用のプロセスカートリッジ6S(現像装置5S)の設置位置の変更にともない、黒色用のプロセスカートリッジ6K(現像装置5K)の設置位置が入れ替えられるように変更されることになる。また、これらの入れ替え作業は、画像形成装置100の外装部に設置された表示パネルに表示される操作マニュアルに基いて、ユーザー(又は、サービスマン)によって手動でおこなわれることになる。
そして、本実施の形態における画像形成装置100(現像剤補給装置)は、このようなプロセスカートリッジ6S、6K(現像装置5S、5K)の設置位置の変更が、トナーの混色などの不具合が生じることなくスムーズにおこなわれるように、特徴的に構成されているが、これについては後で詳しく説明する。
図2を参照して、イエローに対応したプロセスカートリッジ6Yは、感光体ドラム1Y(像担持体)と、感光体ドラム1Yの周囲に配設された帯電部4Y、現像装置5Y、クリーニング装置2Yが一体化されたユニット(着脱ユニット)である。そして、感光体ドラム1Y上で、作像プロセス(帯電工程、露光工程、現像工程、転写工程、クリーニング工程)がおこなわれて、感光体ドラム1Y上にイエロー画像が形成されることになる。
なお、他の4つのプロセスカートリッジ6M、6C、6K、6Sも、使用されるトナーの色(種類)が異なる以外は、イエローに対応したプロセスカートリッジ6Yとほぼ同様の構成となっていて、それぞれのトナー色に対応した画像が形成される。以下、他の4つのプロセスカートリッジ6M、6C、6K、6Sの説明を適宜に省略して、イエローに対応したプロセスカートリッジ6Yのみの説明をおこなうことにする。
図2を参照して、感光体ドラム1Yは、駆動モータによって反時計方向に回転駆動される。そして、帯電部4Yの位置で、感光体ドラム1Yの表面が一様に帯電される(帯電工程である。)。
その後、感光体ドラム1Yの表面は、露光部7Y(書込み装置)から発せられたレーザ光Lの照射位置に達して、この位置での露光走査によってイエローに対応した静電潜像が形成される(露光工程である。)。
その後、感光体ドラム1Yの表面は、現像装置5Y(現像部)との対向位置に達して、この位置で静電潜像が現像されて、イエローのトナー像が形成される(現像工程である。)。
その後、感光体ドラム1Yの表面は、中間転写ベルト8及び1次転写ローラ9Yとの対向位置に達して、この位置で感光体ドラム1Y上のトナー像が中間転写ベルト8上に転写される(1次転写工程である。)。このとき、感光体ドラム1Y上には、僅かながら未転写トナーが残存する。
その後、感光体ドラム1Yの表面は、クリーニング装置2Yとの対向位置に達して、この位置で感光体ドラム1Y上に残存した未転写トナーがクリーニングブレード2aによってクリーニング装置2Y内に回収される(クリーニング工程である。)。
最後に、感光体ドラム1Yの表面は、除電部との対向位置に達して、この位置で感光体ドラム1上の残留電位が除去される。
こうして、感光体ドラム1Y上でおこなわれる、一連の作像プロセスが終了する。
なお、上述した作像プロセスは、他のプロセスカートリッジ6M、6C、6K、6Sでも、イエローのプロセスカートリッジ6Yと同様におこなわれる。すなわち、プロセスカートリッジの上方に配設された各露光部7M、7C、7K、7Sから、画像情報に基いたレーザ光Lが、各プロセスカートリッジ6M、6C、6K、6Sの感光体ドラム上に向けて照射される。詳しくは、露光部は、光源からレーザ光Lを発して、そのレーザ光Lを回転駆動されたポリゴンミラーで走査しながら、複数の光学素子を介して感光体ドラム上に照射する。
その後、現像工程を経て各感光体ドラム上に形成した各色のトナー像を、中間転写ベルト8上に重ねて1次転写する。こうして、中間転写ベルト8上に所望のカラー画像が形成される。
なお、中間転写ベルトユニット15(中間転写ベルト装置)は、中間転写ベルト8、5つの1次転写ローラ(9Y)、駆動ローラ、2次転写対向ローラ、複数のテンションローラ、クリーニング対向ローラ、中間転写クリーニング装置、等で構成される。中間転写ベルト8は、複数のローラ部材によって張架・支持されるとともに、1つのローラ部材(駆動ローラ)の回転駆動によって図1の矢印方向(時計方向)に無端移動される。
5つの1次転写ローラ(9Y)は、それぞれ、中間転写ベルト8を感光体ドラム(1Y)との間に挟み込んで1次転写ニップを形成している。そして、1次転写ローラ(9Y)に、トナーの極性とは逆の転写電圧(1次転写バイアス)が印加される。
そして、中間転写ベルト8は、矢印方向に走行して、1次転写ローラ(9Y)の1次転写ニップを順次通過する。こうして、感光体ドラム(1Y)上の各色のトナー像が、中間転写ベルト8上に重ねて1次転写される。
その後、各色のトナー像が重ねて転写された中間転写ベルト8は、2次転写ローラ19との対向位置に達する。この位置では、2次転写対向ローラが、2次転写ローラ19との間に中間転写ベルト8を挟み込んで2次転写ニップを形成している。そして、中間転写ベルト8上に形成された4色のトナー像は、この2次転写ニップの位置に搬送された用紙等の記録媒体P上に転写される。このとき、中間転写ベルト8には、記録媒体Pに転写されなかった未転写トナーが残存する。
その後、中間転写ベルト8は、中間転写クリーニング装置の位置に達する。そして、この位置で、中間転写ベルト8上の未転写トナーが除去される。
こうして、中間転写ベルト8上でおこなわれる、一連の転写プロセスが終了する。
ここで、図1を参照して、2次転写ニップの位置に搬送される記録媒体Pは、装置本体100の下方に配設された給紙ユニット26(給紙カセット)から、給紙ローラ27やレジストローラ対28等が配設された搬送経路K1を経由して搬送されるものである。
詳しくは、給紙ユニット26には、記録媒体Pが複数枚重ねて収納されている。そして、給紙ローラ27が図1の反時計方向に回転駆動されると、一番上の記録媒体Pがレジストローラ対28のローラ間に向けて給送される。
レジストローラ対28(タイミングローラ対)に搬送された記録媒体Pは、回転駆動を停止したレジストローラ対28のローラニップの位置で一旦停止する。そして、中間転写ベルト8上のカラー画像にタイミングを合わせて、レジストローラ対28が回転駆動されて、記録媒体Pが2次転写ニップに向けて搬送される。こうして、記録媒体P上に、所望のカラー画像が転写される。
その後、2次転写ニップの位置でカラー画像が転写された記録媒体Pは、定着部20の位置に搬送される。そして、この位置で、定着ベルト及び圧力ローラによる熱と圧力とにより、表面に転写されたカラー画像が記録媒体P上に定着される(定着工程である。)。
その後、記録媒体Pは、排出経路K2を経由して排紙ローラ対によって装置外へと排出される。排紙ローラ対によって装置外に排出された記録媒体Pは、出力画像として、スタック部上に順次スタックされる。
こうして、画像形成装置における、一連の画像形成プロセスが完了する。
次に、図2を用いて、プロセスカートリッジにおける現像装置の構成・動作について、さらに詳しく説明する。
現像装置5Yは、感光体ドラム1Yに対向する現像ローラ51、現像ローラ51に対向するドクターブレード52、現像剤収容部に配設された2つの搬送スクリュ55と、現像剤中のトナー濃度を検知する濃度検知センサ56、現像剤収容部にトナー(現像剤)を補給するためのユニット側開口部57、等で構成される。現像ローラ51は、内部に固設されたマグネットや、マグネットの周囲を回転するスリーブ等で構成される。現像剤収容部内には、キャリアとトナーとからなる2成分現像剤Gが収容されている。
このように構成された現像装置5Yは、次のように動作する。
現像ローラ51のスリーブは、図2の矢印方向に回転している。そして、マグネットにより形成された磁界によって現像ローラ51上に担持された現像剤Gは、スリーブの回転にともない現像ローラ51上を移動する。
ここで、現像装置5Y内の現像剤Gは、現像剤中のトナーの割合(トナー濃度)が所定の範囲内になるように調整される。詳しくは、現像装置5Y内のトナー消費に応じて、トナー容器32Y(現像剤容器)に収容されているトナー(粉体)が、現像剤補給装置90Yによって現像装置5Y(現像剤収容部)内に補給される。なお、トナー容器32Yや現像剤補給装置90Yの構成・動作については、後で詳しく説明する。
その後、現像装置5Y(現像剤収容部)内に補給されたトナーは、2つの搬送スクリュ55によって、現像剤Gとともに混合・撹拌されながら、仕切り部材によって仕切られた2つの現像剤収容部を循環する(図2の紙面垂直方向の長手方向の移動である。)。そして、2成分現像剤G中のトナーは、キャリアとの摩擦帯電によりキャリアに吸着して、現像ローラ51上に形成された磁力によりキャリアとともに現像ローラ51上に担持される。
現像ローラ51上に担持された現像剤Gは、スリーブの回転方向に沿うように搬送されて、ドクターブレード52の位置に達する。そして、現像ローラ51上の現像剤Gは、この位置で現像剤量が適量化された後に、感光体ドラム1Yとの対向位置(現像領域である。)まで搬送される。そして、現像領域に形成された電界によって、感光体ドラム1Y上に形成された潜像にトナーが吸着される。その後、現像ローラ51上に残った現像剤Gはスリーブの回転にともない現像剤収容部の上方に達して、この位置で現像ローラ51から離脱されて現像剤収容部に戻される。
次に、図3にて、イエロー用の現像剤補給装置90Yの構成・動作について、簡単に説明する。
なお、マゼンタ用の現像剤補給装置90Mと、シアン用の現像剤補給装置90Cも、使用されるトナーの色(種類)が異なる以外は、イエロー用の現像剤補給装置90Yとほぼ同様の構成となっているため、それらの現像剤補給装置90M、90Cの説明を適宜に省略して、イエロー用の現像剤補給装置90Yのみの説明をおこなうことにする。
現像剤補給装置90Yは、設置部31に設置された現像剤容器としてのトナー容器32Yを所定方向(図3の矢印方向である。)に回転駆動して、トナー容器32Y内に収容されたトナーを容器外に排出して、現像装置5Yに導くためのものであって、トナー補給経路(トナー搬送経路)を形成している。
なお、図3(及び、後述する図5)は、理解を容易にするために、トナー容器32Y、現像剤補給装置90Y、現像装置5Yの配置方向などを変えて図示している。実際には、図3において、トナー容器32Yと現像剤補給装置90Yの一部との長手方向が紙面垂直方向になるように配設されている(図1を参照できる。)。また、チューブ95(搬送路)の向きや配置も簡略化して図示している。
画像形成装置本体100の設置部31に設置されたトナー容器32Y内のトナーは、現像装置5Y内のトナー消費に応じて、現像剤補給装置90Yによって適宜に現像装置5Y内に補給される。
詳しくは、トナー容器32Yが装置本体100の設置部31にセットされると、トナー容器32Yのボトル・ギア37が装置本体100の駆動ギア110に噛合するとともに、キャップ受部91のキャップ開閉チャック92によってトナー容器32Yからキャップ34(トナー排出口Cを塞ぐための部材である。)が取り外される。これにより、トナー容器32Yのトナー排出口C(開口部)が開放されて、トナー容器32Y内に収容されたトナーの排出が可能になる。
一方、現像剤補給装置90Yにおいて、開放されたトナー排出口Cの下方には、落下経路部82を介して貯留部81Yが設けられている。貯留部81Yの底部には吸引口83が設けられていて、この吸引口83がノズルを介してチューブ95(搬送路)の一端に接続されている。搬送路としてのチューブ95は、親トナー性の低いフレキシブルなゴム材料からなり、その他端が搬送ポンプ60Y(ダイヤフラムポンプ)に接続されている。搬送ポンプ60Yは、サブホッパ70Y、搬送管98を介して現像装置5Yに接続されている。
このように構成された現像剤補給装置90Yにおいて、駆動モータ115によって駆動ギア110が駆動されるとトナー容器32Yの容器本体33が所定方向に回転駆動されて、トナー容器32Yのトナー排出口Cからトナーが排出される。トナー容器32Yから排出されたトナーは、落下経路部82を落下して貯留部81に貯留される。貯留部81に貯留されたトナーは、搬送ポンプ60Yが稼働することで、吸引口83から吸引されてチューブ95を介して搬送ポンプ60Yからサブホッパ70Yに向けて搬送される。そして、サブホッパ70Yに搬送されたトナーは、垂直方向に延在する搬送管98を介して、現像装置5Y内に補給される。すなわち、トナー容器32Y内のトナーは、図3中の破線矢印方向に搬送されることになる。なお、本実施の形態において、サブホッパ70Yと現像装置5Yとを中継する搬送管98(搬送パイプ)は、チューブ95とは異なり、変形しにくい硬質な樹脂材料や金属材料で形成されている。
次に、図4にて、現像剤補給装置90Yにおける搬送ポンプ60Y及びサブホッパ70Yについて詳述する。
図4を参照して、本実施の形態における搬送ポンプ60Yは、ダイヤフラムポンプ(容積式ポンプ)であって、ダイヤフラム61(ゴム部材)、ケース62、モータ67、回転板68、逆止弁63、64、シール部材65、66(弾性部材)、等で構成されている。このように構成された搬送ポンプ60Yは、比較的小型かつ低コストのものである。
ここで、ケース62とダイヤフラム61とでポンプ本体を形成する。
ケース62は、剛性を有する樹脂材料又は金属材料からなり、ポンプ本体の主部(ハウジング)として機能する。ケース62(ポンプ本体)には、内部に向けて現像剤を空気とともに流入するための流入口Aと、内部から現像剤を空気とともに流出するための流出口Bと、が形成されている。
ダイヤフラム61は、親トナー性が低く弾性を有するゴム材料で形成されていて、椀状に形成された部分の内部が容積可変部Wとして機能して、その外周部に起立するようにアーム部61a(その穴部に回転板68の偏心軸68aが嵌合している。)が形成されている。ダイヤフラム61はケース62に対して隙間が生じないように接合されていて、ダイヤフラム61の容積可変部Wと、ケース62の内部と、がポンプ本体の内部において1つの閉空間として形成されている。そして、ポンプ本体61、62は、後述する回転板68(偏心軸68a)の回転にともなうダイヤフラム61の伸縮動作によって、内部の容積を増減させて正圧と負圧とを交互に発生させることになる。
回転板68は、モータ67のモータ軸に設置されていて、その面上においてモータ軸(回転中心)から偏心した位置に起立するように偏心軸68aが設けられている。回転板68の偏心軸68aは、ダイヤフラム61におけるアーム部61aの先端部に形成された穴部に挿入(嵌合)されている。
このような構成により、制御部120に制御されてモータ67が駆動されることで、回転板68(偏心軸68a)が回転して、それにともないダイヤフラム61が容積可変部Wの容積を周期的に増減するように伸縮することになる。そして、このようなダイヤフラム61の伸縮動作にともない、ポンプ本体61、62の内部に正圧と負圧とが交互に発生されることになる。
ここで、ポンプ本体(ケース62)の流入口Aには、流入側逆止弁63が設置されている。この流入側逆止弁63は、ポンプ本体61、62の内部に負圧が発生したときに流入口Aを開放して、ポンプ本体61、62の内部に正圧が発生したときに流入口Aを閉鎖するものである。流入側逆止弁63は、ポンプ本体61、62の内側(内部)から流入口Aに対向するように配設されている。搬送ポンプ60Yにおける流入口Aの側には、チューブ95を介して貯留部81が接続されている。
他方、ポンプ本体(ケース62)の流出口Bには、流出側逆止弁64が設置されている。この流出側逆止弁64は、ポンプ本体61、62の内部に負圧が発生したときに流出口Bを閉鎖して、ポンプ本体61、62の内部に正圧が発生したときに流出口Bを開放するものである。流出側逆止弁64は、ポンプ本体61、62の外側から流出口Bに対向するように配設されている。搬送ポンプ60Yにおける流出口Bの側には、サブホッパ70Yが接続されている。
このような構成・動作により、先に図3を用いて説明したように、搬送ポンプ60Yが稼働することで、貯留部81内に貯留されたトナーが吸引口83から吸引されてチューブ95を搬送された後に、サブホッパ70Y内にトナーが搬送されることになる。詳しくは、サブホッパ70Yのホッパ残量センサ76がサブホッパ70内におけるトナー量の不足を検知すると、搬送ポンプ60Y(モータ67)を駆動して、貯留部81からサブホッパ70Yへのトナー補給をおこなう。
なお、搬送ポンプ60Y(モータ67)は、ホッパ残量センサ76がサブホッパ70内におけるトナー量が所定量に達しておらず不足状態を検知したときに、公知のものと同様に、比較的短い周期で間欠的に駆動される。これにより、サブホッパ70Yにおける搬送スクリュ71、72によるトナー搬送量が、搬送ポンプ60Yから供給されるトナー量に追いつかずに、サブホッパ70Yの一部でトナーが滞留する不具合が防止されることになる。
図4を参照して、被補給部としてのサブホッパ70Yには、2つの搬送スクリュ71、72、ホッパ残量センサ76、補給モータ121(図3を参照できる。)、等が設置されている。また、サブホッパ70Yの第1搬送経路(第1搬送スクリュ71が設置された搬送経路である。)の上流側の上方には、搬送ポンプ60Yの流出口Bに連通する補給口が形成されている。サブホッパ70Yの第2搬送経路(第2搬送スクリュ72が設置された搬送経路である。)の下流側の下方には排出口74が形成されていて、この排出口74が搬送管98(搬送パイプ)を介して現像装置5Yに接続されている。また、サブホッパ70Yの第2搬送経路の上方には、搬送ポンプ60Yからトナーとともに送入された空気を排出するための排気口75が設けられている。
ホッパ残量センサ76は、上述したように、サブホッパ70Y(被補給部)に収容されたトナー(現像剤)が所定量に達していない不足状態を検知する検知手段として機能するものである。
ここで、サブホッパ70Yにおいて、第1搬送経路の下流側と第2搬送経路の上流側とは長手方向(図3及び図4の紙面垂直方向である。)の一端側で連通しているが、その連通部分を除いて第1搬送経路と第2搬送経路とは壁部で隔絶されている。
そして、サブホッパ70Y内に補給されたトナーは、補給モータ121によって回転駆動される搬送スクリュ71、72によって、サブホッパ70Y内の第1搬送経路、第2搬送経路の順に搬送されて、その後にサブホッパ70Yから搬送管98を介して現像装置5Y内に補給される。詳しくは、現像装置5Yの濃度検知センサ56が現像剤収容部(搬送スクリュ55による循環経路である。)におけるトナー濃度の不足を検知すると、制御部120による制御によってサブホッパ70Yの搬送スクリュ71、72を回転駆動して、サブホッパ70Yから現像装置5Yへのトナー補給をおこなう。
このように、本実施の形態では、貯留部81Yから搬送ポンプ60Yに至るトナーの搬送経路をフレキシブルなチューブ95で形成している。そのため、貯留部81Yと搬送ポンプ60Yとの間の空間に種々の部材が設置されている場合であっても、それらの部材を避けるようにチューブ95をはい回してトナーの搬送経路を形成することができる。したがって、トナー容器32Yの設置部31を現像装置5Yから離れた位置に比較的自由にレイアウトすることができる。
次に、図3を用いて、トナー容器32Yについての説明と、それに付随する現像剤補給装置90についての説明と、をおこなう。
先に説明したように、トナー容器32Yは、主として、容器本体33と、そのトナー排出口Cに着脱可能に設けられたキャップ34(栓部材)と、で構成される。
容器本体33の頭部には、容器本体33と一体的に回転するボトル・ギア37と、トナー排出口Cと、が設けられている。ボトル・ギア37は、装置本体100の駆動ギア110と噛合して容器本体33を所定方向に回転駆動するためのものである。また、トナー排出口Cは、容器本体33内に収容された現像剤としてのトナー(粉体)を落下経路部82に向けて排出するためのものである。
容器本体33には、外周面から内周面にかけて、螺旋状の突起33aが設けられている。この螺旋状の突起33aは、容器本体33を回転駆動してトナー排出口Cからトナーを排出するためのものである。
なお、このように構成された容器本体33は、ボトル・ギア37とともにブロー成形にて製造することができる。
一方、図3を参照して、現像剤補給装置90Yのキャップ受部91は、設置部31(現像剤補給装置90Y)に設置された状態のトナー容器32Yの頭部を覆うように設けられている。
キャップ受部91には、トナー容器32Yの着脱動作に連動してキャップ34の開閉動作をおこなうキャップ開閉チャック92や、キャップ開閉チャック92を駆動する開閉駆動部が設けられていて、落下経路部82などとともに、貯留部81Yの一部として設けられている。そして、設置部31上に載置されたトナー容器32Yがキャップ受部91に向けてスライド移動されて、キャップ34がキャップ開閉チャック92の位置に達すると、さらにトナー容器32Yをスライド移動させて押し込む動作に連動して、キャップ開閉チャック92がキャップ34を挟んだ状態でトナー排出口Cからキャップ34を離脱させるように開閉駆動部が稼働する。これにより、トナー容器32Yのトナー排出口Cが開放された状態になって、トナー排出口Cからのトナー排出が可能になる。また、このようなトナー容器32Yの装着動作に連動して、ロック機構が稼働してトナー容器32Yの頭部側が設置部31から取り外されないようにロックされる。このとき、トナー容器32Yは、現像剤補給装置90Y(設置部31)に対して、そのトナー排出口C(頭部)の側が回転可能に固定されて、容器本体33が設置部31上において回転可能に保持されることになる。
また、設置部31(トナー容器受台)に対してトナー容器32Yが離脱されるときには、上述した装着時の動作と逆の動作がおこなわれることになる。
すなわち、トナー容器32Yは、図6(A)の白矢印方向に示すように移動されて、現像剤補給装置90Yに対して着脱されることになる。
現像剤補給装置90Yの貯留部81Yは、落下経路部82を落下したトナーが貯留されるように略椀状に形成されていて、その内部にはトナー検知センサ86や撹拌部材が設置されている。搬送ポンプ60Yは、チューブ95を介して貯留部81Yの吸引口83に接続されていて、貯留部81Yに貯留されたトナーを吸引してチューブ95内を搬送させる。
このように、本実施の形態では、トナー容器32Yから排出されたトナーを搬送ポンプ60Yによって直接的に吸引するのではなくて、トナー容器32Yから排出されて貯留部81Yにある程度貯留されたトナーのうち、必要な量だけ搬送ポンプ60Yで吸引するように構成しているため、搬送ポンプ60Yで吸引するトナー量に不足が生じてしまう不具合を確実に軽減することができる。
トナー検知センサ86は、トナー容器32Yの内部に収容されたトナーが空になった状態(トナーエンド状態)、又は、それに近い状態(トナーニアエンド状態)を間接的に検知するためのものであって、吸引口83に近い位置に設置している。そして、トナー検知センサ86の検知結果に基いて、トナー容器32Yからトナーを排出している。
詳しくは、トナー検知センサ86としては、圧電センサ、透過光センサなどを用いることができる。本実施の形態では、トナー検知センサ86として圧電センサを用いている。トナー検知センサ86の検知面の高さは、吸引口83の上方に堆積されるトナー量(堆積高さ)が狙いの値になるように設定されている。
そして、トナー検知センサ86の検知結果に基いて、制御部120による制御によって、トナー容器32Y(容器本体33)を回転駆動する駆動モータ115の駆動タイミングや駆動時間が制御される。具体的に、トナー検知センサ86によってその位置にトナーがないものと判別された場合には駆動モータ115が所定時間だけ駆動されて、トナー検知センサ86によってその位置にトナーがあるものと判別された場合には駆動モータ115の駆動が停止されることになる。
以下、図5等を用いて、本実施の形態において特徴的な、特殊色用の現像剤補給装置90S(及び、黒色用の現像剤補給装置90K)の構成・動作について説明する。
なお、特殊色用の現像剤補給装置90S(及び、黒色用の現像剤補給装置90K)は、使用されるトナーの色(種類)が異なる点と、チューブが2つの分岐された搬送路としてのチューブ95S、96S(95K、96K)で構成されている点と、チューブに開閉バルブ97が設置されている点と、を除いて、図3を用いて説明したイエロー用の現像剤補給装置90Y(及び、マゼンタ用の現像剤補給装置90M、シアン用の現像剤補給装置90C)とほぼ同様の構成となっているため、双方の共通する構成や動作の説明を適宜に省略することにする。
また、黒色用の現像剤補給装置90Kは、使用されるトナーの色(種類)が異なる以外は、特殊色用の現像剤補給装置90Sとほぼ同様の構成となっているため、その説明を適宜に省略して、特殊色用の現像剤補給装置90Sのみの説明をおこなうことにする。
特殊色用の現像剤補給装置90S(又は、黒色用の現像剤補給装置90K)は、カラー用の現像剤補給装置90Y、90M、90Cと同様に、現像剤容器としてのトナー容器32S(32K)に収容されたトナー(現像剤)を被補給部としてのサブホッパ70S(70K)に向けて補給するものである。
図5(及び、図9)に示すように、現像剤補給装置90S(90K)は、トナー容器32Sが設置される設置部31、キャップ受部91などが設置された貯留部81S、搬送ポンプ60S、サブホッパ70S、第1搬送路としての第1チューブ95S、第2搬送路としての第2チューブ96S、開閉バルブ97(ピンチバルブ)、開閉部材としての第2チューブ用開閉部材141、フィルタとしての第2チューブ用フィルタ142、第1搬送路用開閉部材としての第1チューブ用開閉部材143、第1搬送路用フィルタとしての第1チューブ用フィルタ144、などで構成されている。
ここで、本実施の形態において、特殊色用の現像剤補給装置90Sは、図6(B)に示すように、トナー容器32Sと貯留部81Sとが一体的に、現像剤補給装置90Sに対して着脱できるように構成されている。具体的に、第1チューブ95Sの上流側開口(ノズル部)に対して、トナー容器32Sと貯留部81Sとが一体化されたユニットの吸引口83が着脱可能に設置されることになる。このように、トナー容器32Sと貯留部81Sとを一体化したユニットとして構成することで、種類の異なる特殊色用のトナー容器32Sに交換しても、交換後の特殊色トナーが貯留されるべき貯留部81Sに、交換前の特殊色トナーが混色される不具合を軽減することができる。
これに対して、図6(A)に示すように、黒色用の現像剤補給装置90Kは、カラー用の現像剤補給装置90Y、90M、90Cと同様に、トナー容器32Kが貯留部81K(現像剤補給装置90K)に対して着脱できるように構成されている。
なお、いずれの現像剤補給装置90Y、90M、90C、90K、90Sにおいても、チューブ95(又は、第1チューブ95S、96S、第2チューブ96S、96K)は、先に説明したように、種々の部材が密集する空間にはい回されていて、その交換作業が困難であるため、原則的に画像形成装置本体100からユーザーが取り外さなくても良いように固定されている。
また、本実施の形態において、特殊色用の現像剤補給装置90Sは、図7に示すように、搬送ポンプ60Sが、現像剤補給装置90Sに対してサブホッパ70S(被補給体)とともに一体的に着脱可能に構成されている。さらに、搬送ポンプ60Sとサブホッパ70Sとが一体化されたユニットに対して、現像装置5S(プロセスカートリッジ6Sに搬送管98が接続された状態のものである。)が着脱可能に構成されている。そして、種類の異なる特殊色用のトナー容器32S(及び、貯留部81S)に交換されるときに、それに対応するように、種類の異なる特殊色用の搬送ポンプ60S及びサブホッパ70Sと、種類の異なる特殊色用の現像装置5Sと、が図7に示すように着脱されることになる。これにより、交換後の特殊色トナーが収納されるべき現像装置5Sやサブホッパ70Sに、交換前の特殊色トナーが混色される不具合を軽減することができる。
なお、本実施の形態では、図7に示すように、搬送ポンプ60Sとサブホッパ70Sとが一体化されたユニットに、現像装置5Sの着脱動作に連動して排出口74を開閉するシャッタ79が設けられている。これにより、搬送ポンプ60Sとサブホッパ70Sとが一体化されたユニットに対して、現像装置5Sが取り外された場合であっても、サブホッパ70Sの排出口74からトナーが漏出する不具合を防止することができる。
また、本実施の形態では、黒色用の現像剤補給装置90Kも、特殊色用の現像剤補給装置90Sと同様に、図7に示すように搬送ポンプ60Kとサブホッパ70Kとが一体化されたユニットと、現像装置5Kと、がそれぞれ別々に着脱されるように構成されている。
図5等を参照して、第1搬送路としての第1チューブ95Sは、搬送ポンプ60Sに接続された状態でトナー(現像剤)が搬送されるものであって、イエロー用の現像剤補給装置90Yにおけるチューブ95と同様に機能する。第1チューブ95Sの下流側開口95a(一端側)には、搬送ポンプ60Sが着脱可能に接続されている。また、第1チューブ95Sの上流側開口(他端側)には、トナー容器32Sから排出されたトナーが貯留される貯留部81Sが着脱可能に接続されている。第1チューブ95Sは、イエロー用の現像剤補給装置90Yにおけるチューブ95と同様に、親トナー性の低いフレキシブルなゴム材料で形成されている。
開閉バルブ97は、第1チューブ95Sの搬送路中に設置されて、その搬送路を開閉するものである。
具体的に、開閉バルブ97がオフ状態にあるときには、第1チューブ95S(第1搬送路)が開放されて、その上流側と下流側との間でトナーや空気の流動が可能になる。これに対して、開閉バルブ97がオン状態にあるときには、第1チューブ95S(第1搬送路)が閉鎖されて、その上流側と下流側との間でのトナーや空気の流動が遮断されることになる。
特に、本実施の形態では、開閉バルブ97としてピンチバルブが用いられていて、開閉バルブ97の内部にトナーが入り込んでバルブ機能が低下してしまう不具合を生じにくくしている。
また、本実施の形態では、開閉バルブ97がオン状態にあるかオフ状態にあるかを制御部120によって制御できるとともに、その状態を検知できるように構成されている。具体的に、ユーザー(又は、サービスマン)は、装置本体100の外装部に設置された操作パネルを操作して、開閉バルブ97をオフ状態からオン状態に可変したり、オン状態からオフ状態に可変したりすることになる。
第2搬送路としての第2チューブ96Sは、開閉バルブ97に対して下流側の位置で第1チューブ95Sに対して分岐するように接続されている。具体的に、貯留部81Sから分岐部までは1つのチューブ(第1チューブ95Sである。)で形成されていて、分岐部から2つのチューブ95S、96Sに分岐するように形成されている。特に、本実施の形態において、2つのチューブ95S、96Sが分岐する分岐部は、開閉バルブ97の近傍に形成されている。第2チューブ96Sは、第1チューブ95Sと同様に、親トナー性の低いフレキシブルなゴム材料で形成されている。
開閉部材としての第2チューブ用開閉部材141は、第2チューブ96Sの先端開口96aを開閉するものである(図9をも参照できる)。本実施の形態において、第2チューブ用開閉部材141は、手動で先端開口96aを開閉できるように構成されている。
フィルタとしての第2チューブ用フィルタ142は、第2チューブ96Sの先端開口96aを覆うように設置されている(図9をも参照できる)。また、第2チューブ用フィルタ142は、第2チューブ用開閉部材141とは別に、第2チューブ96Sの先端開口96aを手動で開閉できるように設置されている。第2チューブ用フィルタ142は、トナー(現像剤)を捕集して空気を通過できるように構成されたものであって、公知のトナーフィルタを用いることができる。
一方、第1搬送路用開閉部材としての第1チューブ用開閉部材143は、第1チューブ95Sの下流側開口95aを開閉するものである(図9を参照できる)。本実施の形態において、第1チューブ用開閉部材143は、手動で下流側開口95aを開閉できるように構成されている。
第1搬送路用フィルタとしての第1チューブ用フィルタ144は、第1チューブ95Sの下流側開口95aを覆うように設置されている(図9を参照できる)。また、第1チューブ用フィルタ144は、第1チューブ用開閉部材143とは別に、第1チューブ95Sの下流側開口95aを手動で開閉できるように設置されている。第1チューブ用フィルタ144は、トナー(現像剤)を捕集して空気を通過できるように構成されたものであって、公知のトナーフィルタを用いることができる。
ここで、本実施の形態では、このように構成された特殊色用の現像剤補給装置90Sにおいて、サブホッパ70S(被補給部)に向けてトナー(現像剤)を補給する「補給モード」が実行されるときには、開閉バルブ97によって第1チューブ95S(第1搬送路)が開放されるとともに、図9(A)に示すように、第2チューブ用開閉部材141(開閉部材)によって第2チューブ96Sの先端開口96aが閉鎖された状態で、搬送ポンプ60S(モータ67)が稼働されることになる。このような補給モード時の動作は、黒色用の現像剤補給装置90Kにおいても、同様におこなわれる。
このような「補給モード」が実行される場合は、図1、図8(A)に示すような、現像装置5Y、5M、5C、5K、5Sと、サブホッパ70Y、70M、70C、70K、70Sと、搬送ポンプ60Y、60M、60C、60K、60Sと、の並び順で、先に図1、図2等を用いて説明した画像形成プロセスがおこなわれる場合であって、先に説明したように、例えば、特殊色トナーとしてクリアトナーが用いられる場合である。すなわち、このような「補給モード」は、通常の画像形成プロセスにおける制御として、ユーザーの通常のプリント指令をおこなう操作に連動しておこなわれることになる。
このとき、図9(A)に示すように、第2チューブ96Sの先端開口96aは、第2チューブ用開閉部材141(開閉部材)によって閉鎖されているため、第1チューブ95Sにおけるトナー搬送の妨げになることはない。また、第1チューブ95Sの下流側開口95aは、第1チューブ用開閉部材143も第1チューブ用フィルタ144も干渉しないように開放された状態で搬送ポンプ60Sに接続されているため、第1チューブ95Sにおけるトナー搬送の妨げになることはない。
そして、本実施の形態において、第1チューブ95Sの内部を清掃する「清掃モード」が実行されるときには、開閉バルブ97によって第1チューブ95S(第1搬送路)が閉鎖されるとともに、図9(B)に示すように、第2チューブ用開閉部材141(開閉部材)によって第2チューブ96Sの先端開口96aが開放された状態で、搬送ポンプ60Sが稼働されることになる。このとき、第2チューブ用フィルタ142は、第2チューブ96Sの先端開口96aを覆った状態(閉鎖した状態)である。また、第1チューブ95Sの下流側開口95aは、搬送ポンプ60Sに接続された状態である。
このように、第2チューブ96Sの先端開口96aは第2チューブ用フィルタ142で覆われた状態であって、開閉バルブ97は閉鎖された状態であるため、第2チューブ96Sの先端開口96aからトナーが漏出することなく空気のみが吸引されながら、第2チューブ96Sから分岐部(開閉バルブ97)を介して第1チューブ95Sの下流側開口95aに至る搬送路に残留するトナーが、搬送ポンプ60Sによってきれいに吸引され清掃されることになる。したがって、清掃モード後であれば、第1チューブ95Sに対して搬送ポンプ60Sを取り外しても、第1チューブ95Sからトナーが漏出することはない。
なお、本実施の形態では、開閉可能な第2チューブ用フィルタ142を設置して、清掃モード時に、第2チューブ96Sの先端開口96aを第2チューブ用フィルタ142で覆うように構成したが、清掃モード時には第2チューブ96Sの先端開口96aから空気が吸引されて積極的にトナーが漏出しにくい状況ではあるため、そのようなトナーの漏出が無視できるような場合には第2チューブ用フィルタ142の設置を省略することができる。このことは、後述する第2清掃モード時における第1チューブ用フィルタ144についても同様である。
また、このように「清掃モード」がおこなわれるときに、第1チューブ95Sの上流側開口から開閉バルブ97に至る搬送路は清掃されないことになるが、開閉バルブ97(及び、分岐部)は、第1チューブ95Sの搬送路の最上流部又はその近傍に設置されているため、そこに残留するトナーは微少であって、上述したトナー混色などの問題が生じることはない。
このような「清掃モード」は、先に説明したように種類の異なる特殊色用のトナー容器32S(及び、貯留部81S)に交換されるときにおこなわれるとともに、単純に第1チューブ95Sのトラブル(トナーが詰まってチューブ95S内の搬送性が低下してしまうトラブルなどである。)が生じた場合にも実行される。
前者の場合には、トナー容器32S(及び、貯留部81S)が交換される前であっても交換された後であっても、搬送ポンプ60S、サブホッパ70S、現像装置5Sが交換される前におこなうことができる。そして、そのような場合に、いずれにしても、トナー容器32Sや貯留部81Sに残留するトナーを吸い取ってしまうことなく、第1チューブ95Sの内部の清掃が比較的短時間に充分かつ効率的におこなわれることになる。
また、後者の場合には、トナー容器32S(及び、貯留部81S)を取り外すことなくおこなうことができて、トナー容器32Sや貯留部81Sに残留するトナーを吸い取ってしまうことなく、第1チューブ95Sの内部の清掃が比較的短時間に充分かつ効率的におこなわれることになる。
このような「清掃モード」は、画像形成装置本体100の外装部に設置された操作パネルをユーザー(又は、サービスマン)が操作することによって、制御部120の制御によっておこなわれる。
このとき、操作パネルの操作によって「清掃モード」の実行が選択されても、開閉バルブ97の閉鎖が制御部120によって検知されなかったり、開閉部材141、143の開閉状態を検知するセンサ(例えば、プッシュ型センサである。)やフィルタ142、144の開閉状態を検知するセンサ(例えば、プッシュ型センサである。)によって図9(B)の状態が検知されなかったりした場合には、正常に清掃モードがおこなわれないものとして、「清掃モード」は実行されないことになる。
このような制御は、後述する「第2清掃モード」においても同様におこなわれることになる。
ここで、本実施の形態において、第2チューブ96Sは、先端開口96aが、図1、図8(A)に示す特殊色用のサブホッパ70S(被補給部)とは別のサブホッパ(別の被補給部)にトナーを補給するための別の搬送ポンプ(図1、図8(A)に示す特殊色用の搬送ポンプ60Yとは異なる別の搬送ポンプである。)に接続可能に構成されている。具体的に、第2チューブ96Sは、図8(A)に示す黒色用の搬送ポンプ60Kに接続可能に構成されている。ただし、実際には、黒色用の搬送ポンプ60Kに第2チューブ96Sが接続されることはなく、図8(B)に示すように、図8(A)に示す黒色用の搬送ポンプ60Kの位置に入れ替えて設置された特殊色用の搬送ポンプ60Sに第2チューブ96Sが接続されることになる。
このように構成することで、トナー容器32Y、32M、32C、32K、32Sと、現像剤補給装置90Y、90M、90C、90K、90Sと、の並び順を変えることなく、図8(B)に示すような、現像装置5Y、5M、5C、5K、5Sと、サブホッパ70Y、70M、70C、70K、70Sと、搬送ポンプ60Y、60M、60C、60K、60Sと、の並び順で画像形成プロセスをおこなうことが可能になる。このような並び順で画像形成プロセスをおこなう場合としては、先に説明したように、例えば、特殊色トナーとして白色トナーが用いられる場合である。
詳しくは、上述した「清掃モード」が実行された後に、第1チューブ95Sと搬送ポンプ60Sとの接続が解除されて、図9(C)に示すように、第1チューブ用開閉部材143によって第1チューブ95Sの下流側開口95aが閉鎖されるとともに、第2チューブ用開閉部材141によって第2チューブ96Sの先端開口96aが開放されて、第2チューブ用フィルタ142が先端開口96aを開放した状態で先端開口96aが別の搬送ポンプ(図8(B)の位置に設置された特殊色用の搬送ポンプ60Sである。)に接続されて、その後に開閉バルブ97によって第1チューブ95S(第1搬送路)が開放された状態で図8(B)の位置に設置された特殊色用のサブホッパ70S(別の被補給体)に向けてトナーを補給する「第2補給モード」が実行される。
このような「第2補給モード」は、先に説明した「清掃モード」が実行された後に、特殊色用のトナー容器32S(及び、貯留部81S)が所望の種類のものに交換されて、特殊色用の搬送ポンプ60S、サブホッパ70S、現像装置5Sも同様に所望の種類のものに交換された後であって、後述する「初期補給モード」が実行された後におこなわれるものであって、図8(B)の状態で、通常の画像形成プロセスにおける制御として、ユーザーの通常のプリント指令をおこなう操作に連動しておこなわれることになる。
なお、種類の異なる特殊色用のトナー容器32S(及び、貯留部81S)に交換するために「清掃モード」が実行されても、特殊色用のトナー容器32S(及び、貯留部81S)が所望の種類のものに交換されて、特殊色用の搬送ポンプ60S、サブホッパ70S、現像装置5Sも同様に所望の種類のものに交換されたことが確認されない場合には、「第2補給モード」や後述する「初期補給モード」はおこなわれず、画像形成装置100の表示パネルにその旨が報知されることになる。
具体的に、図6(B)に示すように、トナー容器32Sと貯留部81Sとが一体化されたユニットには、トナーの種類などに関する情報が記憶された電子基板36が設置されている。また、画像形成装置本体100には、トナー容器32Sと貯留部81Sとが一体化されたユニットが正常にセットされた場合に、電子基板36に記憶された情報を読み取って制御部120に送るアンテナ基板131が設置されている。
また、図6(A)に示すように、黒色用、カラー用のトナー容器32Y、32M、32C、32Kには、トナーの種類などに関する情報が記憶された電子基板35が設置されている。また、キャップ受部91(画像形成装置本体100)には、トナー容器32Y、32M、32C、32Kが正常にセットされた場合に、電子基板35に記憶された情報を読み取って制御部120に送るアンテナ基板130が設置されている。
これらの構成により、特殊色用のトナー容器32S(及び、貯留部81S)が所望の種類のものに正常に交換された状態を検知することが可能になる。
また、図7に示すように、搬送ポンプ60Sとサブホッパ70Sとが一体化されたユニットには、トナーの種類などに関する情報が記憶された電子基板133が設置されている。また、画像形成装置本体100には、搬送ポンプ60Sとサブホッパ70Sとが一体化されたユニットが正常にセットされた場合に、電子基板133に記憶された情報を読み取って制御部120に送るアンテナ基板132が設置されている。
さらに、現像装置5Sには、トナーの種類などに関する情報が記憶された電子基板135が設置されている。また、画像形成装置本体100には、現像装置5Sが正常にセットされた場合に、電子基板135に記憶された情報を読み取って制御部120に送るアンテナ基板134が設置されている。
これらの構成により、特殊色用の搬送ポンプ60S、サブホッパ70S、現像装置5Sがそれぞれ所望の種類のものに正常に交換された状態を検知することが可能になる。
このような制御は、後述する「第2清掃モード」が実行された後にも同様におこなわれることになる。
ここで、本実施の形態において、第2チューブ96Sの内部を清掃する「第2清掃モード」が実行されるときには、開閉バルブ97によって第1チューブ95S(第1搬送路)が閉鎖されて、図9(D)に示すように、第1チューブ用開閉部材143によって第1チューブ95Sの下流側開口95aが開放されるとともに、第1チューブ用フィルタ144が下流側開口95aを閉鎖した状態(下流側開口95aを覆った状態)で、第2チューブ96Sに接続された状態の別の搬送ポンプ(図8(B)の位置に設置された特殊色用の搬送ポンプ60Sである。)が稼働される。
このように、第1チューブ95Sの下流側開口95aは第1チューブ用フィルタ144で覆われた状態であって、開閉バルブ97は閉鎖された状態であるため、第1チューブ95Sの下流側開口95aからトナーが漏出することなく空気のみが吸引されながら、第1チューブ95Sの下流側開口95aから分岐部(開閉バルブ97)を介して第2チューブ96Sの先端開口96aに至る搬送路に残留するトナーが、清掃モード時と同様に、搬送ポンプ60Sによってきれいに吸引され清掃されることになる。
そして、「第2清掃モード」が実行された後に、特殊色用のトナー容器32S(及び、貯留部81S)がさらに所望の種類のものに交換されて、特殊色用の搬送ポンプ60S、サブホッパ70S、現像装置5Sも同様に所望の種類のものに交換された後であって、後述する「初期補給モード」が実行された後に、図9(A)等を用いて説明した「補給モード」が再びおこなわれることになる。
ここで、本実施の形態では、「清掃モード」が実行されているときに、サブホッパ70S(被補給部)からトナー(現像剤)を排出するように制御している。具体的に、清掃モード時には、サブホッパ70Sの搬送スクリュ71、72が回転駆動されるように、制御部120によって補給モータ121が制御されて、サブホッパ70Sから現像装置5Sに向けてトナーが排出されることになる。
これにより、清掃モードが実行されて、第1チューブ95S内に残留したトナーが一気にサブホッパ70Sに流入して、サブホッパ70Sからトナーが噴き出す不具合が防止される。
また、本実施の形態では、「清掃モード」が実行されて、上述したようにサブホッパ70Sから現像装置5Yに向けてトナーが排出されるときに、現像装置5Yからトナーを排出するように制御している。具体的に、清掃モード時には、先に説明したものとほぼ同様の作像プロセス(ただし、1次転写工程はおこなわない。)をおこなって、感光体ドラム上にトナー像(例えば、黒ベタの帯状パターンである。)を形成して、現像装置5S内のトナーが消費されるようにしている。
これにより、清掃モードが実行されて、第1チューブ95S内に残留したトナーがサブホッパ70Sを介して現像装置5Sに流入して、現像装置5Sからトナーが噴き出す不具合が防止される。
なお、これらのような制御は、先に説明した「第2清掃モード」が実行されるときにも、同様におこなわれることになる。
また、本実施の形態では、「清掃モード」が実行されているときに、ホッパ残量センサ76(検知手段)によってサブホッパ70S内におけるトナーの不足状態が検知されてから、さらに所定条件にて搬送ポンプ60S(モータ67)を稼働した後に搬送ポンプ60S(モータ67)を停止して「清掃モード」を終了するように制御している。
具体的に、本実施の形態では、「清掃モード」が実行された後に、ホッパ残量センサ76によって不足状態が検知されると、直ちに搬送ポンプ60S(モータ67)が駆動停止されるのではなくて、搬送ポンプ60S(モータ67)が所定回数だけ一定間隔で間欠駆動されて、その後に搬送ポンプ60S(モータ67)の回転数を上げてトナー搬送力が高められた状態で所定時間だけさらに連続駆動される。
このように、サブホッパ70S内にトナーが無い状態が検知された後にも、さらに搬送ポンプ60S(モータ67)を駆動させることで、第1チューブ95Sの内部に残留していたトナーがさらに確実に清掃されることになる。
なお、これらのような制御は、先に説明した「第2清掃モード」が実行されるときにも、同様におこなわれることになる。
また、本実施の形態では、「清掃モード」が終了した後に、開閉バルブ97によって第1チューブ95S(第1搬送路)が開放された状態で、サブホッパ70Sのホッパ残量センサ76(検知手段)によってトナーの不足状態が検知されなくなるまで、トナー容器32S(現像剤容器)からサブホッパ70S(被補給体)に向けてトナー(現像剤)が補給されるように「初期補給モード」が実行される。
具体的に、「初期補給モード」は、「清掃モード」が終了した直後であって、補給モード(通常の画像形成プロセス)がおこなわれる前に、実行される。初期補給モード時には、ホッパ残量センサ76(検知手段)によってサブホッパ70S内に所定量を超えるトナーが収容された状態が検知されるまで、補給モータ121によって搬送スクリュ71、72を回転駆動させてサブホッパ70S内のトナーを循環させながら、搬送ポンプ60S(モータ67)を駆動することになる。また、初期補給モード時には、補給モード時と同様に、図9(A)に示すように、第1チューブ95Sが搬送ポンプ60Sに接続され、第2チューブ96Sが第2チューブ用開閉部材141によって閉鎖された状態になっている。
このように初期補給モードをおこなうことで、その後におこなわれる補給モード(通常の画像形成プロセス)において、現像装置5Yに補給されるトナーが不足することなく、良好な画像形成動作をおこなうことができる。
なお、これらのような制御は、先に説明した「第2清掃モード」が終了した後にも、同様におこなわれることになる。
なお、上述したような図8(A)の状態から図8(B)の状態への(又は、図8(B)の状態から図8(A)の状態への)、現像装置5Y、5M、5C、5K、5Sと、サブホッパ70Y、70M、70C、70K、70Sと、搬送ポンプ60Y、60M、60C、60K、60Sと、の並び順の変更がおこなわれるときに、黒色用の現像剤補給装置90Kについても、ここまで説明した特殊色用の現像剤補給装置90Sにおける制御や操作と同様のものがおこなわれることになる。
以上説明したように、本実施の形態における現像剤補給装置90Sは、第1チューブ95S(第1搬送路)の下流側開口95aに搬送ポンプ60Sが着脱可能に接続されていて、第1チューブ95Sの搬送路中に開閉バルブ97が設置されて、開閉バルブ97に対して下流側の位置で第1チューブ95Sに対して分岐するように第2チューブ96S(第2搬送路)が接続されている。そして、補給モード時には、開閉バルブ97が開放されて、開閉部材141によって第2チューブ96Sの先端開口96aが閉鎖された状態で、搬送ポンプ60Sが稼働される。これに対して、清掃モード時には、開閉バルブ97が閉鎖されて、閉部材141によって第2チューブ96Sの先端開口96aが開放された状態で、搬送ポンプ60Sが稼働される。
これにより、現像剤補給装置90Sに設置されたチューブ95Sの内部の清掃を、トナー容器32S(現像剤容器)を取り外すことなく、比較的短時間に充分かつ効率的におこなうことができる。
なお、本実施の形態では、現像装置5Yが感光体ドラム1Y(像担持体)と帯電部4Yとクリーニング装置2Yとともに、プロセスカートリッジ6Yとして一体化されているものに対して、本発明を適用した。しかし、本発明の適用はこれに限定されることなく、現像装置5Yが単体で画像形成装置本体100に対して着脱されるユニットして構成されている場合であっても、当然に本発明を適用することができる。
なお、本願において、「プロセスカートリッジ」とは、像担持体を帯電する帯電部(帯電装置)と、像担持体上に形成された潜像を現像する現像装置(現像部)と、像担持体上をクリーニングするクリーニング装置(クリーニング部)とのうち、少なくとも1つと、像担持体とが、一体化されて、画像形成装置本体に対して着脱可能に設置されるユニットと定義する。
また、本実施の形態では、略筒状の容器本体が回転駆動されるトナー容器32Sが設置された現像剤補給装置90Sに対して本発明を適用したが、現像剤補給装置に設置されるトナー容器の形態はこれに限定されることなく、例えば、箱形状のトナー容器が設置された現像剤補給装置に対しても本発明を適用することができる。
また、本実施の形態では、複数の作像部(プロセスカートリッジ)が設けられたカラー画像形成装置100に対して本発明を適用したが、1つの作像部が設けられた単色の画像形成装置に対しても当然に本発明を適用することができる。その場合、「清掃モード」は、色(種類)の異なるトナーに対応したトナー容器や現像装置などの交換をおこなうことなく単純に第1チューブ95Sの内部の清掃をおこなうときや、色(種類)の異なるトナーに対応したトナー容器や現像装置などの交換をおこなうために第1チューブ95Sの内部の清掃をおこなうときに、実行されることになり、第2チューブ96Sは別の搬送ポンプに接続されることはない。
そして、それらのような場合であっても、チューブ95Sの内部の清掃を、トナー容器32S(現像剤容器)を取り外すことなく、比較的短時間に充分かつ効率的におこなうことができる。
また、本実施の形態では、特殊色用の現像剤補給装置90Sと、黒色用の現像剤補給装置90Kと、に対して、本発明を適用したが、その他のカラー用の現像剤補給装置90Y、90M、90Cに対しても、当然に本発明を適用することができる。
また、本実施の形態では、搬送ポンプ60Sに接続された被補給部を、現像装置5Sに接続されたサブホッパ70Sとした。これに対して、搬送ポンプ60Sに接続された被補給部を、現像装置5Yとすることもできる。すなわち、サブホッパを介在しないで搬送ポンプ60Sから現像装置5Sに直接的にトナー補給されるように構成することもできる。
また、本実施の形態では、開閉バルブ97としてピンチバルブを用いたが、開閉バルブはこれに限定されることなく、第1チューブ95S、95K(第1搬送路)を開閉できるものであればよい。
そして、それらのような場合であっても、本実施の形態のものとほぼ同様の効果を得ることができる。
なお、本発明が本実施の形態に限定されず、本発明の技術思想の範囲内において、本実施の形態の中で示唆した以外にも、実施の形態は適宜変更され得ることは明らかである。また、上記構成部材の数、位置、形状等は本実施の形態に限定されず、本発明を実施する上で好適な数、位置、形状等にすることができる。
5Y、5M、5C、5K、5S 現像装置、
6Y、6M、6C、6K、6S プロセスカートリッジ、
32Y、32M、32C、32K、32S トナー容器(現像剤容器)、
60Y、60M、60C、60K、60S 搬送ポンプ、
70Y、70M、70C、70K、70S サブホッパ(被補給部)、
76 ホッパ残量センサ(検知手段)、
81Y、81M、81C、81K、81S 貯留部、
90Y、90M、90C、90K、90S 現像剤補給装置、
95 チューブ(搬送管)、
95S、95K 第1チューブ(第1搬送路)、
95a 下流側開口、
96S、96K 第2チューブ(第2搬送路)、
96a 先端開口、
97 開閉バルブ、
100 画像形成装置(画像形成装置本体)、
141 第2チューブ用開閉部材(開閉部材)、
142 第2チューブ用フィルタ(フィルタ)、
143 第1チューブ用開閉部材(第1搬送路用開閉部材)、
144 第1チューブ用フィルタ(第1搬送路用フィルタ)。
特開2014−170052号公報

Claims (10)

  1. 現像剤容器に収容された現像剤を被補給部に向けて補給する現像剤補給装置であって、
    現像剤が搬送される第1搬送路と、
    前記第1搬送路の下流側開口に着脱可能に接続された搬送ポンプと、
    前記第1搬送路の搬送路中に設置されて、その搬送路を開閉する開閉バルブと、
    前記開閉バルブに対して下流側の位置で前記第1搬送路に対して分岐するように接続された第2搬送路と、
    前記第2搬送路の先端開口を開閉する開閉部材と、
    を備え、
    前記被補給部に向けて現像剤を補給する補給モードが実行されるときには、前記開閉バルブによって前記第1搬送路が開放されるとともに、前記開閉部材によって前記第2搬送路の前記先端開口が閉鎖された状態で、前記搬送ポンプが稼働され、
    前記第1搬送路の内部を清掃する清掃モードが実行されるときには、前記開閉バルブによって前記第1搬送路が閉鎖されるとともに、前記開閉部材によって前記第2搬送路の前記先端開口が開放された状態で、前記搬送ポンプが稼働されることを特徴とする現像剤補給装置。
  2. 前記第1搬送路の前記下流側開口を開閉する第1搬送路用開閉部材を備え、
    前記第2搬送路は、前記先端開口が、前記被補給部とは別の被補給部に現像剤を補給するための前記搬送ポンプとは異なる別の搬送ポンプに接続可能に構成され、
    前記清掃モードが実行された後に、前記第1搬送路と前記搬送ポンプとの接続が解除されて、前記第1搬送路用開閉部材によって前記第1搬送路の前記下流側開口が閉鎖されるとともに、前記開閉部材によって前記第2搬送路の前記先端開口が開放された状態で前記先端開口が前記別の搬送ポンプに接続されて、その後に前記開閉バルブによって前記第1搬送路が開放された状態で前記別の被補給体に向けて現像剤を補給する第2補給モードが実行されることを特徴とする請求項1に記載の現像剤補給装置。
  3. 前記第2搬送路の前記先端開口を覆うように設置されるとともに、現像剤を捕集して空気を通過できるように構成されて、前記開閉部材とは別に前記第2搬送路の前記先端開口を開閉できるように設置されたフィルタを備え、
    前記清掃モードが実行された後に、前記第1搬送路と前記搬送ポンプとの接続が解除されて、前記第1搬送路用開閉部材によって前記第1搬送路の前記下流側開口が閉鎖されるとともに、前記開閉部材によって前記第2搬送路の前記先端開口が開放されて、前記フィルタが前記先端開口を開放した状態で前記先端開口が前記別の搬送ポンプに接続されて、その後に前記開閉バルブによって前記第1搬送路が開放された状態で前記別の被補給体に向けて現像剤を補給する第2補給モードが実行されることを特徴とする請求項1に記載の現像剤補給装置。
  4. 前記第1搬送路の前記下流側開口を覆うように設置されるとともに、現像剤を捕集して空気を通過できるように構成されて、前記第1搬送路用開閉部材とは別に前記第1搬送路の前記下流側開口を開閉できるように設置された第1搬送路用フィルタを備え、
    前記第2搬送路の内部を清掃する第2清掃モードが実行されるときには、前記開閉バルブによって前記第1搬送路が閉鎖されて、前記第1搬送路用開閉部材によって前記第1搬送路の前記下流側開口が開放されるとともに、前記第1搬送路用フィルタが前記下流側開口を閉鎖した状態で、前記第2搬送路に接続された状態の前記別の搬送ポンプが稼働されることを特徴とする請求項2又は請求項3に記載の現像剤補給装置。
  5. 前記開閉バルブは、前記第1搬送路の最上流部又はその近傍に設置されたことを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれかに記載の現像剤補給装置。
  6. 前記清掃モードが実行されているときに、前記被補給部から現像剤を排出するように制御することを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれかに記載の現像剤補給装置。
  7. 前記被補給部に収容された現像剤が所定量に達していない不足状態を検知する検知手段を備え、
    前記清掃モードが実行されているときに、前記検知手段によって前記不足状態が検知されてから、さらに所定条件にて前記搬送ポンプを稼働した後に前記搬送ポンプを停止して前記清掃モードを終了することを特徴とする請求項6に記載の現像剤補給装置。
  8. 前記被補給部に収容された現像剤が所定量に達していない不足状態を検知する検知手段を備え、
    前記清掃モードが終了した後に、前記開閉バルブによって前記第1搬送路が開放された状態で、前記検知手段によって前記不足状態が検知されなくなるまで、前記現像剤容器から前記被補給体に向けて現像剤が補給されるように初期補給モードが実行されることを特徴とする請求項1〜請求項7のいずれかに記載の現像剤補給装置。
  9. 前記被補給体は、像担持体に形成された潜像を現像する現像装置、又は、前記現像装置に接続されたサブホッパであり、
    前記搬送ポンプは、当該現像剤補給装置に対して前記被補給体とともに一体的に着脱可能に構成され、
    前記第1搬送路の上流側開口に対して着脱可能に接続されて、前記現像剤容器から排出された現像剤が貯留される貯留部を備えたことを特徴とする請求項1〜請求項8のいずれかに記載の現像剤補給装置。
  10. 請求項1〜請求項9のいずれかに記載の現像剤補給装置を備えたことを特徴とする画像形成装置。
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