JPS6219436Y2 - - Google Patents

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JPS6219436Y2
JPS6219436Y2 JP3163683U JP3163683U JPS6219436Y2 JP S6219436 Y2 JPS6219436 Y2 JP S6219436Y2 JP 3163683 U JP3163683 U JP 3163683U JP 3163683 U JP3163683 U JP 3163683U JP S6219436 Y2 JPS6219436 Y2 JP S6219436Y2
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JP
Japan
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operation box
support shaft
main body
locking member
lock pin
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JP3163683U
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JPS59140098U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、プレス等の工作機械に装備する可傾
式操作ボツクスに関するものである。
プレス等の工作機械には、被加工物の搬入搬出
および大形の被加工物を加工可能ならしめるため
にギヤツプが備えてある。従来の操作ボツクス
は、前記ギヤツプを避けた位置に配置する必要性
から、フレームの上部前面に固定していた。この
ため、背丈の低い作業者が作業をする場合、ある
いは、作業者が椅子に座つて座位作業をする場合
に、操作ボツクスの視認性が悪く、また、操作性
が不便となるという問題点があつた。
本考案は上記のごとき問題点に鑑み考案したも
ので、その目的とするところは、プレス等の工作
機械に装備する操作ボツクスの視認性および操作
性を向上することができる可傾式操作ボツクスを
提供することである。
上記目的を達成するために、本考案において
は、工作機械側のフレームの上部側面に支持軸を
水平に突設し、この支持軸に支持装置を介して操
作ボツクス本体を傾動自在に支持せしめて設け、
前記支持装置を支持軸に任意の位置で固定可能な
固定装置を設けたものである。
以下、図面を用いて本考案の実施例について詳
細に説明する。
第1図、第2図は、可傾式操作ボツクス1をC
型フレームからなるプレスに装着した概略側面図
および概略正面図を示すものでる。
可傾式操作ボツクス1は、プレス3のC型フレ
ーム5の上部側面に水平に突設した支持軸7に、
支持装置9を介して傾動自在に支持されるととも
に、固定装置11により任意の位置に固定可能に
装着されている。
前記支持軸7は、その一端部に一体的に形成し
た取付フランジ13を介してボルト等によりC型
フレーム5の上部側面に固定してある。
前記支持装置9は、つぎのように構成されてい
る。すなわち、支持軸7には、左右一対のリンク
15,17の一端部が取付けてあり、各リンク1
5,17の他端部は、操作ボツクス本体19の裏
面上部にボルト等により固定したチヤンネル状の
支持部材21にそれぞれ軸23,25により回動
自在に連結してある。
さらに、支持軸7には、左右一対の変形リンク
27,29の一端部を固設した円筒部材31が回
動自在に嵌合してある。この円筒部材31は、前
記左右一対のリンク15,17間の略中央位置に
設けられ、その両側に固定リング33,35をボ
ルト等により支持軸7に固定して円筒部材31の
軸方向への移動を規制している。前記変形リンク
27,29の各他端部は、リンク37の一端部に
軸39により回動自在に連結してある。リンク3
7の他端部は、操作ボツクス本体19の裏面下部
にボルト等により固定したブラケツト41に軸4
3により回動自在に連結してある。操作ボツクス
19のブラケツト41と支持軸7との間にはスプ
リング45を付設してある。
上記構成により、操作ボツクス本体19は支持
装置9を介して支持軸7に傾動自在に支持される
ものである。
前記固定装置11は、つぎのように構成されて
いる。すなわち、前記円筒部材31には、ロツク
ピンガイド47が一体的に取付けてあり、このロ
ツクピンガイド47には、第6図に示すように大
径孔49と小径孔51とからなる2段孔53が形
成してある。大径穴49は、円筒部材31に連通
している。この2段孔53内には、大径孔49に
摺動自在に嵌合する頭部55を有する係止部材と
してのロツクピン57が小径孔51に摺動自在に
嵌合している。また、ロツクピンガイド47に
は、軸方向の長孔59が形成してあり、この長孔
59内には、ロツクピン57に嵌込んだ案内ピン
61が摺動自在に嵌合してある。さらに、前記2
段孔53の大径孔49内には、ロツクピン57を
押出し方向に付勢するスプリング63が設けてあ
る。
他方、前記支持軸7の周面の複数個所には、ロ
ツクピン57の頭部55を係脱自在に係合する半
径方向の位置決め孔65が設けてある。この位置
決め孔65は係止部材(ロツクピン57)と係脱
自在な係止部を構成するものであつて、ロツクピ
ンガイド47を介して回動するロツクピン57の
回動軌跡に沿つて支持軸7の周面に複数個(本実
施例においては2個)設けてある。
前記ロツクピン57の突出端部には、ワイヤー
等のごとき連結部材67の一端部が連結してあ
り、その他端部は操作ボツクス本体19の下面に
取付けた操作部の取手69に連結してある。
前記取手69は、つぎのように構成されてい
る。すなわち、第5図および第8図〜第10図に
示すよに、操作ボツクス本体19の下面に、左右
一対の四角環状の取手本体71がボルト等により
取付けてあり、この取手本体71には、連杆73
により連結した左右一対の摺動体75が前後方向
(第5図において左右方向)に摺動自在に嵌合さ
れ、この連杆73に前記連結部材67の他端部が
連結してある。
上記構成により明らかなように、ロツクピン5
7がスプリング63によつて付勢されてその頭部
55が支持軸7の任意の位置決め孔65に係合し
た状態で、支持装置9は支持軸7に固定される。
したがつて、操作ボツクス本体19は、支持装置
9を介して支持軸7に、任意の前傾姿勢で保持さ
れることとなる。また、摺動体75の連杆73と
取手本体71とを手で握つて連結部材67を引張
ることにより、ロツクピン57がスプリング63
の付勢力に抗して2段孔53内を支持軸7から隔
離する方向に摺動し、その頭部55が位置決め孔
65から離脱される。したがつて、支持装置9の
固定が解かれ、操作ボツクス本体19は、支持装
置9を介して支持軸7に傾動自在に支持された状
態となる。
以上のごとき構成において、操作ボツクス本体
19の任意の前傾姿勢に固定する場合には、摺動
体75の連杆73と取手本体71とを手で握る
と、摺動体75の移動にともなつてワイヤー等の
連結部材67が引張られる。すると、連結部材6
7の一端部に連結されたロツクピン57がスプリ
ング63の付勢力に抗して2段孔53内を支持軸
7から離隔する方向に摺動し、その頭部55が位
置決め孔65から離脱して支持装置9の固定が解
かれ、操作ボツクス本体19が支持装置9を介し
て支持軸7に傾動自在に支持された状態となる。
この状態において、操作ボツクス本体19を支持
軸7を支点にして所定の位置まで傾動して取手6
9から手を離すと、ロツクピン57がスプリング
63によつて付勢されて2段孔53内を支持軸7
側方向に摺動し、その頭部55が所定の位置決め
孔65に係合して操作ボツクス本体19が支持装
置9を介して支持軸7に固定される。したがつて
操作ボツクス本体19は、所定の前傾姿勢で固定
された状態となる。
以上のごとき実施例の説明より理解されるよう
に、要するに本考案の要旨は実用新案登録請求の
範囲に記載のとおりでありから、その記載より明
らかなように、本考案においては、工作機械にお
けるフレームの側面で、かつフレームのギヤツプ
より僅か上方に支持軸を水平状に突出して設け、
そして、操作ボツクス本体の下部側が前後方向に
揺動可能であるように操作ボツクス本体を前記支
持軸に支持してなるものである。したがつて、操
作ボツクス本体は比較的低い位置に設けられるこ
ととなり、背丈の低い作業者が作業する場合、或
は作業者が椅子に座つて作業する場合であつて
も、操作性が良いものである。
また、本考案においては、操作ボツクス本体側
には支持軸の周面に形成された複数箇所の係止部
と係脱自在な係止部材が設けられており、この係
止部材は支持軸の方向へ付勢されているものであ
る。そして、操作ボツクス本体に取付けた取手本
体には摺動体が前後方向に移動自在に設けられて
おり、前記係止部に対する係止部材の係脱を操作
すべく係止部材に一端部を連結した連結部材の他
端部を前記摺動体に連結してなるものである。
したがつて、操作ボツクス本体は、支持軸に対
して適宜に傾斜した状態に固定され得るものであ
る。よつて、作業者が目視し易い状態に傾斜固定
できるものであり、作業性向上に効果を奏するも
のである。上述のごとく、操作ボツクス本体の傾
斜を調節するとき、支持軸の係止部と係止部材と
の係脱を行なつて操作ボツクス本体の傾斜を調節
するものであるが、上記係止部材は連結部材を介
して摺動体と連結してあるので、取手本体と摺動
体とを把持して摺動体を摺動せしめることによ
り、係止部に対する係止部材の離脱を行ない得る
ものである。
したがつて、取手本体および摺動体を把持した
まま前後動することにより操作ボツクス本体を傾
斜でき、かつ摺動体を解放することにより、係止
部材が係止部に自動的に係合して固定状態となる
ので、工作機械における振動によつて傾斜が変化
するようなことがなく、操作ボツクス本体の傾斜
調節を容易に行ない得るものである。
なお、本考案は前述の実施例のみに限定される
ものではなく、適宜の設計的変更を行なうことに
より、その他の態様でもつて実施し得るものであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図は、本考案に係る可傾式操作ボ
ツクスを装着したプレスの概略側面図および概略
正面図、第3図は可傾式操作ボツクスの背面図、
第4図は同上一部を破断した平面図、第5図は同
上側面図、第6図は固定装置の断面説明図、第7
図は操作ボツクス本体を前傾姿勢で固定した状態
を示す側面図、第8図は取手の背面図、第9図は
同上正面図、第10図は第9図の−線矢視断
面図である。 図面の主要な部分を表わす符号の説明、5……
フレーム、7……支持軸、9……支持装置、11
……固定装置、19……操作ボツクス本体。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 工作機械におけるフレーム側面で、かつフレー
    ムのギヤツプより僅か上方位置に支持軸7を水平
    状に突出して設け、上記工作機械を操作するため
    の操作ボツクス本体の下部側が前後方向に揺動可
    能であるように操作ボツクス本体を上記支持軸7
    に支持して設け、上記支持軸7の周面に形成され
    た複数箇所の係止部と係脱自在な係止部材を上記
    操作ボツクス本体側に設けると共に係止部材を支
    持軸7の方向へ付勢して設け、前記操作ボツクス
    本体に取付けた取手本体71に支承された摺動体
    75を前後方向に移動自在に設け、前記係止部に
    対する係止部材の係脱を操作すべく係止部材に一
    端部を連結した連結部材67の他端部を前記摺動
    体75を連結してなることを特徴とする可傾式操
    作ボツクス。
JP3163683U 1983-03-07 1983-03-07 可傾式操作ボツクス Granted JPS59140098U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3163683U JPS59140098U (ja) 1983-03-07 1983-03-07 可傾式操作ボツクス

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3163683U JPS59140098U (ja) 1983-03-07 1983-03-07 可傾式操作ボツクス

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59140098U JPS59140098U (ja) 1984-09-19
JPS6219436Y2 true JPS6219436Y2 (ja) 1987-05-18

Family

ID=30162479

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JP3163683U Granted JPS59140098U (ja) 1983-03-07 1983-03-07 可傾式操作ボツクス

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5014828B2 (ja) * 2007-02-20 2012-08-29 オークマ株式会社 工作機械用操作盤姿勢変更装置

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JPS59140098U (ja) 1984-09-19

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