JPH0476488A - 時計 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） この発明は時計に関し、詳しくは建物の外部に設置され
るものや花時計と言った大型の時計のものに適した時計
に関するものである。

（従来の技術） この神の時計は、花時計や時計台等で知られている。こ
れらの時計は従来、壁面や上面の外側に長針や短針、秒
針を配し、これらの指針を壁中や壁面の内側、を中等に
設置した駆動装置によって駆動するようになっている。

（発明が解決しようとする課題） しかし上記従来のような構造では、駆動装置を壁中や土
中、壁面の内側に設置し、これに有した必要数の駆動軸
を壁面や上面の外側に突出させ、これら各駆動軸に指針
を連結すると云う作業が必要である。このため駆動機構
の設置が大掛かりな作業となり、多大の時間と労力を費
やしている。

また指針は、非常に長寸となり１回転軸まわりの先端側
が１尾端側に対して格段に長くかつ大重量となる。した
がって先端側と尾端側との重量バランスが非常に悪くそ
のままではスムズな回転か望めない、これを解消するの
に尾端側に重量物を内蔵して重量バランスを調節する必
要がある。これらのため構造がｉＭで、かつ設置しにく
く高価についている。

そこで本発明は、駆動機構を指針を利用して巧みに設置
し、上記のような問題を解消することができる時計を提
供することを課題とするものである。

（課題を解決するための手段） 上記のような課題を達成するために本願第１の発明は、
軸により回転可能に支持された指針に、この指針を前記
軸との間で回転駆動する駆動機構を設けたことを特徴と
するものである。

本願第２の発明は、第１の発明においてさらに、駆動機
構は指針に内蔵されていることを特徴とするものである
。

本願第３の発明は、第１または第２の発明においてさら
に、回転速度の異なる各指針に備える駆動Ｉ！Ｊ横の１
つに駆動源を設り、相仔の駆動ｅ！横を所定の回転比を
満足するように前記軸部まわりで連結したことを特徴と
するものである本願第４の発明は、第１〜３のいずれか
の発明においてさらに、駆動機構な備える指針の上面に
ソーラーパネルを駆動源の電源として設けていることを
特徴とするものである。

本願第５の発明は、第１〜３の何れかの発明においてさ
らに、駆動機構は指針の前記軸部から尾端部までに設け
ていることを特徴とするものである。

（作用） 本願第１の発明のＦ記構成によれば、谷指針に内蔵され
た駆動機構は、各指針をその回転回部に支持する回転軸
との間で、相対回転により・ｊ ｔ型方向に駆動し、計時回転させることができる。

本願第２の発明の上記構成によれば、第１の発明におい
てさらに、駆動機構は指針に内蔵さ駆動することができ
る。

本願第３の発明の上記構成によれば、第１または第２の
発明においてさらに１回転速度の異なる各指針に備える
駆動機構の１つが駆動源を有し、駆動源を有する駆動機
構は他の駆動機構とそれぞれが駆動する指針の回転比に
応じた回転比によって連結されているので、１つの駆動
源を各指針に共用して各指針をそれぞれに必要な回転速
度で駆動することができる。

本願第４の発明の上記構成によれば、第１〜３のいずれ
かの発明においてさらに、駆動源を備える指針の上面に
ソーラパネルを駆動源の電源として設けているので、太
陽光をエネルギー源として充分に受けて駆動源を電源の
消耗なく駆動することができ、かつ同一の指針において
電源と駆動源との接続を行なうことができる。

本願第５の発明の上記構成によれば、第１〜３のいずれ
かの発明においてさらに、各駆動機が各指針の回転軸部
から尾端１こ設けられていので、尾端側の重りを長さを
そのままに増大することができ、各指針の先端側と尾端
側との回転軸を境にした重量バランスを特別なバランス
部材なしに満足することができる。

（実施例） 第１図〜第４図に示す本発明の一実施例について説明す
る。

本実施例は第１図、第２図に示すように、秒針２１．長
針１７．短針１３を備えた大時計の場合を示し、花時計
や壁面時計として用いられる。

図に示すように、地盤や建物壁面等がなし。

またはそれらに設けられる基盤４に支軸５が金具６によ
って立設されている。この支軸５の外側には中間軸７が
嵌め合わされボルト８により固定されている。中間軸７
の下半部の外１こは短針軸９が単独回転可能なようにベ
アリング１７Ｃ１，１）によって支持されている。この
短針、″） ノ′軸９の上端には短針１３が固定されている。中間軸
７の上半部の外側には、長針軸１４が単独上端には長釘
１７が固定されている。長針１７の土面にはそれと同心
的に秒針軸１８がベアリング１９．２０によって回転可
能に支持されて−いる。この秒針軸１８の上端には秒針
２１が固定されている。

長針１７および短針１３は、中空に形成されている。長
針１７の尾端部内には充電式の電源３１と制ｉｌｌ器３
２．モータ３３が設けられている。ｉ源３１は長針１７
の尾端上面に設けられたソーラパネル３４から充電され
、制御器３２とモータ３３の駆動回路３５に給電する。

制御器３２はモータ３３の駆動回路３５に駆動パルスを
発ｆ３する。このパルスは通常１回／１分の割りで発信
され、モータ３３は減速ギヤ３６を介して長針１７を中
間軸７上で１時間に１回転させる。

長針軸１４の下端は短針１３内に相対回転可能に望んで
いる。そしてこの部分と短針軸９とを　短針１３の尾端
部内にある減速ギヤ４１と減速タイミングベルト４２と
によって短針ｌ；３内にて連結している。ギヤ４３とプ
ーリ４４とは短針１３上の軸４５によって軸支されて５
する゛：Ｍｉ、速ギヤ４１の減速比と減速タイミングベ
ルト４２の減速比との関係をＬＬ１）に設定しである。

これによって前記長針１７の回転に伴う長針軸１４め回
転は、減速ギヤ４１と減速タイミングベルト４２とを介
し短針軸９に伝達され短針軸９を長身軸１４との間で相
対回転させる。この短針軸９は短針１３を伴い固定軸で
ある中間軸７に対して１２時間で１回転する（１ｊ１３
図、第４図） 長剣１７内の回転中心近くにはモータ５１が設けられて
いる。このモータ５１はｉ）２秒針軸１８の長針７内に
望む下端部と減速ベルト５０によって連結され、秒針２
１を固定軸である中間軸１７に対して１分間に１回転さ
せる。

以上の各針１３．１７．２１の動きと第１図に示す文字
表示５２とによって、その時々の時刻が表示される。

長針！７内には、前記文字表示５２との間で長針１７が
１２時の位置に至ったときにそれを検出するセンサ５３
が設けられている。このセンサ５３はリードスイッチか
らなり、長針１７に取り付けられ、固定側のギヤ５４上
のビン５５を検出してオンし信号を発する。また長針１
７と短針１３とには、相互に同一の回転位置１こなった
ときにこれを検出するセンサ５６が設けられる。このセ
ンサ５６は発光器５６ａと受光器５６ｂとからなるフォ
トセンサであるが、前記のようなリードスイッチを利用
することもできる。また逆に前記リードスイッチのセン
サ５３にフォトセンサを利用することも出来る。

前記制御器３２は、第４図に示すように前記・のパルス
と同じ周波数のクロックを発振する発と　、カウンタ６
２からのカウント値および前記各センサ５３．５６から
の検出信号、さらに前記発振器６１からのクロックを受
ける制御回路ｆｉ　３とで構成されている。制御回路６
３は通常カウンタ６２からの１分ごとの信号を受けて長
針１７の前記１時間に１回転の回転を１分ごとの間欠回
転を行なうように駆動回路３５に前記パルス分ずつ通電
する。また制御回路６３は１２時口のカウント信号を受
けたときに、前記センサ５３．５６からの信号をちょう
ど受ければ、各１１１３．１７は正常な位置にあるもの
ととする。このとき制御回路６３はモータ駆動パルスの
発信を通常の通りに持続させる。

しかしセンサ５３．５６からの信号が遅れていると、モ
ータ駆動パルスを通電持続状態にさせてモー３３を連続
回転させる。これにより長針１７．短側１３の回転が一
常の場合よりも極端に増速するので、計１３．１７の遅
れが解消される。針１３．１７力１２時の位置に達して
センサ５３．５６の１８号が得られると、制御回路６３
はモータ駆動パルスを通常の動作状態に度す。また計１
３．１７の回転が早く、センサ５３．５６の信号がカウ
ンタ６２からの１２峙信号よりも早期に入力した場合は
、モータ駆動パルスの出力を一時止める。したがって針
１３７は１２Ｑの位置に止まったままとなる。

そしてカウンタ６２からの１２時信号が入るとモータ駆
動パルスを通常の状態に戻す。以上の制御によって計１
３．１７は１２時の時点で常に位置が矯正される。

なお制御器３２には操作パネル７１が接続されている。

操作パネル７１にはカウンタ６２でのカウント時刻が窓
７４に表示されている。この表示時刻は操作パネル７１
に設けられた時リセットボタン７２の操作で、現表示時
刻に最も近いジャストタイムになるようにリセットされ
る。このときカウンタ６２のカウント値が前記変更され
たジャストタイムにリセットされる。

したがって前記針１３．１７の位置制御がこのリセット
タイムを基準に行なわれる。要するにジャストタイムの
ときにボタン７２を押すと針１３．１７の位置を矯正す
ることができる。

また操作パネル７１に°はカウントリセットボタン７：
（が設けられている。このボタン７３を押すと、表示時
刻は１２時ジャストにリセットされる。同時にカウンタ
６２のカウント値が同様に１２時ジャストにリセットさ
れる。要するにボタン７３を押すと針１３．１７の位ｔ
が初期位置である１２時位置に矯正することができる。

なおｉｔ源や制御信号を外部からとる場合、第２図に示
すブラシ機＃１Ｆ８１などを採用してδ指劃に装備され
た電気装備品と電気的な接続を行なえばよい。各計１３
．１７の駆動機構をおのおの独立させ、それぞれの計１
３．１７に個別に装備するようにも設計変更することが
できるまた駆動源や駆動機構の具体的構成、各針の支持
構造等の具体的構成も種々に変更することができる。さ
らに指針の本数は必要に応じて種々に変更することがで
きる。

（発明の効果） 本願第１の発明によれば、各指針に装備された駆ｔｌＩ
Ｉｌｌ横は、各指針をその同転可能に支持する回転軸と
の間で、相対回転により必要方向に駆動し、計時回転さ
せるので、時計量横の一切を回転軸が支持される支持基
盤の外側にて構成することができ、施行や修理の作業が
容易となり安価に設置し、また保全管理することができ
る。

本願第２の発明によれば、第１の発明においてさらに、
駆動機構は指針に内蔵されており、外部に露出すること
なく指針を回転駆動するので、通常の時計と同様な外観
が得られるシンプルな表示が可能となる。また駆動機構
を各指針によって覆い、風雨や塵埃等から保譚すること
ができ、耐久性も充分なものとなる。

本願第３の発明によれば、第１または第２の発明におい
てさらに、回転速度の異なる各指針に備える駆動ａｌ＃
ｌＩの１つが駆動源を有し、駆動源を有する駆１１は他
の駆動機構とそれぞれが駆動する指針の回転比に応じた
回転比によって連結されているので、１つの駆動源を各
指針に共用して各指針をそれぞれに必要な回転速度で駆
動することができ、その分駆動機構および制御が簡単か
つ容易なものとなり、コストおよび諸紅費の低減を図る
ことができる。

本願第４の発明によれば、第１〜３のいずれかの発明に
おいてさらに、駆動源を備える指針の上面にソーラパネ
ルを駆動源の電源として設けているので、太陽光をエネ
ルギー源として充分に受けて駆動源を電源の消耗な（駆
動することができ、その分経費を削減することができる
また回−の指針において電源と駆電源との接続を行なう
ことができるので、接続構造がさらに簡単になりそと分
コストの低減およびメンテナンスの容易化を図ることが
できる。

本願第５の発明によれば、第１〜３のいずれかの発明に
おいてさらに、各駆動機が各指針の回転軸部から尾端側
に設けられおり、尾端側の重量を長さをそのままに増大
することができ。

各相開のｒｃ端側と尾端側との回転軸を境にした重量バ
ランスを特別なバランス部材なしに満足することができ
るので、１１１１な構造で安定した動作が可能となり、
高精度な時計を安価に供することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す正面図、第２図は縦断
面図、第３図は要部の拡大断面図。 第４図は一部の拡大乎画図である。 ３５　　・ ３６　・ ４２　・ ５０　・ ・駆動回路 ・減速ギヤ ・減速ギヤ ・減速タイミングベルト ・モータ ・減速ベルト ５　　・ ７　・ ９　・ １３　・ １７　・ １８　・ ：（２・ ３３　・ ３４　・ ・基盤 ・支軸 ・中間軸 ・短對軸 ・短針軸 ・長針軸 ・長針 ・秒針軸 ・秒針 ・電源 ・制御器 ・モータ ・ソーラパネル

Claims (5)

【特許請求の範囲】
1. （１）軸により回転可能に支持された指針に、この指針
   を前記軸との間で回転駆動する駆動機構を設けたことを
   特徴とする時計。
2. （２）駆動機構は指針に内蔵されている請求項１記載の
   時計。
3. （３）回転速度の異なる各指針に備える駆動機構の１つ
   に駆動源を設け、相互の駆動機構を所定の回転比を満足
   するように前記軸部まわりで連結した請求項１または２
   記載の時計。
4. （４）駆動源を備える指針の上面にソーラーパネルを駆
   動源の電源として設けている請求項１〜３の何れかに記
   載の時計。
5. （５）駆動機構は指針の前記軸部から尾端部までに設け
   ている請求項１〜３のいずれかに記載の時計。