JP2019128413A - 画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
Description
そして、特許文献1の画像形成装置は、中間転写ベルトの搬送方向最上流に特殊色(透明色)用の現像装置が配置されて、その下流側に4色用(YMCB用)の現像装置が配置された第1の状態と、中間転写ベルトの搬送方向最下流に特殊色(透明色)用の現像装置が配置されて、その上流側に4色用(YMCB用)の現像装置が配置された第2の状態と、を切り替える変位手段が設置されている。
また、特許文献2の画像形成装置は、通常のカラー画像を形成するための4色(YMCB用)のプロセスカートリッジ(画像形成ユニット)と、特殊色(白色)用のプロセスカートリッジ(画像形成ユニット)と、が、記録媒体の搬送方向に沿うように並設されて、記録媒体の表面に直接的に複数色のトナー像を重ねて転写するものであって、4色のプロセスカートリッジと特殊色用のプロセスカートリッジとの配列を変更できるように構成されている。
図1は画像形成装置としてのプリンタを示す構成図であり、図2はそのプロセスカートリッジ6Yの近傍を示す拡大図である。
また、図2をも参照して、画像形成装置100には、複数の感光体ドラム1Y、1M、1C、1K、1S(像担持体)に形成された潜像をそれぞれ異なる色で現像する複数の現像装置5Y、5M、5C、5K、5Sが着脱可能に設置されている。
また、画像形成装置100には、複数のトナー容器32Y、32M、32C、32K、32Sに収容されたトナーを複数の現像装置5Y、5M、5C、5K、5Sにそれぞれ補給するための複数の現像剤補給装置90Y、90M、90C、90K、90Sが設置されている。図3をも参照して、複数の現像剤補給装置90Y、90M、90C、90K、90Sは、それぞれ、キャップ受部91、貯留部81、搬送ポンプ60、サブホッパ70、チューブ95、搬送管98等で構成されている。
図1に示すように、最右方には、特殊色に対応したトナー容器32S(現像剤補給装置90S)が設置されている。そして、その左方には、黒色(ブラック)に対応したトナー容器32K(現像剤補給装置90K)が設置されている。さらにその左方には、カラー用の3色(イエロー、マゼンタ、シアン)に対応したトナー容器32Y、32M、32C(現像剤補給装置90Y、90M、90C)が、右方からシアン、マゼンタ、イエローの順に設置されている。
特に、特殊色に対応したトナー容器32Sは、その内部に収容されたトナーがすべて消費される前に、ユーザーの用途に応じて、他の種類の特殊色用のトナー容器32Sに交換される場合が多く、その交換頻度が他のトナー容器32Y、32M、32C、32Kに比べて多くなる。
また、カラー用の3つの現像剤補給装置90Y、90M、90Cは、それぞれ、カラー用のトナー容器32Y、32M、32C(現像剤容器)に収容されたカラー(イエロー、マゼンタ、シアン)のトナー(現像剤)を、カラー用の現像装置5Y、5M、5Cにそれぞれ補給するためのものである。
また、特殊色用の現像剤補給装置90Sは、特殊色用のトナー容器32S(現像剤容器)に収容された特殊色のトナー(現像剤)を、特殊色用の現像装置5Sに補給するためのものである。
特に、特殊トナーは、黒色トナーやカラートナーとは異なるもので、ユーザーの用途に合わせて公知のクリアトナー(透明トナー、無色トナー、無彩色トナー、ノーピグメントトナーなどである。)や白色トナーなどを用いることができる。
図1に示すように、5つのプロセスカートリッジ6Y、6M、6C、6K、6S(現像装置5Y、5M、5C、5K、5S)の基本的な並び順(配列)は、中間転写ベルト8の走行方向上流側から、特殊色用のプロセスカートリッジ6S(現像装置5S)、イエロー用のプロセスカートリッジ6Y(現像装置5Y)、マゼンタ用のプロセスカートリッジ6M(現像装置5M)、シアン用のプロセスカートリッジ6C(現像装置5C)、黒色用のプロセスカートリッジ6K(現像装置5K)、となっている。
また、5つのサブホッパ70Y、70M、70C、70K、70S(5つの搬送ポンプ60Y、60M、60C、60K、60Sがそれぞれ一体的に設置されている。)の並び順(配列)も、5つのプロセスカートリッジ6Y、6M、6C、6K、6S(現像装置5Y、5M、5C、5K、5S)の並び順(配列)と同じになっている。
そして、これらの並び順(配列)は、ユーザーの用途に応じて適宜に変更できるように構成されている。これにより、用途に合わせて最適な画像を形成することができる。また、そのように配列の変更をおこなうときに、配列を変更した現像装置やサブホッパに違う色のトナーが混ざることがない(混色が生じない)ように、配列の変更は色単位でおこなわれる。
なお、本実施の形態では、黒色用サブホッパ70Kと特殊色用サブホッパ70Sとの入れ替え動作に特徴があるが、それについては後で図6などを用いて詳述する。
そして、そのような場合に、特殊色トナーの種類に応じて、特殊色用のプロセスカートリッジ6S(現像装置5S)の並び順(配列)を、中間転写ベルト8の移動方向最上流側から移動方向最下流側に変更した方が良い場合がある。例えば、特殊色トナーとしてクリアトナーが用いられる場合には、画像の光沢性を向上させる目的で用いられることが多く、中間転写ベルト8上に最初に1次転写されることが望ましいとされ、図1に示すように、特殊色用のプロセスカートリッジ6S(現像装置5S)が中間転写ベルト8の移動方向最上流に配置される。これに対して、特殊色トナーとして白色トナーが用いられる場合には、白色ではない有色のシートP上に画像を形成する目的で用いられることが多く、シートP上の最下層に2次転写されることが望ましいとされ、特殊色用のプロセスカートリッジ6S(現像装置5S)が中間転写ベルト8の移動方向最下流に配置される。そして、そのような特殊色用のプロセスカートリッジ6S(現像装置5S)の設置位置の変更にともない、黒色用のプロセスカートリッジ6K(現像装置5K)の設置位置が入れ替えられるように変更されることになる。また、そのような入れ替えにともない、特殊色用サブホッパ70S(特殊色用搬送ポンプ60S)の設置位置と、黒色用サブホッパ70K(黒色用搬送ポンプ60K)の設置位置と、の入れ替えがおこなわれることになる。
なお、これらの入れ替え作業は、画像形成装置100の外装部に設置された操作表示パネルに表示される操作マニュアルに基いて、ユーザーやサービスマンなどの操作者によって手動でおこなわれることになる。
その後、感光体ドラム1Yの表面は、露光部7(書込み装置)から発せられたレーザ光Lの照射位置に達して、この位置での露光走査によってイエローに対応した静電潜像が形成される(露光工程である。)。
その後、感光体ドラム1Yの表面は、中間転写ベルト8及び1次転写ローラ9Yとの対向位置に達して、この位置で感光体ドラム1Y上のトナー像が中間転写ベルト8上に転写される(1次転写工程である。)。このとき、感光体ドラム1Y上には、僅かながら未転写トナーが残存する。
最後に、感光体ドラム1Yの表面は、除電部との対向位置に達して、この位置で感光体ドラム1上の残留電位が除去される。
こうして、感光体ドラム1Y上でおこなわれる、一連の作像プロセスが終了する。
その後、現像工程を経て各感光体ドラム上に形成した各色のトナー像を、中間転写ベルト8上に重ねて1次転写する。こうして、中間転写ベルト8上に所望のカラー画像が形成される。
そして、中間転写ベルト8は、矢印方向に走行して、1次転写ローラ9Y、9M、9C、9K、9Sの1次転写ニップを順次通過する。こうして、感光体ドラム1Y、1M、1C、1K、1S上の各色のトナー像が、中間転写ベルト8上に重ねて1次転写される。
こうして、中間転写ベルト8上でおこなわれる、一連の転写プロセスが終了する。
詳しくは、給紙ユニット26には、用紙などのシートPが複数枚重ねて収納されている。そして、給紙ローラ27が図1の反時計方向に回転駆動されると、一番上のシートPがレジストローラ対28のローラ間に向けて給送される。
その後、シートPは、排出経路K2を経由して排紙ローラ対によって装置外へと排出される。排紙ローラ対によって装置外に排出されたシートPは、出力画像として、スタック部上に順次スタックされる。
こうして、画像形成装置における、一連の画像形成プロセスが完了する。
現像装置5Yは、感光体ドラム1Yに対向する現像剤担持体としての現像ローラ51、現像ローラ51に対向するドクターブレード52、現像剤収容部に配設された2つの搬送スクリュ55と、現像剤中のトナー濃度を検知する濃度検知センサ56、現像剤収容部にトナー(現像剤)を補給するためのユニット側開口部57、等で構成される。現像ローラ51は、内部に固設されたマグネットや、マグネットの周囲を回転するスリーブ等で構成される。現像剤収容部内には、キャリアとトナーとからなる2成分現像剤Gが収容されている。
現像ローラ51のスリーブは、図2の矢印方向に回転している。そして、マグネットにより形成された磁界によって現像ローラ51上に担持された現像剤Gは、スリーブの回転にともない現像ローラ51上を移動する。
なお、上述した現像領域に形成される電界は、レーザ光Lの照射によって感光体ドラム1Yの表面に形成される露光電位(画像部電位)と、現像電源によって現像ローラ51に印加される現像バイアスと、の電位差によるものである。
なお、本実施の形態では、他の4つの現像剤補給装置(マゼンタ用の現像剤補給装置90M、シアン用の現像剤補給装置90C、黒色用の現像剤補給装置90K、特殊色用の現像剤補給装置90Sである。)も、使用されるトナーの色(種類)が異なる以外は、イエロー用の現像剤補給装置90Yとほぼ同様の構成となっているため、それらの現像剤補給装置90M、90C、90K、90Sの説明を適宜に省略して、イエロー用の現像剤補給装置90Yのみの説明をおこなうことにする。
また、図3(及び、図4)において、貯留部81、サブホッパ70、搬送ポンプ60などの符号に付する色別のアルファベット(Y、M、C、K、S)は省略している。
なお、図3は、理解を容易にするために、トナー容器32Y、現像剤補給装置90Y、現像装置5Yの配置方向などを変えて図示している。実際には、図3において、トナー容器32Yと現像剤補給装置90Yの一部との長手方向が紙面垂直方向になるように配設されている(図1を参照できる。)。また、チューブ95(搬送路)の向きや配置も簡略化して図示している。
詳しくは、トナー容器32Yが装置本体100の設置部31にセットされると、トナー容器32Yのボトル・ギア37が装置本体100の駆動ギア110に噛合するとともに、キャップ受部91のキャップ開閉チャック92によってトナー容器32Yからキャップ34(トナー排出口Cを塞ぐための部材である。)が取り外される。これにより、トナー容器32Yのトナー排出口C(開口部)が開放されて、トナー容器32Y内に収容されたトナーの排出が可能になる。
このように構成された現像剤補給装置90Yにおいて、駆動モータ115によって駆動ギア110が駆動されるとトナー容器32Yの容器本体33が所定方向に回転駆動されて、トナー容器32Yのトナー排出口Cからトナーが排出される。トナー容器32Yから排出されたトナーは、落下経路部82を落下して貯留部81に貯留される。貯留部81に貯留されたトナーは、搬送ポンプ60が稼働することで、吸引口83から吸引されてチューブ95を介して搬送ポンプ60からサブホッパ70に向けて搬送される。そして、サブホッパ70に搬送されたトナーは、垂直方向に延在する搬送管98を介して、現像装置5Y内に補給される。すなわち、トナー容器32Y内のトナーは、図3中の破線矢印方向に搬送されることになる。なお、本実施の形態において、サブホッパ70と現像装置5Yとを中継する搬送管98(搬送パイプ)は、チューブ95とは異なり、変形しにくい硬質な樹脂材料や金属材料で形成されている。
本実施の形態において、搬送ポンプ60は、サブホッパ70に一体的に設置されている。
図4を参照して、本実施の形態における搬送ポンプ60は、ダイヤフラムポンプ(容積式ポンプ)であって、ダイヤフラム61(ゴム部材)、ケース62、モータ67、回転板68、逆止弁63、64、シール部材65、66(弾性部材)、等で構成されている。このように構成された搬送ポンプ60は、比較的小型かつ低コストのものである。
ケース62は、剛性を有する樹脂材料又は金属材料からなり、ポンプ本体の主部(ハウジング)として機能する。ケース62(ポンプ本体)には、内部に向けて現像剤を空気とともに流入するための流入口Aと、内部から現像剤を空気とともに流出するための流出口Bと、が形成されている。
ダイヤフラム61は、親トナー性が低く弾性を有するゴム材料で形成されていて、椀状に形成された部分の内部が容積可変部Wとして機能して、その外周部に起立するようにアーム部61a(その穴部に回転板68の偏心軸68aが嵌合している。)が形成されている。ダイヤフラム61はケース62に対して隙間が生じないように接合されていて、ダイヤフラム61の容積可変部Wと、ケース62の内部と、がポンプ本体の内部において1つの閉空間として形成されている。そして、ポンプ本体61、62は、後述する回転板68(偏心軸68a)の回転にともなうダイヤフラム61の伸縮動作によって、内部の容積を増減させて正圧と負圧とを交互に発生させることになる。
このような構成により、制御部120に制御されてモータ67が駆動されることで、回転板68(偏心軸68a)が回転して、それにともないダイヤフラム61が容積可変部Wの容積を周期的に増減するように伸縮することになる。そして、このようなダイヤフラム61の伸縮動作にともない、ポンプ本体61、62の内部に正圧と負圧とが交互に発生されることになる。
他方、ポンプ本体(ケース62)の流出口Bには、流出側逆止弁64が設置されている。この流出側逆止弁64は、ポンプ本体61、62の内部に負圧が発生したときに流出口Bを閉鎖して、ポンプ本体61、62の内部に正圧が発生したときに流出口Bを開放するものである。流出側逆止弁64は、ポンプ本体61、62の外側から流出口Bに対向するように配設されている。搬送ポンプ60における流出口Bの側には、サブホッパ70が接続されている。
このような構成・動作により、先に図3を用いて説明したように、搬送ポンプ60が稼働することで、貯留部81の内部に貯留されたトナーが吸引口83から吸引されてチューブ95を搬送された後に、サブホッパ70内にトナーが搬送されることになる。詳しくは、サブホッパ70のホッパ残量センサ76がサブホッパ70内におけるトナー量の不足を検知すると、搬送ポンプ60(モータ67)を駆動して、貯留部81からサブホッパ70へのトナー補給をおこなう。
なお、搬送ポンプ60(モータ67)は、ホッパ残量センサ76がサブホッパ70内におけるトナー量が所定量に達しておらず不足状態を検知したときに、公知のものと同様に、比較的短い周期で間欠的に駆動される。これにより、サブホッパ70における搬送スクリュ71、72によるトナー搬送量が、搬送ポンプ60から供給されるトナー量に追いつかずに、サブホッパ70の一部でトナーが滞留する不具合が防止されることになる。
ホッパ残量センサ76は、上述したように、サブホッパ70に収容されたトナー(現像剤)が所定量に達していない不足状態を検知する検知手段として機能するものである。
そして、サブホッパ70内に補給されたトナーは、補給モータ121によって回転駆動される搬送スクリュ71、72によって、サブホッパ70Y内の第1搬送経路、第2搬送経路の順に搬送されて、その後にサブホッパ70から搬送管98を介して現像装置5Y内に補給される。詳しくは、現像装置5Yの濃度検知センサ56が現像剤収容部(搬送スクリュ55による循環経路である。)におけるトナー濃度の不足を検知すると、制御部120による制御によってサブホッパ70の搬送スクリュ71、72を回転駆動して、サブホッパ70から現像装置5Yへのトナー補給をおこなう。
このように、本実施の形態では、貯留部81から搬送ポンプ60に至るトナーの搬送路をフレキシブルなチューブ95で形成している。そのため、貯留部81と搬送ポンプ60との間の空間に種々の部材が設置されている場合であっても、それらの部材を避けるようにチューブ95を配回してトナーの搬送路を形成することができる。したがって、トナー容器32Yの設置部31を現像装置5Yから離れた位置に比較的自由にレイアウトすることができる。
先に説明したように、トナー容器32Yは、主として、容器本体33と、そのトナー排出口Cに着脱可能に設けられたキャップ34(栓部材)と、で構成される。
容器本体33の頭部には、容器本体33と一体的に回転するボトル・ギア37と、トナー排出口Cと、が設けられている。ボトル・ギア37は、装置本体100の駆動ギア110と噛合して容器本体33を所定方向に回転駆動するためのものである。また、トナー排出口Cは、容器本体33内に収容された現像剤としてのトナー(粉体)を落下経路部82に向けて排出するためのものである。
容器本体33には、外周面から内周面にかけて、螺旋状の突起33aが設けられている。この螺旋状の突起33aは、容器本体33を回転駆動してトナー排出口Cからトナーを排出するためのものである。
なお、このように構成された容器本体33は、ボトル・ギア37とともにブロー成形にて製造することができる。
キャップ受部91には、トナー容器32Yの着脱動作に連動してキャップ34の開閉動作をおこなうキャップ開閉チャック92や、キャップ開閉チャック92を駆動する開閉駆動部が設けられていて、落下経路部82などとともに、貯留部81の一部として設けられている。そして、設置部31上に載置されたトナー容器32Yがキャップ受部91に向けてスライド移動されて、キャップ34がキャップ開閉チャック92の位置に達すると、さらにトナー容器32Yをスライド移動させて押し込む動作に連動して、キャップ開閉チャック92がキャップ34を挟んだ状態でトナー排出口Cからキャップ34を離脱させるように開閉駆動部が稼働する。これにより、トナー容器32Yのトナー排出口Cが開放された状態になって、トナー排出口Cからのトナー排出が可能になる。また、このようなトナー容器32Yの装着動作に連動して、ロック機構が稼働してトナー容器32Yの頭部側が設置部31から取り外されないようにロックされる。このとき、トナー容器32Yは、現像剤補給装置90Y(設置部31)に対して、そのトナー排出口C(頭部)の側が回転可能に固定されて、容器本体33が設置部31上において回転可能に保持されることになる。
また、設置部31(トナー容器受台)に対してトナー容器32Yが離脱されるときには、上述した装着時の動作と逆の動作がおこなわれることになる。
このように、本実施の形態では、トナー容器32Yから排出されたトナーを搬送ポンプ60によって直接的に吸引するのではなくて、トナー容器32Yから排出されて貯留部81にある程度貯留されたトナーのうち、必要な量だけ搬送ポンプ60で吸引するように構成しているため、搬送ポンプ60で吸引するトナー量に不足が生じてしまう不具合を確実に軽減することができる。
詳しくは、トナー検知センサ86としては、圧電センサ、透過光センサなどを用いることができる。本実施の形態では、トナー検知センサ86として圧電センサを用いている。トナー検知センサ86の検知面の高さは、吸引口83の上方に堆積されるトナー量(堆積高さ)が狙いの値になるように設定されている。
そして、トナー検知センサ86の検知結果に基いて、制御部120による制御によって、トナー容器32Y(容器本体33)を回転駆動する駆動モータ115の駆動タイミングや駆動時間が制御される。具体的に、トナー検知センサ86によってその位置にトナーがないものと判別された場合には駆動モータ115が所定時間だけ駆動されて、トナー検知センサ86によってその位置にトナーがあるものと判別された場合には駆動モータ115の駆動が停止されることになる。
先に説明したように、本実施の形態における画像形成装置100は、黒色用サブホッパ70Kと特殊色用サブホッパ70Sとの入れ替えをおこなうことができるように構成されている。すなわち、図1、図6(A)に示す5つのサブホッパ70Y、70M、70C、70K、70Sのうち、最右方の位置を基本的な位置とする黒色用サブホッパ70Kと、最左方の位置を基本的な位置とする特殊色用サブホッパ70Sと、を入れ替えて、図6(D)に示すように、最右方の位置に特殊色用サブホッパ70Sを設置して、最左方の位置に黒色用サブホッパ70Kを設置することができる。
なお、本実施の形態では、先に説明したように搬送ポンプ60がサブホッパ70の構成部品として一体的に設置されているため、図6(及び、図7〜図10)では、搬送ポンプ60の図示や符号の記載は省略する。
この開閉カバー151は、左右に設置されたヒンジ部を回転中心として左右に観音開きで開放されるように構成されていて、画像形成装置100における外装カバーの一部としても機能するものである。
そして、開閉カバー151は、通常の画像形成動作がおこなわれるとき、図5に示すように、画像形成装置本体100の内部が露呈しないように閉鎖される。これに対して、開閉カバー151は、黒色用サブホッパ70Kと特殊色用サブホッパ70Sとの入れ替えをおこなうときはもちろんのこと、プロセスカートリッジ6Y、6M、6C、6K、6Sの交換や入れ替え、定着装置20のメンテナンスや、ジャム(紙詰り)したシートPの除去などをおこなうときにも、図6に示すように、図5の状態からヒンジ部を回転中心にして回転されて、画像形成装置本体100の内部が露呈するように開放されることになる。
詳しくは、図7に示すように、交換用着脱部材としての黒色用サブホッパ70Kには、フック部70a(略L字状の板金である。)が設けられている。そして、保持部155には、フック部70aが嵌合可能な嵌合部155a(略直方体状の穴部である。)が設けられている。そして、操作者は、フック部70aの先端側が嵌合部155aに嵌合するように、把持した黒色用サブホッパ70Kを上方から下方に移動させて、保持部155に黒色用サブホッパ70Kを保持させることになる。
そして、保持部155は、画像形成装置本体1に特殊色用サブホッパ70S(着脱部材)が装着されて開閉カバー151が開放された状態(図6(A)等の状態である。)で、黒色用サブホッパ70K(交換用着脱部材)を、特殊色用サブホッパ70S(着脱部材)が装着されている位置とは異なる位置に保持可能に形成されている。特に、本実施の形態において、保持部155は、開閉カバー151の内側(図5に示すように、閉鎖されたときに外部に露呈しない位置である。)に設けられている。
詳しくは、黒色用サブホッパ70Kが保持部155に保持された状態で、開閉カバー151の閉鎖をおこなおうとしたときに、保持部155に保持された黒色用サブホッパ70Kが、画像形成装置本体100における破線で囲んだ部分に干渉して(ぶつかって)、開閉カバー151の閉鎖がおこなえないことになる。
具体的に、保持部155は、開閉カバー151の内側において突出するように形成されているものの、開閉カバー151の開閉に支障のないように、画像形成装置本体100側において保持部155が収まるように凹部が設けられている。これに対して、保持部155に保持された黒色用サブホッパ70Kは、開閉カバー151の内側においてさらに突出することになり、画像形成装置本体100側の凹部に収まらず、開閉カバー151の閉鎖ができないことになる。
詳しくは、黒色用サブホッパ70Kが保持部155に保持された状態で、画像形成装置本体100に対して特殊色用サブホッパ70Sの着脱をおこなおうとしたときに、図6(B)、(C)に示すように、保持部155に保持された黒色用サブホッパ70Kが特殊色用サブホッパ70Sに干渉せずに(ぶつからずに)、特殊色用サブホッパ70Sの着脱がおこなわれることになる。
具体的に、保持部155は、5つのサブホッパ70Y、70M、70C、70K、70Sが設置された位置よりも充分に離れた位置(本実施の形態では下方である。)に設けられていて、保持部155に保持された黒色用サブホッパ70Kが、特殊色用のサブホッパ70Sの基本位置(最左方の設置位置である。)や黒色用サブホッパ70Kの基本位置(最右方の設置位置である。)へのサブホッパ70の着脱の軌跡に重なることはない。
これにより、特殊色用サブホッパ70Sと黒色用サブホッパ70Kとの入れ替え作業の効率がさらに向上することになる。
まず、図6(A)に示すように、閉鎖状態(図5の状態である。)の開閉カバー151が開放されて、5つのサブホッパ70Y、70M、70C、70K、70Sや保持部155が露呈される。そして、操作者によって、画像形成装置本体100から黒色用サブホッパ70Kが矢印方向に取り出される。
そして、図6(B)に示すように、取り出された黒色用サブホッパ70Kが破線矢印方向に移動されて保持部155に保持される(仮置きされる)。そして、画像形成装置本体100から特殊色用サブホッパ70Sが矢印方向に取り出される。
そして、図6(C)に示すように、取り出された特殊色用サブホッパ70Sが、そのまま画像形成装置本体100の最右方の設置位置に矢印方向に装着される。
そして、図6(D)に示すように、保持部155から黒色用サブホッパ70Kが取り外されて、取り外された黒色用サブホッパ70Kが、画像形成装置本体100の最左方の設置位置に矢印方向に装着される。
そして、最後に、開閉カバー151が閉鎖されることになる。
なお、図6(D)の配列状態から図6(A)に示す基本配列に戻す作業は、上述したものと逆の手順でおこなわれることになる。
また、本実施の形態では、黒色用サブホッパ70Kと特殊色用サブホッパ70Sとの入れ替え作業をおこなうときに仮置き用として使用される保持部155について説明したが、黒色用プロセスカートリッジ6Kと特殊色用プロセスカートリッジ6Sとの入れ替え作業をおこなうときに仮置き用として使用される保持部を別に設けることもできるし、サブホッパ用の保持部155をプロセスカートリッジ用の保持部として共有することもできる。さらには、黒色用サブホッパ70Kと黒色用プロセスカートリッジ6Kとを一体化して同時に着脱されるように構成するとともに、特殊色用サブホッパ70Sと特殊色用プロセスカートリッジ6Sとを一体化して同時に着脱されるように構成することもできる。
また、本実施の形態では、特殊色用サブホッパ70Sを着脱部材として機能させて、黒色用サブホッパ70Kを交換用着脱部材として機能させたが、黒色用サブホッパ70Kを着脱部材として機能させて、特殊色用サブホッパ70Sを交換用着脱部材として機能させることもできる。
図8(A)、(B)は、変形例1としての画像形成装置100におけるサブホッパ70K、70Sの入れ替え作業の手順の一部を示す概略図であって、本実施の形態における図6(A)、(B)に対応する図である。
図8に示すように、変形例1における画像形成装置は、黒色用サブホッパ70K(交換用着脱部材)を仮置きするための保持部155が、開閉カバー151の内側ではなくて、画像形成装置本体100の内部に設けられている。
そして、黒色用サブホッパ70Kが保持部155に保持された状態で、開閉カバー151の閉鎖をおこなおうとしたときに、保持部155に保持された黒色用サブホッパ70Kが、開閉カバー151における破線で囲んだ部分に干渉して(ぶつかって)、開閉カバー151の閉鎖がおこなえないことになる。
また、保持部155は、5つのサブホッパ70Y、70M、70C、70K、70Sが設置された位置よりも充分に離れた位置に設けられていて、保持部155に保持された黒色用サブホッパ70Kが、特殊色用のサブホッパ70Sの基本位置(最左方の設置位置である。)や黒色用サブホッパ70Kの基本位置(最右方の設置位置である。)へのサブホッパ70の着脱を妨げることない。
このように構成された変形例1においても、本実施の形態のものと同様に、特殊色用サブホッパ70Sと黒色用サブホッパ70Kとの入れ替え作業の効率が向上することになる。
図9は、変形例2としての画像形成装置における要部を示す概略斜視図である。また、図10(A)〜(D)は、その画像形成装置におけるサブホッパ70K、70Sの入れ替え作業の手順を示す概略図であって、本実施の形態における図6(A)〜(D)に対応する図である。
図9、図10に示すように、変形例2における画像形成装置は、特殊色用サブホッパ70S(着脱部材)と黒色用サブホッパ70K(交換用着脱部材)とが、それぞれ、トナー(現像剤)が搬送されるチューブ95S、95Kを介して画像形成装置本体100(貯留部81S、81K)に繋がれた状態で、入れ替え可能に構成されている。
したがって、特殊色用トナー容器32S、特殊色用貯留部81S、黒色用トナー容器32K、黒色用貯留部81Kは配列変更(入れ替え)されずに、特殊色用サブホッパ70Sと黒色用サブホッパ70Kとが、それぞれ図9に示すように貯留部81S、81Kに接続された状態のまま、装置本体100から完全に切り離されることなく、図10(A)〜(D)に示すように配列変更(入れ替え)されることになる。
詳しくは、特殊色用チューブ95Sと黒色用チューブ95Kとは、いずれも、サブホッパ70S、70Kの入れ替え作業にともなう配回しの変更ができるように、その長さが長く設定されている。そのため、そのままでは、サブホッパ70S、70Kの入れ替え作業が終了した後に、図10(D)等に示すように、チューブ95S、95Kの長さが余剰になることになる。
これに対して、図9に示すように、チューブ95S、95Kの一部を座屈させることなく巻き取ることができるように構成されたチューブ収容部108を設けることで、チューブ95S、95Kにおけるトナーの搬送性を損なうことなく、チューブ95S、95Kの弛みや絡まりを防止することができる。
さらに具体的に、図9に示すように、チューブ収容部108は、内部に芯軸108bが形成された円筒部材であって、その内部(円筒部108aの内部である。)において芯軸108bの回りを1周するチューブ95S、95Kの輪の大きさを可変できるように形成されている。すなわち、チューブ95S、95Kの両端(補給元に接続される端部と、補給先に接続される端部と、である。)の距離を短くしたいとき(サブホッパ70S、70Kの入れ替え作業をおこなわない通常時である。)には、円筒部108aの内壁に近接するように、芯軸108bの回りを1周するチューブ95S、95Kの輪の大きさを大きくすることになる。これに対して、チューブ95S、95Kの両端の距離を長くしたいとき(サブホッパ70S、70Kの入れ替え作業時である。)には、芯軸108bの外壁に近接するように、芯軸108bの回りを1周するチューブ95S、95Kの輪の大きさを小さくすることになる。
なお、チューブ収容部108における円筒部108aの内壁は、チューブ95S、95Kに座屈が生じる最大の曲率よりも大きな曲率となるように形成されている。また、複数のチューブ収容部108は、特殊色用チューブ95Sが収容される部分と、黒色用チューブ95Kが収容される部分と、が隔絶されている。
このように構成された変形例2においても、本実施の形態のものと同様に、特殊色用サブホッパ70Sと黒色用サブホッパ70Kとの入れ替え作業の効率が向上することになる。
なお、変形例2において、特殊色用サブホッパ70Sが保持部155の位置までとどかないように、特殊色用チューブ95Sの長さを黒色用チューブ95Kの長さよりも短く設定することで、特殊色用サブホッパ70Sが誤って保持部155に保持されることなく、図10(A)〜(D)に示すような手順で入れ替え作業がスムーズに行われることになる。
図11(A)〜(D)は、変形例3としての画像形成装置における定着装置20A、20Bの交換作業の手順を示す概略図であって、本実施の形態における図6(A)〜(D)に対応する図である。
変形例3では、着脱部材(定着装置20A)の単純な交換をおこなうために、着脱部材(定着装置20A)が着脱可能に設置されている位置に、既設の着脱部材(定着装置20A)に換わって交換用着脱部材(定着装置20B)を装着する作業がおこなわれることになる。この点で、着脱部材(特殊色用サブホッパ70S)の配列変更をおこなうために、着脱部材(特殊色用サブホッパ70S)が着脱可能に設置されている位置に、着脱部材(特殊色用サブホッパ70S)に換わって交換用着脱部材(黒色用サブホッパ70K)を装着する作業がおこなわれる、本実施の形態のものと相違する。したがって、変形例3では、着脱部材(定着装置20A)と、交換用着脱部材(定着装置20B)と、がまったく同じ構造のものであって同じように機能するものになる。なお、このような交換作業は、既設の着脱部材(定着装置20A)が寿命に達した場合などにおこなわれることになる。
まず、図11(A)に示すように、閉鎖状態(図5の状態である。)の開閉カバー151が開放されて、既設の定着装置20Aや保持部155が露呈される。
そして、図11(B)に示すように、交換用の定着装置20Bが破線矢印方向に移動されて保持部155に保持される(仮置きされる)。このとき、保持部155に定着装置20Bが保持された状態で開閉カバー151の閉鎖はできないことになる。また、保持部155に定着装置20Bが保持された状態であっても、既設の定着装置20Aの着脱が妨げられることはない。
そして、図11(C)に示すように、操作者によって、画像形成装置本体100から既設の定着装置20Aが矢印方向に取り出される。
そして、図11(D)に示すように、保持部155から交換用の定着装置20Bが取り外されて、その定着装置20Bが画像形成装置本体100に矢印方向に装着される。
そして、最後に、開閉カバー151が閉鎖されることになる。
このように構成された変形例3においても、交換用の定着装置20Bを仮置きするためのスペースを確保する手間がかかったり、画像形成装置本体100から既設の定着装置20Aを取り出した後に交換用の定着装置20Bの装着を忘れてしまったりする不具合が抑止されて、定着装置の交換作業の効率が向上することになる。
なお、変形例3では、交換される着脱部材、交換用着脱部材として定着装置20A、20Bを例示したが、定着装置以外のユニットや部品などであっても、この変形例3と同様に構成することができる。
これにより、黒色用サブホッパ70Kを仮置きするためのスペースを確保する手間がかかる不具合を抑止することができる。さらには、画像形成装置本体100から特殊色用サブホッパ70Sを取り出した後に黒色用サブホッパ70Kの装着を忘れてしまう不具合を抑止することができる。
なお、本願明細書等において、「プロセスカートリッジ」とは、像担持体を帯電する帯電装置と、像担持体上に形成された潜像を現像する現像装置と、像担持体上をクリーニングするクリーニング装置と、のうち、少なくとも1つと、像担持体とが、一体化されて、画像形成装置本体に対して着脱可能に設置されるユニットと定義する。
また、本実施の形態では、トナー容器32Y、32M、32C、32K、32Sとして略筒状の容器本体が回転駆動されるものを用いた画像形成装置100に対して本発明を適用したが、トナー容器の構成はこのようなものに限定されることはない。
また、本実施の形態では、所定の移動方向に移動する中間転写ベルト8(中間転写体)に対向するように移動方向に沿って複数の感光体ドラム1Y、1M、1C、1K、1S(像担持体)が並設された画像形成装置100に対して本発明を適用した。これに対して、所定の搬送方向に移動するシート(用紙)に対向するように移動方向に沿って複数の像担持体が並設された、転写搬送ベルト方式の画像形成装置(例えば、特許文献2に開示されたものである。)に対しても本発明を適用することができる。
そして、それらのような場合であっても、本実施の形態のものとほぼ同様の効果を得ることができる。
5Y、5M、5C、5K、5S 現像装置、
6Y、6M、6C、6K、6S プロセスカートリッジ、
32Y、32M、32C、32K、32S トナー容器(現像剤容器)、
70K 黒色用サブホッパ(交換用着脱部材)、
70a フック部、
70S 特殊色用サブホッパ(着脱部材)、
90Y、90M、90C、90K、90S 現像剤補給装置、
95、95K、95S チューブ、
100 画像形成装置(画像形成装置本体)、
151 開閉カバー、
155 保持部、
155a 嵌合部。
Claims (9)
- 画像形成装置本体に対して着脱可能な着脱部材と、
前記着脱部材を着脱するときに開閉される開閉カバーと、
前記画像形成装置本体に前記着脱部材が装着されて前記開閉カバーが開放された状態で、前記着脱部材が装着されている位置に着脱可能な交換用着脱部材を当該位置とは異なる位置に保持可能に形成された保持部と、
を備え、
前記交換用着脱部材が前記保持部に保持された状態であるときに、前記開閉カバーの閉鎖をおこなえないように構成されたことを特徴とする画像形成装置。 - 前記交換用着脱部材が前記保持部に保持された状態であるときに、前記画像形成装置本体に対して前記着脱部材の着脱をおこなえるように構成されたことを特徴とする画像形成装置。
- 前記保持部は、前記開閉カバーに設けられたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の画像形成装置。
- 前記保持部は、前記画像形成装置本体の内部に設けられたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の画像形成装置。
- 前記交換用着脱部材は、前記画像形成装置本体において前記着脱部材が装着されている位置とは別の位置であって前記保持部とは別の位置に着脱可能に設置されていて、
前記着脱部材と前記交換用着脱部材とを入れ替え可能に構成されたことを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれかに記載の画像形成装置。 - 前記着脱部材と前記交換用着脱部材とは、互いに異なる色の現像剤が用いられることを特徴とする請求項5に記載の画像形成装置。
- 前記着脱部材と前記交換用着脱部材とは、それぞれ、現像剤が搬送されるチューブを介して前記画像形成装置本体に繋がれた状態で、入れ替え可能に構成されたことを特徴とする請求項6に記載の画像形成装置。
- 前記交換用着脱部材は、フック部を具備し、
前記保持部は、前記フック部が嵌合可能な嵌合部を具備したことを特徴とする請求項1〜請求項7のいずれかに記載の画像形成装置。 - 前記交換用着脱部材が前記保持部に保持された状態で、前記開閉カバーの閉鎖をおこなおうとしたときに、前記保持部に保持された前記交換用着脱部材が前記画像形成装置本体又は前記開閉カバーに干渉して、前記開閉カバーの閉鎖がおこなえず、
前記交換用着脱部材が前記保持部に保持された状態で、前記画像形成装置本体に対して前記着脱部材の着脱をおこなおうとしたときに、前記保持部に保持された前記交換用着脱部材が前記着脱部材に干渉せずに、前記着脱部材の着脱がおこなわれることを特徴とする請求項1〜請求項8のいずれかに記載の画像形成装置。
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