JPH0510572Y2 - - Google Patents

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JPH0510572Y2
JPH0510572Y2 JP11020187U JP11020187U JPH0510572Y2 JP H0510572 Y2 JPH0510572 Y2 JP H0510572Y2 JP 11020187 U JP11020187 U JP 11020187U JP 11020187 U JP11020187 U JP 11020187U JP H0510572 Y2 JPH0510572 Y2 JP H0510572Y2
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lifting
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claw
raising
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JP11020187U
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  • Outside Dividers And Delivering Mechanisms For Harvesters (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はコンバイン等の刈取収穫機に装備され
る茎稈引起し装置に関し、詳しくは、引起しケー
スの内部に張設してある無端チエーンに複数の茎
稈引起し爪を枢着するとともに、前記引起しケー
スの下方側を刈取フレームに連結支持させてある
茎稈引起し装置に関する。
〔従来の技術〕
上記引起し装置では、従来、茎稈搬送経路始端
側の輪体による回動経路で前記引起爪を外突出姿
勢に起立させる前に、その移動方向上手側に、引
起爪を予備起立させる弾性ガイドを設ける構造の
ものがあつた(特開昭59−227218号公報参照)。
〔考案が解決しようとする問題点〕
上記弾性ガイドは、引起爪が前記輪体に接当す
るとき発生する衝撃音を低減させ、騒音を抑制す
ることを目的としているが、この弾性ガイドは、
引起しケースに取付けてあり、又、最近では、コ
ンバイン等において刈取速度の高速化が進められ
ている為、弾性ガイドと引起爪との頻繁な接当に
よつて引起しケース自体が振動し、騒音が発生し
てしまい、充分な騒音抑制を達成できないもので
あつた。
本考案は、引起爪を起立させる際の騒音を可及
的に低減させることを目的としている。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案の特徴は、冒記茎稈引起し装置におい
て、前記引起しケース内部下方に、金属製のブロ
ツク体を備え、該ブロツク体と引起しケースとを
前記刈取フレームから連設の支持部材にボルト連
結するとともに、前記ブロツク体に、戻り径路下
端近くに達した前記引起爪に接当し、これを予備
起立させる接当部を形成してある点にあり、その
作用・効果は次の通りである。
〔作用〕
引起爪が、引起しケース下方側のチエーン巻回
用及び爪起立案内ガイドを兼用している輪体に、
接当する前に、前記ブロツク体の接当部に接当し
て、予備起立した状態に設立するのである。そし
て前記ブロツク体は金属製であり、質量が大きな
ものであるので、引起爪が接当した場合であつて
も、振動しにくく、引起しケースの振動による大
きな騒音を生じることがないのである。又、前記
輪体との接当時には、引起爪は起立状態となつて
いるので、衝突音が発生することはないのであ
る。
〔考案の効果〕
従つて、引起爪を起立させる際の騒音を可及的
に低減させることができるようになつた。
〔実施例〕
第3図に本考案に係る茎稈引起し装置1を装備
したコンバインを示している。
このコンバインは圃場に植えられた穀稈を刈取
り、機体後方の脱穀装置2に向けて刈取穀稈を搬
送して自動的に脱穀処理するよう構成してある。
前記引起し装置1は、機体前端の分草具3…に
よつて分草案内された後、倒伏した穀稈を立姿勢
に引起すものであつて、以下、第1図及び第2図
を参照してその構成について詳述する。
前記引起し装置1は、前後面及び一部側面を覆
う引起しケース4内部に、無端状チエーン5を、
上方側の駆動輪体6及び緊張用輪体7と下方側の
案内用輪体8とに亘つて巻回して、張設するとと
もに、前記チエーン5には所定のピツチをもつて
多数のプラスチツク製の茎稈引起爪9を枢着して
ある。
前記引起しケース4は、後部上方側において、
動力伝達軸(図示せず)を内装してある伝動軸フ
レーム10に連結支持され、且つ、後部下方側に
おいては、バリカン型刈取装置11を支持する為
の刈取フレーム12によつて連結支持してあり、
前記無端状チエーン5は、前記動力伝達軸から駆
動輪体6に動力が伝達され、その駆動輪体6によ
り回転駆動されるよう構成してある。
このように前記チエーン5が回動するに伴い、
前記引起爪9は穀稈搬送経路部位においてその起
立カム部13が起立レール14により接当規制さ
れて、爪部15が引起しケース4の側部開口から
外方に向けて突出し、その爪部15が倒伏穀稈に
係止作用して立姿勢に引起すのである。この引起
爪9は搬送経路始端側の案内用輪体8の回動経路
において起立した状態となつた後、前記起立レー
ル14に接当案内されるよう構成してある。
そして、前記引起しケース4の内部下方には、
金属製、例えば鋳鉄から成るブロツク体16を備
えてあり、このブロツク体16は前記刈取フレー
ム12から連設してある支持部材17に引起しケ
ース4を介してボルト連結し、これらを一体的に
取付固定するとともに、前記ブロツク体16に、
戻り経路の下端近くに達した前記引起爪9に接当
して、これら予備起立させる接当部18を形成し
てある。
又、前記ブロツク体16には、その上部に潤滑
油供給用パイプ19を内嵌支持する抜止具20を
取付けてあり、その抜止具20内方から前記案内
用輪体8のチエーン摺接面に向けて潤滑油を供給
する為の油孔21を形成してある。
前記接当部18に弾性体を付着してもよい。
尚、実用新案登録請求の範囲の項に図面との対
照を便利にする為に符号を記すが、該記入により
本考案は添付図面の構造に限定されるものではな
い。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案に係る茎稈引起し装置の実施例を
示し、第1図は一部切欠正面図、第2図は第1図
の−線断面図、第3図はコンバインの前部側
面図である。 4……引起しケース、5……無端状チエーン、
9……引起爪、12……刈取フレーム、16……
ブロツク体、17……支持部材、18……接当
部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 引起しケース4の内部に張設してある無端チエ
    ーン5に複数の茎稈引起し爪9を枢着するととも
    に、前記引起しケース4の下方側を刈取フレーム
    12に連結支持させてある茎稈引起し装置であつ
    て、前記引起しケース4内部下方に、金属製のブ
    ロツク体16を備え、該ブロツク体16と引起し
    ケース4とを前記刈取フレーム12から連設の支
    持部材17にボルト連結するとともに、前記ブロ
    ツク体16に、戻り径路下端近くに達した前記引
    起爪9に接当し、これを予備起立させる接当部1
    8を形成してある茎稈引起し装置。
JP11020187U 1987-07-17 1987-07-17 Expired - Lifetime JPH0510572Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP11020187U JPH0510572Y2 (ja) 1987-07-17 1987-07-17

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JP11020187U JPH0510572Y2 (ja) 1987-07-17 1987-07-17

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Publication Number Publication Date
JPS6413928U JPS6413928U (ja) 1989-01-24
JPH0510572Y2 true JPH0510572Y2 (ja) 1993-03-16

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