JPS63285722A - トラツクガイドが行われるレコーダ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、請求項１の上位概念に記載のトラックガイド
が行なわれるレコーダに関する。

従来の技術 西独国特許出願公開第３５０９５８４号公報に記載の所
謂マ）　ＩＪクス形式の記録が行なわれるビデオレコー
ダでは、回転しかつ昇降運動においてその軸線の方向が
テープの長手方向を横断する方向にある回転するヘッド
輪を用いて磁気テープ上に連続するブロックがテープ縁
に対して実質的に平行に延在するトラックによって記録
される。その際ヘッド輪に配設されたヘッドが再生の際
記録されたトラックに精確に追従するように、有効信号
に対して付加的にトラックガイド信号を記録することが
必要である。再生の際トラックガイド信号から、磁気テ
ープに対するヘッドの相対的位置を、ヘッドがその都度
精確にトラックに追従するように制御する調整量が発生
される。調整量は例えば、昇降運動に影響を及ぼすか又
は電気機械的変換器を介してヘッドドラムにおけるヘッ
ドの位置を変化させることができる。

その際トラックの始端又は終端にトラックの約５％の長
さにわたって、隣接するトラック又はトラック部分にお
いて４つの異なった周波数を有するトラックガイド信号
を記録することが公知である（西独特許出願公開第３５
１７３８０号公報）。

発明が解決しようとする問題点 上記解決法では、有効信号の記録に対してトラックの一
部が失われることになる。更に調整量は短時間の間でし
か取出すことができないので、その他の時間の間でのト
ラックがイドエラーは検出できない。

本発明の課題は、トラックガイドが行われるレコーダを
、トラックガイド信号をトラックの全長にわたって記載
することができ、その場合トラックガイド信号と有効信
号との間に干渉作用が生じないように構成することであ
る。

問題点を解決するための手段および発明の作用上記課題
は、本発明によシ請求項１の特徴部分に記載の構成によ
って解決される。

本発明は以下の考察に基いている。有効信号に対する第
１のヘッドは、約１Ｑ　ＭＨｚの高い周波数を記録する
ために狭いギャップ幅を有しかつこれによシテーゾの磁
気層の磁化の侵入深度は僅かである。これに対して第２
のヘッドはギャップ幅が広いため、その磁気層の厚み全
体にわたって磁化する。従って第１のヘッドに比べて大
きな侵入深度を有する。即ち第２のヘッドによって記録
されたトラックガイド信号はある程度磁気層内に深く書
込まれかつこれにより所望のトラックパターンに相応す
るテープのフォーマット化を形成することができる。こ
のようにして書込まれたフォーマットは記録又は消去過
程の際第１のヘッドによって消去されない。

その理由は、その侵入深度が僅かであるからである。有
効信号に対して設けられている第１のヘッドは第、２の
ヘッドによって記録されたトラックガイド信号、によっ
て妨害されない。というのは第１のヘッドはその僅かな
ギャップ幅に基いて、第２のヘッドが応答する周波数領
域には実際には不感であるからである。これに対してト
ラックガイド信号に対する第２のヘッドは、第１のヘッ
ドの信号によっても妨害されない。

その理由は、第２のヘッドは有効信号の周波数領域に対
して応答しないからである。従って第２のヘッドの大き
なギャップ幅は有利にも複数の役目、即ち磁気層の完全
な磁化、即ちフォーマット化の目的の大きな侵入深度、
有効信号の周波数領域の下方の低い周波数に対する高感
度及び有効信号の周波数に対する僅かな感度を満足する
ものである。

従って第２のヘッドは別個に給電されなければならない
。信号の供給及び取出しは、それぞれ定置の巻線及び回
転する巻線を有する回転トランスを介して行われる。こ
れら巻線は有利には同軸に配置されておシ、その際定置
の巻線を有する定置のドラム部分及び回転する巻線を有
する回転するドラム部分は相互に軸線方向又は半径方向
において対向している。従って第２のヘッドに対して、
回転トランスの付加的な巻線が必要である。このための
コストは本発明の実施の態様によれば僅かに抑えられる
。回転トランスの個別の、同軸配置された巻線の間に、
個個の巻線を相互にシールドする短絡巻線を設けること
が公知である。第２のヘッドに対する巻線は、この短絡
巻線に代わって、即ち有効信号に対する巻線の間に配置
することができかつシールドのために用いられる短絡巻
線の機能を果すことができる。更に第２のヘッドに対す
る巻線は低抵抗に給電され、その結果第１のヘッドに対
する巻線に対しては、第２のヘッドの巻線が短絡巻線と
してシールドのために用いられる。

レコーダは殊に、デジタルビデオ信号及びデジタルオー
ディオ信号の記録に適している。本発明は基本的に、斜
めトラック記録、長手トラツク記録及び所謂マ）　ＩＪ
クス形式の記録において、即ちトラック又はトラック部
分が相並んで。

おシかつ僅かなりロストークを実現するためにヘッドが
その都度精確に、記録されたトラックを追従しなければ
ならないようなものに使用可能′である。

実施例 次に本発明を図示の実施例につき図面を用いて詳細に説
明する。

第１図におい℃、磁気テープＴにおいて相並んで続いて
いるトラックＳ１乃至Ｓ５が間隔を空けずに記録されて
いる。記録はヘッドに１を用いて行われる。このヘッド
のギャップ幅Ｗ１、即ち磁力線の方向におけるギャップ
の間隔は狭くかつそのギャップ長さｂｌ、即ちトラック
方向を横断する方向の長さは、トラック幅ｂ６とほぼ同
じである。ヘッドに１によって有効信号が記録されかつ
再生される。ヘッドに１には第２のヘッドに２が連結さ
れている。そのギャップ幅ｗ２はｗｌより著しく広く、
一方ギャップ長ｂ２はトラックＳの幅ｂ３より大きい。

ヘッドに２によシ、それぞれ４つの相並んでいるトラッ
クＳ１乃至Ｓ４に対して４つの異なった周波数を有する
トラックガイド信号が記録される。

ヘッドに１．に２がトラックＳ２に対して精確な位置に
あるとき、ヘッドに２は周波数ｆ２を有するトラックガ
イド信号と、周波数ｆ１及びｆ３を有するトラックガイ
ド信号を送出する。

後者の２つの周波数は同じ振幅を有する。ヘッドに１．
に２がトラックガイドエラーによって上方向へ偏位して
いるとき、周波数ｆ１を有するトラックガイド信号の振
幅は大きくなりかつ周波数ｆ６を有するトラックガイド
信号の振幅は小さくなる。これによシ、第１図における
ヘッドＫｌ、に２をトラックＳ２の下方向に戻す調整量
が発生される。ヘッドに１．に２がトラックＳ６におい
て下方向に偏位しかつトラックＳ６に大幅に入り込んで
いるときは逆に周波数ｆ６のトラックガイド信号の振幅
は大きくなり周波数ｆ１のトラックガイド信号の振幅は
小さくなる。

第１図に図示の寸法は例えば次の値を有するｗ　１＝　
　０．６μｎ　　　　ｆ　１　＝５０ｋＨｚｖｒ２＝７
２　　ｐｒｒＬ　　　　ｆ２＝６７ｋＨｚｂ１＝１２　
　μｍｆ　３　＝　７６　ｋＨｚｂ２＝１４　　ｔｔｍ
　　　　ｆ４＝５９ｋＨｚｂ３＝１０　　μｍ 第２図は、大きなギャップ幅Ｗ２を有するヘッドに２が
磁気テープＴの磁気層Ｍを深さ全体りにわたって磁化し
て、Ｋ２によって記録されたトラックガイド信号が大き
な侵入深度でもって記録されることを示している。また
狭いギャップ幅を有するヘッドに１は僅かな侵入深度し
か有していない。それ故にヘッドに１はヘッドに２によ
って記録されたトラックガイド信号を消去することはで
きない。言うなればに２によって書き込まれた、深く書
込まれたトラックガイド信号はに１によって消去不能な
、磁気テープＴのフォーマット化を形成する。

第６図は、２つのヘッドに１．に２がそれぞれ感応する
周波数領域を示している。著しく異なっているギャップ
幅Ｗ１及びＷ２によって２つの相互に別個の周波数領域
が得られることがわかる。即ちこれら周波数領域は約１
００　ｋＨｚ乃至ｉ　Ｑ　ＭＨｚの周波数を有する有効
信号に対して最適であシ、また約５９　ｋＨｚの領域に
ある周波数を有するトラックガイド信号に対しても最適
である。

第４図は、信号を４つのヘッドに１に供給する、回転ト
ランスの４つの同心の巻線Ｗ１を示す。巻線Ｗ１の間に
、信号を４つのヘッドに２に伝送するための巻線Ｗ２が
存在している。信号は、特別低抵抗の出力側を有する発
生器Ｇから到来する。これによシ巻線Ｗ２は、ヘッドに
２へのトラックガイド信号の伝送の他に付加的に、シー
ルドの目的で巻線Ｗ１間の短絡巻線として作用する。

第５図は、それぞれヘッドに１及びに２から成っている
４つのヘッドＫを有するヘッドドラムＬを示している。

ヘッドドラムＬは回転しかつ磁気テープＴの搬送方向Ａ
を横断する方向の昇降運動Ｈを実施する。その都度ヘッ
ドにの１つを時間的にずらして制御することによって、
磁気テープＴに、それぞれテープ縁に対して平行に延在
するトラックから成るブロックを有するマトリクス形式
のトラックパターンが書き込まれる。この形式の記録に
対して、第１図から第４図に基いて説明してきた解決法
がトラックガイド信号の記録に対して特に適している。

第６図は、第５図の装置によって磁気テープＴに連続的
に書き込まれた、それぞれ実質的にテープ縁に対して平
行に延在するトラックＳを有するブロックＢを示してい
る。

第７図は、巻線が全部で８個のヘッド、即ち４つのヘッ
ドに１及び４つのヘッドに２に対して、第４図のように
１平面において半径方向にずれて配設されているのでは
なくて、同じ半径の所に軸線方向においてずれて配設さ
れている第４図の装置の別の実施例を示している。ヘッ
ドドラムＬは、それぞれトランスの一方の巻線を有しか
つヘッドを支持している回転子Ｒと、それぞれトランス
の他方の巻線を有している固定子Ｓｔとを有している。

それぞれ４つのヘッドＫｌａ−Ｋｊｂにはそれぞれ巻線
Ｗ　１ａ　−ｗｌｂが対応して配置されておりかつそれ
に対応して４つのヘッドに２ａ−に２ｄには巻線Ｗ　２
ａ　−Ｗ　２ｄが対応して配置されている。ヘッドに２
−に対する巻線Ｗ２は、第４図の場合と同様、ヘッドに
１に対する巻線Ｗ１の間に存在しかつこれら巻線の間の
シールド作用をする。

回転子Ｒと固定子ＳＺとの間の、半径方向における距離
、即ち回転子Ｒ及び固定子８１間のギャップは約５０μ
ｍである。

ヘッドに１及びに２は、この２つのヘッドに１、に２が
相互に無関係に同時に書込みかつ読出すことができるか
又は２つのヘッドが同時に書込むことができるか又は２
つのヘッドが同時に読出すことができるように、配設さ
れかつ構成されている。個別ヘッドに１及びに２に対す
る回転トランスのすべての伝送チャネルは、巻線の同じ
構造によって同一の伝送特性を有しかつそれ故に種々の
チャネル等化が不要である。

ヘラ）ＦＫ２は有利には、トラックのずれを検出するた
めにのみ用いられる。その場合ヘッドに１は、トラック
Ｓのトラック幅す乙に等しいギャップ長ｂ１を有するこ
とができる。その場合トラックガイドが正しければ、ヘ
ッドに１において隣接トラックからのクロストークが生
ぜず、このことは殊にデジタル信号の記録にとって有利
である。

最後に本発明の実施の態様を列挙する。

有効信号に対して複数のヘッドに１が設けられている場
合、これらヘッドに１それぞれに、第２のヘッドに２を
対応して設けたレコーダ。

第２のヘッドに２のギャップがアゾマス角度を有してい
ないレコーダ。

第２のヘッドに２のギャップ幅Ｗ２が、テープＴに書き
込まれたトラックガイド信号の幾何学的周期の１／２に
ほぼ等しいレコーダ。

第２のヘッドに２の長さｂ２が、第１のヘッドに１によ
ってテープＴに書き込まれたトラックＳの幅よシ大きい
レコーダ。

それぞれ４つの相並んでいるトラックＳ又はトラック部
分に対するトラックガイド信号は４つの異なる周波数ｆ
１．ｆ２．ｆ３．ｆ４を有しかつこれら周波数ｍ１−ｆ
４は２０−Ｉ　ＤＯｋＨｚのオーダにあるレコーダ。

第２のヘッドに２に対する回転トランスの同１心の巻線
Ｗ２は、第１のヘッドに１に対する回転トランスの巻線
Ｗ１の間にある（第４図）レコーダ。

第２のヘッドに２に対する回転トランスの同心の巻線Ｗ
２には、非常に低抵抗にトラックガイド信号が供給され
、かつこれら巻線は第１のヘラ）ＦＫｌに対する回転ト
ランスの巻線Ｗ１の間のシールド巻線として作用するレ
コーダ。

２つのヘッドに１．に２は、相互に無関係にこれらヘッ
ドに１．に２が同時に書込みかつ読出すことができるか
又は２つのヘッドが書込むか又は２つのヘッドが読出す
ことができるように、構成されているレコーダ。

巻線ｗ１　、ｗ２は同じ直径を有しかつ軸線方向におい
てずらされて、ヘッドドラムの回転子Ｒ及び固定子Ｓｔ
に配置されている（第７図）レコーダ。

【図面の簡単な説明】

第１図は、２つのヘッドの構成を示す本発明の基本原理
図であり、第２図は、ヘッドの磁気層における磁化作用
を示す図であり、第６図は、第１のヘッド及び第２のヘ
ッドに対する周波数領域を示す線図であシ、第４図は、
第１のヘッド及び第２のヘッドに対する信号を伝送する
ための回転トランスの基本構成図であシ、第５図は、マ
トリクス形式の記録に対するヘッドドラム及び磁気テー
プを示す図であシ、第６図は、この形式の記録における
磁気テープ上のトラックの配置状態を示す図であシ、第
７図は、回転トランスの別の実施例を略示する図である
。 Ｋ１・・・第１のヘッド、Ｋ２・・・第２のヘッド、Ｗ
ｌ・・・第１のヘッドのギャップ幅、ｗ２・・・第２の
ヘッドのギャップ幅、Ｔ・・・テープ、Ｓ・・・トラッ
ク、Ｂ・・・ブロック、Ｌ・・・ヘッドドラム、Ｗｌ・
・・ヘッドに１用巻線、Ｗ２・・・ヘッドに２用巻線、
Ｒ・・・回転子、Ｓｔ・・・固定子。 第１の

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、磁気テープ（Ｔ）に有効信号を記録しかつ再生する
   ために用いられる第１のヘッド（Ｋ１）を備え、かつト
   ラックガイド信号が記 録されている、トラックガイドが行なわれるレコーダで
   あつて、上記トラックガイド信号から再生の際に上記ヘ
   ッド（Ｋ）の、トラック（Ｓ）に対する相対位置に対す
   る調整信号が取出される形式のものにおいて、 トラックガイド信号の記録及び再生に対して第２のヘッ
   ド（Ｋ２）が設けられており、該ヘッドのギャップ幅（
   ｗ２）は、上記第１のヘッド（Ｋ１）のギャップ幅に比
   べて広くして、該第２ヘッドが記録を実質的にテープ （Ｔ）の磁気層（Ｍ）の厚み全体（Ｄ）にわたつて行い
   かつその最大感度が、上記第１のヘッドにとつては敏感
   でない程低い周波数の所にあるような大きさであること
   を特徴とするトラックガイドが行なわれるレコーダ。