JP2941585B2 - コリスチン安定化製剤 - Google Patents

コリスチン安定化製剤

Info

Publication number
JP2941585B2
JP2941585B2 JP4344085A JP34408592A JP2941585B2 JP 2941585 B2 JP2941585 B2 JP 2941585B2 JP 4344085 A JP4344085 A JP 4344085A JP 34408592 A JP34408592 A JP 34408592A JP 2941585 B2 JP2941585 B2 JP 2941585B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
starch
sample
colistin
test
residual rate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP4344085A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH06189691A (ja
Inventor
敏行 中田
登 高岡
真基 飯塚
善明 岡部
統晴 木下
良男 小松
敏秋 永里
光男 岸
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Meiji Seika Kaisha Ltd
Original Assignee
Meiji Seika Kaisha Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Meiji Seika Kaisha Ltd filed Critical Meiji Seika Kaisha Ltd
Priority to JP4344085A priority Critical patent/JP2941585B2/ja
Publication of JPH06189691A publication Critical patent/JPH06189691A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2941585B2 publication Critical patent/JP2941585B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P60/00Technologies relating to agriculture, livestock or agroalimentary industries
    • Y02P60/80Food processing, e.g. use of renewable energies or variable speed drives in handling, conveying or stacking
    • Y02P60/87Re-use of by-products of food processing for fodder production

Landscapes

  • Medicines That Contain Protein Lipid Enzymes And Other Medicines (AREA)
  • Fodder In General (AREA)
  • Medicinal Preparation (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はコリスチン安定化製剤に
関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】硫酸コ
リスチンは発育促進、飼料効率の改善を目的として、飼
料添加物に指定され、また細菌性下痢の予防を目的とし
た動物用医薬品として広く使用されている。しかし、配
合飼料中の硫酸コリスチンの経時変化は、「飼料分析基
準注解」(社団法人 日本飼料協会 発行)にも記載さ
れているように、40℃、1ケ月後には、力価の低下が
見られ、不安定である。本発明者らは飼料中でも安定な
硫酸コリスチンの新しい製剤を検討した。
【0003】
【課題を解決するための手段】本発明者らは硫酸コリス
チンの水溶液にデンプンを混合、加熱、α化し、または
α化デンプンを混合し、賦形剤として更にデンプンを加
え、練合、造粒、乾燥、粉砕、篩過することにより、飼
料中でも安定性が優れた、硫酸コリスチン新製剤を発明
した。本発明に使用する硫酸コリスチンは飼料級又は精
製級の原末あるいはこの溶液で、デンプン又はα化デン
プンはコーンスターチ、その他の穀物、あるいはイモ類
のデンプンを含有する粉末で、灰分含量が少ないものが
好ましいが、特に品質上の問題はない。
【0004】α化デンプンの混合割合は、硫酸コリスチ
ン、精製級、原末重量1重量部に対して0.2〜2重量
部であり、賦形剤デンプンは0.5〜5重量部である。
好ましくは硫酸コリスチン1重量部に対し、α化デンプ
ン0.1〜3重量部、デンプン、ダイズミール又はデン
プンとダイズミールの混合物1〜2重量部であることが
好ましい。本発明の製剤の粒度は350〜500μmが
好ましいが、歩留り等の経済性を考慮し、この範囲外で
もよい。一応の目安として200〜800μmが適当で
ある。
【0005】α化デンプンは、デンプンを95℃近くま
で加熱するか、又はコーンスターチ、その他の穀物、あ
るいはイモ類のデンプンを含有する粉末で、灰分が少な
いものが好ましいが、特に品質上の制限はない。硫酸コ
リスチンと上記α化デンプンを練合させ、真空乾燥機を
用いて水分10%以内に乾燥する。好ましくは5〜9%
の範囲まで乾燥する。乾燥された粉末を粉砕し、篩によ
り、粒子径約200〜800μmとする。この粉末に脱
脂米ぬかなどを加える。
【0006】本発明の組成物の中には硫酸コリスチン、
デンプンそのものの他に、他の添加物を配合することが
できる。以下に本発明を実施例に基づいて説明するが、
これは本発明の範囲を限定するものではない。
【0007】
【実施例】
実施例1 (1)本発明にかかわる飼料の調製 (a)デンプン20gに水100gを加え、良く攪拌し
ながら95℃まで加熱する。この操作によって、デンプ
ンはα化する。 (b) (a)のα化デンプン120gに硫酸コリスチ
ン(明治製菓製)100gを加え十分均質になるまで溶
解させペースト状態にする。 (c) (b)にデンプン200gを加えよく練合す
る。 (d) (c)によって得た混合物を適当な大きさに千
切り、真空乾燥機を用い水分5〜9%の範囲まで乾燥す
る。 (e) 乾燥した混合物を粉砕機にかけ、篩により粒子
径約250μm〜300μmの範囲のものを試験品とし
て取得する。 (f) (e)の試製造品の力価を測定し脱脂米ぬかを
必要量加え、硫酸コリスチン濃度10%となるように希
釈する。
【0008】(2)評価試験の方法 (a) (1)で得た試験品を豚SD人工乳後期用(日
本配合飼料社製)に混合し硫酸コリスチン40ppm濃
度としたもの(マッシュと呼称する)とその混合品を上
田式ペレット機により径3mm長さ2〜4mmの円筒状圧縮
成型したもの(ペレットと呼称する)の2種を試料とし
て調製する。 (b) (a)の試料をそれぞれポリエチレン袋に10
0g入れヒートシーラーにて溶着する。更に三層クラフ
ト袋に収め荷造り用テープにて封印する。 (c) (b)の処置を施した試料を40℃75%RH
の条件下で保管し、2乃至4週間の力価を生物検定法又
はHPLCにより測定し、経時変化を知る。抽出法は、
公定法に準拠して実施した。抽出用試料の採取は20g
とし、1試料2検体の採取を実施し測定n=2となり、
データ数値4個の平均をもって判定データとした。
【0009】(3)比較試料調製 比較試料(control )は、当社製現行製剤を用い、マッ
シュ・ペレット化した。現行製剤は、硫酸コリスチン
(明治製菓社製)を脱脂米ぬか基材にして流動層造粒
し、約40%の硫酸コリスチン濃度に調製した後、脱脂
米ぬかで、10%濃度まで希釈したものである。
【0010】 4)試験結果 (a)マッシュ 1W 残存率 2W 残存率 3W 残存率 4W 残存率 試験試料 102.3% 106.9% 98.3% 97.3% 比較試料 101.1% 105.6% 100.0% 96.7% (b)ペレット 1W 残存率 2W 残存率 3W 残存率 4W 残存率 試験試料 83.8% 81.4% 74.1% 78.2% 比較試料 69.8% 64.4% 52.8% 50.2%
【0011】実施例2 実施例1の繰り返し試験を実施
した。 (1)試験結果 (a)マッシュ 1W 残存率 2W 残存率 3W 残存率 4W 残存率 試験試料 101.3% 103.3% 102.7% 97.3% 比較試料 101.1% 103.6% 98.8% 95.4% (b)ペレット 1W 残存率 2W 残存率 3W 残存率 4W 残存率 試験試料 93.2% 88.9% 84.1% 77.5% 比較試料 72.7% 70.9% 60.0% 54.5%
【0012】実施例3 (1)本発明にかかわる飼料の調製 (a) α化澱粉20gを水100gに溶解する。 (b) (a)のα化澱粉120gに硫酸コリスチン
(明治製菓社製)100gを加え十分均質になるまで溶
解させペースト状態にする。 (c)■(b)にデンプン200gを加えよく練合す
る。 (d) (c)によって得た混合物を適当な大きさに千
切り、真空乾燥機を用い水分5〜9%の範囲まで乾燥す
る。 (e) 乾燥した混合物を粉砕機にかけ、篩により粒子
径約250μm〜300μmの範囲のものを試験品とし
て取得する。 (f) (e)の試製造品の力価を測定し脱脂米ぬかを
必要量加え、硫酸コリスチン濃度10%となるように希
釈する。
【0013】(2)評価試験の方法 (a)(1)で得た試験品を豚SD人工乳後期用(日本
配合飼料社製)に混合し硫酸コリスチン40ppm濃度
としたもの(マッシュと呼称する)とその混合品を上田
式ペレット機により径3mm長さ2〜4mmの円筒状圧縮成
型したもの(ペレットと呼称する)の2種を試料として
調製する。
【0014】(b) (a)の試料をそれぞれポリエチ
レン袋に100g入れヒートシーラーにて溶着する。更
に三層クラフト袋に収め荷造り用テープにて封印する。 (c) (c)の処置を施した試料を40℃75%RH
の条件下で保管し、2乃至4週間の力価を生物検定法又
はHPLCにより測定し、経時変化を知る。抽出法は、
公定法に準拠して実施した。抽出用試料の採取は20g
とし、1試料2検体の採取を実施し測定n=2となり、
データ数値4個の平均をもって判定データとした。
【0015】(3)比較試料調製 比較試料(control )は、当社製現行製剤を用い、マッ
シュ・ペレット化した。現行製剤は、硫酸コリスチン
(明治製菓社製)を脱脂米ぬか基材にして流動層造粒
し、約40%の硫酸コリスチン濃度に調製した後、脱脂
米ぬかで、10%濃度まで希釈したものである。
【0016】 (4)試験結果 (a)マッシュ 1W 残存率 2W 残存率 3W 残存率 4W 残存率 試験試料 99.2% 101.7% 100.3% 98.3% 比較試料 98.9% 102.6% 97.3% 98.1% (b)ペレット 1W 残存率 2W 残存率 3W 残存率 4W 残存率 試験試料 94.4% 80.3% 75.9% 76.9% 比較試料 73.7% 52.4% 53.8% 48.5%
【0017】実施例4 デンプンのα化使用製剤、α化澱粉使用製剤の平行比較
試験を短縮試験で実施した。 (1)試験データ(3ロット平均) (a)マッシュ 1W 残存率 2W 残存率 澱粉α化試験試料 98% 105% α化澱粉試験試料 102% 97% 比較試料 97% 97% (b)ペレット 1W残存率 2W 残存率 澱粉α化試験試料 90% 84% α化澱粉試験試料 87% 77% 比較試料 73% 60%
【0018】実施例5 α化デンプンの配合割合試験の
実施例。 (1)本発明品の製造法 (a) α化デンプンの配合量を任意に変更する。 (b) (a)のα化澱粉に硫酸コリスチン(明治製菓
社製)100gを加え十分均質になるまで溶解させペー
スト状態にする。 (c) (a)に応じてデンプン量を増減する。 〔硫酸コリスチン100gに対するα化デンプンの配合
変更〕 (d) (c)によって得た混合物を適当な大きさに千
切り、真空乾燥機を用い水分5〜9%の範囲まで乾燥す
る。
【0019】(e) 乾燥した混合物を粉砕機にかけ、
篩により粒子径約300μm〜500μmの範囲のもの
を試験品として取得する。 (f) (e)の試製造品の力価を測定し脱脂米ぬかを
必要量加え、硫酸コリスチン濃度10%となるように希
釈する。
【0020】(2)評価試験の方法 (a) (1)で得た試験品を豚SD人工乳後期用(日
本配合飼料製)に混合し硫酸コリスチン40ppm濃度
としたもの(マッシュと呼称する)とその混合品を上田
式ペレット機により径3mm長さ2〜4mmの円筒状圧縮成
型したもの(ペレットと呼称する)の2種を試料として
調製する。 (b) (a)の試料をそれぞれポリエチレン袋に10
0g入れヒートシーラーにて溶着する。更に三層クラフ
ト袋に収め荷造り用テープにて封印する。
【0021】(c) (b)の処置を施した試料を40
℃75%RHの条件下で保管し、2乃至4週間の力価を
生物検定法又はHPLCにより測定し、経時変化を知
る。抽出法は、公定法に準拠して実施した。抽出用試料
の採取は20gとし、1試料2検体の採取を実施し測定
n=2となり、データ数値4個の平均をもって判定デー
タとした。 α化澱粉 20g α化澱粉 50g α化澱粉 100g α化澱粉200g 硫酸コリスチン 100g 100g 100g 100g デンプン 200g 150g 100g −
【0022】(3)比較試料調製 比較試料(control )は、当社製現行製剤を用い、マッ
シュ・ペレット化した。現行製剤は、硫酸コリスチン
(明治製菓製)を脱脂米ぬか基材にして流動層造粒し、
約40%の硫酸コリスチン濃度に調製した後、脱脂米ぬ
かで、10%濃度まで希釈したものである。
【0023】 (4)試験結果 試 験 区・配合比α澱粉:主剤:澱粉 1W 残存率 2W 残存率 α化澱粉 20g 1:5:10 89.3% 84.8% α化澱粉 50g 5:10:17 90.7% 83.9% α化澱粉100g 5: 5: 6 86.7% 80.3% α化澱粉200g 2: 1: − 79.4% 65.4% 比較試料 67.9% 53.8%
【0024】実施例6 実施例1の方法で調製した製剤を粒度調製し、粒度分布
と安定性の関係を求めた。 (1)試験品の製造法 (a) デンプン20gに水100gを加え、良く攪拌
しながら95℃まで加熱する。この操作によって、デン
プンはα化する。 (b) (a)のα化デンプン120gに硫酸コリスチ
ン(明治製菓社製)100gを加え十分均質になるまで
溶解させペースト状態にする。 (c) (b)にデンプン200gを加えよく練合す
る。 (d) (c)によって得た混合物を適当な大きさに千
切り、真空乾燥機を用い水分5〜9%の範囲まで乾燥す
る。 (e)乾燥した混合物を粉砕機にかけ、篩により粒子径
を下記の区分の範囲で取得したものを試験品として供す
る。
【0025】 (2)試験結果 (A) (B) 粒子径 粒子径 300 μm〜500 μm 500 μm〜710 μm 150 μm〜300 μm 355 μm〜500 μm 比較試料 300 μm〜355 μm 150 μm〜500 μm 250 μm〜300 μm 250 μm〜710 μm 300 μm〜500 μm
【0026】 (A) 粒子径 1W 残存率 2w 残存率 メッシュ 300 μm〜500 μm 98.8% 84.4% 30pass 50on 150 μm〜300 μm 80.3% 61.2% 50pass100pn 比較試料 150 μm〜500 μm 72.4% 48.5% 30pass100on
【0027】 (B) 粒子径 1W 残存率 2w 残存率 メッシュ 500 μm〜710 μm 92.8% 80.5% 22pass 30on 355 μm〜500 μm 93.5% 83.9% 30pass 42pn 300 μm〜355 μm 93.5% 81.2% 42pass 50on 250 μm〜300 μm 94.4% 83.4% 50pass 60on 250 μm〜710 μm 93.9% 83.1% 22pass 60on 300 μm〜500 μm 83.3% 83.0% 30pass 50on 比較試料 250 μm〜500 μm 75.7% 65.4% 30pass 60on
【0028】実施例7 ダイズミール使用例 α化澱粉使用例中、CMC配合系において澱粉の代替と
してダイズミールを使用した事例に良好な結果がみら
れ、継続試験を実施した。 (1)本発明品の調製例 (a)α化澱粉20g を水100gに溶解する。 (b) (a)のα化澱粉120gに硫酸コリスチン (明治
製菓社製)100g を加え十分な均質になるまで溶解させペ
ースト状態にする。 (c) (b)に澱粉・CMC・ダイズミールを下記配
合により添加、練合した。試料名 硫酸コリスチン α化澱粉 澱粉 CMC ダイズミール 試験試料1 100g 20g 160g 20g − 試験試料2 100g 20g 80g 20g 80g 試験試料3 100g 20g 90g − 90g 試験試料4 100g 20g − − 180g 比較試料1 100g 20g 180g − − 比較試料2 100g ※20g 180g ※澱粉の自社α化使用
【0029】(e) (c)によって得た混合物を適当
な大きさに千切り、真空乾燥機を用い水分5 〜9 %の範
囲まで乾燥する。 (f) 乾燥した混合物を粉砕機にかけ、篩により粒子
径約250 μm 〜300 μm の範囲 のものを試験品として
取得する。 (g) (f)の試製造品の力価を測定し脱脂米ぬかを
必要量加え、硫酸コリスチン濃度10%となるように希釈
する。
【0030】(2)評価試験の方法 (a)(1)で得た試験品を豚SD人工乳後期用(日本
配合飼料製)に混合し、硫酸コリスチン40ppm 濃度とし
たもの (マッシュと呼称する) とその混合品を上田式ペ
レット機により径3mm 長さ2 〜4mm の円筒状圧縮成型し
たもの (ペレットと呼称する) の2 種を試料として調製
する。 (b)(a)の試料をそれぞれポリエチレン袋に100g入
れヒートシーラーにて溶着する。 更に三層クラフト袋
に収め荷造り用テープにて封印する。 (c)(b)の処置を施した試料を40℃、75%RHの条
件下で保管し、2 週間の力価を生物検定法又はHPLC
により測定し、経時変化を知る。抽出法は、公定法に準
拠して実施した。
【0031】 (3)試験結果 (a) 安定性比較試験 1W 残存率 2W 残存率 試験試料1 85.2% 71.2% CMC入りα化澱粉 試験試料2 92.8% 75.1% 使用 試験試料3 95.3% 77.0% α化澱粉使用 試験試料4 92.8% 79.5% 比較試料1 91.9% 73.0% 比較試料2 89.8% 82.8% 澱粉自社α化
【0032】 (b) 澱粉使用製剤とダイズミール使用製剤の製造時性状比較 コーンスターチ ダイズミール 練合 粘りあり、付着ややあり。 強い粘り、固くなる。付着あり。 脱水効果あり。 造粒 柔らかい、風乾で粘りの持続性が 固く、風乾による乾燥性は、コ 長い。熱を持つと再度、軟化する。ーンスターチに比較すると良い。 粒状 固い製剤となる。 かなり固い製剤となる。
【0033】
【発明の効果】従来の製剤に比し、本発明の製剤は配合
飼料中で安定であり、特にペレット飼料中で安定性が優
れている特徴がある。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI A61K 47/06 A61K 9/14 M 47/36 B 37/02 ADZ AFF (72)発明者 木下 統晴 東京都中央区京橋2丁目4番16号 明治 製菓株式会社内 (72)発明者 小松 良男 東京都中央区京橋2丁目4番16号 明治 製菓株式会社内 (72)発明者 永里 敏秋 東京都中央区京橋2丁目4番16号 明治 製菓株式会社内 (72)発明者 岸 光男 広島県広島市佐伯区五日市駅前1−8− 8 明治製菓株式会社 広島工場内 審査官 長井 啓子 (56)参考文献 特開 平5−3759(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) A23K 1/17 A61K 9/14 A61K 38/00 A61K 47/06 A61K 47/36

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】硫酸コリスチン1重量部に対し、α化デン
    プン0.1〜3重量部、デンプン、ダイズミール又はデ
    ンプンとダイズミールの混合物0.5〜5.0重量部を
    含み、これらの混合物を水分12%以内に乾燥、固化、
    粉砕し、粒子径200μm〜800μmの範囲の粒子と
    し、必要に応じて圧縮成型することを特徴とするコリス
    チン安定化製剤。
  2. 【請求項2】硫酸コリスチン1重量部に対し、α化デン
    プン0.2〜2重量部、デンプン、ダイズミール又はデ
    ンプンとダイズミールの混合物1〜2重量部であること
    を特徴とする請求項1記載のコリスチン安定化製剤。
  3. 【請求項3】水分を10%以内にすることを特徴とする
    コリスチン安定化製剤。
  4. 【請求項4】粒子径を350〜500μmの範囲の粒子
    とすることを特徴とするコリスチン安定化製剤。
JP4344085A 1992-12-24 1992-12-24 コリスチン安定化製剤 Expired - Lifetime JP2941585B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4344085A JP2941585B2 (ja) 1992-12-24 1992-12-24 コリスチン安定化製剤

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4344085A JP2941585B2 (ja) 1992-12-24 1992-12-24 コリスチン安定化製剤

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH06189691A JPH06189691A (ja) 1994-07-12
JP2941585B2 true JP2941585B2 (ja) 1999-08-25

Family

ID=18366538

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4344085A Expired - Lifetime JP2941585B2 (ja) 1992-12-24 1992-12-24 コリスチン安定化製剤

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2941585B2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0804088B1 (en) * 1994-06-29 2000-10-25 Meiji Seika Kaisha Ltd. Stabilized composition comprising colistin sulfate
EP1238673A4 (en) * 1999-12-14 2005-03-09 Asahi Kasei Pharma Corp GRANULES OF SULFATE OF COLISTINE
JP2001278806A (ja) * 2000-03-31 2001-10-10 Kaken Pharmaceut Co Ltd 硫酸コリスチン安定化製剤
EP2218336A1 (en) 2009-01-30 2010-08-18 Andersen S.A. Process for the preparation of colistin medicated feeds and feeds obtainable by said process

Also Published As

Publication number Publication date
JPH06189691A (ja) 1994-07-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0823439B1 (en) Improvements in or relating to agglomeration of starch
US4212890A (en) Manufacture of pellets from feed meals
WO1992016114A1 (en) Animal feed containing molasses, bentonite and zeolite
JP2941585B2 (ja) コリスチン安定化製剤
US4187322A (en) Powder compositions containing vitamin C active component
EP0060680B1 (en) Process for formulating a medicated animal feed premix
JP3345652B2 (ja) 硫酸コリスチンを含有してなる安定化された組成物
CN108936033A (zh) 一种宠物兔美毛膨化粮及其制备方法
JP3105066B2 (ja) 粒状有機質肥料組成物
JP3913373B2 (ja) 固形飼料用粘結剤
JPH0479845A (ja) 飼料の粒状添加材
CN1090459C (zh) 含有硫酸粘菌素的稳定组合物
JP3835630B2 (ja) 固形飼料用粘結剤
JP2636406B2 (ja) 幼動物用顆粒状飼料およびその製造法
KR102371578B1 (ko) 사료 바인더용 조성물, 및 이를 포함하는 동물 사료용 조성물
JP2917657B2 (ja) 粒状有機質肥料組成物
JPH053759A (ja) 飼料添加物用コリスチン製剤
JPS5835066B2 (ja) 粒状ミネラル混合飼料
JP3226937B2 (ja) 粒状肥料の造粒方法
JPH02249460A (ja) 幼動物用顆粒状飼料
JPS596845A (ja) 籾殻による粗飼料ペレツトの製造方法
JPS62248459A (ja) ペレツト伏ミネラル混合飼料
JPS62232342A (ja) 粒状ミネラル混合飼料
JPS62278952A (ja) 養魚用飼料
CN108244351A (zh) 一种降低颗粒饲料含粉率的方法

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080618

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090618

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100618

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100618

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110618

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110618

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120618

Year of fee payment: 13

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120618

Year of fee payment: 13

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130618

Year of fee payment: 14

EXPY Cancellation because of completion of term
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130618

Year of fee payment: 14