JPH0480671A - 電力ケーブル異常点検出装置 - Google Patents

電力ケーブル異常点検出装置

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JPH0480671A
JPH0480671A JP19400390A JP19400390A JPH0480671A JP H0480671 A JPH0480671 A JP H0480671A JP 19400390 A JP19400390 A JP 19400390A JP 19400390 A JP19400390 A JP 19400390A JP H0480671 A JPH0480671 A JP H0480671A
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一夫 天野
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澤栗 達也
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功 三浦
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は分布型光ファイバ温度センサを用いた電力ケー
ブル異常点検出装置に関する。
〔従来の技術〕
一般に、電力ケーブルの温度監視または異常点の検出に
は、OT D R(Optical Time Dom
ainReflect−■eter )法が用いられて
おり、その測定原理としては分布型光ファイバ温度セン
サ内を伝搬する光が光ファイバケーブルコアの不均一性
が原因で起こるラマン散乱により、次第に減衰しながら
伝搬する特性を利用するものであって、このラマン散乱
光のうち進行方向と逆方向に戻る後方散乱光の変化から
障害点を検出するものである。
この場合、分布型光ファイバ温度センサは、電カケーブ
ルー条につき少なくとも1本付設し、光源、受光部、フ
ィルタおよび信号処理装置等からなる0TDR(温度計
測部)に接続されている。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、上記従来技術にあっては、3相電カケー
ブルー条につき1本の分布型光ファイバ温度センサを付
設するとしても、2回線の線路の場合には6本の分布型
光ファイバ温度センサを使用することになり、常に温度
監視または異常点の検出を行うには、光ファイバ温度セ
ンサ一本につき一つの温度計測部が必要となる。そのた
め、6本の分布型光ファイバ温度センサを使用する場合
には、計6つの温度計測部が必要となり、システムのコ
スト高を招く問題点かある。
そこで、本発明は上記事情を考慮してなされたもので、
その目的とするところは、複数本の光ファイバ温度セン
サを一つの温度計測部で処理することのできる電力ケー
ブル異常点検出装置を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記の目的を達成するために、本発明にあっては、複数
回線の電力ケーブル線路に沿ってそれぞれ付設した光フ
ァイバ温度センサと、この複数本の光ファイバ温度セン
サにラインセレクタを介して接続し上記電力ケーブルの
温度計測を行う温度計測部と、上記電力ケーブルに設置
し事故電流を検出する電流センサとを有し、常時、上記
ラインセレクタで複数本の光ファイバ温度センサを切替
可能に構成し、上記電流センサにて事故相を検出した事
故時、この検出信号に基づいてラインセレクタにより温
度計測部を事故相に付設した光ファイバ温度センサに切
替え、事故点を検出することを特徴とする。
〔作  用〕
上記の構成を有する本発明においては、常時、ラインセ
レクタで複数本の光ファイバ温度センサを切替可能とし
、例えば温度計測部にて順次温度計測して事故点を予測
し、事故時には電流センサにより、電力ケーブルに流れ
る事故電流を検出し、ラインセレクタにより温度計測部
を事故相に付設している光ファイバ温度センサに切替え
て温度計測を行い、事故点標定を行うことにより、複数
本の光ファイバ温度センサを一つの温度計測部で処理で
きる。
〔実 施 例〕
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。第1
図に本発明に係る電力ケーブル異常点検出装置の一実施
例を示す。第1図に示すように、複数回線の電力ケーブ
ル1にはそれぞれ一本づつ分布型光ファイバ温度センサ
2が付設されており、これらの分布型光ファイバ温度セ
ンサ2はラインセレクタ3を介して温度計測部としての
光ファイバアナライザ(以下、0TDRと称する)10
に接続されている。
また、複数回線の電力ケーブル1の絶縁接続部(IJ)
または終端部のいずれか一方(本実施例では絶縁接続部
)には電流センサ4が設置され、この電流センサ4は電
力ケーブル1に流れる電流を検出し、この検出信号を事
故判別装置5に送出している。このように電流センサ4
を設置した場合には、遮蔽層の電流が除かれるので、導
体の電流を正確に測定できる。さらに、事故判別装置5
は電流センサ4の検出信号を得て、電力ケーブル1に流
れる事故電流を判別する。そして、事故判別装置5はラ
インセレクタ3および0TDR10に接続されており、
事故電流を判別した際にラインセレクタ3にて0TDR
10を事故相に付設している分布型光ファイバ温度セン
サ2に切替えて温度計測を行うようにしている。
次に、0TDR10を第2図に基づいて説明する。0T
DR10において、パルス発生器11のパルス信号はパ
ルスデイレイ回路12を経て光源駆動装置13に人力さ
れ、パルス信号に従う光源駆動装置13の駆動により、
パルス光が光源14から出射される。この光源14より
出射したパルス光は、方向性結合器15、集光レンズ1
6を通って端末部が0TDR10と接続された分布型光
ファイバ温度センサ2に入射する。この入射光はライン
セレクタ3を介して分布型光ファイバ温度センサ2でレ
イリー散乱を起こし、その後方散乱光は分布型光ファイ
バ温度センサ2を逆行し、集光レンズ16を通り方向性
結合器15により分離されて受光素子18にて光電変換
され、さらに増幅器19で増幅されて信号処理回路20
に入力される。そして、信号処理回路20にはパルス発
生器11のパルス信号か人力されるとともに、信号処理
回路20にはその結果を表示する表示器21が接続され
ている。
上記の構成において、0TDR10からパルス光を電力
ケーブル1に付設した分布型光ファイバ温度センサ2に
入射させ、分布型光ファイバ温度センサ2中にレイリー
散乱を発生させる。そして、電力ケーブル1に事故が起
こると、分布型光ファイバ温度センサ2からパルス光が
逃げ出して光伝送損失が増加する。したがって、信号処
理回路20に入力される分布型光ファイバ温度センサ2
からの後方散乱光の強度信号には温度異常による減少が
現れる。この後方散乱光強度の減少から電力ケーブル1
の事故点が検出される。
また、光源14から出射したパルス光が受光素子18に
到達するまでの時間tは、t−2No/V(ここで、I
oは分布型光ファイバ温度センサ2の入射端からその後
方散乱を生じた地点までの分布型光ファイバ温度センサ
2の長さ、■は分布型光ファイバ温度センサ2中での光
速度である。)と表されるので、信号処理回路20てパ
ルス発生器11からのパルス信号と受光素子18からの
検出信号との時間差から時間tを計測することにより、
後方散乱光を生じた位置を標定することができ、その結
果、電力ケーブル1の温度異常の発生位置を求めること
が可能となる。
次に、本実施例の作用を説明する。
常時、0TDR10はラインセレクタ3により複数本の
分布型光ファイバ温度センサ2を切替えて順次複数回線
の電力ケーブル1の温度を計測している。そして、電流
センサ4は電力ケーブル1に流れる電流を検出し、この
検出信号を事故判別装置5に送出している。
事故時には事故判別装置5は電流センサ4の検出信号を
得て、電力ケーブル1に流れる事故電流を判別し、ライ
ンセレクタ3により0TDR10を事故相に付設してい
る分布型光ファイバ温度センサ2に切替えて高速処理を
行い、事故点標定を行う。その結果、複数本の分布型光
ファイバ温度センサ2を一つの0TDRIOで処理てき
る。
このように本実施例によれば、分布型光ファイバ温度セ
ンサ2を電力ケーブル1の長手方向に付設しているので
、事故点の標定が可能であり、事故時、分布型光ファイ
バ温度センサ2が溶断した場吾でも反射パルスにより、
同様に事故点の標定が可能である。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明によれば、複数本の光ファ
イバ温度センサをラインセレクタを介して一つの温度計
測部で受は持つため、非常に高価な温度計測部が一台で
済み、システム全体のコストダウンが可能となる。また
、光ファイバ温度センサは通信線としても使用可能であ
り、事故により切断された場合でも健全相に切替えるこ
とにより、通信が可能であるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る電力ケーブル異常点検出装置の一
実施例を示す構成図、 第2図は第1図の0TDRの内部構成を示すブロック図
である。 1・・・電力ケーブル、 2・・・分布型光ファイバ温度センサ、3・・・ライン
セレクタ、4・・・電流センサ、5・・・事故判別装置
、 10・・・0TDR(温度計測部)。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 複数回線の電力ケーブル線路に沿ってそれぞれ付設した
    光ファイバ温度センサと、この複数本の光ファイバ温度
    センサにラインセレクタを介して接続し上記電力ケーブ
    ルの温度計測を行う温度計測部と、上記電力ケーブルに
    設置し事故電流を検出する電流センサとを有し、常時、
    上記ラインセレクタで複数本の光ファイバ温度センサを
    切替可能に構成し、上記電流センサにて事故相を検出し
    た事故時、この検出信号に基づいてラインセレクタによ
    り温度計測部を事故相に付設した光ファイバ温度センサ
    に切替え、事故点を検出することを特徴とする電力ケー
    ブル異常点検出装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH063403A (ja) * 1992-06-17 1994-01-11 Sumitomo Electric Ind Ltd 電力ケーブルの地絡位置検出方法
CN102981104A (zh) * 2012-11-19 2013-03-20 中国能源建设集团广东省电力设计研究院 海底电缆在线监测方法
CN106226636A (zh) * 2016-08-01 2016-12-14 国网山西省电力公司大同供电公司 一种高压输电线路异常报警系统
CN114858058B (zh) * 2022-06-15 2024-03-08 海南赛沐科技有限公司 一种海缆磨损隐患检测装置和方法

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