JPH0481018A - ディジタル型位相比較器 - Google Patents

ディジタル型位相比較器

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JPH0481018A
JPH0481018A JP2192194A JP19219490A JPH0481018A JP H0481018 A JPH0481018 A JP H0481018A JP 2192194 A JP2192194 A JP 2192194A JP 19219490 A JP19219490 A JP 19219490A JP H0481018 A JPH0481018 A JP H0481018A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明はディジタル型位相比較器に係わり、特に、チャ
ージポンプやローパスフィルタ等を接続してPLLシス
テムを構成するためのディジタル型位相比較器に用いて
好適なものである。
〈発明の概要〉 本発明のディジタル型位相比較器は、基準信号発振器か
ら供給されるR信号の位相と電圧制御発振器から供給さ
れるV信号の位相とを比較し、上記両信号の位相差に基
づいてその論理レベルが制御されたup倍信号よびdo
wn信号を出力するようにしたディジタル型位相比較器
を構成するに際し、上記ディジタル型位相比較器を構成
する論理回路の出力を他の論理回路にフィードバンクす
る仕方を工夫して、回路を構成するのに必要な論理回路
の個数を低減することにより回路構成を簡素化し、小型
化やコストダウンを可能にしたディジタル型位相比較器
である。
〈従来の技術〉 基準信号発振器から与えられるリファレンスパルス信号
R(以下R信号とする)と、電圧制御発振器(VCO)
から与えられる比較パルス信号■(以下■信号とする)
との位相を比較し、その比較結果に基づいて出力してい
るup信号および丁own信号のレベルをそれぞれ変化
させるようにしたディジタル型位相比較器が知られてい
る。
第12図は、従来技術の一例を示すディジタル型位相比
較器の構成図である。この位相比較器は、6個の2人力
ナンド回131〜36と、3個の3人力ナンド回路37
〜39とで構成されていて、第1の入力端子T、に与え
られたR信号は第1の2人力ナンド回路31に与えられ
る。また、第2の入力端子T2に与えられた■信号は第
6の2人力ナンド回路36に与えられる。そして、第1
の2人力ナンド回路31め出力が第1および第3の3人
力ナンド回路37.39に与えられるとともに、第2の
2人力ナンド回路32に与えられる。
一方、第6の2人力ナンド回路36の出力は第2および
第3の3人力ナンド回路38.39に与えられるととも
に、第5の2人力ナンド回路35に与えられる。
また、第2の2人カナント′回路32の出力が第1およ
び第3の3人力ナンド回路37.39に与えられ、第6
の2人力ナンド回路36の出力が第2および第3の3人
力ナンド回路38.39にそれぞれ与えられる。また、
第2および第3の2人力ナンド回路32.33の出力が
相互にフィードバンクされるとともに、第5および第4
の2人力ナンド回路34.35の出力が同様に相互にフ
ィードバックされる。更に、第3の3人力ナンド回路3
9の出力が、第1および第2の3人力ナンド回路37.
38に与えられるとともに、第3および第4の2人力ナ
ンド回路33.34に与えられる。
そして、第1の3人力ナンド回路37の出力がup倍信
号して第1の出力端子T□に出力されるとともに、第1
の2人カナンド回!31にフィードバックされる。また
、第2の3人カナンド回路38の出力がdown信号と
して第2の出力端子T4に出力されるとともに、第6の
2人カナンド回路36にフィードバックされるように成
されている。
〈発明が解決しようとする課題〉 従来の位相比較器は、上述したように6個の2人カナン
ド回路31〜36と、3個の3人カナンド回路37〜3
9とにより構成されているので、全体としてナンド回路
が9個必要であった。しかも、各ナンド回路の出力を他
のナンド回路に複雑にフィードバックさせることにより
、出力up信号およびdown信号のレベルを入力r信
号、■信号の位相状態に応じて変化させるようにしてい
る。したがって、従来の位相比較器は回路規模が大きく
て、小型化の要請に充分に応えることができず、しかも
配線が面倒で製造に多くの手間が掛かるので、コストダ
ウンを図りにくい問題があった。
本発明は上述の問題点に鑑み、ディジタル型位相比較器
の回路構成を簡素化できるようにすることを目的とする
〈課題を解決するための手段〉 本発明のディジタル型位相比較器は、基準信号発振器か
ら供給されるR信号の位相と電圧制御発振器から供給さ
れる■信号の位相とを比較し、上記両信号の位相差に基
づいてその論理レベルが制御されたup信号およびdo
wn信号を出力するようにしたディジタル型位相比較器
において、上記■信号が与えられる第1のナンド回路と
、上記V信号が与えられる第4のナンド回路と、上記第
1のナンド回路の出力が与えられとともにその出力を上
記第1のナンド回路に導出する第2のナンド回路と、上
記第4のナンド回路の出力が与えられとともにその出力
を上記第4のナンド回路に導出する第3のナンド回路と
、上記T信号、■信号、第1のナンド回路の出力および
第4のナンド回路の出力がそれぞれ与えられる第5のナ
ンド回路とを具備し、上記第5のナンド回路の出力を上
記第2のナンド回路および第3のナンド回路にそれぞれ
供給するとともに、上記第2のナンド回路および第3の
ナンド回路の出力を上記R信号および上記■信号の位相
情報を含むup信号、down信号として外部に導出す
るよう番こしている。
また、本発明の他の特徴とするところは、E記up信号
が与えられる第1の論理回路と、上記丁own信号が与
えられる第2の論理回路と、上記up倍信号よび上記d
own信号がそれぞれ与えられる排他論理回路とを更に
具備し、上記排他論理回路の出力を上記第1および第2
の論理回路に供給するとともに上記第1および第2の論
理回路の出力を、上記R信号および上記■信号の位相情
報を含む改良up信号、改良down信号として位相比
較器の外部に導出するようにしている。
〈作用〉 各論理回路の出力を他の論理回路にフ・−ドパツクする
仕方を工夫することにより、ディジタル型位相比較器を
構成するのに必要な論理回路の個数を削減できるように
する。
また、望ましくは、出力するup信号および7own信
号の“1”“0″レベルの組合せを工夫して、次段にチ
ャージポンプ回路が接続された際に、上記チャージポン
プ回路の出力端をハイインピーダンスに保つことができ
るようにする。
〈実施例〉 第1図は、本発明のディジタル型位相比較器の一実施例
を示すブロック図、第2図は第1図の位相比較器の動作
を説明するための状態遷移説明図である。
第1図から明らかなように、このディジタル型位相比較
器は、第1〜第5の5つのナンド回路により構成されて
いる。これらのナンド回路の内、第1〜第4のナンド回
路は2人カナンド回路が用いられ、第5のナンド回路は
4人カナンド回路が用いられている。
第1の入力端子T、に供給された■信号は、第1のナン
ド回路1および第5のナンド回路5にそれぞれ与えられ
る。また、第2の入力端子T!に供給されたV信号は、
第4のナンド回路4および第5のナンド回路5にそれぞ
れ与えられる。そして、第1のナンド回路1の出力信号
Uが第2のナンド回路2および第5のナンド回路5に与
えられる。また、第4のナンド回路4の出力信号りが第
3のナンド回路3および第5のナンド回路5にそれぞれ
与えられる。一方、第5のナンド回路5の出力信号Zが
、第2のナンド回路2および第3のナンド回路3にそれ
ぞれ与えられる。
第2のナンド回路2は、第5のナンド回路5から与えら
れるZ信号および第1のナンド回路1から与えられるU
信号の各信号レベルに応じて出力U信号の信号レベルを
変化させ、これをup信号として位相比較器の外部に導
出するとともに、第1のナンド回路1にフィードバック
する。
また、第3のナンド回路3は、第5のナンド回路5から
与えられるZ信号および第4のナンド回路4から与えら
れるD信号の各信号レベルに応して出力しているD信号
の信号レベルを変化させ、これをdown信号として外
部に導出するとともに、第4のナンド回路4にフィード
バックする。
このように構成された本実施例のディジタル型位相比較
器は、第2図の状態遷移図に示すよう↓こ動作する。こ
の状態遷移図は、成る出力(了D)状態において入力(
R,V)が変化したときに、出力(u、D)が次の状態
に移ることを示している。この場合、ロック状態は(τ
、D)が(0,0)→(1,1)のときであり、(0゜
0)の状態がロック完了、(1,1)の状態がロック安
定となる。したがって、この位相比較器は(R2V)、
(u、D)がともに(1,1)の状態をスタート点にし
て動作することになり、位相遅れの場合はR=O1位相
進みの場合はV=Oに変化し、出力はτ−0、D=Oに
それぞれ変化する。
この位相比較器の位相ロック状態は上記したように(u
=1.D=1)であるが、この位相ロック状態は(u=
o、D=O)の状態を経由して遷移する。
次に、この位相ロック状態に遷移する様子を第3図〜第
5図の動作波形図に従い、位相進み時、位相遅れ時およ
び同相時の各位相状態ごとに説明する。
第3図は、位相進み時の各信号の波形を示している。第
3図から明らかなように、■信号が0”に立ち下がると
、それまでは°“1”であったup倍信号“0”に反転
する。次に、■信号が“0”になると、“1″であった
down信号が同様に“0”に反転する。以上のことか
ら明らかなように、■信号が0”になってからR信号が
“0”になる迄の位相進み期間P1は、up倍信号みが
“O”となる、このため、τj信号およびdown信号
の論理レベルに基づいて位相状態の検出および同期化が
可能になる。
up倍信号よびdown信号がともに“0”になると、
第1のナンド回路1から出力される1下信号と第4のナ
ンド回路4から出力されるD信号とが両方ともに1″に
なるので、第5のナンド回路5は入力されている4つの
入力信号の内の2つの信号のレベルが“1″になる。し
たがって、この場合、第5のナンド回路5に供給される
他の2つの入力信号、すなわち、R信号および■信号の
レベルが“1パになると、第5のナンド回路5に供給さ
れる4人力の全てが1゛になるので、第5のナンド回路
5から出力される2信号が“0”に立ち下がる。
この“′0”レベルのZ信号が第2および第3のナンド
回路2.3に供給されることにより、これらのナンド回
路2.3から出力されるU信号、D信号、すなわち、u
p信号およびdown信号がそれぞれ“1”に立ち上が
り、第2図の状態遷移図で示したように、この位相比較
器はロック状態に入る。
また、第4図に示すように、位相遅れ時の場合は上述し
た位相進み時とは逆に、位相遅れ期間P2においてdo
wn信号のみが0″になる。したがって、この場合もu
p倍信号よびdown信号のレベルに基づいて位相状態
の検出および同期化が可能になる。
次に、第5図の動作波形図に従って同位相時の動作につ
いて説明する。
R信号と■信号とが完全に同期している場合には、上述
したような位相進み期間P1や位相遅れ期間P2等が無
いので、T子信号またはdown信号の何方か一方のみ
が“O”になることは無いしたがって、τ〒倍信号よび
down信号の両方が“1”であることを検知すること
により、「子信号およびdown信号の両方が同期して
いることの判別が可能になる。
このように、実施例のディジタル型位相比較器は、5つ
のナンド回路を用いただけの簡単な構成にも拘わらず、
R信号およびV信号の位相比較を正確に行うことができ
る。
次に、第6図〜第11図に従い本発明の第二実施例を詳
述する。
上記第一実施例で示した第1図のディジタル型位相比較
器は、第6図の構成図に示すように、例えばその出力側
にチャージポンプやローパスフィルタLPF等を接続し
てPLLシステムを構成するために用いられる。第6図
において、i子信号は第1のインバータ11を這して第
2のnpnトランジスタQ2のベースに与えられる。ま
た、down信号は第2のインバータ12を通して第1
のnpn )ランジスタQ1のベースに与えられる。
第1のnpn )ランジスタQ、のコレクタが第1の動
作電源VCCIに接続されるとともに、第1および第2
のnpn)ランジスタQ、、Q、間に第1の抵抗器R3
が接続されている。また、第2のnpn)ランジスタQ
、のエミッタが定電流源13を通して接地されている。
また、そのベースに基準電位Vrefが与えられる第3
のnpn)ランジスタQ、のエミッタが、第2のnpn
)ランジスタQgのエミッタと共通に定電流源13を通
して接地されている。
そして、第2のnpn l−ランジスタQ、のコレクタ
が、ローパスフィルタLPFを構成するアンプ14の反
転入力端子に接続されるとともに、アンプ14の出力が
コンデンサCIを介して入力側にフィードバックされて
いる。また、アンプ14の出力側と接地との間に第2の
抵抗器R3および第2の電源v cctが接続されると
tもに、第2の抵1.【器R1の電圧がバリキャップ1
5に与えられ、出力電圧の変化を周波数の変化として検
出できるように成されている。
このように構成されたPLLシステムにおいては、up
信号が“0”でdown信号が“1”のとき、すなわち
、第3図に示した位相進み時においては、第1のnpn
 トランジスタQ1がオフとなるとともに、第2のnp
n)ランジスタQ、がオンとなる。この場合、アンプ1
4側から第2のnpn )ランジスタQ!のコレクタに
電流が流れ込むこととなり、第2の抵抗器R□に電流!
。1が流れる。したがって、この場合には第2の抵抗器
R1の一端から取り出されてバリキャップ15に加えら
れる出力電圧が低下するので、電圧制御発振器の発振周
波数を下げる動作が行われる。
また、up信号が“1”でdown信号が0″のとき、
すなわち、第4図に示した位相遅れ時においては、第1
のnpn )ランジスタQ。
がオンするとともに、第2のnpn)ランジスタQlが
オフする。この場合は、第1のnpn)ランジスタQ、
のエミッタ側からアンプ14側に電流が流れ込むことと
なるので、第2の抵抗器R2の電位が上昇する。したが
って、位相遅れ時においては、バリキャップ15に加え
られる電圧が上昇するので、電圧制御発振器の発振周波
数を上げる動作が行われる。
また、第5図に示したように、同位相時にはi〒子信号
びdown信号の位相進み/遅れが無いので、これらの
信号は両方ともに“1″になり、第1及び第2のトラン
ジスタQl、Q!は両方ともに動作しない、したがって
、この場合にはチャージポンプの出力端がハイインピー
ダンスに保持されるので、第2の抵抗器Rtの電位が安
定して位相の同期状態が保たれる。
上記したように第6図のPLLシステムは、Ti信号及
びd own信号が両方ともに“1”のときに、第1お
よび第2のnpn)ランジスタQI+Q冨がオフしてバ
リキャップ15に加えられる電圧が安定するように構成
されている。しかし、このシステムにおいては、11側
号及びdown信号が両方ともに“0”になると誤動作
することがある。すなわち、up信号及びd own信
号が両方ともに“O”になり、第1および第2のnpn
トランジスタQ、、Q、が両方ともにオンすると、ロー
パスフィルタLPFのコンデンサC5に蓄積されていた
電荷が強制的に放電されてしまう。この結果、第7図の
特性図に示すように、入力されるR信号と■信号との間
に位相差ΔΦが無いにも拘わらず、第2の抵抗器R2に
出力電流1outが流れ、オフセット16が発生してし
まう。
第1図に示したディジタル型位相比較器は、上述したよ
うに一時的にではあるが、T〒倍信号びdown信号が
両方ともに“0”になることがあるので、上記ディジタ
ル型位相比較器の場合には上記したオセノト16が必ず
発生してしまうことになる。一般には、このようなオフ
セント16が発生しても問題なく使用することが可能で
あるが、高精度な周波数制御を行う場合は、オフセット
16が発生すると不都合が生じることがあると予想され
る。
次に、上記した出力電流のI。utのオフセット16が
発生上ないようにしたディジタル型位相比較器の実施例
を、第8図の回路構成に従って説明する。
このディジタル型位相比較器は、第1図に示したディジ
タル型位相比較器の出力側にオフセフ・ト除去回路20
を設けて構成している。オフセット除去回路20は、第
1のオア回路21と第2のオア回路22、およびイクス
クルーシブノア回路23により構成され、前段の位相比
較器から供給されるup信号は第1のオア回路21とイ
クスクルーシプノア回路23とに与えられる。また、d
own信号は第2のオア回路22とイクスクルーシブノ
ア回路23とに与えられる。また、イクスクルーシブノ
ア回路23から出力される23out信号が、第1およ
び第2のオア回路21.22にそれぞれ与えられる。
第9図の動作波形図の(a)に示すように、イクスクル
ーシブノア回路23から出力される23out信号は、
T〒倍信号よびdown信号のいずれか一方の信号が“
0”のとき乙こO゛′になる。
また、第1のオア回路21かろ出力される20丁丁信号
は、第9図0))に示すようにup信号および23ou
t信号が両方ともに“°O“になる期間において“0”
になる。更に、第2のオア回路22から出力される20
down信号は、第9図(C)に示すように、down
信号および23out信号が両方ともに°°0”になる
期間がないので、常時“1″になる。
このように、第二実施例においてはオフセット除去回路
20を設け、前段の回路から導出されるup信号を20
up信号に変換するとともに、down信号を20−丁
]コv−1信号に変換して出力する。この結果、第8図
に示した第二実施例のディジタル型位相比較器は、第1
0図の動作波形図に示すように動作する。すなわち、位
相進み時においては第10図(a)に示すように、do
wn信号を改良した20down信号が常時″1”にな
る。
また、位相遅れ時においては第10図(b)に示すよう
に、up信号を改良した20丁丁信号が常時“1”にな
る。更に、同位相時においては、20down信号およ
び20up信号が両方ともに常時“1”になる。したが
って、この第2実施例のディジタル型位相比較器におい
ては、2つの出力が同時に″0”になる期間がない。こ
のため、第6図に示したようなPLLシステムを第2実
施例のディジタル型位相比較器を用いて構成すれば、チ
ャージポンプの出力インピーダンスを常にハイインピー
ダンスにしておくことができるので、ローパスフィルタ
LPFのコンデンサCIに充電されている電荷を強制的
に放電させてしまう不都合を確実に防止することができ
る。したがって、2つの入力信号R信号、■信号が同期
(ΔΦ−〇)している状態においては、第11図のIo
ut−ΔΦの特性図に示すように、出力電流1outが
流れなくなる。すなわち、第一実施例のディジタル型位
相比較器におけるオフセット16が発生しないようにす
ることができる。
なお、上記実施例においては、イクスクルーシプノア回
路23を用いてオフセット除去回路20を構成した例を
示したが、イクスクルーシブオア回路を用いて構成する
ようにしてもよい。
〈発明の効果〉 請求項1の発明は、基準信号発振器から供給されるR信
号の位相と電圧制御発振器から供給される■信号の位相
とを比較し、上記2つの信号の位相差に基づいてその論
理レベルが制御されたup倍信号よびdown信号を出
力するようにしたディジタル型位相比較器を構成するに
際し、上記ディジタル型位相比較器を構成する論理回路
の出力を他の論理回路にフィードバックする仕方を工夫
したので、ディジタル型位相比較器を構成するのに必要
な論理回路の個数を大幅に低減することができる。これ
により、ディジタル型位相比較器の回路構成を簡素化す
ることができるとともに、小型化やコストダウンを図る
ことができる。
請求項2の発明は、上記ディジタル型位相比較器の出力
側に、上記ディジタル型位相比較器から導出されるup
倍信号よびdown信号の“1”“0”レベルの組合せ
を工夫して、これらの2つの信号が両方ともに“0”に
ならないようにする回路を設けたので、例えばこのディ
ジタル型位相比較器を使用してPLLシステムを構成す
る際に、次段に接続されるチャージポンプの出力端を常
時ハイインピーダンスに保つことができ、オフセットの
発生を確実に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
′第1図〜第5図は、本発明のディジタル型位相比較器
の第一実施例を示し、 第1図は、ディジタル型位相比較器の構成図、第2図は
、第1図の回路の動作を示す状態3遷移図、 第3図は、位相進み時の動作波形図、 第4図は、位相遅れ時の動作波形図、 第5図は、同位相時の動作波形図、 第6図は、位相比較器の使用状態を示すPLLシステム
の構成図、 第7図は、オフセットを説明するためのI。uLΔΦ特
性図、 第8図〜第11図は、本発明のディジタル型位相比較器
の第二実施例を示し、 第8図は、ディジタル型位相比較器の構成図、第9図は
、オフセント除去回路の動作を説明するための動作波形
図、 第10図は、第二実施例のディジタル型位相比較器の動
作を説明するための動作波形図、第11図は、第二実施
例のディジタル型位相比較器を用いてPLLシステムを
構成した場合の■。、−ΔΦ特性図、 第12図は、従来の位相比較器の一例を示す構成図であ
る。 1・・・第1のナンド回路。 2・・・第2のナンド回路。 3・・・第3のナンド回路。 4・・・第4のナンド回路。 5・・・第5のナンド回路。 20・・・オフセット除去回路。 21・・・第1のオア回路。 22・・・第2のオア回路。 23・・・イクスクルーシブノア回路。 tわlす!イ□(:Iyクタ21−カグ〃−ダみu:#
層六〜8 1F2図 tIout 20ニア7 t γl−1’=* f、 (jJbN2
1 : J!5 /の芋7回N

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)基準信号発振器から供給される@R@信号の位相
    と電圧制御発振器から供給される@V@信号の位相とを
    比較し、上記両信号の位相差に基づいてその論理レベル
    が制御された@up@信号および@down@信号を出
    力するようにしたディジタル型位相比較器において、 上記@R@信号が与えられる第1のナンド回路と、上記
    @V@信号が与えられる第4のナンド回路と、上記第1
    のナンド回路の出力が与えられとともにその出力を上記
    第1のナンド回路に導出する第2のナンド回路と、 上記第4のナンド回路の出力が与えられとともにその出
    力を上記第4のナンド回路に導出する第3のナンド回路
    と、 上記@R@信号、@V@信号、第1のナンド回路の出力
    および第4のナンド回路の出力がそれぞれ与えられる第
    5のナンド回路とを具備し、 上記第5のナンド回路の出力を上記第2のナンド回路お
    よび第3のナンド回路にそれぞれ供給するとともに、 上記第2のナンド回路および第3のナンド回路の出力を
    上記@R@信号および上記@V@信号の位相情報を含む
    @up@信号、@down@信号として外部に導出する
    ようにしたことを特徴とするディジタル型位相比較器。
  2. (2)基準信号発振器から供給される@R@信号の位相
    と電圧制御発振器から供給される@V@信号の位相とを
    比較し、上記両信号の位相差に基づいてその論理レベル
    が制御された@up@信号および@down@信号を出
    力するようにしたディジタル型位相比較器において、 上記@R@信号が与えられる第1のナンド回路と、上記
    @V@信号が与えられる第4のナンド回路と、上記第1
    のナンド回路の出力が与えられとともにその出力を上記
    第1のナンド回路に導出する第2のナンド回路と、上記
    第4のナンド回路の出力が与えられとともにその出力を
    上記第4のナンド回路に導出する第3のナンド回路と、
    上記@R@信号、@V@信号、第1のナンド回路の出力
    および第4のナンド回路の出力がそれぞれ与えられる第
    5のナンド回路とからなり、上記第5のナンド回路の出
    力を上記第2のナンド回路および第3のナンド回路にそ
    れぞれ供給するとともに、上記第2のナンド回路および
    第3のナンド回路の出力を上記@R@信号および上記@
    V@信号の位相情報を含む@up@信号、@down@
    信号として次段に導出する前段の回路と、上記@up@
    信号が与えられる第1の論理回路と、上記@down@
    信号が与えられる第2の論理回路と、 上記@up@信号および上記@down@信号がそれぞ
    れ与えられる排他論理回路とを具備し、 上記排他論理回路の出力を上記第1および第2の論理回
    路に供給するとともに、上記第1および第2の論理回路
    の出力を上記@R@信号および上記@V@信号の位相情
    報を含む改良@up@信号、改良@down@信号とし
    て位相比較器の外部に導出するようにしたことを特徴と
    するディジタル型位相比較器。
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