JPH0477980B2 - - Google Patents
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- JPH0477980B2 JPH0477980B2 JP59179043A JP17904384A JPH0477980B2 JP H0477980 B2 JPH0477980 B2 JP H0477980B2 JP 59179043 A JP59179043 A JP 59179043A JP 17904384 A JP17904384 A JP 17904384A JP H0477980 B2 JPH0477980 B2 JP H0477980B2
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- Japan
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- magnetic tape
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- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 8
- 230000003139 buffering effect Effects 0.000 claims description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 4
- 230000002159 abnormal effect Effects 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000010365 information processing Effects 0.000 description 2
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 1
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Controlling Rewinding, Feeding, Winding, Or Abnormalities Of Webs (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、情報処理システムの外部記憶装置と
して使用される磁気テープ装置におけるテープ巻
回用リール制御方法に関する。
して使用される磁気テープ装置におけるテープ巻
回用リール制御方法に関する。
磁気テープ装置は、情報処理システムにおける
外部記憶装置として、古くから主としてビツト当
たりの媒体単価が安く、磁気デイスク装置が発達
した昨今でも、大量データの保存および運搬並び
に逐一データ処理などの分野において、広く利用
されている。
外部記憶装置として、古くから主としてビツト当
たりの媒体単価が安く、磁気デイスク装置が発達
した昨今でも、大量データの保存および運搬並び
に逐一データ処理などの分野において、広く利用
されている。
従来から磁気テープ装置は、通常記憶媒体とし
て、幅1/2インチ(12.7mm)長さ2400フイート
(730mm)または300フイート(91m)の長尺テー
プ媒体をテープリールに巻きつけて使用してい
る。ところが磁気テープ装置は、テープリールの
装置への着脱およびテープセツトの操作が面倒で
あるという点から、テープリールを装置の受け台
金具に設定すると、後は自動的にテープを書込
み、読取り開始位置まで誘導するオートローデイ
ング等と呼称される機能を備えたものが普及して
いる。またこの装置は、装置にセツトされている
テープを、供給リールに完全に巻戻す機能も備え
ているのが普通であり、この巻戻し動作をアンロ
ーデイングと呼称している。
て、幅1/2インチ(12.7mm)長さ2400フイート
(730mm)または300フイート(91m)の長尺テー
プ媒体をテープリールに巻きつけて使用してい
る。ところが磁気テープ装置は、テープリールの
装置への着脱およびテープセツトの操作が面倒で
あるという点から、テープリールを装置の受け台
金具に設定すると、後は自動的にテープを書込
み、読取り開始位置まで誘導するオートローデイ
ング等と呼称される機能を備えたものが普及して
いる。またこの装置は、装置にセツトされている
テープを、供給リールに完全に巻戻す機能も備え
ているのが普通であり、この巻戻し動作をアンロ
ーデイングと呼称している。
オートローデイングの動作は一般に次のように
して行われる。第2図は通常の磁気テープ装置に
おけるリール制御装置を示すブロツク図で、供給
リール(フアイルリール)4を装置の装着金具に
設定すると、該供給リール4が正方向に回転(時
計方向回転)し、テープの始端が巻き取りリール
(マシンリール)5の方向に導かれる。このとき
テープの始端が、テープバツフア用の真空コラム
9,10の方向に落下しないようにブロツク13
から左方向に圧搾空気が噴出され、テープ始端は
この空気流と共に巻き取りリール5に導かれる。
巻き取りリール5は、リールの中心部で空気を吸
引しており、テープ始端は更に巻き取りリール5
の中心部へ導かれる。そして巻き取りリール5は
このテープを巻き取るため、正方向に回転する。
この時供給リールから送り出されたテープが両リ
ール4,5の間で緩まないようにするために、巻
き取りリール5の正方向の回転数は、供給リール
4の回転数より速く設定される。また供給リール
4はテープ長が2400フイートから300フイートの
テープリールが装着されるため、この巻径の違い
によるテープの送り出し速度も考慮されている。
通常2400フイートのテープリールが装着された場
合においても、両リールの間でテープが緩まない
ようにするために、供給リールの正方向回転数
と、巻き取りリールの正方向回転数の比は、1:
2.5程度に設定される。
して行われる。第2図は通常の磁気テープ装置に
おけるリール制御装置を示すブロツク図で、供給
リール(フアイルリール)4を装置の装着金具に
設定すると、該供給リール4が正方向に回転(時
計方向回転)し、テープの始端が巻き取りリール
(マシンリール)5の方向に導かれる。このとき
テープの始端が、テープバツフア用の真空コラム
9,10の方向に落下しないようにブロツク13
から左方向に圧搾空気が噴出され、テープ始端は
この空気流と共に巻き取りリール5に導かれる。
巻き取りリール5は、リールの中心部で空気を吸
引しており、テープ始端は更に巻き取りリール5
の中心部へ導かれる。そして巻き取りリール5は
このテープを巻き取るため、正方向に回転する。
この時供給リールから送り出されたテープが両リ
ール4,5の間で緩まないようにするために、巻
き取りリール5の正方向の回転数は、供給リール
4の回転数より速く設定される。また供給リール
4はテープ長が2400フイートから300フイートの
テープリールが装着されるため、この巻径の違い
によるテープの送り出し速度も考慮されている。
通常2400フイートのテープリールが装着された場
合においても、両リールの間でテープが緩まない
ようにするために、供給リールの正方向回転数
と、巻き取りリールの正方向回転数の比は、1:
2.5程度に設定される。
このため、巻き取りリール5の正方向回転速度
は比較的に高速度にならざるを得ない。次にテー
プが巻き取りリール5に巻き付いた後、更に数回
転巻き取り、その後巻き取りリール5を逆方向回
転(反時計方向回転)し、テープを真空コラム1
0に供給して垂下させ、オートローデイング動作
を完了する。この状態で、テープはキヤプスタン
3の回転で走行して、書込みヘツド7による情報
の書込みや読取りヘツド6による情報の読取りが
可能となる。8は消去ヘツドである。
は比較的に高速度にならざるを得ない。次にテー
プが巻き取りリール5に巻き付いた後、更に数回
転巻き取り、その後巻き取りリール5を逆方向回
転(反時計方向回転)し、テープを真空コラム1
0に供給して垂下させ、オートローデイング動作
を完了する。この状態で、テープはキヤプスタン
3の回転で走行して、書込みヘツド7による情報
の書込みや読取りヘツド6による情報の読取りが
可能となる。8は消去ヘツドである。
アンローデイング動作の際は、まず供給リール
4が逆方向に回転して真空コラム9中のテープを
回収したところで停止する。次に巻き取りリール
5を正方向に回転し、両真空コラム9,10の残
りのテープを総て巻取る。真空コラム内の残りの
テープ回収の終了が、ブロツク13の空気噴出孔
をテープで閉塞して、空気スイツチ12により検
出されると、巻き取りリール5の正方向回転が停
止する。次に供給リール4と巻き取りリール5と
も逆方向に回転し、巻き取りリール5のテープ総
てを供給リール4に回収しアンローデイング動作
が完了する。
4が逆方向に回転して真空コラム9中のテープを
回収したところで停止する。次に巻き取りリール
5を正方向に回転し、両真空コラム9,10の残
りのテープを総て巻取る。真空コラム内の残りの
テープ回収の終了が、ブロツク13の空気噴出孔
をテープで閉塞して、空気スイツチ12により検
出されると、巻き取りリール5の正方向回転が停
止する。次に供給リール4と巻き取りリール5と
も逆方向に回転し、巻き取りリール5のテープ総
てを供給リール4に回収しアンローデイング動作
が完了する。
なお制御部2によつて、キヤプスタン駆動回路
3aや供給リール駆動回路4a、巻き取りリール
駆動回路5a、読取り回路6a、書込み回路7
a、テープの終端検出回路11などの制御が行わ
れる。
3aや供給リール駆動回路4a、巻き取りリール
駆動回路5a、読取り回路6a、書込み回路7
a、テープの終端検出回路11などの制御が行わ
れる。
ところが従来の装置では、前記のアンローデイ
ング動作のテープ余長回収時において、テープで
空気噴出孔を閉塞した回収終了の瞬間、巻き取り
リール5を停止しようと巻き取りリール駆動回路
5aが動作しても、モータおよび巻き取りリール
5の慣性のため、巻き取りリールは過剰回転す
る。この過剰回転のためテープに異常張力を与
え、巻き取られた供給リール4の外周部分が巻き
取つた積層テープ1とテープリールフランジ間に
落ち込んだり、テープのフイルムベースに折れが
発生したりして、テープに永久変形を起こし、傷
めたりする場合がある。
ング動作のテープ余長回収時において、テープで
空気噴出孔を閉塞した回収終了の瞬間、巻き取り
リール5を停止しようと巻き取りリール駆動回路
5aが動作しても、モータおよび巻き取りリール
5の慣性のため、巻き取りリールは過剰回転す
る。この過剰回転のためテープに異常張力を与
え、巻き取られた供給リール4の外周部分が巻き
取つた積層テープ1とテープリールフランジ間に
落ち込んだり、テープのフイルムベースに折れが
発生したりして、テープに永久変形を起こし、傷
めたりする場合がある。
本発明の技術的課題は、従来の磁気テープ装置
のリール制御方法におけるこのような問題を解消
し、アンロード時の巻き取りリールの過剰回転を
抑制し、テープに異常に大きな張力が作用するの
を防止することにある。
のリール制御方法におけるこのような問題を解消
し、アンロード時の巻き取りリールの過剰回転を
抑制し、テープに異常に大きな張力が作用するの
を防止することにある。
この問題点を解決するために講じた本発明によ
る技術的手段は、巻き取りリールと供給リールと
の間に磁気テープのバツフア手段用の真空コラム
と、磁気テープに情報の読書きを行う磁気ヘツド
を備え、供給リールおよび巻き取りリールの回転
を制御して、供給リールから巻き取りリールに磁
気テープをオートロードしたり、真空コラムにお
ける磁気テープ垂下部を両リールに回収してアン
ローデイング動作を行う制御方法であつて、巻き
取りリールのローデイング方向の回転速度を二通
りに切り換える切り換え回路を備え、アンロード
のために真空コラム中の磁気テープを巻き取りリ
ール側に巻き取つて回収する際に、巻き取りリー
ルの回転速度をローデイング時より遅くする方法
を採つている。
る技術的手段は、巻き取りリールと供給リールと
の間に磁気テープのバツフア手段用の真空コラム
と、磁気テープに情報の読書きを行う磁気ヘツド
を備え、供給リールおよび巻き取りリールの回転
を制御して、供給リールから巻き取りリールに磁
気テープをオートロードしたり、真空コラムにお
ける磁気テープ垂下部を両リールに回収してアン
ローデイング動作を行う制御方法であつて、巻き
取りリールのローデイング方向の回転速度を二通
りに切り換える切り換え回路を備え、アンロード
のために真空コラム中の磁気テープを巻き取りリ
ール側に巻き取つて回収する際に、巻き取りリー
ルの回転速度をローデイング時より遅くする方法
を採つている。
通常、オートローデイング時は、巻き取りリー
ルの回転数が供給リールの回転数より大きく、よ
り高速で回転するので、テープが緩んだりするこ
とはない。ところが巻き取りリールの正方向回転
速度を2通りに切り換え可能となつており、オー
トローデイング時は前記のように高速駆動して、
供給リールより高速回転するが、アンロード時
は、低速回転に切り換えられる。すると真空コラ
ム中に垂下している残りのテープを回収する際の
巻き取りリールの回転速度が遅く、慣性が小さく
なるので、テープに加わる張力が弱くなる。その
結果供給リールに巻かれた一番外側のテープが積
層テープとリールフランジとの間に落ち込んだ
り、テープが折れたり、傷ついたりすることが未
然に防止される。
ルの回転数が供給リールの回転数より大きく、よ
り高速で回転するので、テープが緩んだりするこ
とはない。ところが巻き取りリールの正方向回転
速度を2通りに切り換え可能となつており、オー
トローデイング時は前記のように高速駆動して、
供給リールより高速回転するが、アンロード時
は、低速回転に切り換えられる。すると真空コラ
ム中に垂下している残りのテープを回収する際の
巻き取りリールの回転速度が遅く、慣性が小さく
なるので、テープに加わる張力が弱くなる。その
結果供給リールに巻かれた一番外側のテープが積
層テープとリールフランジとの間に落ち込んだ
り、テープが折れたり、傷ついたりすることが未
然に防止される。
次に本発明によるモータ制御方式が実際上どの
ように具体化されるかを実施例で説明する。第1
図は本発明による巻き取りリール制御回路5aお
よび付加制御回路5bのブロツク図である。モー
タGmは第2図の巻き取りリール5に直結または
動力伝達機構を介して連結され、制御部2からの
指令で駆動されるものとする。またモータGmの
界磁は、永久磁石または界磁巻線への電流によつ
て励磁され、モータの電機子巻線に印加される電
流に比例した回転数で動作する。また第1図にお
いて、複数の動作モードにおけるモータの回転方
向切り換えのための制御回路は、第2図の制御部
2に含まれているものとする。
ように具体化されるかを実施例で説明する。第1
図は本発明による巻き取りリール制御回路5aお
よび付加制御回路5bのブロツク図である。モー
タGmは第2図の巻き取りリール5に直結または
動力伝達機構を介して連結され、制御部2からの
指令で駆動されるものとする。またモータGmの
界磁は、永久磁石または界磁巻線への電流によつ
て励磁され、モータの電機子巻線に印加される電
流に比例した回転数で動作する。また第1図にお
いて、複数の動作モードにおけるモータの回転方
向切り換えのための制御回路は、第2図の制御部
2に含まれているものとする。
第1図において、モータの駆動回路は公知のも
ので、2つのNPNトランジスタQ1、Q4、2つの
PNPトランジスタQ2、Q3および抵抗R1〜R5によ
つて構成されている。巻き取りリール5の回転速
度を制御する回転速度制御回路は、電圧比較器
Qaとアンド回路Qcとで構成されている。モータ
の回転数制御は、モータの回転数に比例して発生
するモータ誘起電圧V0を、電圧比較器Qaにおい
て回転数設定基準電圧V1と比較して、V0とV1が
等しくなるよう動作することで行われる。
ので、2つのNPNトランジスタQ1、Q4、2つの
PNPトランジスタQ2、Q3および抵抗R1〜R5によ
つて構成されている。巻き取りリール5の回転速
度を制御する回転速度制御回路は、電圧比較器
Qaとアンド回路Qcとで構成されている。モータ
の回転数制御は、モータの回転数に比例して発生
するモータ誘起電圧V0を、電圧比較器Qaにおい
て回転数設定基準電圧V1と比較して、V0とV1が
等しくなるよう動作することで行われる。
抵抗Ra、Rbおよび電圧比較器Qaはオートロー
デイング時のモータ回転速度を設定するものであ
り、更に本発明により、抵抗Rc、Rdおよび電圧
比較器Qbがアンローデイングの際のモータ回転
速度設定用として付加されている。したがつてア
ンローデイング時は、抵抗Rc、Rdで予め設定さ
れた回転数設定基準電圧V2とモータ誘起電圧V0
が、電圧比較器Qbで比較され、V0とV2が等しく
なるように動作する。オートローデイング時とア
ンローデイング時のモータ回転速度を切り換える
ために、フリツプフロツプQeおよびアンド回路
Qc、Qdが設けられ、フリツプフロツプQeからの
信号で、アンド回路QcまたはQdが選択される。
デイング時のモータ回転速度を設定するものであ
り、更に本発明により、抵抗Rc、Rdおよび電圧
比較器Qbがアンローデイングの際のモータ回転
速度設定用として付加されている。したがつてア
ンローデイング時は、抵抗Rc、Rdで予め設定さ
れた回転数設定基準電圧V2とモータ誘起電圧V0
が、電圧比較器Qbで比較され、V0とV2が等しく
なるように動作する。オートローデイング時とア
ンローデイング時のモータ回転速度を切り換える
ために、フリツプフロツプQeおよびアンド回路
Qc、Qdが設けられ、フリツプフロツプQeからの
信号で、アンド回路QcまたはQdが選択される。
オートローデイングのときは、抵抗Ra、Rbで
設定される回転数設定基準電圧V1でモータの回
転速度が決定され、アンローデイングのときは、
抵抗Rc、Rdで設定される回転数設定基準電圧V2
でモータの回転速度が決定される。電圧V2をV1
より低く設定すれば、アンローデイングの回転速
度をオートローデイングの回転速度より低速回転
にすることができる。
設定される回転数設定基準電圧V1でモータの回
転速度が決定され、アンローデイングのときは、
抵抗Rc、Rdで設定される回転数設定基準電圧V2
でモータの回転速度が決定される。電圧V2をV1
より低く設定すれば、アンローデイングの回転速
度をオートローデイングの回転速度より低速回転
にすることができる。
いま第2図の制御部2から、オートローデイン
グの指令信号がフリツプフロツプQeに入力する
と、アンド回路Qcが選択され、ゲートが開く。
すると巻き取りリール駆動モータGmから検出さ
れたモータ誘起電圧V0と抵抗Ra、Rbで設定され
た回転数設定基準電圧V1とが電圧比較器Qaで比
較され、アンド回路Qcに入力する。そしてモー
タ誘起電圧V0がオートローデイング時の回転数
設定基準電圧V1と等しくなるように、モータGm
の回転数が制御される。このとき回転数設定基準
電圧V1は、オートローデイング動作に合わせて
高く設定されているため、巻き取りリール5は高
速回転して、テープが緩まないように駆動され
る。
グの指令信号がフリツプフロツプQeに入力する
と、アンド回路Qcが選択され、ゲートが開く。
すると巻き取りリール駆動モータGmから検出さ
れたモータ誘起電圧V0と抵抗Ra、Rbで設定され
た回転数設定基準電圧V1とが電圧比較器Qaで比
較され、アンド回路Qcに入力する。そしてモー
タ誘起電圧V0がオートローデイング時の回転数
設定基準電圧V1と等しくなるように、モータGm
の回転数が制御される。このとき回転数設定基準
電圧V1は、オートローデイング動作に合わせて
高く設定されているため、巻き取りリール5は高
速回転して、テープが緩まないように駆動され
る。
次に第2図の制御部2から、アンローデイング
の指令信号がフリツプフロツプQeに入力すると、
アンド回路Qdが選択され、ゲートが開く。する
と巻き取りリール駆動モータGmから検出された
モータ誘起電圧V0と抵抗Rc、Rdで設定された回
転数設定基準電圧V2とが電圧比較器Qbで比較さ
れ、アンド回路Qdに入力する。そしてモータ誘
起電圧V0がアンローデイング時の回転数設定基
準電圧V2と等しくなるように、モータGmの回転
数が制御される。このとき回転数設定基準電圧
V2は、巻き取りリール5が低速回転するように、
アンローデイング動作に合わせて低く設定されて
いるため、巻き取りリール5は低速回転する。そ
のため、真空コラム中のテープを回収し終わる瞬
間におけるテープテンシヨンが弱くなり、巻き取
られた供給リール4の外周部分が巻き取つた積層
テープ1とテープリールフランジとの間に落ち込
んだりすることはない。
の指令信号がフリツプフロツプQeに入力すると、
アンド回路Qdが選択され、ゲートが開く。する
と巻き取りリール駆動モータGmから検出された
モータ誘起電圧V0と抵抗Rc、Rdで設定された回
転数設定基準電圧V2とが電圧比較器Qbで比較さ
れ、アンド回路Qdに入力する。そしてモータ誘
起電圧V0がアンローデイング時の回転数設定基
準電圧V2と等しくなるように、モータGmの回転
数が制御される。このとき回転数設定基準電圧
V2は、巻き取りリール5が低速回転するように、
アンローデイング動作に合わせて低く設定されて
いるため、巻き取りリール5は低速回転する。そ
のため、真空コラム中のテープを回収し終わる瞬
間におけるテープテンシヨンが弱くなり、巻き取
られた供給リール4の外周部分が巻き取つた積層
テープ1とテープリールフランジとの間に落ち込
んだりすることはない。
本発明は上記のように、巻き取りリール5の正
方向回転速度をオートローデイングの際とアンロ
ーデイングの際の2通りに切り換え可能とし、ア
ンローデイング時の正方向回転速度を極く低回転
速度に設定する。これによりアンローデイング動
作のテープ余長回収時において、モータGmおよ
び巻き取りリール5の慣性による過剰回転を減ら
し、テープの異常張力を軽減することができ、テ
ープが所定位置から外れたり傷んだりすることが
なくなる。
方向回転速度をオートローデイングの際とアンロ
ーデイングの際の2通りに切り換え可能とし、ア
ンローデイング時の正方向回転速度を極く低回転
速度に設定する。これによりアンローデイング動
作のテープ余長回収時において、モータGmおよ
び巻き取りリール5の慣性による過剰回転を減ら
し、テープの異常張力を軽減することができ、テ
ープが所定位置から外れたり傷んだりすることが
なくなる。
第1図は本発明による磁気テープ装置における
巻き取りリールの制御方法を実施するリール制御
回路の実施例を示すブロツク図、第2図は従来の
磁気テープ装置におけるリール制御装置を示すブ
ロツク図である。 図において、2は制御部、3はキヤプスタン、
4は供給リール、5は巻き取りリール、Gmはリ
ール駆動モータ、5aはリール駆動回路、5bは
付加回路、9,10は真空コラム、Qa,Qbは比
較回路、Qc,Qdはアンド回路、Qeはフリツプフ
ロツプをそれぞれ示す。
巻き取りリールの制御方法を実施するリール制御
回路の実施例を示すブロツク図、第2図は従来の
磁気テープ装置におけるリール制御装置を示すブ
ロツク図である。 図において、2は制御部、3はキヤプスタン、
4は供給リール、5は巻き取りリール、Gmはリ
ール駆動モータ、5aはリール駆動回路、5bは
付加回路、9,10は真空コラム、Qa,Qbは比
較回路、Qc,Qdはアンド回路、Qeはフリツプフ
ロツプをそれぞれ示す。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 巻き取りリールと供給リールとの間に磁気テ
ープのバツフア手段用の真空コラムと、磁気テー
プに情報の読書きを行う磁気ヘツドを備え、供給
リールおよび巻き取りリールの回転を制御して、
供給リールから巻き取りリールに磁気テープをオ
ートロードしたり、真空コラムにおける磁気テー
プ垂下部を両リールに回収してアンローデイング
動作を行う制御方法であつて、 巻き取りリールのローデイング方向の回転速度
を二通りに切り換える切り換え回路を備え、アン
ロードのために真空コラム中の磁気テープを巻き
取りリール側に巻き取つて回収する際に、巻き取
りリールの回転速度をローデイング時より遅くす
ることを特徴とする磁気テープ装置におけるリー
ル制御方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17904384A JPS6157059A (ja) | 1984-08-28 | 1984-08-28 | 磁気テ−プ装置におけるリ−ル制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17904384A JPS6157059A (ja) | 1984-08-28 | 1984-08-28 | 磁気テ−プ装置におけるリ−ル制御方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6157059A JPS6157059A (ja) | 1986-03-22 |
JPH0477980B2 true JPH0477980B2 (ja) | 1992-12-09 |
Family
ID=16059120
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17904384A Granted JPS6157059A (ja) | 1984-08-28 | 1984-08-28 | 磁気テ−プ装置におけるリ−ル制御方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6157059A (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6423454A (en) * | 1987-07-20 | 1989-01-26 | Nec Corp | Magnetic tape device |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5134704A (ja) * | 1974-09-18 | 1976-03-24 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Teepukudohoshiki |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4874006U (ja) * | 1971-12-20 | 1973-09-14 |
-
1984
- 1984-08-28 JP JP17904384A patent/JPS6157059A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5134704A (ja) * | 1974-09-18 | 1976-03-24 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Teepukudohoshiki |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6157059A (ja) | 1986-03-22 |
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