JPH04778B2 - - Google Patents

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JPH04778B2
JPH04778B2 JP59190690A JP19069084A JPH04778B2 JP H04778 B2 JPH04778 B2 JP H04778B2 JP 59190690 A JP59190690 A JP 59190690A JP 19069084 A JP19069084 A JP 19069084A JP H04778 B2 JPH04778 B2 JP H04778B2
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JP
Japan
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grindstone
workpiece
polishing
polishing surface
processing
Prior art date
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JP59190690A
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English (en)
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JPS6171958A (ja
Inventor
Takashi Myatani
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Tokyo Shibaura Electric Co Ltd filed Critical Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
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Publication of JPS6171958A publication Critical patent/JPS6171958A/ja
Publication of JPH04778B2 publication Critical patent/JPH04778B2/ja
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  • Grinding Of Cylindrical And Plane Surfaces (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明は、高精度の平面加工を行うことのでき
る研磨装置に関する。
〔発明の技術的背景とその問題点〕
たとえば、第5図に示すようなボスAが突設さ
れた円柱状の被加工物Wの加工面Bを研磨加工す
る場合、第6図に示すようにして、平面ホーニン
グ装置により加工している。この装置において
は、回転駆動される砥石台S上に固着された円板
状の砥石Cに、図示せぬ加圧軸によりチヤツクD
に握持された被加工物Wを矢印P方向に一定圧力
で加圧しながら砥石Cを回転させ、砥石Cの平面
形状を加工面Bに転写するようになつている。
ところで、上述の加工装置において、被加工物
Wの軸線が砥石C中央部にあるときは、砥石C
は、中央部が外周部よりもより多く摩耗するため
に、砥石Cの断面形状は、第7図に示すように、
中凹となる傾向をもつている。一方、被加工物W
の軸線が砥石Cの外周部にあるときは、砥石C
は、外周部が中央部よりより多く摩耗するため
に、砥石Cの断面形状は、第8図に示すように、
中凸となる傾向をもつている。しかして砥石C
は、その使用頻度の増加に伴い、加工位置に対応
した断面形状になり、平面度が悪化する。この砥
石Cの平面度の悪化に従つて、被加工物Wの加工
面Bも悪化するので、加工を一時中断して、砥石
Cの形状修正を行う必要がある。しかし、この形
状修正作業は、いずれも人手に頼るものであつ
て、相当の熟練を要するとともに、すこぶる能率
が悪く、自動化が困難である欠点をもつている。
〔発明の目的〕 本発明は、上記事情を参酌してなされたもの
で、砥石の形状修正を行うことなく常に高い平面
度を維持することのできる研磨装置を提供するこ
とを目的とする。
〔発明の概要〕
砥石を有して回転駆動する回転駆動部をテーブ
ル部に支持させて、砥石をその平面をなす研磨作
用面に沿つて移動させるようにし、この移動の制
御をテーブル部に電気的に接続され且つ加工位置
を乱数表に従つて決定するプログラムが格納され
このプログラムに基づいて砥石により被加工物が
加工されていないときに研磨作用面上における被
加工物の加工位置を変化させる制御信号をテーブ
ル部に出力する制御部により行うようにしたもの
である。
〔発明の実施例〕
以下、本発明の一実施例を図面を参照して詳述
する。
第1図及び第2図は、この実施例の研磨装置を
示している。この研磨装置は、研磨作用面が平面
をなす円板状の砥石1を有しこの砥石1を研磨作
用面に直交する軸線のまわりに回転駆動させる砥
石回転駆動部2と、この砥石回転駆動部2を支持
して矢印3方向(第1図紙面垂直方向)に進退さ
せるテーブル部4と、被加工物5を保持して一定
圧で砥石1に対して加工する被加工部保持部6
と、テーブル部4、砥石回転駆動部2及び被加工
物保持部6に電気的に接続され所定の研磨加工を
行わせる制御部7とから構成されている。しかし
て、砥石回転駆動部2は、円筒状の筺体8と、こ
の筺体8の内壁部に内設された軸受9,9と、こ
れら軸受9,9に軸支された回転軸10と、この
回転軸10の上端部に同軸に連結された円板状の
保持体11と、この保持体11に嵌着・固定され
た砥石1と、回転軸10の下端部に環装されたプ
ーリ12と、筺体8の下端部に垂設された突片1
3の外側に固着されているモータ14と、このモ
ータ14の下方に突出している回転軸14aに環
装されたプーリ15と、プーリ12,15間に巻
掛けられているベルト16とからなつている。そ
して、モータ14の回転は、プーリ15、ベルト
16及びプーリ12を介して、回転軸10に伝達
され、砥石1を回転させるようになつている。一
方、テーブル部4は、上面に筺体8が摺動自在に
嵌合して矢印3方向に案内する直線状の案内突部
17が突設された基体18と、この基体18の一
端部に取付けられたステツピングモータ19と、
この基体18の他端部に設けられた支持体20
と、一端部がステツピングモータ19の回転軸2
1に同軸に連結され他端部が支持体20に軸支さ
れ中途部が筺体8の突片13に螺合している送り
ねじ22とからなつている。そして、ステツピン
グモータ19の回転軸21の正逆回転にともない
送りねじ22が回転すると、この送りねじ22に
螺合している筺体8が矢印3方向に沿つて進退す
るようになつている。また、基体18の上面と一
側面とには、それぞれ溝部18a,18bが形成
されていて、回転軸10とベルト16とが貫通
し、矢印3方向に砥石回転駆動部2が基体18に
干渉することなく移動できるようになつている。
さらに、被加工物保持部6は、テーブル部4の直
上位置に配置された空気圧シリンダ23と、この
空気圧シリンダ23の鉛直下方に垂設されたピス
トンロツド24に同軸に連結された加圧軸25
と、この加圧軸25の下端部に連結され被加工物
5を着脱自在に把持する把持体27とからなつて
いる。そして、空気圧シリンダ23により把持体
27に把持されている被加工物26を砥石1に一
定圧で加圧するようになつている。さらに、制御
部7は、マイクロコンピユータを本体としてい
て、後述する所定の研磨加工を行わせるための加
工プログラムが格納されている。すなわち、この
制御部7には、被加工物26の加工中心を、第3
図に示すように、点31,……,35のうちから
乱数表に従つて、たとえば点31,34,35,
33,32,34の順で選択し、選択した点に被
加工物5の加工中心が位置決めされるように、制
御信号をテーブル部4に出力するようなプログラ
ムが格納されている。なお、加工軸25の軸線
は、点31,……,35がのつている砥石1の径
方向の直線36(矢印3方向と平行)と直交する
ように設定されている。
つぎに、上記構成の研磨装置の作動について述
べる。まず、第3図の点31に被加工物5の加工
中心位置がくるように、制御部7から制御信号が
ステツピングモータ19に出力される。すると、
ステツピングモータ19の回転軸21が回転し、
筺体8が矢印3方向に制御信号が指示する量だけ
移動する。ついで、被加工物26を把持体27に
把持させ、空気圧シリンダ23を起動して、ピス
トンロツド24を下降させることにより、一定圧
で被加工物5を砥石1に押しつける。さらに、モ
ータ14を起動することにより、砥石1を回転さ
せる。かくて、被加工物5の平面研磨加工が点3
1を加工中心位置として行われる。つぎに、研磨
加工が終了すると、把持体27に未研磨状態の被
加工物5と交換するとともに、ステツピングモー
タ19を起動して加工中心位置が点34となるよ
うに筺体8を動かす。そうして前と同様にして研
磨を行う。以下制御部7に格納されている乱数表
に従つて、研磨が終了するたびに加工点中心位置
を点35,33,32,34と、順次変化させ
る。
このように、この実施例の研磨装置は、被加工
物5の砥石1上における加工中心位置を乱数表に
従つて無作為的に砥石1径方向に沿つて変化させ
るようにしているので、砥石1の偏摩耗がなくな
り、常に一定の平面度を維持することができる。
したがつて、研磨加工された被加工物の平面度
を、研摩耗中で、熟練を要する砥石の形状修正を
行うことなく、例えば1〜2μm以下の高精度に維
持することができ、研磨能率及び研磨精度が顕著
に向上する。
なお、上記実施例においては、加工中心点とし
て5点を設定しているが、複数点であるならば任
意数でよい。さらに、加工中心点の移行を1回の
研磨が終わるたびに行うことなく、例えば10回お
きに移行させるようにしてもよい。さらにテーブ
ル部として、上記実施例においては、Xテーブル
を用いているが、X−Yテーブル、X−Y−Zテ
ーブル、X−Y−θテーブル等を用いてもよい。
とくに、X−Y−Zテーブルを用いることによ
り、被加工物側を昇降させる必要がなくなる。さ
らに、上記実施例においては、被加工物の砥石へ
の加圧を空気圧シリンダにて行つているが、第4
図に示す加圧機構40を用いてもよい。つまり、
この加圧機構40は、固設されている基台41
と、この基台41に揺動自在に枢支されている揺
動杆42と、この揺動杆42の一端部にねじ43
により上下方向の位置調節自在に垂設された支持
軸44と、揺動杆42の他端部に枢着されその作
動軸45の先端部が基台41に枢着された空気圧
シリンダ46とからなつている。そして支持軸4
4の下端部は球体部47となつていて、被加工物
48の背面に凹設された凹部49と球面対偶をな
している。しかして、空気圧シリンダ46が起動
して作動軸45が空出すると、揺動杆42が矢印
50に揺動して、球体部47を介して被加工物4
8を砥石1に押圧するようになつている。
〔発明の効果〕
本発明の研摩装置は、被加工物の砥石上におけ
る加工中心位置を乱数表に従つて無作為的に、砥
石の径方向に沿つて変化させるようにしているの
で、砥石の偏摩耗がなくなり、砥石の平面度を常
に一定に維持することができる。とくに、この場
合、加工中心位置の決定を乱数表に従つて行うよ
うにしているので、無作為性が高まることによ
り、より効果的に砥石の平面度を一定に維持する
ことができる。その結果、被加工物の高精度平面
研磨加工を高能率かつ高精度で行うことができる
ようになるとともに、研磨の自動化の推進にも役
立つことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の研磨装置の要部を
切欠して示す正面図、第2図は第1図の側面図、
第3図は砥石の平面図、第4図は本発明の他の実
施例における加圧機構の正面図、第5図は平面研
磨加工される被加工物の斜視図、第6図は平面ホ
ーニング加工の説明図、第7図及び第8図は砥石
の偏磨耗の説明図である。 1……砥石、2……砥石回転駆動部、4……テ
ーブル部、5……被加工物、6……被加工物保持
部、7……制御部。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 研磨作用面が平面の砥石を有しこの砥石を上
    記研磨作用面に直交する回転軸線のまわりに回転
    させる砥石回転駆動部と、この砥石回転駆動部を
    支持して上記砥石を上記研磨作用面に沿い且つ上
    記砥石の回転軸線に直交する方向に移動させるテ
    ーブル部と、被加工物を上記研磨作用面に対して
    相対的に昇降自在に保持するとともに上記砥石に
    対して上記被加工物を加圧しながらこの被加工物
    を上記砥石の回転に追従して回転自在に保持する
    被加工物保持部と、上記テーブル部に電気的に接
    続され且つ加工位置を乱数表に従つて決定するプ
    ログラムが格納され上記プログラムに基づいて上
    記砥石により上記被加工物が加工されていないと
    きに上記研磨作用面上における上記被加工物の加
    工位置を変化させる制御信号を上記テーブル部に
    出力する制御部とを具備することを特徴とする研
    磨装置。
JP19069084A 1984-09-13 1984-09-13 研磨装置 Granted JPS6171958A (ja)

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JP19069084A JPS6171958A (ja) 1984-09-13 1984-09-13 研磨装置

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Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0236060A (ja) * 1988-07-23 1990-02-06 Koyama:Kk 試料の検査面の研磨装置
JPH0387557U (ja) * 1989-12-19 1991-09-05
JP5183971B2 (ja) * 2007-05-31 2013-04-17 大陽日酸エンジニアリング株式会社 弁体研磨装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS527199A (en) * 1975-04-15 1977-01-20 Hiromitsu Naka Slide type escape device
JPS52116995A (en) * 1976-03-27 1977-09-30 Toshiba Corp Lapping grinder

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