JP2636406B2 - 幼動物用顆粒状飼料およびその製造法 - Google Patents

幼動物用顆粒状飼料およびその製造法

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JP2636406B2 JP1067523A JP6752389A JP2636406B2 JP 2636406 B2 JP2636406 B2 JP 2636406B2 JP 1067523 A JP1067523 A JP 1067523A JP 6752389 A JP6752389 A JP 6752389A JP 2636406 B2 JP2636406 B2 JP 2636406B2
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    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P60/00Technologies relating to agriculture, livestock or agroalimentary industries
    • Y02P60/80Food processing, e.g. use of renewable energies or variable speed drives in handling, conveying or stacking
    • Y02P60/87Re-use of by-products of food processing for fodder production

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  • Feed For Specific Animals (AREA)
  • Fodder In General (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [技術分野] 本発明は幼動物用顆粒状飼料およびその製造法に関す
る。
[従来技術] 従来、幼動物用の人工飼料は、例えば小麦粉、きな
こ、とうもろこし、脱脂粉乳、ショ糖やブドウ糖等の糖
類、魚粉、油脂等を主な原料として製造されている。こ
のような飼料を粉末状で給餌する場合は、ばさつきが生
じて摂取しにくく、そのために動物による嗜好性が劣
り、しかも給餌器に入れて与える場合には流動性が悪く
給餌面に流下してこないという欠点があった。
このため、該飼料をペレット化することが提案されて
おり、その際にはでん粉質材料、廃糖蜜、アルコール発
酵廃液乾燥物等を固形化のための結合剤として使用して
ペレットに成形しているが、成形されたペレット状飼料
は硬めであり動物の嗜好に合わないという欠点がある。
その場合に、同じような材料を使用して柔らかいペレッ
トを製造しようとすると、製造工程でのロスが多くなっ
て製品歩留りが悪くなり、しかも輸送中に砕けて粉末状
になってしまうという欠点がある。
また、柔らかい飼料を目的として水分含有を20〜50重
量%にした半湿性飼料も知られているが、輸送のための
包装、取り扱い、給餌法が複雑になる。
更に、流動性の改善、嗜好性の改良等を目的として、
顆粒の50%以上が粒径0.25mm以上で顆粒の安息角が45度
以下である子豚用顆粒状飼料も最近開発されている(特
開昭63−173545号公報)。しかしこの子豚用顆粒状飼料
では、顆粒の50%以上が粒径0.25〜0.5mmの範囲にあ
り、かつ粒径0.5mm以上の顆粒の占める割合が約36%以
下であって全体に粒径が小さく、子豚による嗜好性が充
分ではない。
したがって、以上の点から、嗜好性がより良好で、し
かも流動性に富み取り扱いの容易な飼料が求められてき
た。
[発明の内容] 本発明者等は、動物用飼料について研究を続けてき
た。その結果、幼動物に給与する飼料を従来知られてい
る顆粒状飼料よりも大きな粒径を有する顆粒状飼料にす
ると、幼動物の嗜好に合い摂取量が増し大きな体重増加
をもたらすこと、しかも該顆粒状飼料は流動性に富み取
り扱い易いことを見出した。また本発明者等は、顆粒製
造時における糖類の添加方法を工夫することによって、
従来のものよりも大きな粒径を有する顆粒状飼料を歩留
りよく製造し得ることを見出した。
したがって、本発明は上記の発見に基づいて慣性され
たものであり、粒径が0.59mm以上の顆粒の含有量が全重
量に基づいて40%以上であることを特徴とする幼動物用
顆粒状飼料である。
更に本発明はかかる特定の粒度を有する幼動物用顆粒
状飼料を、糖類と水とを予め混合して混合液を形成し、
該混合液の供給下に幼動物用飼料原料を顆粒状に造粒す
ることにより製造する方法である。
本発明の幼動物用顆粒状飼料では、粒径が0.59mm以上
の顆粒の含有量が顆粒状飼料の全重量に基づいて40%以
上であることが必要であり、それによって、本発明より
も粒径の小さい顆粒からなる飼料(例えば上記した特開
昭63−173545号公報等に記載されている顆粒状飼料)に
比べて幼動物による嗜好性が大幅に向上し、幼動物の体
重を大きく増加させることができる。
そして、上記の粒度範囲のうちでも、本発明では、特
に0.35mm未満の顆粒の含有量が少なく、更に粒径が0.59
mm以上の顆粒の含有量が多いほど幼動物による嗜好性が
良好になる。特に粒径が0.35mm以上の顆粒の含有量が約
60%以上でしかも粒径が0.59mm以上の顆粒の含有量が40
%以上であるのが望ましい。
ところで、幼動物用飼料はその配合組成から元来顆粒
状に造粒しにくく、特に0.59mm以上の粒径の大きな顆粒
を多量に含有する顆粒状飼料は従来製造が困難であっ
た。
また、幼動物による嗜好性を高めるために飼料中に通
常糖類が配合されているが、従来は糖類を直接そのまま
飼料用原料に混合することが行われてきた。
これに対して、本発明では糖類を直接飼料用原料に混
合せず、水と予め混合して混合液を形成し、この混合液
を加えながら幼動物用飼料原料を顆粒状に造粒すること
によって、造粒性が向上して、0.59mm以上の大きな粒径
の顆粒を多量に含有する顆粒状飼料を製造することを可
能にした。
本発明において、糖類と水との混合液を予め形成する
にあたっては、上白糖、グラニュー糖、三温糖、黒糖、
ザラメ、グルコース等の糖類を単独で、または液糖(例
えば糖蜜、異性化糖、水あめ等)等の他の糖類と組み合
わせて水と混合して混合液にし、それを造粒時に添加す
るのがよい。その場合に、上白糖、グルコースおよび液
糖の3者を水に溶かした液を造粒時に加えると造粒性が
高く、かつソフトな顆粒が得られる。また上白糖および
グルコースの2者を水に溶かした液を造粒時に加えると
造粒性が一層良くなり粒径が0.59mm以上の顆粒の含有量
が高い顆粒状飼料が得られる。また、本発明では必ずし
も粉末状の糖類を使用する必要はなく、場合によっては
液糖のみを使用し、これと水との混合液を造粒時に加え
るようにしてもよい。
さらに、飼料原料中に油脂類が含まれる場合には、糖
類と水との混合液を形成する際に該混合液に油脂類を予
め混合しておくようにしてもよい。
この際に、糖類と混合する水の量が多い方が造粒性が
向上し、大きな顆粒の含有量が多い顆粒状飼料が製造さ
れる傾向がある。一般に、水の量は、水を除く飼料原料
の全重量に対して、約12〜25%にするのが造粒性および
得られた顆粒状飼料の硬度等の点から望ましい。
そして、本発明の顆粒状飼料では、小麦粉、きな粉、
大豆油粕、とうもろこし粉、大麦粉、脱脂粉乳、魚粉、
糖類、ホエー、ふすま、米糠、マイロ粉、アルファルフ
ァミール、アマニ油粕、油脂類、酵母、ミネラル、ビタ
ミン、食塩、香料、アミノ酸等の従来から幼動物用飼料
において通常使用されている原料のうちの任意のもの
を、動物の種類、月令、体重等に応じて組み合わせて使
用する。
さらに、顆粒の製造時に増粘剤を添加すると増粒性が
よくなり粒径の大きな顆粒の含有量が多くなる。その場
合に、増粘剤としては特にグアガムおよびカルボキシメ
チルセルロースが粒径の大きな顆粒を形成する上で好ま
しい。
造粒に際しては、上記本発明の範囲内にある顆粒状飼
料を提供し得るものであるならば、いかなる造粒方法、
造粒装置、造粒条件も採用でき、例えば、撹拌造粒法、
流動造粒法、押出造粒法等が採用できる。そのうちでも
撹拌造粒法が、粒径が0.59mm以上の顆粒の含有量を多く
し、硬度の低い顆粒状飼料を提供し、生産性が高い等の
点から好ましい。
次に、上記で調製された顆粒状物を乾燥するが、乾燥
に際しては、顆粒同士の付着や顆粒の崩壊等が生じない
ように注意することが必要である。この点から、顆粒の
乾燥を、振動流動層乾燥機、流動乾燥機等を使用して、
顆粒を流動しながら乾燥するのがよい。また造粒と乾燥
の両方の機能を備えている装置を使用して、造粒と乾燥
を1つの装置で行ってもよい。
顆粒の乾燥は、通常約40〜120℃の温度で顆粒中の水
分量が約6〜15重量%になるまで行う。
このようにして製造された本発明の顆粒は、通常、約
5kg/cm3以下の硬度を有しているためソフトであり、幼
動物による嗜好性が高く、しかも流動性に富んでいる。
また、本発明では造粒により製造された顆粒をそのま
ま直接顆粒状飼料として使用しないで上記本発明で規定
する要件を満たすようにしながら、特定の粒径範囲にあ
る顆粒区分を分級により分取して使用してもよく、粒径
が0.35mm以上1.68mm未満の範囲にある顆粒、粒径が0.35
mm以上1.00mm未満の範囲にある顆粒、粒径が0.59mm以上
1.00mm未満の範囲にある顆粒、粒径が0.59mm以上1.68mm
未満の範囲にある顆粒、粒径が1.00mm以上1.68mm未満の
範囲にある顆粒または粒径が0.59mm以上3.36mm未満の範
囲にある顆粒を各々篩等により分級して分取し、顆粒状
飼料として使用してもよい。
そして、本発明でいう幼動物とは、例えば、豚、牛、
馬、めんよう、山羊、犬、猫、猿、ラット、マウス等の
動物の成長前の動物をいい、例えば牛の場合は通常約6
ヵ月令までの動物を、豚の場合は通常約2カ月令までの
動物をいうが、これは動物の種類や品種、個体によって
差があるから、一応の目安でありこれに限定されるもの
ではない。上記の動物のうちでも本発明の顆粒状飼料は
特に、豚、牛、犬、猫等のペット類の幼動物に適してい
る。
[発明の効果] 本発明の幼動物用顆粒状飼料は、本発明の顆粒状飼料
よりも粒径の小さいところに粒度分布のピークがある従
来の顆粒状飼料に比べて幼動物による嗜好性が極めて良
好であるため幼動物による摂取量が大幅に増え、良好な
体重増加を図ることができる。
しかも本発明の顆粒状飼料は硬度が低くて柔らかであ
り、それにも拘らず流動性に富み取り扱い易い。
更に、本発明では顆粒と水とを予め混合して形成され
た混合液を顆粒状飼料への造粒時に加えているため、粒
径が0.35mm以上、特に0.59mm以上の顆粒の含有量が多い
顆粒状飼料を効率良く製造することができる。
次に本発明を例を挙げて具体的に説明するが、本発明
はそれらの例によって限定されない。
例 1 以下の顆粒状飼料の製造工程では、顆粒状飼料中の各
成分の含有割合が、下記の第1表に示した飼料配合にな
るように行った。
[造粒A−1] 上記の第1表に示した飼料配合Aのうち、上白糖、グ
ルコース、液糖および油脂以外の材料を1時間当たり10
0kgの割合で混合機に連続的に供給して混合した後、同
じ供給割合で撹拌造粒機スーパーターボ(日清エンジニ
アリング社製)に連続的に供給した。
一方、上記の第1表に示した原料配合Aのうち上白
糖、グルコース、液糖および油脂を水(飼料配合Aに対
して外割で15重量%)とともに予め50〜60℃で混合して
液状混合物を形成し、該液状混合物を上記のスーパータ
ーボに上記第1表に示した飼料配合になるような供給量
で連続的に供給した。
スーパーターボで撹拌造粒を行った後、生成した顆粒
状物を振動流動層式乾燥機(日清エンジニアリング社
製)に導入して110℃で熱風乾燥して顆粒状飼料を得
た。
[造粒A−2、A−3およびA−4] 造粒機としてスーパーターボの代わりにシュギミキサ
ーを使用し、水を各々下記の第2表に示した割合で使用
した外は上記“造粒A−1"と同様にして顆粒状飼料を製
造した。
[造粒B−1、B−2およびB−3] 上記第1表に示した原料配合Bのうち上白糖、グルコ
ースおよび油脂を各々下記の第2表に示した割合の水と
予め混合して液状混合物を形成し、これを原料配合Bの
残り成分と同時にスーパターボに連続的に供給して造粒
を行った外は“造粒A−1"と同様にして顆粒状飼料を製
造した。
[造粒C−1、C−2およびC−3] 上記第1表に示した原料配合Cのうちグラニュー糖、
グルコースおよび油脂を各々下記の第2表に示した割合
の水と予め混合して液状混合物を形成し、これを原料配
合Cの残りの成分と同時にスーパーターボに連続的に供
給して造粒を行った外は、“造粒A−1"と同様にして顆
粒状飼料を製造した。
[造粒D−1、D−2およびD−3] 上記第1表に示した原料配合Dのうち三温糖、グルコ
ースおよび油脂を各々下記の第2表に示した割合の水と
予め混合して液状混合物を形成し、これを原料配合Dの
残りの成分と同時にスーパーターボに連続的に供給して
造粒を行った外は“造粒A−1"と同様にして顆粒状飼料
を製造した。
上記の“造粒A−1"〜“造粒D−3"で製造された顆粒
状飼料の各々を42メッシュ(目開き0.35mm)、28メッシ
ュ(目開き0.59mm)、10メッシュ(目開き1.68mm)およ
び6メッシュ(目開き3.36mm)の4種の篩で順次篩分け
して、その粒度分布を調べたところ、下記の第2表に示
すとおりであった。
また、各々の顆粒状飼料の硬度および水分含量を下記
の方法で測定した。
その結果を第2表に同時に示す。
[顆粒状飼料の硬度の測定] 内径10.5cm、深さ7.5cmのシリンダーに顆粒状飼料を
すり切りいっぱいになるまで圧をかけずに充填する。こ
れにレオメーターNRM−2005J(不動工業株式会社製)を
用いて上から5kgの荷重をかける。
5kgの荷重をかけた時に生じたシリンダー内の空間容
積A(cm3)を測定し、下記の式により硬度を求めた。
[顆粒状飼料の水分含量の測定] 顆粒状飼料を5g採取し、110℃で2時間乾燥した時の
飼料荷重(a)を測定し、下記の式により求めた。
上記第2表の結果から、水の使用量が15重量%および
20重量%のときには、10重量%の場合に比べて粒径が0.
59mm以上の顆粒の割合が多くなり、水の使用量が多いほ
うが粒径の大きな顆粒が得られることがわかる。また上
白糖およびグルコースとともに液糖を使用している“造
粒A−1"〜“造粒A−4"による顆粒状飼料が他のものに
比べて硬度が低い傾向にあること、さらには上白糖およ
グルコースを使用し液糖を用いない“造粒B−1"〜“造
粒B−3"では、粒径が1.68mm以上の顆粒の割合が特に多
く粒径の大きい顆粒状飼料が得られることがわかる。
例 2 上記の“造粒A−1"で製造された顆粒状飼料と同じ飼
料配合からなり、かつ下記の粒度分布を有する顆粒状飼
料を比較飼料1として準備した。
上記“造粒A−1"の本発明の顆粒状飼料および上記の
比較飼料1を各々別の容器に入れて、21日令の離乳した
子豚8頭(開始時平均体重5.9kg/頭)に7日間自由に摂
取させたところ、本発明の顆粒状飼料の平均摂取量は18
9g/日/頭であったのに対して比較飼料1の平均摂取量
は55g/日/頭であり、本発明の顆粒状飼料は子豚による
嗜好性が極めて高かった。
例 3 上記“造粒B−2"の顆粒状飼料を、42メッシュ(目開
き0.35mm)の篩を使用して、該篩を通過する区分(以後
「0.35mm未満区分」という)と該篩上に残る区分(以後
「0.35mm以上区分」という)に分級した。
両方の区分を各々別の容器に入れて、28日令の離乳し
た子豚6頭(開始時平均体重8.5kg/頭)に7日間自由に
摂取させたところ、本発明の顆粒状飼料に相当する「0.
35mm以上区分」の平均摂取量は180g/日/頭であったの
に対して、比較飼料に相当する「0.35m未満区分」の平
均摂取量は30g/日/頭であり子豚がほとんど食べなかっ
た。
例 4 上記の第1表に示した飼料配合Aのうち、上白糖、グ
ルコース、液糖および油脂以外の材料を1時間当たり10
0kgの割合で混合機に連続的に供給して混合した後、同
供給割合で撹拌造粒機スーパーターボに連続的に供給し
た。
一方、上記の第1表に示した飼料配合Aのうち上白
糖、グルコース、液糖および油脂を水(飼料配合Aに対
して外割で15重量%)とともに予め50〜60℃で混合して
液状混合物を形成し、該液状混合物を上記のスーパータ
ーボに上記第1表に飼料配合Aになるようにして連続的
に供給した。
スーパーターボで撹拌造粒を行った後生成した顆粒状
物を振動流動層式乾燥機に導入して110℃で熱風乾燥し
て顆粒状飼料を得た(例4−1:実施例)。
一方、上白糖、グルコース、液糖、油脂および上記と
同量の水を予め混合せず、スーパーターボに飼料配合A
の残りの成分とともに一緒に連続的に供給して、例4−
1と同様にして顆粒状飼料を製造した(例4−2:比較
例)。
上記例4−1および例4−2で製造された顆粒状飼料
の粒度分布、水分含量および硬度を例1に同様にして測
定した結果、下記の第3表に示すとおりであった。
上記第3表の結果から、糖類を予め水と混合して混合
液を形成しておき、これを残りの飼料原料に加えながら
造粒を行うと、糖類を水と予め混合せず直接他の成分に
加えて造粒を行うよりも、粒径の大きな顆粒の含有量の
多い顆粒状飼料が製造できることがわかる。
例 5 上記第1表の飼料配合Aに対して、更に増粘剤として
グアガム、α化殿粉およびカルボキシメチルセルロース
(CMC)を各々3重量部(0.3重量%)ずつ糖類混合液の
方に加え、それ以外は例1の“造粒A−1"と同様にして
顆粒状飼料を製造した。
その結果、グアガムおよびCMCを添加した場合には、
例1の“造粒A−1"で製造された顆粒状飼料に比べて0.
35mm未満の顆粒の含有量が“造粒A−1"の1/3以下にな
り、粒径の大きな顆粒の含有量が増加した。
また、α化殿粉の場合は、造粘剤を加えない“造粒A
−1"の場合と顆粒の粒度分布に殆ど差がなかった。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】粒径が0.59mm以上の顆粒の含有量が全重量
    に基づいて40%以上であることを特徴とする幼動物用顆
    粒状飼料。
  2. 【請求項2】糖類と水とを予め混合して混合液を形成
    し、該混合液の供給下に幼動物用飼料原料を顆粒状に造
    粒することを特徴とする請求項1記載の幼動物用顆粒状
    飼料の製造法。
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