JPS5850824Y2 - コンバイン等の穀稈引起し装置 - Google Patents
コンバイン等の穀稈引起し装置Info
- Publication number
- JPS5850824Y2 JPS5850824Y2 JP7607379U JP7607379U JPS5850824Y2 JP S5850824 Y2 JPS5850824 Y2 JP S5850824Y2 JP 7607379 U JP7607379 U JP 7607379U JP 7607379 U JP7607379 U JP 7607379U JP S5850824 Y2 JPS5850824 Y2 JP S5850824Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- case
- lifting
- dust
- combine harvester
- lifting device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Outside Dividers And Delivering Mechanisms For Harvesters (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、コンバイン等の前部へ装備される殻稈引起
し装置についての改良に係り、チェノケースの内部へ侵
入した塵埃が排出され易くなるようにしようとするもの
である。
し装置についての改良に係り、チェノケースの内部へ侵
入した塵埃が排出され易くなるようにしようとするもの
である。
ところで、コンバインもしくは刈取機の前部に装備され
ている殻稈引起し装置は、チェンケース内の引起しチェ
ノに備えられた多数の引起し爪を、当該装置の下端部分
から上向き回行側の上方にわたる範囲で、チェノケース
の外部へ突出させて、刈り取るべく殻稈の引起しを図ろ
うとするものであるため、チェノケースの内部に藁屑や
泥土等の塵埃が侵入し易く、引起しチェノの走行が阻害
され易い欠点を有する。
ている殻稈引起し装置は、チェンケース内の引起しチェ
ノに備えられた多数の引起し爪を、当該装置の下端部分
から上向き回行側の上方にわたる範囲で、チェノケース
の外部へ突出させて、刈り取るべく殻稈の引起しを図ろ
うとするものであるため、チェノケースの内部に藁屑や
泥土等の塵埃が侵入し易く、引起しチェノの走行が阻害
され易い欠点を有する。
特に、主引起し機構と併用される補助引起し機構は、主
として分草を目的とするものであるが故に、引起しチェ
ノが前者と直交する面内で走行するよう構成され、従っ
て駆動力を伝達する都合上、チェノケースの上部が後方
へ屈曲延長されているので、この延長部分内に、上記の
塵埃が滞留し易い。
として分草を目的とするものであるが故に、引起しチェ
ノが前者と直交する面内で走行するよう構成され、従っ
て駆動力を伝達する都合上、チェノケースの上部が後方
へ屈曲延長されているので、この延長部分内に、上記の
塵埃が滞留し易い。
本考案は、かかる従来の問題点に対処して、補助引起し
機構などにおけるチェンケース内からの塵埃の排出を容
易ならしめるため、該ケースの上部における水平方向延
長部分の下側に、引起し爪の回行を妨げないよう留意し
て、外部への排塵口部を設け、引起し爪のチェンケース
側への当りに伴なう振動を利用して、塵埃の排出を促進
せしめようとするものである。
機構などにおけるチェンケース内からの塵埃の排出を容
易ならしめるため、該ケースの上部における水平方向延
長部分の下側に、引起し爪の回行を妨げないよう留意し
て、外部への排塵口部を設け、引起し爪のチェンケース
側への当りに伴なう振動を利用して、塵埃の排出を促進
せしめようとするものである。
以下これを図面に示す実施例について詳述する。
図に於て１は殻稈引起し装置のフレームで、殻稈の機内
への円滑な導入を主目的として殻稈の引起しを図るため
の主引起し機構２と、導入されようとする殻稈の分草を
主目的として殻稈の引起しを図るための補助引起し機構
３とが備えられている。
への円滑な導入を主目的として殻稈の引起しを図るため
の主引起し機構２と、導入されようとする殻稈の分草を
主目的として殻稈の引起しを図るための補助引起し機構
３とが備えられている。
然して主引起し機構２は、引起しチェノが機の進行方向
に対してやや上向きに傾き乍ら直交する面内で走行する
よう構成されているのに反し、補助引起し機構３は引起
しチェノが機の進行方向に沿った面内で走行するよう構
成されており、従って後者のチェノケース４は、駆動機
構５との連結の都合上、上部に於て後方などへの水平方
向に屈曲延長４′されている。
に対してやや上向きに傾き乍ら直交する面内で走行する
よう構成されているのに反し、補助引起し機構３は引起
しチェノが機の進行方向に沿った面内で走行するよう構
成されており、従って後者のチェノケース４は、駆動機
構５との連結の都合上、上部に於て後方などへの水平方
向に屈曲延長４′されている。
かかるチェノケース４の内部には、上記の延長部４′内
に位置する駆動軸６上の駆動スプロケット７ａと、ケー
ス下端に位置する従動スプロケツ）７ｂのほか、案内用
及び緊張用の各スプロケツ）７Ｃ，７ｄが夫々配置され
ており、またこれらの各スプロケット間を順次に巡回走
行するよう該ケース内へ収められた引起しチェノ８には
、多数の引起し爪９が等間隔に備えしめられ、当該ケー
スの下端部分から上向き回行側の上方にわたる範囲内で
のみ外部へ突出するように配慮されている。
に位置する駆動軸６上の駆動スプロケット７ａと、ケー
ス下端に位置する従動スプロケツ）７ｂのほか、案内用
及び緊張用の各スプロケツ）７Ｃ，７ｄが夫々配置され
ており、またこれらの各スプロケット間を順次に巡回走
行するよう該ケース内へ収められた引起しチェノ８には
、多数の引起し爪９が等間隔に備えしめられ、当該ケー
スの下端部分から上向き回行側の上方にわたる範囲内で
のみ外部へ突出するように配慮されている。
１０は上記したチェノケース４における水平方向への延
長部４′の下側に開設された排塵口であって、該ケース
内での引起し爪９の先端の回行軌跡イから側方へ少し外
れた個所に位置し、その軌跡に沿って細長く形成されて
いる。
長部４′の下側に開設された排塵口であって、該ケース
内での引起し爪９の先端の回行軌跡イから側方へ少し外
れた個所に位置し、その軌跡に沿って細長く形成されて
いる。
１１ａ〜１１ ｄは、引起し爪９に対応する爪当て部材
であって、硬質ゴム材などからなり、チェノケース４内
の適所に配設されている。
であって、硬質ゴム材などからなり、チェノケース４内
の適所に配設されている。
然して前記排塵口１９の近くに配設された爪当て部材１
１ ａは、引起し爪９の当りが成る程度まで衝撃的とな
るように考慮されているものとし、更にこの部材１１
ａの近くには、その当りが衝撃的となるようにするため
の爪ガイド１２が配設されている。
１ ａは、引起し爪９の当りが成る程度まで衝撃的とな
るように考慮されているものとし、更にこの部材１１
ａの近くには、その当りが衝撃的となるようにするため
の爪ガイド１２が配設されている。
上記した構成において、いま駆動軸６によって引起しチ
ェノ８が第２図中の矢印口で示す方向に走行させられる
ものとすれば、該チェノに備えられた各引起し爪９も、
その方向に同行させられる。
ェノ８が第２図中の矢印口で示す方向に走行させられる
ものとすれば、該チェノに備えられた各引起し爪９も、
その方向に同行させられる。
かかる運転状態にあるとき、チェノケース４内へ藁屑も
しくは泥土などが侵入すると、これらの塵埃は、引起し
チェノ８もしくは引起し爪９によって、該ケースの延長
部４′まで達することがある。
しくは泥土などが侵入すると、これらの塵埃は、引起し
チェノ８もしくは引起し爪９によって、該ケースの延長
部４′まで達することがある。
然し乍ら、この延長部４′の下側には、排塵口１０が設
けられているので、該部内に達した塵埃は、その排塵口
１０から外部へ排出される。
けられているので、該部内に達した塵埃は、その排塵口
１０から外部へ排出される。
特に排塵口１０の近くに配設された爪当て部材１１ ａ
は、引起し爪９の当りが衝撃的となるように考慮されて
いるため、チェノケース４の排塵口１０附近に振動を生
じさせるが、この振動は上記した排塵口１０からの塵埃
の排出を促進させ、ケース内部への滞留を予防すること
になる。
は、引起し爪９の当りが衝撃的となるように考慮されて
いるため、チェノケース４の排塵口１０附近に振動を生
じさせるが、この振動は上記した排塵口１０からの塵埃
の排出を促進させ、ケース内部への滞留を予防すること
になる。
以上の如く、本考案は上部に於て水平方向へ屈曲延長さ
れたチェノケースの該延長部における下側へ排塵口を設
け、この排塵口の近くへ配設された爪当て部材に対する
引起し爪の当りが衝撃的であるようにして、チェノケー
スの上記排塵口附近に振動を生じさせるようにしたもの
であるから、このような本考案によれば、チェノケース
上部の水平方向への延長部内に滞留し易い塵埃を、速か
に外部へ排出せしめ得て、引起しチェノの走行に及ぼす
悪影響をよく排除し得る効果が期待できる。
れたチェノケースの該延長部における下側へ排塵口を設
け、この排塵口の近くへ配設された爪当て部材に対する
引起し爪の当りが衝撃的であるようにして、チェノケー
スの上記排塵口附近に振動を生じさせるようにしたもの
であるから、このような本考案によれば、チェノケース
上部の水平方向への延長部内に滞留し易い塵埃を、速か
に外部へ排出せしめ得て、引起しチェノの走行に及ぼす
悪影響をよく排除し得る効果が期待できる。
第１図は本考案を実施した殻稈引起し装置の側面図、第
２図はその実施例を拡大して示すチェノケース内部の開
放側面図、第３図は第２図のＡ矢印方向よりみた要部の
底面図である。 ４・・・・・・チェノケース、４′・・・・・・延長部
、９・・・・・・引起し爪、１０・・・・・・排塵口、
１１ａ・・・・・・爪当て部材。
２図はその実施例を拡大して示すチェノケース内部の開
放側面図、第３図は第２図のＡ矢印方向よりみた要部の
底面図である。 ４・・・・・・チェノケース、４′・・・・・・延長部
、９・・・・・・引起し爪、１０・・・・・・排塵口、
１１ａ・・・・・・爪当て部材。
Claims (1)
- 上部に於て水平方向へ屈曲延長されているチェノケース
の上記延長部における下側に、引起し爪先端の回行軌跡
に沿った細長い排塵口が、該軌跡から少し外して開設さ
れ、この排塵口の近くにおける該延長部内には、引起し
爪の当りが衝撃的であるようにした爪当て部材が配設さ
れていることを特徴とするコンバイン等の殻稈引起し装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7607379U JPS5850824Y2 (ja) | 1979-06-04 | 1979-06-04 | コンバイン等の穀稈引起し装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7607379U JPS5850824Y2 (ja) | 1979-06-04 | 1979-06-04 | コンバイン等の穀稈引起し装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS55176722U JPS55176722U (ja) | 1980-12-18 |
| JPS5850824Y2 true JPS5850824Y2 (ja) | 1983-11-19 |
Family
ID=29309587
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7607379U Expired JPS5850824Y2 (ja) | 1979-06-04 | 1979-06-04 | コンバイン等の穀稈引起し装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5850824Y2 (ja) |
-
1979
- 1979-06-04 JP JP7607379U patent/JPS5850824Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS55176722U (ja) | 1980-12-18 |
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