JPH0481818B2 - - Google Patents

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JPH0481818B2
JPH0481818B2 JP60253554A JP25355485A JPH0481818B2 JP H0481818 B2 JPH0481818 B2 JP H0481818B2 JP 60253554 A JP60253554 A JP 60253554A JP 25355485 A JP25355485 A JP 25355485A JP H0481818 B2 JPH0481818 B2 JP H0481818B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
recording
envelope
signal
tape
magnetic recording
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP60253554A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS62114144A (ja
Inventor
Hidenori Minoda
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP60253554A priority Critical patent/JPS62114144A/ja
Publication of JPS62114144A publication Critical patent/JPS62114144A/ja
Publication of JPH0481818B2 publication Critical patent/JPH0481818B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は回転ヘツド型ヘリカル方式磁気記録再
生装置の曲間検出装置に関する。
(従来の技術) 回転ヘツド型の例えばデジタルオーデイオテー
プレコーダ等において、磁気記録テープ(以下単
にテープという)の早送り時あるいは早巻戻し時
に、曲と曲との間を検出し、テープを停止して曲
の頭出しを行う方法として、従来は記録トラツク
中のIDコードと呼ばれる部分に記録された曲間
信号を検出するものがある。
記録再生時、回転ヘツドは1つの記録トラツク
上を正確にトレースする。1つの記録トラツクは
第7図に示すような1組のデータ群を単位として
複数個(例えば196個)で構成され、IDコードと
呼ばれる部分に曲間かそうでないかを示す符号化
信号(曲間信号)が記録されている。ところが、
テープ早送り時あるいはテープ早巻戻し時、回転
ヘツドは隣接する記録トラツクを斜めに横切りな
がら記録トラツク上をトレースする。この状態で
曲間信号を検出するためには、テープ速度を一定
にする回路、あるいは回転ヘツドの速度を可変に
して信号の読み取り速度を一定にする回路が必要
である。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら、このような回路はかなり複雑で
あり、また、テープ早送り時あるいはテープ早巻
戻し時、回転ヘツドは記録トラツクを斜めに横切
るため、回転ヘツドが曲間信号を十分に検出でき
ない場合がある。このように、記録トラツク中か
ら曲間信号を読み取ることはかなり多くの問題を
有していた。
(問題点を解決するための手段) 本発明に係る回転ヘツド型磁気記録再生装置の
曲間検出装置は、回転ヘツド型ヘリカル方式の磁
気記録再生装置において、一本の記録トラツク中
に再生不能な記録信号領域と再生可能な記録信号
領域とを形成する信号記録手段と、磁気記録テー
プの高速走行時における記録トラツクの再生信号
波形をエンベロープ検波するエンベロープ検波手
段と、該エンベロープ検波手段によつて検波され
たエンベロープの形状を検出する検出手段とを備
え、上記磁気記録テープ上の曲間部分に位置する
複数の記録トラツクに、上記信号記録手段により
それぞれ再生不能な記録信号領域と再生可能な記
録信号領域とを形成し、磁気記録テープの高速走
行時、上記エンベロープ検波手段によりそのテー
プ上の記録トラツクの再生信号波形をエンベロー
プ検波し、該エンベロープの形状変化を基に上記
検出手段により磁気記録テープ上の曲間部分を検
出する構成としたものである。
(作用) 従つて、磁気テープの曲間部分に位置する複数
の記録トラツク上に、信号記録手段によりそれぞ
れ再生不能な記録信号領域と再生可能な記録信号
領域とをそれぞれ形成しておくことにより、磁気
記録テープの高速走行時、記録トラツクの再生信
号波形をエンベロープ検波してそのエンベロープ
の形状変化により正確かつ確実に曲間を検出する
ことができる。
又、一本の記録トラツクに形成する再生不能な
記録信号領域と再生可能な記録信号領域の配置を
曲間毎に変化させれば、曲間において得られるエ
ンベロープの形状は曲間毎に変わることになり、
1回の検索で所望の曲の頭出しを行うこともでき
る。
(実施例) 以下、本発明の一実施例を図面を参照して説明
する。
まず、本発明に係る回転ヘツド型磁気記録再生
装置の曲間検出装置を説明する前に、この装置の
再生原理を第2図ないし第6図a,bを参照して
説明する。
第2図は2個の回転ヘツドA,Bにより記録さ
れた磁気記録テープ2の記録トラツクを示す。磁
気記録テープ2は第3図に示すように回転ドラム
10に90度巻き付けられているものとし、また、
回転ヘツドAと回転ヘツドBは交互にアジマス角
の異なる記録トラツクA1,B1…にそれぞれギヤ
ツプを適合させてある。
磁気記録テープ2の早送り時あるいは早巻戻し
時、回転ヘツドA,Bは、第2図に矢符Dあるい
は矢符Eで示すように記録トラツクA1,B1
A2,B2…を横切りながら通過する。従つて、回
転ヘツドA,Bにより曲中時に検出された信号の
エンベロープは第4図bに示すような連続する山
形の波形になる。このエンベロープの山の数は回
転ヘツドA,Bが横切る記録トラツクA1,B1
A2,B2…の本数により変化する。
一方、第5図に示すように、曲間時における各
記録トラツクA10,B10…の中程の領域12,1
2…に再生可能な信号を記録し、前記領域12,
12…以外の領域13,13…に、波長がヘツド
ギヤツプ長の整数分の1の再生不能な信号を記録
する。この場合、再生可能な信号は意味のある信
号でもよく、単に曲間検出のパターンであるとい
う以外全く意味をなさない信号であつてもよい。
曲間時にこのような信号が記録された磁気記録
テープ2の早送り時あるいは早巻戻し時、回転ヘ
ツドAが第5図に矢符Fで示すように曲間時の記
録トラツクB10,A11,B11上を通過したとする
と、回転ヘツドAが1回磁気記録テープ2を走査
する間に、該回転ヘツドAは記録トラツクA11
の再生可能な記録領域12を1回通過することに
なる。従つて、検出信号のエンベロープは第6図
aに示すような一山形状の波形となり、曲間時以
外の検出信号のエンベロープの波形〔第4図b参
照〕とは大きく異なつた特有の形状となる。ま
た、回転ヘツドAが第5図に矢符Gで示すように
記録トラツクB10上を通過しても、信号は検出さ
れず第6図bに示すようになる。
つまり、第4図bに示す波形から第6図aもし
くは第6図bに示す波形にエンベロープが急に変
化する点を検出すれば曲の頭出しを行うことがで
きる。
第1図は、上記した原理に基いて曲の頭出しを
行う本発明に係る回転ヘツド型磁気記録再生装置
の曲間検出装置の概略構成を示している。
図面において、A,Bは磁気記録テープ2に信
号を記録し、または記録された信号を再生する2
個の回転ヘツド、3は波長が前記回転ヘツドA,
Bのヘツドギヤツプ長の整数分の1の再生不能な
信号を記録する記録回路、4は記録アンプ、5は
プリアンプ、6はエンベロープ検波回路、7は曲
間エンベロープ波形検出回路、8はリールモータ
停止信号発生回路、9はリールモータである。
まず、信号記録時、前記記録回路3によつて曲
間時の磁気記録テープ2上に波長がヘツドギヤツ
プ長の整数分の1の再生不能な信号を記録する。
次に、信号再生時における前記磁気記録テープ
2の早送り時あるいは早巻戻し時、2個の回転ヘ
ツドA,Bによつて前記磁気記録テープ2から検
出された信号は、プリアンプ5で増幅され、エン
ベロープ検波回路6に入力される。
エンベロープ検波回路6では、再生信号のエン
ベロープ検波を行う。このとき、前記したよう
に、曲中時のエンベロープは第4図bに示す波形
となり、曲間時のエンベロープは第6図aもしく
は第6図bに示す波形となる。
曲間エンベロープ波形検出回路7では、第4図
bに示す波形から第6図aもしくは第6図bに示
す波形にエンベロープが急に変化する点を検出す
る。
リールモータ停止信号発生回路8では、この曲
間エンベロープ波形検出回路7からの検出結果に
基いて曲間である事を判別すると、リールモータ
停止信号を出力してリールモータ9を停止し、曲
の頭出しが完了する。
(発明の効果) 以上説明したように、本発明に係る回転ヘツド
型磁気記録再生装置によれば、記録時に磁気記録
テープ上の曲間部分に位置する複数の記録トラツ
クに、再生不能な記録信号領域と再生可能な記録
信号領域を形成しておくことにより、磁気記録テ
ープの高速走行時再生信号のエンベロープの形状
変化によつて曲間を検出することができ、従来の
ように記録トラツク中に記録されたIDコードを
読み取る必要がなく、又曲間部分を意図的に無記
録部分とし該無記録部分により曲間検出を行うも
ののように、意図しない磁気記録テープ上の無記
録部分を誤つて曲間として検出する懸念もなく、
非常に簡単に、正確かつ確実に曲の頭出しを行う
ことができる。
しかも、再生不能な記録信号領域と再生可能な
記録信号領域との配置関係を適宜変化させれば、
曲間毎にエンベロープの形状を変化させることが
でき、1回の検索で任意の曲の頭出しを実行する
こともでき、より有効な使用が図られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る回転ヘツド型磁気記録再
生装置の曲間検出装置の概略構成図、第2図は記
録トラツクと回転ヘツドの走査の関係を示す図、
第3図は回転ヘツドと磁気記録テープの位置関係
を示す平面図、第4図aは各回転ヘツドの定速再
生時のエンベロープ波形図、第4図bは各回転ヘ
ツドの早送り時あるいは早巻戻し時のエンベロー
プ波形図、第5図は磁気記録テープの曲間領域の
記録パターンを示す図、第6図a,bは曲間時の
エンベロープ波形図、第7図はデータブロツクを
模式的に表した図である。 A,B……回転ヘツド、2……磁気記録テー
プ、3……記録回路、4……記録アンプ、5……
プリアンプ、6……エンベロープ検波回路、7…
…曲間エンベロープ波形検出回路、8……リール
モータ停止信号発生回路、9……リールモータ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 回転ヘツド型ヘリカル方式の磁気記録再生装
    置において、 一本の記録トラツク中に再生不能な記録信号領
    域と再生可能な記録信号領域とを形成する信号記
    録手段と、 磁気記録テープの高速走行時における記録トラ
    ツクの再生信号波形をエンベロープ検波するエン
    ベロープ検波手段と、 該エンベロープ検波手段によつて検波されたエ
    ンベロープの形状を検出する検出手段とを備え、 上記磁気記録テープ上の曲間部分に位置する複
    数の記録トラツクに、上記信号記録手段によりそ
    れぞれ再生不能な記録信号領域と再生可能な記録
    信号領域とをそれぞれ形成し、 磁気記録テープの高速走行時、上記エンベロー
    プ検波手段によりそのテープ上の記録トラツクの
    再生信号波形をエンベロープ検波し、該エンベロ
    ープの形状変化を基に上記検出手段により磁気記
    録テープ上の曲間部分を検出する構成としたこと
    を特徴とする回転ヘツド型磁気記録再生装置の曲
    間検出装置。
JP60253554A 1985-11-12 1985-11-12 回転ヘッド型磁気記録再生装置の曲間検出装置 Granted JPS62114144A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60253554A JPS62114144A (ja) 1985-11-12 1985-11-12 回転ヘッド型磁気記録再生装置の曲間検出装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60253554A JPS62114144A (ja) 1985-11-12 1985-11-12 回転ヘッド型磁気記録再生装置の曲間検出装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62114144A JPS62114144A (ja) 1987-05-25
JPH0481818B2 true JPH0481818B2 (ja) 1992-12-25

Family

ID=17252979

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP60253554A Granted JPS62114144A (ja) 1985-11-12 1985-11-12 回転ヘッド型磁気記録再生装置の曲間検出装置

Country Status (1)

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JP (1) JPS62114144A (ja)

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5612940B2 (ja) * 1972-11-25 1981-03-25
JPS5224504A (en) * 1975-08-19 1977-02-24 Matsushita Electric Ind Co Ltd Job=tok326 magnetic record player

Also Published As

Publication number Publication date
JPS62114144A (ja) 1987-05-25

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