JPH02180008A - 筒形ロータリトランス - Google Patents
筒形ロータリトランスInfo
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- JPH02180008A JPH02180008A JP11789A JP11789A JPH02180008A JP H02180008 A JPH02180008 A JP H02180008A JP 11789 A JP11789 A JP 11789A JP 11789 A JP11789 A JP 11789A JP H02180008 A JPH02180008 A JP H02180008A
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- RYGMFSIKBFXOCR-UHFFFAOYSA-N Copper Chemical compound [Cu] RYGMFSIKBFXOCR-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims abstract description 22
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
「産業上の利用分野]
この発明は筒形ロータリトランスに関するものである。
[従来の技術]
第14図に示すものは、従来の筒形ロータリトランスを
有する例えば磁気記録再生装置の回転ヘッド装置の断面
図である。
有する例えば磁気記録再生装置の回転ヘッド装置の断面
図である。
図において、符号(1)はテープに情報を記録再生する
ための磁気へ71’(2)が取り付けられている回転シ
リング、(3)は回転シリング(1)に対応して軸心方
向に設けられて回転ノリンダ(1)を支持するための固
定シリングで、(4)は上記固定シリング(3)の中心
軸穴に圧入若しくは焼きばめ等により嵌入して固定され
かつ回転シリンダ(1)が取り付けられて支持されてい
るラシアルシリンタ(5)の中心軸穴を貫通している固
定軸である。」−記回転シリンタ(1)か固定して取り
付けられているラジナルシリンダ(5)には、信号の授
受、増幅を行う筒形ロータリトランスの回転側ロータリ
トランス(6)がその一部を支持して取り付けられてい
る。また、これと対をなす固定側ロータリトランス(7
)は、回転側ロータリトランス(6)と同心的に設けら
れ、半径方向に所定の間隔を有して固定シリング(3)
にその一部を支持して取り付は固定されている。
ための磁気へ71’(2)が取り付けられている回転シ
リング、(3)は回転シリング(1)に対応して軸心方
向に設けられて回転ノリンダ(1)を支持するための固
定シリングで、(4)は上記固定シリング(3)の中心
軸穴に圧入若しくは焼きばめ等により嵌入して固定され
かつ回転シリンダ(1)が取り付けられて支持されてい
るラシアルシリンタ(5)の中心軸穴を貫通している固
定軸である。」−記回転シリンタ(1)か固定して取り
付けられているラジナルシリンダ(5)には、信号の授
受、増幅を行う筒形ロータリトランスの回転側ロータリ
トランス(6)がその一部を支持して取り付けられてい
る。また、これと対をなす固定側ロータリトランス(7
)は、回転側ロータリトランス(6)と同心的に設けら
れ、半径方向に所定の間隔を有して固定シリング(3)
にその一部を支持して取り付は固定されている。
次に、回転側ロータリトランス(6)及び固定側ロータ
リトランス(7)をその拡大断面図により示すと第15
図のとおりである。
リトランス(7)をその拡大断面図により示すと第15
図のとおりである。
図において、回転側ロータリトランス(6)は、フェラ
イト等の高透磁率を有する磁性材料から成るコア(6a
)と、このコア(6a)の内径面に円周方向に形成され
ている複数個の溝(6b)内に設けられているコイル(
6c)と、同じくコア(6a)の内径面の溝(6b)間
に円周方向に設けられた溝内に設けられているショート
リング(6d)とから成る。
イト等の高透磁率を有する磁性材料から成るコア(6a
)と、このコア(6a)の内径面に円周方向に形成され
ている複数個の溝(6b)内に設けられているコイル(
6c)と、同じくコア(6a)の内径面の溝(6b)間
に円周方向に設けられた溝内に設けられているショート
リング(6d)とから成る。
また、固定側ロータリトランス(7)は、同様に、フェ
ライト等の高透磁率を有する磁性材料から成るコア(7
a)と、このコア(7a)の外径面に円周方向に形成さ
れている複数個の溝(7b)内に設けられているコイル
(7c)とから成り、上記溝(7b)は、上記回転側ロ
ータリトランス(6)の溝(6b)と互いに対向する位
置に形成されており、相互に対向する上記コイル(6c
)と(7c)とによってそれぞれ構成される各チャンネ
ル(8a) (8b)・・・間で信号の授受を行う。
ライト等の高透磁率を有する磁性材料から成るコア(7
a)と、このコア(7a)の外径面に円周方向に形成さ
れている複数個の溝(7b)内に設けられているコイル
(7c)とから成り、上記溝(7b)は、上記回転側ロ
ータリトランス(6)の溝(6b)と互いに対向する位
置に形成されており、相互に対向する上記コイル(6c
)と(7c)とによってそれぞれ構成される各チャンネ
ル(8a) (8b)・・・間で信号の授受を行う。
次に、第16図に、上記のように構成されている筒形ロ
ータリトランスの隣接するチャンネル間での磁束の漏れ
を示す。
ータリトランスの隣接するチャンネル間での磁束の漏れ
を示す。
図において、第1のチャンネル(8a)間で信号の授受
が行われた場合、磁束はループ(A)に示すように発生
するが、多チャンネル化し、隣接する第2のチャンネル
(8b)との間隔が狭くなると、ルプ(B)に示すよう
な漏洩磁束を発生する。
が行われた場合、磁束はループ(A)に示すように発生
するが、多チャンネル化し、隣接する第2のチャンネル
(8b)との間隔が狭くなると、ルプ(B)に示すよう
な漏洩磁束を発生する。
従って、従来の筒形ロータリトランスにあっては、第1
5図に示すように、隣接するチャンネル例えば(8a)
(8b)間にショートリング(6d)を設け、ショート
リング(6d)を越えて磁束が通過すると、ショートリ
ング(6d)部分で逆磁界(C)を生じ、これによって
、磁束(B)は打消され、隣接するチャンネルに影響す
ることを防止している。
5図に示すように、隣接するチャンネル例えば(8a)
(8b)間にショートリング(6d)を設け、ショート
リング(6d)を越えて磁束が通過すると、ショートリ
ング(6d)部分で逆磁界(C)を生じ、これによって
、磁束(B)は打消され、隣接するチャンネルに影響す
ることを防止している。
[発明が解決しようとする課題]
上記のように、従来の筒形ロータリトランスにあっては
、各チャンネル間の磁束の漏れ防止のために、ショート
リングを各チャンネル間に設けており、そのため、各チ
ャンネル間でンヨートリングを設けるためのスペースが
必要となり、多チャンネル化した場合には、高さ方向に
高くなるという問題点があり、このような問題を解決し
たいという課題を従来装置は有していた。
、各チャンネル間の磁束の漏れ防止のために、ショート
リングを各チャンネル間に設けており、そのため、各チ
ャンネル間でンヨートリングを設けるためのスペースが
必要となり、多チャンネル化した場合には、高さ方向に
高くなるという問題点があり、このような問題を解決し
たいという課題を従来装置は有していた。
この発明は、上記の課題を解決するためになされたもの
で、筒形ロータリトランスを多チャンネル化した場合、
各チャンネル間の磁束の漏れを防止して、高さを縮小し
た筒形ロータリトランスを得ることを目的とする。
で、筒形ロータリトランスを多チャンネル化した場合、
各チャンネル間の磁束の漏れを防止して、高さを縮小し
た筒形ロータリトランスを得ることを目的とする。
[課題を解決するための手段]
この発明に係る筒形ロータリトランスは、各チャンネル
間の間隔を拡大することなく、各チャンネル間に各チャ
ンネルからの漏洩磁束の発生を阻止する手段を設け、こ
れにより、磁束の漏れ防止を行うようにしたものである
。
間の間隔を拡大することなく、各チャンネル間に各チャ
ンネルからの漏洩磁束の発生を阻止する手段を設け、こ
れにより、磁束の漏れ防止を行うようにしたものである
。
[作 用]
この発明における筒形ロータリトランスは、各チャンネ
ル間に、チャンネル間隔の拡大を要しない漏洩磁束発生
阻止手段を設けているので、磁束の漏れが生じなくなり
、従って、多チャンネル化した場合にも高さを短縮する
ことができる。
ル間に、チャンネル間隔の拡大を要しない漏洩磁束発生
阻止手段を設けているので、磁束の漏れが生じなくなり
、従って、多チャンネル化した場合にも高さを短縮する
ことができる。
[実施例]
以下、この発明をその実施例を示す図に基づいて説明す
る。
る。
なお、符号(1)(5)、(6c)(6d) (7)(
7a)〜(7c)(8a)(8b)で示すものは、従来
装置において、同一符号で示したものと同等のものであ
る。
7a)〜(7c)(8a)(8b)で示すものは、従来
装置において、同一符号で示したものと同等のものであ
る。
第1図は、この発明の第1実施例の筒形ロータリトラン
スを備えた磁気記録再生装置の回転ヘッド装置の断面図
である。
スを備えた磁気記録再生装置の回転ヘッド装置の断面図
である。
図において、符号(11)は従来装置とほぼ同様の回転
側ロータリトランスで、フェライト等の高透磁率を有す
る磁性材料からなるコア(Ila)と、そのコア(ll
a)の内径面に円周方向に溝(7b)と対向して形成さ
れている溝(11,b)内に設けられているコイル(6
c)とから成ると共に、名調(Ilb)間のコア(Il
a)に、各チャンネルからの漏洩磁束の発生を阻止する
手段である銅箔(12)が埋設されている。
側ロータリトランスで、フェライト等の高透磁率を有す
る磁性材料からなるコア(Ila)と、そのコア(ll
a)の内径面に円周方向に溝(7b)と対向して形成さ
れている溝(11,b)内に設けられているコイル(6
c)とから成ると共に、名調(Ilb)間のコア(Il
a)に、各チャンネルからの漏洩磁束の発生を阻止する
手段である銅箔(12)が埋設されている。
この回転側ロータリトランス811)及び固定側ロタリ
ドランス(7)の拡大断面図を示すと第2図のとおりて
あり、コア(lla)に形成された、例えば、1番目の
溝(llb)と2番目の溝(llb)との間開様に、隣
接する名調(llb)間には、上記のように、銅箔(1
2)が埋め込まれている。
ドランス(7)の拡大断面図を示すと第2図のとおりて
あり、コア(lla)に形成された、例えば、1番目の
溝(llb)と2番目の溝(llb)との間開様に、隣
接する名調(llb)間には、上記のように、銅箔(1
2)が埋め込まれている。
この実施例は、上記のように構成されているので、第1
のチャンネル(8a)間で信号の授受か行われだ場合、
隣接する第2のチャンネル(8b)に第1のチャンネル
(8a)間で生じた漏洩磁束が通過すると、上記銅箔(
■2)において、逆磁界(C)を生じ、従って、漏洩磁
束は打ち消され、従って、磁束は、第1のチャンネル(
8a)の回りであるループ(A)に流れ、その結果、第
2のチャンネル(8b)に影響することはない。
のチャンネル(8a)間で信号の授受か行われだ場合、
隣接する第2のチャンネル(8b)に第1のチャンネル
(8a)間で生じた漏洩磁束が通過すると、上記銅箔(
■2)において、逆磁界(C)を生じ、従って、漏洩磁
束は打ち消され、従って、磁束は、第1のチャンネル(
8a)の回りであるループ(A)に流れ、その結果、第
2のチャンネル(8b)に影響することはない。
次に、上記銅箔(12)を内在させたコアの形成方法を
第3図〜第7図に示す。
第3図〜第7図に示す。
第1の例を示す第3図、第4図において、符号(13)
は例えば回転側ロータリトランス(11)のコア(11
,a)を構成するチャンネル分のコア部材で、このコア
部材(13)には溝(llb)が設けられており、また
、このコア部材(13)の一端面には銅箔(12)が埋
め込まれいいる。このように構成されている1チャンネ
ル分のコア部材(13)を接着又は圧接などの方法によ
り第4図に示すように所要個数接続して回転側ロータリ
トランス(11)のコア(Ila) ヲ形成する。
は例えば回転側ロータリトランス(11)のコア(11
,a)を構成するチャンネル分のコア部材で、このコア
部材(13)には溝(llb)が設けられており、また
、このコア部材(13)の一端面には銅箔(12)が埋
め込まれいいる。このように構成されている1チャンネ
ル分のコア部材(13)を接着又は圧接などの方法によ
り第4図に示すように所要個数接続して回転側ロータリ
トランス(11)のコア(Ila) ヲ形成する。
また、他の形成方法を示すと第5図及び第6図のとおり
である。
である。
第5図に示すように構成された銅箔(12)をインサー
トして所定の磁性材料により射出成形を行い、第6図に
示すように回転側ロータリI・ランス(11)のコア(
lla)を形成してもよい。
トして所定の磁性材料により射出成形を行い、第6図に
示すように回転側ロータリI・ランス(11)のコア(
lla)を形成してもよい。
更に、別の形成方法を示すと第7図及び第8図のとおり
である。
である。
第7図に示す銅箔(12)をインサートして所定磁性材
料により射出成形を行い、第8図に示す回転側ロータリ
トランス(11)のコア(lla)を形成するがこの場
合には、銅箔(12)の高さ方向の位置決めは、第8図
に示す上記射出成形のための金型(14)。
料により射出成形を行い、第8図に示す回転側ロータリ
トランス(11)のコア(lla)を形成するがこの場
合には、銅箔(12)の高さ方向の位置決めは、第8図
に示す上記射出成形のための金型(14)。
(15)により行なわれる。
なお、上記実施例では、銅箔(12)を回転側ロタリド
ランス(11)に埋設して設けたが、これに限らず、固
定側ロータリトランス(7)に設けてもよく、あるいは
、両方に設けてもよい。
ランス(11)に埋設して設けたが、これに限らず、固
定側ロータリトランス(7)に設けてもよく、あるいは
、両方に設けてもよい。
次に、この発明の第2実施例を、第1実施例と同様に、
筒形ロータリトランスを備えた磁気記録再生装置の回転
ヘッド装置によって説明する。
筒形ロータリトランスを備えた磁気記録再生装置の回転
ヘッド装置によって説明する。
第9図〜第11図において、符号(7)は、第1実施例
と同様に構成されている固定側ロータリトランスである
。
と同様に構成されている固定側ロータリトランスである
。
次に、符号(21)は回転側ロータリトランスで、第1
実施例と同様に、フェライト等の高さ透磁率を有する磁
性材料からなるコア(21a)と、そのコア(21a)
の内径側に円周方向に形成されている溝(21b)内に
設けられたコイル(6c)とから成ると共に、名調(2
1b)間のコア(21a) ’の内径面に流体力学的溝
(21c)が形成されており、また、この流体力学的溝
21c)と、これに対向する固定側ロータリトランス(
7)のコア(7a)の外面との間には、磁性流体(22
)が封入され、上記流体力学的溝(21c)と磁性流体
(22)とにより、各チャンネルからの漏洩磁束を阻止
する手段が構成されている。
実施例と同様に、フェライト等の高さ透磁率を有する磁
性材料からなるコア(21a)と、そのコア(21a)
の内径側に円周方向に形成されている溝(21b)内に
設けられたコイル(6c)とから成ると共に、名調(2
1b)間のコア(21a) ’の内径面に流体力学的溝
(21c)が形成されており、また、この流体力学的溝
21c)と、これに対向する固定側ロータリトランス(
7)のコア(7a)の外面との間には、磁性流体(22
)が封入され、上記流体力学的溝(21c)と磁性流体
(22)とにより、各チャンネルからの漏洩磁束を阻止
する手段が構成されている。
回転側ロータリトランス(21)及び固定側ロータリト
ランス(7)の拡大断面図を示す第10図に示すように
、流体力学的溝(21c)は、回転側ロタリドランス(
21)のコア(21a)に形成された例えば゛1番目の
溝(21b)と2番目の溝(21b)との間、これと同
様に隣接する谷溝(21b)間の内径側表面に、第11
図に示す2個のへリングポーン形状に形成されている。
ランス(7)の拡大断面図を示す第10図に示すように
、流体力学的溝(21c)は、回転側ロタリドランス(
21)のコア(21a)に形成された例えば゛1番目の
溝(21b)と2番目の溝(21b)との間、これと同
様に隣接する谷溝(21b)間の内径側表面に、第11
図に示す2個のへリングポーン形状に形成されている。
また、磁性流体(22)は、回転側ロータリトランス(
21)と固定側ロータリトランス(7)との隙間に封入
されている。
21)と固定側ロータリトランス(7)との隙間に封入
されている。
上記のように、第2実施例は構成されているので、回転
側ロータリトランス(21)が回転すると、流体力学的
溝(21c)のために、磁性流体(22)は第10図に
示す(D)部分に集中する。この状態において、第1の
チャンネル(8a)間で信号の授受が行われた場合には
、上記(D)部分に磁性流体り22)が集中しているた
めに、この部分における透磁率が高くなり、従って漏洩
磁束は、第2のチャンネル(8b)側には流れず、ルー
プ(A、)に流れ、隣接する第2のチャンネル(8b)
に影響を与えることはない。
側ロータリトランス(21)が回転すると、流体力学的
溝(21c)のために、磁性流体(22)は第10図に
示す(D)部分に集中する。この状態において、第1の
チャンネル(8a)間で信号の授受が行われた場合には
、上記(D)部分に磁性流体り22)が集中しているた
めに、この部分における透磁率が高くなり、従って漏洩
磁束は、第2のチャンネル(8b)側には流れず、ルー
プ(A、)に流れ、隣接する第2のチャンネル(8b)
に影響を与えることはない。
また、上記実施例では、流体力学的溝(22)を回転側
ロータリトランス(21)に設けたが、固定側ロタリド
ランス(7)ら設けてもよく、あるいはまた、両方に設
けてもよい。
ロータリトランス(21)に設けたが、固定側ロタリド
ランス(7)ら設けてもよく、あるいはまた、両方に設
けてもよい。
次に、この発明の第3実施例を、第1実施例と同様に、
筒形ロータリトランスを備えた磁気記録再生装置の回転
ヘッド装置によって説明する。
筒形ロータリトランスを備えた磁気記録再生装置の回転
ヘッド装置によって説明する。
この第3実施例は、上記第2実施例により高さを縮小し
2ても、なおかっ、多チャンネルのため高くなり、従っ
て、片持構造である回転側及び固定側ロータリトランス
の構造上の理由から、両ロータリトランス間の間隔精度
を保持するために、部品精度や組立精度か要求されるこ
とになる場合があるが、このような精度保持を必要とせ
ず、従って、生産性を悪化させない実施例である。
2ても、なおかっ、多チャンネルのため高くなり、従っ
て、片持構造である回転側及び固定側ロータリトランス
の構造上の理由から、両ロータリトランス間の間隔精度
を保持するために、部品精度や組立精度か要求されるこ
とになる場合があるが、このような精度保持を必要とせ
ず、従って、生産性を悪化させない実施例である。
第12図及び第13図において、符号(7)は、第1及
び第2実施例と同様に構成されている固定側ロータリト
ランスである。
び第2実施例と同様に構成されている固定側ロータリト
ランスである。
次に、符号(31)は回転側ロータリトランスで、第2
実施例と同様に、フェライト等の高透磁率を有する磁性
材料からなるコア(31a)と、そのコア(3]、a)
の内径面に形成された溝(31b)内に設けられたコイ
ル(6c)とから成ると共に、谷溝(31b)間のコア
(31a)の内径面に、第2実施例と同様に、流体力学
的溝(31c)が形成されており、また、この流体力学
的溝(31c)と、これに対向する固定側ロータリトラ
ンス(7)のコア(7a)の外面との間には、磁性流体
(22)が封入されており、この回転側ロータリトラン
ス(31)のコア(31a)と、固定側ロータリトラン
ス(7)のコア(7a)との間は、従来より太きく形成
されている。
実施例と同様に、フェライト等の高透磁率を有する磁性
材料からなるコア(31a)と、そのコア(3]、a)
の内径面に形成された溝(31b)内に設けられたコイ
ル(6c)とから成ると共に、谷溝(31b)間のコア
(31a)の内径面に、第2実施例と同様に、流体力学
的溝(31c)が形成されており、また、この流体力学
的溝(31c)と、これに対向する固定側ロータリトラ
ンス(7)のコア(7a)の外面との間には、磁性流体
(22)が封入されており、この回転側ロータリトラン
ス(31)のコア(31a)と、固定側ロータリトラン
ス(7)のコア(7a)との間は、従来より太きく形成
されている。
また、(6d)は、従来装置と同様の隣接するチャンネ
ルへの磁束の漏れを防止するためのンヨートリングであ
る。
ルへの磁束の漏れを防止するためのンヨートリングであ
る。
回転側ロータリトランス(31)及び固定ロータリトラ
ンス(7)の拡大断面図を示す第13図に示すように、
流体力学的溝(31c)は、回転側ロータリトランス(
31)のコア(31a)の内径面に形成された1番目の
溝(31b)と2番目の溝(31b)との間、また、こ
れと同様に隣接する谷溝(3]、b)間の内径側表面に
、第2実施例と同様に第11図に示すような2個のへリ
ングポーン形状に形成されている。
ンス(7)の拡大断面図を示す第13図に示すように、
流体力学的溝(31c)は、回転側ロータリトランス(
31)のコア(31a)の内径面に形成された1番目の
溝(31b)と2番目の溝(31b)との間、また、こ
れと同様に隣接する谷溝(3]、b)間の内径側表面に
、第2実施例と同様に第11図に示すような2個のへリ
ングポーン形状に形成されている。
また、磁性流体(22)は回転側ロータリトランス(3
I)と固定側ロータリトランス(7)との隙間に封入さ
れている。
I)と固定側ロータリトランス(7)との隙間に封入さ
れている。
更に、上記回転側ロータリトランス(31〉と固定側ロ
ータリトランス(7)との間隔幅は、部品加工精度及び
組立精度の若干の低下によっても、両ロータリトランス
相互が接触しないように、従来のものより若干大きく設
定されている。
ータリトランス(7)との間隔幅は、部品加工精度及び
組立精度の若干の低下によっても、両ロータリトランス
相互が接触しないように、従来のものより若干大きく設
定されている。
なお、この実施例では、従来装置において設けていたシ
ョートリング(6d)をそのまま残しているが、このよ
うに残したままでもよく、あるいは、第2実施例のよう
に、設けていなくてもよい。
ョートリング(6d)をそのまま残しているが、このよ
うに残したままでもよく、あるいは、第2実施例のよう
に、設けていなくてもよい。
以上のように、第3実施例は構成されているので、回転
側ロータリトランス(31)が回転すると、流体力学的
溝(31c)のために、磁性流体(22)は第13図に
示す(D)部分に集中する。この状態において、第1の
チャンネル(8a)間で信号の授受が行われた場合には
、上記(D)部分に磁性流体(22)が集中しているた
めに、この部分における透磁率が高(なり、従って、回
転側ロータリトランス(31)と固定側ロータリトラン
ス(7)との間隔が大きく設定されていても、磁束の伝
送効率は低下することがなく、その結果、漏洩磁束は、
第2のチャンネル(8b)には流れず、ループ(A)に
流れ、隣接する第2のチャンネル(8b)に影響を与え
ることがないと共に、加工、組立、取付、精度を」−げ
る必要もなく、従って、生産性を悪化させることもない
。
側ロータリトランス(31)が回転すると、流体力学的
溝(31c)のために、磁性流体(22)は第13図に
示す(D)部分に集中する。この状態において、第1の
チャンネル(8a)間で信号の授受が行われた場合には
、上記(D)部分に磁性流体(22)が集中しているた
めに、この部分における透磁率が高(なり、従って、回
転側ロータリトランス(31)と固定側ロータリトラン
ス(7)との間隔が大きく設定されていても、磁束の伝
送効率は低下することがなく、その結果、漏洩磁束は、
第2のチャンネル(8b)には流れず、ループ(A)に
流れ、隣接する第2のチャンネル(8b)に影響を与え
ることがないと共に、加工、組立、取付、精度を」−げ
る必要もなく、従って、生産性を悪化させることもない
。
また、上記第3実施例では、流体力学的溝(3]c)を
回転側ロータリトランス(31)に設けたが、これに限
らず、固定側ロータリトランス(7)に設けてもよく、
あるいは又、両口−クリトランスに設けてもよい。
回転側ロータリトランス(31)に設けたが、これに限
らず、固定側ロータリトランス(7)に設けてもよく、
あるいは又、両口−クリトランスに設けてもよい。
[発明の効果]
以上のように、この発明によれば、上記各チャンネル間
の間隔を拡大することなく、各チャンネル間に各チャン
ネルからの漏洩磁束の発生を阻止する手段を設けている
ので、筒形ロータリトランスを多チャンネル化した場合
でも、各チャンネル間の磁束の漏れを防止することがで
き、従って、チャンネル間隔を縮小することができて、
その高さを縮小し得る筒形ロータリトランスを得ること
ができる効果を有している。
の間隔を拡大することなく、各チャンネル間に各チャン
ネルからの漏洩磁束の発生を阻止する手段を設けている
ので、筒形ロータリトランスを多チャンネル化した場合
でも、各チャンネル間の磁束の漏れを防止することがで
き、従って、チャンネル間隔を縮小することができて、
その高さを縮小し得る筒形ロータリトランスを得ること
ができる効果を有している。
第1図はこの発明の第1実施例による筒形ロタリドラン
スを備えた磁気記録再生装置の回転ヘッド装置の断面図
、第2図は第1図のロータIJ トランス部分の拡大断
面図、第3図は第1図の回転側ロータリトランスのコア
を構成するコア部材ノ断面斜視図、第4図は第3図のコ
ア部材を重ねて構成したコアの断面斜視図、第5図は他
の方法による銅箔の構成斜視図、第6図は第5図の銅箔
をインサートしたコアの断面斜視図、第7図は更に他の
方法による銅箔の斜視図、第8図は第7図の銅箔のイン
サート成形方法を示す断面図、第9図はこの発明の第2
実施例の断面図、第10図は第9図のロータリトランス
部分の拡大断面図、第11図は第9図の流体力学的溝の
展開図、第12図はこの発明の第3実施例の断面図、第
13図は第12図のロータリトランス部分の拡大断面図
、第14図は従来の筒形ロータリトランスを備えた磁気
記録再生装置の回転ヘッドの断面図、第15図は第14
図のロータIJ )ランス部の拡大断面図、第16図は
第15図の漏れ磁束を示す断面図である。 図において、(6c)・・コイル、(7) ・・固定
側ロータリトランス、(8a)(8b)・・チャンネル
、(] ])(21) (31)・・回転側ロータリト
ランス、(12)・・各チャンネルからの漏洩磁束の発
生を阻止する手段(銅箔) 、(21c)(31c)・
・流体力学的溝、(22)・・磁性流体。 なお、各図中、同一符号は同−又は相当部分を示す。
スを備えた磁気記録再生装置の回転ヘッド装置の断面図
、第2図は第1図のロータIJ トランス部分の拡大断
面図、第3図は第1図の回転側ロータリトランスのコア
を構成するコア部材ノ断面斜視図、第4図は第3図のコ
ア部材を重ねて構成したコアの断面斜視図、第5図は他
の方法による銅箔の構成斜視図、第6図は第5図の銅箔
をインサートしたコアの断面斜視図、第7図は更に他の
方法による銅箔の斜視図、第8図は第7図の銅箔のイン
サート成形方法を示す断面図、第9図はこの発明の第2
実施例の断面図、第10図は第9図のロータリトランス
部分の拡大断面図、第11図は第9図の流体力学的溝の
展開図、第12図はこの発明の第3実施例の断面図、第
13図は第12図のロータリトランス部分の拡大断面図
、第14図は従来の筒形ロータリトランスを備えた磁気
記録再生装置の回転ヘッドの断面図、第15図は第14
図のロータIJ )ランス部の拡大断面図、第16図は
第15図の漏れ磁束を示す断面図である。 図において、(6c)・・コイル、(7) ・・固定
側ロータリトランス、(8a)(8b)・・チャンネル
、(] ])(21) (31)・・回転側ロータリト
ランス、(12)・・各チャンネルからの漏洩磁束の発
生を阻止する手段(銅箔) 、(21c)(31c)・
・流体力学的溝、(22)・・磁性流体。 なお、各図中、同一符号は同−又は相当部分を示す。
Claims (3)
- (1)同心状に設けられかつ半径方向に所定の間隔を介
して対向し互いに対をなすと共に軸方向に複数のチャン
ネルを備えている筒状の回転側ロータリトランスと筒状
の固定側ロータリトランスとを有する筒形ロータリトラ
ンスにおいて、上記各チャンネル間の間隔を拡大するこ
となく、上記各チャンネル間に各チャンネルからの漏洩
磁束の発生を阻止する手段を設けていることを特徴とす
る筒形ロータリトランス。 - (2)各チャンネル間に設けられて各チャンネルからの
漏洩磁束の発生を阻止する手段が、回転側ロータリトラ
ンス及び固定側ロータリトランスの少なくともいずれか
一方の各チャンネル間に埋設されている銅箔である特許
請求の範囲第1項記載の筒形ロータリトランス。 - (3)各チャンネル間に設けられて各チャンネルからの
漏洩磁束の発生を阻止する手段が、回転側ロータリトラ
ンス及び固定側ロータリトランスの相互に対応する面の
少なくともいずれか一方の面であって各チャンネル間に
設けられている2個のヘリングボーン形状の流体力学的
溝と、両ロータリトランス間のすき間に封入されている
磁性流体とによって構成されている特許請求の範囲第1
項記載の筒形ロータリトランス。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11789A JPH02180008A (ja) | 1989-01-05 | 1989-01-05 | 筒形ロータリトランス |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11789A JPH02180008A (ja) | 1989-01-05 | 1989-01-05 | 筒形ロータリトランス |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02180008A true JPH02180008A (ja) | 1990-07-12 |
Family
ID=11465106
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11789A Pending JPH02180008A (ja) | 1989-01-05 | 1989-01-05 | 筒形ロータリトランス |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH02180008A (ja) |
-
1989
- 1989-01-05 JP JP11789A patent/JPH02180008A/ja active Pending
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