JPH047916Y2 - - Google Patents

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JPH047916Y2
JPH047916Y2 JP18589186U JP18589186U JPH047916Y2 JP H047916 Y2 JPH047916 Y2 JP H047916Y2 JP 18589186 U JP18589186 U JP 18589186U JP 18589186 U JP18589186 U JP 18589186U JP H047916 Y2 JPH047916 Y2 JP H047916Y2
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drive
link
drive shaft
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reciprocating body
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  • Heat Treatments In General, Especially Conveying And Cooling (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案は、往復移動体を前進後退させる駆動
リンクの駆動軸への取付け構造に関するものであ
る。
従来の技術 駆動リンクを介して前進後退駆動される往復移
動体としては、例えば高温作業用ロボツトのスラ
イドユニツトがある。
第4図ないし第7図は、特願昭61−230586号の
明細書に記載されている、スライドユニツトを駆
動するための駆動リンクを備えた従来の高温作業
用ロボツトを示すもので、ロボツト1は、基台2
上に昇降可能に設けられた旋回軸3の上部にほぼ
水平に支持された金属フレーム4と、この金属フ
レーム4に設けられたレール5に案内されて前後
方向(第4図において左右方向)に往復移動自在
に配設されたスライドユニツト6を有しており、
このスライドユニツト6の前面側(第4図におい
て左側)には、先端にワーク保持用のフオーク7
aを備えたアーム7が、その基端を支持されて取
付けられている。
また前記金属フレーム4の後端部(第4図にお
いて右端)の上面には駆動モータ8が、入力軸と
出力軸とを同軸上に配した減速機8aと、前面お
よび右側面(第5図において上側)を開放した駆
動ケース8bとを介して取付けられ、前記減速機
8aの出力側に接続した駆動軸8cが下方に延出
されており、この駆動軸8cは、その上部側と下
部側の2か所の外周に嵌装されたベアリング9を
介して前記駆動ケース8bに回転自在に支持され
ている。
そして、駆動ケース8b内において上部および
下部をベアリング9,9にて支持された駆動軸8
cの中間部の上部寄りには、第1リンク10aと
第2リンク10bとからなる駆動リンク10が、
その基端の環状に形成されたホルダ部10cを前
記中間部の外周に嵌装され、回り止めキー8dに
より回り止めされている。また環状のホルダ部1
0cは、その下面側の内周に等間隔で複数形成さ
れた凹部10d内にそれぞれ配設された摩擦式締
結具11により前記駆動軸8cに締結して固定さ
れており、第1リンク10aは減速駆動される駆
動軸8cの回転と一体に回転して、前記駆動ケー
ス8bの開放されている範囲を揺動できるように
なつている。
一方、前記アーム7を取付けたスライドユニツ
ト6は、前記駆動リンク10の第1リンク10a
が第5図において矢印A方向に揺動駆動される
と、第1リンク10aに連続する第2リンク10
bの先端側が前方に押動されることにより、この
第1リンク10aの先端を連結したこのスライド
ユニツト6が前進駆動され、また前記第1リンク
10aが逆方向に揺動駆動されると第2リンク1
0bの先端側が引戻されることにより、スライド
ユニツト6は後退駆動される。
そして、前記第1リンク10aの基端のホルダ
部10cを駆動軸8cに締結して固定している前
記摩擦式締結具11としては、例えばボルトを締
結すると外径が拡大する拡径タイプ等の締結具が
使用されており、駆動軸8cへのホルダ部10c
の締結作業は、金属フレーム4の上面に固定され
た駆動ケース8bの底部と駆動軸8cに嵌装した
前記ホルダ部10cの下面との間に形成された空
間から、六角レンチ等の工具Tを挿入して摩擦式
締結具11のボルト操作により行なうようになつ
ている(第6図参照)。
考案が解決しようとする問題点 したがつて、前記した従来の高温作業用ロボツ
トのスライドユニツト6を前後方向に往復駆動す
る駆動リンク10は、その基端のホルダ部10c
を駆動軸8cに嵌装し、環状のホルダ部10cの
下面側から六角レンチ等の工具Tにより摩擦式締
結具11のボルトを操作して前記駆動軸8cに固
定するため、第1リンク10aのホルダ部10c
の下面と金属フレーム4の上面との間に、工具T
を挿入して作業をするための空間が必要となる。
したがつて、駆動リンク10の取付け位置が金属
フレーム4の上面から離れて高い位置となり、そ
のため、駆動モータ8の頂部までの高さ、即ち高
温作業用ロボツト1の旋回部分の高さが高くなる
という問題点があつた。また、駆動リンク10の
基端のホルダ部10cが駆動軸8cの金属フレー
ム4の上面から離れた位置に連結されることによ
り、スライドユニツト6を前進後退駆動させた際
に駆動軸8cに作用する反力のモーメントが大き
くなつて、駆動軸8cを支持している駆動ケース
8bに大きな力が作用するため、変形や破損の防
止のためにこの駆動ケース8bの剛性を高める等
の処置が必要となり、その結果、駆動ケース8b
が大きくかつ重くなるという問題点があつた。
この考案は上記問題点に鑑みなされたもので、
往復移動体の駆動部の高さを低くするとともに、
駆動軸への締結が容易な往復移動体用駆動リンク
の取付け構造の提供を目的としている。
問題点を解決するための手段 上記問題点を解決するための手段としてこの考
案は、フレーム上を往復移動するように配設され
た往復移動体に先端を連結してこの往復移動体を
前進後退駆動する駆動リンクの基端を、前記フレ
ームの上側に設けた駆動装置から下向きに延出し
かつ軸受けされた回転駆動軸のうちフレームの上
面側の部分において揺動駆動可能に連結した往復
移動体用駆動リンクの取付け構造において、前記
駆動軸をその上部側で軸受けにより片持ち状に支
持し、この駆動軸の軸受けから延出した下部側の
外周に駆動リンクの基端を係合させ、かつ前記フ
レームの駆動軸の下方となる位置に工具挿通孔を
形成し、前記工具挿通孔から挿通した工具により
締結具を操作して駆動リンクの基端の駆動軸に対
する固定および取外し操作をするようにしたこと
を特徴としている。
作 用 上記のように構成することにより、駆動リンク
の基端は駆動軸のフレーム上面に近い位置に固定
され、往復移動体の駆動部の高さが低くなるとと
もに、往復移動体を前進後退駆動した際の反力の
影響が小さくなり、往復移動体の駆動部の小型軽
量化が可能となる。また往復移動体を前進後退駆
動する駆動リンクの基端の駆動軸への締結あるい
は離脱は、フレームの工具挿通孔から六角レンチ
等の工具を挿入してフレームの下面側から行な
う。
実施例 以下この考案を、高温作業用ロボツトのスライ
ドユニツト用駆動リンクの取付け構造に適用した
一実施例を第1図ないし第3図に基づき説明す
る。
なお、第4図ないし第7図に示した従来例と同
一の構成部分には同一の符号を付してその詳細な
説明を省略する。
ロボツト20は、基台2上に昇降可能に設けら
れた旋回軸3の上部にほぼ水平に支持された金属
フレーム21と、この金属フレーム21の両側に
設けられたレール5,5に案内されて前後方向
(第3図において左右方向)に往復移動可能に配
設されたスライドユニツト6を有しており、この
スライドユニツト6の前面側(第3図において左
側)にはアーム7が、その基端を支持されて取付
けられている。
また前記金属フレーム21の後端部(第3図に
おいて右端)の上面には駆動モータ8が、入力軸
と出力軸とを同軸上に配した減速機8aと、前面
および右側面(第2図において上側)を開放した
駆動ケース22とを介して取付けられ、前記減速
機8aの出力側に接続した駆動軸23が下方に延
出されており、この駆動軸23は、その上部側の
外周に2組のベアリング24,24が、両ベアリ
ング24,24間にカラー24aを介装して若干
離隔した状態に位置決めして2段に環装され、こ
の駆動軸23は両ベアリング24,24を介して
前記駆動ケース22に回転自在に支持されてい
る。
一方、駆動ケース22内において上部側をベア
リング24,24にて支持された駆動軸23の下
部側には、第1リンク25aと第2リンク25b
とからなる駆動リンク25が、その基端の環状に
形成されたホルダ部25cをキー23aにより位
置決めかつ回り止めした状態で嵌装されている。
また環状のホルダ部25cは、その下面側の内周
に等間隔で複数形成された凹部25d内にそれぞ
れ配設された摩擦式締結具11により前記駆動軸
23に締結して固定されており、第1リンク25
aは減速駆動される駆動軸23の回転と一体に回
転して、前記駆動ケース22の開放されているほ
ぼ90度の範囲を揺動できるようになつている。
一方、前記アーム7を取付けたスライドユニツ
ト6は、前記駆動リンク25の第1リンク25a
が揺動駆動されることにより、第1リンク25a
に連続する第2リンク25bの先端を連結したこ
のスライドユニツト6が前進後退駆動される。
そして、前記金属フレーム21の後端には、駆
動軸23の外径より若干大径の工具挿通孔21a
が上下方向に貫通形成されており、この金属フレ
ーム21の後端には前記駆動ケース22が、該駆
動ケース22の底部で駆動軸23の下方となる位
置に形成された開口22aと前記工具挿通孔21
aとが一致するように位置合せされてボルト26
で取付けられており、前記第1リンク25aの基
端のホルダ部25cを駆動軸23に締結して固定
している前記摩擦式締結具11が、前記工具挿通
孔21aと開口22aの上方に接近した位置に配
設されている。
したがつて、駆動リンク25の第1リンク25
aのホルダ部25cと駆動軸23との締結あるい
は離脱作業は、金属フレーム21の後部に形成さ
れた前記工具挿通孔21aおよび開口22aに下
方から六角レンチ等の工具Tを挿入して摩擦式締
結具11のボルトを締結方向あるいは締結解除方
向へ回動して行なうようになつている。
なお、上記実施例のおいては高温作業用ロボツ
トのスライドユニツトを前進後退駆動する駆動リ
ンクの駆動軸への取付け構造について説明した
が、他に各種機器の往復移動体の駆動リンク取付
け構造にも好適に実施することができる。
考案の効果 以上説明したようにこの考案の往復移動体用駆
動リンクの取付け構造は、フレーム上を往復移動
するように配設された往復移動体を前進後退駆動
する駆動リンクの基端を、前記フレームの上側に
設けた駆動装置の回転駆動軸のうちフレームの上
面側の部分において揺動駆動可能に連結した往復
移動体用駆動リンクの取付け構造において、前記
駆動軸をその上部側で軸受けにより片持ち状に支
持し、この駆動軸の軸受けから延出した下部側の
外周に駆動リンクの基端を係合させ、かつ前記フ
レームの駆動軸の下方となる位置に工具挿通孔を
形成し、この工具挿通孔から挿通した工具により
締結具を操作して駆動リンクの基端の駆動軸に対
する固定および取外し操作をするようにしたの
で、駆動部の高さを低くして小型軽量化できると
ともに、駆動リンクの駆動軸への組付け、取外し
が容易となる等の効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第3図はこの考案の一実施例を示
すもので、第1図は要部であるスライドユニツト
の駆動部を示す一部断面側面図、第2図は第1図
の−線断面図、第3図は高温作業用ロボツト
の側面図、第4図ないし第7図は従来例を示し、
第4図は従来の高温作業用ロボツトの側面図、第
5図は同じく平面図、第6図は第4図の要部を示
す一部断面側面図、第7図は第6図の−線断
面図である。 3……旋回軸、5……レール、6……スライド
ユニツト、11……摩擦式締結具、20……ロボ
ツト、21……金属フレーム、21a……工具挿
通孔、22……駆動ケース、22a……開口、2
3……駆動軸、24……ベアリング、25……駆
動リンク、25a……第1リンク、25b……第
2リンク、25c……ホルダ部、T……工具。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. フレーム上を往復移動するように配設された往
    復移動体に先端を連結してこの往復移動体を前進
    後退駆動する駆動リンクの基端を、前記フレーム
    の上側に設けた駆動装置から下向きに延出しかつ
    軸受けされた回転駆動軸のうちフレームの上面側
    の部分において揺動駆動可能に連結した往復移動
    体用駆動リンクの取付け構造において、前記駆動
    軸をその上部側で軸受けにより片持ち状に支持
    し、この駆動軸の軸受けから延出した下部側の外
    周に駆動リンクの基端を係合させ、かつ前記フレ
    ームの駆動軸の下方となる位置に工具挿通孔を形
    成し、前記工具挿通孔から挿通した工具により締
    結具を操作して駆動リンクの基端の駆動軸に対す
    る固定および取外し操作をするようにしたことを
    特徴とする往復移動体用駆動リンクの取付け構
    造。
JP18589186U 1986-12-02 1986-12-02 Expired JPH047916Y2 (ja)

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JP18589186U JPH047916Y2 (ja) 1986-12-02 1986-12-02

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JP18589186U JPH047916Y2 (ja) 1986-12-02 1986-12-02

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JPS6391389U JPS6391389U (ja) 1988-06-13
JPH047916Y2 true JPH047916Y2 (ja) 1992-02-28

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