JPH047895Y2 - - Google Patents

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JPH047895Y2
JPH047895Y2 JP20282986U JP20282986U JPH047895Y2 JP H047895 Y2 JPH047895 Y2 JP H047895Y2 JP 20282986 U JP20282986 U JP 20282986U JP 20282986 U JP20282986 U JP 20282986U JP H047895 Y2 JPH047895 Y2 JP H047895Y2
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JP
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workpiece
projection chamber
exit
entrance
shot
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、シヨツトブラスト装置の改良に関す
る。
〔従来の技術〕
シヨツトブラストは、固い粒状物を被処理物に
向つて投射し、被処理物の清掃や研摩を行う。
従つて、投射室内に常に置かれているものは摩
耗が激しくなるので、これら部材の摩耗に対する
考慮が必要である。
又、投射された粒状物は飛散するので、この飛
散した粒状物の回収が容易な構造でなければなら
ない。
更にシヨツトブラスト時には、多量の粉塵が発
生すると共に大きな騒音が発生するので、粉塵及
び騒音対策が必要である。
従来のシヨツトブラスト装置は、実公昭53−
1110号公報に開示されているように、投射室内を
横切つてワークを搬送するためのウオーキングビ
ームが設けられ、かつ、ワークが均一にシヨツト
ブラストされるように投射室の両側にターニング
ローラが設けられていた。又、ウオーキングビー
ムの投射室の貫通部には、ゴムのれんが設けら
れ、投射された粒状物の飛散を防止している。
又、実公昭55−53329号公報に開示されている
シヨツトブラスト装置は、ワークの移送方向に一
定ピツチ間隔でローラを配置し、揺動杆にて順次
ワークを移送して、前記ローラでワークを回転さ
せながら均一にシヨツトブラストするようにした
ものである。
又、実公昭53−22876号公報に開示されたもの
は、投射室内を横切るようにウオーキングビーム
が設けられ、かつ、投射室の両側からワークを挟
むようにして把持し回転する把持装置が設けられ
たものである。
又、実公昭53−42370号公報には、シヨツトブ
ラスト装置へのワークの搬入からシヨツトブラス
トされたワークの搬出までの工程が、一人の作業
者によつて効率よく処理できるようにワークの流
れがレイアウトされた技術が開示されている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
前記従来のシヨツトブラスト装置は、いづれも
ウオーキングビームが投射室内を横切るように設
けられているので、シヨツト粒により、ウオーキ
ングビーム(固定ビームも含む)が摩耗するとい
う問題があつた。
このようにビームが摩耗すると、ワークの移送
が乱れて均一なシヨツトブラストができず、ワー
クの清掃不良や或は、ワークの極部的な摩損が生
じて不良品の発生原因になるという欠点があつ
た。
又、ビームの摩耗によつてワークの移送が乱れ
た場合は、ワークが落下してシヨツトブラストが
不能になることがある。このような場合は、大掛
りな補修工事が必要となり、シヨツトブラスト装
置の稼動率が低下し、生産性に大きく影響すると
いう問題があつた。
更にビームの投射室貫通部は、ゴムのれんにて
行なわれているので、シヨツト粒の飛散防止は確
実とは云えずシヨツト粒の回収率が低いという問
題があり、又、粉塵及び騒音対策も不充分となつ
て作業環境が悪いという問題があつた。
本考案は、これら問題をことごとく解決したシ
ヨツトブラスト装置を提供せんとするものであ
る。
〔問題を解決するための手段〕
即ち本考案は、投射室を横切らないようにビー
ムを設けたものであつて、投射室のワーク入口側
と出口側に扉を設け、該投射室のワーク入口側と
出口側にそれぞれ入口側固定ビームと出口側固定
ビーム及び入口側ウオーキングビームと出口側ウ
オーキングビームを設け、該入口側及び出口側の
ウオーキングビームのワーク搬送ピツチ間隔に合
せた位置であつて前記投射室の両側にワークを転
動支持させるための転動ローラを設けたことを特
徴とするものである。
〔作用〕
このように構成することにより、固定ビーム及
びウオーキングビームは投射室内には存せず、こ
れらの摩耗の問題は皆無となる。
又、投射中は、投射室に設けた出入口側の扉に
よつて密閉され、シヨツト粒の外部への飛散は完
全に防止され、かつ、粉塵の外部への漏洩はな
い。又、密閉により騒音も軽減される。
〔実施例〕
以下本考案の一実施例について詳細に説明す
る。第1図において1は投射室であり、この投射
室1のワーク入口側と出口側に扉2が設けられて
いる。3は扉開閉用のエアシリンダである。5
は、カツトゲートであり、1シヨツト毎にシヨツ
ト粒を切り出し、投射機6に供給する。供給され
たシヨツト粒は、投射機6によつて転動ローラ7
に回転させられながら支持されているワークWに
投射される。20はスクリユーコンベヤであり、
投射されて落下したシヨツト粒を払い出してバケ
ツトエレベータ4に移送するために設けられてい
る。バケツトエレベータ4にて持ち上げられたシ
ヨツト粒は、カツトゲート5に貯えられる。21
はスクリユーコンベヤ20の駆動用モータであ
る。
8は、投射室1のワーク入口側に設けられた入
口側固定ビーム、9は、同じく入口側に設けられ
た入口側ウオーキングビームである。
一方投射室1の出口側には、出口側固定ビーム
10及び出口側ウオーキングビーム11が設けら
れている。
これら各ビームには、入口側及び出口側のウオ
ーキングビーム9,11の搬送ピツチPに合せて
ワークWが定置されるV形溝28が設けられ、前
記転動ローラ7,7は、この搬送ピツチPに当る
部分に位置している。そして転動ローラ7,7
は、第3図に示すように投射室1の両側に設けら
れている。25は転動ローラ7の軸受であり、転
動ローラ7を矢印のように出入り可能に支持して
いる。26は、回転駆動用スプロケツトである。
20はスクリユーコンベヤ、24は、基台27に
立設された架台である。
前記入口側及び出口側のウオーキングビーム
9,11は、第1図及び第2図に示すようにリン
ク機構によつて支持されている。
即ちこのリンク機構は、二つ組合さつており、
その第1のリンク機構は、リンク部材12,13
が節X1〜X4で接合された平行四辺形リンクであ
り、第2のリンク機構は、リンク部材15,1
6,17が節Y1〜Y4で接合された平行四辺形リ
ンクである。
上記第1リンク機構において、節X1は、第2
図に示すように両側に設けられたリンク部材13
がピン28で連結されており、このピン28に第
1図に示すように第2リンク機構のリンク部材1
6と第2リンク機構用シリンダ18が回動可能に
支持されている。
又節X2は、同様に両側に設けられたリンク部
材12を連結するようにピンが設けられ、第2リ
ンク機構のリンク部材15が、このピンに回動可
能に支持されている。節X3、X4は、基台27に
ピン接合されている。
一方第2リンク機構の節Y1,Y2は、リンク部
材15,16が、出口側及び入口側のウオーキン
グビーム9,11の足のピン接合され、又節Y3
Y4はリンク部材17にピン接合されている。前
記第2リンク機構用エアシリンダ18のロツド
は、リンク部材15に設けた腕19に回動可能に
接合されている。
14は第1リンク機構用エアシリンダであり、
シリンダ側は基台27に、ロツドはリンク部材1
3に回動可能に接合されている。22,23は、
第1リンク機構のストツパである。
この二つのリンク機構の組合せにより、搬送ピ
ツチPを長くすること、及びウオーキングビーム
の上下動を大きくすることができる外に、エアシ
リンダ14及び18のストローク調整により、ウ
オーキングビームの移送方向への移動を円弧を描
かないで水平移動させることが可能であり、いわ
ゆる四辺形を描くような移動が可能である。
これにより、扉2の開口を極力小さくすること
が可能であり、かつシヨツトブラスト装置全体の
コンパクト化が可能である。
以上のように構成した本実施例の作用について
次に説明する。
第1図の状態は、扉2が閉められ、シヨツトブ
ラストをしている状態にある。転動ローラ7,7
に支持されたワークWは、回転させられながら、
投射機6により投射されるシヨツト粒により、均
一にブラツシングされる。このとき、シヨツト粒
は飛散するが、密閉された扉2によつて外部に飛
び出さずに、投射室1の底部に集り、スクリユー
コンベヤ20によつて自動的に排出される。そし
て、排出されたシヨツト粒は、バケツトエレベー
タ4によつてカツトゲート5に回収し貯えられ
る。
又、投射室1は、扉2によつて密閉されている
から、粉塵の漏洩はなく、又、騒音も柔らげられ
る。
次にシヨツトブラスト完了の信号により、エア
シリンダ3が作動し、扉2が開かれる。
この扉2の開の信号によつて、先ず出口側ウオ
ーキングビーム11がエアシリンダ14,18に
より作動し、シヨツトブラスト完了のワークWが
取出される。次いで、入口側ウオーキングビーム
9がエアシリンダ14,18によつて作動され、
供給装置29により順次供給されてくるワークW
を転動ローラ7,7まで移送する。移送完了の信
号によりエアシリンダ3が作動し、扉2が閉めら
れシヨツトブラストが行なわれる。
〔考案の効果〕
以上詳述した通り本考案によるシヨツトブラス
ト装置によれば、投射室のワーク入口側と出口側
にそれぞれ固定ビームとウオーキングビームを設
け、投入室内に設けた転動ローラにワークを搬入
及び搬出するようにしたもので、各ビームの摩耗
は全くなく、ワークの搬入及び搬出が確実に行な
うことができる。そして、転動ローラに確実に搬
入されてきたワークは回転させられながら均一に
処理され、不良品の発生はない。
又、転動ローラが摩耗しても、転動ローラのみ
の簡単な取換作業でよく、シヨツトブラスト装置
の稼動率を大幅に向上し、これに伴い生産性を大
巾に向上することができた。
又、シヨツトブラスト中は、扉を閉めて投射室
内を密閉した状態で行うので、シヨツト粒の外部
への飛散はなく、その回収率が一段と向上すると
共に、外部への粉塵の漏洩もなく、かつ騒音も軽
減され作業環境を大巾に改善することができ、実
用的効果は多大なものがある。
更には、扉を設けたことによつて従来のゴムの
れん方式よりも装置全体がコンパクト化され、自
動生産ラインへの組込みを可能にして更に生産性
を向上することができる。
そして、投射室内の空間が広くなつて、保守点
検が容易になるなどの実用的効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第3図は本考案の一実施例を示す図
であり、第1図は、投射室内部を示すために一部
縦断面したシヨツトブラスト装置の正面図、第2
図は第1図のA−A線より見た側面図、第3図は
第1図のB−B線における縦断面図である。 1……投射室、2……扉、3……エアシリン
ダ、4……バケツトエレベータ、7……転動ロー
ラ、8……入口側固定ビーム、9……入口側ウオ
ーキングビーム、10……出口側固定ビーム、1
1……出口側ウオーキングビーム。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 投射室のワーク入口側と出口側に扉を設け、該
    投射室のワーク入口側と出口側にそれぞれ入口側
    固定ビームと出口側固定ビーム及び入口側ウオー
    キングビームと出口側ウオーキングビームを設
    け、該入口側及び出口側のウオーキングビームの
    ワーク搬送ピツチ間隔に合せた位置であつて前記
    投射室の両側にワークを転動支持させるための転
    動ローラを設けたことを特徴とするシヨツトブラ
    スト装置。
JP20282986U 1986-12-26 1986-12-26 Expired JPH047895Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20282986U JPH047895Y2 (ja) 1986-12-26 1986-12-26

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JP20282986U JPH047895Y2 (ja) 1986-12-26 1986-12-26

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JPS63107560U JPS63107560U (ja) 1988-07-11
JPH047895Y2 true JPH047895Y2 (ja) 1992-02-28

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