JPH048552B2 - - Google Patents

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JPH048552B2
JPH048552B2 JP58089710A JP8971083A JPH048552B2 JP H048552 B2 JPH048552 B2 JP H048552B2 JP 58089710 A JP58089710 A JP 58089710A JP 8971083 A JP8971083 A JP 8971083A JP H048552 B2 JPH048552 B2 JP H048552B2
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、繊維布帛に透明効果と凹凸効果の複
合した立体模様を付与する加工方法に関するもの
である。布帛に凹凸模様を与える方法は古くから
試みられており、分類すると織編組織による方
法、物理的加工による方法、化学的加工による方
法に大別できる。本発明は、化学的加工に属する
ものであり、布帛に対して後加工により立体模様
を付与するものである。
従来、化学的後加工法において立体模様を付与
する方法としては、セルロース系布帛については
濃厚アルカリを含有する糊を印捺し、印捺部分を
収縮させる方法又は撥水剤等を含む耐アルカリ性
の防染糊を印捺し、その後全面に濃厚アルカリ水
溶液をバツドすることにより非印捺部分を収縮さ
せる方法等が実施されている。絹織物に対しては
硝酸カルシウム、塩化カルシウム、塩化亜鉛等の
塩類の濃厚水溶液による塩縮法が立体模様を付与
する加工に利用されている。この場合は、絹織物
にあらかじめタンニン酸、タンニン酸金属塩、ホ
ルマリン、クロム塩等の塩類により収縮を抑制す
る薬剤を含む糊を所望の模様に印捺しておき、し
かる後に上記塩類の濃厚水溶液の加熱浴で処理す
ることにより非印捺部分を収縮させ、立体模様を
付与する方法等が実施されている。また、ナイロ
ン、ビニロン等についても収縮剤と防染糊を組合
わせることによつて、同様に立体模様を付与する
方法が実施されている。しかし、これら方法は収
縮部分と非収縮部分の収縮差に伴う凹凸効果を主
たる目的としたもので、視覚的な立体効果の点で
は変化に乏しく単調なものであつた。
本発明者等は、このような現状に鑑みて鋭意研
究の結果、布帛の部分収縮処理に際して収縮させ
ない部分をあらかじめ積極的に透明化しておけ
ば、驚くほど視覚的変化に富んだ立体模様を繊維
布帛に表現することができることを見出し、本発
明に到達した。
すなわち、本発明はウレタンプレポリマーの遊
離イソシアネート基が熱解離性のブロツキング剤
でブロツキング化された水溶液又は水分散性の熱
反応性ウレタン組成物を用いて繊維布帛に柄模様
を印捺したあと熱処理により反応させ、しかる後
に非印捺部分を収縮処理することを特徴とする繊
維布帛の立体模様加工方法である。
以下、本発明方法を詳細に説明する。本発明方
法の適用できる素材としては、印捺部分に付与さ
れたウレタン樹脂を分解したり変化させたりしな
い薬剤で収縮が可能な繊維布帛なら天然繊維織編
物でも合成繊維織編物でもなんでも使用できる。
また、天然繊維と、合成繊維の交織、交編等によ
る織編物や両者の混紡糸を用いた織編物でもよ
い。
本発明では、あらかじめ行う繊維布帛の部分的
な透明化のために、ウレタンプレポリマーの遊離
イソシアネート基が熱解離性のブロツキング剤で
ブロツキング化された水溶性又は水分散性の熱反
応性ウレタン組成物を用いいる。この熱反応性ウ
レタン組成物としては、分子内に遊離イソシアネ
ート基を1〜10重量%含有する分子量1000〜
10000のウレタンプレポリマーの遊離イソシアネ
ート基を総て重亜硫酸塩形成物でブロツキング化
してなる水溶性の熱反応性ウレタン組成物又は、
遊離イソシアネート基の50〜95重量%をあらかじ
め水溶性又は水分散性を与えない化合物でブロツ
キング化し、かつ残存する遊離イソシアネート基
を活性水素原子及びアニオン性塩類状基を同一分
子内に有する化合物でブロツキングしてなる水溶
性又は水分散性の熱反応性ウレタン組成物があげ
られる。
本発明方法では、まず上述のウレタン組成物を
用いて繊維布帛に通常の捺染法に従つて所望の柄
模様を印捺し、乾燥する。次いで熱処理を行う。
この時、ブロツキング剤が熱により解離し活性イ
ソシアネート基を再成して高分子化が起こる。こ
のようにして得られた繊維布帛の印捺部分は著し
く透明性が付与されており、またこの部分は耐薬
品性にも非常に優れている。
上述の印捺、熱処理に続いて本発明では繊維布
帛の非印捺部分の収縮処理を行う。この収縮処理
は、布帛を構成している繊維がセルローズ系繊維
の場合には濃厚アルカリ水溶液を用いて行う。
すなわち、濃厚アルカリ水溶液を透明模様の付
された布帛にパツドし、しばらく無緊張下に保つ
と、ウレタン組成物の印捺されていない残余部分
のみに収縮が起こり、布帛凹凸化が生じる。そし
て、視覚的には非印捺部分は収縮により、その部
分の不透明化が増大し、印捺部分の透明感を一層
強調させるようになる。また、このアルカリ処理
は収縮作用以外に印捺部分の一部の未反応樹脂を
分解、脱落させ、透明性をさらに向上させる働き
もする。ここで使用されるアルカリ剤としては水
酸化ナトリウム、水酸化カリウム、水酸化リチウ
ム等があげられるが、工業的には水酸化ナトリウ
ムが最も有利である。濃度は、セルローズ系繊維
に対してマーセリゼーシヨンを起こさせる範囲で
適用される。ただし、濃度が低く過ぎると凹凸効
果に乏しくなり、濃度が高過ぎると凹凸効果及び
透明感は強調されるが、反面風合が粗硬になる。
したがつて、水酸化ナトリウム水溶液の濃度とし
ては10〜32%の範囲が好ましい。
繊維布帛が絹織物の場合には、ウレタン組成物
印捺布を硝酸カルシウム、塩化カルシウム、塩化
亜鉛等の塩類の加熱水溶液にて浸漬処理を行うと
ウレタン組成物の印捺部分は収縮作用を受けず、
かつ塩処理により一部の未反応樹脂が分解、脱落
し、透明性が一層向上する。これと同時に非印捺
部分のみが収縮を起こして驚くほど変化に富んだ
立体模様が現出する。ここでの収縮処理は、通常
の塩縮処理方法が適用できるが、塩類の程度を大
きくさせると繊維の脆化が促進するので注意を要
する。また、比重1.14〜1.15程度の塩酸で常温浸
漬処理を行つても同様に効果を得ることができ
る。
この他に羊毛繊維布帛やビニロン繊維布帛等に
ついてもウレタン組成分を印捺後、収縮処理を行
うことにより立体模様を付与することができるが
効果の点からは綿、麻、レーヨン等のセルローズ
性繊維布帛や絹よりなる布帛の方が良好である。
布帛に印捺されたウレタン組成物は、単に布帛
に透明効果を与えるだけでなく、濃厚アルカリ水
溶液あるいは濃厚塩類水溶液等が繊維の内部組織
に浸透して布帛を収縮させるのを防止する、いわ
ゆる防染糊として作用し、優れた立体模様を表現
する働きをしている。何故に、本発明で用いるウ
レタン組成物はアルカリ、塩類等の収縮剤に対し
て防縮作用が優れているのか、その理由について
は必ずしも明確ではないが、一般の高分子エマル
ジヨン樹脂に比べて分子量が比較的小さいこと、
あるいはその組成上浸透性が良好であることによ
り、印捺するだけで繊維の微細組織の内部にまで
容易に浸透し、内部に空隙が十分充填され、次の
熱処理により有利イソシアネートが再成して強固
な高分子化が起こることに基づいているものと考
えられる。したがつて、アルカリ水溶液や塩類水
溶液で処理を行つても、繊維の表面のみが高分子
樹脂で被覆された状態ではなく、内部組織までウ
レタン高分子が充填されているため、もはやアル
カリ、塩類等は繊維内部に浸透して膨張収縮させ
ることができなくなり、その結果本ウレタン組成
物の印捺部分は優れた防縮性を有するようになる
と推定される。また、このウレタン組成物の繊維
内部への優れた充填作用は、光学的には繊維布帛
に対する光の乱反射を防ぐことになり、透明性を
与える効果としても現われている。
さらに、アルカリ、塩類等による処理は印捺部
分の透明性を阻害する未反応樹脂を脱落させ、透
明性を一層向上させる効果も兼ねそなえている。
なお、本反応性ウレタン組成物以外に、例えば
繊維に一般的に使用されているポリウレタンエマ
ルジヨン樹脂、アクリル散エステルエマルジヨン
樹脂、ポリアミド樹脂等を使用した場合には、繊
維内部への浸透性が不足であるため十分な透明性
が得られず、さらに次の工程で行われるアルカリ
あるいは塩類水溶液処理において完全に収縮を阻
止することは困難であり、中にはこの処理におい
て樹脂が分解あるいは変化を受け不透明化する場
合も見られ、良好な立体模様を得ることは非常に
困難である。
本発明は、以上の構成を有するものであり、本
発明によれば驚くほど視覚的変化に富んだ立体感
のある布帛を工業的に得ることができる。
次に、本発明方法の実施例を述べるが、本発明
はこれに限定されるものではない。
実施例 1 アジピン酸に1,6−ヘキサジオールとネオペ
ンチルグリコールをモル比で4:3:2の割合で
反応させたポリエステルジオール(OH.V=
111.8)35部とポリエチレングリコール(平均分
子量1000)40部にキシリレンジイソシアネート21
部を加えて95℃〜105℃で2時間反応させ、遊離
イソシアネートを約3.8重量%含むウレタンプレ
ポリマーを得た。このウレタンプレポリマー200
部に、フエノール20部をジオキサン50部に溶解し
て添加し、さらにトリエチルアミン0.4部を添加
して65℃で2時間反応させることにより遊離イソ
シアネートを1.1重量%含有する部分的にブロツ
キング化したウレタンポリマーを得た。次に、こ
れに40%のタウリンソーダ水溶液を20部添加して
40℃で30分間反応を行い、最後に水を加えて稀釈
し、純分30%の透明粘稠の熱反応型ウレタン樹脂
組成物を得た。
このウレタン組成物100部にエラストロンキヤ
タリスト32(第一工業製薬製、有機錫系触媒)を
10部混合し、炭酸水素ナトリウムによりPHを7.0
〜7.5にして さらに水により粘度を5000c.p.s.と
して捺染糊に調製した。
この捺染糊を綿ローンにロータリー式スクリー
ン捺染糊によりストライプ柄模様に印捺し、乾燥
を行い、次いで160℃で1分間の熱処理を施した。
この状態において布帛には、印捺部分に優れた
透明性が付与されていた。
ここで、この布帛を水酸化ナトリウム20%水溶
液に浸漬してピツクアツプ70%になるようにバツ
ドし、無緊張状態で1分間放置して収縮させたあ
と中和、水洗を行つた。
このようにして得られた布帛は、その印捺部分
が水酸化ナトリウムの作用を受けておらず、透明
性をそのまま保持しているのに対して非印捺部分
は水酸化ナトリウムの作用を受けて収縮し、不透
明化が促進されて上記印捺部分の透明性を一層強
調する形となり、さらに両者の収縮差により凹凸
効果が付与されて驚くほど変化に富んだ立体模様
の布帛となつた。
実施例 2 実施例1で使用したウレタンプレポリマー100
部に、キシリレンジイソシアネート31部を添加
し、95℃で40分間反応させて遊離イソシアネート
を4.0重量%含有するウレタンプレポリマーを得
た。次に、これに30%の重亜硫酸カリウム水溶液
を68部添加して40℃で30分間反応させ、最後に水
で稀釈して純分40%の透明粘稠の熱反応型ウレタ
ン樹脂組成物を得た。
この、ウレタン組成物100部にエラストロンキ
ヤタリスト32を15部混合し、水により粘度を
8000c.p.s.にして捺染糊として調製した。
この捺染糊を用いて絹織物にフラツト式スクリ
ーン捺染機で細かい水玉模様を印捺し、乾燥後
130℃で2分間の熱処理を行つた。この状態にお
いて布帛には、印捺部分に優れた透明性が付与さ
れていた。
ここで、この布帛を硝酸カルシウムの比重1.45
の水溶液に90℃で1分間浸漬し、次に中和、水洗
を行つた。
このようにして得られた布帛は、その印捺部分
が硝酸カルシウムによる塩縮作用をほとんど受け
ておらず、透明性をそのまま保持しているのに対
して、非印捺部分は塩縮作用を受けて収縮し、不
透明化が促進され、その結果上記印捺部分の透明
性を視覚的に強調する形となつており、さらに両
者の収縮差により凹凸効果が付与されて、驚くほ
ど変化に富んだ立体模様の布帛となつた。
実施例 3 アジピン酸に1.6−ヘキサジオールを反応させ
て得られるポリエステルジオール(OH.V=90)
100部にポリエチレングリコール(分子量1400)
40部及びトリメチロールプロパン5を加えたもの
にヘキサメチレンジイソシアネート50部を添加し
て95℃で60分間反応させ、遊離イソシアネートを
約5.4重量%含有するウレタンプロポリマーを得
た。次に、アセト酢酸メチル21部、ジオキサン50
部ソジウムメチラート0.5部を添加して60℃で2
時間反応を行つて遊離イソシアネートを0.96重量
%含有する部分的ブロツキング化したウレタンプ
レポリマーを得た。次に、30%のグリシンソーダ
水溶液15部を添加し、40℃で60分間の反応を行
い、最後に水で稀釈して樹脂分30%の透明粘稠な
熱反応型ウレタン樹脂組成物を得た。
このウレタン組成物を用いるほかは、実施例1
の場合と全く同一の方法及び条件で捺染糊の調
整、印捺、乾燥、熱処理、さらに水酸化ナトリウ
ムによる収縮加工を行つた。このようにして得ら
れた布帛には、実施例1の場合と同様に、驚くほ
ど変化に富んだ立体模様が付与されていた。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 ウレタンプレポリマーの遊離イソシアネート
    基が熱解離性のブロツキング剤でブロツキング化
    された水溶性又は水分散性の熱反応性ウレタン組
    成物を用いて繊維布帛に柄模様を印捺したあと熱
    処理により反応させ、しかる後に非印捺部分を収
    縮処理することを特徴とする繊維布帛の立体模様
    加工方法。
JP8971083A 1983-05-20 1983-05-20 繊維布帛の立体模様加工方法 Granted JPS59216990A (ja)

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JP8971083A JPS59216990A (ja) 1983-05-20 1983-05-20 繊維布帛の立体模様加工方法

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JPS59216990A JPS59216990A (ja) 1984-12-07
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