JPH0479845A - 飼料の粒状添加材 - Google Patents

飼料の粒状添加材

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JPH0479845A
JPH0479845A JP2193394A JP19339490A JPH0479845A JP H0479845 A JPH0479845 A JP H0479845A JP 2193394 A JP2193394 A JP 2193394A JP 19339490 A JP19339490 A JP 19339490A JP H0479845 A JPH0479845 A JP H0479845A
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JP
Japan
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seaweed
zeolite
feed
granular
livestock
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JP2193394A
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English (en)
Inventor
Reiichi Takebe
武部 礼一
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Hitachi Chemical Industries Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Chemical Industries Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野1 本発明は、豚や牛等の家畜の飼料に添加して食用に供し
、栄養面その他の不足を補い又は更に特別に良好な要素
を加えようとする飼料の粒状添加材に関するものである
[従来の技術] 現在、上記のような飼料の添加材として、ゼオライトの
粒体又は粉体が用いられている。上記粒体はゼオライト
塊を粉砕して作られたものである。また上記粉体は、上
記粒体を作る過程で生じたもの及び/又は特別に粉砕し
て作られたものである。
上記ゼオライトは、粒体又は粉体のいずれも家畜類、例
えば、牛、馬、豚又は鶏等の飼料に1〜3%程度を添加
混合して与えられている。
ゼオライトは、上記のような家畜類の飼料に混合して与
えられると、これらの胃腸内の有毒ガスや毒素成分及び
過剰水分を吸着して胃腸の働きを助け、下痢や軟便を解
消し、発育を促進する作用を有する。またゼオライトに
含まれるミネラル類が家畜の体質改善に資するものでも
ある。更にこれらの家畜の糞の悪臭が減少する効果も有
する。
また飼料の添加材の他の例としては海藻類の粉末がある
。海藻類は、主として褐藻類に属するカシメ、ヒジキ、
ホンダワラ、マメダワラ、アカモク、ウミトラノオ等が
用いられている。これらを2〜3InII+程度の粉末
に粉砕したものが市販されている。
その外には、例えば、ノルウェーの海岸岩礁−帯に繁茂
するアスコフィルム・ノドサムと呼ばれる海藻を粉末に
したものも市販されている。
これらの海藻類の粉末は上記家畜類の栄養の補給用とし
て飼料に1〜2%程度添加混合して用いられている。ミ
ネラル類及びアミノ酸、微量要素等の海藻特有のバラン
スの取れた栄養分を自然の形で取り入れ得るので、家畜
類の健康維持に役に立ち、品質の良い丈夫な家畜を成育
させるのに役立つものである。
[発明が解決しようとする課題] 上記のように、ゼオライトの粒体又は粉体あるいは海藻
類の粉末は家畜類にとって有用な作用を有するものであ
ることが認められている。
ところがこれらの添加材は、いずれも嗜好性が極めて悪
く飼料中に添加混合しても家畜類は、期待に反しこれら
を充分に摂取しようとしないのが実情である。
例えば、豚の飼料中に後者の海藻類の粉末を添加した場
合には、全体として飼料を摂取しなくなったり、あるい
は海藻類の粉末だけをよけて飼料を摂取してしまうとい
うような結果を得ている。勿論空腹になれば、やむを得
ず摂取するという傾向は若干認められる。成牛の場合も
ほぼ同様である。
ゼオライトの粒体又は粉体についても、これを飼料中に
添加混合した場合には、海藻類の粉末程ではないが、海
藻類についての結果とそれほど違わない結果を得ている
。即ち、嗜好性が充分でなく、家畜類に所要量の摂取を
させることは容易ではない、という結果を得ている。
従ってゼオライトの粒体又は粉末あるいは海藻類の粉末
は、家畜類に摂取させると、前記したような有用な作用
を有するものではあるが、実際には、上記のように、な
かなか家畜類に摂取され得ないので、飼料の添加材とし
ては余り意味をなさない問題がある。
本発明では、ゼオライト及び海藻類の有する有用性を確
保しつつ家畜類がこれを喜んで摂取することとなる飼料
の添加材を提供することを目的とするものである。
[課題を解決するための手段及び作用]本発明の構成の
要旨とするところは、 粉体ゼオライトと海藻類の粉末との均一な混合物に粘結
材を加えて造粒した飼料の粒状添加材である。
上記粉体ゼオライトは、できるだけ微細な粉末に粉砕し
たものを用いる。
上記海藻類は種々のそれを用いることができる。なかで
も褐藻類に属する海藻を用いるのが適当である。経済性
その他を考虜し、褐藻類中のホンダワラ等を使用するの
が適当である。その他、カシメ、ヒジキ、マメダワラ、
アカモク、ウミトラノオ等でも良い。
これらを一般に市販されている海藻の粉末程度、即ち、
2〜3mmに粉砕する。または更に微細な状態に粉砕す
る。
なお海藻類としては、ノルウェー海岸岩礁−帯に繁茂す
るアスコルフィルム・ノドサムを粉末にしたものを用い
ることもできる。この海藻から製造されたものは、「ア
ルギン ゴールド」 (商品名)という名称で販売され
ている。これは2〜3mmの粒体で提供されているので
、このまま使用するか、又は更に粉砕して微粉体にして
使用することができる。
前記粘結材としては、経済性及び家畜類に対する影響を
考膚すると、ベントナイトが適当である。勿論これに限
らすCMC等の他の粘結材も用いることができる。
各成分の割合は、様々に定め得る。
例えば、重量比で、ゼオライトは、全体の40〜80%
程度、海藻類は10〜30%程度、粘結材をベントナイ
トとする場合は、これを10〜20%程度とするのが適
当である。
より適当な例を具体的に挙げると、 ゼオライト 海4B  ベントナイト =75・15・10(重量比) である。
このような割合で上記各成分を混合し、撹拌しながらこ
れに加水し、更に混練し、得られた混線物を造粒機によ
り2〜3開の粒体に構成する。造粒機は、種々のそれを
用いることが可能である。
例えば、加圧して押し出し造粒する装置を用いることが
できる。このような押し出し造粒機を用いる場合、直径
2〜3mmのペレット状粒体に造粒するのが適当である
こうして得られた粒体を乾燥固結させて完成である。
この粒状添加材は次のようにして製造することがてきる
粉体ゼオライト、粉体海藻及び粘結材を前述した適切な
割合で混合する。この混合は適当な混合機を用いて行な
う。
更にこうして得られた混合物に水を加えて混練する。水
の量は上記混線状態を観察しながら決定するのが良い。
この混線は各成分が均一に混合されかつ加水状況が平均
化するように行なう。
なお上記粘結材としては、前記のように、ベントナイト
、CMC又はその他の害のない粘着質の材料を用いるこ
とができる。
上記粘結材は、言うまでもなく、上記混練過程で混練物
に粘着性を生しさせ、後の造粒過程での造粒を可能にす
ることを目的とするものである。
したがって造粒可能な粘着性を生じ得る最低限度の量を
用いれば良い。ベントナイトの場合には、10〜20%
(重量)で充分な粘着作用を得ることができる。CMC
の場合は1%程度で充分である。
そして上記混線過程で上記混練物は粘結材の粘着力によ
り粘着性を取得し、既述のように造粒可能になる。
次いで上記混練物を造粒機に移送し、例えば、押出し造
粒機で押出してペレット状に造粒する。
または圧縮造粒機その他の造粒機で球状その他の形状に
造粒する。粒体の形状は問わない。
その後、上記過程で得られた粒体を乾燥固結させ、次い
で粒径を揃える。
上記乾燥は適当な乾燥機を用いて行ない、粒径は適当な
整粒機を用いて揃える。
こうして得られた粒体は、ゼオライト及び海藻類の有す
る有用成分を有しており、家畜類の成育にとって良好な
作用を有する。しかもこれらの粒体は家畜類にとって充
分に良好な嗜好性を有するものとなるものである。
既述のように、ゼオライト及び海藻類は、いずれも単1
体では家畜の嗜好性が極端に悪く、充分に摂取させるこ
とが困難である。しかしこれらを混合した上で造粒した
造粒品では、家畜類の嗜好性が非常に向上し、好んで摂
取されることになるものである。海藻類に含まれる塩分
がゼオライトにより適切に調整されること及び海藻類の
匂い成分が同様にゼオライトに吸着されて適切に調整さ
れること等が家畜類の嗜好性の改善に間係しているので
はないか、と推定される。
[実施例] 微粉体のゼオライトに同様に微粉体の褐藻類の海藻類を
添加混合する。上記海藻類は、朝鮮半島南岸で採取され
たカシメ、ヒジキ、ホンダワラ、マメグワラ、アカモク
等の混合物の粉末である。
市販の上記海藻類の粉末は、2〜3mmの粒体で提供さ
れているので、更に粉砕機で微粉砕してから混合する。
また同時に微粉体のベントナイトも混合する。
上記各材料の割合は、 ゼオライト・海藻類:ベントナイト =75: 15:10 (重量比) である。
上記混合は上記三種の材料を上記の割合で混線機に装入
して行ない、混合しつつ加水し、更に混練することにな
る。
加水量は上記混線物の水分状態を観察しつつ調整する。
概ね20%程度が適切である。
上記混練機による混練の過程で粘着性を有する混線物が
得られる。引続いてこの混線物を押出し造粒機に移送し
、ここからペレット直径3mrrlのダイスを通して高
圧力で押し出して直径3mmのペレット状に造粒する。
その後得られた上記ペレット状の粒体をロータノーキル
ンで熱風乾燥し、更に上記ペレット状粒体を整粒機にか
けて直径が3mmで長さが3〜51程度の粒体に整粒す
る。
こうして固結したペレット状の粒体が得られる。このペ
レット状の粒体が飼料の粒状添加材となるものである。
[発明の効果コ 本発明によれば、ゼオライト及び海藻類の有する作用効
果を併せ持つ粒状添加材としての有用性を有し、かつ家
畜類のこれに対する嗜好性を飛躍的に向上させたもので
ある。
即ち、ゼオライト及び海藻類は、個々に与えた場合には
、有用でありながら、極めて嗜好性が悪く、なかなか家
畜類に摂取されない。それにも拘らず、本発明では、両
者を混合造粒することにより、嗜好性を向上させ、本来
それらが持つ有用な効果を得られることとしたものであ
る。
その原因を探ってみると、ゼオライトに海藻類の強い匂
い成分が吸着され、これが家畜類にとって好ましい適切
な程度に調整されること及び海藻類に含まれる塩分も同
様に吸着されて家畜にとって好ましい塩分濃度になるこ
と等が推定される。
なお上記実施例の粒状添加材について嗜好性テストをし
て見ると、次のような結果を得た。
上記実施例の粒状添加材、ゼオライト粒体、及び海藻類
の粉末をそれぞれ別個の容器に入れて同時に豚に与えた
ところ、豚は上記実施例の粒状添加材のみを摂取した。
牛の場合も同様のテストで同様の結果を得た。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、粉体ゼオライトと海藻類の粉末との均一な混合物に
    粘結材を加えて造粒した飼料の粒状添加材。 2、上記粘結材としてベントナイトを採用した請求項1
    記載の飼料の粒状添加材。 3、上記粘結材としてCMCを採用した請求項1記載の
    飼料の粒状添加材。 4、上記ゼオライトと海藻類とベントナイトとの混合割
    合を重量比で75:15:10とした請求項2記載の飼
    料の粒状添加材。 5、上記ゼオライトと海藻類とCMCとの混合割合を重
    量比で80:19:1とした請求項3記載の飼料の粒状
    添加材。 6、上記海藻類として、褐藻類に属する海藻類を採用し
    た請求項1、2、3、4又は5記載の飼料の粒状添加材
    。 7、上記造粒を、直径2〜3mmのペレット状に行なっ
    た請求項1、2、3、4、5又は6記載の飼料の粒状添
    加材。
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