JPH048271B2 - - Google Patents
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- JPH048271B2 JPH048271B2 JP15062188A JP15062188A JPH048271B2 JP H048271 B2 JPH048271 B2 JP H048271B2 JP 15062188 A JP15062188 A JP 15062188A JP 15062188 A JP15062188 A JP 15062188A JP H048271 B2 JPH048271 B2 JP H048271B2
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- Japan
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- steering
- planetary gear
- angle
- rear wheel
- gear
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B62—LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
- B62D—MOTOR VEHICLES; TRAILERS
- B62D7/00—Steering linkage; Stub axles or their mountings
- B62D7/06—Steering linkage; Stub axles or their mountings for individually-pivoted wheels, e.g. on king-pins
- B62D7/14—Steering linkage; Stub axles or their mountings for individually-pivoted wheels, e.g. on king-pins the pivotal axes being situated in more than one plane transverse to the longitudinal centre line of the vehicle, e.g. all-wheel steering
- B62D7/15—Steering linkage; Stub axles or their mountings for individually-pivoted wheels, e.g. on king-pins the pivotal axes being situated in more than one plane transverse to the longitudinal centre line of the vehicle, e.g. all-wheel steering characterised by means varying the ratio between the steering angles of the steered wheels
- B62D7/1518—Steering linkage; Stub axles or their mountings for individually-pivoted wheels, e.g. on king-pins the pivotal axes being situated in more than one plane transverse to the longitudinal centre line of the vehicle, e.g. all-wheel steering characterised by means varying the ratio between the steering angles of the steered wheels comprising a mechanical interconnecting system between the steering control means of the different axles
- B62D7/1527—Steering linkage; Stub axles or their mountings for individually-pivoted wheels, e.g. on king-pins the pivotal axes being situated in more than one plane transverse to the longitudinal centre line of the vehicle, e.g. all-wheel steering characterised by means varying the ratio between the steering angles of the steered wheels comprising a mechanical interconnecting system between the steering control means of the different axles comprising only mechanical parts, i.e. without assistance means
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Transportation (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Steering-Linkage Mechanisms And Four-Wheel Steering (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は、操向ハンドルの操舵操作により転舵
される前輪転舵装置と、該前輪転舵装置と連動し
て転舵される後輪転舵装置とを設けるとともに、
前記前輪転舵装置及び後輪転舵装置を減速機を介
して連結してなる車両の操舵装置に関するもので
ある。
される前輪転舵装置と、該前輪転舵装置と連動し
て転舵される後輪転舵装置とを設けるとともに、
前記前輪転舵装置及び後輪転舵装置を減速機を介
して連結してなる車両の操舵装置に関するもので
ある。
[従来の技術及び課題]
本出願人は先に操向ハンドルの操舵操作によつ
て前輪とともに後輪を転舵できるようにした操舵
装置を提供した(特開昭55−91458号公報及び特
開昭56−5270号公報参照)。そして後者の特開昭
56−5270号公報のものは、前輪転舵装置と後輪転
舵装置をラツクアンドピニオン式の減速機を介し
て連結してなる。
て前輪とともに後輪を転舵できるようにした操舵
装置を提供した(特開昭55−91458号公報及び特
開昭56−5270号公報参照)。そして後者の特開昭
56−5270号公報のものは、前輪転舵装置と後輪転
舵装置をラツクアンドピニオン式の減速機を介し
て連結してなる。
これらの操舵装置においては、操向ハンドルを
小操舵角操作すると後輪は前輪と同じ方向へ転舵
され、これにより小操舵角操作が行われる車両の
高速走行中の操縦性が向上し、操向ハンドルを大
操舵角操作すると後輪は前輪とは逆方向へ転舵さ
れ、これにより大操舵角操作が行われる車両の低
速走行中の旋回半径を小さくできる等の理由によ
つて操向ハンドルのとりまわし操作性が良好とな
る。
小操舵角操作すると後輪は前輪と同じ方向へ転舵
され、これにより小操舵角操作が行われる車両の
高速走行中の操縦性が向上し、操向ハンドルを大
操舵角操作すると後輪は前輪とは逆方向へ転舵さ
れ、これにより大操舵角操作が行われる車両の低
速走行中の旋回半径を小さくできる等の理由によ
つて操向ハンドルのとりまわし操作性が良好とな
る。
ところで、以上の如く高速走行中に後輪を前輪
と同じ方向へ転舵する場合、後輪の転舵角を前輪
の転舵角よりも小さくすべきである。なぜなら、
後輪転舵角が前輪転舵角よりも大きいと、車両の
重心の移動方向と車両の重心を通る垂直軸廻りの
ヨーイング方向とが逆方向となつて操縦が難しく
なるからである。かかる観点から後輪を前輪と同
じ方向へ転舵する操向ハンドルの小操舵角操作で
は後輪転舵角を前輪転舵角よりも小さくすること
が実用に適しており、後輪の最大転舵角は適度に
小さいことが望ましい。
と同じ方向へ転舵する場合、後輪の転舵角を前輪
の転舵角よりも小さくすべきである。なぜなら、
後輪転舵角が前輪転舵角よりも大きいと、車両の
重心の移動方向と車両の重心を通る垂直軸廻りの
ヨーイング方向とが逆方向となつて操縦が難しく
なるからである。かかる観点から後輪を前輪と同
じ方向へ転舵する操向ハンドルの小操舵角操作で
は後輪転舵角を前輪転舵角よりも小さくすること
が実用に適しており、後輪の最大転舵角は適度に
小さいことが望ましい。
一方、操向ハンドルの大操舵角操作によつて前
輪とは逆方向へ後輪を転舵する場合には以上のこ
とはいえない。なぜならば、大操舵角操作は低速
走行中に行われ、低速走行中には前後輪の内輪差
及び旋回半径を小さくして操向ハンドルのとりま
わし操作性を良好とするためには後輪の転舵角を
大きくすることが望ましいからであり、前輪転舵
角に対する後輪転舵角の比率は操向ハンドルの小
操舵角操作時、大操舵角操作時のいずれかを基準
にして決定すべきものではない。
輪とは逆方向へ後輪を転舵する場合には以上のこ
とはいえない。なぜならば、大操舵角操作は低速
走行中に行われ、低速走行中には前後輪の内輪差
及び旋回半径を小さくして操向ハンドルのとりま
わし操作性を良好とするためには後輪の転舵角を
大きくすることが望ましいからであり、前輪転舵
角に対する後輪転舵角の比率は操向ハンドルの小
操舵角操作時、大操舵角操作時のいずれかを基準
にして決定すべきものではない。
そこで本発明の目的は、前輪に対する後輪の転
舵方向並びに夫々の転舵方向での後輪の最大転舵
角を操向ハンドルの操舵角度に応じて異ならせる
ことができ、例えば前後輪同方向転舵の小操舵角
操作による後輪の最大転舵角よりも前後輪逆方向
転舵の大操舵角操作による後輪の最大転舵角を大
きくして、高速走行中の操縦性向上と低速走行中
とりまわし操作性向上とを両立できるようにした
車両の操舵装置を提出することある。
舵方向並びに夫々の転舵方向での後輪の最大転舵
角を操向ハンドルの操舵角度に応じて異ならせる
ことができ、例えば前後輪同方向転舵の小操舵角
操作による後輪の最大転舵角よりも前後輪逆方向
転舵の大操舵角操作による後輪の最大転舵角を大
きくして、高速走行中の操縦性向上と低速走行中
とりまわし操作性向上とを両立できるようにした
車両の操舵装置を提出することある。
[課題を解決するための手段]
以上の課題を達成すべく本発明は、操向ハンド
ルの操舵操作により転舵される前輪転舵装置と、
該前輪転舵装置と連動して転舵される後輪転舵装
置とを設けるとともに、前記前輪転舵装置及び後
輪転舵装置を減速機を介して連結してなる車両の
操舵装置において、前記減速機を遊星歯車機構か
ら構成し、前輪操舵機構からの入力により回動す
る遊星歯車に後輪操舵機構への出力部を設け、該
出力部は、操向ハンドルの中立位置において、遊
星歯車と固定歯車の中心を通る線上で、且つ遊星
歯車の中心から遊星歯車と固定歯車との噛合する
方向へ変位した位置で後輪操舵機構と連結し、前
記遊星歯車の公転運動と自転運動により得られる
合成運動により、操向ハンドルの操舵角度に応じ
て、前輪に対する後輪の転舵方向及び該転舵方向
に対する最大転舵角を異ならせたこと、を特徴と
する。
ルの操舵操作により転舵される前輪転舵装置と、
該前輪転舵装置と連動して転舵される後輪転舵装
置とを設けるとともに、前記前輪転舵装置及び後
輪転舵装置を減速機を介して連結してなる車両の
操舵装置において、前記減速機を遊星歯車機構か
ら構成し、前輪操舵機構からの入力により回動す
る遊星歯車に後輪操舵機構への出力部を設け、該
出力部は、操向ハンドルの中立位置において、遊
星歯車と固定歯車の中心を通る線上で、且つ遊星
歯車の中心から遊星歯車と固定歯車との噛合する
方向へ変位した位置で後輪操舵機構と連結し、前
記遊星歯車の公転運動と自転運動により得られる
合成運動により、操向ハンドルの操舵角度に応じ
て、前輪に対する後輪の転舵方向及び該転舵方向
に対する最大転舵角を異ならせたこと、を特徴と
する。
[作用]
前輪転舵装置から後輪転舵装置への連結経路に
設ける減速機を遊星歯車機構で構成し、前輪操舵
機構からの入力により回動する遊星歯車に設けた
出力部を、操向ハンドルの中立位置において、遊
星歯車と固定歯車の中心を通る線上で、且つ遊星
歯車の中心から遊星歯車と固定歯車との噛合する
方向へ変位した位置で後輪操舵機構と連結してい
るので、遊星歯車の公転運動と自転運動により得
られる合成運動を出力部から後輪転舵装置に伝達
でき、この合成運動の伝達によつて前輪に対する
後輪の転舵方向並びに夫々の転舵方向での後輪の
最大転舵角を操向ハンドルの操舵角度に応じて異
ならせることができる。
設ける減速機を遊星歯車機構で構成し、前輪操舵
機構からの入力により回動する遊星歯車に設けた
出力部を、操向ハンドルの中立位置において、遊
星歯車と固定歯車の中心を通る線上で、且つ遊星
歯車の中心から遊星歯車と固定歯車との噛合する
方向へ変位した位置で後輪操舵機構と連結してい
るので、遊星歯車の公転運動と自転運動により得
られる合成運動を出力部から後輪転舵装置に伝達
でき、この合成運動の伝達によつて前輪に対する
後輪の転舵方向並びに夫々の転舵方向での後輪の
最大転舵角を操向ハンドルの操舵角度に応じて異
ならせることができる。
これにより例えば、後輪を前輪と同方向へ転舵
する小操舵角操作時の後輪最大転舵角よりも後輪
を前輪と逆方向へ転舵する大操舵角操作時の後輪
最大転舵角を大きくすることが可能になる。
する小操舵角操作時の後輪最大転舵角よりも後輪
を前輪と逆方向へ転舵する大操舵角操作時の後輪
最大転舵角を大きくすることが可能になる。
[実施例]
以下に添付図面を基に実施例を説明する。
本発明を適用した車両の操舵装置の概略構造を
示す第1図において、Fは前輪転舵装置、Mは遊
星歯車機構式減速機、Rは後輪転舵装置である。
左右の前輪1,1は左右回動自在なナツクルアー
ム2,2により支持され、左右の後輪3,3も左
右回動自在なナツクルアーム4,4により支持さ
れている。前輪用ナツクルアーム2,2に外端部
が連結された左右の前輪転舵用タイロツド5,5
が左右に移動すると、ナツクルアール2,2の回
動によつて前輪1,1の転舵が成される。これに
より前輪転舵装置Fが構成される。これと同様に
後輪3,3の転舵は外端部が後輪用ナツクルアー
ム4,4に連結された左右の後輪転舵用タイロツ
ド20,20の左右移動によるナツクルアーム
4,4の回動によつて成される。これにより後輪
転舵装置Rが構成される。前輪用ナツクルアーム
2はロアーアーム6、緩衝器7等からなる前輪懸
架機構によつて車体に懸架されており、また後輪
用ナツクルアーム4もロアーアーム8、緩衝器9
等からなる後輪懸架機構によつて車体に懸架され
ている。
示す第1図において、Fは前輪転舵装置、Mは遊
星歯車機構式減速機、Rは後輪転舵装置である。
左右の前輪1,1は左右回動自在なナツクルアー
ム2,2により支持され、左右の後輪3,3も左
右回動自在なナツクルアーム4,4により支持さ
れている。前輪用ナツクルアーム2,2に外端部
が連結された左右の前輪転舵用タイロツド5,5
が左右に移動すると、ナツクルアール2,2の回
動によつて前輪1,1の転舵が成される。これに
より前輪転舵装置Fが構成される。これと同様に
後輪3,3の転舵は外端部が後輪用ナツクルアー
ム4,4に連結された左右の後輪転舵用タイロツ
ド20,20の左右移動によるナツクルアーム
4,4の回動によつて成される。これにより後輪
転舵装置Rが構成される。前輪用ナツクルアーム
2はロアーアーム6、緩衝器7等からなる前輪懸
架機構によつて車体に懸架されており、また後輪
用ナツクルアーム4もロアーアーム8、緩衝器9
等からなる後輪懸架機構によつて車体に懸架され
ている。
運転者が回動操作する操向ハンドル10には操
舵軸11が結合され、操舵軸11下端部はギヤボ
ツクス12の内部機構に接続される。その内部機
構は例えばラツクアンドピニオンによつて構成さ
れるもので、操向ハンドル10の操作による操舵
軸11の回動を軸13の左右移動に変換する機能
を有し、軸13に前輪転舵用タイロツド5,5の
内端部が連結されているため、軸13の左右移動
に伴い前輪1,1の転舵が行われる。以上の前輪
操舵機構は公知のものと同じ構造である。
舵軸11が結合され、操舵軸11下端部はギヤボ
ツクス12の内部機構に接続される。その内部機
構は例えばラツクアンドピニオンによつて構成さ
れるもので、操向ハンドル10の操作による操舵
軸11の回動を軸13の左右移動に変換する機能
を有し、軸13に前輪転舵用タイロツド5,5の
内端部が連結されているため、軸13の左右移動
に伴い前輪1,1の転舵が行われる。以上の前輪
操舵機構は公知のものと同じ構造である。
ギヤボツクス12の内部機構には連結軸14が
接続されており、操向ハンドル10の回動により
操舵軸11及び例えばラツクアンドピニオン式内
部機構を介して連結軸14が回動せしめられる。
連結軸14には後方へ延びる作動軸15の前端が
自在継手16によつて連結され、作動軸15の後
端には自在継手17を介して軸21が連結され
る。この軸21は操向ハンドル10と連動して回
動するものであつて、回動することによりこれか
ら述べる遊星歯車機構を作動させるものであり、
即ち軸21は遊星歯車機構に操向ハンドル10に
付与される操舵力を入力する入力軸である。
接続されており、操向ハンドル10の回動により
操舵軸11及び例えばラツクアンドピニオン式内
部機構を介して連結軸14が回動せしめられる。
連結軸14には後方へ延びる作動軸15の前端が
自在継手16によつて連結され、作動軸15の後
端には自在継手17を介して軸21が連結され
る。この軸21は操向ハンドル10と連動して回
動するものであつて、回動することによりこれか
ら述べる遊星歯車機構を作動させるものであり、
即ち軸21は遊星歯車機構に操向ハンドル10に
付与される操舵力を入力する入力軸である。
操向ハンドル10に付与された操舵力を入力軸
21に伝達するために、ギヤボツクス12とは別
のギヤボツクスを操舵軸11に設け、そのギヤボ
ツクス内部において操舵軸11と、入力軸21に
連なる作動軸とをベベルギヤ或いはウオームギヤ
等によつて接続してもよい。
21に伝達するために、ギヤボツクス12とは別
のギヤボツクスを操舵軸11に設け、そのギヤボ
ツクス内部において操舵軸11と、入力軸21に
連なる作動軸とをベベルギヤ或いはウオームギヤ
等によつて接続してもよい。
第3図の通り入力軸21は車体に結合支持され
たブラケツト18の軸部18aに軸方向を前後の
水平方向として回動自在に支持されており、入力
軸21の後端には入力軸21の軸外径方向に延び
るアーム部22が一体に形成される。このアーム
部22及び上記軸18aに基端が回動自在に支承
された補助アーム部材19の各先端には遊星歯車
23が回動自在に取り付けられ、入力軸21が回
動することにより遊星歯車23は垂直面内を入力
軸21を中心として左右に回動する。遊星歯車2
3は外周面に歯24aが形成された太陽歯車24
に噛合しており、太陽歯車24は車体に固定され
た上記ブラケツト18と一体に形成されているた
め、太陽歯車24は車体に取付支持されている。
上記アーム部22及び補助アーム部材19に回転
自在に支承されている遊星歯車23の軸部23a
には歯車23の径方向への長さを有するクランク
部25が一体に形成され、遊星歯車23の半径よ
りも長いクランク部25の先端にジヨイントピン
25aが設けられ、ピン25aに左右の後輪転舵
用タイロツド20,20が共通連結される。
たブラケツト18の軸部18aに軸方向を前後の
水平方向として回動自在に支持されており、入力
軸21の後端には入力軸21の軸外径方向に延び
るアーム部22が一体に形成される。このアーム
部22及び上記軸18aに基端が回動自在に支承
された補助アーム部材19の各先端には遊星歯車
23が回動自在に取り付けられ、入力軸21が回
動することにより遊星歯車23は垂直面内を入力
軸21を中心として左右に回動する。遊星歯車2
3は外周面に歯24aが形成された太陽歯車24
に噛合しており、太陽歯車24は車体に固定され
た上記ブラケツト18と一体に形成されているた
め、太陽歯車24は車体に取付支持されている。
上記アーム部22及び補助アーム部材19に回転
自在に支承されている遊星歯車23の軸部23a
には歯車23の径方向への長さを有するクランク
部25が一体に形成され、遊星歯車23の半径よ
りも長いクランク部25の先端にジヨイントピン
25aが設けられ、ピン25aに左右の後輪転舵
用タイロツド20,20が共通連結される。
以上の遊星歯車23と固定歯車である太陽歯車
24とで遊星歯車機構式減速機Mが構成される。
前輪操舵機構より入力軸21からアーム部22に
より遊星歯車23が回動し、この遊星歯車23の
出力部をなすクランク部25が後輪操舵機構に連
結されている。
24とで遊星歯車機構式減速機Mが構成される。
前輪操舵機構より入力軸21からアーム部22に
より遊星歯車23が回動し、この遊星歯車23の
出力部をなすクランク部25が後輪操舵機構に連
結されている。
操向ハンドル10を操舵操作すると、入力軸2
1の回動に伴なうアーム部22の揺動によつて遊
星歯車23が太陽歯車24に沿つて公転せしめら
れ、且つ公転運動に伴つて自転せしめられ、遊星
歯車23のクランク部25のピン25aが左右の
水平移動成分を有する軌跡を描く運動を行うた
め、タイロツド20,20によつて後輪3,3が
転舵され、後輪3,3の転舵は前輪操舵機構の作
動による前輪1,1の転舵とともに成される。
尚、車両の直進時、即ち操向ハンドル10がニュ
ートラル回動位置にある時には第2図及び第3図
に示されている通り、アーム部22と補助アーム
部材19は垂直の起立姿勢となつており、従つて
遊星歯車23は太陽歯車24の最高位の歯と噛合
し、またクランク部25はピン25aを下とした
垂直姿勢となつている。
1の回動に伴なうアーム部22の揺動によつて遊
星歯車23が太陽歯車24に沿つて公転せしめら
れ、且つ公転運動に伴つて自転せしめられ、遊星
歯車23のクランク部25のピン25aが左右の
水平移動成分を有する軌跡を描く運動を行うた
め、タイロツド20,20によつて後輪3,3が
転舵され、後輪3,3の転舵は前輪操舵機構の作
動による前輪1,1の転舵とともに成される。
尚、車両の直進時、即ち操向ハンドル10がニュ
ートラル回動位置にある時には第2図及び第3図
に示されている通り、アーム部22と補助アーム
部材19は垂直の起立姿勢となつており、従つて
遊星歯車23は太陽歯車24の最高位の歯と噛合
し、またクランク部25はピン25aを下とした
垂直姿勢となつている。
前輪1と後輪3の双方を転舵するために運転者
が操向ハンドル10に与えなければならない操舵
トルクを軽減するためには、前記連結軸14、作
動軸15、入力軸21からなる後輪転舵力伝達経
路中の適宜な箇所、例えば入力軸21にパワーシ
リンダの補助動力を作用させることができ、また
後輪転舵補助用としてのパワーシリンダとは別の
パワーシリンダを前輪転舵補助用として前輪操舵
機構に設けてもよい。
が操向ハンドル10に与えなければならない操舵
トルクを軽減するためには、前記連結軸14、作
動軸15、入力軸21からなる後輪転舵力伝達経
路中の適宜な箇所、例えば入力軸21にパワーシ
リンダの補助動力を作用させることができ、また
後輪転舵補助用としてのパワーシリンダとは別の
パワーシリンダを前輪転舵補助用として前輪操舵
機構に設けてもよい。
第4図及び第5図は遊星歯車23が太陽歯車2
5の外周上を小角度α1公転した場合、換言すれば
操向ハンドル10を小角度操舵操作した場合と、
大角度α2公転した場合、換言すれば操向ハンドル
10を大角度操舵操作した場合とを示し、第6図
は太陽歯車24の中心部と一致している入力軸2
1の位置を原点として垂直線をx座標軸、左右水
平線をy座標軸とした場合におけるジョイントピ
ン25aの位置のx,y座標を示している。遊星
歯車23の公転と自転との合成運動によるピン2
5aの軌跡は円弧面上をころがりながら移動する
回転体の1点が描くトロコイド曲線となる。
5の外周上を小角度α1公転した場合、換言すれば
操向ハンドル10を小角度操舵操作した場合と、
大角度α2公転した場合、換言すれば操向ハンドル
10を大角度操舵操作した場合とを示し、第6図
は太陽歯車24の中心部と一致している入力軸2
1の位置を原点として垂直線をx座標軸、左右水
平線をy座標軸とした場合におけるジョイントピ
ン25aの位置のx,y座標を示している。遊星
歯車23の公転と自転との合成運動によるピン2
5aの軌跡は円弧面上をころがりながら移動する
回転体の1点が描くトロコイド曲線となる。
第4図の通り遊星歯車23が図中右方へ小角度
α1公転した場合には、ピン25aのy座標は自転
による左方へのリン移動距離から公転による右方
へのピン移動距離を減算したy1となるため、原点
とピン25aとの間の離間距離中の水平成分の長
さは短い。これに対して第5図の通り遊星歯車2
3が大角度α2公転した場合には、ピン25aのy
座標は自転による移動距離と公転によるピン移動
距離とを加算したy2となり、y座標の正負が小角
度α1公転時とは逆となるとともに、原点とピン2
5aとの間の離間距離中の水平成分の長さは長く
なる。遊星歯車23が連続的に自転しつつ公転し
た場合におけるピン25aの軌跡は第6図の曲線
Aで示され、この曲線Aはx座標軸に対して左右
対称形となる。
α1公転した場合には、ピン25aのy座標は自転
による左方へのリン移動距離から公転による右方
へのピン移動距離を減算したy1となるため、原点
とピン25aとの間の離間距離中の水平成分の長
さは短い。これに対して第5図の通り遊星歯車2
3が大角度α2公転した場合には、ピン25aのy
座標は自転による移動距離と公転によるピン移動
距離とを加算したy2となり、y座標の正負が小角
度α1公転時とは逆となるとともに、原点とピン2
5aとの間の離間距離中の水平成分の長さは長く
なる。遊星歯車23が連続的に自転しつつ公転し
た場合におけるピン25aの軌跡は第6図の曲線
Aで示され、この曲線Aはx座標軸に対して左右
対称形となる。
ここで、太陽歯車24の半径をa、遊星歯車2
3の半径をb、クランク部25の長さをrとし、
遊星歯車23が角度α公転した場合におけるピン
25aのx,y座標は x=(a+b)cosα−rcos(a+b/bα) y=−(a+b)sinα+rsin(a+b/bα) の式で表され、x,yを無次元化するために式の
左右両辺をrで除算すると x/r=a+b/rcosα−cos(a+b/bα) y/r=a+b/rsinα+sin(a+b/bα) となる。
3の半径をb、クランク部25の長さをrとし、
遊星歯車23が角度α公転した場合におけるピン
25aのx,y座標は x=(a+b)cosα−rcos(a+b/bα) y=−(a+b)sinα+rsin(a+b/bα) の式で表され、x,yを無次元化するために式の
左右両辺をrで除算すると x/r=a+b/rcosα−cos(a+b/bα) y/r=a+b/rsinα+sin(a+b/bα) となる。
第7図は遊星歯車23の公転角度αを横軸とし
て、y/rつまりクランク部25の長さrに対す
るピン25aの左右水平移動距離の割合を縦軸と
したグラフで、曲線Bはa/b=1、r/b=
2、曲線Cはa/b=2、r/b=3、曲線Dは
a/b=2、r/b=2とした時を示す。
て、y/rつまりクランク部25の長さrに対す
るピン25aの左右水平移動距離の割合を縦軸と
したグラフで、曲線Bはa/b=1、r/b=
2、曲線Cはa/b=2、r/b=3、曲線Dは
a/b=2、r/b=2とした時を示す。
このグラフから明らかなように操向ハンドル1
0が小操舵角操作されて遊星歯車23の公転角度
αが小さい場合と、操向ハンドル10が大操舵角
操作されて遊星歯車23の公転角度αが大きい場
合とではy/rの正負が逆になることから、小操
舵角操作では後輪3を前輪1と同方向へ転舵し、
大操舵角操作では後輪3を前輪1と逆方向へ転舵
することができる。更に小公転角度時における
y/rの絶対最大値よりも大公転角度時における
y/rの絶対最大値は大きいため、小操舵角操作
時の後輪3の最大転舵角よりも大操舵角操作時の
後輪3の最大転舵角を大きくでき、これにより小
操舵角操作が行われる車両の高速走行中の操縦性
向上を図りながらも、大操舵角操作が行われる車
両の低減走行中の前後輪内輪差及び旋回半径を小
さくできる。このような後輪転舵作動は操向ハン
ドル10を右、左のいずれに回動操作した場合で
も実現される。
0が小操舵角操作されて遊星歯車23の公転角度
αが小さい場合と、操向ハンドル10が大操舵角
操作されて遊星歯車23の公転角度αが大きい場
合とではy/rの正負が逆になることから、小操
舵角操作では後輪3を前輪1と同方向へ転舵し、
大操舵角操作では後輪3を前輪1と逆方向へ転舵
することができる。更に小公転角度時における
y/rの絶対最大値よりも大公転角度時における
y/rの絶対最大値は大きいため、小操舵角操作
時の後輪3の最大転舵角よりも大操舵角操作時の
後輪3の最大転舵角を大きくでき、これにより小
操舵角操作が行われる車両の高速走行中の操縦性
向上を図りながらも、大操舵角操作が行われる車
両の低減走行中の前後輪内輪差及び旋回半径を小
さくできる。このような後輪転舵作動は操向ハン
ドル10を右、左のいずれに回動操作した場合で
も実現される。
以上の小操舵角操作時と大操舵角操作時とにお
ける後輪3の最大転舵角の比率は上記曲線B,
C,Dから理解できるようにa,b,rの値で定
められ、これらのa,b,rを適宜に設定するこ
とにより最大転舵角の比率を所望値に設定するこ
とが可能である。尚、操向ハンドル10の操舵角
と後輪3の転舵角との関係は後輪転舵力伝達経路
中に変速機構を介在させることにより、変速機構
の変速率によつて任意に設定できる。
ける後輪3の最大転舵角の比率は上記曲線B,
C,Dから理解できるようにa,b,rの値で定
められ、これらのa,b,rを適宜に設定するこ
とにより最大転舵角の比率を所望値に設定するこ
とが可能である。尚、操向ハンドル10の操舵角
と後輪3の転舵角との関係は後輪転舵力伝達経路
中に変速機構を介在させることにより、変速機構
の変速率によつて任意に設定できる。
以上に述べた後輪3の転舵は、ピン25aの運
動による左右の後輪転舵用タイロツド20,20
の左右移動によつて行われるのであるが、タイロ
ツド20はピン25aとともに左右水平移動と上
下移動との合成運動を行う。これまでの説明には
後輪転舵に関与しないタイロツド20の上下変位
量は考慮されていなかつたが、タイロツド20の
長さは上下変位量に比して充分に長いため以上の
後輪転舵作動についての説明に本質的相違が生じ
ることはない。
動による左右の後輪転舵用タイロツド20,20
の左右移動によつて行われるのであるが、タイロ
ツド20はピン25aとともに左右水平移動と上
下移動との合成運動を行う。これまでの説明には
後輪転舵に関与しないタイロツド20の上下変位
量は考慮されていなかつたが、タイロツド20の
長さは上下変位量に比して充分に長いため以上の
後輪転舵作動についての説明に本質的相違が生じ
ることはない。
第8図と第9図は他の実施例を示し、遊星歯車
43は操向ハンドルと連動して回動する入力軸4
1の端部に軸外径方向へ一体に延出形成されたア
ーム部42に回転自在に取り付けられており、入
力軸41は車体に固定されるブラケツト38に回
動自在に支承され、ブラケツト38は前記実施例
のブラケツト18と同様に入力軸の軸受部材にな
つている。ブラケツト38は上面が開口したボツ
クス部39を一体に備え、ボツクス部39の内部
に上記アーム部42が収容されるとともに、ボツ
クス部39の背面39aには内周面に歯44aが
形成された内歯歯車44が設けられる。この内歯
歯車44が固定歯車であり、歯44aに遊星歯車
43が噛合する。内歯歯車44は車体に取り付け
られるブラケツト38に一体に形成されている。
遊星歯車43には歯車径方向への長さを有する同
様の出力部をなすクランク部45が一体に形成さ
れており、クランク部45のジヨイントピン部4
5aに左右の後輪転舵用タイロツド40,40が
連結される。
43は操向ハンドルと連動して回動する入力軸4
1の端部に軸外径方向へ一体に延出形成されたア
ーム部42に回転自在に取り付けられており、入
力軸41は車体に固定されるブラケツト38に回
動自在に支承され、ブラケツト38は前記実施例
のブラケツト18と同様に入力軸の軸受部材にな
つている。ブラケツト38は上面が開口したボツ
クス部39を一体に備え、ボツクス部39の内部
に上記アーム部42が収容されるとともに、ボツ
クス部39の背面39aには内周面に歯44aが
形成された内歯歯車44が設けられる。この内歯
歯車44が固定歯車であり、歯44aに遊星歯車
43が噛合する。内歯歯車44は車体に取り付け
られるブラケツト38に一体に形成されている。
遊星歯車43には歯車径方向への長さを有する同
様の出力部をなすクランク部45が一体に形成さ
れており、クランク部45のジヨイントピン部4
5aに左右の後輪転舵用タイロツド40,40が
連結される。
入力軸41の回動により遊星歯車43がアーム
部42によつて内歯歯車44に沿つて公転せしめ
られ、且つ自転せしめられた場合、公転角度が小
角度の時には自転によるピン部45aの左右移動
方向と公転によるピン部45aの左右移動方向と
が逆であるため、ピン部45aの左右水平方向変
位置は短く、遊星歯車43の公転角度が次第に増
して特定の公転角度を超えると、自転と公転によ
るピン45aの左右移動方向とが同じ方向になる
ため、大公転角度時にはピン部45aの左右水平
方向変位量は小公転角度時とは正負が逆になりな
がら長くなる。従つて前記実施例装置による操舵
機能と同じ機能が本実施例によつても実現できる
こととなる。
部42によつて内歯歯車44に沿つて公転せしめ
られ、且つ自転せしめられた場合、公転角度が小
角度の時には自転によるピン部45aの左右移動
方向と公転によるピン部45aの左右移動方向と
が逆であるため、ピン部45aの左右水平方向変
位置は短く、遊星歯車43の公転角度が次第に増
して特定の公転角度を超えると、自転と公転によ
るピン45aの左右移動方向とが同じ方向になる
ため、大公転角度時にはピン部45aの左右水平
方向変位量は小公転角度時とは正負が逆になりな
がら長くなる。従つて前記実施例装置による操舵
機能と同じ機能が本実施例によつても実現できる
こととなる。
第10図は第1図乃至第7図の第1実施例装置
を線図で示した略図であり、この略図との対比で
第11図以降に示す更なる別実施例装置を容易に
理解できることとなるであろう。
を線図で示した略図であり、この略図との対比で
第11図以降に示す更なる別実施例装置を容易に
理解できることとなるであろう。
第10図において、太陽歯車24と同じく車体
26に支持された入力軸21のアーム22部には
遊星歯車23が回転自在代に支持され、太陽歯車
24に噛合している遊星歯車23に一体に設けら
れたクランク部25には左右の後輪転舵用タイロ
ツド20,20が連結されている。
26に支持された入力軸21のアーム22部には
遊星歯車23が回転自在代に支持され、太陽歯車
24に噛合している遊星歯車23に一体に設けら
れたクランク部25には左右の後輪転舵用タイロ
ツド20,20が連結されている。
第11図乃至第29図において、後輪転舵用タ
イロツドは70,80,90,100,110,
120,130,140,150,160,17
0,180,190,200,210,220,
230,240,250で、操向ハンドルと連動
して回動する入力軸は71,81,91,10
1,111,121,131,141,151,
161,171,181,191,201,21
1,221,231,241,251で、入力軸
のアーム部は72,82,92,102,11
2,122,132,142,152,162,
172,182,192,202,212,22
2,232,242,252で、遊星歯車は7
3,83,93,103,113,123,13
3,143,153,163,173,183,
193,203,213,223,233,24
3,253で、固定歯車は74,84,94,1
04,114,124,134,144,15
4,164,174,184,194,204,
214,224,234,244,254で、遊
星歯車のクランク部(出力部)は75,85,9
5,105,115,125,135,145,
155,165,175,185,195,20
5,215,225,235,245,255で
夫々示されている。これらの各実施例では固定歯
車は太陽歯車となつているが、固定歯車を第8図
及び第9図の実施例と同じく内歯歯車としても実
施可能である。
イロツドは70,80,90,100,110,
120,130,140,150,160,17
0,180,190,200,210,220,
230,240,250で、操向ハンドルと連動
して回動する入力軸は71,81,91,10
1,111,121,131,141,151,
161,171,181,191,201,21
1,221,231,241,251で、入力軸
のアーム部は72,82,92,102,11
2,122,132,142,152,162,
172,182,192,202,212,22
2,232,242,252で、遊星歯車は7
3,83,93,103,113,123,13
3,143,153,163,173,183,
193,203,213,223,233,24
3,253で、固定歯車は74,84,94,1
04,114,124,134,144,15
4,164,174,184,194,204,
214,224,234,244,254で、遊
星歯車のクランク部(出力部)は75,85,9
5,105,115,125,135,145,
155,165,175,185,195,20
5,215,225,235,245,255で
夫々示されている。これらの各実施例では固定歯
車は太陽歯車となつているが、固定歯車を第8図
及び第9図の実施例と同じく内歯歯車としても実
施可能である。
また第11図乃至第29図において、車体は7
6,86,96,106,116,126,13
6,146,156,166,176,186,
196,206,216,226,236,24
6,256で示され、更に第11図乃至第27図
の各実施例においては、後輪操舵機構への出力部
であるクランク部の運動を後輪転舵用タイロツド
に伝達するためにリンク部材が用いられ、クラン
ク部とタイロツドとの間に介在されるこのリンク
部材は87,97,107,117,127,1
37,147,157,167,177,18
7,197,207,217,227,237で
示されている。
6,86,96,106,116,126,13
6,146,156,166,176,186,
196,206,216,226,236,24
6,256で示され、更に第11図乃至第27図
の各実施例においては、後輪操舵機構への出力部
であるクランク部の運動を後輪転舵用タイロツド
に伝達するためにリンク部材が用いられ、クラン
ク部とタイロツドとの間に介在されるこのリンク
部材は87,97,107,117,127,1
37,147,157,167,177,18
7,197,207,217,227,237で
示されている。
第11図の実施例においては、クランク部75
が行う運動のうちの上下移動成分をリンク部材7
7において吸収し、左右移動成分をタイロツド7
0,70に伝達するために、リンク部材77に設
けた長孔77aに車体76に取り付けたピン78
を挿入係合させている。第12図の実施例におい
ては、上記上下移動成分を吸収するために、車体
86に上下の長い長溝86aを形成し、リンク部
材87の端部に設けたピン88を長溝86aに係
合した。第13図の実施例では、クランク部95
とリンク部材97との間に揺動リンク部材98を
介入することにより、リンク部材97の一端が車
体96に枢着されていても、クランク部95の上
下移動成分を揺動リンク部材98において吸収で
きるようになつている。第14図の実施例では、
リンク部材107の一端に基端が軸108aで車
体106に上下揺動自在に枢着された揺動リンク
部材108の先端を連結することにより、クラン
ク部105の上下移動成分をリンク部材108の
上下揺動によつて吸収するようになつている。
が行う運動のうちの上下移動成分をリンク部材7
7において吸収し、左右移動成分をタイロツド7
0,70に伝達するために、リンク部材77に設
けた長孔77aに車体76に取り付けたピン78
を挿入係合させている。第12図の実施例におい
ては、上記上下移動成分を吸収するために、車体
86に上下の長い長溝86aを形成し、リンク部
材87の端部に設けたピン88を長溝86aに係
合した。第13図の実施例では、クランク部95
とリンク部材97との間に揺動リンク部材98を
介入することにより、リンク部材97の一端が車
体96に枢着されていても、クランク部95の上
下移動成分を揺動リンク部材98において吸収で
きるようになつている。第14図の実施例では、
リンク部材107の一端に基端が軸108aで車
体106に上下揺動自在に枢着された揺動リンク
部材108の先端を連結することにより、クラン
ク部105の上下移動成分をリンク部材108の
上下揺動によつて吸収するようになつている。
第15図並びに第16図はクランク部115,
125とリンク部材117,127とを相対移動
自在に連結することにより、リンク部材117,
127の端部が車体116,126に枢着されて
いても、クランク部115,125の上下移動成
分の影響を解消しながらリンク部材117,12
7を左右揺動させる各実施例を示す。第15図の
実施例では、リンク部材117に形成された長孔
117aにクランク部115に設けたピン115
aが摺動自在に係合されており、第16図の実施
例では、クランク部125に回動自在にガイド筒
128を取り付け、該ガイド筒128の内部にリ
ンク部材127を摺動自在に挿通させている。
125とリンク部材117,127とを相対移動
自在に連結することにより、リンク部材117,
127の端部が車体116,126に枢着されて
いても、クランク部115,125の上下移動成
分の影響を解消しながらリンク部材117,12
7を左右揺動させる各実施例を示す。第15図の
実施例では、リンク部材117に形成された長孔
117aにクランク部115に設けたピン115
aが摺動自在に係合されており、第16図の実施
例では、クランク部125に回動自在にガイド筒
128を取り付け、該ガイド筒128の内部にリ
ンク部材127を摺動自在に挿通させている。
第17図並びに第18図は、入力軸131,1
41及び太陽歯車134,144を車体136,
146に対して上下移動自在とすることにより、
クランク部135,145が行う運動のうちの上
下移動成分を吸収するようにした実施例を示す。
第17図においては、基端が車体136に軸13
8aで上下揺動自在に連結されたリンク部材13
8の先端に太陽歯車134を固定して入力軸13
1を回動自在に取り付け、リンク部材138によ
つて太陽歯車134及び入力軸131を車体13
6に上下移動自在に支持させている。第18図に
おいては、太陽歯車144を車体146に上下移
動自在に支持させるとともに、車体146に上下
に長く形成された長孔146aに入力軸141を
挿入している。
41及び太陽歯車134,144を車体136,
146に対して上下移動自在とすることにより、
クランク部135,145が行う運動のうちの上
下移動成分を吸収するようにした実施例を示す。
第17図においては、基端が車体136に軸13
8aで上下揺動自在に連結されたリンク部材13
8の先端に太陽歯車134を固定して入力軸13
1を回動自在に取り付け、リンク部材138によ
つて太陽歯車134及び入力軸131を車体13
6に上下移動自在に支持させている。第18図に
おいては、太陽歯車144を車体146に上下移
動自在に支持させるとともに、車体146に上下
に長く形成された長孔146aに入力軸141を
挿入している。
第19図は第17図の改良実施例であり、揺動
リンク部材158の揺動中心軸158aと入力軸
151とには互いに噛み合うギヤ159a,15
9bが回転自在に設けられ、これらのギヤ159
a,159bの噛み合いによつて浮動状態の太陽
歯車154、入力軸151の位置に安定性をもた
せるようになつている。
リンク部材158の揺動中心軸158aと入力軸
151とには互いに噛み合うギヤ159a,15
9bが回転自在に設けられ、これらのギヤ159
a,159bの噛み合いによつて浮動状態の太陽
歯車154、入力軸151の位置に安定性をもた
せるようになつている。
第20図の実施例は、リンク部材167のジヨ
イントピン部167aに左右の後輪転舵用タイロ
ツド160,160を共通連結したもので、この
ような連結構造はこれまでの実施例に適用できる
ものである。
イントピン部167aに左右の後輪転舵用タイロ
ツド160,160を共通連結したもので、この
ような連結構造はこれまでの実施例に適用できる
ものである。
第21図並びに第22図は、車体176,18
6と、タイロツド170,180と、クランク部
175,185とに各連結されるリンク部材17
7,187における各連結位置の位置関係に係る
実施例を示す。第21図においては、上下端部が
車体176とクランク部175に連結されるリン
ク部材177の上下中間部にタイロツド170,
170を連結し、第22図では、リンク部材18
7の上下端部にクランク部185とタイロツド1
80,180を連結し、リンク部材187上下中
間部を車体186に摺動自在に連結した。
6と、タイロツド170,180と、クランク部
175,185とに各連結されるリンク部材17
7,187における各連結位置の位置関係に係る
実施例を示す。第21図においては、上下端部が
車体176とクランク部175に連結されるリン
ク部材177の上下中間部にタイロツド170,
170を連結し、第22図では、リンク部材18
7の上下端部にクランク部185とタイロツド1
80,180を連結し、リンク部材187上下中
間部を車体186に摺動自在に連結した。
第23図並びに第24図は、リンク部材19
7,207の他にタイロツド連結部材198,2
08を用いて左右のタイロツド190,190,
200,200相互を連結した実施例を示す。第
23図においては、連結部材198はともに一端
が軸197a,199aで車体196に左右揺動
自在に枢着されたリンク部材197,199によ
つて両持ち支持されており、第24図では、連結
部材208はリンク部材207によつて片持ち支
持されながら、車体206に回動自在に取り付け
られた軸受209によつて摺動自在に支持されて
いる。
7,207の他にタイロツド連結部材198,2
08を用いて左右のタイロツド190,190,
200,200相互を連結した実施例を示す。第
23図においては、連結部材198はともに一端
が軸197a,199aで車体196に左右揺動
自在に枢着されたリンク部材197,199によ
つて両持ち支持されており、第24図では、連結
部材208はリンク部材207によつて片持ち支
持されながら、車体206に回動自在に取り付け
られた軸受209によつて摺動自在に支持されて
いる。
第25図、第26図及び第27図は、車体21
6,226,236に設けた左右の軸受219,
229,239によつて左右水平移動自在にタイ
ロツド連結部材218,228,238を支持
し、この連結部材を介して左右のタイロツド21
0,210,220,220,230,230相
互を連結した実施例を示す。第25図と第26図
においては、リンク部材217,227は連結部
材218,228に固定結合され、第27図で
は、リンク部材237は連結部材238に枢着結
合されている。クランク部とリンク部材との連結
のために第25図では第15図の方式が、第26
図では第16図の方式が夫々用いられている。
6,226,236に設けた左右の軸受219,
229,239によつて左右水平移動自在にタイ
ロツド連結部材218,228,238を支持
し、この連結部材を介して左右のタイロツド21
0,210,220,220,230,230相
互を連結した実施例を示す。第25図と第26図
においては、リンク部材217,227は連結部
材218,228に固定結合され、第27図で
は、リンク部材237は連結部材238に枢着結
合されている。クランク部とリンク部材との連結
のために第25図では第15図の方式が、第26
図では第16図の方式が夫々用いられている。
第28図並びに第29図は、これまでの各実施
例とは車体に支持される部材とタイロツドを連結
する部材とを異ならせた実施例を示す。即ちこれ
までの実施例では太陽歯車が車体に支持され、後
輪転舵用タイロツドがリンク部材等を介してクラ
ンク部に連結されていたが、第28図と第29の
実施例では、クランク部245,255が車体2
46,256に支持され、太陽歯車244,25
4にタイロツド240,250が連結されてい
る。
例とは車体に支持される部材とタイロツドを連結
する部材とを異ならせた実施例を示す。即ちこれ
までの実施例では太陽歯車が車体に支持され、後
輪転舵用タイロツドがリンク部材等を介してクラ
ンク部に連結されていたが、第28図と第29の
実施例では、クランク部245,255が車体2
46,256に支持され、太陽歯車244,25
4にタイロツド240,250が連結されてい
る。
具体的には、クランク部245,255は軸2
48a,258aを中心として上下揺動自在な揺
動リンク部材248,258を介して車体24
6,256に支持され、タイロツド240,25
0は太陽歯車244,254に保持部材249
a,259aによつて保持された連結部材24
9,259を介して太陽歯車244,254に連
結されている。
48a,258aを中心として上下揺動自在な揺
動リンク部材248,258を介して車体24
6,256に支持され、タイロツド240,25
0は太陽歯車244,254に保持部材249
a,259aによつて保持された連結部材24
9,259を介して太陽歯車244,254に連
結されている。
これらの実施例においても、遊星歯車243,
253が太陽歯車244,254に沿つて公転
し、且つ自転すると、クランク部245,255
と太陽歯車244,254との水平方向の離間距
離は小公転角時には短く、大公転角時には左右逆
になりながら長くなることは明らかである。尚、
第28図と第29図の相違点は、連結部材24
9,259の支持方式として第28図では第25
図乃至第27図の方式を採用し、第29図では第
23図の方式を採用していることである。ここ
で、前記と同様のアーム部材242,252が出
力部としても機能する。
253が太陽歯車244,254に沿つて公転
し、且つ自転すると、クランク部245,255
と太陽歯車244,254との水平方向の離間距
離は小公転角時には短く、大公転角時には左右逆
になりながら長くなることは明らかである。尚、
第28図と第29図の相違点は、連結部材24
9,259の支持方式として第28図では第25
図乃至第27図の方式を採用し、第29図では第
23図の方式を採用していることである。ここ
で、前記と同様のアーム部材242,252が出
力部としても機能する。
以上に説明した各実施例は、各実施例における
特徴的構造部分を示したもので、その構造部分を
組み合せることにより、図面では示されていない
装置を製作することができるものである。
特徴的構造部分を示したもので、その構造部分を
組み合せることにより、図面では示されていない
装置を製作することができるものである。
[発明の効果]
以上のように本発明によれば、前輪転舵装置と
後輪転舵装置との連結経路に遊星歯車機構式減速
機を設け、前輪操舵機構からの入力で回動する遊
星歯車に設けた出力部を、操向ハンドルの中立位
置において、遊星歯車と固定歯車の中心を通る線
上で、且つ遊星歯車の中心から遊星歯車と固定歯
車との噛合する方向へ変位した位置で後輪操舵機
構と連結してなるため、遊星歯車の公転運動と自
転運動による合成運動を出力部から後輪転舵装置
に伝達して前輪に対する後輪の転舵方向並びに
夫々の転舵方向での後輪の最大転舵角を操向ハン
ドルの操舵角度に応じて異ならせることができ
る。
後輪転舵装置との連結経路に遊星歯車機構式減速
機を設け、前輪操舵機構からの入力で回動する遊
星歯車に設けた出力部を、操向ハンドルの中立位
置において、遊星歯車と固定歯車の中心を通る線
上で、且つ遊星歯車の中心から遊星歯車と固定歯
車との噛合する方向へ変位した位置で後輪操舵機
構と連結してなるため、遊星歯車の公転運動と自
転運動による合成運動を出力部から後輪転舵装置
に伝達して前輪に対する後輪の転舵方向並びに
夫々の転舵方向での後輪の最大転舵角を操向ハン
ドルの操舵角度に応じて異ならせることができ
る。
従つて後輪を前輪と同方向へ転舵する小操舵角
操作時の後輪最大転舵角よりも後輪を前輪と逆方
向へ転舵する大操舵角操作時の後輪最大転舵角を
大きくすることが可能となり、小操舵角操作が行
われる車両の高速走行中の操縦性向上を維持でき
る他、大操舵角操作が行われる車両の低速走行中
の内輪差及び旋回半径を小さくしてとりまわし操
作性を向上できる等、実車への適用性が高まる。
操作時の後輪最大転舵角よりも後輪を前輪と逆方
向へ転舵する大操舵角操作時の後輪最大転舵角を
大きくすることが可能となり、小操舵角操作が行
われる車両の高速走行中の操縦性向上を維持でき
る他、大操舵角操作が行われる車両の低速走行中
の内輪差及び旋回半径を小さくしてとりまわし操
作性を向上できる等、実車への適用性が高まる。
また遊星歯車機構式減速機と出力部により主要
機構を構成できることから、複雑な作動を行うに
もかかわらず、比較的に部品点数が少なく、構造
も簡単であるといつた特長も発揮する。
機構を構成できることから、複雑な作動を行うに
もかかわらず、比較的に部品点数が少なく、構造
も簡単であるといつた特長も発揮する。
第1図は本発明を適用した車両の操舵装置の概
略基本構造を示す斜視図、第2図は第1図の矢印
2方向から見た図、第3図は第2図の矢印3−3
線に沿つた断面図、第4図と第5図は作動状態を
示す第2図と同様の図、第6図は出力部が描くト
ロコイド曲線を示す線図、第7図は公転角と後輪
転舵用タイロツドの水平移動距離との関係を示す
特性図、第8図は固定歯車を内歯歯車とした実施
例を示す斜視図、第9図はその部分的縦断側面
図、第10図は第1図乃至第7図の第1実施例装
置を線図で示した略図、第11図乃至第29図は
別実施例に係る各装置を示す第10図と同様の図
である。 尚、図面中、1は前輪、3は後輪、10は操向
ハンドル、Fは前輪転舵装置、Rは後輪転舵装
置、20,40,70,……,250は後輪転舵
用タイロツド、21,41,71,……,251
は入力軸、22,42,72,……,252はア
ーム部、Mは遊星歯車機構式減速機、23,4
3,73,……,253は遊星歯車、24,4
4,74,……,254は固定歯車、25,4
5,75,……,255は出力部である。
略基本構造を示す斜視図、第2図は第1図の矢印
2方向から見た図、第3図は第2図の矢印3−3
線に沿つた断面図、第4図と第5図は作動状態を
示す第2図と同様の図、第6図は出力部が描くト
ロコイド曲線を示す線図、第7図は公転角と後輪
転舵用タイロツドの水平移動距離との関係を示す
特性図、第8図は固定歯車を内歯歯車とした実施
例を示す斜視図、第9図はその部分的縦断側面
図、第10図は第1図乃至第7図の第1実施例装
置を線図で示した略図、第11図乃至第29図は
別実施例に係る各装置を示す第10図と同様の図
である。 尚、図面中、1は前輪、3は後輪、10は操向
ハンドル、Fは前輪転舵装置、Rは後輪転舵装
置、20,40,70,……,250は後輪転舵
用タイロツド、21,41,71,……,251
は入力軸、22,42,72,……,252はア
ーム部、Mは遊星歯車機構式減速機、23,4
3,73,……,253は遊星歯車、24,4
4,74,……,254は固定歯車、25,4
5,75,……,255は出力部である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 操向ハンドルの操舵操作により転舵される前
輪転舵装置と、該前輪転舵装置と連動して転舵さ
れる後輪転舵装置とを設けるとともに、前記前輪
転舵装置及び後輪転舵装置を減速機を介して連結
してなる車両の操舵装置において、 前記減速機を遊星歯車機構から構成し、 前輪操舵機構からの入力により回動する遊星歯
車に後輪操舵機構への出力部を設け、 該出力部は、操向ハンドルの中立位置におい
て、遊星歯車と固定歯車の中心を通る線上で、且
つ遊星歯車の中心から遊星歯車と固定歯車との噛
合する方向へ変位した位置で後輪操舵機構と連結
し、 前記遊星歯車の公転運動と自転運動により得ら
れる合成運動により、 操向ハンドルの操舵角度に応じて、前輪に対す
る後輪の転舵方向及び該転舵方向に対する最大転
舵角を異ならせたこと、 を特徴とする車両の操舵装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15062188A JPS6452580A (en) | 1988-06-17 | 1988-06-17 | Steering device for vehicle |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15062188A JPS6452580A (en) | 1988-06-17 | 1988-06-17 | Steering device for vehicle |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6452580A JPS6452580A (en) | 1989-02-28 |
JPH048271B2 true JPH048271B2 (ja) | 1992-02-14 |
Family
ID=15500869
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15062188A Granted JPS6452580A (en) | 1988-06-17 | 1988-06-17 | Steering device for vehicle |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6452580A (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4831447B2 (ja) * | 2001-02-07 | 2011-12-07 | 大日本印刷株式会社 | 塗布ヘッド及びこの塗布ヘッドを用いた塗布装置 |
-
1988
- 1988-06-17 JP JP15062188A patent/JPS6452580A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6452580A (en) | 1989-02-28 |
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