JPH0479925A - 電気掃除機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 （産業上の利用分野） 本発明は、電気掃除機に係わり、とくに、電動送風機の
排気側と掃除機本体の外殻部の排気口とを連通ずる排気
風路の構造に関する。

（従来の技術） 従来の電気掃除機の一例を第４図に基ついて説明する。

下本体ケース１と図示しない上本体ケースおよび蓋体と
からなる掃除機本体２内には、仕切壁３により、集塵室
４が前部に区画形成されているとともに、仕切壁５によ
り、電動送風機室６とコードリール′室７とが後部に左
右に並べて区画形成されている。さらに、前記掃除機本
体２内で電動送風機室６のさらに後方には排気室８が区
画形成されている。

そして、前記集塵室４を上方から開閉自在に覆う蓋体に
は吸込口が形成されている。また、前記集塵室４と電動
送風機室６とは仕切壁３に形成された連通口９により連
通している。さらに、前記電動送風機室６はほぼＬ字形
状に屈曲した短い排気風路１０により前記排気室８に連
通しており、この排気室８は、掃除機本体２の後面外殻
部に形成された内側排気口１１に連通している。

そして、図示していないが、前記集塵室４内には紙袋か
らなる主集塵フィルターが着脱自在に取付けられている
。なお、前記集塵室４内の左右両側面および下面には、
主集塵フィルターを支えるための押えリブ１３．　１４
が一体に突出形成されている。また、前記連通口９は、
補助集塵フィルター１５により覆われている。また、前
記電動送風機室６内には電動送風機１６が設けられてお
り、この電動送風機１６は、吸気側が集塵室４に連通し
ているとともに、排気側が排気風路１０に連通している
。

さらに、前記排気室８内には主排気フィルター１７が設
けられている。また、前記内側排気口１１は、外側排気
口１８を有する補助排気フィルター１９により外側から
覆われている。

なお、前記コートリール室７内にはコードリール装置２
０が設けられている。

そうして、掃除時、電動送風機１６からの排気風は、矢
印で示すように、電動送風機室６から排気風路１０、排
気室８内の主排気フィルターＩ７、内側排気口１１およ
び補助排気フィルター１５を順に通って、外側排気口１
８から排出される。このとき、前記従来の構造では、電
動送風機室６、排気風路１０、排気室８および排気口１
１．１８が前から後へ直線的に並んでいるため、電動送
風機１６からの排気風は、後方へ直接的に排出されるこ
とになる。

しかし、前記従来の構造では、掃除機本体２における排
気風路１０などの排気空間が少ないため、騒音低減化の
ための手段たとえば消音材を設けるスペースがとれない
ことなどにより、設計上、騒音に対する十分な対策が望
めず、騒音が大きくなる。

また、排気が直接的に行なわれるため、発熱する電動送
風機１６からの排気風が十分に冷却されることなく、掃
除機本体１外へ排出され、排出される排気風の温度が比
較的高温になる場合がある。

そして、排出された高温の排気風が人体に当たると、熱
い感じがして、不快感をもたらすことになる。

そこで、従来、第５図に示すように、下本体ケース１に
一体に形成された集塵室４の左右両側壁２１とこれに対
向する下本体ケース１の左右両側外殻部との間の空間２
２を排気風路として電動送風機１６の排気側に連通させ
るとともに、前記空間２２に臨ませて下本体ケース１の
左右両側外殻部に排気口（図示しない）を開口形成した
構造も採られた。なお、第５図において、２３は下本体
ケース１の上側周辺部に設けられたバンパーで、このバ
ンパー２３により前記空間２２が上方から気密に覆われ
ている。また、２４は紙袋である。さらに、２５は集塵
室４を覆う蓋体で、この蓋体２５の下部の蓋体カバー２
６の下面には、紙袋２４を支える押えリブ２７が一体に
形成されている。

しかし、この従来の構造では、下本体ケース１−の外殻
部およびこの下本体ケース１と一体の側壁２１間の空間
２２により排気風路を構成しているため、下本体ケース
１を成形する際の金型構造か弱くなり、補強対策を必要
とする問題もある。この問題は、紙袋２４の破裂防止の
ための押えリブ１３が必要であるために、よりいっそう
甚しいものとなる。

（発明が解決しようとする課題） 前述のように、従来の電気掃除機では、電動送風機から
の排気風を直接的に掃除機本体外へ排出させていたため
、低騒音化を図ることが難しいとともに、掃除機本体外
へ排出されるときの排気風の温度を十分に低下させられ
ない問題があった。

また、集塵室の側方に排気風路を設けた電気掃除機でも
、従来は、掃除機本体の外殻部を一体の２重構造にして
排気風路を構成していたため、成形用の金型構造が弱く
なるなどの問題があった。

本発明は、このような問題点を解決しようとするもので
、限られた掃除機本体内のスペースの中で排気風路を十
分に長くして、低騒音化を図ることができるとともに、
排気風の温度を排気風路中で十分に低下させることがで
き、しかも、成形用の金型構造が弱くなるなとの問題を
きたすことのない電気掃除機を提供することを目的とす
るものである。

〔発明の構成〕

（課題を解決するための手段） 本発明の請求項１の電気掃除機は、仕切壁により電動送
風機室および集塵室を内部に区画するとともに排気口お
よび前記集塵室に連通ずる吸込口を外殻部に設けた掃除
機本体と、この掃除機本体の前記集塵室に吸気側を連通
させて前記電動送風機室内に設けられた電動送風機と、
前記集塵室内に設けられた紙袋などの集塵フィルターと
を備え、前記目的を達成するために、前記集塵室内に、
前記仕切壁から集塵室の周壁に沿って前記掃除機本体と
は別体の中空状の管体を設けて、この管体の内部を前記
電動送風機の排気側に一端側が連通し前記排気口に他端
側か連通した排気風路としたものである。

それに加えて、請求項２の電気掃除機は、集塵フィルタ
ーか集塵室内のほぼ全体に渡って取付けられた紙袋から
なっているが、管体は、前記紙袋を囲んで設け、また、
前記管体に凹凸面を形成して、この凹凸面を前記紙袋側
に臨ませたものである。

（作用） 本発明の請求項１の電気掃除機では、掃除時、電動送風
機の駆動により、吸込口から掃除機本体の集塵室内に空
気とともに吸込まれた塵埃か集塵フィルターにより捕捉
され、この集塵フィルタにより濾過された空気が、仕切
壁、電動送風機室、仕切壁から集塵室の周壁に沿ってこ
の集塵室内に設けられた管体内の排気風路を順次通って
、排気口から掃除機本体外へ排気風として排出される。

このとき、電動送風機によってまた加熱されていない空
気の通る集塵室内に設けられた管体内の排気風路を電動
送風機からの排気風が通ることにより、この排気風が十
分に冷却される。また、集塵室内に排気風路が延びてい
て、この排気風路が長くなっていることにより、低騒音
化か図られる。

さらに、請求項２の電気掃除機では、集塵室内のほぼ全
体に渡って取付けられている集塵フィルターとしての紙
袋内に塵埃が捕捉される。このとき、集塵室内で紙袋を
囲んでいる管体の紙袋側の面が凹凸面になっていて、紙
袋と管体との接触面積が小さいことにより、紙袋の濾過
効率の低下が防止され、したがって、紙袋の破裂なども
防止される。また、管体に凹凸面があり、この管体の表
面積が大きいことにより、この管体内の排気風路を通る
排気風の冷却もより効果的に行なわれる。

（実施例） 以下、本発明の電気掃除機の一実施例の構成を第１図な
いし第３図に基づいて説明する。

３１は掃除機本体で、この掃除機本体３１は、合成樹脂
などにより成形されており、上面を開口した下本体ケー
ス３２と、この下本体ケース３２の後部上側に固定され
た上本体ケース３３と、前記下本体ケース３２の上面前
部の開口部３４を上方から開閉自在に覆う蓋体３５とな
どからなっている。なお、前記下本体ケース３２の上側
周辺部にはゴム製のバンパー３６が取付けられている。

このバンパー３６は、下本体ケース３２の外殻部と蓋体
３５および上本体ケース３３の外殻部との間の気密性を
保持するシールバッキングを兼ねている。

そして、前記掃除機本体３１内には、連通口４を有する
仕切壁４２により、前記蓋体３５によって覆われる集塵
室４３か前部に区画形成されている。また、前記掃除機
本体３１内の後部には、仕切壁４４により、前記連通口
４１に臨む電動送風機室４５とコドリール室４６とが左
右に並べて区画形成されているとともに、仕切壁４７に
より、前記コードリール室４６の右側方から後方にかけ
てほぼＬ字形状に屈曲した後側排気風路４８が区画形成
されている。さらに、前記掃除機本体３１内で電動送風
機室４５のさらに後方の位置には、はぼコ字形状の仕切
壁４９により、前記後側排気風路４８が右側方から連通
ずる排気室５０が区画形成されている。また、この排気
室５０に臨ませて、前記掃除機本体３１の後面外殻部に
は内側排気口５１が開口形成されている。

そして、前記集塵室４３内のほぼ全体に渡って、その上
側の開口部３４を介して着脱される主集塵フィルターと
しての紙袋５６か取付けられている。この紙袋５６の開
口部には口枠５７が気密に固着されており、この口枠５
７が、前記集塵室４３内の前部上側に枢着されたホルダ
ー５８に着脱自在に保持されている。なお、前記集塵室
４３内の下面には、前記紙袋５６を支える前後方向へ延
びる複数の押えリブ５９が下本体ケース３２と一体に形
成されている。

また、前記連通口４１は、フィルター枠６１に保持され
たスポンジ状の補助集塵フィルター６２により集塵室４
３側から覆われている。

また、前記電動送風機室４５内には、電動送風機６３が
側本体ケース３２．３３にそれぞれ一体に形成された支
持壁６４．６５により一対のゴム製支持体６６゜６７を
介して支持されている。前側の前記支持壁６４およびゴ
ム製支持体６６は環状になっていて、これにより、前記
電動送風機６３の吸気側と排気側とが気密に仕切られて
いる。そして、この電動送風機６３の吸気側は、前記連
通口４１を介して集塵室４３に連通している。なお、前
記電動送風機６３の排気側は、通気性を有する筒状の消
音筒６８．６９により覆われている。また、前記仕切壁
４２および支持壁６４間において、連通口４１および電
動送風機６３の吸気側間の風路は、電動送風機室４５内
における電動送風機６３の排気側から集塵室４３側へ向
かう風路と隔壁７０により気密に仕切られている。

また、前記コードリール室４６内には、前記電動送風機
６３なとへの給電のための電源コート７１を巻き取って
収納するコードリール装置７２が設けられている。この
コートリール装置７２および前記電動送風機６３は、下
本体ケース３２に内蔵され、上本体ケース３３により上
方から覆われている。

さらに、前記排気室５０内には、フィルター枠７６に保
持された主排気フィルター７７が取付けられている。そ
のフィルター枠７６は、下本体ケース３２などに形成さ
れた保持部７８にシールバッキング７９を介して保持さ
れている。

また、前記掃除機本体３１の後面には、その内側排気口
５１を覆って、フィルター枠８１に保持されだ補助排気
フィルター８２が取付けられている。そのフィルター枠
８１は、このフィルター枠８１に形成された突起８３な
とにより本体ケース３２．３３に保持されている。そし
て、前記補助排気フィルター８２のフィルター枠８１に
は、格子状の外側排気口８４が開口形成されている。

掃除機本体３１の前部上側の外殻部をなす前記蓋体３５
は、前記上本体ケース３３に上下回動自在に取付けられ
ているとともに、クランプ８６により下本体ケース３２
に対して閉じた状態に保持されている。そして、前記蓋
体３５は、下面を開口した箱状になっており、この下面
開口を覆って蓋体カバー８７が取付けられている。なお
、この蓋体カバー８７の下面には、前記紙袋５６を支え
る前後方向へ延びる複数の押えリブ８８が一体に形成さ
れている。

そして、前記蓋体３５の前部には、前記集塵室４３を外
部に連通させる筒状の吸込口８９が設けられているとと
もに、この吸込口８９を外側から開閉するシャッター９
０が摺動自在に設けられている。この吸込口８９は、図
示していないが、ホースの一端部に設けられた差込管が
着脱自在に差込み接続されるものである。また、前記ホ
ースの他端部に設けられた握り管には、延長管を介して
吸込口体が着脱自在に接続されるようになっている。

また、前記集塵室４３内には、この集塵室４３の後面の
仕切壁４２から集塵室４３の周壁すなわちこの集塵室４
３を構成する下本体ケース３２の外殻に沿って再び前記
仕切壁４２に至る中空状の管体９１が配設されている。

この管体９１は、全体形状が集塵室４３内の左右両側面
および前面に小間隙を保持して沿うほぼコ字形状になっ
ており、前記紙袋５６を囲んでいる。また、前記管体９
１は、前記本体ケース３２゜３３とは別体になっていて
、下本体ケース３２に形成された支持リブ９２などによ
り固定的に支持されている。これとともに、前記管体９
１は、一端部が前記仕切壁４２における電動送風機室４
５に臨む位置に形成された切欠部９３にシールバッキン
グ９４を介して貫通接続されており、他端部が前記仕切
壁４２における後側排気風路４８に臨む位置に形成され
た切欠部９５にシールバッキング９６を介して貫通接続
されている。

こうして、前記管体９１の内部は、一端側か前記電動送
風機６３の排気側に連通しかっ他端側か前記後側排気風
路４８などを介して排気口５１．８４に連通した前側排
気風路９７になっている。

さらに、前記管体９１における前記紙袋５６側に臨む面
は、上下方向の断面形状が波形状をなす凹凸面９８にな
っている。

つぎに、前記実施例の作用について説明する。

掃除にあたっては、掃除機本体３１とホースと延長管と
吸込口体とを相互に接続しておく。そして、使用者は、
ホースの握り管を持って、吸込口体および掃除機本体３
１を被掃除面上で適宜走行させながら、掃除を行なう。

そして、第１図および第２図に矢印で示すように、電動
送風機６３の駆動により、吸込口体がら空気とともに吸
込まれた塵埃が、延長管、ホースおよび吸込口８９を介
して掃除機本体３１の集塵室４３内に導かれ、紙袋５６
内に捕捉される。

一方、この紙袋５６により濾過された空気は、補助集塵
フィルター８２、仕切壁４２の連通口４１を通って、電
動送風機６３内に流入し、この電動送風機６３から流出
した後、集塵室４３内の管体９１内の前側排気風路９７
へ導かれる。こうして前側排気風路９７に流入した電動
送風機６３からの排気風は、さらに、前側排気風路９７
からコートリール室４６と下本体ケース３２の外殻部と
の間に形成された後側排気風路４８に流入し、コードリ
ール室４６および電動送風機室４５の外方を滑らかに迂
回した後、排気室５０内の主排気フィルター７７、内側
排気口５１および補助排気フィルター８２を通って、そ
のフィルター枠８１の外側排気口８４から掃除機本体３
１外へ排出される。

ここで、排気フィルター７７、８２で濾過されることに
より、排気風中の微細塵も除去される。

このとき、掃除機本体３１内の排気風路４８．９７が掃
除機本体３１のほぼ全周に渡っていてきわめて長いこと
により、排気風路４８．９７を通るうちに電動送風機６
３からの排気風は十分に冷却される。しかも、長い排気
風路４８．９７の約半分は、電動送風機６３によってま
だ加熱されていない空気が通り大気側と温度か等しくな
っている集塵室４３内に設けられた管体９１内に形成さ
れているので、とくに、この管体９１内の前側排気風路
９７を通るときに排気風が効率よく冷却される。

さらに、管体９１に凹凸面９８があり、この管体９１の
表面積が大きいことにより、この管体９１内の前側排気
風路９７を通る排気風の冷却がいっそう効果的に行なわ
れる。

その結果、紙袋５６が目詰りを起こして、風量の低下に
より電動送風機６３からの排気風が熱くなっているよう
なときでも、掃除機本体３１外へ排出される際、排気風
の温度は十分に低下していることになる。したがって、
掃除機本体３１の近くにいる人に、排気風が当たったと
しても、その人が感じる不快感が減る。

なお、管体９１を熱伝導性のよいアルミニウムなどの金
属製パイプとすれば、冷却効果をさらに高めることがで
きる。

また、掃除する使用者は、通常、掃除機本体３１の前側
方に立つことになるが、この掃除機本体３１の後面に排
気口８４があり、ここから後方へ排気風が排出されるの
で、下本体ケースの側面前部に排気口がある従来の電気
掃除機とは異なり、使用者に排気風が吹き付けにくく、
この使用者が不快感を感じることはほとんどない。

また、前述のように、排気風路４８．９７がきわめて長
くなっていることにより、騒音の低減化を図ることがで
き、静かな電気掃除機とできる。

たとえば、排気風路４８．９７に消音材を設けるような
ことも容易に可能になる。

しかも、中空状の管体９１の形状を適当に変えることに
より、より優れたマフラー効果を得ることができる。た
とえば、管体９１の断面積をこの管体９１の軸方向にお
いて交互に大きくしたり、小さくしたりすればよい。

そして、前記構成によれば、限られた掃除機本体３１内
のスペースの中で排気風路４８．９７を十分に延長する
ことができる。しかも、とくに集塵室４３で排気風路９
７を本体ケース３２．３３とは別体の管体９１により構
成したので、下本体ケース３２の成形用の金型構造が弱
くなるなどの問題をきたすこともなく、製造性かむしろ
向上する。

ところで、少なくとも紙袋５６が膨らんたとき、この紙
袋５６は、集塵室４３内の上下面の押えリブ５９゜８８
および管体９１の凹凸面９８に線接触して、支えられる
ことになる。

もし紙袋５６が集塵室４３の内面や管体９１の表面にへ
ったりと面接触したとすると、紙袋５６の通気性が悪く
なり、この紙袋５６か破裂するようなおそれもててくる
。しかしながら、前記構成によれば、管体９１の紙袋５
６側の面が凹凸面９８になっていることにより、これら
管体９１と紙袋５６との接触面積も小さいので、管体９
１により紙袋５６の濾過効率が損なわれることがない。

したがって、押えリブ５９８８による支持とあいまって
、紙袋５６の破裂も防止できる。

しかも、下本体ケース３２の方には、紙袋５６の側面を
支える押えリブを形成することが不要になる。

〔発明の効果〕 本発明によれば、つぎのような効果か得られる。

請求項１の電気掃除機では、集塵室内に、電動送風機室
との仕切壁から集塵室の周壁に沿って掃除機本体とは別
体の中空状の管体を設け、この管体の内部を電動送風機
の排気側に一端側か連通し掃除機本体の外殻部の排気口
に他端側か連通した排気風路としたので、限られた掃除
機本体内のスペースの中で排気風路を十分に長くして、
低騒音化を図ることができるとともに、とくに集塵室内
に排気風路があることにより、排気風の温度を排気風路
中で十分に低下させることができ、近くにいる人に熱い
排気風が当たって不快感を与えてしまうことを防止でき
る。また、掃除機本体とは別体の管体により排気風路を
形成したことにより、掃除機本体の成形用の金型構造が
弱くなるなどの問題をきたすことがなく、製造性が向上
する。

それに加えて、請求項２の電気掃除機では、集塵フィル
ターとしての紙袋を囲んで管体を設け、この管体に凹凸
面を形成して、この凹凸面を紙袋側に臨ませたので、管
体の表面積が大きくなることにより、排気風の冷却効果
をよりいっそう高めることかできるとともに、紙袋と管
体との接触面積が小さくなることにより、紙袋の濾過効
率の低下を防止でき、したがって、紙袋の破裂なとも防
止でき、しかも、掃除機本体では紙袋を支えるリブを一
部不要にできる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の電気掃除機の一実施例を示す平断面図
、第２図は同上縦断面図、第３図は同上集塵室部分の横
断面図、第４図は従来の電気掃除機の一例を示す平断面
図、第５図は従来の電気掃除機の他の例を示す集塵室部
分の横断面図である。 ３１・・掃除機本体、４２・・仕切壁、４３・・集塵室
、４５・・電動送風機室、５１・・内側排気口、５６・
・集塵フィルターとしての紙袋、６２・・補助集塵フィ
ルター、６３・・電動送風機、８４・・外側排気口、８
９・・吸込口、９１・・管体、９７・・前側排気風路、
９８・・凹凸面。

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）仕切壁により電動送風機室および集塵室を内部に
   区画するとともに排気口および前記集塵室に連通する吸
   込口を外殻部に設けた掃除機本体と、この掃除機本体の
   前記集塵室に吸気側を連通させて前記電動送風機室内に
   設けられた電動送風機と、前記集塵室内に設けられた集
   塵フィルターとを備え、 前記集塵室内に、前記仕切壁から集塵室の周壁に沿って
   前記掃除機本体とは別体の中空状の管体を設け、この管
   体の内部を前記電動送風機の排気側に一端側が連通し前
   記排気口に他端側が連通した排気風路としたことを特徴
   とする電気掃除機。
2. （２）集塵フィルターは、集塵室内のほぼ全体に渡って
   取付けられた紙袋からなり、 管体は、前記紙袋を囲んで設け、 前記管体に凹凸面を形成して、この凹凸面を前記紙袋側
   に臨ませたことを特徴とする請求項１記載の電気掃除機
   。