JP2941585B2 - コリスチン安定化製剤 - Google Patents
コリスチン安定化製剤Info
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- starch
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- colistin
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P60/00—Technologies relating to agriculture, livestock or agroalimentary industries
- Y02P60/80—Food processing, e.g. use of renewable energies or variable speed drives in handling, conveying or stacking
- Y02P60/87—Re-use of by-products of food processing for fodder production
Landscapes
- Medicines That Contain Protein Lipid Enzymes And Other Medicines (AREA)
- Fodder In General (AREA)
- Medicinal Preparation (AREA)
Description
関する。
リスチンは発育促進、飼料効率の改善を目的として、飼
料添加物に指定され、また細菌性下痢の予防を目的とし
た動物用医薬品として広く使用されている。しかし、配
合飼料中の硫酸コリスチンの経時変化は、「飼料分析基
準注解」(社団法人 日本飼料協会 発行)にも記載さ
れているように、40℃、1ケ月後には、力価の低下が
見られ、不安定である。本発明者らは飼料中でも安定な
硫酸コリスチンの新しい製剤を検討した。
チンの水溶液にデンプンを混合、加熱、α化し、または
α化デンプンを混合し、賦形剤として更にデンプンを加
え、練合、造粒、乾燥、粉砕、篩過することにより、飼
料中でも安定性が優れた、硫酸コリスチン新製剤を発明
した。本発明に使用する硫酸コリスチンは飼料級又は精
製級の原末あるいはこの溶液で、デンプン又はα化デン
プンはコーンスターチ、その他の穀物、あるいはイモ類
のデンプンを含有する粉末で、灰分含量が少ないものが
好ましいが、特に品質上の問題はない。
ン、精製級、原末重量1重量部に対して0.2〜2重量
部であり、賦形剤デンプンは0.5〜5重量部である。
好ましくは硫酸コリスチン1重量部に対し、α化デンプ
ン0.1〜3重量部、デンプン、ダイズミール又はデン
プンとダイズミールの混合物1〜2重量部であることが
好ましい。本発明の製剤の粒度は350〜500μmが
好ましいが、歩留り等の経済性を考慮し、この範囲外で
もよい。一応の目安として200〜800μmが適当で
ある。
で加熱するか、又はコーンスターチ、その他の穀物、あ
るいはイモ類のデンプンを含有する粉末で、灰分が少な
いものが好ましいが、特に品質上の制限はない。硫酸コ
リスチンと上記α化デンプンを練合させ、真空乾燥機を
用いて水分10%以内に乾燥する。好ましくは5〜9%
の範囲まで乾燥する。乾燥された粉末を粉砕し、篩によ
り、粒子径約200〜800μmとする。この粉末に脱
脂米ぬかなどを加える。
デンプンそのものの他に、他の添加物を配合することが
できる。以下に本発明を実施例に基づいて説明するが、
これは本発明の範囲を限定するものではない。
ながら95℃まで加熱する。この操作によって、デンプ
ンはα化する。 (b) (a)のα化デンプン120gに硫酸コリスチ
ン(明治製菓製)100gを加え十分均質になるまで溶
解させペースト状態にする。 (c) (b)にデンプン200gを加えよく練合す
る。 (d) (c)によって得た混合物を適当な大きさに千
切り、真空乾燥機を用い水分5〜9%の範囲まで乾燥す
る。 (e) 乾燥した混合物を粉砕機にかけ、篩により粒子
径約250μm〜300μmの範囲のものを試験品とし
て取得する。 (f) (e)の試製造品の力価を測定し脱脂米ぬかを
必要量加え、硫酸コリスチン濃度10%となるように希
釈する。
本配合飼料社製)に混合し硫酸コリスチン40ppm濃
度としたもの(マッシュと呼称する)とその混合品を上
田式ペレット機により径3mm長さ2〜4mmの円筒状圧縮
成型したもの(ペレットと呼称する)の2種を試料とし
て調製する。 (b) (a)の試料をそれぞれポリエチレン袋に10
0g入れヒートシーラーにて溶着する。更に三層クラフ
ト袋に収め荷造り用テープにて封印する。 (c) (b)の処置を施した試料を40℃75%RH
の条件下で保管し、2乃至4週間の力価を生物検定法又
はHPLCにより測定し、経時変化を知る。抽出法は、
公定法に準拠して実施した。抽出用試料の採取は20g
とし、1試料2検体の採取を実施し測定n=2となり、
データ数値4個の平均をもって判定データとした。
シュ・ペレット化した。現行製剤は、硫酸コリスチン
(明治製菓社製)を脱脂米ぬか基材にして流動層造粒
し、約40%の硫酸コリスチン濃度に調製した後、脱脂
米ぬかで、10%濃度まで希釈したものである。
した。 (1)試験結果 (a)マッシュ 1W 残存率 2W 残存率 3W 残存率 4W 残存率 試験試料 101.3% 103.3% 102.7% 97.3% 比較試料 101.1% 103.6% 98.8% 95.4% (b)ペレット 1W 残存率 2W 残存率 3W 残存率 4W 残存率 試験試料 93.2% 88.9% 84.1% 77.5% 比較試料 72.7% 70.9% 60.0% 54.5%
(明治製菓社製)100gを加え十分均質になるまで溶
解させペースト状態にする。 (c)■(b)にデンプン200gを加えよく練合す
る。 (d) (c)によって得た混合物を適当な大きさに千
切り、真空乾燥機を用い水分5〜9%の範囲まで乾燥す
る。 (e) 乾燥した混合物を粉砕機にかけ、篩により粒子
径約250μm〜300μmの範囲のものを試験品とし
て取得する。 (f) (e)の試製造品の力価を測定し脱脂米ぬかを
必要量加え、硫酸コリスチン濃度10%となるように希
釈する。
配合飼料社製)に混合し硫酸コリスチン40ppm濃度
としたもの(マッシュと呼称する)とその混合品を上田
式ペレット機により径3mm長さ2〜4mmの円筒状圧縮成
型したもの(ペレットと呼称する)の2種を試料として
調製する。
レン袋に100g入れヒートシーラーにて溶着する。更
に三層クラフト袋に収め荷造り用テープにて封印する。 (c) (c)の処置を施した試料を40℃75%RH
の条件下で保管し、2乃至4週間の力価を生物検定法又
はHPLCにより測定し、経時変化を知る。抽出法は、
公定法に準拠して実施した。抽出用試料の採取は20g
とし、1試料2検体の採取を実施し測定n=2となり、
データ数値4個の平均をもって判定データとした。
シュ・ペレット化した。現行製剤は、硫酸コリスチン
(明治製菓社製)を脱脂米ぬか基材にして流動層造粒
し、約40%の硫酸コリスチン濃度に調製した後、脱脂
米ぬかで、10%濃度まで希釈したものである。
試験を短縮試験で実施した。 (1)試験データ(3ロット平均) (a)マッシュ 1W 残存率 2W 残存率 澱粉α化試験試料 98% 105% α化澱粉試験試料 102% 97% 比較試料 97% 97% (b)ペレット 1W残存率 2W 残存率 澱粉α化試験試料 90% 84% α化澱粉試験試料 87% 77% 比較試料 73% 60%
実施例。 (1)本発明品の製造法 (a) α化デンプンの配合量を任意に変更する。 (b) (a)のα化澱粉に硫酸コリスチン(明治製菓
社製)100gを加え十分均質になるまで溶解させペー
スト状態にする。 (c) (a)に応じてデンプン量を増減する。 〔硫酸コリスチン100gに対するα化デンプンの配合
変更〕 (d) (c)によって得た混合物を適当な大きさに千
切り、真空乾燥機を用い水分5〜9%の範囲まで乾燥す
る。
篩により粒子径約300μm〜500μmの範囲のもの
を試験品として取得する。 (f) (e)の試製造品の力価を測定し脱脂米ぬかを
必要量加え、硫酸コリスチン濃度10%となるように希
釈する。
本配合飼料製)に混合し硫酸コリスチン40ppm濃度
としたもの(マッシュと呼称する)とその混合品を上田
式ペレット機により径3mm長さ2〜4mmの円筒状圧縮成
型したもの(ペレットと呼称する)の2種を試料として
調製する。 (b) (a)の試料をそれぞれポリエチレン袋に10
0g入れヒートシーラーにて溶着する。更に三層クラフ
ト袋に収め荷造り用テープにて封印する。
℃75%RHの条件下で保管し、2乃至4週間の力価を
生物検定法又はHPLCにより測定し、経時変化を知
る。抽出法は、公定法に準拠して実施した。抽出用試料
の採取は20gとし、1試料2検体の採取を実施し測定
n=2となり、データ数値4個の平均をもって判定デー
タとした。 α化澱粉 20g α化澱粉 50g α化澱粉 100g α化澱粉200g 硫酸コリスチン 100g 100g 100g 100g デンプン 200g 150g 100g −
シュ・ペレット化した。現行製剤は、硫酸コリスチン
(明治製菓製)を脱脂米ぬか基材にして流動層造粒し、
約40%の硫酸コリスチン濃度に調製した後、脱脂米ぬ
かで、10%濃度まで希釈したものである。
と安定性の関係を求めた。 (1)試験品の製造法 (a) デンプン20gに水100gを加え、良く攪拌
しながら95℃まで加熱する。この操作によって、デン
プンはα化する。 (b) (a)のα化デンプン120gに硫酸コリスチ
ン(明治製菓社製)100gを加え十分均質になるまで
溶解させペースト状態にする。 (c) (b)にデンプン200gを加えよく練合す
る。 (d) (c)によって得た混合物を適当な大きさに千
切り、真空乾燥機を用い水分5〜9%の範囲まで乾燥す
る。 (e)乾燥した混合物を粉砕機にかけ、篩により粒子径
を下記の区分の範囲で取得したものを試験品として供す
る。
してダイズミールを使用した事例に良好な結果がみら
れ、継続試験を実施した。 (1)本発明品の調製例 (a)α化澱粉20g を水100gに溶解する。 (b) (a)のα化澱粉120gに硫酸コリスチン (明治
製菓社製)100g を加え十分な均質になるまで溶解させペ
ースト状態にする。 (c) (b)に澱粉・CMC・ダイズミールを下記配
合により添加、練合した。試料名 硫酸コリスチン α化澱粉 澱粉 CMC ダイズミール 試験試料1 100g 20g 160g 20g − 試験試料2 100g 20g 80g 20g 80g 試験試料3 100g 20g 90g − 90g 試験試料4 100g 20g − − 180g 比較試料1 100g 20g 180g − − 比較試料2 100g ※20g 180g ※澱粉の自社α化使用
な大きさに千切り、真空乾燥機を用い水分5 〜9 %の範
囲まで乾燥する。 (f) 乾燥した混合物を粉砕機にかけ、篩により粒子
径約250 μm 〜300 μm の範囲 のものを試験品として
取得する。 (g) (f)の試製造品の力価を測定し脱脂米ぬかを
必要量加え、硫酸コリスチン濃度10%となるように希釈
する。
配合飼料製)に混合し、硫酸コリスチン40ppm 濃度とし
たもの (マッシュと呼称する) とその混合品を上田式ペ
レット機により径3mm 長さ2 〜4mm の円筒状圧縮成型し
たもの (ペレットと呼称する) の2 種を試料として調製
する。 (b)(a)の試料をそれぞれポリエチレン袋に100g入
れヒートシーラーにて溶着する。 更に三層クラフト袋
に収め荷造り用テープにて封印する。 (c)(b)の処置を施した試料を40℃、75%RHの条
件下で保管し、2 週間の力価を生物検定法又はHPLC
により測定し、経時変化を知る。抽出法は、公定法に準
拠して実施した。
飼料中で安定であり、特にペレット飼料中で安定性が優
れている特徴がある。
Claims (4)
- 【請求項1】硫酸コリスチン1重量部に対し、α化デン
プン0.1〜3重量部、デンプン、ダイズミール又はデ
ンプンとダイズミールの混合物0.5〜5.0重量部を
含み、これらの混合物を水分12%以内に乾燥、固化、
粉砕し、粒子径200μm〜800μmの範囲の粒子と
し、必要に応じて圧縮成型することを特徴とするコリス
チン安定化製剤。 - 【請求項2】硫酸コリスチン1重量部に対し、α化デン
プン0.2〜2重量部、デンプン、ダイズミール又はデ
ンプンとダイズミールの混合物1〜2重量部であること
を特徴とする請求項1記載のコリスチン安定化製剤。 - 【請求項3】水分を10%以内にすることを特徴とする
コリスチン安定化製剤。 - 【請求項4】粒子径を350〜500μmの範囲の粒子
とすることを特徴とするコリスチン安定化製剤。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4344085A JP2941585B2 (ja) | 1992-12-24 | 1992-12-24 | コリスチン安定化製剤 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4344085A JP2941585B2 (ja) | 1992-12-24 | 1992-12-24 | コリスチン安定化製剤 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06189691A JPH06189691A (ja) | 1994-07-12 |
JP2941585B2 true JP2941585B2 (ja) | 1999-08-25 |
Family
ID=18366538
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4344085A Expired - Lifetime JP2941585B2 (ja) | 1992-12-24 | 1992-12-24 | コリスチン安定化製剤 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2941585B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0804088B1 (en) * | 1994-06-29 | 2000-10-25 | Meiji Seika Kaisha Ltd. | Stabilized composition comprising colistin sulfate |
EP1238673A4 (en) * | 1999-12-14 | 2005-03-09 | Asahi Kasei Pharma Corp | GRANULES OF SULFATE OF COLISTINE |
JP2001278806A (ja) * | 2000-03-31 | 2001-10-10 | Kaken Pharmaceut Co Ltd | 硫酸コリスチン安定化製剤 |
EP2218336A1 (en) | 2009-01-30 | 2010-08-18 | Andersen S.A. | Process for the preparation of colistin medicated feeds and feeds obtainable by said process |
-
1992
- 1992-12-24 JP JP4344085A patent/JP2941585B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH06189691A (ja) | 1994-07-12 |
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