JPH0480447B2 - - Google Patents
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- JPH0480447B2 JPH0480447B2 JP58092779A JP9277983A JPH0480447B2 JP H0480447 B2 JPH0480447 B2 JP H0480447B2 JP 58092779 A JP58092779 A JP 58092779A JP 9277983 A JP9277983 A JP 9277983A JP H0480447 B2 JPH0480447 B2 JP H0480447B2
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- JP
- Japan
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- signal
- head
- tracking error
- movable
- pilot signal
- Prior art date
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Links
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 11
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 claims description 7
- 238000005070 sampling Methods 0.000 claims description 3
- 238000000034 method Methods 0.000 description 7
- 230000005236 sound signal Effects 0.000 description 6
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 101000860173 Myxococcus xanthus C-factor Proteins 0.000 description 1
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B5/00—Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
- G11B5/48—Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed
- G11B5/58—Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed with provision for moving the head for the purpose of maintaining alignment of the head relative to the record carrier during transducing operation, e.g. to compensate for surface irregularities of the latter or for track following
- G11B5/584—Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed with provision for moving the head for the purpose of maintaining alignment of the head relative to the record carrier during transducing operation, e.g. to compensate for surface irregularities of the latter or for track following for track following on tapes
- G11B5/588—Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed with provision for moving the head for the purpose of maintaining alignment of the head relative to the record carrier during transducing operation, e.g. to compensate for surface irregularities of the latter or for track following for track following on tapes by controlling the position of the rotating heads
Landscapes
- Adjustment Of The Magnetic Head Position Track Following On Tapes (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は、磁気録画再生装置(以下、VTR
と呼ぶ)に係り、詳しくは2個の回転ヘツドが同
時に再生している期間を有する回転ヘツド型
VTRにおけるトラツキング制御手段の改良に関
するものである。
と呼ぶ)に係り、詳しくは2個の回転ヘツドが同
時に再生している期間を有する回転ヘツド型
VTRにおけるトラツキング制御手段の改良に関
するものである。
VTRの高密度記録化にともなう問題点として、
狭トラツク化によるトラツキング精度の低下とテ
ープ送り速度低下による音声信号記録再生特性の
劣化がある。このトラツキング精度を維持する方
法として、圧電素子等に取り付けられた可動の回
転ヘツドを走査方向に対して垂直に変位させるこ
とによりヘツド軌跡をビデオトラツクと一致させ
るダイナミツク・トラツク・フオローイング(以
下、DTFと呼ぶ)と呼ばれる方法が知られてい
る。
狭トラツク化によるトラツキング精度の低下とテ
ープ送り速度低下による音声信号記録再生特性の
劣化がある。このトラツキング精度を維持する方
法として、圧電素子等に取り付けられた可動の回
転ヘツドを走査方向に対して垂直に変位させるこ
とによりヘツド軌跡をビデオトラツクと一致させ
るダイナミツク・トラツク・フオローイング(以
下、DTFと呼ぶ)と呼ばれる方法が知られてい
る。
DTFにおいては、ビデオ信号とともに相異な
る4種類の周波数のパイロツト信号が順番に記録
されており、再生時に回転ヘツドが走査している
トラツクの両隣のトラツクからの再生パイロツト
信号のクロストーク量が等しくなるように回転ヘ
ツドの軌跡を制御することにより、トラツキング
精度を維持させるようにしてある。(以下、これ
を4周波パイロツト方式のDTFシステムと呼
ぶ)。
る4種類の周波数のパイロツト信号が順番に記録
されており、再生時に回転ヘツドが走査している
トラツクの両隣のトラツクからの再生パイロツト
信号のクロストーク量が等しくなるように回転ヘ
ツドの軌跡を制御することにより、トラツキング
精度を維持させるようにしてある。(以下、これ
を4周波パイロツト方式のDTFシステムと呼
ぶ)。
一方、音声信号記録再生特性を向上させる方法
としては、ビデオテープの回転ヘツドドラムに対
する巻き付け角を増加させ、この部分に音声信号
をパルス符号変調(以下、PCMと呼ぶ)信号に
変換して記録する方法が提案されている。つま
り、これは2個の回転ヘツドが同時にテープを走
査する期間を生じさせることができる。
としては、ビデオテープの回転ヘツドドラムに対
する巻き付け角を増加させ、この部分に音声信号
をパルス符号変調(以下、PCMと呼ぶ)信号に
変換して記録する方法が提案されている。つま
り、これは2個の回転ヘツドが同時にテープを走
査する期間を生じさせることができる。
この方法は、音声信号を回転ヘツドで記録再生
するので、テープと回転ヘツドの相対速度が速く
なり、テープ送り速度の低下には対処できるが、
回転ヘツドのトラツクずれが大きくなると、
PCMデータの誤り率が増加するため、とくに、
トラツク幅とほぼ等しいヘツド幅の回転ヘツドで
再生する場合には、高精度のトラツキングが必要
とされる。
するので、テープと回転ヘツドの相対速度が速く
なり、テープ送り速度の低下には対処できるが、
回転ヘツドのトラツクずれが大きくなると、
PCMデータの誤り率が増加するため、とくに、
トラツク幅とほぼ等しいヘツド幅の回転ヘツドで
再生する場合には、高精度のトラツキングが必要
とされる。
ここでは、従来例として2個の回転ヘツドが同
時にそれぞれビデオ信号およびPCM信号を再生
している期間に2個の回転ヘツドから得られるパ
イロツト信号を2系統の回路で同時にそれぞれ処
理をしてDTFによりトラツキング制御する方法
について説明する。
時にそれぞれビデオ信号およびPCM信号を再生
している期間に2個の回転ヘツドから得られるパ
イロツト信号を2系統の回路で同時にそれぞれ処
理をしてDTFによりトラツキング制御する方法
について説明する。
第1図〜第3図は4周波パイロツト方式の
DTFシステムで、かつ音声信号をPCM信号に変
換して記録再生する方式の原理を示すもので、第
1図はテープパターン、第2図はタイムチヤー
ト、第3図は回路ブロツクを示す図である。これ
らの図において、1はビデオテープ、2はトラツ
クのビデオ領域、3はトラツクのPCM領域であ
る。
DTFシステムで、かつ音声信号をPCM信号に変
換して記録再生する方式の原理を示すもので、第
1図はテープパターン、第2図はタイムチヤー
ト、第3図は回路ブロツクを示す図である。これ
らの図において、1はビデオテープ、2はトラツ
クのビデオ領域、3はトラツクのPCM領域であ
る。
4および5は回転ヘツド30,31が再生した
信号からビデオ信号とPCM信号をそれぞれ選択
するためのヘツド切替えスイツチである。6およ
び7はパイロツト信号を選択的に通過させるロー
パスフイルタ、8および9は平衡変調機、10お
よび12は16KHz成分を選択的に通過させるバン
ドパスフイルタ、11および13は46KHz成分を
選択的に通過させるバンドパスフイルタ、14〜
17は振幅検出器、18および19は加減算器、
20はマイクロコンピユータなどの制御装置、2
1〜24はサンプル・ホールド回路、25および
26は切替えスイツチ、27および28は圧電素
子駆動アンプである。29は回転ヘツドドラム、
30および31はそれぞれ相異なるアジマスをも
ち、回転ヘツドドラム29の相対する端部(180°
位置)に取り付けられた回転ヘツド、32および
33はそれぞれパイモルフ等で構成されて回転ヘ
ツド30,31を取り付けた電気−機械変位変換
器としての圧電素子、40および41はそれぞれ
回転ヘツド30と圧電素子32ならびに回転ヘツ
ド31と圧電素子33から構成される可動ヘツ
ド、34および35はトラツキングエラー検出回
路である。また、第1図および第2図におけるパ
イロツト信号の周波数は、たとえばf1:102KHz、
f2:118KHz、f3:164KHz、f4:148KHzというよ
うにY信号、C信号に比べて十分低周波で、かつ
隣り合うパイロツト信号の周波数の差が16KHzと
46KHzというように所定の値に設定されている。
信号からビデオ信号とPCM信号をそれぞれ選択
するためのヘツド切替えスイツチである。6およ
び7はパイロツト信号を選択的に通過させるロー
パスフイルタ、8および9は平衡変調機、10お
よび12は16KHz成分を選択的に通過させるバン
ドパスフイルタ、11および13は46KHz成分を
選択的に通過させるバンドパスフイルタ、14〜
17は振幅検出器、18および19は加減算器、
20はマイクロコンピユータなどの制御装置、2
1〜24はサンプル・ホールド回路、25および
26は切替えスイツチ、27および28は圧電素
子駆動アンプである。29は回転ヘツドドラム、
30および31はそれぞれ相異なるアジマスをも
ち、回転ヘツドドラム29の相対する端部(180°
位置)に取り付けられた回転ヘツド、32および
33はそれぞれパイモルフ等で構成されて回転ヘ
ツド30,31を取り付けた電気−機械変位変換
器としての圧電素子、40および41はそれぞれ
回転ヘツド30と圧電素子32ならびに回転ヘツ
ド31と圧電素子33から構成される可動ヘツ
ド、34および35はトラツキングエラー検出回
路である。また、第1図および第2図におけるパ
イロツト信号の周波数は、たとえばf1:102KHz、
f2:118KHz、f3:164KHz、f4:148KHzというよ
うにY信号、C信号に比べて十分低周波で、かつ
隣り合うパイロツト信号の周波数の差が16KHzと
46KHzというように所定の値に設定されている。
つぎに動作について説明する。第3図におい
て、回転ヘツド30および31をそれぞれチヤン
ネル1(CH−1と略称)およびチヤンネル2
(CH−2と略称)とする。再生時において、い
ま、第2図Aに示すようにヘツド切替え信号が
“H”の場合、第2図Bのように回転ヘツド30
がビデオ信号とパイロツト信号f1を再生している
とき、回転ヘツド31が第2図CのようにPCM
信号とパイロツト信号f1を再生している場合があ
る。このとき回転ヘツド30および31はそれぞ
れトラツク2および3を走査しており、両隣のト
ラツクからクロストークとしてパイロツト信号f2
およびf4も再生する。このパイロツト信号f2およ
びf4のクロストーク量が等しくなるように可動ヘ
ツド40,41が制御される。
て、回転ヘツド30および31をそれぞれチヤン
ネル1(CH−1と略称)およびチヤンネル2
(CH−2と略称)とする。再生時において、い
ま、第2図Aに示すようにヘツド切替え信号が
“H”の場合、第2図Bのように回転ヘツド30
がビデオ信号とパイロツト信号f1を再生している
とき、回転ヘツド31が第2図CのようにPCM
信号とパイロツト信号f1を再生している場合があ
る。このとき回転ヘツド30および31はそれぞ
れトラツク2および3を走査しており、両隣のト
ラツクからクロストークとしてパイロツト信号f2
およびf4も再生する。このパイロツト信号f2およ
びf4のクロストーク量が等しくなるように可動ヘ
ツド40,41が制御される。
以下にヘツド切替え信号が“H”の場合につい
て説明する。このときヘツド切替えスイツチ4は
A側に接続され、回転ヘツド30で再生されたビ
デオ信号および再生パイロツト信号f1,f2,f4が
ローパスフイルタ6へ入力され、ここで再生パイ
ロツト信号f1,f2,f4が抽出され、平衡変調器8
でキヤリア信号fCRと混合される。キヤリア信号
の周波数fCRはそのとき回転ヘツドが走査してい
るトラツクのパイロツト信号の周波数と同じもの
であり、この場合f1と同じ周波数である。したが
つて平衡変調器8の出力には、クロストークによ
る再生パイロツト信号f2およびf4とキヤリア信号
fCR=f1の差の周波数、つまり|f1−f2|=16KHz
および|f1−f4|=46KHzの成分が含まれる。こ
の16KHzおよび46KHzの成分はそれぞれ再生パイ
ロツト信号f2およびf4のクロストーク量に比例す
る。
て説明する。このときヘツド切替えスイツチ4は
A側に接続され、回転ヘツド30で再生されたビ
デオ信号および再生パイロツト信号f1,f2,f4が
ローパスフイルタ6へ入力され、ここで再生パイ
ロツト信号f1,f2,f4が抽出され、平衡変調器8
でキヤリア信号fCRと混合される。キヤリア信号
の周波数fCRはそのとき回転ヘツドが走査してい
るトラツクのパイロツト信号の周波数と同じもの
であり、この場合f1と同じ周波数である。したが
つて平衡変調器8の出力には、クロストークによ
る再生パイロツト信号f2およびf4とキヤリア信号
fCR=f1の差の周波数、つまり|f1−f2|=16KHz
および|f1−f4|=46KHzの成分が含まれる。こ
の16KHzおよび46KHzの成分はそれぞれ再生パイ
ロツト信号f2およびf4のクロストーク量に比例す
る。
平衡変調器8の出力から16KHzおよび46KHzの
成分がそれぞれバンドパスフイルタ10および1
1で抽出され、それぞれ振幅検出器14および1
5で振幅が検出されて、加減算器18で比較され
る。加減算器18の出力がトラツクずれを表わす
トラツキングエラー信号となり、制御装置20か
らの制御信号によりサンプル・ホールド回路21
でサンプルホールドされる。切替えスイツチ25
はE側に接続されており、サンプルホールド回路
21の出力が圧電素子駆動アンプ27をへて圧電
素子32に供給され可動ヘツド40のトラツキン
グ制御がなされる。
成分がそれぞれバンドパスフイルタ10および1
1で抽出され、それぞれ振幅検出器14および1
5で振幅が検出されて、加減算器18で比較され
る。加減算器18の出力がトラツクずれを表わす
トラツキングエラー信号となり、制御装置20か
らの制御信号によりサンプル・ホールド回路21
でサンプルホールドされる。切替えスイツチ25
はE側に接続されており、サンプルホールド回路
21の出力が圧電素子駆動アンプ27をへて圧電
素子32に供給され可動ヘツド40のトラツキン
グ制御がなされる。
一方、ヘツド切替えスイツチ5はD側に接続さ
れ、回転ヘツド31で再生されたPCM信号およ
び再生パイロツト信号f1,f2,f4が同様の処理を
され、トラツキングエラー信号がサンプルホール
ド回路24でサンプルホールドされ、切替えスイ
ツチ26および圧電素子駆動アンプ28をへて圧
電素子33に供給され、可動ヘツド41のトラツ
キング制御がなされる。また、ヘツド切替え信号
が“L”で、回転ヘツド30がPCM信号とパイ
ロツト信号f2(もしくはf4)を、回転ヘツド31
がビデオ信号とパイロツト信号f2(もしくはf4)
を再生しているときも同様のトラツキング制御が
なされる。
れ、回転ヘツド31で再生されたPCM信号およ
び再生パイロツト信号f1,f2,f4が同様の処理を
され、トラツキングエラー信号がサンプルホール
ド回路24でサンプルホールドされ、切替えスイ
ツチ26および圧電素子駆動アンプ28をへて圧
電素子33に供給され、可動ヘツド41のトラツ
キング制御がなされる。また、ヘツド切替え信号
が“L”で、回転ヘツド30がPCM信号とパイ
ロツト信号f2(もしくはf4)を、回転ヘツド31
がビデオ信号とパイロツト信号f2(もしくはf4)
を再生しているときも同様のトラツキング制御が
なされる。
従来のこの種の装置では、DTFシステムが以
上のように構成されているので、2個の回転ヘツ
ドを同時にトラツキング制御するには、トラツキ
ングエラー検出回路が2系統必要であり、そのた
め部品点数および調整箇所が多く、コストが高く
なるという欠点があつた。
上のように構成されているので、2個の回転ヘツ
ドを同時にトラツキング制御するには、トラツキ
ングエラー検出回路が2系統必要であり、そのた
め部品点数および調整箇所が多く、コストが高く
なるという欠点があつた。
この発明は上記のような従来のものの欠点を除
去するためになされたもので、2個の回転ヘツド
が同時に再生している期間に一定の時間間隔で交
互に2個の回転ヘツドをトラツキング制御するこ
とにより、1系統のトラツキングエラー検出回路
で、2個の回転ヘツドをトラツキング制御でき、
構成の簡素化と操作性の向上を図り得るととも
に、非常に精度のよいトラツキング制御を行なう
ことができるVTRを提供することを目的として
いる。
去するためになされたもので、2個の回転ヘツド
が同時に再生している期間に一定の時間間隔で交
互に2個の回転ヘツドをトラツキング制御するこ
とにより、1系統のトラツキングエラー検出回路
で、2個の回転ヘツドをトラツキング制御でき、
構成の簡素化と操作性の向上を図り得るととも
に、非常に精度のよいトラツキング制御を行なう
ことができるVTRを提供することを目的として
いる。
以下、この発明の一実施例を図面について説明
する。
する。
第4図はこの発明に係る磁気録画再生装置の一
例を示すもので、第3図と同一部所には同一符号
を付して説明を省略する。同図において36はマ
イクロコンピユータのような制御装置20によつ
て制御される切替えスイツチであり、1対の入力
端子J,Kがそれぞれローパスフイルタ6,7の
各出力端に接続され、出力端子Lが平衡変調器8
の入力端に接続されており、1対の可動ヘツドの
一方、たとえば可動ヘツド40がビデオ信号およ
びパイロツト信号を再生し、他方、たとえば可動
ヘツド41がPCM信号およびパイロツト信号を
再生している期間、1対の可動ヘツド40,41
のそれぞれが再生している再生パイロツト信号を
時分割的に切り換えるようになつている。
例を示すもので、第3図と同一部所には同一符号
を付して説明を省略する。同図において36はマ
イクロコンピユータのような制御装置20によつ
て制御される切替えスイツチであり、1対の入力
端子J,Kがそれぞれローパスフイルタ6,7の
各出力端に接続され、出力端子Lが平衡変調器8
の入力端に接続されており、1対の可動ヘツドの
一方、たとえば可動ヘツド40がビデオ信号およ
びパイロツト信号を再生し、他方、たとえば可動
ヘツド41がPCM信号およびパイロツト信号を
再生している期間、1対の可動ヘツド40,41
のそれぞれが再生している再生パイロツト信号を
時分割的に切り換えるようになつている。
つぎに上記構成の動作を第5図を参照しつつ説
明する。
明する。
再生時において、第5図Aに示すヘツド切替え
信号が“H”の場合、回転ヘツド30が同図Bの
ようにビデオ信号およびパイロツト信号f1を再生
し、回転ヘツド31が同図CのようにPCM信号
およびパイロツト信号f1を再生しているか、また
は上記いずれの信号も再生していないものとす
る。このとき、両隣のトラツクからのクロストー
クとしてパイロツト信号f2およびf4も再生され
る。
信号が“H”の場合、回転ヘツド30が同図Bの
ようにビデオ信号およびパイロツト信号f1を再生
し、回転ヘツド31が同図CのようにPCM信号
およびパイロツト信号f1を再生しているか、また
は上記いずれの信号も再生していないものとす
る。このとき、両隣のトラツクからのクロストー
クとしてパイロツト信号f2およびf4も再生され
る。
ヘツド切替えスイツチ4はA側に接続されてお
り、回転ヘツド30で再生されたビデオ信号およ
びパイロツト信号f1,f2,f4がローパスフイルタ
6に入力され、ここでパイロツト信号f1,f2,f4
が抽出される。一方、ヘツド切替えスイツチ5は
D側に接続されており、回転ヘツド31がPCM
信号およびパイロツト信号f1,f2,f4を再生して
いるときはこれらがローパスフイルタ7に入力さ
れ、ここでパイロツト信号f1,f2,f4が抽出され
る。
り、回転ヘツド30で再生されたビデオ信号およ
びパイロツト信号f1,f2,f4がローパスフイルタ
6に入力され、ここでパイロツト信号f1,f2,f4
が抽出される。一方、ヘツド切替えスイツチ5は
D側に接続されており、回転ヘツド31がPCM
信号およびパイロツト信号f1,f2,f4を再生して
いるときはこれらがローパスフイルタ7に入力さ
れ、ここでパイロツト信号f1,f2,f4が抽出され
る。
切替えスイツチ36は第5図Dに示したように
制御装置20からの制御信号により制御される。
回転ヘツド31が上記いずれの信号も再生してい
ないとき、切替えスイツチ36はJ側に接続さ
れ、回転ヘツド30で再生されたパイロツト信号
f1,f2,f4が平衡変調器8に入力される。また、
回転ヘツド31がPCM信号を再生しているとき
には一定の時間間隔でJ側とK側に交互に切り替
り回転ヘツド30および31で再生されたパイロ
ツト信号f1,f2,f4が交互に平衡変調器8に入力
される。平衡変調器8でこの再生パイロツト信号
f1,f2,f4とキヤリア信号fCR=f1とが混合される。
平衡変調器8の出力から差の周波数16KHzおよび
46KHzの成分がそれぞれバンドパスフイルタ10
および11で抽出され、それぞれ振幅検出器14
および15で振幅が検出され、加減算器18で比
較され、その出力がトラツキングエラー信号とな
る。
制御装置20からの制御信号により制御される。
回転ヘツド31が上記いずれの信号も再生してい
ないとき、切替えスイツチ36はJ側に接続さ
れ、回転ヘツド30で再生されたパイロツト信号
f1,f2,f4が平衡変調器8に入力される。また、
回転ヘツド31がPCM信号を再生しているとき
には一定の時間間隔でJ側とK側に交互に切り替
り回転ヘツド30および31で再生されたパイロ
ツト信号f1,f2,f4が交互に平衡変調器8に入力
される。平衡変調器8でこの再生パイロツト信号
f1,f2,f4とキヤリア信号fCR=f1とが混合される。
平衡変調器8の出力から差の周波数16KHzおよび
46KHzの成分がそれぞれバンドパスフイルタ10
および11で抽出され、それぞれ振幅検出器14
および15で振幅が検出され、加減算器18で比
較され、その出力がトラツキングエラー信号とな
る。
サンプルホールド回路21および22は前記制
御装置20からの制御信号によりそれぞれ制御さ
れる。切替えスイツチ36が回転ヘツド30から
の再生パイロツト信号を伝達しているとき、サン
プルホールド回路21はトラツキングエラー信号
をサンプリングし、逆に、切替えスイツチ36が
回転ヘツド30からの再生パイロツト信号を伝達
していないときは、切替えスイツチ36が切替わ
る直前のトラツキングエラー信号をホールドす
る。このとき、切替えスイツチ36は回転ヘツド
31からのパイロツト信号を伝達しており、サン
プルホールド回路22がトラツキングエラー信号
をサンプリングしている。したがつて、回転ヘツ
ド31から再生されるパイロツト信号を選択して
トラツキングエラー信号をサンプルホールド回路
22が検出している間も、回転ヘツド30のトラ
ツキング制御が乱されることがない。これらのサ
ンプルホールド回路21および22の出力は、
各々圧電素子駆動アンプ27および28をへて、
圧電素子32および33へ供給され、可動ヘツド
40および41のトラツキング制御がなされる。
なお、ヘツド切替え信号が“L”のときは、ヘツ
ド切替えスイツチ4および5はそれぞれB側およ
びC側に接続され、同様のトラツキング制御がな
される。
御装置20からの制御信号によりそれぞれ制御さ
れる。切替えスイツチ36が回転ヘツド30から
の再生パイロツト信号を伝達しているとき、サン
プルホールド回路21はトラツキングエラー信号
をサンプリングし、逆に、切替えスイツチ36が
回転ヘツド30からの再生パイロツト信号を伝達
していないときは、切替えスイツチ36が切替わ
る直前のトラツキングエラー信号をホールドす
る。このとき、切替えスイツチ36は回転ヘツド
31からのパイロツト信号を伝達しており、サン
プルホールド回路22がトラツキングエラー信号
をサンプリングしている。したがつて、回転ヘツ
ド31から再生されるパイロツト信号を選択して
トラツキングエラー信号をサンプルホールド回路
22が検出している間も、回転ヘツド30のトラ
ツキング制御が乱されることがない。これらのサ
ンプルホールド回路21および22の出力は、
各々圧電素子駆動アンプ27および28をへて、
圧電素子32および33へ供給され、可動ヘツド
40および41のトラツキング制御がなされる。
なお、ヘツド切替え信号が“L”のときは、ヘツ
ド切替えスイツチ4および5はそれぞれB側およ
びC側に接続され、同様のトラツキング制御がな
される。
なお、上記実施例ではトラツキングエラー検出
回路34に再生パイロツト信号のクロストーク成
分とキヤリア信号を混合して差の周波数成分を比
較する方法を示したが、再生パイロツト信号のク
ロストーク成分そのものを比較する方法でもよ
い。また、電気−機械変位変換器として圧電素子
を例に示したが、これはムービングコイル等の他
の方式によるものでもよい。
回路34に再生パイロツト信号のクロストーク成
分とキヤリア信号を混合して差の周波数成分を比
較する方法を示したが、再生パイロツト信号のク
ロストーク成分そのものを比較する方法でもよ
い。また、電気−機械変位変換器として圧電素子
を例に示したが、これはムービングコイル等の他
の方式によるものでもよい。
以上のように、この発明によれば、2個の回転
ヘツドが同時に再生している期間、その2個の回
転ヘツドの再生パイロツト信号を交互に受け入れ
て処理するように構成することにより、1系統の
トラツキングエラー検出回路を用いて2系統のト
ラツキングエラー検出回路を用いた場合に匹敵す
る精度のトラツキング制御を行なわせることが可
能で、装置全体の構成の簡素化および操作性の向
上を達成することができる。しかも、2個の回転
ヘツドの再生パイロツト信号を時分割的に切替え
てトラツキングエラーを検出するとともに、その
検出トラツキングエラー信号をサンプルホールド
して出力するようにしたので、トラツキングエラ
ーを検出していない方の回転ヘツドも切替え直前
のトラツキングエラー信号により制御させて、ト
ラツキング制御の乱れをなくし、トラツキング制
御精度の著しい向上を図ることができるという効
果を奏する。
ヘツドが同時に再生している期間、その2個の回
転ヘツドの再生パイロツト信号を交互に受け入れ
て処理するように構成することにより、1系統の
トラツキングエラー検出回路を用いて2系統のト
ラツキングエラー検出回路を用いた場合に匹敵す
る精度のトラツキング制御を行なわせることが可
能で、装置全体の構成の簡素化および操作性の向
上を達成することができる。しかも、2個の回転
ヘツドの再生パイロツト信号を時分割的に切替え
てトラツキングエラーを検出するとともに、その
検出トラツキングエラー信号をサンプルホールド
して出力するようにしたので、トラツキングエラ
ーを検出していない方の回転ヘツドも切替え直前
のトラツキングエラー信号により制御させて、ト
ラツキング制御の乱れをなくし、トラツキング制
御精度の著しい向上を図ることができるという効
果を奏する。
第1図〜第3図は4周波パイロツト方式のダイ
ナミツク・トラツク・フオローイングシステムの
もので、かつ、音声信号をPCM信号に変換して
記録再生する磁気録画再生装置の説明図で、第1
図はテープパターンの説明図、第2図はタイムチ
ヤート、第3図は従来の磁気録画再生装置の構成
を示すブロツク図である。第4図はこの発明に係
る磁気録画再生装置の一例を示すブロツク図、第
5図は第4図の回路動作を示すタイムチヤートで
ある。 4,5……ヘツド切替えスイツチ、20……制
御装置、21,22……サンプルホールド回路、
27,28…駆動アンプ、29……回転ヘツドド
ラム、30,31……回転ヘツド、32,33…
…電気−機械変位変換器、34……トラツキング
エラー検出回路、36……切替スイツチ、40,
41……可動ヘツド。なお、図中、同一符号は同
一もしくは相当部分を示す。
ナミツク・トラツク・フオローイングシステムの
もので、かつ、音声信号をPCM信号に変換して
記録再生する磁気録画再生装置の説明図で、第1
図はテープパターンの説明図、第2図はタイムチ
ヤート、第3図は従来の磁気録画再生装置の構成
を示すブロツク図である。第4図はこの発明に係
る磁気録画再生装置の一例を示すブロツク図、第
5図は第4図の回路動作を示すタイムチヤートで
ある。 4,5……ヘツド切替えスイツチ、20……制
御装置、21,22……サンプルホールド回路、
27,28…駆動アンプ、29……回転ヘツドド
ラム、30,31……回転ヘツド、32,33…
…電気−機械変位変換器、34……トラツキング
エラー検出回路、36……切替スイツチ、40,
41……可動ヘツド。なお、図中、同一符号は同
一もしくは相当部分を示す。
Claims (1)
- 1 回転ヘツドと電気信号が印加された時上記回
転ヘツドを変位させる電気一機械変位変換器とか
らなる少なくとも一対の可動ヘツドと、上記可動
ヘツドより得られる再生パイロツト信号から上記
可動ヘツドのトラツキングエラーを検出する1系
統のトラツキングエラー検出回路と、上記一対の
可動ヘツドのうち、一方がビデオ信号およびパイ
ロツト信号を再生しており、他方がパルス符号変
調信号およびパイロツト信号を再生している期
間、上記一対の可動ヘツドのそれぞれが再生して
いる再生パイロツト信号を時分割的に切替えて上
記トラツキングエラー検出回路へ入力するための
切替え回路と、上記トラツキングエラー検出回路
の出力をサンプルホールドする上記一対の可動ヘ
ツドに対応した一対のサンプルホールド回路と、
上記切替え回路を制御するとともに、上記切替え
回路が再生パイロツト信号を選択している方の可
動ヘツドに対応したサンプルホールド回路をサン
プリング状態にし、他方のサンプルホールド回路
をホールド状態にするように制御する制御装置
と、上記トラツキングエラー検出回路の出力によ
り上記可動ヘツドの電気一機械変位変換器を駆動
する駆動装置とを具備した磁気録画再生装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58092779A JPS59217222A (ja) | 1983-05-24 | 1983-05-24 | 磁気録画再生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58092779A JPS59217222A (ja) | 1983-05-24 | 1983-05-24 | 磁気録画再生装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59217222A JPS59217222A (ja) | 1984-12-07 |
JPH0480447B2 true JPH0480447B2 (ja) | 1992-12-18 |
Family
ID=14063904
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP58092779A Granted JPS59217222A (ja) | 1983-05-24 | 1983-05-24 | 磁気録画再生装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59217222A (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58169328A (ja) * | 1982-03-31 | 1983-10-05 | Hitachi Ltd | 磁気記録再生装置 |
-
1983
- 1983-05-24 JP JP58092779A patent/JPS59217222A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58169328A (ja) * | 1982-03-31 | 1983-10-05 | Hitachi Ltd | 磁気記録再生装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS59217222A (ja) | 1984-12-07 |
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