JPH0477786A - マルチウインド管理装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［発明の目的］ （産業上の利用分野） 本発明は、複数のファイルデータを同一のディスプレイ
上に表示するマルチウィンド表示を管理する装置に関す
る。

（従来の技術） 例えば、ワークステーションの端末装置として用いられ
るウィンドシステムは、ディスプレイ上に複数のファイ
ルデータをマルチウィンド表示して、作業領域を分割し
ている。そして、各作業領域でプログラムを実行したり
、ファイルを編集したり、メイルメツセージを送ったり
することで作業を進めている。

このようなウィンドシステムでは、マルチウィンド表示
されている各ファイルの作業領域を、作業しやすい位置
に移動したり、特定の作業領域を拡大して表示させ、広
い領域で作業することが可能となっている。

（発明が解決しようとする課８） しかしながら、このような従来のウィンドシステムにあ
っては、各作業領域の位置、及び大きさを自由に変更で
きるため、変更の回数が多くなるとディスプレイ上に表
示される各ウィンドが繁雑になってしまう。その結果、
元の状態に戻すことが困難となるばかりでなく、必要な
ウィンドが他のウィンドに覆われてしまい作業ができな
くなってしまうという課題があった。

本発明はこのような従来の課題を解決するためになされ
たもので、その目的とするところは、ディスプレイ上の
繁雑さを取除き、容易に作業することのできるマルチウ
ィンド管理装置を提供することにある。

［発明の構成］ （課題を解決するための手段） 上記目的を達成するため、本発明は、複数のファイルデ
ータをディスプレイ上にマルチウィンド表示し、アクセ
ス時に該ディスプレイ上で各ウィンドの位置、大きさの
変更が可能なシステムにおいて、マルチウィンドの初期
表示画像を記憶する手段と、各ウィンドの位置、大きさ
が変更されて画面表示されている際、初期表示画像に復
帰させるべく復帰コマンドを設定する手段と、前期復帰
コマンドが与えられると、現在の表示画面をクリアし、
表示画面を前期初期表示画像に復帰させる表示画面復帰
手段とを有することが特徴である。

また、前期表示画面復帰手段は、現在アクセス中のウィ
ンド以外の領域を初期表示画像に復帰させることを特徴
としている。

更に、前期各ウィンドの位置、大きさが変更された時点
からの経過時間を計測するタイマを設け、該経過時間が
所定時間を越えたときに前期復帰コマンドを与えること
を特徴としている。

（作用） 上述の如く構成すれば、マルチウィンドの初期表示画像
が、画像メモリ等の記憶手段に記憶される。そして、操
作者はディスプレイ上に表示された各ウィンドを拡大し
たり、位置を変更しながらウィンドへのアクセスを実行
する。

その結果、ディスプレイ上の各ウィンドが繁雑になった
り、必要なウィンドが他のウィンドに覆われて見えなく
なった場合には、キーボードから画像を復帰させる旨の
信号をインプットすると、ディスプレイ上には、初期表
示画像が表示されるようになる。これによって操作性が
向上する。

また、タイマを設は紅時的に復帰コマンドを出力するよ
うにすれば、ウィンドの位置、大きさが変更されてから
所定時間が経過したときに、自動的に初期表示画像に復
帰するようになる。

（実施Ｎ） 第１図は本発明によるマルチウィンド管理装置を含むワ
ークステーションの一実施例を示す構成図である。

図示のように、このワークステーションは、計ｎｍシス
テム１と、マルチウィンド管理装置２と、ディスプレイ
３と、キーボード４から構成されており、ディスプレイ
３にマルチウィンド表示された各ファイルの作業領域上
でアクセスができるようになっている。

マルチウィンド管理装置２は、ディスプレイ３へのマル
チウィンド表示を管理するものであり、コマンド設定部
５と、初期画像記憶部６と、タイマ７と、画像表示部８
から構成されている。

初期画像記憶部６は、ディスプレイ３に表示するマルチ
ウィンド画像の初期画像を計算機システム１から取込ん
で記憶するものである。

コマンド設定部５は、キーボード４の指令により、画像
表示部８へ初期画像復帰コマンドを供給するようになっ
ている。

タイマ７は、キーボード４から指令が与えられてから所
定時間経過後に、コマンド設定部５へ初期画像復帰コマ
ンドを出力させる旨の信号を出力するものである。

画像表示部８は、コマンド設定部５がら初期画像復帰コ
マンドが与えられたときには、前記初期画像記憶部６に
格納された初期画像を取出してディスプレイ３に表示し
、それ以外の場合には計算機システム１から与えられる
マルチウィンド画像を表示するようになっている。

次に、本実施例の作用を第２図に示すフローチャートを
参照しながら説明する。

計算機システム１からマルチウィンド表示する各ファイ
ルデータが出力されると、このファイルデータはマルチ
ウィンド管理装置２の画像表示部８を介してディスプレ
イ３に供給され、このディスプレイ３にマルチウィンド
表示される。その結果、例えば、第３図（Ａ）に示すよ
うに、ウィンドＷ１〜Ｗ５が表示される。このとき、初
期画像記憶部６ではマルチウィンド画像の初期状態を初
期画像として計算機システム１から取込み格納する（第
２図、ステップ５ＴＩ）。

その後、操作者はディスプレイ３にマルチウィンド表示
された各ファイルデータのウィンドを拡大したり、位置
を変更したりしながら、プログラムの実行、ファイルの
編集、メイルメツセージの送信等のアクセスを実行する
（ステップ５Ｔ２）。

その結果、例えば、第３図（Ｂ）に示すように、ウィン
ドＷ５のみが拡大されて表示され、他のウィンドＷ１〜
Ｗ４の一部がウィンドＷ５に覆われてしまう。

そして、操作者によるアクセスが終了するまで、この状
態が継続され、アクセスが終了すると（ステップＳＴ３
でＹＥＳ）、この時点でタイマ７が起動する（ステップ
ＳＴ４でＹＥＳ）。そして、予め設定された時間が経過
すると（ステップＳＴ７てＹＥＳ）、タイマ７はコマン
ド設定部５に、画面を初期状態に復帰させる旨の信号を
出力し、コマンド設定部５ではこの信号を受けて画像表
示部８に復帰コマンドを供給する。

これによって、画像表示部８では初期画像記憶部６に記
憶されたマルチウィンドの初期画像データを読取り、デ
ィスプレイ３を初期画像に復帰させる（ステップ５Ｔ６
）。

また、キーボード４から、タイマ７による経時的な画像
の復帰指令をインプットしていないときには（ステップ
ＳＴ４でＮＯ）　、操作者がキーボード４から画面を初
期状態に復帰させる旨の信号をインプットする（ステッ
プ５Ｔ５）。これによって、コマンド設定部５は画像表
示部８に復帰コマンドを供給し、ディスプレイ３を初期
画像に復帰させる。その結果、例えば、第３図（Ｃ）に
示すように、自動的に初期状態のマルチウィンド表示に
復帰するようになる。

このようにして、本実施例では、特定のウィンドの位置
を変更したり、ウィンドを拡大表示してアクセスを行な
った場合でも、アクセスが終了してから所定時間が経過
するか、あるいは、復帰指令信号がインプットされると
、ディスプレイ３の画面が自動的に初期状態のマルチウ
ィンド表示に復帰するように動作する。

従って、ディスプレイ３上に表示されている各ウィンド
が煩雑になることはなく、操作者は容易に作業すること
ができるようになる。

なお、本実施例では、コマンド設定部５から復帰コマン
ドが出力されるとすべてのウィンドが初期画像に復帰す
る構成としたが、現在アクセス中のウィンドのみをその
まま保存し、他のウィンドを初期画像に復帰させること
も可能である。

［発明の効果］ 以上説明したように、本発明では、マルチウィンドの初
期表示画像を予め記憶しておき、復帰コマンドが与えら
れると、ディスプレイに表示されている画面がクリアさ
れ、初期画像が表示される。

従って、ディスプレイの画面が繁雑になることはなく、
操作者は容易に作業することができる。

また、タイマを設け、アクセスが終了してがら所定時間
後に自動的に初期画像に復帰させれば、より操作性が向
上するという効果が得られる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す構成図、第２図は該実
施例の動作を示すフローチャート、第３図はマルチウィ
ンドの表示例を示す説明図である。 １・・・計算機システム ２・・・マルチウィンド管理装置 ３・・・ディスプレイ ５・・・コマンド設定部 ６・・・初期画像記憶部 ７・・・タイマ ８・・・画像表示部

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）複数のファイルデータをディスプレイ上にマルチ
   ウインド表示し、アクセス時に該ディスプレイ上で各ウ
   インドの位置、大きさの変更が可能なシステムにおいて
   、 マルチウインドの初期表示画像を記憶する手段と、 各ウインドの位置、大きさが変更されて画面表示されて
   いる際、初期表示画像に復帰させるべく復帰コマンドを
   設定する手段と、 前期復帰コマンドが与えられると、現在の表示画面をク
   リアし、表示画面を前期初期表示画像に復帰させる表示
   画面復帰手段と、 を有することを特徴とするマルチウインド管理装置。
2. （２）前期表示画面復帰手段は、現在アクセス中のウイ
   ンド以外の領域を初期表示画像に復帰させる請求項１記
   載のマルチウインド管理装置。
3. （３）前期各ウインドの位置、大きさが変更された時点
   からの経過時間を計測するタイマを設け、該経過時間が
   所定時間を越えたときに前期復帰コマンドを与える請求
   項１、又は２記載のマルチウインド管理装置。