JPH02128408A - 筒型ロータリトランス - Google Patents

筒型ロータリトランス

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Publication number
JPH02128408A
JPH02128408A JP63283009A JP28300988A JPH02128408A JP H02128408 A JPH02128408 A JP H02128408A JP 63283009 A JP63283009 A JP 63283009A JP 28300988 A JP28300988 A JP 28300988A JP H02128408 A JPH02128408 A JP H02128408A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rotary transformer
transformer
channel
magnetic flux
layer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP63283009A
Other languages
English (en)
Inventor
Hirohiko Honda
豁彦 本田
Kaoru Fukuzawa
薫 福澤
Yasuyuki Noritake
則武 康行
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
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Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
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Publication of JPH02128408A publication Critical patent/JPH02128408A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野コ 本発明は筒型ロータリトランス、特に同心状に配設され
た固定側ロータリトランスと回転側ロータリトランスと
の間で電磁的に信号の授受を行う筒型ロータリトランス
を行う磁束漏洩防御構造の改善に関する。
[従来の技術] 一対の円筒体表面の軸方向にそれぞれ所定間隔でコイル
を複数個巻回形成した固定側ロータリトランスと回転側
ロータリトランスとの間で信号の授受を行う筒型ロータ
リトランスが周知であり、フロッピディスクドライブの
回転ヘッド装置等に不可欠の要素となっている。
第3図にこうした筒型ロータリトランスを有する回転ヘ
ッド装置の構成例を断面図で示す。
図において、装置の中心となる固定軸(1)の貫通孔を
有するラジアルシリンダ(2)が該固定軸(1)の上半
分を取り囲む形で同心状に配設されており、このラジア
ルシリンダ(2)にはテープに所望の情報を記録再生す
るためのヘッド(3)が装着された回転シリンダ(4)
が取り付けられている。
回転シリンダ(4)は前記固定軸(1)の下半分により
貫通された形を取る固定シリンダ(5)にて支持を受け
る。
前記固定軸(1)は固定シリンダ(5)の中心軸穴に圧
入もしくはやきばめ等により嵌入固定された状態となっ
ている。
ラジアルシリンダ(2)には該ラジアルシリンダ(2)
と固定軸(1)を中心として一体的に回転する回転側ロ
ータリトランス(6)が、また固定シリンダ(5)には
回転側ロータリトランス(6)に対し半径方向に所定間
隔を介して固定側ロータリトランス(7)が対向配設さ
れており、これら両ロータリトランス(6)及び(7)
間で記録再生信号の授受及び増幅を行う。
第4図に前記第3図に係る回転側ロータリトランス(6
)及び固定側ロータリトランス(7)に係る部分の拡大
断面図を示す。
図より明らかな如く、回転側及び固定側ロータリトラン
ス(6)及び(7)は固定軸(1)を中心として同心円
状に配設されており、回転側ロータリトランス(6)の
内表面及び固定側ロータリトランス(7)の外表面には
、その軸方向に所定間隔を介して複数個、図示例では各
3個のコイル(6C)及び(7C)が互いに等間隔で対
を成すよう対向して巻回形成されている。
各コイル(6C)及び(7c)の巻回されているコア(
6A)及び(7A)はフェライト等高透磁率を誇る磁性
材料が用いられ、このコア(6A)及び(7A)にコイ
ルを巻回固定するための溝(6B)及び(7B)が設け
られている。
そして、これら各々の各コイル対(6C)及び(7C)
からなる各多チャンネルにおいて電磁的に信号の授受が
実行されることとなる。
ところが、こうした構造の筒型ロータリトランスにおい
て、チャンネル数が多くなると各チャンネル間距離が狭
小化するため、あるチャンネルにおいて信号授受の際に
発生する磁束が漏洩して隣接するチャンネルの磁束にノ
イズとして混入するいわゆる磁束漏洩が生じてしまうと
いう問題があった。
すなわち、第5図において各チャンネル内で生じる本来
の正常な磁束をAとして表わすとする。
しかし、こうしたチャンネルが両ロータリトランス(6
)及び(7)の軸方向に多数対形成される場合には隣接
するチャンネルとの間隔が狭くなり、図のBで示すよう
な洩れ磁束が発生し、当該チャンネル内における信号授
受に係る磁束であるべきはずのものが関係の無い別の情
報授受が行われている隣接チャンネルに影響を及ぼして
ノイズとして混入してしまうという不都合が生じてしま
つO このため、従来では第5図に示すように隣接する各チャ
ンネル間にショートリング(6D)を設け、このショー
トリング(6D)を越えて磁束が通過しようとした時に
当該ショートリング部分で逆磁界Cを生じさせ、通過磁
界を打ち消すことによって各チャンネル相互間の干渉を
防止するという対応措置を取っていた。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、こうした従来における筒型ロータリトラ
ンスの磁束漏洩防止構造では各チャンネル間に介設する
ショートリングのロータリトランス軸方向に占めるスペ
ースが比較的大きなものとなってしまい、特に複数の多
チヤンネル化形式を取った場合にトランスの軸方向長さ
が大幅に増大し、装置の小型化を妨げるという問題があ
った。
発明の目的 本発明は上記従来の課題に鑑みなされたものであり、そ
の目的は、トランスの軸方向の長さを最小限に抑制しつ
つ各チャンネル間の磁束漏洩を確実に防止可能な筒型ロ
ータリトランスを提供することにある。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するために、本発明は、円筒状コアの外
表面に所定間隔を介して複数個コイルが巻回されて成る
固定側ロータリトランスと、該固定側ロータリトランス
を取り囲むように所定の間隔を介して同心状に配設され
、該固定側ロータリトランスの前記各コイルと対向する
ようコアの内表面にコイルが巻回されて成る回転側ロ−
タリトランスと、を含む筒型ロータリトランスにおいて
、 前記固定及び回転側ロータリトランスの対向する一対の
コイルからなる各チャンネル間に透磁率の低い層を形成
したことを特徴とする。
[作用コ 以上の如く構成される本発明によれば、トランスの各チ
ャンネル間における磁束の相互干渉防止作用を果たす手
段は各チャンネル間に介装された極めて薄い低透磁率の
層であるため、これを設けることによってトランスの軸
方向長さ、すなわち高さが増大することはほとんど無い
すなわち、本発明における前記低透磁率層は従来におけ
るショートリングのように逆磁界によって干渉磁束と拮
抗させるという作用を果たすものでなく、それ自体が磁
束を隣接チャンネルへ通さない特性を有するものである
ために、極めて薄い層で済み、特別のスペースを占有す
るということはない。
この結果、多チャンネル化する場合でもトランスの高さ
方向における優れた省スペース効果を得ることが可能で
ある。
[実施例] 以下、図面に基づき本発明の好適な実施例を説明する。
第1図は本発明に係る筒型ロータリトランスを適用した
回転ヘッド装置の縦断面図、そして第2図はトランス部
の拡大断面図をそれぞれ示す。
なお、図中前記従来装置と同等の構成要素には同一符号
を付し、その説明を省略する。
本発明において特徴的なことは、回転側ロータリトラン
ス(6)のコア(6A)に形成された谷溝(6B)間に
低透磁率材料から成る層(6E)を設けたことにある。
図より明らかな如く、この低透磁率層(6E)は回転側
ロータリトランス(6)のコア(6A)上に複数個形成
された各コイル(6C)間に非常に薄い層として介挿さ
れた形を取る。
そして、固定側ロータリトランス(7)のコイル(7C
)と回転側ロータリトランス(6)のコイル(6C)の
一対のコイルからなるチャンネル内で信号の授受が行わ
れた場合、磁束はAで示すごとくなり、回転側ロータリ
トランス(6)のコイル(6C)側から隣接チャンネル
のコイルに向かった磁束は前記低透磁率層(6E)にて
遮蔽される形となり、それ以上隣接コイル側に進むこと
はない。
前述した如く、本発明の抵透磁率層(6E)は従来の磁
束漏洩手段であったショートリングのようにそれ自身が
磁束を発生するものではなく、その材料固有の特性によ
って磁束の通過そのものを遮断する作用を果たすもので
あるため、該低透磁率物質の介挿は非常に薄く形成すれ
ば済み、トランスの軸方向スペースはほとんど取らない
この結果、各チャンネルにおいて発生した磁束はこの磁
気抵抗の大きい抵透磁率層(6E)によって遮られ、当
該チャンネル周囲に向かうこととなり、隣接チャンネル
に漏洩してノイズの原因となることはない。
[発明の効果コ 以上説明したように、本発明によれば、ロータリトラン
スの各チャンネル間に透磁率の低い層を介設することに
よって磁束の漏洩を防止するという手法を採用したので
、磁束漏洩防止構造に起因するトランスの軸方向長さの
増大という従来の問題を有効に解消でき、多チャンネル
化した場合でも高さ方向の省スペース化を有効に実現で
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る筒型ロータリトランスの縦断面図
、第2図は第1図におけるロータリトランス部分の拡大
縦断面図、第3図は従来装置の縦断面図、第4図及び第
5図は第3図におけるロータリトランス部分の拡大断面
図である。 図において、(6)は回転側ロータリトランス、(7)
は固定側ロータリトランス、(6A)及び(7A)はコ
ア、(6B)及び(7B)は溝、(6C)及び(7C)
はコイル、(6D)はショートリング、(6E)は透磁
率の低い層である。 なお、図中同一符号は同一または相当部分を示す。 鵠1図1: F)’+73 #ランス(pのI広大断面
同第 図 従来の筒形ロークlノドランスnyrr’tn図第 図 第3図のLランX音βの子広大断面図 第4図 第3m6r)Fランス音βの4広大ff/i−面団第 図 2、発明の名称 筒型口 クリトランス 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 住 所    東京都千代田区丸の内二丁目2番3号名
 称  (601)三菱電機株式会社代表者志岐守哉 4、代理人 住所 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 5、補正の対象 明細書の発明の詳細な説明の欄。 6、補正の内容

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】  円筒状コアの外表面に所定間隔を介して複数個コイル
    が巻回されて成る固定側ロータリトランスと、 該固定側ロータリトランスを取り囲むように所定の間隔
    を介して同心状に配設され、該固定側ロータリトランス
    の前記各コイルと対向するようコアの内表面にコイルが
    巻回されて成る回転側ロータリトランスと、を含む筒型
    ロータリトランスにおいて、 前記固定及び回転側ロータリトランスの対向する一対の
    コイルからなる各チャンネル間に透磁率の低い層を形成
    したことを特徴とする筒型ロータリトランス。
JP63283009A 1988-11-08 1988-11-08 筒型ロータリトランス Pending JPH02128408A (ja)

Priority Applications (1)

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JP63283009A JPH02128408A (ja) 1988-11-08 1988-11-08 筒型ロータリトランス

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63283009A JPH02128408A (ja) 1988-11-08 1988-11-08 筒型ロータリトランス

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH02128408A true JPH02128408A (ja) 1990-05-16

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ID=17660045

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP63283009A Pending JPH02128408A (ja) 1988-11-08 1988-11-08 筒型ロータリトランス

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JP (1) JPH02128408A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5347256A (en) * 1991-04-26 1994-09-13 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Rotary transformer
US5359312A (en) * 1991-08-03 1994-10-25 Goldstar Co., Ltd Rotary transformer assembly for rotary head drum device

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5347256A (en) * 1991-04-26 1994-09-13 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Rotary transformer
US5359312A (en) * 1991-08-03 1994-10-25 Goldstar Co., Ltd Rotary transformer assembly for rotary head drum device

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