JPS6111456Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6111456Y2 JPS6111456Y2 JP540481U JP540481U JPS6111456Y2 JP S6111456 Y2 JPS6111456 Y2 JP S6111456Y2 JP 540481 U JP540481 U JP 540481U JP 540481 U JP540481 U JP 540481U JP S6111456 Y2 JPS6111456 Y2 JP S6111456Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- dust removal
- radiator
- support shaft
- engine radiator
- engine
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000000428 dust Substances 0.000 claims description 27
- 238000001816 cooling Methods 0.000 claims description 6
- 239000004615 ingredient Substances 0.000 claims 1
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 2
- 238000002955 isolation Methods 0.000 description 2
- 230000000881 depressing effect Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 229920001971 elastomer Polymers 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 239000005060 rubber Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Combines (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、エンジン冷却風流動方向上手側に付
設した除塵網に対する揺動式の除塵具を装備し、
かつ、前記除塵具の支軸を回転自在に支持させて
あるエンジンラジエータを、機枠に上下方向防振
作用状態に支持させるとともに、前記ラジエータ
に対して横方向に変位する操作具と前記支軸と
を、前記操作具の押引き操作によつて前記除塵具
を強制揺動させるべく連係してある動力移動農機
におけるエンジンラジエータの除塵装置に関す
る。
設した除塵網に対する揺動式の除塵具を装備し、
かつ、前記除塵具の支軸を回転自在に支持させて
あるエンジンラジエータを、機枠に上下方向防振
作用状態に支持させるとともに、前記ラジエータ
に対して横方向に変位する操作具と前記支軸と
を、前記操作具の押引き操作によつて前記除塵具
を強制揺動させるべく連係してある動力移動農機
におけるエンジンラジエータの除塵装置に関す
る。
この種の動力移動農機におけるエンジンラジエ
ータの除塵装置では、前記操作具の押引き操作力
を前記支軸の回動力、つまりは除塵具の揺動に変
換する際、前記支軸に対して横方向の分力が曲げ
モーメントとして作用するため、この支軸や軸受
け部として、前記の曲げモーメントに十分抗する
だけの大径のものを使用する要があり、しかも、
除塵の度に防振支持された前記ラジエータが横方
向に振ら付くため、このラジエータの防振支持部
に無理な力が繰り返し作用してその防振具を変形
破損し、もつて、所期の防振機能が短期のうちに
劣化する問題があつた。
ータの除塵装置では、前記操作具の押引き操作力
を前記支軸の回動力、つまりは除塵具の揺動に変
換する際、前記支軸に対して横方向の分力が曲げ
モーメントとして作用するため、この支軸や軸受
け部として、前記の曲げモーメントに十分抗する
だけの大径のものを使用する要があり、しかも、
除塵の度に防振支持された前記ラジエータが横方
向に振ら付くため、このラジエータの防振支持部
に無理な力が繰り返し作用してその防振具を変形
破損し、もつて、所期の防振機能が短期のうちに
劣化する問題があつた。
本考案は、上述の実情に鑑み、前記ラジエータ
に対する所期の防振性能を良好なものに維持し乍
らも、除塵時における前述のような不都合を簡単
な構造付加をもつて回避することができるように
せんとする点に目的を有する。
に対する所期の防振性能を良好なものに維持し乍
らも、除塵時における前述のような不都合を簡単
な構造付加をもつて回避することができるように
せんとする点に目的を有する。
即ち、本考案による動力移動農機におけるエン
ジンラジエータの除塵装置は、冒記したものにお
いて、前記機枠に、前記支軸の上下動を許容し、
かつ、それの横移動を阻止するガイド部材を固着
してあることを特徴とするものであるから、走行
時等における機体振動に対しては、前記支軸の上
下動によつて前記ラジエータに対する所期の防振
作用は確実に発揮させ乍らも、除塵具の操作揺動
にあたつての前記操作具の押引き操作力を前記支
軸の回動力に変換する際に前記支軸に作用する横
方向の分力を、前記ガイド部材にて確実に受け止
めることができるから、前記支軸や軸受け部を特
に大径化、大形化する要がなく、その取付け構造
のコンパクト化を図ることができるばかりでな
く、除塵作動時におけるラジエータの横方向での
振ら付きに起因する防振具の変形、破損を極力、
抑制して、所期の防振性能を長期に亘つて良好な
ものに維持できる。しかも、前記機枠に前述のよ
うなガイド部材を付設するだけで良いから、所期
の目的を、構造簡単にしてかつ製作面、コスト面
で有利に実施し得るに至つた。
ジンラジエータの除塵装置は、冒記したものにお
いて、前記機枠に、前記支軸の上下動を許容し、
かつ、それの横移動を阻止するガイド部材を固着
してあることを特徴とするものであるから、走行
時等における機体振動に対しては、前記支軸の上
下動によつて前記ラジエータに対する所期の防振
作用は確実に発揮させ乍らも、除塵具の操作揺動
にあたつての前記操作具の押引き操作力を前記支
軸の回動力に変換する際に前記支軸に作用する横
方向の分力を、前記ガイド部材にて確実に受け止
めることができるから、前記支軸や軸受け部を特
に大径化、大形化する要がなく、その取付け構造
のコンパクト化を図ることができるばかりでな
く、除塵作動時におけるラジエータの横方向での
振ら付きに起因する防振具の変形、破損を極力、
抑制して、所期の防振性能を長期に亘つて良好な
ものに維持できる。しかも、前記機枠に前述のよ
うなガイド部材を付設するだけで良いから、所期
の目的を、構造簡単にしてかつ製作面、コスト面
で有利に実施し得るに至つた。
また、前記操作具が主クラツチペタルをもつて
兼用構成されている場合は、この兼用化に伴なう
部材点数の削減によつて、除塵装置の簡素化を図
ることができるばかりでなく、使用頻度の高い主
クラツチペタルの操作を利用して、前記除塵具を
操作忘れなくかつ適当な時期に作動させることが
できる利点がある。
兼用構成されている場合は、この兼用化に伴なう
部材点数の削減によつて、除塵装置の簡素化を図
ることができるばかりでなく、使用頻度の高い主
クラツチペタルの操作を利用して、前記除塵具を
操作忘れなくかつ適当な時期に作動させることが
できる利点がある。
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明す
ると、左右一対のクローラ走行装置1,1及び脱
穀装置2を備えた機枠3の前部に、植立穀稈を引
起して刈取つたのちこれを前記脱穀装置2に搬送
供給する刈取部4を駆動昇降自在に連結支持し、
この刈取部4の一横側部に位置する機枠部分上
で、かつ、運転席5の支持フレーム6内に、冷却
用フアン7を備えたエンジン8及びエンジンラジ
エータ9を、前記ラジエータ9がエンジン8の横
外側に位置する状態で、かつ、上下方向防振作用
状態に支持させるとともに、前記ラジエータ9の
エンジン冷却風流動方向上手側に固定連結したカ
バー10の、前記ラジエータ9への冷却風導入口
に防塵網11を張設してあるコンバインにおい
て、これに装備される除塵装置は次の如く構成さ
れている。
ると、左右一対のクローラ走行装置1,1及び脱
穀装置2を備えた機枠3の前部に、植立穀稈を引
起して刈取つたのちこれを前記脱穀装置2に搬送
供給する刈取部4を駆動昇降自在に連結支持し、
この刈取部4の一横側部に位置する機枠部分上
で、かつ、運転席5の支持フレーム6内に、冷却
用フアン7を備えたエンジン8及びエンジンラジ
エータ9を、前記ラジエータ9がエンジン8の横
外側に位置する状態で、かつ、上下方向防振作用
状態に支持させるとともに、前記ラジエータ9の
エンジン冷却風流動方向上手側に固定連結したカ
バー10の、前記ラジエータ9への冷却風導入口
に防塵網11を張設してあるコンバインにおい
て、これに装備される除塵装置は次の如く構成さ
れている。
即ち、前記ラジエータ9後部の下端近くに位置
するカバー10部分に、左右横方向に沿う姿勢の
支軸12を、これに遊嵌した軸受け部材22を介
して回転自在に貫通支持し、この支軸12の横外
側に、前記防塵網11の表裏両面に夫々摺接する
除塵ブラシ13a,13aを有する揺動式の除塵
具13,13を固着するとともに、前記支軸12
の内側端部に固着したアーム14と前記ラジエー
タ9の前方に変位した箇所に設けた主クラツチペ
タル15側のアーム16とを、前記主クラツチペ
タル15の踏込み及び踏込み解除操作に伴なう押
引きによつて前記両除塵具13,13を強制揺動
させるべくロツド17を介して連係している。
するカバー10部分に、左右横方向に沿う姿勢の
支軸12を、これに遊嵌した軸受け部材22を介
して回転自在に貫通支持し、この支軸12の横外
側に、前記防塵網11の表裏両面に夫々摺接する
除塵ブラシ13a,13aを有する揺動式の除塵
具13,13を固着するとともに、前記支軸12
の内側端部に固着したアーム14と前記ラジエー
タ9の前方に変位した箇所に設けた主クラツチペ
タル15側のアーム16とを、前記主クラツチペ
タル15の踏込み及び踏込み解除操作に伴なう押
引きによつて前記両除塵具13,13を強制揺動
させるべくロツド17を介して連係している。
而して、前記ラジエータ9を上下一対の防振ゴ
ム18,18を介して支持する機枠3部分に、前
記支軸12の、前記アーム14近くの軸部分に対
して下方から嵌合可能な上下向姿勢のガイド溝1
9aを切欠形成してあるL字形のガイド部材19
を固着して、前記支軸12の上下動を許容し乍ら
もそれの横移動を阻止すべく構成している。
ム18,18を介して支持する機枠3部分に、前
記支軸12の、前記アーム14近くの軸部分に対
して下方から嵌合可能な上下向姿勢のガイド溝1
9aを切欠形成してあるL字形のガイド部材19
を固着して、前記支軸12の上下動を許容し乍ら
もそれの横移動を阻止すべく構成している。
尚、図中20は、前記運転席支持フレーム6の
横外側部に揺動開閉ならびに固定自在に取付けた
化粧カバーであり、この化粧カバー20には複数
の冷却風導入口21…が形成されている。
横外側部に揺動開閉ならびに固定自在に取付けた
化粧カバーであり、この化粧カバー20には複数
の冷却風導入口21…が形成されている。
また、前記除塵具13,13に対する専用の操
作具を設けて実施しても良い。
作具を設けて実施しても良い。
図面は本考案に係る動力移動農機におけるエン
ジンラジエータの除塵装置の実施の態様を例示
し、第1図はコンバイン前部の一部切欠側面図、
第2図は要部の横断平面図、第3図は第2図にお
ける−線断面図、第4図は第3図における
−線断面図である。 3……機枠、9……エンジンラジエータ、11
……防塵網、12……支軸、13……除塵具、1
5……操作具、19……ガイド部材。
ジンラジエータの除塵装置の実施の態様を例示
し、第1図はコンバイン前部の一部切欠側面図、
第2図は要部の横断平面図、第3図は第2図にお
ける−線断面図、第4図は第3図における
−線断面図である。 3……機枠、9……エンジンラジエータ、11
……防塵網、12……支軸、13……除塵具、1
5……操作具、19……ガイド部材。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 エンジン冷却風流動方向上手側に付設した防
塵網11に対する揺動式の除塵具13を装備
し、かつ、前記除塵具13の支軸12を回転自
在に支持させてあるエンジンラジエータ9を、
機枠3に上下方向防振作用状態に支持させると
ともに、前記ラジエータ9に対して横方向に変
位する操作具15と前記支軸12とを、前記操
作具15の押引き操作によつて前記除塵具13
を強制揺動させるべく連係してある動力移動農
機におけるエンジンラジエータの除塵装置にお
いて、前記機枠3に、前記支軸12の上下動を
許容し、かつ、それの横移動を阻止するガイド
部材19を固着してあることを特徴とする動力
移動農機におけるエンジンラジエータの除塵装
置。 前記操作具15が主クラツチペタルである実
用新案登録請求の範囲第項に記載の動力移動
農機におけるエンジンラジエータの除塵装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP540481U JPS6111456Y2 (ja) | 1981-01-19 | 1981-01-19 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP540481U JPS6111456Y2 (ja) | 1981-01-19 | 1981-01-19 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57120717U JPS57120717U (ja) | 1982-07-27 |
JPS6111456Y2 true JPS6111456Y2 (ja) | 1986-04-11 |
Family
ID=29803780
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP540481U Expired JPS6111456Y2 (ja) | 1981-01-19 | 1981-01-19 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6111456Y2 (ja) |
-
1981
- 1981-01-19 JP JP540481U patent/JPS6111456Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS57120717U (ja) | 1982-07-27 |
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