JPH0485905A - ロータリートランス - Google Patents

ロータリートランス

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Publication number
JPH0485905A
JPH0485905A JP2202090A JP20209090A JPH0485905A JP H0485905 A JPH0485905 A JP H0485905A JP 2202090 A JP2202090 A JP 2202090A JP 20209090 A JP20209090 A JP 20209090A JP H0485905 A JPH0485905 A JP H0485905A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cylinder side
inner cylinder
outer cylinder
magnetic bodies
signal transmission
Prior art date
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Pending
Application number
JP2202090A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshihiro Takeuchi
武内 利啓
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP2202090A priority Critical patent/JPH0485905A/ja
Publication of JPH0485905A publication Critical patent/JPH0485905A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は互いに相対回転するものの信号伝達に用いるロ
ータリートランスに関するものである。
従来の技術 近年、ビデオ一体型カメラ等の磁気記録装置は、ますま
す小型・軽量化および高性能化が進んでおり、これに伴
って、その主要部品となるロータリートランスも、より
小型・軽量化および高性能化が必要となってきている。
以下に従来のロータリートランスについて説明する。
第3図は従来のロータリートランスの構成を示す断面図
である。第3図において、1は内債磁性体で、その外周
溝1aにコイル3が巻線されている。2は外筒偏磁性体
で内筒側磁性体1の巻線溝1aと対向する位置に内周溝
2aが形成され、この内周溝2aにコイル4が巻線され
ている。また、複数の信号伝達系間の干渉を少なくする
ため、内筒側磁性体1のコイル3の間にショートリング
5が設置されている。
発明が解決しようとする課題 しかしながら、上記従来の構成では、同一の円筒状の磁
性体に、ショートリング5を介して複数の信号伝達系を
形成しているため、完全に磁気的に分割されておらず、
このため、特に高周波帯域において、信号伝達系間の干
渉を十分に防ぐことができないという問題点を有してい
た。
本発明は上記従来の問題点を解決するもので、完全に磁
気的な分割を行って、信号伝達系間の干渉を十分防ぐこ
とのできるロータリートランスを提供することを目的と
する。
課題を解決するための手段 この課題を解決するために本発明のロータリートランス
は、所定の信号伝達系ごとに磁性体そのものを分割し、
これら磁性体を相対向する巻線溝と反対側の面に配設さ
れる円筒型の保持体により保持するとともに、分割した
磁性体の間に円筒上の非磁性体を介在させ、磁気的に完
全に分割した構成にしたものである。
作用 上記構成とすることにより、信号伝達系間の干渉を十分
に防ぐことのできる優れたロータリートランスを得るこ
とができる。
実施例 以下、本発明の一実施例について、図面を参照しながら
説明する。
第1図は、本発明の第1の実施例におけるロータリート
ランスの構成を示す断面図である。
第1図において、6は内筒側コア、8は外筒側コアでそ
れぞれのコア6.8には対向する面の対向する位置に巻
締溝6a、8aを設けるとともに反対側の面で、内筒側
保持体12及び外筒側保持体13により保持されている
。また、対向する巻線溝6a、8aには、それぞれ内筒
側コイル7及び外筒側コイル9が巻線され、これら対向
する巻線溝6a、8aの中間に内筒側コア6、外筒倒コ
ア8を完全に分断するように内筒側シールドリング10
及び外筒側シールドリング11が設置されている。
以上のように構成されたロータリートランスについて以
下その動作を説明する。
本実施例では、二つの信号伝達系をそれぞれ完全に磁性
体そのものを分離し、間に非磁性体としてのシールドリ
ング10.11を介在させている。このため、二つの信
号伝達系間は、もはや同一の磁性体部がなくなることに
なる。これによって、二つの信号伝達系間のお互いの干
渉を大幅に削減することができる。
以上のように本実施例によれば、信号伝達系を磁性体そ
のもので磁気的に分割し、間にシールドリング10.1
1を介在させたことにより、信号伝達系間の干渉を十分
に防ぐことのできるロータリートランスを得ることがで
きる。
以下、本発明の第2の実施例について説明する。
第2図は、本発明の第2の実施例におけるロータリート
ランスの構成を示す断面図である。
本発明の第1の実施例では、対向面が1組の2重構造の
ロータリートランスの場合であったが、本発明の第2の
実施例は、対向面が2組の3重構造のロータリートラン
スの場合の実施例である。
この場合、中央保持体18は、両面で内側中央コア14
と外側中央コア15をそれぞれ保持し、巻線溝14a、
15aの間には、内側中央シールドリング16及び外側
中央シールドリング17が設けられている。
他の構成・動作については、第1の実施例と同じである
ため省略する。
尚、本実施例では、2重構造と3重構造の場合の実施例
を示したが、これは必要に応じ何重構造の構成であって
もよい。
また、本実施例では円筒型の磁性体を全て対向面と反対
側に配設される保持体により保持し、分割した磁性体の
間にシールドリングを設けているが、これは必要に応じ
て部分的にこの構成を用いてもよい。
さらに、前記保持体とシールドリングは、別個のもので
なくてもよ(、二つが一体型になったものを用いてもよ
い。
発明の効果 以上のように本発明は、円筒型の磁性体を所定の信号伝
達系ごとに分割し、これを対向面と反対側に配設される
保持体により保持するとともに、分割した磁性体の間に
円筒状の非磁性体を介在させたことにより、信号伝達系
間の干渉を大幅に削減できる優れたロータリートランス
を実現できるものである。
さらに、本発明の構成によれば、次のような効果も奏す
る。すなわち、従来、内周面にショートリングを巻線す
ることは製造上難しいという理由で省く構成としていた
が、本発明の構成とすることにより、外周面と同様に内
周面にもシールドリングを構成することが容易で、しか
も、後から巻線も不要であるという効果も奏する。
また、従来、ショートリングの巻線溝を構成していたの
で、その巻線溝幅は、加工上及び製造上、狭くする限界
値があり一1小型化に支障をきたしていたが、本発明の
構成とすることにより、より一層の小型化を図ることも
可能である。
さらに、本発明のシールドリングをアルミニウムなどの
軽金属で構成すると、完全な磁気シールドの役割を果た
すとともに、フェライトなどの磁性材料よりもアルミニ
ウムなどは密度が小さいため、軽量化も可能となる。
このように本発明のロータリートランスは、性能面、製
造面、及び小型・軽量化の面で、優れた効果の得ること
のできるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1の実施例におけるロータリートラ
ンスの構成を示す断面図、第2図は本発明の第2の実施
例におけるロータリートランスの構成を示す断面図、第
3図は従来のロータリートランスの構成を示す断面図で
ある。 6・・・・・・内筒側コア、6a・・・・・・巻線溝、
7・・・・・・内筒側巻線コイル、8・・・・・・外l
!J制コア、8a・・・・・・巻線溝、9・・・・・・
外筒側巻線コイル、10・旧・・内筒側シールドリング
、11・・・・・・外筒側シールドリング、12・・・
・・・内筒側保持体、13・・・・・・外筒側保持体、
14・・・・・・内側中央コア、15・・・・・・外側
中央コア、16・・・・・・内側中央シールドリング、
17・・・・・・外側中央シールドリング、18・・・
・・・中央保持体。 代理人の氏名 弁理士 粟野重孝 ほか1名2 外W躬
是糟J(ル !−61414f夾コア

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)円筒型の内側磁性体と外側磁性体の相対向する面
    に複数個の巻線溝をそれぞれ対向するように設け、この
    内側磁性体と外側磁性体の少なくともいずれか一方の磁
    性体を、その対向面とは反対側に配設される円筒型の保
    持体により保持するとともに、少なくとも一個所で、巻
    線溝間を円筒型の非磁性体を前記保持体に設置すること
    で磁気的に分割し、かつ上記各磁性体の巻線溝に巻線を
    施してなるロータリートランス。
  2. (2)円筒型の内側磁性体と中央磁性体と外側磁性体の
    相対向する面に複数個の巻線溝をそれぞれ対向するよう
    に設け、これら各磁性体の少なくとも一つの磁性体を、
    その対向面とは反対側に配設される円筒型の保持体によ
    り保持するとともに、少なくとも一個所で、巻線溝間を
    円筒型の非磁性体を前記保持体に設置することで磁気的
    に分割し、かつ上記各磁性体の巻線溝に巻線を施してな
    るロータリートランス。
  3. (3)巻線溝間に設置する円筒型の非磁性体が、アルミ
    ニウムなどの軽金属である請求項(1)または(2)記
    載のロータリートランス。
JP2202090A 1990-07-30 1990-07-30 ロータリートランス Pending JPH0485905A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002533918A (ja) * 1998-12-22 2002-10-08 レイセオン・カンパニー 無コネクタ型インターフェースを介してエネルギを転送する装置及び方法
US9048534B2 (en) 2008-03-19 2015-06-02 Nec Toshiba Space Systems, Ltd. Wide-band feeder circuit and antenna having the same

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JPH01283910A (ja) * 1988-05-11 1989-11-15 Hitachi Ltd ロータリートランス

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