JPH048225B2 - - Google Patents

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JPH048225B2
JPH048225B2 JP59007578A JP757884A JPH048225B2 JP H048225 B2 JPH048225 B2 JP H048225B2 JP 59007578 A JP59007578 A JP 59007578A JP 757884 A JP757884 A JP 757884A JP H048225 B2 JPH048225 B2 JP H048225B2
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JP
Japan
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resin
sheet
film
printed
styrene
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP59007578A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS60151033A (ja
Inventor
Tsuguo Hasegawa
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denka Co Ltd
Original Assignee
Denki Kagaku Kogyo KK
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Filing date
Publication date
Application filed by Denki Kagaku Kogyo KK filed Critical Denki Kagaku Kogyo KK
Priority to JP59007578A priority Critical patent/JPS60151033A/ja
Publication of JPS60151033A publication Critical patent/JPS60151033A/ja
Publication of JPH048225B2 publication Critical patent/JPH048225B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B32LAYERED PRODUCTS
    • B32BLAYERED PRODUCTS, i.e. PRODUCTS BUILT-UP OF STRATA OF FLAT OR NON-FLAT, e.g. CELLULAR OR HONEYCOMB, FORM
    • B32B37/00Methods or apparatus for laminating, e.g. by curing or by ultrasonic bonding
    • B32B37/02Methods or apparatus for laminating, e.g. by curing or by ultrasonic bonding characterised by a sequence of laminating steps, e.g. by adding new layers at consecutive laminating stations

Landscapes

  • Laminated Bodies (AREA)
  • Extrusion Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、積層シートの製造方法、更に詳しく
は、良好な印刷寸法精度を有するスチレン系樹脂
製積層シートの製造方法に関する。 近年、スチレン系樹脂の厚物シートに印刷を施
した後に、成形する製品が、市場に出はじめてお
り、特に、厚物シートを深絞りし、且つ、印刷の
柄が、定まつた熱成形機の型の位置に来るように
印刷寸法精度を厳密に制御して製品化する方法が
採用されてきている。 従来から、スチレン系樹脂製印刷シートを得る
方法としては、スチレン系樹脂シートに、直接
印刷を施こす方法、あらかじめ薄手のフイルム
に印刷を施こし、更に該フイルムを、スチレン系
樹脂シートに積層する方法とがある。の方法で
は、厚手のシートに直接印刷を行なう為、重量、
巻きの径等から、1巻きで印刷できる長さが決ま
つてくる為、作業性が悪く、厚味が厚い程、作業
性から来るコスト生産性の面での欠点が大きくな
る。また、シート厚味が、0.5mmを越えてくると、
一般のグラビア印刷機では繰り出しや巻きの張力
の関係で、印刷できなくなり、特殊に設計された
印刷機が必要になつたり、枚葉で印刷する等コス
トアツプになつてくる。又、技術的には、厚物シ
ートの偏肉の絶対値が、薄手のフイルムの偏肉よ
り大きくなる事や、厚物シートの剛性が高い事に
よりグラビア印刷の版からの転写が、シートの薄
肉部において不充分であり、印刷のかすれ等にな
る事が多い。 一方、このような欠点を解決する為に、の方
法が考えられる。の方法は、薄手のフイルムに
印刷を行ない、シートと積層する方法であり、(1)
印刷フイルムとシートとをあらかじめ作成し、接
着剤を塗布しながら貼り合せるドライラミネート
方法、(2)スチレン系樹脂フイルムに印刷を行な
い、スチレン系樹脂シートを製造する際シートが
まだ溶融状態にあるうちに該フイルムを熱接着す
る方法。(3)エチレン−酢酸ビニル樹脂を中心とす
るオレフイン系樹脂を押出しながら、あらかじめ
作成したフイルム及びシートを押圧接着する押出
しラミネート法がある。(1)の方法は、完全なオフ
ライン方式で行なう為、厚物シートの取扱いにつ
いてはシートに直接印刷を施す方法と同様な欠点
を有している。(2)の方法は、印刷フイルムを、シ
ート製造する際に積層する為、経済的な方法では
あるが、シートが溶融状態にある為、印刷したフ
イルムが熱で伸びてしまい、印刷の寸法精度は極
めて悪くなる。また、高熱の影響を受けフイルム
にシワが入り易く、安定した製造方法とは云えな
い。さらに(3)の方法は、厚物シートの取扱いにつ
いては、(1)の方法と同様であり、更に押出しする
接着性樹脂の熱の影響を受け(2)の方法と同様、印
刷の寸法精度は悪くなる。 本発明は、かかる欠点を解決したものであり、
印刷されたスチレン系樹脂シートを製造するに当
り、接着剤付シートの押出し工程と印刷フイルム
をシートに貼り合せる工程とを別けてしかも連続
的に行うことにより、シートの一本巻きの長さが
調整でき、また印刷柄の乱れのない積層シートの
製造方法を完成するに至つた。すなわち本発明
は、スチレン系樹脂と120℃以下の温度で接着す
る樹脂を共押出法で2層となるよう押出し、冷却
ロールを通してシート状に賦形する第1工程と、
120℃以下に加熱された少なくとも一方が表面ゴ
ム製である2本ロール間で印刷されたスチレン系
樹脂フイルムと前記シートを押圧接着する第2工
程とからなることを特徴とする。 以下本発明を詳細に説明する。 本発明に用いる印刷フイルムとしてのスチレン
系樹脂は、透明スチレン樹脂、スチレン−ブタジ
エングラフト共重合樹脂、スチレン−ブタジエン
ブロツク共重合樹脂及びスチレン−α−メチルス
チレン共重合樹脂等、さらにこれら樹脂の混合物
であり、特に透明スチレン樹脂を主体としたもの
であり、しかもフイルムとしては、未延伸、一軸
及び二軸延伸のいづれでもよい。次に、基材とな
るシートとしてのスチレン系樹脂は、スチレン−
ブタジエングラフト共重合樹脂が最も好ましい
が、これに透明スチレン系樹脂、スチレン−ブタ
ジエンブロツク共重合樹脂等、同種類の樹脂を混
合しても差支えない。 また、本発明の120℃以下で接着する樹脂は、
エチレン−酢酸ビニル共重合樹脂を主成分とする
樹脂、アクリル酸エステルとエチレンの共重合樹
脂、アクリル酸とエチレンの共重合体樹脂、エチ
レン又はエチレン−酢酸ビニル共重合樹脂をカル
ボン酸で変性した樹脂、等の融点の低い樹脂であ
り、更に融点を下げ、低温での熱接着性を上げる
為に、クマロンインデン樹脂、キシレン樹脂、石
油樹脂等の粘着付与剤を添加するのも有効な手段
である。さらに、120℃以下で接着可能な範囲で、
オレフイン樹脂、例えばエチレン樹脂、プロピレ
ン樹脂及びエチレン−プロピレン共重合樹脂又は
前記のスチレン系樹脂を混合することもできる。
120℃を越える温度では、接着する印刷されたス
チレン系樹脂フイルムが延ばされるので、印刷柄
が乱れて好ましくなく、また下限は何んら制限す
るものではないが、製造プロセスの点から、一般
には、70℃以上で接着可能な樹脂が実用上用いら
れる。更に説明を加えると、下限については、接
着可能であれば品質的には特に限定するものでは
ないが、製造プロセスの点から云えば、粘着付与
剤等を添加し、融点を下げたものは、共押出しで
シートを押出した際、引取りロールに粘着する可
能性がある為、製造プロセス上限定され、一般に
は、70℃未満でスチレン系樹脂製フイルムと接着
可能であれば、引取りロールにも粘着し易くなる
為、70℃以上でなければ接着できない原料を選定
する事になる。 本発明の印刷されたスチレン系樹脂フイルム
は、肉厚が数μ〜50μ程度、好ましくは10μ〜40μ
である。肉厚が数μ未満では接着時の接着力にば
らつきがでて積層シートの剥離の原因となり、
50μを越えると接着時の熱の伝わり方が弱く、し
かもフイルムのコストが高くつくので好ましくな
い。また積層シート全体の肉厚は、特に制限する
ものではないが、最終成形品のコストを考慮する
と、0.15mm以上、好ましくは0.5mm以上のシート
に用いると好ましい。 次に製造方法の第1及び第2工程を述べる。 本発明の基材となるシート用スチレン系樹脂と
接着用樹脂とを2台の押出機に夫々投入し、160
〜300℃の温度で溶融し、スクリユーで先端に移
送する。押出機先端には、ダイが取付けられ、前
記樹脂は、ダイ先端又はダイ内で積層され、60℃
以下に冷却された3本ロールにより接着用樹脂付
積層シートとなる。次に冷却された接着用樹脂付
積層シートは、順々第2工程へと連続的に移送さ
れる。第2工程は、前記接着用樹脂付積層シート
と印刷されたスチレン系樹脂フイルムとの貼り合
せを行うものであり、表面がゴム製のロール2本
又は一方が金属ロールからなつている。ゴムの種
類は、耐熱性の点からアクリルゴム、シリコンゴ
ムが好ましく、硬度は、40〜90(JISK6301、シヨ
アーA)の範囲のものが使用できる。前記ロール
の一方は、温度を70℃以上に設定することが好ま
しく、実用的に好ましい温度範囲は、80〜110℃
である。第1工程で押出された接着用樹脂付積層
シートは、前記加熱された2本ロール間に移送さ
れ、同時に印刷されたスチレン系樹脂フイルムを
送り込み、少なくとも1Kg/cm以上、通常2〜10
Kg/cmの範囲の線圧で圧着する。第2工程のゴム
硬度及び線圧が数値の範囲外では、密着不良や過
圧着によるロールマークが生じる。また、印刷さ
れたスチレン系樹脂フイルムの繰り出しについて
は、張力を一定に行なわないと印刷柄寸法精度の
不安定、積層不良によるシワ等の原因となる。 実施例1〜9、比較例1〜5 2台の押出機に夫々シート用スチレン−ブタジ
エングラフト共重合樹脂(電気化学工業(株)製、商
品名デンカスチロールHI−E−6)と表に示す
接着用樹脂を投入し、ダイ内で2層となる共押出
法でシート巾700mm、肉厚950〜970μの接着用樹
脂付積層シートを押出し、冷却した。引続きゴム
硬度60、シリコンゴム貼りロールと金属ロールの
2本ロールにてゴムロールを表に示す温度、金属
ロールを40℃に設定し、接着速度5m/minで前
記接着用樹脂付積層シートとフイルム繰り出し張
力5Kgで操り出される表に示す印刷されたフイル
ムとを接着し、肉厚1000μの積層シートを得た。 物性測定として、積層シートのラミネート強度
及び印刷柄の寸法精度を測定した。結果を表に示
す。 なお表に示す記号及び物性測定条件は、下記の
通りである。 Γ印刷されたフイルムの種類 (1):二軸延伸ポリスチレンフイルム、大日本イン
キ化学工業(株)製、商品名デイツクOPS (2):スチレン−ブタジエンブロツク共重合樹脂:
スチレン樹脂=50:50の混合物フイルム Γ接着用樹脂層 (A):エチレン−酢酸ビニル共重合樹脂、三井ポリ
ケミカル(株)製、商品名エバフレツクスP−2505 (B):(A):耐衝撃性スチレン樹脂(電気化学工業(株)
製、商品名HI−E−6)=70:30の混合物 (C):エチレン−酢酸ビニル共重合樹脂を主体に粘
着付与剤を添加した樹脂(旭化学合成(株)製、商
品名アサヒメルトCL−30):耐衝撃性スチレン
樹脂(同上)=30:70の混合物 (D):エチレン−1−ブテン共重合樹脂(三井石油
化学工業(株)製、商品名タフマ−A−4085):エ
チレン−酢酸共重合樹脂を主体(同上):耐衝
撃性スチレン(同上)=30:30:40の混合物 (E):マレイン酸変性ポリエチレン系樹脂、三菱油
化(株)製、商品名MODIC、E300K (F):(E):耐衝撃性スチレン樹脂(同上)=50:50
との混合物 Γ物性測定 1:ラミネート強度の測定条件 積層シートを巾20mmに切断し、印刷されたフ
イルムと接着用樹脂間を一部剥離し、万能引張
り試験機に剥離角度180゜にチヤツクし、200
mm/minの速度で剥離強度を測定した。実用ラ
ミネート強度としては、150g/20mm以上が必
要である。 2:印刷柄寸法精度 印刷用フイルムに700mm巾ごとにピツチマー
クを印刷しておき、シートと接着後ピツチ間を
測定した。寸法精度は、測定回数50回の標準偏
差で表わすが、印刷したシートを成形する場
合、1シヨツト700mmを目安にすると2mm以内
の伸びに入ることが好ましい。 【表】

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 スチレン系樹脂と120℃以下の温度で接着す
    る樹脂を共押出法で2層となるよう押出し、冷却
    ロールを通してシート状に賦形する第1工程と、
    120℃以下に加熱された少なくとも一方が表面ゴ
    ム製である2本ロール間で印刷されたスチレン系
    樹脂フイルムと前記シートを押圧接着する第2工
    程とからなることを特徴とする積層シートの製造
    方法。
JP59007578A 1984-01-19 1984-01-19 積層シ−トの製造方法 Granted JPS60151033A (ja)

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JPS60151033A JPS60151033A (ja) 1985-08-08
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