JPH0486681A - 帯電装置 - Google Patents

帯電装置

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JPH0486681A
JPH0486681A JP20083390A JP20083390A JPH0486681A JP H0486681 A JPH0486681 A JP H0486681A JP 20083390 A JP20083390 A JP 20083390A JP 20083390 A JP20083390 A JP 20083390A JP H0486681 A JPH0486681 A JP H0486681A
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discharge
voltage
current
charged
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JP20083390A
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Hideyuki Yano
秀幸 矢野
Junichi Kato
淳一 加藤
Koichi Suwa
諏訪 貢一
Koichi Hiroshima
広島 康一
Masahiro Goto
正弘 後藤
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は帯電装置に関する。
より詳しくは、電圧を印加した帯電部材を被帯電体に接
触させて被帯電体面の帯電(除電も含む)を行なう接触
帯電型の帯電装置に関する。
(従来の技術) 例えば、電子写真装置(レーザービームプリンタ・複写
機・画像表示装置等)、静電記録装置などの画像形成装
置や、静電吸着搬送装置などにおいて、感光体・誘電体
等の像担持体、静電吸着用の誘電体ベルトなどの被帯電
体面を帯電処理する手段機器としてはコロナ帯電器を利
用するのが従来−船釣であった。
コロナ帯電器は細いワイヤ電極に高電圧を印加してシー
ルド電極との間でコロナ放電を発生させ、放電開口から
出るコロナ放電に被帯電体面を曝すことにより被帯電体
面を帯電する非接触型の帯電装置である。
コロナ帯電器は感光体等の被帯電体面を所定の極性・電
位に均一に帯電処理する手段として有効である。しかし
、高価な高圧トランス(例えば6〜8KV)を必要とす
る、高圧に対する絶縁対処構成が大間りになる、電力効
率か悪い、コロナ放電により好ましくないオゾン等のコ
ロナ放電生成ガス(以下、オゾンと称す)が比較的多く
発生する、その対処構成か大間りになる等の問題点を存
している。
このようなコロナ帯電器に対して、前記したように、電
圧を印加した帯電部材(接触電極)を被帯電体に接触さ
せて被帯電体面の帯電を行なう接触帯電型の帯電装置が
あり、これは電源の低圧化が図れる、オゾンの発生量が
少ない、低コスト化できる等の利点を有することから、
近年は、例えば画像形成装置において感光体・誘電体等
の像担持体面を帯電処理するための、コロナ帯電器に代
わる帯電手段機器として注目され実用化されている。
第11図にローラ型の帯電部材を用いたこの種の帯電装
置の概略構成を示した。
2は被帯電体であり、本例は矢印の時計方向に所定の周
速度(プロセススど一ト)をもって回転駆動されるドラ
ム型の電子写真感光体(以下、感光ドラムと記す)とす
る。
該感光トラム2は、アルミニウム等の導電材製のドラム
基体(基層)2bと、その外周面に形成した感光体とし
ての例えば有機光導電体層(OPC)2aとを基本構成
層としてなる。
1はローラ型の帯電部材(以下、帯電ローラと記す)で
あり、本例は芯金ICの外周に導電性ゴムローラ部1b
を金型成形等で同心一体に形成し、更にその表面に高抵
抗層1aを被覆したもので、感光ドラム2の外面にほぼ
並行させて所定の押圧力をもって接触させた状態に保た
せである。
帯電ローラ1は回転駆動させてもよいし、感光ドラム2
の回転に従動回転させてもよい。
20は帯電ローラ1に対する電圧印加電源であり、感光
ドラム2の回転駆動状態において帯電ローラ1に対して
電源20から所定の電圧が印加されることで回転感光ド
ラム2の周面(感光体2aの面)が所定の極性・電位に
帯電処理される。
帯電ローラ1の表面に設けた高抵抗層1aは感光トラム
2の表面にピンホールが生じた場合、この部分に帯電電
流が集中すると他の部分が帯電しないため、これを防止
する目的で設けたもので、ここではエピクロルヒドリン
ゴムを用いている。
帯電のメカニズムは、 ■、帯電部材としての帯電ローラ1と被帯電体としての
感光ドラム2との接触部Nにおける電荷の直接注入作用
と、 ■、該接接触部近傍微小ギャップ間で空気の絶縁破壊が
生じることによる放電に伴なう帯電ローラ1から感光ド
ラム2への電荷移動、によるものと考えられる。
感光ドラム2に接触させた帯電ローラ1にプラス又はマ
イナスの直流(DC)電圧な印加してその印加DC電圧
を大きくしていくと、第12図のグラフのように成る電
圧値V7H1本例では約550Vから感光トラム2の帯
電が開始され、それ以降は印加DC電圧と、帯電による
感光ドラム2の表面電位オフセット電位V。
は比例する。
従って、被帯電体2面を所望の電位V。に帯電処理する
場合はその所望の電位VDに被帯電体の帯電開始電圧V
7Hを加えた電圧を印加すれば被帯電体は電位VDに帯
電されることになる。
上記のように帯電部材1にプラス又はマイナスの直流電
圧のみを印加して被帯電体2面の帯電を行なうものを以
下、DC帯電方式と記す。
しかし、DC帯電方式の場合は帯電部材1面に付着した
ゴミや汚れ、帯電部材1面の傷等が被帯電体2の帯電処
理面の電位むらとなってあられれやすい。
又、微視的な電位の収束性が悪いことで被帯電体2が本
例のように画像形成装置における感光体等の像担持体で
あるときは形成画像に若干のかぶりを生じる等の問題が
ある。
この問題を解決する手段として、帯電部材1に対する印
加電圧を、VD相当のオフセット電圧(直流)に、被帯
電体2の帯電開始電圧V7Hの二倍以上のピーク間電圧
vPpを持つ振動電圧(交互電圧・交番電圧・脈流電圧
:正弦波・矩形波・三角波など時間とともに電圧値が周
期的に変化する電圧、以下、交流(AC)電圧或いは交
流(AC)成分と記す)を重畳した電圧を印加して帯電
処理する方法かある。以下、これをAC帯電方式と記す
即ち、第13図例のように、DC成分(=VD)にAC
成分を重畳した電圧を帯電部材1に印加して被帯電体2
面を帯電処理することによって、被帯電体表面電位は振
動するが、その平均値は■。にあるため、AC成分の周
波数fをある程度以上に大きくすることでその電位振動
に起因する帯電むらは実質的になくすることができ、画
像形成装置においてはその帯電むらに起因する出力画像
上での所謂サイクルマークの出現をなくすることができ
る。
従って、環境変動や耐久性等を考え合わせると、画像形
成装置にあっては感光体等の像担持体に対する接触型の
帯電手段としては、DC帯電方式よりも、AC帯電方式
の方が帯電電位の安定性、画像の安定性に優れている。
接触型の帯電装置の帯電メカニズムは前述したように、
被帯電体2と帯電部材1との接触部に於ける電荷の直接
注入と、被帯電体2と帯電部材1との間の微小ギャップ
に於る放電であるが、被帯電体2と帯電部材1との電位
差か十分に大きい場合は後者の放電による帯電が支配的
になる。AC帯電方式では大きなAC電圧を印加するた
め、被帯電体2と帯電部材1の電位差は大きく保たれ、
電荷の直接注入による帯電は無視できると考えられる。
帯電部材1はDC帯電方式であれ、AC帯電方式であれ
、上記例のローラ型に限らず、プレード型、パッド型、
ロッド型、ブロック型、ベルト型、ブラシ型等の任意の
形状形態のものとすることかてきる。
接触型の帯電装置は、コロナ帯電器に比べれば発生する
オゾンの総量は少ないのであるが、オゾンの発生位置が
被帯電体と帯電部材の間の微小キャップであるため、少
量のオゾン量でも被帯電体面に容易に付着・作用して被
帯電体表面か低抵抗化しやすい。
被帯電体が画像形成装置の前述のような感光体(像担持
体)である場合7についていえば、電荷保持能が全体的
に或いは局部的に悪化して所謂画像流れを引き起こす可
能性がある。
帯電部材にDC成分だけの電圧を印加して帯電を行なう
DC帯電方式の場合は放電量は感光体に電位VDを与え
るだけの最小限でよいが、AC帯電方式のようにAC成
分を重畳すると、これに加えて感光体表面電位をV。に
集束させるための余分な放電が起きる。従フて、AC成
分の重畳は画像流れに対しては悪い影響を与えることに
なる。
接触型の帯電装置では電圧を印加した接触部材と、被帯
電体の背面側の導電体層間には電界が発生して電気的な
力が生じる。
AC帯電方式のように印加電圧にAC電圧成分を含む場
合はその電気的な力がAC電圧成分の電圧変化に対応し
て強弱変化するために被帯電体に振動を引き起こし、帯
電器と呼ばれる耳障りな異音(騒音)の発生をみる。
被帯電体が画像形成装置の像担持体であるときは上記の
振動は画像ブレを発生させるなどの悪影響をすることに
もなる。
また像担持体と帯電部材との間にゴミ等の異物が介在し
たときは上記の振動による力学的な力や電気的な力によ
り像担持体の表面に押し付けられて強固に付着化しやす
い。そのためクリーニング手段をすり抜けてしまい帯電
部材1の位置へ至ったトナーが像担持体2面に対して押
し付けられて強固に付着化して所謂トナー融着現象を生
じさせることにもなる。
(発明が解決しようとする問題点) 以上のようなことから、AC帯電方式におし)ではAC
成分による放電量は、被帯電体の表面電位を安定化させ
得る必要最小限に制限するのが望ましいのであるが、従
来のAC成分定電圧制御もしくはAC定電流制御ではA
C成分による放電量を最小限にすることは困難であった
即ち、AC成分定電圧制御では、最も放電カベ起きにく
い状況下(特に帯電部材の抵抗が上昇する低湿環境下)
でも十分な放電が起きることが条件になるため、他の環
境下では必然的に放電量は増加し、好ましくない。
AC定電流制御では、AC電流を一定にしても放電量が
一定にならないという問題がある。
即ち、前述第11図の感光ドラム2の帯電ローラ1によ
る帯電を例にすると、第2図に示すように 横軸に印加AC電圧ピーク間(V pp)、縦軸にAC
電流実行値(I AC) をとると、初め、VPPの増加につれてIACは線形に
増加する。このグラフの傾きは帯電ローラ1、感光層2
b、又帯電ローラ1と感光層2bの間の空気層によって
構成される交流インピータンス値を示す。次にVPPが
約1.2KVを越えると、グラフは傾きを増す。この傾
きの変化はAC電圧により放電が開始したためである。
以下、図中斜線部の放電によるAC電流実行値をΔIA
Cと呼ぶ。
従来のAC定電流制御ではIACを定電流に制御してい
たため、環境変動、帯電ローラの抵抗変動によってIA
CとΔIACの比が変化したときには放電量ΔI AC
が不足または過剰になる恐れがあった。
また、交流インピータンスによって流れる電流I im
pを定電流制御しても、高圧電源20の周波数変動、帯
電ローラ1と感光層2bの接触面積、感光層2bの削れ
等によって交流インピーダンスか変動し、実際に放電を
起こすために必要な帯電ローラ1−感光層2bのキャッ
プ間電圧が減少する恐れがある。これを防止するために
従来の定電流制御においてはこれらの変動要因を予め見
込んで大きめの定電流で制御しなければならない。この
ため、実際には必要とされる放電量よりもかなり多くの
放電が起こってしまう。
本発明はAC帯電方式の接触型帯電装置に関して、接触
帯電部材、被帯電体等のインピーダンス変動、環境変動
等に依存せず、過不足ない放電を行なわせ、上述したよ
うな弊害を最小限におさえて帯電を行なわせることを目
的とするものである。
(問題点を解決するための手段) 本発明は、直流オフセット電圧と振動電圧との重畳電圧
を印加した帯電部材を被帯電体に接触させて被帯電体面
を帯電処理する帯電装置において、帯電部材と被帯電体
との間の放電によって発生する振動電圧電流を検知し、
これを既定の定電流量に制御することによって帯電を実
行させることを特徴とする帯電装置である。
(作 用) 即ち、本発明はAC帯電方式による接触型の帯電装置に
おいて、帯電部材に対する印加電圧のAC成分は前述し
た放電電流ΔI AC(第2図中の斜線部の放電による
AC電流実行値)の定電流制御を行なうものでる。
つまり、放電を起こさせないVppが小さい領域でのV
 pp −I ACの直線の傾きを測定し、vPPを増
加させて放電時のIACをvpPを増加させる度に測定
して上記直線からの偏差ΔIACを演算により算出させ
、各環境下で所定のΔIACを得るように、Vppを増
減させて定電流で制御するため、接触帯電部材・被帯電
体等のインピーダンス変動・環境変動等に依存せずに、
各環境において常に過不足のない同じ量の放電による帯
電が可能となる。
このことは高圧電源の周波数、被帯電体削れ等による変
動を見込んだ余分な帯電電流を流さなくともよいことに
なり、厳密な放電量制御ができることになり、十分な帯
電を行ないながら、かつ従来のAC定電圧制御方式又は
AC定電流制御方式で発生していた過剰な放電分を抑制
して放電電流量を必要最小限に減少させ、発生オゾンに
よる悪影響、帯電音、トナー融着現象等の弊害を最小限
に抑えることが可能となる。
(実 施 例) 〈実施例1〉(第1〜5図) 第1図に本発明に従う接触型の帯電装置な像担持体の一
次帯電手段として用いた、電子写真プロセス(カールソ
ンプロセス)利用のレーザーど−ムプリンタの一例の概
略構成を示した。
2は被帯電体たる像担持体としての感光ドラムであり、
前述第11図のものと同様に、導電性基層としてのアル
ミニウムドラム2bの外周面に感光体としての有機光導
電体層2aを形成したもので、所定の周速度(プロセス
スピード)もって矢印の時計方向に回転駆動される。
1は帯電部材としての帯電ローラてあり、前述第11図
のものと同様に、芯金IC・導電性ゴムローラ部1b・
高抵抗層La(エピクロルヒドリンゴム)の層構成から
なる。
この帯電ローラ1には電源20によりAC正弦波を重畳
した電圧を印加し、感光ドラム2面を所定の電位VDに
帯電させる。本実施例においては帯電ローラ1に印加す
る電圧は、VDに相当する直流オフセット電圧V。0と
して一600vと、これに後述するΔIAC定電流制御
されたAC正弦波電圧を重畳したものである。
その感光ドラム2の帯電処理面がレーザー露光装置3か
ら出力される、目的画像情報の時系列電気デジタル画素
信号に対応して変調されたレーザー光でイメージ走査露
光されることで、該感光ドラム2面に目的画像情報の静
電潜像か形成され、次いでその静電潜像が反転現像装置
4によって反転現像(感光ドラム面の露光部にトナーを
付着させて潜像を現像する)されてトナー像として顕画
化される。本例の反転現象装置4は負に帯電したトナー
によるジャンどング現像式のものである。
次いで、該感光ドラム2面のトナー像は不図示の給紙部
から感光ドラム2と転写ローラ5との間(転写部)へ適
切なタイミングをもって給送された転写材6の面に順次
に転写されていく。
転写部を通ってトナー像転写を受けた転写材6は感光ド
ラム1面から順次に分離されて画像定着装置7へ導入さ
れて画像形成物(プリント)として出力される。
画像転写後の感光ドラム2面はクリーニング装置8によ
り転写残りトナーや転写材の紙粉等の付着残存汚染物の
除去を受けて清浄面化され縁り返して作像に供される。
帯電ローラ1に対する印加電圧のAC成分は放電電流Δ
I ACの定電流制御を行なう。帯電ローラ表面の工と
クロルヒドリンゴムの高抵抗層1aは、湿度に依って抵
抗値が変化するため、帯電特性が変化する。第3図、第
4図はそれぞれ高温高湿環境下(32,5°C・85%
RH1以下H/H環境と記す)及び低温低湿環境下(1
5°C10%RH1以下L/L環境と記す)でのvpP
−IAC特性を示している。
この中で帯電が行なわれにくいのはL/L環境で、AC
電流か小さいと砂地と呼ばれる微小な帯電不良が発生す
る。この砂地はL/L環境下で約2.4にvPPのピー
ク間電圧を持つAC電圧を印加する事によって除去でき
るため、この時の放電流量ΔIACで各環境下でも定電
流制御することにする。
次に、ΔIACで定電流制御するための手順を示す。
放電電流量ΔIACは前述第2図で述べたようにAC電
流量IACから、帯電ローラ1、感光ドラム2等のイン
ピーダンス成分によって流れる電流量1 ia+pを減
じたものである。そこで放電を起こさないvppが小さ
い領域でのVpp−IACの直線の傾きを測楚し、放電
時のこの直線からの偏差ΔIACを定電流制御する。
これを実現するためには、まず、放電を起こさない領域
のVppがIKVQ時、−旦高圧を印加し、その時のI
ACを測定する(この時の値をI Act とする)。
次にVPPを増加させて、その度にIACを演算により
算出する。前述第4図のグラフよりL/L環境下で砂地
を発生させないためには、ΔIACが50μA必要なた
め、各環境下で、この放電電流値ΔIAc=50μAを
得るためには IAC=50+(■AC1/1000)×■Ppの条件
を満足するまでVPPを増加させればよいことになる。
実際に画像形成を行なう際の、以上のアルゴリズムを第
5図に示す。
以上シーケンスで実際に画像を出力した例を示す。
プロセススピードを50mm/sec。
帯電波形は正弦波で400Hz、 感光ドラム径30mm、 帯電ローラ径12mm のプリンタで通常環境、H/H環境、L/L環境で画像
評価を行なった。
例としてL/L環境をとると、まず帯電ローラ1にvP
PlにVのAC電圧を印加した時、lAc−170μA てあった。
次に感光ドラム回転時にΔIAc =50μAになるよ
うに制御すると、実際には VPP=2.4KV。
I AC= 460μA となり、この時、感光体表面電位voて安定しており、
出力画像も砂地の発生しない良好なものであった。
次にH/H環境で同様に画像を出力した。
VpP=IKv印加時には帯電ローラ1の吸湿のため抵
抗化し、AC電流はL/L環境より増加し、■AC=1
90μAであった。
次にΔIAC=50μAになるように制御を行なうと、
この時はVPP=1950Vとなり、I AC=415
μAであフた。
これをグラフにすると前述第3図になるのである。
ここで、従来のI AC定電流制御と本発明のΔIAC
定電流制御の差を以下に示す。
L/L環境で砂地を発生させないためには、前述のよう
に Vpp−2,4KV。
■AC=460μA1 Δ■AC=50μA 必要である。
■AC=460μA定電流制御とΔ■AC=50μA定
電流制御においてH/H環境では、1)L/L環境で砂
地のでない条件 VPP=2.4KV IAc=460μA ΔIAc=50μA 2)H/H環境 流制御に比べ、H/H環境下でΔIACが20μ八程度
大きくなることが解る。
これに加えて、実際問題として、高圧電源20の周波数
変動、また、使用による感光層2aの削れによって感光
層の静電容量が変化すると、帯電ローラ1と感光層基層
の導電体2bとの間の交流インピーダンスが変化し、I
ACAC定電流制御なっても、実際に放電の起こる帯電
ローラ1と感光層2aとの間のキャップ間電圧は減少し
、放電か起こりにくくなり、交流帯電特性が変化する恐
れがある。このため電子写真装置の設計に当たフては、
予め、これらの変動を最大限に見積って大きめの帯電電
流値を設定する必要がある。
しかし、本発明においては、感光層基層の導電層2bと
帯電ローラ芯金IC間のインピーダンスに依存せず、放
電量ΔIACを定電流で制御するため、常に同じ量の帯
電が可能である。
このことは高圧電源の周波数、感光層削れ等による変動
を見込んだ余分な帯電電流を流さなくても良いことにな
り、厳密な放電量制御ができることになる。
本実施例に於いては、電源周波数の変動を最大±15%
、更に10,000枚通紙による感光層2aの削れを最
大限10μm見込むと、帯電電流は更に50μ八余裕を
見て多めに流さなければならない。
第3・4図から計算すると、IAC定電流制御でL/L
環境に於いて定電流制御すべき電流値I AC= 46
0μAに更に上記のマージン50μAを上乗せすると、
これによってH/H環境に於けるΔIACは100μA
となる。
ΔIACは定電流制御では上記のようにこのマージンは
見込む必要か無いのでΔIACは変わらす50μAなの
で、その差は50μAにもなる。
3)L/L環境で定電流制御すべき電流値IAC定電流
制御  I AC= 510 μAΔIAC定電流制御
 ΔIAC=50μA4)H/H環境に於ける各制御に
よる結果方式で発生していた過剰な放電分を抑制して放
電電流量を半分に減少させ、AC帯電方式の弊害である
、オゾン量の多さ、帯電音、トナー融着を軽減しながら
も、良好な画像を得ることが出来るようになった。
よって、十分な帯電を行ないなから、かつ従来の〈実施
例2〉(第6・7図) 本実施例は帯電部材1として導電性のシート材(以下、
帯電シートと記す)を用いたものである。
帯電シートは本実施例では高分子ポリエチレンのシート
をカーボンで導電処理しである程度の抵抗(約107Ω
cm)を持たせた150μm厚のものを用いた。
第6図はその帯電シート1の一端側を固定し、他端側(
自由端)側を感光ドラム2面にシート1のたわみ反力で
接触させた配設形態としたもの、第7図は両端を固定し
てたるませた帯電シート1のたるみ部の中央部分を感光
ドラム1面に接触させた配設形態としたものである。
上記の帯電シート1に対して所定の電圧を印加して感光
ドラム2面を帯電させる。
帯電部材としてこのように帯電シートを用いた場合(シ
ート帯電)は帯電ローラの場合(ローラ帯電)に比べ、
感光ドラム2と帯電シート1間の放電ギヤツブ巾を広く
とれるため、帯電能に優れる。このためローラ帯電より
も高速帯電か可能である、コストか安価である等の利点
かある反面、帯電シート1が感光トラム2をたたいて帯
電音か発生し易いといった欠点かある。
このため、帯電シート1に印加するAC電圧をできるだ
け小さくして帯電音を抑制する必要がある。
本実施例においても従来のAC電流(I AC)定電流
制御てはなく、放電分ΔIAC定電流制御によって余分
な放電電流を抑制することかてきる。
帯電部材として帯電シート1を用いたプリンタて実際に
画像評価を行なった例を以下に示す。
L/L環境において砂地が発生しない限界はVPP=2
.2KVの時で、この時 IAC=460μA、 ΔIAC=50μA であった。
ここで用いた帯電シート1は抵抗値が低いため、グラフ
の傾きは大きくなっている。上記条件でH/H環境にお
いてIAClまたΔIACて定電流制御を行なったとこ
ろ、次のような結果を得た。
1)L/L環境における砂地限界 V、P=2.2KV IAC定電流制御  1.、=460μAΔIAC定電
流制御  ΔI AC= 50μA2)H/H環境に於
は各制御による結果前述のように必要以上のAC電流を
流さなければならない。
しかし、本発明のようなΔIAC定電流制御を行なうこ
とによって、シート帯電の帯電性能を更に向上させるの
に必要な最小限の放電量を厳密に制御できるようになり
、これによって十分な帯電能の確保と、これに付随して
発生する帯電音等の弊害を最小限に抑えることに成功し
た。
等の利点を有する反面、帯電電極1と感光ドラム2間の
ギャップがシートのたるみによって決定されるため不確
実でたるみ方によって感光体表面電位のむらな生じるこ
とがあるという欠点かある。
従って、シート帯電を用いるときはAC帯電のAC電圧
を高くして、帯電の均一性を向上させなければならない
場合かあるか、この際、従来のIAC定電流制御ては、
この均一性を保つために〈実施例3〉(第8〜10図) 本実施例では、放電電流量を測定する方法として、以下
に述べる方法を用いる。
第8図は本実施例の構成を示す図である。
トラムアースから流れ出す電流IACは抵抗Rを介して
アースに接続されている。測定する帯電電流IACは抵
抗の両端間電圧として測定される。
ここて、実際に帯電を行なっている間の帯電電流を観測
すると、放電が起こっていないときの波形は第9図(a
)に示されるようにきれいな正弦波であるが、放電が起
こることによフて第9図(b)のような高調波成分を含
む。
この高調波成分は放電によって移動した電荷によるもの
である。帯電ローラ1、感光トラム2によって形成され
るインピーダンス成分による帯電電流は印加電圧の周波
数と同じ400Hzであるのに比べ、放電量による帯電
電流は高調波を含むため、測定される電圧にバイパスフ
ィルタをかけることによって放電量の電流は分離が可能
である。
以下に本実施例の概略を示す。
帯電ローラ印加電圧には正弦波400Hzを用い、ドラ
ムアースとクランドアースの間には10にΩの抵抗が挿
入されている。ここで帯電電流は抵抗両端間電圧に変換
され、この電圧をフィルタ30に通すことによって40
0H2の帯電ローラ1、感光ドラム2によるインピーダ
ンスの帯電電流を除去される。この後、フィルタにより
出力された電圧は、フィードバック回路31に入り、L
/L環境環境下で砂地の発生しないような放電量ΔIA
C=50μA相当する実行値電圧0.5Vに定電圧制御
される。
第10図に本実施例に右けるAC帯電特性を示すが、こ
こでは、周波数フィルタのカットオフ周波数を2にHz
に設定した。
この図では、帯電ローラ1、感光ドラム2のインど一ダ
ンス成分による帯電電流Iimpがフィルタによって減
衰され、放電量ΔIACが大きく観測される。
そこて帯電電流なL/L環境において50μAで定電流
制御したところ、砂地の発生しない良好な画像かえられ
た。
同様に、H/H環境で画像評価を行なったところ、以下
に示すような結果が得られた。
H/H環境に於ける各制御による結果 誤差を生しにくいといった利点かある。
また、実際に本実施例を行なう場合には、従来のTAC
定電流制御の機楕に周波数フィルタを追加するたけてよ
いので、機械的にもアルコリズム的にも簡単であり、低
コストである。
このように、本実施例によって安価て確実な帯電制御が
可能になった。
により、放電量を抑制しつつ、良好な画像かえられるよ
うになった。
本実施例では、帯電を行なっている際においても、実際
の放電電流を常に監視することができる。前述の実施例
では予め感光ドラム2・帯電ローラ1によるインピーダ
ンスを測定しているため、通紙中に万一このインど一タ
ンス値が変化したときには誤差を生じる可能性があるが
、本実施例においては常に帯電電流ΔIACを全体の帯
電電流IACから分離して測定しているので、(発明の
効果) 以上説明したように本発明に依れば、接触帯電装置のA
C帯電方式において、放電電流ΔIACを定電流に制御
することによって、過剰な放電を抑制しつつ良好で均一
な帯電を行なうことが可能となり、例えば、画像形成装
置の像担持体の帯電手段として利用することで、帯電音
、ドラム上トナー融着の少ない装置を構成することが可
能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に従う帯電装置を利用したプリンタの一
例の概略構成図。 第2図はAC帯電特性を表わすグラフ。 第3図・第4図は夫々H/H環境とL/L環境とにおけ
るAC帯電特性図。 第5図は基本的アルゴリズム。 第6図・第7図は夫々帯電部材として帯電シートを用い
た実施例の概略図。 第8図は放電電流量の測定回路例。 第9図(a)・(b)は夫々放電開始前と後の帯電電流
波形。 第10図はAC帯電特性図。 第11図は接触型の帯電装置の説明図。 第12図は帯電部材に直流電圧のみを印加したときの感
光体表面電位変化図。 第13図は帯電部材に直流と交流の重畳電圧を印加した
ときの感光体表面電位変化図。 1は帯電部材としての帯電ローラ又は帯電シート、2は
被帯電体としての像担持体(感光ドラム)、20は電圧
印加電源、30は周波数フィルタ、31はフィードバッ
ク回路。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)直流オフセット電圧と振動電圧との重畳電圧を印
    加した帯電部材を被帯電体に接触させて被帯電体面を帯
    電処理する帯電装置において、帯電部材と被帯電体との
    間の放電によって発生する振動電圧電流を検知し、これ
    を既定の定電流量に制御することによって帯電を実行さ
    せることを特徴とする帯電装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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US11204114B2 (en) 2019-11-22 2021-12-21 Trinity Bay Equipment Holdings, LLC Reusable pipe fitting systems and methods

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