JPH0482003A - 回転消去ヘッド - Google Patents
回転消去ヘッドInfo
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- JPH0482003A JPH0482003A JP19488190A JP19488190A JPH0482003A JP H0482003 A JPH0482003 A JP H0482003A JP 19488190 A JP19488190 A JP 19488190A JP 19488190 A JP19488190 A JP 19488190A JP H0482003 A JPH0482003 A JP H0482003A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は、各種VTR等に適用可能な消去効率に優れた
回転消去ヘッドに関する。
回転消去ヘッドに関する。
[従来の技術]
VTRに用いられる回転消去ヘッドにおいて。
消去効率を比較的高めるため、特開昭59−12401
8号公報に記載されているように、回転方向に前後して
2つの作動ギャップを形成し、一方のギャップと他方の
ギャップとの間隔を、消去信号による記録媒体への残留
磁束分が実質的に零となるようにした回転消去ヘッドが
知られている。
8号公報に記載されているように、回転方向に前後して
2つの作動ギャップを形成し、一方のギャップと他方の
ギャップとの間隔を、消去信号による記録媒体への残留
磁束分が実質的に零となるようにした回転消去ヘッドが
知られている。
[発明が解決しようとする課題]
上記した先願に見られる従来技術は、2つの作動ギャッ
プの間隔を、消去信号の記録波長に対して成る一定の位
相(記録媒体内で消去信号に対応する磁束が閉ループを
形成する)関係が成り立つように設定し、再生される消
去信号の影響シ低減しようとするものであるが、消去効
率の改善に重要なファクターである回転消去ヘッドの作
動ギャップ部の磁界分布および実効ギャップ長に関して
の配慮がなされておらず、充分な消去効率の達成という
観点でとらえると未だ問題のあるものであった。
プの間隔を、消去信号の記録波長に対して成る一定の位
相(記録媒体内で消去信号に対応する磁束が閉ループを
形成する)関係が成り立つように設定し、再生される消
去信号の影響シ低減しようとするものであるが、消去効
率の改善に重要なファクターである回転消去ヘッドの作
動ギャップ部の磁界分布および実効ギャップ長に関して
の配慮がなされておらず、充分な消去効率の達成という
観点でとらえると未だ問題のあるものであった。
本発明は上記の点に鑑みなされたもので、その目的とす
るところは、より消去効率を高めた回転消去ヘッドを提
供することにある。
るところは、より消去効率を高めた回転消去ヘッドを提
供することにある。
[課題を解決するための手段]
本発明は上記した目的を達成するため、記録媒体との相
対走行方向に前後して少なくとも2つの作動ギャップを
有する回転消去ヘッドにおいて、前記作動ギャップの両
側の磁気回路を構成する第1の磁気コア及び第2の磁気
コアと、前記作動キャップに挾まれて磁気回路を構成す
る第3の磁気コアとを備え、前記第3の磁気コアを例え
ばC。
対走行方向に前後して少なくとも2つの作動ギャップを
有する回転消去ヘッドにおいて、前記作動ギャップの両
側の磁気回路を構成する第1の磁気コア及び第2の磁気
コアと、前記作動キャップに挾まれて磁気回路を構成す
る第3の磁気コアとを備え、前記第3の磁気コアを例え
ばC。
系非晶質磁性合金もしくはFe系結晶質磁性合金として
その飽和磁束密度を1例えばフェライトよりなる前記第
1.第2の磁気コアの磁束*gより大きくし、回転消去
ヘッドの作動ギャップ部の消去磁界分布を非対称でかつ
磁界強度を大きくするように、構成される。
その飽和磁束密度を1例えばフェライトよりなる前記第
1.第2の磁気コアの磁束*gより大きくし、回転消去
ヘッドの作動ギャップ部の消去磁界分布を非対称でかつ
磁界強度を大きくするように、構成される。
[作用]
コイルに消去用信号電流を流すと、少なくとも2つの作
動ギャップ部に、記録媒体に既に記録されている信号を
消去するための消去磁界がそれぞ九発生する。各消去磁
界は、第1.第2の磁気コア(両側磁気コア)として飽
和磁束密度(Bs)の比較的低いフェライト(Bs45
000ガウス)を、ギャップに挾まれた第3の磁気コア
として飽和磁束密度の高いCo系非晶質磁性合金膜ある
いはFe系結晶質磁性合金膜(Bs=7000〜2oo
ooガウス)を用いることにより、消去磁界の絶対値が
大きくなると共に、消去磁界分布が各作動ギャップの各
々の中心に対し非対称になる。
動ギャップ部に、記録媒体に既に記録されている信号を
消去するための消去磁界がそれぞ九発生する。各消去磁
界は、第1.第2の磁気コア(両側磁気コア)として飽
和磁束密度(Bs)の比較的低いフェライト(Bs45
000ガウス)を、ギャップに挾まれた第3の磁気コア
として飽和磁束密度の高いCo系非晶質磁性合金膜ある
いはFe系結晶質磁性合金膜(Bs=7000〜2oo
ooガウス)を用いることにより、消去磁界の絶対値が
大きくなると共に、消去磁界分布が各作動ギャップの各
々の中心に対し非対称になる。
消去磁界の絶対値が大きくなること、並びに、消去磁界
分布が非対称になりかつ記録媒体走行方向に対して後方
側の作動ギャップ部の消去磁界分布が後方側で緩やかに
なることにより、交流消去が有効に働き、同一の飽和磁
束密度の磁気コア材で同一構造の回転消去ヘッドを構成
した場合に比べて、消去効率が改善される。
分布が非対称になりかつ記録媒体走行方向に対して後方
側の作動ギャップ部の消去磁界分布が後方側で緩やかに
なることにより、交流消去が有効に働き、同一の飽和磁
束密度の磁気コア材で同一構造の回転消去ヘッドを構成
した場合に比べて、消去効率が改善される。
[実施例]
以下1本発明を第1図〜第4図に示した各実施例によっ
て説明する。
て説明する。
第1図および第2図は本発明の第]実施例に係り、第1
図は回転消去ヘッドの記録媒体摺動面倒の要部平面図、
第2図は第1図のx−x’線に沿う断面で見た動作説明
図である。
図は回転消去ヘッドの記録媒体摺動面倒の要部平面図、
第2図は第1図のx−x’線に沿う断面で見た動作説明
図である。
第1,2図において、1,2は、飽和磁束密度の比較的
小さいM n −Z n系またはNi−Zn系フェライ
トよりなる第1の磁気コアならびに第2の磁気コアで、
磁気へラドコアの主体部を構成し図示していないがリア
ギャップ部において接合されている(リアギャップ部に
おいて磁気的に結合されている)、3は、Co N b
Z rなどのCo系非晶質磁性合金膜あるいはFe5
iAl (センダスト)などのFe系結晶質磁性合金膜
等の飽和磁束密度の大きい磁性合金膜よりなる第3の磁
気コアで、前記第1.第2の磁気コア1,2のフロント
側において、該第1.第2の磁気コア1,2の対向面間
に非磁性材よりなるギャップ材(ギャップ規制薄膜)4
,4を介して位置するようになっており、これによって
消去用の作動ギャップGi。
小さいM n −Z n系またはNi−Zn系フェライ
トよりなる第1の磁気コアならびに第2の磁気コアで、
磁気へラドコアの主体部を構成し図示していないがリア
ギャップ部において接合されている(リアギャップ部に
おいて磁気的に結合されている)、3は、Co N b
Z rなどのCo系非晶質磁性合金膜あるいはFe5
iAl (センダスト)などのFe系結晶質磁性合金膜
等の飽和磁束密度の大きい磁性合金膜よりなる第3の磁
気コアで、前記第1.第2の磁気コア1,2のフロント
側において、該第1.第2の磁気コア1,2の対向面間
に非磁性材よりなるギャップ材(ギャップ規制薄膜)4
,4を介して位置するようになっており、これによって
消去用の作動ギャップGi。
G2を形成している0本実施例においては、記録媒体6
の走行方向Sの先行側となる第1の磁気コア1の突き合
わせ面のフロント側に、スパッタリング等の薄膜形成技
術と適宜エツチング技術とにより、前記ギャップ材4、
第3の磁気コア3、ギャップ材4に順次成膜・積層する
ようにしてあり、この薄膜を積層した第1の磁気コア1
と前記第2の磁気コア2とはボンディング用の低融点ガ
ラス5によって接合されている、なお、図示していない
がコイル巻同窓を利用してコイルが巻回されている。
の走行方向Sの先行側となる第1の磁気コア1の突き合
わせ面のフロント側に、スパッタリング等の薄膜形成技
術と適宜エツチング技術とにより、前記ギャップ材4、
第3の磁気コア3、ギャップ材4に順次成膜・積層する
ようにしてあり、この薄膜を積層した第1の磁気コア1
と前記第2の磁気コア2とはボンディング用の低融点ガ
ラス5によって接合されている、なお、図示していない
がコイル巻同窓を利用してコイルが巻回されている。
斯様な構成をとる回転消去ヘッドにおいて、コイルに消
去信号電流を流すことにより、作動ギャップG、、G、
部分において発生する消去磁界によって記録媒体6に記
録されている既記緑信号が消去される6本実施例では、
2つの消去用の作動ギャップ磁界、G2を形成し、かつ
、第3の磁気コア3に、第1.第2の磁気コア1,2よ
りも飽和磁束密度の大きい磁性材を用いているので、第
2図に示すように、作動ギャップG□、62部分にギャ
ップ中心に対して非対称な消去ギャップ磁界A f H
A2の分布がそれぞれ得られ、かつ消去ギャップ磁界そ
のものの強度な大きくすることができる。
去信号電流を流すことにより、作動ギャップG、、G、
部分において発生する消去磁界によって記録媒体6に記
録されている既記緑信号が消去される6本実施例では、
2つの消去用の作動ギャップ磁界、G2を形成し、かつ
、第3の磁気コア3に、第1.第2の磁気コア1,2よ
りも飽和磁束密度の大きい磁性材を用いているので、第
2図に示すように、作動ギャップG□、62部分にギャ
ップ中心に対して非対称な消去ギャップ磁界A f H
A2の分布がそれぞれ得られ、かつ消去ギャップ磁界そ
のものの強度な大きくすることができる。
このため、消去磁界が大きくなることと、2ギヤツプで
あるので2重に消去できることとが相俟って、消去効率
が向上する。さらに、記録媒体6への磁化決定領域とな
る。記録媒体走行方向Sに対して後方側の作動ギャップ
62部分の消去ギャップ磁界A2のD部においては、消
去ギャップ磁界A2の非対称分布によりギャップ磁界が
緩やかに変化していることから、交流消磁が有効に行わ
れ、消去効率が向上する。
あるので2重に消去できることとが相俟って、消去効率
が向上する。さらに、記録媒体6への磁化決定領域とな
る。記録媒体走行方向Sに対して後方側の作動ギャップ
62部分の消去ギャップ磁界A2のD部においては、消
去ギャップ磁界A2の非対称分布によりギャップ磁界が
緩やかに変化していることから、交流消磁が有効に行わ
れ、消去効率が向上する。
ところで回転消去ヘッドにおいては、上述した消去効率
の向上の他に、如何にして消去電流に伴い記録される消
去信号を小さくするかということも重要な課題である。
の向上の他に、如何にして消去電流に伴い記録される消
去信号を小さくするかということも重要な課題である。
消去信号を小さくする手法としては、消去信号の記録波
長λアで記録磁化パターンが記録媒体6内において閉ル
ープをつくるように条件を設定する方法が知られている
(前記した特開昭59−124018号公報参照)。本
実施例の回転消去ヘッドでは、消去時の磁化パターンを
決定するのは、第2図に示した消去ギヤツブ磁界Al、
A2における第3の磁気コア30両端部B、Cと、作動
ギャップG8の記録媒体走行方向Sに対する後方側の前
記したD部の3つの領域である。特に、最終的に記録磁
化パターンを決定するのは、0部およびD部における消
去信号の記録波長λアと該作動ギャップG2におけるギ
ャップ長GLχとの関係であり、いま。
長λアで記録磁化パターンが記録媒体6内において閉ル
ープをつくるように条件を設定する方法が知られている
(前記した特開昭59−124018号公報参照)。本
実施例の回転消去ヘッドでは、消去時の磁化パターンを
決定するのは、第2図に示した消去ギヤツブ磁界Al、
A2における第3の磁気コア30両端部B、Cと、作動
ギャップG8の記録媒体走行方向Sに対する後方側の前
記したD部の3つの領域である。特に、最終的に記録磁
化パターンを決定するのは、0部およびD部における消
去信号の記録波長λアと該作動ギャップG2におけるギ
ャップ長GLχとの関係であり、いま。
Gbx”= (n + 1 / 2 )λ! ”’
”’■(但し、n=o、1,2+ ・・・) で表さ九る上記の式を満たす時に、消去ギャップ磁界A
2の磁界方向より位相が合致し、記録媒体6内に消去信
号の閉ループ磁化パターンを形成し。
”’■(但し、n=o、1,2+ ・・・) で表さ九る上記の式を満たす時に、消去ギャップ磁界A
2の磁界方向より位相が合致し、記録媒体6内に消去信
号の閉ループ磁化パターンを形成し。
再生ヘッドへの消去信号の混入を低減することが可能と
なる。また、第3の磁気コア3のコア厚Pに関しても同
様の傾向があり。
なる。また、第3の磁気コア3のコア厚Pに関しても同
様の傾向があり。
P弁(n+1/2)λt −−(Xi(但し、n=
o、1,2.・・・) で表される上記Q)式をも満たす時に、消去信号の再生
ヘッドへの混入をより一層効果的に防ぐことが可能とな
る。従って、本実施例においても、■。
o、1,2.・・・) で表される上記Q)式をも満たす時に、消去信号の再生
ヘッドへの混入をより一層効果的に防ぐことが可能とな
る。従って、本実施例においても、■。
■式を満足するように、作動ギャップG2のギャップ長
G■と第3の磁気コア3のコア厚Pとが決定されている
。
G■と第3の磁気コア3のコア厚Pとが決定されている
。
また、本実施例においては前述したように、第3の磁気
コア3を、記録媒体走行方向Sの先行側に位置する第1
の磁気コア1側に成膜・形成しており、このような構成
にすることにより、記録磁化パターンを最終的に決定す
る前記作動ギャップG2における前記り部の磁界分布が
緩やかな状態であることが確実に保持でき、第3の磁気
コア3を反対側の第2の磁気コア2側に形成する場合に
比較して消去効率の向上が図れる。さらに、本実施例に
おいては、第2図にも示すように、第3の磁気コア3は
、第1.第2の磁気コア1,2のフロント部に対応する
部位のみに形成されており。
コア3を、記録媒体走行方向Sの先行側に位置する第1
の磁気コア1側に成膜・形成しており、このような構成
にすることにより、記録磁化パターンを最終的に決定す
る前記作動ギャップG2における前記り部の磁界分布が
緩やかな状態であることが確実に保持でき、第3の磁気
コア3を反対側の第2の磁気コア2側に形成する場合に
比較して消去効率の向上が図れる。さらに、本実施例に
おいては、第2図にも示すように、第3の磁気コア3は
、第1.第2の磁気コア1,2のフロント部に対応する
部位のみに形成されており。
こうすることにより、第3の磁気コア3を第1の磁気コ
ア1の全面に形成した場合に比較して、消去ギャップ磁
界が大きくなり、2つの作動ギャップG、、G2による
消去が確実に行えるようになっている。
ア1の全面に形成した場合に比較して、消去ギャップ磁
界が大きくなり、2つの作動ギャップG、、G2による
消去が確実に行えるようになっている。
第3図は本発明の第2実施例に係る回転消去ヘッドの記
録媒体摺動面側の要部平面図である。本実施例において
は、前記第]−の磁気ニア]の突き合わせ面のフロント
側に、スパッタリング等の薄膜形成技術と適宜エツチン
グ技術とにより、前記ギャップ材4、第3の磁気コア3
A、ギャップ材4、第3の磁気コア3B、ギャップ材4
を順次積層して成膜・形成しており、これによって、消
去用の作動ギャップG、、、G、l、G、、を設けた3
ギヤツプ消去ヘツドの構成としである。斯様に消去用の
作動ギャップを3つ形成することにより、消去が3重に
行われることになり、前記第1実施例よりもさらに消去
効率が向上する。なお、消去用の作動ギャップを4つ以
上にすることも勿論可能であり、製造プロセス上問題が
ない限り、ギャップ数が多いほど消去効率の向上が図れ
ることは当業者には容易に推測できる。
録媒体摺動面側の要部平面図である。本実施例において
は、前記第]−の磁気ニア]の突き合わせ面のフロント
側に、スパッタリング等の薄膜形成技術と適宜エツチン
グ技術とにより、前記ギャップ材4、第3の磁気コア3
A、ギャップ材4、第3の磁気コア3B、ギャップ材4
を順次積層して成膜・形成しており、これによって、消
去用の作動ギャップG、、、G、l、G、、を設けた3
ギヤツプ消去ヘツドの構成としである。斯様に消去用の
作動ギャップを3つ形成することにより、消去が3重に
行われることになり、前記第1実施例よりもさらに消去
効率が向上する。なお、消去用の作動ギャップを4つ以
上にすることも勿論可能であり、製造プロセス上問題が
ない限り、ギャップ数が多いほど消去効率の向上が図れ
ることは当業者には容易に推測できる。
第4図は本発明の第3実施例に係る回転消去ヘッドの記
録媒体摺動面側の要部平面図である。本実1M例では、
前記第1実施例における第3の磁気コア3が、消去トラ
ック幅部分以外には形成されないようにしである。斯様
に構成することにより、前記第1実施例あるいは第2実
施例において、第3の磁気コア3,3A、3Bもしくは
ギャップ材4の膜厚が厚くなった場合に比して、消去ト
ラック幅の精度向上が図れる。
録媒体摺動面側の要部平面図である。本実1M例では、
前記第1実施例における第3の磁気コア3が、消去トラ
ック幅部分以外には形成されないようにしである。斯様
に構成することにより、前記第1実施例あるいは第2実
施例において、第3の磁気コア3,3A、3Bもしくは
ギャップ材4の膜厚が厚くなった場合に比して、消去ト
ラック幅の精度向上が図れる。
[発明の効果]
以上のように本発明によれば、少なくとも2つの作動ギ
ャップを有する回転消去ヘッドにおいて、作動ギャップ
の両側の磁気回路を構成する磁気コアに対し9作動ギャ
ップに挾まれて磁気回路を構成する磁気コアの飽和磁束
密度を大きくしているので、ギャップ部の消去磁界分布
をギャップ中心に非対称でかつ磁界強度も大きくできる
ので、消去効率の向上を図ることができる。また、消去
用のギャップを複数設けているので、多重消去効果によ
ってさらに消去効率が改善できる。
ャップを有する回転消去ヘッドにおいて、作動ギャップ
の両側の磁気回路を構成する磁気コアに対し9作動ギャ
ップに挾まれて磁気回路を構成する磁気コアの飽和磁束
密度を大きくしているので、ギャップ部の消去磁界分布
をギャップ中心に非対称でかつ磁界強度も大きくできる
ので、消去効率の向上を図ることができる。また、消去
用のギャップを複数設けているので、多重消去効果によ
ってさらに消去効率が改善できる。
第1図および第2図は本発明の第1実施例に係り、第1
図は回転消去ヘッドの記録媒体摺動面側の要部平面図、
第2図は第1図のx、 −x ’線に沿う断面で見た動
作説明図、第3図は本発明の第2実施例に係る回転消去
ヘッドの記録媒体摺動面倒の要部平面図、第4図は本発
明の第3実施例に係る回転消去ヘッドの記録媒体摺動面
倒の要部平面図である。 1・・・第1の磁気コア、2・・・第2の磁気コア、3
・・・第3の磁気コア、4・・・ギャップ材、5・・・
低融点ガラス、6・・・記録媒体、G、、G、、G、□
、a、、。 G1□・・・作動ギャップ。 第 1 口 第 2図 r2
図は回転消去ヘッドの記録媒体摺動面側の要部平面図、
第2図は第1図のx、 −x ’線に沿う断面で見た動
作説明図、第3図は本発明の第2実施例に係る回転消去
ヘッドの記録媒体摺動面倒の要部平面図、第4図は本発
明の第3実施例に係る回転消去ヘッドの記録媒体摺動面
倒の要部平面図である。 1・・・第1の磁気コア、2・・・第2の磁気コア、3
・・・第3の磁気コア、4・・・ギャップ材、5・・・
低融点ガラス、6・・・記録媒体、G、、G、、G、□
、a、、。 G1□・・・作動ギャップ。 第 1 口 第 2図 r2
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、記録媒体との相対走行方向に前後して少なくとも2
つの作動ギャップを有する回転消去ヘッドにおいて、前
記作動ギャップの両側の磁気回路を構成する第1の磁気
コア及び第2の磁気コアと、前記作動ギャップに挾まれ
て磁気回路を構成する第3の磁気コアとを備え、前記第
3の磁気コアの飽和磁束密度を前記第1、第2の磁気コ
アの磁束密度より大きくしたことを特徴とする回転消去
ヘッド。 2、請求項1記載において、前記第1、第2の磁気コア
としてフェライトを用い、前記第3の磁気コアとしてC
o系非晶質磁性合金またはFe系結晶質磁性合金を用い
たことを特徴とする回転消去ヘッド。 3、請求項1または2記載において、前記第3の磁気コ
アは、前記第1の磁気コアあるいは前記第2の磁気コア
の何れか上にギャップ材たる非磁性層を介して、薄膜形
成手法によって積層・成膜された磁性薄膜であることを
特徴とする回転消去ヘッド。 4、請求項3記載において、前記磁性薄膜よりなる前記
第3の磁気コアが形成された前記第1の磁気コアあるい
は前記第2の磁気コアを、前記記録媒体との相対走行方
向において記録媒体に対し先行側に配置したことを特徴
とする回転消去ヘッド。 5、請求項3または4記載において、前記磁性薄膜より
なる前記第3の磁気コアは、少なくとも消去電流を流す
ために巻かれるコイル巻回部には存在しないように形成
されたことを特徴とする回転消去ヘッド。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19488190A JPH0482003A (ja) | 1990-07-25 | 1990-07-25 | 回転消去ヘッド |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19488190A JPH0482003A (ja) | 1990-07-25 | 1990-07-25 | 回転消去ヘッド |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0482003A true JPH0482003A (ja) | 1992-03-16 |
Family
ID=16331875
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19488190A Pending JPH0482003A (ja) | 1990-07-25 | 1990-07-25 | 回転消去ヘッド |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0482003A (ja) |
-
1990
- 1990-07-25 JP JP19488190A patent/JPH0482003A/ja active Pending
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