JPH0477679B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0477679B2 JPH0477679B2 JP58249599A JP24959983A JPH0477679B2 JP H0477679 B2 JPH0477679 B2 JP H0477679B2 JP 58249599 A JP58249599 A JP 58249599A JP 24959983 A JP24959983 A JP 24959983A JP H0477679 B2 JPH0477679 B2 JP H0477679B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- adhesive
- partial
- layer
- transfer paper
- adhesive sheet
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
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Landscapes
- Adhesive Tapes (AREA)
- Color Printing (AREA)
- Duplication Or Marking (AREA)
- Decoration By Transfer Pictures (AREA)
- Making Paper Articles (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は部分粘着シートの製造法であつて、そ
の目的とするところは、柄の変化性に富んだ部分
粘着シートを簡単かつ廉価に提供することができ
る方法を提供することにある。
の目的とするところは、柄の変化性に富んだ部分
粘着シートを簡単かつ廉価に提供することができ
る方法を提供することにある。
従来、部分粘着シートを製造するには、基材に
対し粘着剤をシルク印刷法によつて部分的に塗布
する方法またはロールコート等で、ロール上に塗
布された粘着剤の一部を掻き取つて直線的に非粘
着部分を形成することによつて製造している。
対し粘着剤をシルク印刷法によつて部分的に塗布
する方法またはロールコート等で、ロール上に塗
布された粘着剤の一部を掻き取つて直線的に非粘
着部分を形成することによつて製造している。
しかし、上述従来の方法では、粘着剤の塗布量
の部分的なバラツキ、非塗布部の柄の変化性に乏
しく、また塗布後の乾燥等による寸法安定性も悪
いばかりか、作業性にも問題がある。
の部分的なバラツキ、非塗布部の柄の変化性に乏
しく、また塗布後の乾燥等による寸法安定性も悪
いばかりか、作業性にも問題がある。
本発明者は、前述の従来の欠点を改善するため
に、鋭意研究の結果、特定の方法による部分粘着
シートの製造方法にすることにより、柄の変化性
に富んだ部分粘着シートを、簡単かつ廉価に得る
ことができた。
に、鋭意研究の結果、特定の方法による部分粘着
シートの製造方法にすることにより、柄の変化性
に富んだ部分粘着シートを、簡単かつ廉価に得る
ことができた。
即ち、本発明は基材表面に粘着剤を塗布すると
ともに、他方前記粘着剤に対して離型性を有する
表面に、所望の柄の印刷層を形成し、該印刷層を
形成した表面を、前記粘着剤層表面に貼合せた
後、剥離して前記所望の柄の印刷層を粘着剤表面
に転写することを特徴とする部分粘着シートの製
造法である。
ともに、他方前記粘着剤に対して離型性を有する
表面に、所望の柄の印刷層を形成し、該印刷層を
形成した表面を、前記粘着剤層表面に貼合せた
後、剥離して前記所望の柄の印刷層を粘着剤表面
に転写することを特徴とする部分粘着シートの製
造法である。
第１図ないし第３図は本発明の一実施例を示し
たものであるが、つぎにこれら図面に基づいて本
発明を説明する。
たものであるが、つぎにこれら図面に基づいて本
発明を説明する。
第１図は部分粘着シート１を示したものである
が、基材２表面全体に粘着剤層３を塗布する。こ
こに基材２は紙、布、プラスチツクフイルム等用
途に応じて各種のものを選択することができる。
が、基材２表面全体に粘着剤層３を塗布する。こ
こに基材２は紙、布、プラスチツクフイルム等用
途に応じて各種のものを選択することができる。
また、粘着剤層３は、用途に応じて溶剤タイ
プ、水性タイプ、ホツトメルトタイプ等を適宜選
択することができる。
プ、水性タイプ、ホツトメルトタイプ等を適宜選
択することができる。
他方、第２図に示すものは、転写紙４であつ
て、転写紙４の表面５に予め所望の柄の印刷層６
が形成されている。また、該転写紙４の表面５
は、前記部分粘着シート１に塗布されている粘着
剤層３に対して離型性を有しており、そのために
は転写紙４はポリプロピレンフイルム、ポリエチ
レンフイルムまたはシリコーン樹脂等の離型コー
ト処理した紙またはプラスチツクフイルム等を使
用する。
て、転写紙４の表面５に予め所望の柄の印刷層６
が形成されている。また、該転写紙４の表面５
は、前記部分粘着シート１に塗布されている粘着
剤層３に対して離型性を有しており、そのために
は転写紙４はポリプロピレンフイルム、ポリエチ
レンフイルムまたはシリコーン樹脂等の離型コー
ト処理した紙またはプラスチツクフイルム等を使
用する。
また、転写紙４の表面５に形成される印刷層６
は、該転写紙４の表面５と離型性を有するものと
されており、転写紙４の材質に応じてウレタン
系、アクリル系、ゴム系またはビニル系等の各種
の樹脂系印刷インキが用いられ、これら印刷イン
キは用途に応じて樹脂のみの透明のものまたはこ
れに適宜顔料を配分した着色のものの各種が使用
できる。
は、該転写紙４の表面５と離型性を有するものと
されており、転写紙４の材質に応じてウレタン
系、アクリル系、ゴム系またはビニル系等の各種
の樹脂系印刷インキが用いられ、これら印刷イン
キは用途に応じて樹脂のみの透明のものまたはこ
れに適宜顔料を配分した着色のものの各種が使用
できる。
つぎに、第２図に示すごとき転写紙４の印刷層
６の形成されている表面５を、第１図に示すごと
き部分粘着シート１の粘着剤層３の表面に、第３
図に示すように貼合せた後、転写紙４を粘着剤層
３の表面から引剥すと、転写紙４に形成されてい
る印刷層６は部分粘着シート１の粘着剤層３表面
に粘着して転写される。
６の形成されている表面５を、第１図に示すごと
き部分粘着シート１の粘着剤層３の表面に、第３
図に示すように貼合せた後、転写紙４を粘着剤層
３の表面から引剥すと、転写紙４に形成されてい
る印刷層６は部分粘着シート１の粘着剤層３表面
に粘着して転写される。
かくして得られた部分粘着シート１の粘着剤層
３の表面は、前記印刷層６の表面は粘着性がな
く、他方、該印刷層６が転写されていない部分は
粘着剤がそのまま顕出されているため、全体とし
て部分粘着性を有するシートとして得られる。
３の表面は、前記印刷層６の表面は粘着性がな
く、他方、該印刷層６が転写されていない部分は
粘着剤がそのまま顕出されているため、全体とし
て部分粘着性を有するシートとして得られる。
また、得られた部分粘着シートは非粘着部分の
柄は、従来の方法に比較して任意の所望の柄とし
て形成することができるから、非粘着部分の柄の
変化性に富んだものとすることができ、従つて任
意の柄を適宜選択できるという効果がある。
柄は、従来の方法に比較して任意の所望の柄とし
て形成することができるから、非粘着部分の柄の
変化性に富んだものとすることができ、従つて任
意の柄を適宜選択できるという効果がある。
第４図および第５図は本発明の他の実施例を示
したものであるが（第４図および第５図中第１図
ないし第３図と同一符号は同一部材である）、基
材２の表面５を離型性を有するものとして形成
し、この表面５に所望の柄の印刷層６を塗布す
る。
したものであるが（第４図および第５図中第１図
ないし第３図と同一符号は同一部材である）、基
材２の表面５を離型性を有するものとして形成
し、この表面５に所望の柄の印刷層６を塗布す
る。
他方、前記基材２の裏面７に粘着剤を塗布して
粘着剤層３を形成し、この基材２を第４図中矢印
に示すように、粘着剤層３が基材２の表面５に密
着するようにして巻取つていく。
粘着剤層３を形成し、この基材２を第４図中矢印
に示すように、粘着剤層３が基材２の表面５に密
着するようにして巻取つていく。
前記のようにして巻取られた基材２を、第５図
中矢印に示すように巻取りをほどけば、基材２の
表面５の印刷層６は巻取り時、基材２の裏面７に
塗布されている粘着剤層３表面に転写されて簡単
に部分粘着シートを得ることができる。
中矢印に示すように巻取りをほどけば、基材２の
表面５の印刷層６は巻取り時、基材２の裏面７に
塗布されている粘着剤層３表面に転写されて簡単
に部分粘着シートを得ることができる。
即ち、第４図および第５図に示す方法では、基
材と別個の転写紙を使用せず、単一基材のみで部
分粘着シートを得ることができ、さらに能率的で
ありコストも低廉である。
材と別個の転写紙を使用せず、単一基材のみで部
分粘着シートを得ることができ、さらに能率的で
ありコストも低廉である。
また、本発明は従来のごとく、粘着剤を部分的
に塗布するという繁雑な工程をとる必要がないた
め、粘着剤層の部分的なバラツキは全くなく、し
かも印刷層を転写するという簡単な作業で部分粘
着シートを得ることができるため作業性は極めて
良好である。尚、本発明の部分粘着シート１は、
部分粘着性を形成した面を壁、床等の部分に貼合
せれば、所望の柄模様を有する美麗な壁材、床材
とすることができ、しかも印刷層６が基材２の裏
側に形成されているため、摩擦等によつてはげ落
る等のおそれは皆無である。
に塗布するという繁雑な工程をとる必要がないた
め、粘着剤層の部分的なバラツキは全くなく、し
かも印刷層を転写するという簡単な作業で部分粘
着シートを得ることができるため作業性は極めて
良好である。尚、本発明の部分粘着シート１は、
部分粘着性を形成した面を壁、床等の部分に貼合
せれば、所望の柄模様を有する美麗な壁材、床材
とすることができ、しかも印刷層６が基材２の裏
側に形成されているため、摩擦等によつてはげ落
る等のおそれは皆無である。
以上のごとく本発明は、予め所望の柄を塗布し
た転写紙を部分粘着シートの粘着剤層表面に貼合
せ、前記印刷層を粘着剤層表面に転写して部分粘
着シートを得ることができるから、非粘着部分の
柄の変化性に富み、しかも乾燥等による寸法安定
性のよいシートを得ることができるとともに、転
写紙を貼合せ、剥離するという簡単な工程でよ
く、また粘着剤の塗布のムラ等もなく廉価に提供
できるという効果がある。
た転写紙を部分粘着シートの粘着剤層表面に貼合
せ、前記印刷層を粘着剤層表面に転写して部分粘
着シートを得ることができるから、非粘着部分の
柄の変化性に富み、しかも乾燥等による寸法安定
性のよいシートを得ることができるとともに、転
写紙を貼合せ、剥離するという簡単な工程でよ
く、また粘着剤の塗布のムラ等もなく廉価に提供
できるという効果がある。
第１図は本発明で使用する部分粘着シートの一
例の断面図、第２図は本発明で使用する転写紙の
一例の断面図、第３図は本発明の一実施例の説明
図、第４図および第５図は本発明の他の実施例の
説明である。 １：部分粘着シート、２：基材、３：粘着剤
層、４：転写紙、５：転写紙表面、６：印刷層、
７：基材裏面。
例の断面図、第２図は本発明で使用する転写紙の
一例の断面図、第３図は本発明の一実施例の説明
図、第４図および第５図は本発明の他の実施例の
説明である。 １：部分粘着シート、２：基材、３：粘着剤
層、４：転写紙、５：転写紙表面、６：印刷層、
７：基材裏面。
Claims (1)
- １ 基材表面に粘着剤を塗布するとともに、他方
前記粘着剤に対して離型性を有する表面に、所望
の柄に印刷層を形成し、該印刷層を形成した表面
を、前記粘着剤層表面に貼合せた後、剥離して前
記所望の柄の印刷層を粘着剤表面に転写すること
を特徴とする部分粘着シートの製造法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58249599A JPS60141599A (ja) | 1983-12-28 | 1983-12-28 | 部分粘着シ−トの製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58249599A JPS60141599A (ja) | 1983-12-28 | 1983-12-28 | 部分粘着シ−トの製造法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60141599A JPS60141599A (ja) | 1985-07-26 |
| JPH0477679B2 true JPH0477679B2 (ja) | 1992-12-09 |
Family
ID=17195411
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP58249599A Granted JPS60141599A (ja) | 1983-12-28 | 1983-12-28 | 部分粘着シ−トの製造法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60141599A (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5238921B2 (ja) * | 2006-09-29 | 2013-07-17 | 日本合成化学工業株式会社 | 易剥離性粘着テープの製造方法 |
| JP2013018820A (ja) * | 2011-07-08 | 2013-01-31 | Nitto Denko Corp | 粘着シート及び積層体 |
| JPWO2014065247A1 (ja) * | 2012-10-22 | 2016-09-08 | 旭硝子株式会社 | 粘着層付き透明面材の製造方法および粘着層付き透明面材の製造装置 |
| JP2022021538A (ja) * | 2020-07-22 | 2022-02-03 | ミラクル工業株式会社 | 粘着シートとその製造法 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4999137A (ja) * | 1973-01-17 | 1974-09-19 |
-
1983
- 1983-12-28 JP JP58249599A patent/JPS60141599A/ja active Granted
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4999137A (ja) * | 1973-01-17 | 1974-09-19 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS60141599A (ja) | 1985-07-26 |
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