JPH018104Y2 - - Google Patents

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JPH018104Y2
JPH018104Y2 JP1982179652U JP17965282U JPH018104Y2 JP H018104 Y2 JPH018104 Y2 JP H018104Y2 JP 1982179652 U JP1982179652 U JP 1982179652U JP 17965282 U JP17965282 U JP 17965282U JP H018104 Y2 JPH018104 Y2 JP H018104Y2
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JP
Japan
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engine
muffler
base
threshing
threshing device
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JP1982179652U
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JPS5983318U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 一般に自走型脱穀機はエンジンを脱穀装置のフ
イードチエン後部に設けてあつたので、穀稈の株
元部から藁屑がエンジン上に落下し、それが過熱
されたマフラーの排気管上に落て火災を起すこと
があるので、マフラー、特にその排気口をカバー
等によりガードするか、上方へ立ち上がらせてい
た。
しかし、マフラーの排気管ををガードすると、
構造が複雑になつてコスト高になり、また、上方
へ立ち上がらせると熱により脱穀装置の洋動選別
体と機壁又は固定流板との間に設けたゴムのよう
な可撓体を損傷するので両者を離間させる外はな
く、結局コスト高になると共に機体が大型化し
た。
本考案は前述の諸欠点を改善することを目的と
するものであつて、走行装置を有する機台上の後
部にエンジンベースを取付け、該エンジンベース
上に取付けたエンジンのマフラーをエンジンの前
方へ突出させると共に該マフラーの排気口をエン
ジンベースの直上に位置させ、前記機台上の前部
に脱穀装置を搭載し、前記エンジンのマフラーを
脱穀装置の流板の下方へ入り込ませてエンジンと
脱穀装置とを結合したことを特徴とするものであ
る。
以下図面に示す実施例について説明すると、1
は走行装置2を有する機台であつて、その後端部
には操作盤3を立設し、エンジン4は前記操作盤
3の前面に燃料タンク5が接触する程度に近接せ
しめた状態でエンジンベース4aを介して機台1
に装着してあり、機台1のエンジン4より前部に
は自脱型の脱穀装置6が搭載してある。
また、エンジン4はその出力プーリー4bによ
りミツシヨンケース7を介して走行装置2を駆動
すると共に第4図に示すように脱穀入力軸8の機
幅内に装着した入力プーリ9をベルト10を介し
て駆動するので、従来の移動脱穀機のように脱穀
装置6の伝動装置が外側方に突出して機幅が大に
なることがなく、かつ安全カバーを必要としな
い。
前記脱穀装置6は扱室受網11の下方から吸引
風車12にわたる選別風路中に架設されていて一
番受樋13及び二番受樋14上に臨む揺動選別体
15を備えており、該揺動選別体15の始端の流
板16はゴム板17を介して固定流板18に接続
されており、前記エンジン4のエアクリーナー1
9およびマフラー20は上記脱穀装置6の固定流
板18および流板16の下方に形成されている空
間Aに嵌入しているので、エンジン4と脱穀装置
6とを相互に嵌合させた状態になり、両者を結合
した前後長さはそれら個々の長さの和よりも短く
なり、しかも、マフラー20の排気管20aは第
3〜4図に示すようにマフラー20の下端からエ
ンジンベース4a上に垂下しているので、排気が
エンジンベース9aに遮ぎられて拡散し、定位置
脱穀作業を行つて藁が堆積しても排気により藁が
加熱されることがなく火災を防止することができ
る。
また、エンジン4のエンジンカバー22は操作
盤3の右側面後端から右側へ延びる後面板22a
と、該後面板22aの右端およびその側の機台1
の後端から脱穀装置6の側壁にわたる右側板22
bと、操作盤3の左側面前端から脱穀装置6の側
壁にわたる左側板22cと、前部が脱穀装置6の
後壁の受板6aに螺着され両側が前記左右の側板
22c,22cに螺着され後部が操作盤3上に螺
着された無孔の頂板22dとで構成されており、
該無孔の頂板22dはエンジンルームの上面全体
を覆つているので、その上方を多量の藁屑が付着
している穀稈の株元部が通過して藁屑が落下する
にも拘らずそれがエンジンルーム内に落下するこ
とがなく、更に、前記右側板22bと左側板22
cの下部を機台1上の受金22e…に螺着し、後
面板22aの左側部を操作盤3の側部に、右側部
を右側板22bの後端にそれぞれ螺着したので、
エンジンカバー22全体が脱穀装置6及び操作盤
3と一体構成になつている。
そして、前記操作盤3から突設した支持腕23
aと機台1に立設した支持板23bとを熔接した
部位の受板23cと、操作盤3の後面とには操縦
ハンドル24の両端を固定してあるので、前述の
従来例のように操縦ハンドル24を機台1に固定
するためにエンジン4と脱穀装置6との間に間隔
を設けなくても良い。
また、前記操作盤3に支架した支軸25には第
6図に示すように左右一対のサイドクラツチレバ
ー26,26と走行クラツチレバー27とが枢支
されており、それらのクラツチレバー26,2
6,27にはそれぞれ操作ワイヤー26′,2
7′の後端が接続してあり、その結果、操作盤3
がエンジンルーム内に収納されることになる。
更に、エンジン4のスターターロープ28は前
記操作ワイヤー26′と26′との間およびサイド
クラツチレバー26と26との間を通つて操作盤
3に前後動可能に取付けられた把持部29に連結
してあるので、従来のようにスターターロープお
よびその把持部が邪魔になることがない。
更にまた、前記機台1上の操作盤3の前部には
自脱クラツチレバー30を支持する左右一対のブ
ラケツト31,31を設け、これらのブラケツト
31,31の間にはエンジン4のスロツトルを調
整するコントロールワイヤー32と前記走行クラ
ツチレバー27の操作ワイヤー27′とを通して
保持しており、上記操作盤3の側部に設けたコン
ントロールレバー33にはコントロールワイヤー
32の後端が連結してある。
なお、図面中34は揚穀機、35は籾受フロ
ア、36は走行クラツチプーリー、37は自脱ク
ラツチプーリー、38はフイードチエンであり3
9は挟扼レールであつてそれらは前記頂板22d
上に臨んでいる。
本考案は前述のように走行装置を有する機台上
の後部にエンジンベースを取付け、該エンジンベ
ース上に取付けたエンジンのマフラーをエンジン
の前方へ突出させると共に該マフラーの排気口を
エンジンベースの直上に位置させ、前記機台上の
前部に脱穀装置を搭載し、前記エンジンのマフラ
ーを脱穀装置の流板の下方へ入り込ませてエンジ
ンと脱穀装置とを結合したので、機台上でエンジ
ンの構成要素であるマフラーと脱穀装置の一部が
重合することとなり、機台及び走行装置を小型化
し得てコストを著しく低減せしめることができる
と共に機体の回行性を向上することができる。
しかも、自走型脱穀機を比較的長時間一定位置
に駐車させた状態で脱穀作業を続けると、圃場に
多量の藁屑が堆積するが、マフラーの排気口から
排出される高温の排気はエンジンベースによつて
遮断されるので前記堆積した藁屑が加熱されて発
火するのを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示すものであつて、
第1図は自走脱穀機の斜視図、第2図は同上背面
図、第3図は一部を破断した同上側面図、第4図
は同上平面図、第5図aは操作盤及びエンジンカ
バーの分解斜視図、bは脱穀クラツチレバー支持
部の断面図、第6図は操作盤の平断面図である。 2……走行装置、4……エンジン、4a……エ
ンジンベース、6……脱穀装置、15……揺動選
別体、19……エアクリーナー、20……マフラ
ー、22……エンジンカバー、38……排気管。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 走行装置を有する機台上の後部にエンジンベー
    スを取付け、該エンジンベース上に取付けたエン
    ジンのマフラーをエンジンの前方へ突出させると
    共に該マフラーの排気口をエンジンベースの直上
    に位置させ、前記機台上の前部に脱穀装置を搭載
    し、前記エンジンのマフラーを脱穀装置の流板の
    下方へ入り込ませてエンジンと脱穀装置とを結合
    したことを特徴とする自走型脱穀機。
JP17965282U 1982-11-28 1982-11-28 自走型脱穀機 Granted JPS5983318U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17965282U JPS5983318U (ja) 1982-11-28 1982-11-28 自走型脱穀機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17965282U JPS5983318U (ja) 1982-11-28 1982-11-28 自走型脱穀機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5983318U JPS5983318U (ja) 1984-06-05
JPH018104Y2 true JPH018104Y2 (ja) 1989-03-03

Family

ID=30389740

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JP17965282U Granted JPS5983318U (ja) 1982-11-28 1982-11-28 自走型脱穀機

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JP (1) JPS5983318U (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5652934B2 (ja) * 1972-10-26 1981-12-15

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5652934U (ja) * 1979-10-02 1981-05-09
JPS5671139U (ja) * 1979-11-07 1981-06-11

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5652934B2 (ja) * 1972-10-26 1981-12-15

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Publication number Publication date
JPS5983318U (ja) 1984-06-05

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