JPH0478899B2 - - Google Patents
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- JPH0478899B2 JPH0478899B2 JP58175732A JP17573283A JPH0478899B2 JP H0478899 B2 JPH0478899 B2 JP H0478899B2 JP 58175732 A JP58175732 A JP 58175732A JP 17573283 A JP17573283 A JP 17573283A JP H0478899 B2 JPH0478899 B2 JP H0478899B2
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- Japan
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- temperature
- water
- control means
- hot water
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- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 131
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- 230000006641 stabilisation Effects 0.000 claims description 3
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F23—COMBUSTION APPARATUS; COMBUSTION PROCESSES
- F23N—REGULATING OR CONTROLLING COMBUSTION
- F23N1/00—Regulating fuel supply
- F23N1/08—Regulating fuel supply conjointly with another medium, e.g. boiler water
- F23N1/082—Regulating fuel supply conjointly with another medium, e.g. boiler water using electronic means
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F23—COMBUSTION APPARATUS; COMBUSTION PROCESSES
- F23N—REGULATING OR CONTROLLING COMBUSTION
- F23N2225/00—Measuring
- F23N2225/08—Measuring temperature
- F23N2225/18—Measuring temperature feedwater temperature
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F23—COMBUSTION APPARATUS; COMBUSTION PROCESSES
- F23N—REGULATING OR CONTROLLING COMBUSTION
- F23N2235/00—Valves, nozzles or pumps
- F23N2235/12—Fuel valves
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Instantaneous Water Boilers, Portable Hot-Water Supply Apparatuses, And Control Of Portable Hot-Water Supply Apparatuses (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
《発明の分野》
この発明は、設定温度を急激に上昇させた場合
にも、出湯温度がただちにこれに追従するように
したガス湯沸器の温度制御装置に関する。
にも、出湯温度がただちにこれに追従するように
したガス湯沸器の温度制御装置に関する。
《従来技術とその問題点》
従来、一般の湯沸器における温度制御は、水量
調整弁の開度を固定したままの状態で、温度設定
器で設定された設定温度と出湯温度検出器で検出
されたた出湯温度との偏差を補正すべく例えば
PID演算等を行ない、この演算結果でガス流量調
整弁の開度を制御するようにしている。
調整弁の開度を固定したままの状態で、温度設定
器で設定された設定温度と出湯温度検出器で検出
されたた出湯温度との偏差を補正すべく例えば
PID演算等を行ない、この演算結果でガス流量調
整弁の開度を制御するようにしている。
しかしながら、このような温度制御方式にあつ
ては、設定温度を急激に上昇させたような場合、
これに制御系が迅速に追従することができず、実
際に出湯温度が設定温度に達するまでに時間がか
かり、例えば40℃で食器洗い等をしている状態か
ら、急に80℃程度の熱湯が必要となつたような場
合に使い勝手が悪い等の問題点を有していた。
ては、設定温度を急激に上昇させたような場合、
これに制御系が迅速に追従することができず、実
際に出湯温度が設定温度に達するまでに時間がか
かり、例えば40℃で食器洗い等をしている状態か
ら、急に80℃程度の熱湯が必要となつたような場
合に使い勝手が悪い等の問題点を有していた。
《発明の目的》
この発明の目的は、ガス湯沸器の使用中に、設
定温度を急激に上昇させたような場合にも、これ
に出湯温度が迅速に追従し、しかも設定温度の切
換に際して出湯温度の変動を最小に留めることに
ある。
定温度を急激に上昇させたような場合にも、これ
に出湯温度が迅速に追従し、しかも設定温度の切
換に際して出湯温度の変動を最小に留めることに
ある。
《発明の構成と効果》
この発明は、上記の目的を達成するために、
入水温度を検出する入水温度検出器と;
出湯温度を検出する出湯温度検出器と;
水量調整弁の開度を最大に固定したままの状態
で温度設定器で設定された設定温度と出湯温度検
出器で検出された出湯温度との偏差を補正すべく
ガス流量調整弁の開度を制御する第1の温度制御
手段と; ガス流量調整弁の開度を最大に固定したままの
状態で、制御開始時点における入水温度検出器で
検出された入水温度、前記設定温度およびガス流
量調整弁全開に対応した最大燃焼状態での発熱量
に基づいて水量調整弁の所要開度を先行演算によ
り求め、該開度に水量調整弁を固定するフイード
フオワード制御による第2の温度制御手段と; ガス流量調整弁の開度を最大に固定したままの
状態で、温度設定器で設定された設定温度と出湯
温度検出器で検出された出湯温度との偏差を補正
すべく水量調整弁の開度を制御する第3の温度制
御手段と; 前記第1の温度制御手段で制御中に、設定温度
の急激な上昇が検出されたときには、第1の温度
制御手段から第2の温度制御手段へと制御を切換
える第1の切換制御手段と; 前記第2の温度制御手段で制御中に、出湯温度
の安定化が検出されたときには、第2の温度制御
手段から第3の温度制御手段へと制御を切換える
第2の切形制御手段とからなることを特徴とす
る。
で温度設定器で設定された設定温度と出湯温度検
出器で検出された出湯温度との偏差を補正すべく
ガス流量調整弁の開度を制御する第1の温度制御
手段と; ガス流量調整弁の開度を最大に固定したままの
状態で、制御開始時点における入水温度検出器で
検出された入水温度、前記設定温度およびガス流
量調整弁全開に対応した最大燃焼状態での発熱量
に基づいて水量調整弁の所要開度を先行演算によ
り求め、該開度に水量調整弁を固定するフイード
フオワード制御による第2の温度制御手段と; ガス流量調整弁の開度を最大に固定したままの
状態で、温度設定器で設定された設定温度と出湯
温度検出器で検出された出湯温度との偏差を補正
すべく水量調整弁の開度を制御する第3の温度制
御手段と; 前記第1の温度制御手段で制御中に、設定温度
の急激な上昇が検出されたときには、第1の温度
制御手段から第2の温度制御手段へと制御を切換
える第1の切換制御手段と; 前記第2の温度制御手段で制御中に、出湯温度
の安定化が検出されたときには、第2の温度制御
手段から第3の温度制御手段へと制御を切換える
第2の切形制御手段とからなることを特徴とす
る。
このような構成によれば、ガス湯沸器の使用中
に設定温度を急激に上昇させても、その直後から
ガス流量調整弁の開度を最大に固定したままの状
態でいやゆるフイードフオワード制御が行なわれ
るため、ただちに出湯温度は急激に上昇して設定
値に短時間で達することがき、また新たな設定値
に出湯温度が安定するのを待つてからガス流量調
整弁の開度を所定値に固定したままで水量調整弁
の開度を制御しながら出湯温度を設定温度に維持
する制御が行なわれるようにしたため、フイード
フオワード制御と水量調整制御とが同時に行なわ
れることに起因する出湯温度の不安定化を防止す
ることができる。
に設定温度を急激に上昇させても、その直後から
ガス流量調整弁の開度を最大に固定したままの状
態でいやゆるフイードフオワード制御が行なわれ
るため、ただちに出湯温度は急激に上昇して設定
値に短時間で達することがき、また新たな設定値
に出湯温度が安定するのを待つてからガス流量調
整弁の開度を所定値に固定したままで水量調整弁
の開度を制御しながら出湯温度を設定温度に維持
する制御が行なわれるようにしたため、フイード
フオワード制御と水量調整制御とが同時に行なわ
れることに起因する出湯温度の不安定化を防止す
ることができる。
《実施例の説明》
第1図はこの発明の一実施例であるガス湯沸器
のシステム構成を示す図である。
のシステム構成を示す図である。
同図において、炉体1は、縦型円筒状に形成さ
れ、その底部にはバーナ2が配置されるととも
に、その上方には熱交換器3が配置され、更に炉
体1の上部に形成された排気口4には、モータM
で駆動される排気フアン5が取付けられている。
れ、その底部にはバーナ2が配置されるととも
に、その上方には熱交換器3が配置され、更に炉
体1の上部に形成された排気口4には、モータM
で駆動される排気フアン5が取付けられている。
熱交換器3の入口側には、給水管路6が接続さ
れるとともに、出口側には給湯管路7が接続さ
れ、この給湯管路7は先端側において3本に分岐
され、各分岐管路7a,7b,7cには、それぞ
れカラン8a,8b,8cが取付けられている。
れるとともに、出口側には給湯管路7が接続さ
れ、この給湯管路7は先端側において3本に分岐
され、各分岐管路7a,7b,7cには、それぞ
れカラン8a,8b,8cが取付けられている。
熱交換器3の入口側に近い給水管路6上には、
水量調整弁9、水流スイツチ10、入水温度検出
器11が順に取付けられている。
水量調整弁9、水流スイツチ10、入水温度検出
器11が順に取付けられている。
水量調整弁9は、全閉状態から全開状態まで開
度を連続的に調整可能な例えばモータ駆動式のサ
ーボ弁で構成され、またその現在開度は該水量調
整弁9に備え付けられたポテンシヨメータ等を介
してコートローラ12側へと送られる。
度を連続的に調整可能な例えばモータ駆動式のサ
ーボ弁で構成され、またその現在開度は該水量調
整弁9に備え付けられたポテンシヨメータ等を介
してコートローラ12側へと送られる。
水流スイツチ10は、カラン8a〜8cの何れ
かが開かれて、給水管路6内に一定値以上の水流
が生ずると、これを検出してオンするスイツチで
ある。
かが開かれて、給水管路6内に一定値以上の水流
が生ずると、これを検出してオンするスイツチで
ある。
入水温度検出器11は、例えばサーミスタ等の
感温素子で構成され、コントローラ12内の処理
回路に接続されて、入水温度に対応したアナログ
電圧を出力する。
感温素子で構成され、コントローラ12内の処理
回路に接続されて、入水温度に対応したアナログ
電圧を出力する。
熱交換器3の出口側に近い給湯管路7上には、
出湯温度検出器13が取付けられている。この検
出器13も、例えばサーミスタ等の感温素子で構
成され、コントローラ12内の処理回路に接続さ
れて、出湯温度に対応したアナログ電圧を出力す
る。
出湯温度検出器13が取付けられている。この検
出器13も、例えばサーミスタ等の感温素子で構
成され、コントローラ12内の処理回路に接続さ
れて、出湯温度に対応したアナログ電圧を出力す
る。
バーナ2へと燃料ガスを供給するガス供給管路
14上には、ガス遮断弁15、ガスガバナ16お
よびガス流量調整弁17が順に取付けられてい
る。
14上には、ガス遮断弁15、ガスガバナ16お
よびガス流量調整弁17が順に取付けられてい
る。
遮断弁15は、全閉状態と全開状態との2つの
状態をとり得る電磁弁で構成され、コントローラ
12からの信号で開閉制御される。
状態をとり得る電磁弁で構成され、コントローラ
12からの信号で開閉制御される。
ガスガバナ16は、燃料ガスの圧力を一定に保
つ機能を有するものである。
つ機能を有するものである。
流量調整弁17は全閉状態から全開状態まで開
度を連続的に調整可能な例えばモータ駆動式のサ
ーボ弁で構成され、またその現在開度は流量調整
弁17に備え付けられたポテンシヨメータ等を介
してコントローラ12側へと送られる。
度を連続的に調整可能な例えばモータ駆動式のサ
ーボ弁で構成され、またその現在開度は流量調整
弁17に備え付けられたポテンシヨメータ等を介
してコントローラ12側へと送られる。
点火器18は、コントローラ12からの指令で
火花を発し、バーナ2から噴出する燃料ガスに着
火するものである。
火花を発し、バーナ2から噴出する燃料ガスに着
火するものである。
火炎検出器19は、バーナ2から発する火花1
8に近接して、炎電流およびその整流作用を利用
して火炎を電気信号に変換するとともに、この信
号を適宜増幅した後これを比較的大きな時定数を
有する平滑回路で平滑し、更に基準レベルをもつ
て2値化するとともに、その出力でドライバを介
してリレーを駆動し、接点信号を出力する。
8に近接して、炎電流およびその整流作用を利用
して火炎を電気信号に変換するとともに、この信
号を適宜増幅した後これを比較的大きな時定数を
有する平滑回路で平滑し、更に基準レベルをもつ
て2値化するとともに、その出力でドライバを介
してリレーを駆動し、接点信号を出力する。
コントローラ12は、燃焼開始から燃焼停止に
至るシーケンス動作を制御するシーケンス回路
と、出湯温度を設定温度に維持する温度制御回路
とから構成されており、これらの回路はマイクロ
コンピユータで実施されている。
至るシーケンス動作を制御するシーケンス回路
と、出湯温度を設定温度に維持する温度制御回路
とから構成されており、これらの回路はマイクロ
コンピユータで実施されている。
次に、第2図はマイクロコンピユータで実行さ
れる制御手順を示すフローチヤートであり、この
フローチヤートに従つて湯沸器の全体的な動作を
簡単に説明する。
れる制御手順を示すフローチヤートであり、この
フローチヤートに従つて湯沸器の全体的な動作を
簡単に説明する。
まず、ステツプ1で、水流スイツチ10の状態
を読込み、水流があれば燃焼開始処理へ移行す
る。
を読込み、水流があれば燃焼開始処理へ移行す
る。
燃焼開始処理では、まずステツプ3でプレパー
ジを行ない、プレパージ時間が経過すれば、ステ
ツプ4に続いて緩点火処理へ移行する。
ジを行ない、プレパージ時間が経過すれば、ステ
ツプ4に続いて緩点火処理へ移行する。
緩点火処理5では、ガス遮断弁15を全開、ガ
ス流量調整弁17を微開とし、バーナ2から燃料
ガスをわずかに噴出させつつ、点火器18を駆動
して、安全スイツチ時間にわたつて点火を試み
る。
ス流量調整弁17を微開とし、バーナ2から燃料
ガスをわずかに噴出させつつ、点火器18を駆動
して、安全スイツチ時間にわたつて点火を試み
る。
安全スイツチ時間が経過しても、バーナに着火
しない場合には、ステツプ6に続いてステツプ7
を実行し、なんらかのエラー処理を行なう。
しない場合には、ステツプ6に続いてステツプ7
を実行し、なんらかのエラー処理を行なう。
安全スイツチ時間経過前に着火が確認されれ
ば、その後ステツプ10およびステツプ11で断
火および水流なしがそれぞれ検出されるまでの
間、ステツプ9で本発明に係わる湯温制御処理を
繰り返し行なう。
ば、その後ステツプ10およびステツプ11で断
火および水流なしがそれぞれ検出されるまでの
間、ステツプ9で本発明に係わる湯温制御処理を
繰り返し行なう。
また、湯温制御処理中に断火が検出されると、
ステツプ10に続いてステツプ3に戻り、再びプ
レパージ処理を行なう。
ステツプ10に続いてステツプ3に戻り、再びプ
レパージ処理を行なう。
他方、湯温制御処理中に水流なしが検出される
と、ステツプ11に続いてステツプ12を実行
し、アフターパージ処理を行なう。
と、ステツプ11に続いてステツプ12を実行
し、アフターパージ処理を行なう。
また、アフターパージ処理中に、水流ありが再
び検出されると、ステツプ13に続いてステツプ
5へ戻り、緩点火処理からの実行を行ない、アフ
ターパージ処理が所定時間経過すれば、ステツプ
14に続いてステツプ1の使用待ち処理へ戻る。
び検出されると、ステツプ13に続いてステツプ
5へ戻り、緩点火処理からの実行を行ない、アフ
ターパージ処理が所定時間経過すれば、ステツプ
14に続いてステツプ1の使用待ち処理へ戻る。
次に、ステツプ9で行なわれる湯温制御処理の
詳細を第3図〜第5図に基づいて説明する。
詳細を第3図〜第5図に基づいて説明する。
第3図は、本発明に係わる湯温制御処理の構成
を示す機能ブロツク図、第4図は当該ブロツク図
に対応してマイクロコンピユータで実行される制
御手順を示すフローチヤート、第5図は本発明制
御による出湯温度と設定温度との関係を示すグラ
フである。
を示す機能ブロツク図、第4図は当該ブロツク図
に対応してマイクロコンピユータで実行される制
御手順を示すフローチヤート、第5図は本発明制
御による出湯温度と設定温度との関係を示すグラ
フである。
次に、第3図の機能ブロツク図を参照しなが
ら、マイクロコンピユータで実行される制御手順
を、第4図のマイクロコンピユータに従つて説明
する。
ら、マイクロコンピユータで実行される制御手順
を、第4図のマイクロコンピユータに従つて説明
する。
まず、湯温制御が開始されると、ステツプ10
0で各検出器および設定器の出力を読込み、次い
でステツプ101,102で水量補正モード、先
行制御モード(後述する)の確認を行なう。
0で各検出器および設定器の出力を読込み、次い
でステツプ101,102で水量補正モード、先
行制御モード(後述する)の確認を行なう。
ここで、何れのモードにも該当しない場合、ス
テツプ103へ進み、設定温度の急変有無を確認
する。
テツプ103へ進み、設定温度の急変有無を確認
する。
ここで、設定温度に急変がなければ、ステツプ
104で水量調整弁9を全開とし、ステツプ10
5で所要ガス流量を演算する。
104で水量調整弁9を全開とし、ステツプ10
5で所要ガス流量を演算する。
この演算は、出湯温度検出器13で検出された
出湯温度MPと温度設定器20で設定された設定
温度SPとに基づいて行なわれ、これらの偏差を
補正するに必要な所要ガス流量を求める。
出湯温度MPと温度設定器20で設定された設定
温度SPとに基づいて行なわれ、これらの偏差を
補正するに必要な所要ガス流量を求める。
次いで、ステツプ106では、求められたガス
流量に対応して、流量調整弁17の開度を求め、
該開度に一致するように燃料調整用サーボ系を調
整する。
流量に対応して、流量調整弁17の開度を求め、
該開度に一致するように燃料調整用サーボ系を調
整する。
以上一連の動作を通常モードの動作と称し、こ
れを第3図の機能ブロツク図で模式的に説明す
る。
れを第3図の機能ブロツク図で模式的に説明す
る。
設定急変検出部21は、温度設定器20で設定
された設定温度SPに急変(例えば、設定温度が
40℃から80℃に上昇する)がなければ、切換器2
2を入力Aに、また切換器23を入力Bに切換え
ている。
された設定温度SPに急変(例えば、設定温度が
40℃から80℃に上昇する)がなければ、切換器2
2を入力Aに、また切換器23を入力Bに切換え
ている。
この状態では、サーボモータ24、弁開度ポテ
ンシヨ25、補正演算部26とで構成されるサー
ボ系は、最大弁開度発生部27から与えられる最
大水量信号Qmaxを受けて駆動され、水量調整弁
9は全開に固定される。
ンシヨ25、補正演算部26とで構成されるサー
ボ系は、最大弁開度発生部27から与えられる最
大水量信号Qmaxを受けて駆動され、水量調整弁
9は全開に固定される。
他方、サーボモータ28、弁開度ポテンシヨ2
9および補正演算部30で構成されるサーボ系
は、ガス流量演算部31から与えられるガス流量
Gxを受けて駆動され、ガス流量調整弁17の開
度は、設定温度SPと出湯温度MPとが一致するよ
うに制御される。
9および補正演算部30で構成されるサーボ系
は、ガス流量演算部31から与えられるガス流量
Gxを受けて駆動され、ガス流量調整弁17の開
度は、設定温度SPと出湯温度MPとが一致するよ
うに制御される。
次に、以上の通常モードの動作中に、設定温度
の急変が検出されると、第4図のステツプ103
に続いてステツプ107が実行され、ガス流量調
整弁17の開度は固定される。
の急変が検出されると、第4図のステツプ103
に続いてステツプ107が実行され、ガス流量調
整弁17の開度は固定される。
次いで、ステツプ108では、当該時点の設定
温度SP、入水温度WPおよびガス流量調整弁全開
に対応した最大発熱量FUmaxとに基づいて、出
湯温度MPを設定温度SPに一致させるに必要な流
入水量Qaが先行演算により求められる。
温度SP、入水温度WPおよびガス流量調整弁全開
に対応した最大発熱量FUmaxとに基づいて、出
湯温度MPを設定温度SPに一致させるに必要な流
入水量Qaが先行演算により求められる。
次いで、ステツプ109では、この流入水量に
対応した水量調整弁9の開度が出力され、この開
度と一致するようにサーボ系が駆動される。
対応した水量調整弁9の開度が出力され、この開
度と一致するようにサーボ系が駆動される。
次いで、ステツプ110では先行制御モードフ
ラグをセツトし、以後出湯温度MPが安定するま
でステツプ111を繰り返す。
ラグをセツトし、以後出湯温度MPが安定するま
でステツプ111を繰り返す。
以上一連の動作を先行制御モードと称し、これ
を第3図の機能ブロツク図に基づいて説明すると
次のようになる。
を第3図の機能ブロツク図に基づいて説明すると
次のようになる。
温度設定器20の設定温度SPに急変が検出さ
れると、設定急変検出部21の作用で、切換器2
2は入力B側へ、また切換器23は入力A側へと
切換設定される。
れると、設定急変検出部21の作用で、切換器2
2は入力B側へ、また切換器23は入力A側へと
切換設定される。
すると、燃料ガス側のサーボ系は、最大弁開度
発生部からの最大ガス流量信号Gmaxを受けて駆
動され、燃料ガス流量弁17の開度は最大に固定
される。
発生部からの最大ガス流量信号Gmaxを受けて駆
動され、燃料ガス流量弁17の開度は最大に固定
される。
他方、水量先行演算部32では、設定温度SP、
入水温度WPおよび最大燃焼状態における発熱量
FUmaxとに基づいて、出湯温度13を設定温度
SPに一致させるに要する流入水量を先行演算に
より求める。
入水温度WPおよび最大燃焼状態における発熱量
FUmaxとに基づいて、出湯温度13を設定温度
SPに一致させるに要する流入水量を先行演算に
より求める。
すると、水量調整側のサーボ系は、切換器36
を介して水量先行演算部32から与えられる水量
信号Qaを受けて駆動され、水量調整弁9の開度
は所要開度に固定される。
を介して水量先行演算部32から与えられる水量
信号Qaを受けて駆動され、水量調整弁9の開度
は所要開度に固定される。
以後、出湯温度安定部33では、出湯温度MP
の変化が所定幅に入つたかどうかを検出し、その
検出出力で切換器36は入力B側へ切換設定され
る。
の変化が所定幅に入つたかどうかを検出し、その
検出出力で切換器36は入力B側へ切換設定され
る。
次に、以上の先行制御モードにおいて、ステツ
プ111で出湯温度の安定が検出されると、ステ
ツプ112では出湯温度MPと設定温度SPとの偏
差を補正するに必要な補正水量Qbを求める。
プ111で出湯温度の安定が検出されると、ステ
ツプ112では出湯温度MPと設定温度SPとの偏
差を補正するに必要な補正水量Qbを求める。
次いで、ステツプ113では、前記水量補正演
算部32で求められた補正水量Qbに対応して、
水量調整弁の所要開度を求める。この求められた
開度に基づいて、サーボ系が駆動され、水量調整
弁9の開度が逐次制御される。
算部32で求められた補正水量Qbに対応して、
水量調整弁の所要開度を求める。この求められた
開度に基づいて、サーボ系が駆動され、水量調整
弁9の開度が逐次制御される。
次いで、ステツプ114では、水量補正モード
フラグをセツトし、以後水量補正モードの動作が
継続する。なお、水量補正モードから通常モード
に復帰させるためには、種々の方法が考えられ、
例えば出湯温度MPと設定温度SPとの偏差がなく
なつたこと、あるいは設定温度急変後一定時間が
経過したこと等で行なうことができる。
フラグをセツトし、以後水量補正モードの動作が
継続する。なお、水量補正モードから通常モード
に復帰させるためには、種々の方法が考えられ、
例えば出湯温度MPと設定温度SPとの偏差がなく
なつたこと、あるいは設定温度急変後一定時間が
経過したこと等で行なうことができる。
以上の水量補正モードの動作を、第3図の機能
ブロツク図で説明すると次のようになる。
ブロツク図で説明すると次のようになる。
出湯温度安定検出部33で出湯温度MPの安定
が検出されると、切換器36は入力B側に設定さ
れ、水量制御用のサーボ系には所要水量信号Qb
が与えられ、これにより水量調整弁9の開度が補
正される訳である。
が検出されると、切換器36は入力B側に設定さ
れ、水量制御用のサーボ系には所要水量信号Qb
が与えられ、これにより水量調整弁9の開度が補
正される訳である。
以上の、通常モード、先行モードおよび水量補
正モードにより得られる出湯温度の変化を、第5
図のグラフに示す。
正モードにより得られる出湯温度の変化を、第5
図のグラフに示す。
同図に示す如く、通常モードで出湯温度を制御
中に、図中点線で示す設定温度が時刻t1において
急上昇した場合、ただちに先行制御モードに切換
えられる。すると、出湯温度は所定の時定数カー
ブを描いて急激に上昇し、一定時間が経過すると
ほぼ安定状態となる。
中に、図中点線で示す設定温度が時刻t1において
急上昇した場合、ただちに先行制御モードに切換
えられる。すると、出湯温度は所定の時定数カー
ブを描いて急激に上昇し、一定時間が経過すると
ほぼ安定状態となる。
ここで、水量調整弁あるいは信号伝達系等に誤
差が生ずるため、演算により求められた値をサー
ボ系に与えても、そのままでは出湯温度と設定温
度が一致するには至らない。
差が生ずるため、演算により求められた値をサー
ボ系に与えても、そのままでは出湯温度と設定温
度が一致するには至らない。
次いで、時刻t2で出湯温度の安定が検出される
と、以後水量補正モードの制御に移り、これによ
り出湯温度は設定温度と一致するように補正制御
されることとなるのである。
と、以後水量補正モードの制御に移り、これによ
り出湯温度は設定温度と一致するように補正制御
されることとなるのである。
特に、このように先行制御モードから水量補正
モードへの移行を、出湯温度が完全に安定してか
ら行なうようにしたため、先行制御モードと水量
補正モードとが競合することによる出湯温度の不
安定化を確実に防止できるとともに、通常モード
から先行制御モードへの切換についても、これを
温度設定値が急変した場合に限つたため、これら
3つのモードを常に有効に働かせ、迅速な温度制
御が可能となる訳である。
モードへの移行を、出湯温度が完全に安定してか
ら行なうようにしたため、先行制御モードと水量
補正モードとが競合することによる出湯温度の不
安定化を確実に防止できるとともに、通常モード
から先行制御モードへの切換についても、これを
温度設定値が急変した場合に限つたため、これら
3つのモードを常に有効に働かせ、迅速な温度制
御が可能となる訳である。
第1図は本発明が適用されるガス湯沸器のシス
テム構成を示す図、第2図は同ガス湯沸器の制御
手順の全体を概略的に示すフローチヤート、第3
図は本発明に係わる制御を概略的に示す機能ブロ
ツク図、第4図は本発明に係わる制御をマイクロ
コンピユータで実行するためのフローチヤート、
第5図は制御結果である設定温度と出湯温度との
関係を示すグラフである。 2……バーナ、3……熱交換器、6……給水管
路、7……給湯管路、9……水量調整弁、11…
…入水温度検出器、12……コントローラ、13
……出湯温度検出器、14……ガス供給管路、1
7……ガス流量調整弁。
テム構成を示す図、第2図は同ガス湯沸器の制御
手順の全体を概略的に示すフローチヤート、第3
図は本発明に係わる制御を概略的に示す機能ブロ
ツク図、第4図は本発明に係わる制御をマイクロ
コンピユータで実行するためのフローチヤート、
第5図は制御結果である設定温度と出湯温度との
関係を示すグラフである。 2……バーナ、3……熱交換器、6……給水管
路、7……給湯管路、9……水量調整弁、11…
…入水温度検出器、12……コントローラ、13
……出湯温度検出器、14……ガス供給管路、1
7……ガス流量調整弁。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 入水温度を検出する入水温度検出器と; 出湯温度を検出する出湯温度検出器と; 水量調整弁の開度を最大に固定したままの状態
で温度設定器で設定された設定温度と出湯温度検
出器で検出された出湯温度との偏差を補正すべく
ガス流量調整弁の開度を制御する第1の温度制御
手段と; ガス流量調整弁の開度を最大に固定したままの
状態で、制御開始時点における入水温度検出器で
検出された入水温度、前記設定温度およびガス流
量調整弁全開に対応した最大燃焼状態での発熱量
に基づいて水量調整弁の所要開度を先行演算によ
り求め、該開度に水量調整弁を固定するフイード
フオワード制御による第2の温度制御手段と; ガス流量調整弁の開度を最大に固定したままの
状態で、温度設定器で設定された設定温度と出湯
温度検出器で検出された出湯温度との偏差を補正
すべく水量調整弁の開度を制御する第3の温度制
御手段と; 前記第1の温度制御手段で制御中に、設定温度
の急激な上昇が検出されたときには、第1の温度
制御手段から第2の温度制御手段へと制御を切換
える第1の切換制御手段と; 前記第2の温度制御手段で制御中に、出湯温度
の安定化が検出されたときには、第2の温度制御
手段から第3の温度制御手段へと制御を切換える
第2の切換制御手段とからなることを特徴とする
ガス湯沸器の温度制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58175732A JPS6069449A (ja) | 1983-09-22 | 1983-09-22 | ガス湯沸器の温度制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58175732A JPS6069449A (ja) | 1983-09-22 | 1983-09-22 | ガス湯沸器の温度制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6069449A JPS6069449A (ja) | 1985-04-20 |
JPH0478899B2 true JPH0478899B2 (ja) | 1992-12-14 |
Family
ID=16001267
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP58175732A Granted JPS6069449A (ja) | 1983-09-22 | 1983-09-22 | ガス湯沸器の温度制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6069449A (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0361024A (ja) * | 1989-07-28 | 1991-03-15 | Nissei Denki Kk | フッ素樹脂薄膜被覆ローラの製造方法 |
CN106500343A (zh) * | 2016-10-13 | 2017-03-15 | 广东万家乐燃气具有限公司 | 一种中央燃气热水器的控制方法 |
CN111895653B (zh) * | 2020-05-07 | 2024-04-16 | 华帝股份有限公司 | 燃气热水器恒温性能检测装置及其控制方法 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5833051A (ja) * | 1981-08-20 | 1983-02-26 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 温水器の制御装置 |
JPS5849150B2 (ja) * | 1981-03-30 | 1983-11-02 | 福栄肥料株式会社 | 魚鱗の粉末化方法 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5849150U (ja) * | 1981-09-28 | 1983-04-02 | 株式会社ターダ | 瞬間湯沸器 |
-
1983
- 1983-09-22 JP JP58175732A patent/JPS6069449A/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5849150B2 (ja) * | 1981-03-30 | 1983-11-02 | 福栄肥料株式会社 | 魚鱗の粉末化方法 |
JPS5833051A (ja) * | 1981-08-20 | 1983-02-26 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 温水器の制御装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6069449A (ja) | 1985-04-20 |
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